JP2019217986A - 転落防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転落防止板の移動を制限するストッパの設定変更に係る部品を別途保管する必要を無くし、且つ、ストッパの設定変更作業が容易な転落防止装置を提供すること。【解決手段】軌道側ストッパ部80は、ストッパ台座86と、駆動機構部により移動された転落防止板が当たることで移動制限位置を越える移動を制限するストッパ本体81を有する。ストッパ本体81は、ストッパ台座86に対してN個(Nは3以上の整数)の姿勢のうちの任意の姿勢で装着可能であり、当該姿勢を変更することで、段階的な突出量に対応した移動制限位置に設定可能である。【選択図】図7

Description

本発明は、鉄道における駅のプラットホームに設置され、列車とプラットホームとの間の隙間を塞ぐ転落防止装置に関する。
特許文献1に開示されるように、転落防止板の軌道側への突出量を設定可能な転落防止装置が知られるところである。突出量を超えた転落防止板の移動を禁止するためにストッパが必要になるが、突出量を設定変更する場合には、設定変更される突出量に合わせてストッパも設定変更する必要がある。なお、特許文献1の図2に示す様に、突出側と収納側にストッパがあり、突出量を変更すると両方のストッパ共、設定変更する必要がある。
突出量を段階的に設定変更する場合には、特許文献1の図8に示されたストッパのようにスペーサを挟む方式ならば、突出量の設定別に専用のスペーサを用意すれば、ストッパの設定変更作業や設定の確認を容易に実現できる。
特開2016−159755号公報
ところが、突出量の設定種類が増えるほど、専用のスペーサの数が増加する。1つでもスペーサを紛失した場合、ストッパの設定作業ができなくなるので予備を持つことも考慮すると、スペーサを保管管理する場所と手間は膨大となる。
1つの駅に設置される転落防止装置は1台や2台でない上に、次のような手間がかかるからである。すなわち、例えばスペーサの保管場所から必要なスペーサを探し出して用意して現場に持ち込む際には現場での調整を考慮して数種類のスペーサを用意する必要がある。当然、使用されなかったスペーサは持ち帰らねばならない。多数のスペーサを現場へ持ち込み、また持ち帰ることは煩わしいことであり、またスペーサの紛失の機会を増やすことにもなる。
本発明は、こうした背景に基づいて考案されたものである。その目的とするところは、転落防止板の移動を制限するストッパの設定変更に係る部品を別途保管する必要を無くし、且つ、ストッパの設定変更作業が容易な転落防止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の発明は、プラットホームに設置され、乗降時に軌道側へ向けて転落防止板を突出させることで列車との間から旅客が転落することを防止する転落防止装置であって、前記転落防止板を突出させる際の突出量を段階的に変更可能に構成された駆動機構部と、前記転落防止板の移動制限位置に設けられたストッパ部と、を備え、前記ストッパ部は、ストッパ台座と、前記駆動機構部により移動された前記転落防止板が当たることで前記移動制限位置を越える移動を制限するストッパ本体であって、前記ストッパ台座に対してN個(Nは3以上の整数)の姿勢のうち、任意の姿勢で装着可能であり、当該姿勢を変更することで、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置を設定可能なストッパ本体と、を有する、転落防止装置である。
第2の発明は、前記ストッパ本体は、嵌合部を有し、当該嵌合部を軸中心として自転させることで前記N個の姿勢それぞれに変更可能であり、前記ストッパ台座は、前記自転によって変更される前記N個の姿勢それぞれにおける前記ストッパ本体の前記嵌合部の形状とも嵌合する形状を有する被嵌合部を有する、第1の発明の転落防止装置である。
第3の発明は、前記嵌合部が、前記自転に係る自転軸に垂直な断面の外形形状がN角形形状の凸状構造部であり、前記ストッパ台座は、前記凸状構造部が嵌合する凹状構造部である、第2の発明の転落防止装置である。
第4の発明は、前記ストッパ本体は、前記自転軸の軸方向から俯瞰した上面視外形が前記嵌合部より大きい頭部を有し、前記嵌合部が、前記自転軸の軸方向から俯瞰した上面視において前記頭部の中心からずれた位置に設けられている、第3の発明の転落防止装置である。
第5の発明は、前記嵌合部は、前記自転軸に垂直な断面の外形形状がN角形形状である、第3又は第4の発明の転落防止装置である。
第6の発明は、前記嵌合部が、前記自転軸に垂直な断面の外形形状が正N角形形状であり、前記頭部は、前記上面視外形が不等辺N角形形状である、第4の発明の転落防止装置である。
第7の発明は、前記嵌合部と前記頭部とが、対応するN角形の各辺が平行である、第6の発明の転落防止装置である。
第8の発明は、前記嵌合部が、前記自転に係る自転軸に垂直な断面の内側形状がN角形形状の凹状構造部、或いは、N角形形状の貫通孔部を形成する部位であり、前記ストッパ台座は、前記嵌合部に嵌合する凸状構造部である、第2の発明の転落防止装置である。
第9の発明は、前記嵌合部が、前記自転軸の軸方向から前記ストッパ本体を俯瞰した上面視において前記ストッパ本体の中心からずれた位置に設けられている、第8の発明の転落防止装置である。
第10の発明は、前記嵌合部の内側形状が、N角形形状である、第8又は第9の発明の転落防止装置である。
第11の発明は、前記嵌合部の内側形状が、正N角形形状であり、前記ストッパ本体は、前記上面視において不等辺N角形形状である、第9の発明の転落防止装置である。
第12の発明は、前記嵌合部の内側形状と前記ストッパ本体とが、対応するN角形の各辺が平行である、第11の発明の転落防止装置である。
第1の発明によれば、ストッパ部が、転落防止板が当たるストッパ本体と、ストッパ本体を取り付けるストッパ台座とで構成され、ストッパ台座にはストッパ本体の取り付け位置が複数用意されて構成される。ストッパ部の設定を変更するには、既に取り付けてあるストッパ本体をストッパ台座から取り外して、所望する突出量に対応した姿勢に変えて再び取り付ければ済む。
すなわち、転落防止板の突出量の設定種類別に膨大なスペーサを別途保管する必要がなくなる。ストッパの設定変更に当たり、必要なスペーサを探し出して、持ち込んで、持ち帰って、といった煩雑な作業が不要になる。また、現場にあるストッパ本体の取り付け位置を変更するだけであるため、スペーサを紛失する機会を無くすことができる。
第2の発明によれば、嵌合部を軸中心としてストッパ本体を自転させてストッパ台座に取り付けるという簡単な作業でN個の姿勢それぞれに変更することができる。
第3又は第8の発明によれば、ストッパ本体を自転させてストッパ台座に取り付けるだけで、ストッパ台座に対するストッパ本体のN個の姿勢を簡単に変更できる。
第4又は第9の発明によれば、ストッパ本体を自転させてストッパ台座に取り付けるだけで、ストッパ台座に対するストッパ本体の姿勢を簡単に変更できる。
第5又は第10の発明によれば、ストッパ本体を自転させてストッパ台座に取り付ける際の、ストッパ台座に対するストッパ本体のN個の姿勢を簡単に位置決めできる。
第6、第7,第11,第12の何れかの発明によれば、製造が容易となる。
設置状態にある転落防止装置の構成例を示す図であって、(1)上面図及び(2)側面図。 収納完了状態における転落防止装置の内部構造例を示す図であって、(1)上面図及び(2)部分拡大図。 図2のA−A断面図。 第2リンクレバー部の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)ローラ接触面側から見た側面視分解図。 ストッパ本体の構成例を示す3面図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た側面図、(3)ホーム側から見た側面図。 ストッパ台座の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た縦断面図。 軌道側ストッパ部における突出方向への移動制限位置の設定のパターンを説明するための図。 軌道側ストッパ部の変形例と、移動制限位置の設定のパターンを説明するための図(その1)。 軌道側ストッパ部の変形例と、移動制限位置の設定のパターンを説明するための図(その2)。 ストッパ本体の変形例を示す3面図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た側面図、(3)ホーム側から見た側面図。 ストッパ台座の変形例を示す図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た側面図。
本発明を適用した一実施形態である、転落防止装置の概要を説明する。図1は、設置状態にある転落防止装置10の構成例を示す図であり、図1(1)が上面図、図1(2)が側面図である。転落防止装置10は、駅のプラットホーム2の側縁上部に凹設された設置空間に固定される。
転落防止装置10は、設置空間に固定されるメインフレーム14と、その蓋に当たる天板12とで、軌道側に開口する薄型直方形の内部空間を画成し、当該内部空間に、転落防止板16をボールベアリング式のスライドレール18で略水平にスライド自在に支持して構成されている(図2参照)。転落防止板16は駆動機構部20によって軌道側又はホーム側へ移動する(進退動する)ことで、スライド自在に構成されている。
列車4への乗降時以外には、転落防止板16は、その軌道側端部が線路側に突出しないように内部空間に収納された位置にあって移動抑止状態で維持される。この状態を「収納完了状態」と呼ぶ。
列車4への乗降時には、駆動機構部20が作動するのに伴って転落防止板16が自動的に移動可能状態に遷移し、転落防止板16が軌道側へ突出されてプラットホームと列車4との隙間Bを狭くして乗降者がプラットホームと列車との間に転落するのを防止する。この状態を「突出完了状態」と呼ぶ。図1(1)および図1(2)は、何れもこの「突出完了状態」を示している。
突出完了状態になると、転落防止板16は移動可能状態から移動抑止状態へ自動的に切り換えられ、転落防止板16側からの入力(例えば、乗降者が転落防止板16に踏み込んで乗り込もうとした時に生じる反力等)に抗して転落防止板16は現状位置を維持する。つまり、ロック状態となる。
そして、乗降が終了すると、駆動機構部20が反転動作する。転落防止板16が移動抑止状態にあっても、駆動機構部20の作動から始まる駆動力の順方向への伝達が開始されると、自動的に転落防止板16は移動可能状態に切り換えられる。そして、伝達された動力によって転落防止板16がホーム側へ移動され「収納完了状態」に戻され、自動的に転落防止板16は移動抑止状態となる。
では次に、転落防止装置10の内部構造について詳細に説明する。
図2及び図3は、転落防止装置10の内部空間に収納されている本実施形態に係る内部構造を示す図であって収納完了状態を示している。図2では天板12、メインフレーム14、転落防止板16を透視して図示しており、図2(1)は上面図、図2(2)はその部分拡大図である。図3は図2のA−A断面図である。
駆動機構部20は、図示されない制御装置により電気制御される電動モータ21と、電動モータ21の出力軸の回転を減速する減速機構22と、減速機構22の出力軸に連結されたボールネジ部23と、ボールネジ部23の回転によりスライドされる駆動スライダ24と、ボールネジ部23の先端を枢支する軸受25とを備える。つまり、電動モータ21と減速機構22とは、ボールネジ部23を回転駆動させる駆動部として機能する。ボールネジ部23と駆動スライダ24とは、直動機構として機能する。なお、駆動スライダ24は、後述する第1リンク機構部40の一機能部でもある。また、直動機構はラックピニオン、チェーン、タイミングベルト等で構成してもよい。
駆動機構部20に関連して、メインフレーム14には、ボールネジ部23に沿って駆動スライダ24の位置を検知するための検知センサーが適宜設けられる。本実施形態では、転落防止板16が突出完了状態にあるときの駆動スライダ24の位置を検出するための突出完了検知センサー30と、収納完了状態にあるときの駆動スライダ24の位置を検出するための収納完了検知センサー32とが設けられている。突出完了検知センサー30および収納完了検知センサー32は、例えばリミットスイッチで実現され、検知信号を電動モータ21の制御装置に出力し、電動モータ21の回転制御に利用される。
駆動機構部20と転落防止板16は、第1リンク機構部40及び第2リンク機構部60を介して連係する。
第1リンク機構部40は、駆動機構部20により駆動される駆動スライダ24の直線状の運動を揺動運動に変換する機構部であって、駆動スライダ24に設けられたローラガイド42と、揺動体である第1リンクレバー部43とを有する。揺動体である第1リンクレバー部43が駆動機構部20の駆動によって動作し、これにより揺動運動が生じる。
第1リンクレバー部43は、上面視すると直線状を成しており、メインフレーム14から略垂直に突設された揺動軸44で回転自在に枢支されている。そして、第1リンクレバー部43は、駆動機構部20の側の一端(原動端)にローラガイド42のガイド溝内で転動して連結接続する原動端ローラ45を有し、揺動軸44を挟んで反対側の他端(従動端)に揺動端ローラ46を有する。
第2リンク機構部60は、駆動機構部20の駆動によって第1リンク機構部40が動作することで働く揺動運動を、転落防止板16を進退方向に移動させる従動スライダ62の直線運動に変換する機構であって、第2リンクレバー部61と従動スライダ62とを有する。
第2リンクレバー部61は、上面視すると屈曲形(例えば略L字型や、略くの字型)を成しており、その屈曲部にて、メインフレーム14から略垂直に突設された揺動軸63で回転自在に枢支されている。そして、第2リンクレバー部61は、屈曲部よりも駆動機構部20の側の一端部(第1リンクレバー部43寄りの端部:入力端部)に、第1リンク機構部40の揺動端ローラ46が接触して転動するためのローラ接触面64を有する。また、第2リンクレバー部61は、他端部(出力端部)に、従動スライダ62の下面側に設けられたガイド溝66のガイド溝内で転動する出力端ローラ67を有する。そして、この出力端ローラ67の取り付け位置は変更可能に構成されている。
従動スライダ62は、転落防止板16の裏面に固定されたスライドレール18のレール裏面にボルト等で固定されており、ガイド溝66は転落防止板16の進退方向に対して直交又は略直交する方向の溝を形成している。
図2(2)の拡大図に示すように、第2リンクレバー部61のローラ接触面64は、上面視略U字状の転換面64aと、当該転換面の両端から当該レバーの回転方向それぞれに向けて連なる突出完了状態鎖錠面64bおよび収納完了状態鎖錠面64cとを有する。
収納完了状態鎖錠面64cは、収納完了状態の第1リンクレバー部43と第2リンクレバー部61の位置関係において、第1リンクレバー部43の揺動軸44を中心とする曲面を有している。そして、第1リンク機構部40と第2リンク機構部60との収納完了状態における所定の対偶関係の幾何的条件を満たすように設計されており、収納完了状態鎖錠面64cにおける揺動端ローラ46の接触位置が、揺動端ローラ46と揺動軸44とを結ぶ直線上(または略直線上)となる。
この結果、収納完了状態にあるとき、転落防止板16を移動抑止状態にすることができる。具体的には、図2に示すような収納状態にある転落防止板16に対して、突出方向に移動させようとする作用力F1(図2(2)中の太白矢印)が生じると、従動スライダ62が出力端ローラ67を突出方向(軌道方向)へ押す。これに伴って第2リンクレバー部61には時計回りのトルクが生じ、ローラ接触面64が第1リンクレバー部43の揺動端ローラ46を作用力F2(図2(2)中の太黒矢印)で押す。しかし、前述の幾何的関係により作用力F2の方向は、揺動端ローラ46と揺動軸44とを結ぶ直線方向となる。そのため、作用力F2は揺動軸44により支えられて第1リンクレバー部43を回転させることはない。すなわち、ロック状態となる。
同様に、突出完了状態鎖錠面64bは、突出完了状態の第1リンクレバー部43と第2リンクレバー部61の位置関係において、第1リンクレバー部43の揺動軸44を中心とする曲面を有している。そして、第1リンク機構部40と第2リンク機構部60との突出完了状態における所定の対偶関係の幾何的条件を満たすように設計されており、突出完了状態鎖錠面64bにおける揺動端ローラ46との接触位置が、揺動端ローラ46と揺動軸44とを結ぶ直線上(または略直線上)となるように構成されている。すなわち、突出完了状態において転落防止板16を移動抑止状態に維持することができる。
図4は、本実施形態における第2リンクレバー部61の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)ローラ接触面64側から見た側面視分解図である。
第2リンクレバー部61の出力端部には、揺動軸63の挿通孔611からの距離を違えた複数のボルト孔612が変位設置可能方向Lに沿って直列に設けられている。本実施形態では変位設置可能方向Lは、揺動軸63の挿通孔611、より具体的には揺動軸63の中心を通るように設定されている。また、本実施形態ではボルト孔612は6つであるが、その数は複数であれば幾つでもよい。ボルト孔612同士の間隔も適宜設定可能である。そして、複数のボルト孔612のうち何れかに出力端ローラ67が装着される。
出力端ローラ67は、例えば、ベアリングの外周に樹脂環を嵌め込んだローラ本体671と、高さ調整用のローラ台座672とを通しボルト673で同軸に挿通してボルト孔612に螺合させて設置される。出力端ローラ67をどのボルト孔612に固定するかで、第2リンク機構部60によるレバー比(すなわち揺動運動から直線運動への変換率)を変更し、転落防止板16の突出量(進出量)を変更することができる。
なお、第2リンクレバー部61の揺動軸の挿通孔611の中心から出力端部の中心軸である変位設置可能方向Lと、挿通孔611の中心から入力端部のローラ接触面64の中心軸M(突出完了状態鎖錠面64b・転換面64a・収納完了状態鎖錠面64cの3つ面の連接方向の中心軸の意)とは鈍角を成している。
第2リンク機構部60のレバー比変更により転落防止板16の突出量の調整を可能にしたことに対応して、本実施形態では転落防止板16の進退動作が可能な範囲を制限する移動制限部も調整可能に構成されている。
具体的には、図2及び図3に示すように、移動制限部として、メインフレーム14の底面には、転落防止板16の移動方向(進退動作方向)に沿って軌道側ストッパ部80とホーム側ストッパ部90とが突設されている。また、転落防止板16の下面には、転落防止板16の移動方向(進退動作方向)に沿って軌道側係合突起78とホーム側係合突起79とが下向きに設けられている。
そして、転落防止板16が突出方向(軌道側)へ移動すると、やがて軌道側係合突起78の軌道側の側面が軌道側ストッパ部80に当接することで突出方向への移動制限位置を規制する。反対に、転落防止板16が収納方向へ移動すると、やがてホーム側係合突起79のホーム側の側面がホーム側ストッパ部90に当接することで収納方向への移動制限位置を規制する。つまり、軌道側ストッパ部80とホーム側ストッパ部90とに挟まれた距離が転落防止板16の移動可能範囲であり、これを越える移動が制限される。
本実施形態の軌道側ストッパ部80は、図3に示すように、ストッパ本体81と、ストッパ台座86とで構成されている。
図5は、本実施形態のストッパ本体81の構成例を示す3面図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た側面図、(3)ホーム側から見た側面図、にそれぞれ相当する。
ストッパ本体81は、転落防止板16の軌道側係合突起78が当たって、それ以上の突出方向への移動を制限する部品である。ストッパ本体81は、頭部82と、頭部82の上面視中心位置よりオフセットした位置にて頭部82の下面から垂直下向きに突設された嵌合部83と、を有する。
嵌合部83は、ストッパ台座86にストッパ本体81を嵌着するための凸状構造部であり、ストッパ本体81の装着姿勢を変更するための自転軸となる部位である。本実施形態では、嵌合部83は、頭部82の下面から垂直下向きに突設され、その端面にテーパ面85が設けられた柱状形状であって、自転軸方向に垂直な断面の外形形状が正多角形(正N角形形状)、具体的には正N角形の一例として正六角形を有する。頭部82の上面には、嵌合部83の根元の直上部に、嵌合部83の位置を示す嵌合位置マーカ84が凹設されている。
本実施形態の頭部82は、上面視外形が不等辺N角形形状であり、その一例として不等辺六角形を成している。そして、頭部82と嵌合部83とは、対応するN角形の各辺が平行である。
嵌合部83の軸(垂直軸)から頭部82の各側面(第1ストッパ面82a、第2ストッパ面82b、…)までの距離D(D1,D2,…)は、それぞれ異なるように設定されている。換言すると、嵌合部83は、その軸方向(自転軸)に垂直なストッパ本体81の断面最大外形(本実施形態では頭部82)の中心からずれた位置に設けられているとも言える。そして、ストッパ本体81を自転させてストッパ台座86に装着する姿勢によって、そのときホーム側を向いた側面が、転落防止板16の軌道側係合突起78との接触面となる。
図6は、本実施形態のストッパ台座86の構成例を示す図であって、(1)上面図、(2)進退方向の交差方向から見た縦面図、にそれぞれ相当する。
ストッパ台座86は、転落防止装置10の装置本体に固定されている。具体的には、メインフレーム14(図2参照)の底面より上向きに突設されている。
ストッパ台座86の上面には、ストッパ本体81を装着可能な被嵌合部88が凹設されている。すなわち、被嵌合部88は、ストッパ本体81の凸状構造部である嵌合部83が嵌合する凹状構造部である。
被嵌合部88は、ストッパ本体81の嵌合部83を上方から挿入可能な凹状の垂直な穴部である。本実施形態では、N角形の一例として上面視正六角形を有している。
つまり、ストッパ本体81とストッパ台座86とは、嵌合部83の軸を中心にストッパ本体81を回転(自転)させることでストッパ本体81のストッパ台座86に対する装着姿勢を簡単に変えて取り付けることが可能に構成されている。
図7は、軌道側ストッパ部80における突出方向への移動制限位置の設定のパターンを説明するための図である。図7(1)で示すストッパ本体81の姿勢を自転角度「0度」とし、時計回り方向を正、反時計回り方向を負として、図7(2)〜図7(6)に、それぞれ60度ずつ時計回り方向又は反時計回り方向にストッパ本体81を自転させてストッパ台座86に装着した例を示している。
ストッパ本体81は、嵌合部83を有し、当該嵌合部83を軸中心として自転させることで6種類(6個)の姿勢それぞれに変更可能であり、ストッパ台座86へはそのどの姿勢でも装着可能である。そして、嵌合部83の軸から頭部82の各側面(第1ストッパ面82a、第2ストッパ面82b、…)までの距離D(D1,D2,…)が、それぞれ異なるように設定されているので、嵌合部83の軸中心からその時ホーム側を向いている側面までの距離Dによって、転落防止板16の段階的な6種類の突出量に対応した移動制限位置を設定可能である。
すなわち、第2リンクレバー部61(図4参照)に設けられている6つのボルト孔612それぞれに出力端ローラ67を装着した転落防止板16の突出量設定に対して、1対1で対応するように、図7(1)〜図7(6)に示す軌道側ストッパ部80の設定パターンが用意されていることになる。
以上より、本実施形態の転落防止装置10における転落防止板16の突出量の調整作業は、次の通りとなる。
手順[1]:天板12を外し、
手順[2]:転落防止板16をスライドレール18から取り外し、
手順[3]:スライドレール18及び従動スライダ62を取り外し、
手順[4]:出力端ローラ67の装着位置を変更し、
手順[5]:ストッパ本体81のストッパ台座86への取り付け姿勢を、出力端ローラ67の装着位置に対応するように変更する。
なお、手順[1]から手順[3]を省力化するために、天板12や転落防止板16に、出力端ローラ67の装着位置を変更作業するための第1開閉蓋部(調整窓、点検口などと呼んでも良い。)と、軌道側ストッパ部80の設定を変更するための第2開閉蓋部とをそれぞれ設けるとしてもよい。
以上、本実施形態によれば、転落防止板の移動を制限するストッパの設定変更に係る部品を別途管理する必要が無くなり、且つ、ストッパの設定変更作業も容易な転落防止装置を実現することができる。
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な形態は本実施形態に限らず、適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
[変形例その1]
例えば、上記実施形態では、頭部82の上面視外形と、嵌合部83の上面視断面形状と、を同数の多角形としているがこれに限らない。嵌合部83の上面視断面形状を正多角形とするならば、その角数が頭部82の上面視外形の整数倍であればよく、頭部82を六角形とし、嵌合部83の断面外形形状を正十二角形とする構成も可能である。
[変形例その2]
また、頭部82の上面視外形と嵌合部83の断面形状との角数は、上記実施形態の「6」に限らず、「3」以上の整数を用いることができる。例えば、図8に示すストッパ本体81Bのように、頭部82の上面視外形と嵌合部83の断面形状とを、五角形とすることもできる。また、図9に示すストッパ本体81Cのように、頭部82の上面視外形と嵌合部83の断面形状とを、四角形とすることもできる。
[変形例その3]
また、上記実施形態では、嵌合部83の断面形状を正多角形としたが、軸対称の断面形状であれば、正多角形に限らない。例えば、頭部82の上面視形状が四角形であれば、嵌合部83の断面形状を、同じ長さの矩形2つを互いの中心位置で直交させた所謂「十字型」とすることもできる。また、頭部82の上面視形状が六角形であれば、嵌合部83の断面形状を、同じ長さの矩形3つを互いの中心位置で等角で交差させた形状(言うなればアスタリスク型(*型))とすることもできる。
[変形例その4]
また、上記実施形態の嵌合部83は、柱状としたが、これに限らない。例えば、側面部がテーパ面85を兼ねた角錐形としてもよい。
[変形例その5]
また、上記実施形態では、ストッパ本体81とストッパ台座86との凹凸嵌合関係を、ストッパ本体81に嵌合部83を設けてオス側とし、ストッパ台座86に被嵌合部88を設けてメス側としたが、図10及び図11に示すように、オスメスの関係を逆転させてもよい。すなわち、嵌合部83Eを、自転軸に垂直な断面の内側形状がN角形形状の凹状構造部(或いは、図10に示すようなN角形形状の貫通孔部を形成する部位)とし、ストッパ台座86の被嵌合部88Eを凸状構造部とする構成も可能である。
[変形例その6]
また、ホーム側ストッパ部90に、軌道側ストッパ部80と同じ構成を適用することとして、ホーム側への移動に対しても上記実施形態と同様の作用効果を発揮させることとしてもよい。
2…プラットホーム
4…列車
10…転落防止装置
12…天板
14…メインフレーム
16…転落防止板
18…スライドレール
20…駆動機構部
21…電動モータ
22…減速機構
23…ボールネジ部
24…駆動スライダ
25…軸受
30…突出完了検知センサー
32…収納完了検知センサー
40…第1リンク機構部
42…ローラガイド
43…第1リンクレバー部
44…揺動軸
45…原動端ローラ
46…揺動端ローラ
60…第2リンク機構部
61…第2リンクレバー部
611…挿通孔
612…ボルト孔
62…従動スライダ
63…揺動軸
64…ローラ接触面
64a…転換面
64b…突出完了状態鎖錠面
64c…収納完了状態鎖錠面
66…ガイド溝
67…出力端ローラ
671…ローラ本体
672…ローラ台座
673…通しボルト
79…ホーム側係合突起
78…軌道側係合突起
80…軌道側ストッパ部
90…ホーム側ストッパ部
81、81B、81C…ストッパ本体
82…頭部
83…嵌合部
84…嵌合位置マーカ
85…テーパ面
86、86B、86C…ストッパ台座
88…被嵌合部
D…距離
F1…作用力
F2…作用力
L…変位設置可能方向
M…中心軸

Claims (12)

  1. プラットホームに設置され、乗降時に軌道側へ向けて転落防止板を突出させることで列車との間から旅客が転落することを防止する転落防止装置であって、
    前記転落防止板を突出させる際の突出量を段階的に変更可能に構成された駆動機構部と、
    前記転落防止板の移動制限位置に設けられたストッパ部と、
    を備え、
    前記ストッパ部は、
    ストッパ台座と、
    前記駆動機構部により移動された前記転落防止板が当たることで前記移動制限位置を越える移動を制限するストッパ本体であって、前記ストッパ台座に対してN個(Nは3以上の整数)の姿勢のうちの任意の姿勢で装着可能であり、当該姿勢を変更することで、前記段階的な突出量に対応した前記移動制限位置に設定可能なストッパ本体と、
    を有する、
    転落防止装置。
  2. 前記ストッパ本体は、嵌合部を有し、当該嵌合部を軸中心として自転させることで前記N個の姿勢それぞれに変更可能であり、
    前記ストッパ台座は、前記自転によって変更される前記N個の姿勢それぞれにおける前記ストッパ本体の前記嵌合部の形状とも嵌合する形状を有する被嵌合部を有する、
    請求項1に記載の転落防止装置。
  3. 前記嵌合部は、前記自転に係る自転軸に垂直な断面の外形形状がN角形形状の凸状構造部であり、
    前記ストッパ台座は、前記凸状構造部が嵌合する凹状構造部である、
    請求項2に記載の転落防止装置。
  4. 前記ストッパ本体は、前記自転軸の軸方向から俯瞰した上面視外形が前記嵌合部より大きい頭部を有し、前記嵌合部は、前記自転軸の軸方向から俯瞰した上面視において前記頭部の中心からずれた位置に設けられている、
    請求項3に記載の転落防止装置。
  5. 前記嵌合部は、前記自転軸に垂直な断面の外形形状がN角形形状である、
    請求項3又は4に記載の転落防止装置。
  6. 前記嵌合部は、前記自転軸に垂直な断面の外形形状が正N角形形状であり、
    前記頭部は、前記上面視外形が不等辺N角形形状である、
    請求項4に記載の転落防止装置。
  7. 前記嵌合部と前記頭部とは、対応するN角形の各辺が平行である、
    請求項6に記載の転落防止装置。
  8. 前記嵌合部は、前記自転に係る自転軸に垂直な断面の内側形状がN角形形状の凹状構造部、或いは、N角形形状の貫通孔部を形成する部位であり、
    前記ストッパ台座は、前記嵌合部に嵌合する凸状構造部である、
    請求項2に記載の転落防止装置。
  9. 前記嵌合部は、前記自転軸の軸方向から前記ストッパ本体を俯瞰した上面視において前記ストッパ本体の中心からずれた位置に設けられている、
    請求項8に記載の転落防止装置。
  10. 前記嵌合部の内側形状は、N角形形状である、
    請求項8又は9に記載の転落防止装置。
  11. 前記嵌合部の内側形状は、正N角形形状であり、
    前記ストッパ本体は、前記上面視において不等辺N角形形状である、
    請求項9に記載の転落防止装置。
  12. 前記嵌合部の内側形状と前記ストッパ本体とは、対応するN角形の各辺が平行である、
    請求項11に記載の転落防止装置。
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