JP2019219720A - 電子機器、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの装置がソース装置同士であるかシンク装置同士であるかを判定できるようにする。【解決手段】電子機器は、外部装置と接続可能な接続手段に含まれる端子と、スイッチと、スイッチを介して端子と接続される第1の抵抗器と、スイッチを介して端子と接続される第2の抵抗器と、端子と第1の抵抗器とが接続状態になるようにスイッチが制御された後に、第1の抵抗器に接続された端子の電圧が所定の電圧範囲内にならなかった場合には、端子と第2の抵抗器とが接続状態になるようにスイッチを制御し、端子と第2の抵抗器とが接続状態になるようにスイッチが制御された後に、第2の抵抗器に接続された端子の電圧が所定の電圧範囲内になった場合には、端子と第2の抵抗器とが接続されていない状態になるようにスイッチを制御すると共に所定の通知が行われるように制御する制御手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、USB Type−C規格に準拠したコネクタを有する電子機器およびその制御方法ならびにプログラムに関するものである。
近年、デジタルカメラなどのポータブル機器は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタを有する。特許文献1には、Micro−USBプラグが接続されるコネクタを有する装置が記載されている。
USB規格が策定された後に策定されたUSB Type−C規格では、電力を供給するソース(source)と、電力を受け取るシンク(sink)とが規定されている。以下、ソースとして動作する装置をソース装置と呼び、シンクとして動作する装置をシンク装置と呼ぶ。
特開2013−109410号公報
USB Type−C規格によれば、ソース装置が有するType−Cコネクタ(Type−Cレセプタクル)とシンク装置が有するType−Cコネクタ(Type−Cレセプタクル)とは形状が同じである。そのため、USB Type−Cケーブルを介して2つのソース装置同士または2つのシンク装置同士が接続されてしまうことが起こり得る。しかしながら、USB Type−Cケーブルを介して2つのソース装置同士または2つのシンク装置同士が接続されている状態は、不適切な接続状態であるため、2つのソース装置同士または2つのシンク装置同士からなるUSBシステムは正常に作動しない。そのため、USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの装置がソース装置同士であるかシンク装置同士であるかを判定する方法が求められている。さらに、このような接続状態であることをユーザに通知する方法が求められている。
そこで、本発明は、USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの装置がソース装置同士であるかシンク装置同士であるかを判定できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、外部装置と接続可能な接続手段に含まれる端子と、スイッチと、前記スイッチを介して前記端子と接続される第1の抵抗器と、前記スイッチを介して前記端子と接続される第2の抵抗器と、前記端子と前記第1の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第1の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内にならなかった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチを制御し、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第2の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内になった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続されていない状態になるように前記スイッチを制御すると共に所定の通知が行われるように制御する制御手段とを有する。
上記目的を達成するために、本発明に係る制御方法は、電子機器の制御方法であって、外部装置と接続可能な接続手段に含まれる端子と、第1の抵抗器とが接続状態になるようにスイッチを制御するステップと、前記端子と前記第1の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第1の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内にならなかった場合には、前記端子と第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチを制御するステップと、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第2の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内になった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続されていない状態になるように前記スイッチを制御すると共に所定の通知を行うステップとを有する。
上記目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、外部装置と接続可能な接続手段に含まれる端子と、第1の抵抗器とが接続状態になるようにスイッチを制御するステップと、前記端子と前記第1の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第1の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内にならなかった場合には、前記端子と第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチを制御するステップと、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第2の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内になった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続されていない状態になるように前記スイッチを制御すると共に所定の通知を行うステップとを実行させる。
本発明によれば、USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの装置がソース装置同士であるかシンク装置同士であるかを判定することができる。
実施形態1における電子機器100の構成要素を説明するためのブロック図である。 ソース装置200の構成要素を説明するためのブロック図である。 シンク装置300の構成要素を説明するためのブロック図である。 ソース装置200で行われる処理400の例を説明するためのフローチャートである。 シンク装置300で行われる処理500の例を説明するためのフローチャートである。 電子機器100がシンクとして動作する場合に電子機器100で行われる処理600の例を説明するためのフローチャートである。 電子機器100がソースとして動作する場合に電子機器100で行われる処理700の例を説明するためのフローチャートである。 ソース装置200とシンク装置300とがUSB Type−Cケーブル801を介して接続された状態を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1を参照して、実施形態1における電子機器100の構成要素を説明する。電子機器100は、電子機器100に接続されている外部装置がシンク装置であるかソース装置であるかを判定する機能を有する。実施形態1および他の実施形態では、USB Type−C規格に準拠したシンク(sink)として動作する装置をシンク装置と呼び、USB Type−C規格に準拠したソース(source)として動作する装置をソース装置と呼ぶ。
電子機器100は、プルアップ抵抗器102、プルダウン抵抗器103、スイッチ104、スイッチ制御部105、電圧検出部106、制御部107、タイマ部108、コネクタ109および通知部110を有する。なお、電子機器100は、これらの構成要素以外の構成要素も有するが、実施形態1ではそれらの説明を省略する。
コネクタ109は、USB Type−C規格に準拠したコネクタ(Type−Cレセプタクル)である。コネクタ109には、USB Type−Cケーブルを介して外部装置が接続可能である。コネクタ109は、USB Type−C規格に準拠したCC(Configuration Channel)端子101を有する。なお、コネクタ109は、不図示のVBUS端子、D+端子、D−端子およびGND(グラウンド)端子などをさらに有する。VBUS端子は、USB Type−Cケーブルを介して接続される外部装置との間で電力の受給を行う際に用いられる。D+端子およびD−端子は、データ通信を行うための端子である。GND端子は、信号の基準レベルとなる接地部に接続される。
プルアップ抵抗器102の一端は、電子機器100の電源VCCに接続される。プルアップ抵抗器102の他端は、スイッチ104を介してCC端子101に接続され得る。プルダウン抵抗器103の一端は、接地部に接続される。プルダウン抵抗器103の他端は、スイッチ104を介してCC端子101に接続され得る。
スイッチ104は、第1の状態、第2の状態および第3の状態のいずれかを選択するスイッチである。スイッチ制御部105は、スイッチ104が第1の状態、第2の状態および第3の状態のいずれかを選択するようにスイッチ104を制御する。第1の状態は、プルアップ抵抗器102がCC端子101に接続されているが、プルダウン抵抗器103がCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第1の状態となると、CC端子101はプルアップされることになる。第2の状態は、プルダウン抵抗器103がCC端子101に接続されているが、プルアップ抵抗器102がCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第2の状態となると、CC端子101はプルダウンされることになる。第3の状態は、プルアップ抵抗器102およびプルダウン抵抗器103のいずれもがCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第3の状態となると、CC端子101はいわゆるオープン状態(プルアップ状態でもプルダウン状態でもない状態)となる。なお、スイッチ制御部105の動作は、制御部107によって制御される。
電圧検出部106は、CC端子101の電圧を継続的に検出することにより、CC端子301の電圧を監視する。電圧検出部106は、CC端子101の電圧の変化により、電子機器100に外部装置が接続されたか否かを判定することができる。電子機器100がソースとして動作する場合は、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であるか否かを判定することができる。電子機器100がシンクとして動作する場合は、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であるか否かを判定することができる。第1および第2の電圧範囲はいずれも、USB Type−C規格に従って決定された電圧範囲である。第1および第2の電圧範囲を示す情報は、電圧検出部106内のメモリに記憶されている。第1の電圧範囲は、ソースとして動作する電子機器100の給電能力(15W、7.5W、2.5W)に応じて異なる電圧範囲となる。例えば、電子機器100の給電能力が15W(3A,5V)である場合、第1の電圧範囲は0.85V以上2.45V以下となる。例えば、電子機器100の給電能力が7.5W(1.5A,5V)である場合、第1の電圧範囲は0.45V以上1.50V以下となる。例えば、電子機器100の給電能力が2.5W(0.5A,5V)である場合、第1の電圧範囲は0.25V以上1.50V以下となる。第2の電圧範囲は、電子機器100に接続されているソース装置の給電能力(15W、7.5W、2.5W)に応じて異なる電圧範囲となる。例えば、ソース装置の給電能力が15W(3A,5V)である場合、第2の電圧範囲は1.31V以上2.04V以下となる。例えば、ソース装置の給電能力が7.5W(1.5A,5V)である場合、第2の電圧範囲は0.70V以上1.16V以下となる。例えば、ソース装置の給電能力が2.5W(0.5A,5V)である場合、第2の電圧範囲は0.25V以上0.61V以下となる。
制御部107は、メモリとプロセッサ(例:ハードウェアプロセッサ)とを有する。制御部107が有するメモリには、電子機器100の構成要素を制御するためのプログラムが記憶されている。制御部107が有するプロセッサは、制御部107が有するメモリに記憶されたプログラムを実行することによって電子機器100の構成要素を制御する。制御部107は、メモリに記憶されたプログラムに従って電子機器100の構成要素を制御することにより、電子機器100に接続されている外部装置の種別を判定することができる。後述する処理600および処理700は、例えば、制御部107のプロセッサが制御部107のメモリに記憶されたプログラムに従って電子機器100の構成要素を制御することによって実行され得る。
タイマ部108は、第1のウェイト時間または第2のウェイト時間が経過したか否かを判定することができる。タイマ部108は、制御部107と接続されている。タイマ部108は、制御部107からの要求に従い、第1のウェイト時間または第2のウェイト時間のカウントを開始する。タイマ部108は、第1のウェイト時間または第2のウェイト時間が経過したか否かを示す信号を制御部107に供給する。第1のウェイト時間は、例えば、100ms以上200ms以下内の時間である。なお、第1のウェイト時間は、USB Type−C規格で規定されたtCCDebounceに相当する時間である。第2のウェイト時間は、第1のウェイト時間よりも短い時間である。第2のウェイト時間は、例えば、10ms以上100ms未満内の時間である。
通知部110は、所定の通知を行う。所定の通知とは、電子機器100と外部装置との接続状態が不適切な接続状態であることをユーザに知らせるための所定の通知情報を視覚的、聴覚的または触覚的に出力する処理を含む。電子機器100と外部装置のいずれもがシンク装置である場合、電子機器100と外部装置との接続状態は不適切な接続状態となる。電子機器100と外部装置のいずれもがソース装置である場合も、電子機器100と外部装置との接続状態は不適切な接続状態となる。視覚的、聴覚的または触覚的に出力される所定の通知情報は、電子機器100と外部装置との接続状態が不適切な接続状態であることをユーザに知らせるための情報を含むものであればどのようなものであってもよい。所定の通知情報は、例えば、所定のメッセージ、所定のアイコン、所定の音、所定の振動またはこれらの少なくとも一つを含む。通知部110が表示器を有する場合、通知部110は、表示器に所定のメッセージまたは所定のアイコンを表示することにより、所定の通知情報を視覚的に出力する。通知部110がスピーカを有する場合、通知部110は、所定の音をスピーカから出力することにより、所定の通知情報を聴覚的に出力する。通知部110が振動部を有する場合、通知部110は、振動部に所定の振動を行わせることにより、所定の通知情報を触覚的に出力する。
次に、図2を参照して、ソース装置200の構成要素を説明する。
ソース装置200は、プルアップ抵抗器202、電圧検出部203、制御部204、タイマ部205およびコネクタ206を有する。なお、ソース装置200は、これらの構成要素以外の構成要素も有するが、実施形態1ではそれらの説明を省略する。
コネクタ206は、USB Type−C規格に準拠したコネクタ(Type−Cレセプタクル)である。コネクタ206には、USB Type−Cケーブルを介して外部装置が接続可能である。コネクタ206は、USB Type−C規格に準拠したCC端子201を有する。なお、コネクタ206は、不図示のVBUS端子、D+端子、D−端子およびGND(グラウンド)端子などをさらに有する。
プルアップ抵抗器202の一端は、ソース装置200の電源VCCに接続される。プルアップ抵抗器202の他端は、CC端子201に接続されている。
電圧検出部203は、CC端子201の電圧を継続的に検出することにより、CC端子301の電圧を監視する。電圧検出部203は、CC端子101の電圧の変化により、ソース装置200に外部装置が接続されたか否かを判定することができる。さらに、電圧検出部203は、CC端子201の電圧が上述した第1の電圧範囲内であるか否かを判定することができる。第1の電圧範囲は、上述したように、ソース装置200の給電能力(15W、7.5W、2.5W)に応じて異なる電圧範囲となる。第1の電圧範囲を示す情報は、電圧検出部203内のメモリに記憶されている。
制御部204は、メモリとプロセッサ(例:ハードウェアプロセッサ)とを有する。制御部204が有するメモリには、ソース装置200の構成要素を制御するためのプログラムが記憶されている。制御部204が有するプロセッサは、制御部204が有するメモリに記憶されたプログラムを実行することによってソース装置200の構成要素を制御する。制御部204は、メモリに記憶されたプログラムに従ってソース装置200の構成要素を制御することにより、ソース装置200に接続されている外部装置の種別を判定することができる。後述する処理400は、例えば、制御部204のプロセッサが制御部204のメモリに記憶されたプログラムに従ってソース装置200の構成要素を制御することによって実行され得る。
タイマ部205は、上述した第1のウェイト時間(例えば、100ms以上200ms以下内の時間)が経過したか否かを判定することができる。タイマ部205は、制御部204と接続されている。タイマ部205は、制御部204からの要求に従い、第1のウェイト時間のカウントを開始する。タイマ部205は、第1のウェイト時間が経過したか否かを示す信号を制御部204に供給する。
次に、図3を参照して、シンク装置300の構成要素を説明する。
シンク装置300は、コネクタ306、プルダウン抵抗器302、電圧検出部303、制御部304およびタイマ部305を有する。なお、シンク装置300は、これらの構成要素以外の構成要素も有するが、実施形態1ではそれらの説明を省略する。
コネクタ306は、USB Type−C規格に準拠したコネクタ(Type−Cレセプタクル)である。コネクタ306には、USB Type−Cケーブルを介して外部装置が接続可能である。コネクタ306は、USB Type−C規格に準拠したCC端子301を有する。なお、コネクタ306は、不図示のVBUS端子、D+端子、D−端子およびGND(グラウンド)端子などをさらに有する。
プルダウン抵抗器302の一端は、接地部に接続される。プルダウン抵抗器302の他端は、CC端子301に接続されている。
電圧検出部303は、CC端子301の電圧を継続的に検出することにより、CC端子301の電圧を監視する。電圧検出部303は、CC端子101の電圧の変化により、シンク装置300に外部装置が接続されたか否かを判定することができる。さらに、電圧検出部303は、CC端子301の電圧が上述した第2の電圧範囲内であるか否かを判定することができる。第2の電圧範囲は、上述したように、ソース装置200の給電能力(15W、7.5W、2.5W)に応じて異なる電圧範囲となる。第2の電圧範囲を示す情報は、電圧検出部303内のメモリに記憶されている。
制御部304は、メモリとプロセッサ(例:ハードウェアプロセッサ)とを有する。制御部304が有するメモリには、シンク装置300の構成要素を制御するためのプログラムが記憶されている。制御部304が有するプロセッサは、制御部304が有するメモリに記憶されたプログラムを実行することによってシンク装置300の構成要素を制御する。制御部304は、メモリに記憶されたプログラムに従ってシンク装置300の構成要素を制御することにより、シンク装置300に接続されている外部装置の種別を判定することができる。後述する処理500は、例えば、制御部304のプロセッサが制御部304のメモリに記憶されたプログラムに従ってシンク装置300の構成要素を制御することによって実行され得る。
タイマ部305は、上述した第1のウェイト時間(例えば、100ms以上200ms以下内の時間)が経過したか否かを判定することができる。タイマ部305は、制御部304と接続されている。タイマ部305は、制御部304からの要求に従い、第1のウェイト時間のカウントを開始する。タイマ部305は、第1のウェイト時間が経過したか否かを示す信号を制御部304に供給する。
次に、図4のフローチャートを参照して、ソース装置200で行われる処理400の例を説明する。処理400は、ソース装置200とシンク装置300とがUSB Type−Cケーブルを介して接続された場合に開始される。
ステップS401において、電圧検出部203は、CC端子201の電圧が上述した第1の電圧範囲内であるか否かを判定する。図8は、ソース装置200とシンク装置300とがUSB Type−Cケーブル801を介して接続された状態を説明するための図である。ソース装置200とシンク装置300とがUSB Type−Cケーブル801を介して接続された場合、CC端子201の電圧は第1の電圧範囲内となる。CC端子201の電圧が第1の電圧範囲内である場合、CC端子201の電圧が第1の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部203から制御部204に供給される(ステップS401でYES)。その後、処理400はステップS401からステップS402に進む。一方、CC端子201の電圧が第1の電圧範囲内でない場合、ステップS401が繰り返される(ステップS401でNO)。
ステップS402において、制御部204は、上述した第1のウェイト時間(例えば、100ms以上200ms以下内の時間)のカウントを開始することをタイマ部205に要求する。タイマ部205は、第1のウェイト時間のカウントを開始する。そして、タイマ部205が第1のウェイト時間が経過したと判定した場合、タイマ部205は、第1のウェイト時間が経過したことを示す信号を制御部204に供給する。第1のウェイト時間が経過した後、処理400はステップS402からステップS403に進む。
ステップS403において、電圧検出部203は、CC端子201の電圧が上述した第1の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子201の電圧が第1の電圧範囲内である場合、CC端子201の電圧が第1の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部203から制御部204に通知される(ステップS403でYES)。その後、処理400はステップS403からステップS404に進む。一方、CC端子201の電圧が第1の電圧範囲内でない場合、処理400はステップS403からステップS401に進む(ステップS403でNO)。
ステップS404において、制御部204は、ソース装置200にUSB Type−Cケーブルを介して接続された外部装置がシンク装置300であると判定する。
次に、図5のフローチャートを参照して、シンク装置300で行われる処理500の例を説明する。処理500は、ソース装置200とシンク装置300とがUSB Type−Cケーブルを介して接続された場合に開始される。
ステップS501において、電圧検出部303は、CC端子301の電圧が上述した第2の電圧範囲内であるか否かを判定する。図8は、ソース装置200とシンク装置300とがUSB Type−Cケーブル801を介して接続された状態を説明するための図である。ソース装置200とシンク装置300とがUSB Type−Cケーブル801を介して接続された場合、CC端子301の電圧は第2の電圧範囲内となる。CC端子301の電圧が第2の電圧範囲内である場合、CC端子301の電圧が第2の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部303から制御部304に供給される(ステップS501でYES)。その後、処理500はステップS501からステップS502に進む。一方、CC端子301の電圧が第2の電圧範囲内でない場合、ステップS501が繰り返される(ステップS501でNO)。
ステップS502において、制御部304は、上述した第1のウェイト時間(例えば、100ms以上200ms以下内の時間)のカウントを開始することをタイマ部305に要求する。タイマ部305は、第1のウェイト時間のカウントを開始する。そして、タイマ部305が第1のウェイト時間が経過したと判定した場合、タイマ部305は、第1のウェイト時間が経過したことを示す信号を制御部304に供給する。第1のウェイト時間が経過した後、処理500はステップS502からステップS503に進む。
ステップS503において、電圧検出部303は、CC端子301の電圧が上述した第2の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子301の電圧が第2の電圧範囲内である場合、CC端子301の電圧が第2の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部303から制御部304に供給される(ステップS503でYES)。その後、処理500はステップS503からステップS504に進む。一方、CC端子301の電圧が第2の電圧範囲内でない場合、処理500はステップS503からステップS501に進む(ステップS503でNO)。
ステップS504において、制御部304は、シンク装置300にUSB Type−Cケーブルを介して接続された外部装置がソース装置200であると判定する。
次に、図6のフローチャートを参照して、電子機器100がUSB Type−C規格に準拠したシンクとして動作する場合に電子機器100で行われる処理600の例を説明する。処理600は、電子機器100と外部装置(ソース装置200またはシンク装置300)とがUSB Type−Cケーブルを介して接続された場合に開始される。
ステップS601において、スイッチ制御部105は、スイッチ104が上述した第2の状態となるようにスイッチ104を制御する。第2の状態は、上述したように、プルダウン抵抗器103がCC端子101に接続されているが、プルアップ抵抗器102がCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第2の状態となると、CC端子101はプルダウンされることになる。スイッチ104が第2の状態となった後、処理600はステップS601からステップS602に進む。
ステップS602において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が上述した第2の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS602でYES)。その後、処理600はステップS602からステップS603に進む。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内でない場合、処理600はステップS602からステップS606に進む(ステップS602でNO)。
ステップS603において、制御部107は、上述した第1のウェイト時間(例えば、100ms以上200ms以下内の時間)のカウントを開始することをタイマ部108に要求する。タイマ部108は、第1のウェイト時間のカウントを開始する。そして、タイマ部108が第1のウェイト時間が経過したと判定した場合、タイマ部108は、第1のウェイト時間が経過したことを示す信号を制御部107に供給する。第1のウェイト時間が経過した後、処理600はステップS603からステップS604に進む。
ステップS604において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が上述した第2の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS604でYES)。その後、処理600はステップS604からステップS605に進む。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内でない場合、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内でないことを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS604でNO)。その後、処理600はステップS604からステップS606に進む。
ステップS605において、制御部107は、シンクとして動作する電子機器100にUSB Type−Cケーブルを介して接続された外部装置がソース装置200であると判定する。シンクとして動作する電子機器100にソース装置200が接続された状態であるため、制御部107は、電子機器100とソース装置200との接続状態が正常な接続状態であると判定する。その後、図6に示す処理600は終了する。
ステップS606において、スイッチ制御部105は、スイッチ104が上述した第1の状態となるようにスイッチ104を制御する。第1の状態は、上述したように、プルアップ抵抗器102がCC端子101に接続されているが、プルダウン抵抗器103がCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第1の状態となると、CC端子101はプルアップされることになる。スイッチ104が第1の状態となった後、処理600はステップS606からステップS607に進む。
ステップS607において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS607でYES)。その後、処理600はステップS607からステップS608に進む。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内でない場合、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内でないことを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS607でNO)。その後、処理600はステップS607からステップS601に進む。
ステップS608において、制御部107は、上述した第2のウェイト時間(例えば、10ms以上100ms未満内の時間)のカウントを開始することをタイマ部108に要求する。タイマ部108は、第2のウェイト時間のカウントを開始する。そして、タイマ部108が第2のウェイト時間が経過したと判定した場合、タイマ部108は、第2のウェイト時間が経過したことを示す信号を制御部107に供給する。第2のウェイト時間が経過した後、処理600はステップS608からステップS609に進む。
ステップS609において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS609でYES)。その後、処理600はステップS609からステップS610に進む。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内でない場合、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内でないことを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS609でNO)。その後、処理600はステップS609からステップS601に進む。なお、ステップS608で第2のウェイト時間が経過した後に、ステップS609で再びCC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であるか否かを判定するのは、ステップS607での誤判定を排除するためである。例えば、外来ノイズなどによってCC端子101の電圧が上昇してしまうと、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であることがステップS607で誤って判定されてしまう。このような誤判定を排除するために、ステップS608で第2のウェイト時間が経過した後に、ステップS609で再びCC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であるか否かを判定する。
ステップS610において、制御部107は、シンクとして動作する電子機器100にUSB Type−Cケーブルを介して接続された外部装置がシンク装置300であると判定する。シンクとして動作する電子機器100にシンク装置300が接続された状態であるため、制御部107は、電子機器100とシンク装置300との接続状態が不適切な接続状態であると判定する。その後、処理600はステップS611に進む。
ステップS611において、スイッチ制御部105は、スイッチ104が上述した第3の状態となるようにスイッチ104を制御する。第3の状態は、上述したように、プルアップ抵抗器102およびプルダウン抵抗器103のいずれもがCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第3の状態となると、CC端子101はいわゆるオープン状態(プルアップ状態でもプルダウン状態でもない状態)となる。スイッチ104が第3の状態となった後、処理600はステップS611からステップS612に進む。なお、ステップS611では、スイッチ104が第3の状態となるようにスイッチ104を制御する場合を例に説明したが、スイッチ104が上述した第1の状態となるようにスイッチ104を制御するようにしてもよい。
ステップS612において、制御部107は、通知部110で所定の通知が行われるように通知部110を制御する。なお、通知部110が所定の通知を行うのは、シンクとして動作する電子機器100にシンク装置300が接続されており、電子機器100とシンク装置300との接続状態が不適切な接続状態であるためである。所定の通知が行われることにより、ユーザは、電子機器100とシンク装置300との接続がシンク装置同士の接続であることを知ることができる。通知部110で所定の通知が行われた後、図6に示す処理600は終了する。
このように、実施形態1では、シンクとして動作する電子機器100にシンク装置300が接続された状態であるか否かを判定することができる。さらに、実施形態1では、シンクとして動作する電子機器100にシンク装置300が接続された場合に、電子機器100と外部装置との接続状態が不適切な接続状態であることをユーザに通知することができる。このような通知により、ユーザは、電子機器100と外部装置との接続状態を見直すことができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、電子機器100がUSB Type−C規格に準拠したソースとして動作する場合に電子機器100で行われる処理700の例を説明する。処理700は、電子機器100と外部装置(ソース装置200またはシンク装置300)とがUSB Type−Cケーブルを介して接続された場合に開始される。
ステップS701において、スイッチ制御部105は、スイッチ104が上述した第1の状態となるようにスイッチ104を制御する。第1の状態は、上述したように、プルアップ抵抗器102がCC端子101に接続されているが、プルダウン抵抗器103がCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第1の状態となると、CC端子101はプルアップされることになる。スイッチ104が第1の状態となった後、処理700はステップS701からステップS702に進む。
ステップS702において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS702でYES)。その後、処理700はステップS702からステップS703に進む。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内でない場合、処理700はステップS702からステップS706に進む(ステップS702でNO)。
ステップS703において、制御部107は、上述した第1のウェイト時間(例えば、100ms以上200ms以下内の時間)のカウントを開始することをタイマ部108に要求する。タイマ部108は、第1のウェイト時間のカウントを開始する。そして、タイマ部108が第1のウェイト時間が経過したと判定した場合、タイマ部108は、第1のウェイト時間が経過したことを示す信号を制御部107に供給する。第1のウェイト時間が経過した後、処理700はステップS703からステップS704に進む。
ステップS704において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS704でYES)。その後、処理700はステップS704からステップS705に進む。CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内でない場合、CC端子101の電圧が第1の電圧範囲内でないことを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS704でNO)。その後、処理700はステップS704からステップS706に進む。
ステップS705において、制御部107は、ソースとして動作する電子機器100にUSB Type−Cケーブルを介して接続された外部装置がシンク装置300であると判定する。ソースとして動作する電子機器100にシンク装置300が接続された状態であるため、制御部107は、電子機器100とシンク装置300との接続状態が正常な接続状態であると判定する。その後、図7に示す処理700は終了する。
ステップS706において、スイッチ制御部105は、スイッチ104が上述した第2の状態となるようにスイッチ104を制御する。第2の状態は、上述したように、プルダウン抵抗器103がCC端子101に接続されているが、プルアップ抵抗器102がCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第2の状態となると、CC端子101はプルダウンされることになる。スイッチ104が第2の状態となった後、処理700はステップS706からステップS707に進む。
ステップS707において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS707でYES)。その後、処理700はステップS707からステップS708に進む。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内でない場合、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内でないことを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS707でNO)。その後、処理700はステップS707からステップS701に進む。
ステップS708において、制御部107は、上述した第2のウェイト時間(例えば、10ms以上100ms未満内の時間)のカウントを開始することをタイマ部108に要求する。タイマ部108は、第2のウェイト時間のカウントを開始する。そして、タイマ部108が第2のウェイト時間が経過したと判定した場合、タイマ部108は、第2のウェイト時間が経過したことを示す信号を制御部107に供給する。第2のウェイト時間が経過した後、処理700はステップS708からステップS709に進む。
ステップS709において、電圧検出部106は、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であるか否かを判定する。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内である場合、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であることを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS709でYES)。その後、処理700はステップS709からステップS710に進む。CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内でない場合、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内でないことを示す信号が電圧検出部106から制御部107に供給される(ステップS709でNO)。その後、処理700はステップS709からステップS701に進む。なお、ステップS708で第2のウェイト時間が経過した後に、ステップS709で再びCC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であるか否かを判定するのは、ステップS707での誤判定を排除するためである。例えば、外来ノイズなどによってCC端子101の電圧が上昇してしまうと、CC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であることがステップS707で誤って判定されてしまう。このような誤判定を排除するために、ステップS708で第2のウェイト時間が経過した後に、ステップS709で再びCC端子101の電圧が第2の電圧範囲内であるか否かを判定する。
ステップS710において、制御部107は、ソースとして動作する電子機器100にUSB Type−Cケーブルを介して接続された外部装置がソース装置200であると判定する。ソースとして動作する電子機器100にソース装置200が接続された状態であるため、制御部107は、電子機器100とソース装置200との接続状態が不適切な接続状態であると判定する。その後、処理700はステップS711に進む。
ステップS711において、スイッチ制御部105は、スイッチ104が上述した第3の状態となるようにスイッチ104を制御する。第3の状態は、上述したように、プルアップ抵抗器102およびプルダウン抵抗器103のいずれもがCC端子101から切り離されている状態である。スイッチ104が第3の状態となると、CC端子101はいわゆるオープン状態(プルアップ状態でもプルダウン状態でもない状態)となる。スイッチ104が第3の状態となった後、処理700はステップS711からステップS712に進む。なお、ステップS711では、スイッチ104が第3の状態となるようにスイッチ104を制御する場合を例に説明したが、スイッチ104が上述した第1の状態となるようにスイッチ104を制御するようにしてもよい。
ステップS712において、制御部107は、通知部110で所定の通知が行われるように通知部110を制御する。なお、通知部110が所定の通知を行うのは、ソースとして動作する電子機器100にソース装置200が接続されており、電子機器100とソース装置200との接続状態が不適切な接続状態であるためである。所定の通知が行われることにより、ユーザは、電子機器100とソース装置200との接続がソース装置同士の接続であることを知ることができる。通知部110で所定の通知が行われた後、図7に示す処理700は終了する。
このように、実施形態1では、ソースとして動作する電子機器100にソース装置200が接続された状態であるか否かを判定することができる。さらに、実施形態1では、ソースとして動作する電子機器100にソース装置200が接続された場合に、電子機器100と外部装置との接続状態が不適切な接続状態であることをユーザに通知することができる。このような通知により、ユーザは、電子機器100と外部装置との接続状態を見直すことができる。
[実施形態2]
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、プロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態2では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、プロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態2では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも1つを含む。実施形態2におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
なお、本発明の実施形態は上述した実施形態1または2に限定されるものではない。発明の要旨を逸脱しない範囲で変更または修正された実施形態1または2も本発明の実施形態に含まれる。
100 電子機器
101 CC端子
102 プルアップ抵抗器
103 プルダウン抵抗器
104 スイッチ
105 スイッチ制御部
106 電圧検出部
107 制御部
108 タイマ部

Claims (7)

  1. 外部装置と接続可能な接続手段に含まれる端子と、
    スイッチと、
    前記スイッチを介して前記端子と接続される第1の抵抗器と、
    前記スイッチを介して前記端子と接続される第2の抵抗器と、
    前記端子と前記第1の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第1の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内にならなかった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチを制御し、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第2の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内になった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続されていない状態になるように前記スイッチを制御すると共に所定の通知が行われるように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の抵抗器は、プルダウン抵抗器であり、
    前記第2の抵抗器は、プルアップ抵抗器であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の抵抗器は、プルアップ抵抗器であり、
    前記第2の抵抗器は、プルダウン抵抗器であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記所定の通知を行う通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記端子は、USB Type−C規格に準拠したCC端子であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 電子機器の制御方法であって、
    外部装置と接続可能な接続手段に含まれる端子と、第1の抵抗器とが接続状態になるようにスイッチを制御するステップと、
    前記端子と前記第1の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第1の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内にならなかった場合には、前記端子と第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチを制御するステップと、
    前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第2の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内になった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続されていない状態になるように前記スイッチを制御すると共に所定の通知を行うステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. コンピュータに、
    外部装置と接続可能な接続手段に含まれる端子と、第1の抵抗器とが接続状態になるようにスイッチを制御するステップと、
    前記端子と前記第1の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第1の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内にならなかった場合には、前記端子と第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチを制御するステップと、
    前記端子と前記第2の抵抗器とが接続状態になるように前記スイッチが制御された後に、前記第2の抵抗器に接続された前記端子の電圧が所定の電圧範囲内になった場合には、前記端子と前記第2の抵抗器とが接続されていない状態になるように前記スイッチを制御すると共に所定の通知を行うステップと
    を実行させるためのプログラム。
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