JP2019219573A - 原稿搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿搬送装置にカバーを設けた場合にあっても、原稿搬送装置として使用する場合において、使い勝手を損なわない構成を備えるカバーを有する原稿搬送装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成部の上部側に設けられた原稿搬送装置140であって、搬送される原稿を載置するトレイ部と、トレイ部を覆う第1カバー151と、第1カバー151を、その少なくとも一部が水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構200とを備える。【選択図】図9
Description
本発明は、原稿搬送装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置に設けられる画像読取装置においては、原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)で通紙した原稿を揃えたり、いくつかの原稿を置いておくための作業台が必要となる。通常、別の作業台を画像形成装置の筐体の外形からはみ出た状態で設置される場合が多い。この場合には、全体としての画像形成装置の専有面積が増加する。
一方、原稿搬送装置に、埃、塵、その他の異物の侵入を防止するために、原稿搬送装置のトレイを覆うカバーを有する原稿搬送装置が、特開2015―193454号公報(特許文献1)に提案されている。
この特許文献1に開示される原稿搬送装置のトレイを覆うカバーは、隣り合う位置にある二つのカバーのうち、一方を開閉可能に構成するに当たって、二つのカバーの間から、原稿搬送装置の内部への異物の侵入を抑制する構成を有している。
上述したカバーが閉じている場合、上面が水平になっている場合が多い。そこで、本願発明者らは、原稿搬送装置を使わない場合、テーブルとして活用することを知見した。しかし、原稿搬送装置を使用する場合には、カバーを開ける必要があり、単にカバーをテーブルと使用するだけでは、原稿搬送装置を使用する度に、カバー上の用紙等を取り除かなくてはならず、使い勝手が悪い。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、原稿搬送装置にカバーを設けた場合にあっても、原稿搬送装置として使用する場合において、使い勝手を損なわない構成を備えるカバーを有する原稿搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
この原稿搬送装置においては、画像形成部の上部側に設けられた原稿搬送装置であって、搬送される原稿を載置するトレイ部と、上記トレイ部を覆うカバーと、上記カバーを、その少なくとも一部が水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構とを備える。
他の形態においては、上記保持機構は、上記カバーを前後方向にスライド移動可能に保持する機構を含む。
他の形態においては、上記保持機構は、上記カバーを左右方向にスライド移動可能に保持する機構を含む。
他の形態においては、上記カバーは、第1カバー部材および第2カバー部材を含み、上記第1カバー部材および上記第2カバー部材は相互に折れ曲がり可能に設けられ、上記第1カバー部材および上記第2カバー部材の少なくともいずれか一方は、水平状態を維持したままスライド移動可能に保持されている。
他の形態においては、上記保持機構は、上記カバーを、回動開閉可能に保持するヒンジ機構をさらに含む。
この画像形成装置の一の局面においては、画像形成部、画像読取装置および原稿搬送装置を備える、画像形成装置であって、上記原稿搬送装置は、搬送される原稿を載置するトレイ部と、上記トレイ部を覆うカバーと、上記カバーを、その少なくとも一部が水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構と、を含み、上記保持機構は、上記画像読取装置に対して回動可能に接続された第1領域と、水平方向へ移動可能に上記第1領域に接続された第2領域と、を含む。
他の形態においては、上記画像読取装置に対して回動可能に接続された上記第1領域の支点部には、回転を規制する負荷部材を有し、上記負荷部材により上記第1領域を任意の回転角度位置に保持することができる。
この画像形成装置の他の局面においては、他の形態においては、画像形成部、画像読取装置および原稿搬送装置を備える、画像形成装置であって、上記原稿搬送装置は、搬送される原稿を載置するトレイ部と、上記トレイ部を覆うカバーと、上記カバーを、その少なくとも一部が水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構と、を含み、上記保持機構は、上記画像読取装置に対して水平状態を維持したままスライド移動可能に接続された第1領域と、上記第1領域に対し回動可能に接続された第2領域と、を含む。
他の形態においては、上記第1領域に対し回動可能に接続された上記第2領域の支点部には、回転を規制する負荷部材を有し、上記負荷部材により上記第2領域を任意の回転角度位置に保持することができる。
この原稿搬送装置および画像形成装置によれば、原稿搬送装置にカバーを設けた場合にあっても、原稿搬送装置として使用する場合において、使い勝手を損なわない構成を備えるカバーを有する原稿搬送装置および画像形成装置の提供を可能とする。
以下、図を参照しながら、各実施の形態における画像形成装置について説明する。以下に説明する各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。図面においては、実際の寸法の比率に従って図示しておらず、構造の理解を容易にするために、構造が明確となるように比率を変更して図示している箇所がある。
(画像形成装置100)
図1を参照して、関連技術における画像形成装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100において、カバーが閉じている状態を示す斜視図である。
図1を参照して、関連技術における画像形成装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100において、カバーが閉じている状態を示す斜視図である。
図1において、矢印U,Dは、上下方向を示し、矢印L,Rは画像形成装置100の左右方向を示し、矢印Fr,Reは画像形成装置の前後方向を示す。なお、これらの矢印の意義については、以降に現れる図においても共通である。画像形成装置100に対して通常ユーザーが操作するために立つ位置側が前側、その反対を後側、ユーザーの左手側を左側、ユーザーの右手側が右側となる。また、画像形成装置100の使用状態に鑑みると、矢印L,Rおよび矢印Fr,Reは、水平面を含むように配置され、矢印U,Dは、鉛直方向に沿う方向となる。
図1を参照して、画像形成装置100は、主として、画像を形成する画像形成部110と、原稿の画像を読み取る画像読取装置130と、原稿搬送装置140とを備える。画像形成部110は、画像形成装置100の下部側を構成し、画像読取装置130および原稿搬送装置140は、画像形成装置100の上部側を構成する。画像形成部110の前面側には、操作パネル111が設けられている。
原稿搬送装置140は、第1カバー151、および、第2カバー152を含む。第1カバー151は、第2カバー152側に向って延びる延長カバー151aを含む。
図2から図4を参照して、第1カバー151および原稿搬送装置140について説明する。図2は、第1カバー151を開いた状態を示す前面側斜視図、図3は、その側面図、図4は、その後側斜視図である。以降の図面においては、画像形成装置100の全体の図示は省略し、画像読取装置130および原稿搬送装置140を図示するものとする。
原稿搬送装置140は、用紙等の原稿を保持するトレイ部140tと、原稿を搬送する搬送部140fとを有する。第1カバー151は、トレイ部140tを覆い、第2カバー152は、搬送部140fを覆っている。第1カバー151は、第1ヒンジ装置151Hを用いて、画像読取装置130に対して後側(矢印Re方向)に向けて回動開閉可能に取り付けられている。原稿搬送装置140も、ヒンジ装置140Hを用いて、画像読取装置130に対して後側(矢印Re方向)に向けて回動開閉可能に取り付けられている。
図5から図7を参照して、第2カバー152について説明する。図5は、第1および第2カバーを開いた状態を示す左前面側斜視図、図6はその側面図である、図7はその右前面側斜視図である。
原稿搬送装置140は、第1カバー151に加え、第2カバー152を有する。第2カバー152は、図示省略するヒンジ装置を用いて、原稿搬送装置140に対して左側(矢印R方向)に向けて回動開閉可能に取り付けられている。第1カバー151には、第2カバー152に対してオーバーラップする延長カバー151aが設けられていることから、第1カバー151を開放した状態において、第2カバー152が開放可能となる。
再び、図1を参照して、第1カバー151および第2カバー152を閉じた状態では、第1カバー151(延長カバー151aを含む)および第2カバー152により、画像読取装置120の上面は平坦面となる。よって、この平坦面をテーブルとして活用することができる。しかし、原稿搬送装置140を使用する場合には、第1カバー151を開放するために、第1カバー151の上に載置した用紙等の載置物を移動させる必要がある。
(実施の形態1:原稿搬送装置140/保持機構200)
以下、図を参照しながら、本願発明に基づく実施の形態におけるカバー構造を備えた、原稿搬送装置および画像形成装置について説明する。画像形成装置において、画像形成部および画像読取装置の構成は、上述した画像形成装置100と同じであることから、以下の各実施の形態では、原稿搬送装置の構成について説明する。
以下、図を参照しながら、本願発明に基づく実施の形態におけるカバー構造を備えた、原稿搬送装置および画像形成装置について説明する。画像形成装置において、画像形成部および画像読取装置の構成は、上述した画像形成装置100と同じであることから、以下の各実施の形態では、原稿搬送装置の構成について説明する。
図8から図10を参照して、実施の形態1における原稿搬送装置140について説明する。図8は、本実施の形態における、前後方向に沿った断面で見た場合の原稿搬送装置140の第1状態(閉状態)を示す断面図、図9は、前後方向に沿った断面で見た場合の原稿搬送装置140の第2状態(開状態)を示す断面図、図10は、第1カバー151を開放した状態を示す断面図である。
図8を参照して、この原稿搬送装置140は、搬送される原稿を載置するトレイ部140t(図2参照)と、このトレイ部140tを覆う第1カバー151と、第1カバー151を、水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構200とを備える。
保持機構200は、第1カバー151を前後方向にスライド移動可能に保持する。保持機構200は、画像読取装置130側には、画像読取装置130に固定されたヒンジ機構201、および、ヒンジ機構201に固定され水平方向に延びるように設けられた第1接続部材206を含む。第1接続部材206の前側寄りの位置には、後述するかえり部205が係合するロック孔206hが設けられている。
第1カバー151側には、第1カバー151の内面において前後方向にスライド可能に設けられたロックバー208が設けられている。ロックバー208は、通常状態においては前側の位置が維持されるようにバネ等の力により付勢されている。ロックバー208の前側には、回転軸P6により回動可能に連結されたロックレバー207が連結されている。ロックレバー207は、回転軸P6を中心に回転可能に第1カバー151に取り付けられている。ロックレバー207の後端側には、かえり部205が設けられている。
第1接続部材206とロックバー208との間には、平行リンク機構を構成するように、第2後側接続部材202および第2前側接続部材203が設けられている。
第2後側接続部材202の一端側は、後側回転軸P1により第1接続部材206に対して回動可能に連結され、第2後側接続部材202の他端側は、後側回転軸P2によりロックバー208に対して回動可能に連結されている。第2前側接続部材203の一端側は、前側回転軸P3により第1接続部材206に対して回動可能に連結され、第2前側接続部材203の他端側は、前側回転軸P4によりロックバー208に対して回動可能に連結されている。
図8に示す状態においては、ロックバー208のかえり部205がロック孔206hに係合した状態である。この状態では、ロックバー208と第1接続部材206とは一体となっていることから、第1カバー151は、画像読取装置130に対してヒンジ機構201を中心にして回動開閉可能である。ヒンジ機構201には、回転を規制する公知の負荷部材を設けることで、第1カバー151を任意の回転角度位置に保持させることができる。
図9に示す状態において、ロックレバー207を手前に引くことで、ロックバー208のかえり部205のロック孔206hへの係合を解除することができる。解除した状態で、第1カバー151を上方に持ち上げると、第1接続部材206およびロックバー208により構成された平行リンク機構に基づき、第1カバー151を水平状態を維持したまま前後方向に向けてスライド移動させることができる。
後側回転軸P1、後側回転軸P2、前側回転軸P3および後側回転軸P4の少なくともいずれか一箇所の回転軸に、回転を規制する公知の負荷部材を設けることで、この負荷部材により第1カバー151を水平状態を維持したまま任意の回転角度位置に保持させることができる。
ここで、保持機構200において、第2後側接続部材202および第2前側接続部材203は、画像読取装置130に対して回動可能に接続された第1領域を構成し、ロックバー208およびロックレバー207は、水平方向へ移動可能に第1領域に接続された第2領域を構成する。
以上の構成を備える保持機構200によれば、図10に示すように、第1カバー151の上面を水平状態を保ったまま、第1カバー151の開閉を行なうことができる。その結果、第1カバー151の上面に用紙等を載置した状態のままで、第1カバー151の画像読取装置130に対する開閉を行なうことが可能となる。これにより、第1カバー151をテーブルとして活用することが可能となる。
他方、図10に示すように、ロックバー208のかえり部205がロック孔206hに係合した状態のままであれば、ヒンジ機構201を支点に第1カバー151を画像読取装置130に対して大きく開放させることができる。これにより、大サイズ原稿や多数枚原稿を、容易にトレイ部140t(図2参照)にセットすることができる。
(実施の形態2:保持機構200A)
以下、図11および図12を参照しながら、実施の形態2における保持機構200Aについて説明する。図11は、本実施の形態における、前後方向に沿った断面で見た場合の原稿搬送装置140の第1状態(閉状態)を示す断面図、図12は、前後方向に沿った断面で見た場合の原稿搬送装置140の第2状態(開状態)を示す断面図である。実施の形態1の保持機構200と同一の構成については、同一の参照番号を付し重複する説明は繰り返さない。
以下、図11および図12を参照しながら、実施の形態2における保持機構200Aについて説明する。図11は、本実施の形態における、前後方向に沿った断面で見た場合の原稿搬送装置140の第1状態(閉状態)を示す断面図、図12は、前後方向に沿った断面で見た場合の原稿搬送装置140の第2状態(開状態)を示す断面図である。実施の形態1の保持機構200と同一の構成については、同一の参照番号を付し重複する説明は繰り返さない。
上述した保持機構200との相違点は、本実施の形態においては、第1カバー151が、第1カバー部材151Aおよび第2カバー部材151Bを含み、第1カバー部材151Aおよび第2カバー部材151Bは相互に折れ曲がり可能に設けられている。具体的には、ロックバー208、第2後側接続部材202および第2前側接続部材203は、第1カバー部材151A側に取付されており、第1カバー部材151Aが、第1接続部材206およびロックバー208により構成された平行リンク機構に基づき、第1カバー部材151Aを水平状態を維持したまま前後方向に向けてスライド移動させることができる。
一方、第2カバー部材151Bは、連結部材151Cにより第2後側接続部材202に固定されている。よって、第2カバー部材151Bは、第2後側接続部材202の回動に追従することとなる。
ここで、保持機構200Aにおいて、第2後側接続部材202、第2前側接続部材203、および、第2カバー部材151Bは、画像読取装置130に対して回動可能に接続された第1領域を構成し、ロックバー208およびロックレバー207は、水平方向へ移動可能に第1領域に接続された第2領域を構成する。
以上の構成を備える保持機構200Aによれば、図12に示すように、第1カバー部材151Aの上面を水平状態を保ったまま、第1カバー部材151Aの開閉を行なうことができる。その結果、第1カバー部材151Aの上面に用紙等を載置した状態のままで、第1カバー部材151Aの画像読取装置130に対する開閉を行なうことが可能となる。これにより、第1カバー部材151Aをテーブルとして活用することが可能となる。
他方、ロックバー208のかえり部205がロック孔206hに係合した状態のままであれば、ヒンジ機構201を支点に第1カバー部材151Aおよび第2カバー部材151Bを一体として、画像読取装置130に対して大きく開放させることができる。これにより、大サイズ原稿や多数枚原稿を、容易にトレイ部140t(図2参照)にセットすることができる(図10参照)。
(実施の形態3:保持機構200B)
以下、図13から図16を参照しながら、実施の形態3における保持機構200Bについて説明する。図13は、本実施の形態における、前側から見た場合の原稿搬送装置140の第1状態(閉状態)を示す断面図、図14は、側面側から見た場合の原稿搬送装置140の第1状態(閉状態)を示す断面図、図15は、本実施の形態における、前側から見た場合の原稿搬送装置140の第2状態(第1カバー151横開状態)を示す断面図、図16は、側面側から見た場合の原稿搬送装置140の第3状態(第1カバー151全開状態)を示す断面図である。実施の形態1の保持機構200と同一の構成については、同一の参照番号を付し重複する説明は繰り返さない。
以下、図13から図16を参照しながら、実施の形態3における保持機構200Bについて説明する。図13は、本実施の形態における、前側から見た場合の原稿搬送装置140の第1状態(閉状態)を示す断面図、図14は、側面側から見た場合の原稿搬送装置140の第1状態(閉状態)を示す断面図、図15は、本実施の形態における、前側から見た場合の原稿搬送装置140の第2状態(第1カバー151横開状態)を示す断面図、図16は、側面側から見た場合の原稿搬送装置140の第3状態(第1カバー151全開状態)を示す断面図である。実施の形態1の保持機構200と同一の構成については、同一の参照番号を付し重複する説明は繰り返さない。
図13および図14を参照して、本実施の形態における保持機構200Bの基本的な構成は、上記保持機構200と同じであるが、画像読取装置130に固定される第1接続部材206と、第1カバー151側に固定される第2接続部材204との間には、第1カバー151を横方向(左右方向)にのみスライドさせるスライド機構210が設けられている。このスライド機構210は、第1カバー151を前後方向にはスライドさせない。
ここで、保持機構200Bにおいて、第1接続部材206、画像読取装置130に対して回動可能に接続された第1領域を構成し、第2接続部材204が水平方向へ移動可能に第1接続部材206に接続された第2領域を構成する。
以上の構成を備える保持機構200Bによれば、図15に示すように、第1カバー151の上面を水平状態を保ったまま、第1カバー151の開閉を行なうことができる。その結果、第1カバー151の上面に用紙等を載置した状態のままで、第1カバー151の画像読取装置130に対する開閉を行なうことが可能となる。これにより、第1カバー151をテーブルとして活用することが可能となる。
他方、図16に示すように、ヒンジ機構201を支点に第1カバー151を画像読取装置130に対して大きく開放させることができる。これにより、大サイズ原稿や多数枚原稿を、容易にトレイ部140t(図2参照)にセットすることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100 画像形成装置、110 画像形成部、111 操作パネル、120,130 画像読取装置、140 原稿搬送装置、140H ヒンジ装置、140f 搬送部、140t トレイ部、151 第1カバー、151A 第1カバー部材、151B 第2カバー部材、151C 連結部材、151H 第1ヒンジ装置、151a 延長カバー、152 第2カバー、200,200A,200B 保持機構、201 ヒンジ機構、202 第2後側接続部材、203 第2前側接続部材、204 第2接続部材、205 かえり部、206 第1接続部材、206h ロック孔、207 ロックレバー、208 ロックバー、210 スライド機構。
Claims (9)
- 画像形成部の上部側に設けられた原稿搬送装置であって、
搬送される原稿を載置するトレイ部と、
前記トレイ部を覆うカバーと、
前記カバーを、その少なくとも一部が水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構と、
を備える、原稿搬送装置。 - 前記保持機構は、前記カバーを前後方向にスライド移動可能に保持する機構を含む、請求項1に記載の原稿搬送装置。
- 前記保持機構は、前記カバーを左右方向にスライド移動可能に保持する機構を含む、請求項1に記載の原稿搬送装置。
- 前記カバーは、第1カバー部材および第2カバー部材を含み、
前記第1カバー部材および前記第2カバー部材は相互に折れ曲がり可能に設けられ、
前記第1カバー部材および前記第2カバー部材の少なくともいずれか一方は、水平状態を維持したままスライド移動可能に保持されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置。 - 前記保持機構は、前記カバーを、回動開閉可能に保持するヒンジ機構をさらに含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の原稿搬送装置。
- 画像形成部、画像読取装置および原稿搬送装置を備える、画像形成装置であって、
前記原稿搬送装置は、
搬送される原稿を載置するトレイ部と、
前記トレイ部を覆うカバーと、
前記カバーを、その少なくとも一部が水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構と、を含み、
前記保持機構は、
前記画像読取装置に対して回動可能に接続された第1領域と、
水平方向へ移動可能に前記第1領域に接続された第2領域と、を含む、
画像形成装置。 - 前記画像読取装置に対して回動可能に接続された前記第1領域の支点部には、回転を規制する負荷部材を有し、
前記負荷部材により前記第1領域を任意の回転角度位置に保持することができる、請求項6に記載の画像形成装置。 - 画像形成部、画像読取装置および原稿搬送装置を備える、画像形成装置であって、
前記原稿搬送装置は、
搬送される原稿を載置するトレイ部と、
前記トレイ部を覆うカバーと、
前記カバーを、その少なくとも一部が水平状態を維持したままスライド移動可能に保持する保持機構と、を含み、
前記保持機構は、
前記画像読取装置に対して水平状態を維持したままスライド移動可能に接続された第1領域と、
前記第1領域に対し回動可能に接続された第2領域と、を含む、
画像形成装置。 - 前記第1領域に対し回動可能に接続された前記第2領域の支点部には、回転を規制する負荷部材を有し、
前記負荷部材により前記第2領域を任意の回転角度位置に保持することができる、請求項8に記載の画像形成装置。
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