JP2021015439A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2021015439A
JP2021015439A JP2019129611A JP2019129611A JP2021015439A JP 2021015439 A JP2021015439 A JP 2021015439A JP 2019129611 A JP2019129611 A JP 2019129611A JP 2019129611 A JP2019129611 A JP 2019129611A JP 2021015439 A JP2021015439 A JP 2021015439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
terminal
switch means
controlled
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019129611A
Other languages
English (en)
Inventor
芝 秀規
Hideki Shiba
秀規 芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019129611A priority Critical patent/JP2021015439A/ja
Publication of JP2021015439A publication Critical patent/JP2021015439A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

【課題】 USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの機器がDFP機器同士であるかUFP機器同士であるかを判定できるようにする。【解決手段】 電子機器(100)は、外部機器と接続される端子と、前記端子と接続された第1の抵抗と、前記端子と接続された第2の抵抗と、前記端子と前記第1の抵抗および前記第2の抵抗との接続を制御する第1のスイッチ手段と、前記端子とプルダウン抵抗またはプルアップ抵抗との接続を制御する第2のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段とを制御するスイッチ制御手段と、前記外部機器の種類を検出する接続検出手段とを有し、前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記接続検出手段は、前記端子の電圧の変化を監視することにより、前記外部機器の種類を判定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、USB Type−C規格に準拠したコネクタを有する電子機器およびその制御方法ならびにプログラムに関するものである。
近年、デジタルカメラなどのポータブル機器は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタを有する。特許文献1には、Micro−USBプラグが接続されるコネクタを有する機器が記載されている。
特開2013−109410号公報
USB Type−C規格では、DFP(Downstream Facing Port)機器と、UFP(Upstream Facing Port)機器とが規定されている。USB Type−C規格によれば、DFP機器が有するType−Cコネクタ(Type−Cレセプタクル)とUFP機器が有するType−Cコネクタ(Type−Cレセプタクル)とは形状が同じである。そのため、USB Type−Cケーブルを介して2つのDFP機器同士または2つのUFP機器同士が接続されてしまうことが起こり得る。しかしながら、USB Type−Cケーブルを介して2つのDFP機器同士または2つのUFP機器同士が接続されている状態は、不適切な接続状態であるため、2つのDFP機器同士または2つのUFP機器同士からなるUSBシステムは正常に作動しない。そのため、USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの機器がDFP機器同士であるかUFP機器同士であるかを判定する方法が求められている。さらに、このような接続状態であることをユーザに通知する方法が求められている。
そこで、本発明は、USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの機器がDFP機器同士であるかUFP機器同士であるかを判定できるようにすることを目的とする。
本発明に係る電子機器の一つは、電子機器であって、外部機器と接続される端子と、前記端子と接続された第1の抵抗と、前記端子と接続された第2の抵抗と、前記端子と前記第1の抵抗および前記第2の抵抗との接続を制御する第1のスイッチ手段と、前記端子とプルダウン抵抗またはプルアップ抵抗との接続を制御する第2のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段とを制御するスイッチ制御手段と、前記外部機器の種類を検出する接続検出手段とを有し、前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記接続検出手段は、前記端子の電圧の変化を監視することにより、前記外部機器の種類を判定する。
本発明に係る電子機器の一つは、電子機器において、外部機器と接続される端子と、所定の電圧を出力する定電圧手段と、前記端子と前記定電圧手段の間に接続された抵抗と、前記端子と前記抵抗との間の接続を制御する第1のスイッチ手段と、前記端子とプルダウン抵抗またはプルアップ抵抗との接続を制御する第2のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段とを制御するスイッチ制御手段と、前記外部機器の種類を検出する接続検出手段とを有し、前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記接続検出手段は、前記端子に流れる電流の方向を検出することにより、前記外部機器の種類を判定する。
本発明によれば、USB Type−Cケーブルを介して接続されている2つの機器がDFP機器同士であるかUFP機器同士であるかを判定することができる。
実施形態1における電子機器100の構成要素を説明するためのブロック図である。 DFP機器が有する判定部200の構成要素を説明するためのブロック図である。 UFP機器が有する判定部300の構成要素を説明するためのブロック図である。 DFP機器の判定部200で行われる判定処理を説明するためのフローチャートである。 UFP機器の判定部300で行われる判定処理を説明するためのフローチャートである。 DFP機器の判定部200とUFP機器の判定部300とが接続された場合の状態を説明するためのブロック図である。 電子機器100で行われる判定処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2における電子機器800の構成要素を説明するためのブロック図である。 電子機器800で行われる判定処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態3における電子機器1000の構成要素を説明するためのブロック図である。 電子機器1000で行われる判定処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態4における電子機器1200の構成要素を説明するためのブロック図である。 電子機器1200で行われる判定処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1を参照して、実施形態1における電子機器100の構成要素を説明する。電子機器100は、UFP機器として動作する電子機器であり、外部機器の種類(外部機器がUFP機器かDFP機器か)を判定することができる。
CC(Configuration Channel)端子101は、USB Type−Cコネクタに含まれる。CC端子101の状態によって、電子機器100は、外部機器が接続されたか否かを判定することができ、外部機器の種類(外部機器がUFP機器かDFP機器か)を判定することができる。
抵抗102は、信号と電源との間に接続されている。抵抗103は、信号とGNDとの間に接続されている。抵抗102および抵抗103によって、信号を所定の電圧レベルにしておくことが可能となっている。
スイッチ104は、抵抗102および抵抗103で所定の電圧レベルとなっている信号とCC端子101とを接続状態(オン状態)または切断状態(オフ状態)にすることができる。プルダウン抵抗105は、電子機器100がUFP機能を有することを示すのに用いられる。スイッチ106は、プルダウン抵抗105とCC端子101とを接続状態(オン状態)または切断状態(オフ状態)にすることができる。スイッチ制御部107は、スイッチ104とスイッチ106とを制御することができる。
接続検出部108は、CC端子101の状態を監視することにより、外部機器がCC端子101に接続されたか否かを検出することができる。さらに、接続検出部108は、CC端子101の状態を監視することにより、外部機器の種類(外部機器がUFP機器かDFP機器か)を検出することができる。
制御部109は、スイッチ制御部107を制御して、接続検出部108に外部機器を検出させることができる。タイマ部110は、制御部109と接続されており、スイッチ制御部107の切り替えるタイミングなどの時間を計測するのに用いられる。
次に、図2を参照して、DFP機器が有する判定部200の構成要素を説明する。
CC(Configuration Channel)端子201は、USB Type−Cコネクタに含まれる。CC端子201の状態が低い電圧に変化した場合に、DFP機器はUFP機器がCC端子201に接続されたと判定することができる。
プルアップ抵抗202は、CC端子201をプルアップするための抵抗である。
検出部203は、CC端子201の状態を監視することにより、外部機器がCC端子201に接続されたか否かを検出することができる。
制御部204は、接続検出部203を制御して外部機器を特定し、外部機器を制御することができる。タイマ部205は、制御部204と接続されており、接続タイミングなどを計測するのに用いられる。
次に、図3を参照して、UFP機器が有する判定部300の構成要素を説明する。
CC(Configuration Channel)端子301は、USB Type−Cコネクタに含まれる。CC端子301の状態が高い電圧に変化した場合に、UFP機器はDFP機器がCC端子301に接続されたと判定することができる。
プルダウン抵抗302は、CC端子301をプルダウンするための抵抗である。検出部303は、CC端子301の状態を監視することにより、外部機器がCC端子301に接続されたか否かを検出することができる。
制御部304は、接続検出部303を制御して外部機器を特定し、外部機器を制御することができる。タイマ部305は、制御部304と接続されており、接続タイミングなどを計測するのに用いられる。
次に、図4および図6を参照して、DFP機器の判定部200で行われる判定処理を説明する。
図6に示すように、DFP機器の判定部200とUFP機器の判定部300とが接続された場合、ステップS401の処理が開始される。
ステップS401において、接続検出部203は、CC端子201の電圧レベルがプルアップされている電圧レベルからの変化を監視している。電圧レベルが所定の電圧レベルよりも低くなった場合、接続検出部203は、制御部204に通知を行い、ステップS402に移行する。ステップS401において、CC端子201の電圧レベルが所定の電圧レベルよりも低くなければ、ステップS401の状態を続ける。ここで、所定の電圧レベルは、DFP機器の電流供給能力(3.0A、1.5A、0.5Aなど)に応じて異なるものとする。
ステップS402において、制御部204は、ステップS401で接続検出部203から通知を受けたらタイマ部205を動作させ、所定時間のウェイト時間をとり、ステップS403に移行する。ステップS402の所定時間のウェイトは、USB Type−C規格の規格では、100msから200msで規定されている。
ステップS403において、再度、CC端子201の電圧レベルが所定の電圧レベルよりも低くなっているかを監視して、電圧レベルが所定の電圧レベルよりも低い状態を維持していればステップS404に移行する。ステップS403において、CC端子201の電圧レベルが所定の電圧レベルよりも低くなっていなければ、ステップS401に戻る。
ステップS404において、制御部204は、UFP機器が接続されたと判定する。
次に、図5および図6を参照して、UFP機器の判定部300で行われる判定処理を説明する。
図6に示すように、DFP機器の判定部200とUFP機器の判定部300とが接続された場合、ステップS501の処理が開始される。
ステップS501において、接続検出部303は、CC端子301の電圧レベルがプルダウンされている電圧レベルからの変化を監視している。電圧レベルが所定の電圧レベルよりも高くなった場合、接続検出部303は、制御部304に通知を行い、ステップS502に移行する。ステップS501において、CC端子301の電圧レベルが所定の電圧レベルよりも高くなければ、ステップS501の状態を続ける。ここで、所定の電圧レベルは、DFP機器の電流供給能力(3.0A、1.5A、0.5Aなど)に応じて異なるものとする。
ステップS502において、制御部304は、ステップS501で接続検出部303から通知を受けたらタイマ部305を動作させ、所定時間のウェイト時間をとり、ステップS503に移行する。ステップS502の所定時間のウェイトは、USB Type−C規格の規格では、100msから200msで規定されている。
ステップS503において、再度、CC端子301の電圧レベルが所定の電圧レベルよりも高くなっているかを監視して、電圧レベルが所定の電圧レベルよりも高い状態を維持していればステップS504に移行する。ステップS503において、CC端子301の電圧レベルが所定の電圧レベルよりも高くなっていなければ、ステップS501に戻る。
ステップS504おいて、制御部304は、DFP機器が接続されたと判定する。
次に、図7のフローチャートを参照して、電子機器100で行われる判定処理を説明する。
ステップS701において、CC端子101を抵抗102および抵抗103で構成されている信号に接続するために、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオン状態、スイッチ106をオフ状態に制御し、ステップS702に移行する。ここで、スイッチ104がオフ状態の場合の抵抗102および抵抗103で生成される信号の電圧レベルをV1とする。スイッチ106がオフ状態の場合のプルダウン抵抗105で生成される信号の電圧レベルをV2とする。
ステップS702において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルがV1から変化するかを監視する。ステップS702において、任意の期間以内にCC端子101の電圧レベルがV1よりも高くなった場合は、ステップS703に移行する。ステップS702において、任意の期間、CC端子101の電圧レベルがV1から変化がなかった場合は、ステップS706に移行する。ステップS702において、任意の期間以内にCC端子101の電圧レベルがV1よりも低くなった場合は、ステップS709に移行する。
ステップS703において、接続検出部108は、DFP機器が接続されたと判定し、ステップS704に移行する。
ステップS704において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS705に移行する。
ステップS705において、USB Type−C規格に規定されているUFP機器にDFP機器が接続された場合の制御を行う。
ステップS706において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS707に移行する。
ステップS707において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、V2の電圧よりも高くなった場合は、ステップS708に移行する。ステップS707において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、変化がない場合には、ステップS701に移行する。
ステップS708において、接続検出部108は、DFP機器が接続されたと判定し、ステップS705に移行する。
ステップS709において、接続検出部108は、UFP機器が接続されたと判定し、ステップS710に移行する。
ステップS710において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS711に移行する。
ステップS711において、制御部109は、UFP機器として動作する電子機器100にUFP機器が接続されていることと、この接続が正常な接続ではないこととを検出し、ユーザにメッセージ、画像、動画または音声により所定の警告を通知する。これにより、UFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
以上説明したように、実施形態1によれば、UFP機器として動作する電子機器100にUFP機器が接続されたことを判定することができ、UFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
[実施形態2]
以下、図8および図9を参照して、実施形態2を説明する。
図8を参照して、実施形態2における電子機器800の構成要素を説明する。電子機器800は、DFP機器として動作する電子機器であり、外部機器の種類(外部機器がUFP機器かDFP機器か)を判定することができる。
電子機器800の構成要素のうち、電子機器100の構成要素と同様の構成要素については、同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
図8に示すように、電子機器800は、電子機器100と異なり、プルダウン抵抗105ではなくプルアップ抵抗801を有する。プルアップ抵抗801は、電子機器800がDFP機能を有することを示すのに用いられる。
次に、図9のフローチャートを参照して、電子機器800で行われる判定処理を説明する。
ステップS901において、CC端子101を抵抗102および抵抗103で構成されている信号に接続するために、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオン状態、スイッチ106をオフ状態に制御し、ステップS902に移行する。ここで、スイッチ104がオフ状態の場合の抵抗102および抵抗103で生成される信号の電圧レベルをV1とする。スイッチ106がオフ状態の場合のプルアップ801で生成される信号の電圧レベルをV3とする。
ステップS902において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルがV1から変化するか否かを監視する。ステップS902において、任意の期間以内にCC端子101の電圧レベルがV1よりも低くなった場合は、ステップS903に移行する。ステップS902において、任意の期間、CC端子101の電圧レベルがV1から変化がなかった場合は、ステップS906に移行する。ステップS902において、任意の期間以内にCC端子101の電圧レベルがV1よりも高くなった場合は、ステップS909に移行する。
ステップS903において、接続検出部108は、UFP機器が接続されたと判定し、ステップS904に移行する。
ステップS904において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS905に移行する。
ステップS905において、USB Type−C規格に規定されているDFP機器にUFP機器が接続された場合の制御を行う。
ステップS906において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS907に移行する。
ステップS907において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、V3の電圧よりも低くなった場合は、ステップS908に移行する。ステップS907において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、変化がない場合には、ステップS901に移行する。
ステップS908において、接続検出部108は、UFP機器が接続されたと判定し、ステップS905に移行する。
ステップS909において、接続検出部108は、DFP機器が接続されたと判定し、ステップS910に移行する。
ステップS910において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS911に移行する。
ステップS911において、制御部109は、DFP機器として動作する電子機器800にDFP機器が接続されていることと、この接続が正常な接続ではないこととを検出し、ユーザにメッセージ、画像、動画または音声により所定の警告を通知する。これにより、DFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
以上説明したように、実施形態2によれば、DFP機器として動作する電子機器800にDFP機器が接続されたことを判定することができ、DFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
[実施形態3]
以下、図10および図11を参照して、実施形態3を説明する。
図10を参照して、実施形態3における電子機器1000の構成要素を説明する。電子機器1000は、UFP機器として動作する電子機器であり、外部機器の種類(外部機器がUFP機器かDFP機器か)を判定することができる。
電子機器1000の構成要素のうち、電子機器100の構成要素と同様の構成要素については、同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
図10に示すように、電子機器1000は、電子機器100と異なり、抵抗102および抵抗103ではなく定電圧部1001および抵抗1002を有する。定電圧部1001は、所定の電圧を抵抗1002に出力する。抵抗1002は、定電圧部1001の出力とスイッチ104との間に接続される抵抗である。
スイッチ104をオン状態にして、定電圧部1001および抵抗1002で構成されている回路をCC端子101と接続し、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108で監視する。CC端子101の電圧レベルを接続検出部108で監視することによって、CC端子101に流れる電流の方向が検出可能となる。例えば、CC端子101の電圧レベルが定電圧部1001の電圧レベルよりも低い場合は、電流がCC端子101から流出している。CC端子101の電圧レベルが定電圧部1001の電圧レベルよりも高い場合は、電流がCC端子101に流入している。CC端子101の電圧レベルが定電圧部1001の電圧レベルと同じ場合は、電流がCC端子101に流れていない。
次に、図11のフローチャートを参照して、電子機器1000で行われる判定処理を説明する。
ステップS1101において、CC端子101を定電圧部1001と抵抗1002で構成されている回路に接続するために、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオン状態、スイッチ106をオフ状態に制御し、ステップS1102に移行する。
ステップS1102において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101に流れる電流を監視する。ステップS1102において、任意の期間以内にCC端子101に流れる電流が流入する場合は、ステップS1103に移行する。ステップS1102において、任意の期間以内にCC端子101に電流が流れなかった場合は、ステップS1106に移行する。ステップS1102において、任意の期間以内にCC端子101に流れる電流が流出する場合は、ステップS1109に移行する。
ステップS1103において、接続検出部108は、UFP機器が接続されたと判定し、ステップS1104に移行する。
ステップS1104において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS1105に移行する。
ステップS1105において、USB Type−C規格に規定されているUFP機器にDFP機器が接続された場合の制御を行う。
ステップS1106において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS1107に移行する。
ステップS1107において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、V2の電圧よりも高くなった場合は、ステップS1108に移行する。ステップS1107において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、変化がない場合には、ステップS1101に移行する。
ステップS1108において、接続検出部108は、DFP機器が接続されたと判定し、ステップS1105に移行する。
ステップS1109において、接続検出部108は、UFP機器が接続されたと判定し、ステップS1110に移行する。
ステップS1110において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS1111に移行する。
ステップS1111において、制御部109は、UFP機器として動作する電子機器1000にUFP機器が接続されていることと、この接続が正常な接続ではないこととを検出し、ユーザにメッセージ、画像、動画または音声により所定の警告を通知する。これにより、UFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
以上説明したように、実施形態3によれば、UFP機器として動作する電子機器1000にUFP機器が接続されたことを判定することができ、UFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
[実施形態4]
以下、図12および図13を参照して、実施形態4を説明する。
図12を参照して、実施形態4における電子機器1200の構成要素を説明する。電子機器1200は、DFP機器として動作する電子機器であり、外部機器の種類(外部機器がUFP機器かDFP機器か)を判定することができる。
電子機器1200の構成要素のうち、電子機器1000の構成要素と同様の構成要素については、同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
図12に示すように、電子機器1200は、電子機器1000と異なり、プルダウン抵抗105ではなくプルアップ抵抗1201を有する。プルアップ抵抗1201は、電子機器1200がDFP機能を有することを示すのに用いられる。
次に、図13のフローチャートを参照して、電子機器1200で行われる判定処理を説明する。
ステップS1301において、CC端子101を定電圧部1001と抵抗1002で構成されている回路に接続するために、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオン状態、スイッチ106をオフ状態に制御し、ステップS1302に移行する。
ステップS1302において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101に流れる電流を監視する。ステップS1302において、任意の期間以内にCC端子101に流れる電流が流出する場合は、ステップS1303に移行する。ステップS1302において、任意の期間以内にCC端子101に電流が流れなかった場合は、ステップS1306に移行する。ステップS1302において、任意の期間以内にCC端子101に流れる電流が流入する場合は、ステップS1309に移行する。
ステップS1303において、接続検出部108は、DFP機器が接続されたと判定し、ステップS1304に移行する。
ステップS1304において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS1305に移行する。
ステップS1305において、USB Type−C規格に規定されているDFP機器にUFP機器が接続された場合の制御を行う。
ステップS1306において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS1307に移行する。
ステップS1307において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、V3の電圧よりも低くなった場合は、ステップS1308に移行する。ステップS1307において、任意の期間をタイマ部110で計測して、CC端子101の電圧レベルを接続検出部108が監視し、変化がない場合には、ステップS1301に移行する。
ステップS1308において、接続検出部108は、UFP機器が接続されたと判定し、ステップS1305に移行する。
ステップS1309において、接続検出部108は、DFP機器が接続されたと判定し、ステップS1310に移行する。
ステップS1310において、スイッチ制御部107は、スイッチ104をオフ状態、スイッチ106をオン状態に制御し、ステップS1311に移行する。
ステップS1311において、制御部109は、DFP機器として動作する電子機器1200にDFP機器が接続されていることと、この接続が正常な接続ではないこととを検出し、ユーザにメッセージ、画像、動画または音声により所定の警告を通知する。これにより、DFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
以上説明したように、実施形態4によれば、DFP機器として動作する電子機器1200にDFP機器が接続されたことを判定することができ、DFP機器同士が接続されていることをユーザに通知することができる。
[実施形態5]
実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態5では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態5では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1〜4で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態5におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも一つを含む。実施形態5におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
100 電子機器
101 CC端子
102 抵抗
103 抵抗
104 スイッチ
105 プルダウン抵抗
106 スイッチ
107 スイッチ制御部
108 接続検出部
109 制御部
110 タイマ部

Claims (10)

  1. 電子機器であって、
    外部機器と接続される端子と、
    前記端子と接続された第1の抵抗と、
    前記端子と接続された第2の抵抗と、
    前記端子と前記第1の抵抗および前記第2の抵抗との接続を制御する第1のスイッチ手段と、
    前記端子とプルダウン抵抗またはプルアップ抵抗との接続を制御する第2のスイッチ手段と、
    前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段とを制御するスイッチ制御手段と、
    前記外部機器の種類を検出する接続検出手段と
    を有し、
    前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記接続検出手段は、前記端子の電圧の変化を監視することにより、前記外部機器の種類を判定することを特徴とする電子機器。
  2. 前記スイッチ制御手段は、前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された状態と、前記第1のスイッチ手段がオフ状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオン状態に制御された状態とを、所定の時間ごとに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記外部機器の種類が判定された場合、前記スイッチ制御手段は、前記第1のスイッチ手段がオフ状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオン状態に制御された状態を維持することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記端子は、USB Type−C規格に準拠したCC端子であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記端子の電圧が所定の電圧よりも高くなった場合、前記接続検出手段は、前記外部機器がDFP機器であると判定し、
    前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記端子の電圧が所定の電圧よりも低くなった場合、前記接続検出手段は、前記外部機器がUFP機器であると判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 電子機器において、
    外部機器と接続される端子と、
    所定の電圧を出力する定電圧手段と、
    前記端子と前記定電圧手段の間に接続された抵抗と、
    前記端子と前記抵抗との間の接続を制御する第1のスイッチ手段と、
    前記端子とプルダウン抵抗またはプルアップ抵抗との接続を制御する第2のスイッチ手段と、
    前記第1のスイッチ手段と前記第2のスイッチ手段とを制御するスイッチ制御手段と、
    前記外部機器の種類を検出する接続検出手段と
    を有し、
    前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記接続検出手段は、前記端子に流れる電流の方向を検出することにより、前記外部機器の種類を判定することを特徴とする電子機器。
  7. 前記スイッチ制御手段は、前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された状態と、前記第1のスイッチ手段がオフ状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオン状態に制御された状態とを所定の時間ごとに切り替えることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記外部機器の種類が判定された場合、前記スイッチ制御手段は、前記第1のスイッチ手段がオフ状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオン状態に制御された状態を維持することを特徴とする請求項6または7に記載の電子機器。
  9. 前記端子は、USB Type−C規格に準拠したCC端子であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記端子に流れる電流の方向が前記外部機器から前記端子である場合、前記接続検出手段は、前記外部機器がDFP機器であると判定し、
    前記第1のスイッチ手段がオン状態に制御され、前記第2のスイッチ手段がオフ状態に制御された場合に、前記端子に流れる電流の方向が前記端子から前記外部機器である場合、前記接続検出手段は、前記外部機器がUFP機器であると判定することを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の電子機器。
JP2019129611A 2019-07-11 2019-07-11 電子機器 Pending JP2021015439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019129611A JP2021015439A (ja) 2019-07-11 2019-07-11 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019129611A JP2021015439A (ja) 2019-07-11 2019-07-11 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021015439A true JP2021015439A (ja) 2021-02-12

Family

ID=74530601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019129611A Pending JP2021015439A (ja) 2019-07-11 2019-07-11 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021015439A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7244684B1 (ja) 2022-02-02 2023-03-22 Eizo株式会社 通信システム、情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7244684B1 (ja) 2022-02-02 2023-03-22 Eizo株式会社 通信システム、情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置
WO2023149200A1 (ja) * 2022-02-02 2023-08-10 Eizo株式会社 通信システム、情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置
JP2023112879A (ja) * 2022-02-02 2023-08-15 Eizo株式会社 通信システム、情報処理方法、コンピュータプログラム及び情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6730888B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
EP3101762A1 (en) Power adapter, terminal, and method for processing impedance anomalies in charging circuit
EP2843914A1 (en) Electronic device and voltage monitoring method
CN110661968B (zh) 电子设备及其控制方法、及非暂时性计算机可读存储介质
CN109217248B (zh) 一种连接器的故障处理方法和系统
US20210097007A1 (en) Electronic device and control method
RU2673070C2 (ru) Способ и устройство включения или выключения розетки
JP2014131401A (ja) 電子機器及びプログラム
JP6566992B2 (ja) 電子機器、制御方法およびプログラム
JP2016518099A (ja) ワイヤレス充電器
US20180286609A1 (en) Power transmission apparatus
JP2021015439A (ja) 電子機器
JP2017191606A (ja) アクセス装置
JP2019121111A (ja) 電子機器、制御方法およびプログラム
CN112399321A (zh) 蓝牙耳机、蓝牙耳机状态监测方法及可读存储介质
JP2022006640A (ja) 電子機器および制御方法
CN113220617B (zh) 一种即插即用设备的检测电路、检测方法及终端
JP6412420B2 (ja) 電子機器、制御方法およびプログラム
CN109980760B (zh) 从供电装置接收电力的电子设备及其方法
JP2017203727A (ja) ショート検出回路
JP6218486B2 (ja) 印刷装置とその制御方法、及びプログラム
JP2020008897A (ja) 電子機器、制御方法およびプログラム
CN104407883B (zh) 一种控制方法及电子设备
CN214314612U (zh) 一种可控制充电速度的电源线
JP6442765B2 (ja) 情報処理装置、充電制御方法、及び充電制御プログラム