JP2019219050A - 車両のエネルギー吸収部材、その製造方法及びエネルギー吸収アセンブリ - Google Patents
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Abstract
Description
図4は、本発明の第1実施形態に係るエネルギー吸収部材1の先端部3付近の構造を示す斜視図である。図5は、第1実施形態に係るエネルギー吸収部材1の図3のV−V線における横断面を示す図である。図6は、第1実施形態に係るエネルギー吸収部材1の図3のVI−VI線における横断面を示す図である。図7は、第1実施形態に係るエネルギー吸収部材1の図4のVII−VII線における断面を示す図である。図5及び図6に示す横断面は、エネルギー吸収部材1の長手方向と直交する断面、換言すれば、当該エネルギー吸収部材1を当該長手方向に沿って見た断面である。
図10は、本発明の第2実施形態に係るエネルギー吸収部材1の先端部3付近の構造を示す斜視図である。第2実施形態に係るエネルギー吸収部材1は、内部壁の構成が第1実施形態と異なっており、それ以外の構成については第1実施形態と同様である。したがって、以下では第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図11は、本発明の第3実施形態に係るエネルギー吸収部材1の先端部3付近の構造を示す斜視図である。第3実施形態に係るエネルギー吸収部材1は、内部壁の構成が第1実施形態と異なっており、それ以外について第1実施形態と同様であるので、以下では第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図12は、本発明の第4実施形態に係るエネルギー吸収部材の先端部3付近の構造を示す斜視図である。図13は、本発明の実施形態に係るエネルギー吸収アセンブリを示す平面図である。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されない。本発明は、例えば次のような形態を含む。
1A サイドシル
1B フロントサイドメンバ
1C クラッシュボックス(フロントバンパステイ)
1D フロントサブフレーム
1E ロアクラッシュボックス
1F リアサイドメンバ
1G リアバンパステイ
2 エネルギー吸収部材の基端部
3 エネルギー吸収部材の先端部
10 外部壁
11,12 外部壁の縦壁
13,14 外部壁の横壁
15 外部壁の周縁
20 内部壁
21 第1の内部壁
22 第2の内部壁
23 内部壁の先端縁
24 内部壁の先端縁における後退部分
25 内部壁の先端縁における連続部分
30 後退部分
40 対向部材
41 対向面
D 外部壁の周縁から内部壁の後退部分までの長手方向の距離(切り欠き部の深さ)
Claims (10)
- 車両の前後方向に延びる姿勢で当該車両に設けられ、衝突側の端部である先端部と前記先端部とは前記前後方向の反対側に位置する基端部とを有するエネルギー吸収部材であって、
前記エネルギー吸収部材の長手方向に直交する横断面において内部空間を囲む閉断面を構成するとともに前記閉断面が前記先端部から前記基端部まで連続する外部壁と、
前記横断面において前記長手方向に直交する直交方向に延びかつ前記直交方向の両端が前記外部壁にそれぞれつながって前記内部空間を仕切る少なくとも一つの内部壁と、を備え、
前記先端部における前記内部壁の先端縁は、前記先端部における前記外部壁の周縁よりも前記長手方向の前記基端部側に位置するように前記周縁に対して前記基端部側に後退した後退部分を含み、
前記内部壁は、前記後退部分よりも前記基端部側においては、前記長手方向に連続している、エネルギー吸収部材。 - 請求項1に記載のエネルギー吸収部材であって、
前記少なくとも一つの内部壁は、
前記横断面において前記長手方向に直交する第1の方向に延びかつ前記第1の方向の両端が前記外部壁にそれぞれつながる第1の内部壁と、
前記横断面において前記長手方向に直交するとともに前記第1の方向に交わる第2の方向に延びかつ前記第2の方向の両端が前記第1の内部壁とは異なる部位において前記外部壁にそれぞれつながる第2の内部壁であって前記内部空間において前記第1の内部壁と交差するものと、を含み、
前記第1の内部壁と前記第2の内部壁とが交差する部分において、前記第1の内部壁及び前記第2の内部壁のそれぞれに前記後退部分が設けられている、エネルギー吸収部材。 - 請求項1に記載のエネルギー吸収部材であって、
前記少なくとも一つの内部壁は、
前記横断面において両端が前記外部壁にそれぞれつながる第1の内部壁と、
前記横断面において両端が前記第1の内部壁とは異なる部位において前記外部壁にそれぞれつながる第2の内部壁であって前記第1の内部壁に対して前記長手方向に直交する方向に間隔をおいて並ぶものと、を含み、
前記第1の内部壁及び前記第2の内部壁のそれぞれに前記後退部分が設けられている、エネルギー吸収部材。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載のエネルギー吸収部材であって、前記内部壁の前記先端縁は、前記外部壁の前記周縁を含む平面内において延びかつ前記周縁に連続する連続部分を含み、前記後退部分は前記連続部分よりも前記長手方向の前記基端部側に位置している、エネルギー吸収部材。
- 請求項4に記載のエネルギー吸収部材であって、前記連続部分は、前記長手方向に見たときに前記後退部分の両外側にそれぞれ設けられている、エネルギー吸収部材。
- 請求項1〜5の何れか1項に記載のエネルギー吸収部材であって、前記外部壁の前記周縁から前記内部壁の前記先端縁の前記後退部分までの前記長手方向の距離は、衝突時における最大荷重が発生するストロークに対応する長さを超える値に設定されている、エネルギー吸収部材。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載のエネルギー吸収部材であって、バンパステイ、クラッシュボックス、フロントサイドメンバ、リアサイドメンバ、サイドシル及びフロントサブフレームの何れかである、エネルギー吸収部材。
- 請求項1〜7の何れか1項に記載のエネルギー吸収部材であって、7000系アルミニウム合金からなる、エネルギー吸収部材。
- 請求項1〜8の何れか1項に記載のエネルギー吸収部材と、
前記エネルギー吸収部材の前記外部壁の前記周縁に当接又は近接する対向面を有する対向部材と、を備え、
前記対向面と前記後退部分との間には隙間が形成されている、エネルギー吸収アセンブリ。 - 車両の前後方向に延びる姿勢で当該車両に設けられ、衝突側の端部である先端部と前記先端部とは前記前後方向の反対側に位置する基端部とを有するエネルギー吸収部材を製造するための方法であって、
長手方向に直交する横断面において内部空間を囲む閉断面を構成するとともに前記閉断面が前記先端部から前記基端部まで連続する外部壁と、前記横断面において前記長手方向に直交する直交方向に延びかつ前記直交方向の両端が前記外部壁にそれぞれつながって前記内部空間を仕切る少なくとも一つの内部壁と、を備える部材をアルミニウム合金の押出し成形によって成形する工程と、
前記先端部における前記内部壁の先端縁の少なくとも一部を含む部分を取り除くことにより、前記先端部における前記外部壁の周縁よりも前記長手方向の前記基端部側に位置するように前記周縁に対して前記基端部側に後退した後退部分を前記内部壁の先端縁の少なくとも一部として形成する工程と、を含む、エネルギー吸収部材の製造方法。
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JP2018119088A JP7039398B2 (ja) | 2018-06-22 | 2018-06-22 | 車両のエネルギー吸収部材及びエネルギー吸収アセンブリ |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0565076A (ja) * | 1991-09-10 | 1993-03-19 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の車体強度メンバ構造 |
JP2010144744A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Kobe Steel Ltd | 自動車用エネルギ吸収部材 |
JP2017030626A (ja) * | 2015-08-04 | 2017-02-09 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の衝突エネルギー吸収装置 |
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Patent Citations (3)
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