JP2019218777A - 仮設構造物用の拘束金具 - Google Patents

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正勝 関山
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正勝 関山
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昌樹 伊藤
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【課題】足場または支保工などの仮設構造物を構成する受け材と水平材との間の拘束作業の利便性を向上すること。【解決手段】水平材Bと受け材Cとの間に設ける拘束金具Aであって、水平材Bの上面に位置する連絡部10と、連絡部10の両側から水平材B側に延びる一対の側壁20a,20bと、一対の側壁20a,20bの間に設ける中間壁30と、一方の側壁20aaに設けて中間壁30との間に水平材Bを挟んで位置決め可能な第1の狭持部40と、を少なくとも具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、仮設足場や支保工などの仮設構造物に用いる拘束金具に関し、より詳しくは、仮設構造物を構成する水平材と、その水平材を受ける受け材との間において、該受け材に対する水平材の滑動および浮き上がりを防止するための拘束金具に関する。
仮設構造物の構築にあたり、大引受けaなどの受け材に、支柱受梁bなどの水平材を架設する際、大引受けaに対して支柱受梁bの滑動や浮き上がりを抑制するために、大引受けaと支柱受梁bの間の隙間に、大引受けaや支柱受梁bの素材よりも摩擦係数の高い素材(木材など)を用いた調整材cを両者の間にはさみ挟み込んで、支柱受梁bの位置を拘束する方法が行われている(図4)。
しかし、上記した従来の方法では、以下に記載する問題のうち、少なくとも何れか1つの問題を有する。
(1)使用を重ねていくにつれ、大引受けaや支柱受梁bに変形や曲がりが生じると、調整材のサイズが合わずに拘束力の低下が起こりうる。
(2)その結果、サイズの異なる調整材を用意したり、別途番線結束を施しておく等の追加作業の必要が生じたりする。
(3)大規模な仮設構造物になると大引受けaの数が増え、上記(1)(2)の負担が顕著となる。
よって、本発明は、受け材に載置する水平材を拘束するにあたってより利便性の高い手段の提供を目的の一つとする。
上記課題を解決すべくなされた本願の第1発明は、仮設構造物を構成する水平材と、該水平材を載置する受け材との間で、該受け材に対する水平材の滑動および浮き上がりを防止するための拘束金具であって、水平材の上面に位置する、連絡部と、連絡部の両側から、水平材側に延びる、一対の側壁と、一対の側壁の間に設ける、中間壁と、一方の側壁に設けて、中間壁との間に水平材を挟んで位置決め可能な、第1の狭持部と、を少なくとも具備したことを特徴とする。
また、本願の第2発明は、前記第1発明において、中間壁を連絡部の幅方向へと移動自在に構成し、第1の狭持部による狭持動作によって、中間壁と他方の側壁とで受け材を挟んで位置決め可能に構成してあることを特徴とする。
また、本願の第3発明は、前記第1発明において、中間壁を連絡部の所定位置に固定してあり、他方の側壁に設けて、中間壁との間で受け材を挟んで位置決め可能な、第2の狭持部をさらに具備したことを特徴とする。
また、本願の第4発明は、前記第1発明乃至第3発明のうち何れか1つの発明において、第1の狭持部および第2の狭持部のうち、少なくとも何れか一方の狭持部が、該狭持部を有する側壁に設けた、螺合部と、螺合部に螺合して水平材と当接可能な、ボルトと、からなることを特徴とする。
また、本願の第5発明は、前記第1発明乃至第4発明のうち何れか1つの発明において、連絡部から突設して垂直材を差し込み可能なホゾ部をさらに具備したことを特徴とする。
本発明によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか1つの効果を得ることができる。
(1)調整材を用いずとも、受け材に対して水平材の位置を拘束でき、水平材の滑動や浮き上がりを防止できる。
(2)ボルトの締結作業のみであるため、熟練工でなくとも確実な拘束作業を実施できる。
(3)ボルトを緩めることで簡単に拘束を解除できるため、位置の微修正作業も容易である。
本発明の第1実施例に係る概略斜視図。 本発明の第1実施例に係る概略正面図。 本発明の第2実施例に係る概略正面図。 従来方法を示す概略斜視図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
<1>全体構成
図1,2を参照しながら、本実施例に係る拘束金具Aおよび該拘束金具Aの使用態様について説明する。
図1,2では、仮設足場用の建枠を構成する建地の上に先端部を昇降自在とした受け材Cを複数配置し、この受け材C間に水平材Bを載置して仮設し、本実施例に係る拘束金具Aでもって水平材Bを拘束している。
<1.1>水平材
水平材Bは、仮設構造物の構成部材として略平面方向に架設する長尺部材である。
なお、水平材Bにおける「水平」とは、厳密な水平を定義するものではなく、仮設構造物の略平面方向なども含む。
本実施例では、水平材Bとして、矩形状を呈する鋼管(角パイプ)で構成した梁材を想定している。
<1.2>受け材
受け材Cは、架設する水平材Bを支持するための部材である。
本実施例では、受け材Cとして、大引受けを想定している。
本実施例に係る受け材Cは、水平材Bを載せる台座部と、台座部の両端から水平材B側へと伸びる張出壁C1を有して構成する。
台座部の幅は、水平材Bの幅長よりも長く構成している。
<1.3>拘束金具
本実施例に係る拘束金具Aは、連絡部10、一対の側壁20、中間壁30、および第1の狭持部40と、を少なくとも具備して構成する。
以下、各部の詳細について説明する。
<2>連絡部
連絡部10は、水平材Bの上面に載置する部材である。
本実施例では、連絡部10を鋼板で構成しており、この鋼板の裏面の一部が、水平材Bとの接触面となる。
<3>一対の側壁
一対の側壁20は、水平材Bの幅方向に対向するように位置する部材である。
一対の側壁20は、連絡部10の両側端から水平材B側に伸びるように設ける。よって、連絡部10と一対の側壁20とでもって下側を開口側とした略コ字形状を呈する。
なお、各側壁20は、連絡部10を構成する鋼板の側縁を曲げて形成してもよいし、該鋼板に別部材を溶接して形成してもよい。
<3.1>側壁間の距離
側壁20間の距離は、水平材BBの幅長よりも大きい長さとする。
これは、後述する中間壁30と一方の側壁20aとの間で水平材Bを挟み込んで固定するためである。
<3.2>側壁の延伸長
連絡部10の両側端から水平材B側に伸びる側壁20の延伸長は、長ければ長い程、水平材Bに取り付ける際の安定性が高まる。
本実施例では、一対の側壁20のうち一方の側壁20aについては、水平材Bの下方にある受け材Cの張出壁C1と干渉しない長さに設計している。
なお、他方の側壁20bについては、後述する中間壁30との間に受け材Cの張出壁C1を挟み込むため、上下方向において張出壁C1と重ねる様に設計している。
<4>中間壁
中間壁30は、一対の側壁20の間に設けて、後述する第1の狭持部40と共に、水平材Bを挟み込むための部材である。
本実施例では、中間壁30は連絡部10に上下に貫通した挿通孔11に差し込んだプレートからなり、中間壁30の上端には、挿通孔11の幅長よりも長いボルト42を差し込んで、挿通孔11から中間壁30が下方に抜け出さないよう構成する。
また、連絡壁に設けた挿通孔11の幅は、中間壁30の厚さよりも長く形成することで、中間壁30が挿通孔11の幅長の範囲で移動自在に構成している。
さらに、中間壁30は、後述する第1の狭持部40の狭持動作に伴い、他方の側壁20bに接近するように押し込まれることによって、他方の側壁20bと共に受け材Cの張出壁C1を挟み込むように作用する。
<5>第1の狭持部
第1の狭持部40は、一方の側壁20aに設けて、中間壁30と共に水平材Bを挟み込むための部材である。
第1の狭持部40は、中間壁30と対向して水平材Bを共に挟み込むことが可能であれば如何なる構造を呈しても良い。
本実施例では、第1の狭持部40を、一方の側壁20aに設けた貫通孔411と、前記貫通孔411と連通するように一方の側壁20aの外側面に溶接してあるナット412と、前記ナット412に螺合可能なボルト42と、によって構成している。
図2に示すように、拘束金具Aを水平材Bに載置したのち、ボルト42の螺合を進めていくことで、ボルト42の先端を水平材Bの側面に押し込んで中間壁30と共に水平材Bの両側面を挟み込む。一方で、中間壁30はボルト42で押し込んだ水平材Bに押されて他方の側壁20bとの距離が狭まり、両者の間の張出壁C1を挟み込む。
その結果、拘束金具Aは、受け材Cとの位置決めと水平材Bとの位置決めを行うこととなり、結果的に、受け材Cに対する水平材Bの位置を拘束することとなる。
<6>その他の変形例
その他図示しないが、本発明では以下の変形例を適用することができる。
<6.1>軽量化
連絡部10、側壁20、中間壁30などについて、所望の強度が確保できる前提でパンチング加工を施して拘束金具Aの軽量化を図ることができる。
<6.2>ボルトの螺合構造
一方の側壁20aにネジ溝を切った螺合孔を形成し、この螺合孔にボルト42を螺合する態様で第1の狭持部40を構成してもよい。
<6.3>ボルト先端の態様
ボルト42の先端に別途プレートなどを設けて、水平材Bとの接触面積を増やすように構成してもよい。
<6.4>解放面側の形状
水平材Bとの接触面との反対側の面には、パイプサポートなどの垂直材を差し込んで連結するためのホゾ部などを設けておいてもよい。
図3を参照しながら、実施例2に係る拘束金具Aについて説明する。
実施例1に係る拘束金具Aと大きく異なる点は、次の通りである。
(1)中間壁の構成
中間壁30を移動自在な構成とせず、他方の側壁20bから所定距離だけ離間した位置に固定して設けている。
この所定距離とは、受け材Cの張出壁C1の厚さよりも長いものとする。
(2)第2の狭持部の配置
他方の側壁20bに、第1の狭持部40と同構造を呈する第2の狭持部50(螺合部51,ボルト52)を設け、中間壁30とともに受け材Cの張出壁C1を挟んで位置決め可能に構成している。
本実施例では、中間壁30の位置が固定であることから、第1の狭持材を構成するボルト42の先端位置の調整でもって、拘束金具Aと水平材Bとの間の位置決めが行われ、さらに第2の狭持材を構成するボルト42の先端位置の調整でもって、拘束金具Aと受け材Cとの間の位置決めが行われる。
その結果、拘束金具Aは、受け材Cに対して水平材Bの位置を拘束することとなる。
A 拘束金具
10 連絡部
11 挿通孔
20 側壁
30 中間壁
40 第1の狭持部
41 螺合部
411 貫通孔
412 ナット
42 ボルト
50 第2の狭持部
51 螺合部
511 貫通孔
512 ナット
52 ボルト
B 水平材
C 受け材
C1 張出壁
a 大引受け
b 支柱受梁
c 調整材

Claims (5)

  1. 仮設構造物を構成する水平材と、該水平材を載置する受け材との間で、該受け材に対する水平材の滑動および浮き上がりを防止するための拘束金具であって、
    水平材の上面に位置する、連絡部と、
    連絡部の両側から、水平材側に延びる、一対の側壁と、
    一対の側壁の間に設ける、中間壁と、
    一方の側壁に設けて、中間壁との間に水平材を挟んで位置決め可能な、第1の狭持部と、
    を少なくとも具備したことを特徴とする、
    仮設構造物用の拘束金具。
  2. 中間壁を連絡部の幅方向へと移動自在に構成し、
    第1の狭持部による狭持動作によって、中間壁と他方の側壁とで受け材を挟んで位置決め可能に構成してあることを特徴とする、
    請求項1に記載の仮設構造物用の拘束金具。
  3. 中間壁を連絡部の所定位置に固定してあり、
    他方の側壁に設けて、中間壁との間で受け材を挟んで位置決め可能な、第2の狭持部をさらに具備したことを特徴とする、
    請求項1に記載の仮設構造物用の拘束金具。
  4. 第1の狭持部および第2の狭持部のうち、少なくとも何れか一方の狭持部が、
    該狭持部を有する側壁に設けた、螺合部と、
    螺合部に螺合して水平材と当接可能な、ボルトと、からなることを特徴とする、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の仮設構造物用の拘束金具。
  5. 連絡部から突設して垂直材を差し込み可能なホゾ部をさらに具備したことを特徴とする、
    請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の仮設構造物用の拘束金具。
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