JP2019500288A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 缶の蓋、特に飲料用の缶の蓋であって、
   蓋表面（３）の金属蓋材に設けられた境界付けされた開口領域（４）と、
   前記開口領域（４）を開放するためのツーアームレバー部材（５，６）と、を含み、
   前記レバー部材は、特にリベット接続（７）または溶接接合によって前記蓋材に固着され、
   前記開口領域は、タンタブとして構成され、前記タンタブは、前記タブの周囲に亘って伸張している微小なギャップ（８）、特にパンチ処理によるギャップによって前記蓋表面（３）から分離され、前記蓋表面（３）に接続されている前記タンタブの基部は、前記開放する作業の間に効果を奏するキンクベアリング（９）を形成し、
   前記金属蓋材（１）の下側、特に全面は、プラスチック材、特にプラスチックフィルム（３）によって固着する態様でコーティングされ、当該コーティング（１０）は、前記タンタブ（４）とカバー表面（３）との間の前記微小なギャップ（８）に隣接して脆弱化、特にノッチ処理され、好ましくは少なくとも部分的にノッチ処理された開口が形成されていることを特徴とする缶の蓋。
2. 請求項１に記載の缶の蓋であって、前記ツーアームレバー部材（５，６）は、前記蓋表面（３）に固定され、短いレバーアーム（６）は、前記開放の作業において、前記タンタブ（４）を、前記タンタブを下側において覆っておりかつ脆弱化された線によって領域付けされている前記プラスチックコーティング（１０）の一部領域と共に前記缶の内部に回動させ、前記脆弱化された線またはノッチ線（１１）は、前記微小なギャップ（８）の外側に配されていることを特徴とする缶の蓋。
3. 請求項１に記載の缶の蓋であって、前記ツーアームレバー部材（５，６）は、前記タンタブ（４）に固定され、前記ツーアームレバー部材の短いレバーアーム（６）は、前記蓋表面（３）において、特に前記蓋表面（３）の堅い領域（１４）において支持され得、
   長いレバーアーム（５）は、前記開放の作業において、前記タンタブ（４）を、前記タンタブを下側において覆っておりかつ脆弱化された線によって領域付けされている前記プラスチックコーティング（１０）の一部領域と共に外方に回動させ、前記脆弱化された線またはノッチ線（１１）は、前記微小なギャップ（８）の内側に配されていることを特徴とする缶の蓋。
4. 請求項１乃至３のいずれか１つに記載の缶の蓋であって、
   前記金属の缶の蓋（１）の前記タンタブ（４）は、前記タンタブを囲んでいる前記蓋表面（３）と分離され、切断処理によって、特にパンチ処理による相互係合突出部（１２）及び凹部（１３）を形成し、
   前記タンタブ（４）及び前記タンタブと隣接している蓋表面（３）は、前記微小なギャップ（８）を形成しつつ前記突出部（１２）及び前記凹部（１３）を介して形状マッチングの態様でかつ力が伝達する態様で接続され、完成された未開封の缶の蓋の漏出耐性は、内部に配され約１／１０ｍｍから３／１０ｍｍの範囲であるのが好ましい厚さを有するプラスチックコーティングまたはフィルム（１０）によって保証されることを特徴とする缶の蓋。
5. 請求項４に記載の缶の蓋であって、
   前記突出部（１２）と前記凹部（１３）とは、アンダーカットを介して結合されていることを特徴とする缶の蓋。
6. 請求項４または５に記載の缶の蓋であって、
   前記蓋表面（３）は、前記タンタブ（４）の領域内において凹面状に形成されており、前記微小なギャップにおける押圧が内部容器圧力によって増加させられることを特徴とする缶の蓋。
7. 請求項１乃至６のいずれか１つに記載の缶の蓋であって、
   前記下側に設けられている前記プラスチックフィルム（１０）は、前記下側への前記プラスチックフィルムでの封止作業の前に分離された成形ブリスター部分を形成し、前記ノッチ（１１）または部分的な開口ノッチは、前記成形ブリスター部分内に既に設けられていることを特徴とする缶の蓋。
8. 請求項３に記載の缶の蓋であって、
   前記ツーアームレバー部材（５，６）は、前記タンタブ（４）に中心から外れた位置、特に周縁側において接続されていることを特徴とする缶の蓋。
9. 請求項８に記載の缶の蓋であって、
   ツーアームレバー部材（５，６）の長いアーム（５）は、把持タブ、特にリングタブによって形成されていることを特徴とする缶の蓋。
10. 請求項１乃至９のいずれか１つに記載の缶の蓋を有する缶であって、当該缶の蓋が前記缶にビードリムを介して接続されている缶。