JP2019217588A - 吸塵ビット用集塵システム及びハンマードリル - Google Patents

吸塵ビット用集塵システム及びハンマードリル Download PDF

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Abstract

【課題】吸塵ビットのビット本体とホース取付部との間の摺動性が悪くなっても、ホース取付部の破損を防止して耐久性を向上させる。【解決手段】吸塵ビット用集塵システムSは、ビット本体71に吸塵用の吸込ヘッド(ホース取付部72)を外装してハンマードリル1に装着される吸塵ビット70と、ハンマードリル1に装着され、吸引力を発生させる導入口66と、導入口66から吸い込んだ粉塵を貯留する集塵部(ダストボックス43)とを備えた集塵装置40と、ホース取付部72と導入口66との間に接続されるフレキシブルホース81とを含んでなる。【選択図】図1

Description

本発明は、電動工具を用いて穿孔作業を行う際に使用される吸塵ビットから粉塵を集塵するために使用される吸塵ビット用集塵システムと、当該吸塵ビット用集塵システムを用いたハンマードリルとに関する。
電動工具を用いてコンクリートや石材に孔を加工する場合、電動ドリル等にドリルビットを装着してドリルビットの回転により穿孔作業が行われる。このとき、発生した粉塵が飛散しないように、特許文献1には、ビット本体内に吸塵路を設けて吸塵路の一端をビット本体の先端に開口させ、他端をビット本体の側面に開口させる吸塵ビットを用いる一方、ファン及びフィルタを収容した装置本体に、吸塵ビットのビット本体に外装される吸込ヘッドを備えた集塵装置を用いて、装置本体を電動工具に装着し、ビット本体の先端から吸い込んだ粉塵を吸込ヘッドから装置本体に集塵可能とした電動工具用集塵装置の発明が開示されている。
欧州特許出願公開第2946860号明細書
上記従来の電動工具用集塵装置では、装置本体に設けられて回転規制される吸込ヘッドに対してビット本体が回転することになるが、吸込ヘッドとビット本体との間に粉塵が侵入すると両者間の摺動性が悪くなり、大きな回転付勢力が加わることで吸込ヘッドが破損してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、吸塵ビットのビット本体と吸込ヘッドとの間の摺動性が悪くなっても、吸込ヘッドの破損を防止して耐久性を向上させることができる吸塵ビット用集塵システム及びハンマードリルを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、吸塵ビット用集塵システムであって、ビット本体に吸塵用の吸込ヘッドを外装して電動工具に装着される吸塵ビットと、
電動工具に装着され、吸引力を発生させる導入口と、導入口から吸い込んだ粉塵を貯留する集塵部とを備えた集塵装置と、
吸込ヘッドと導入口との間に接続されるフレキシブルホースと、を含んでなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、集塵装置は、吸引力を発生させるための集塵用モータ及び集塵用ファンを備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、集塵装置は、電動工具への装着状態で電動工具に設けた吸気室と連通する吸引路を有して吸引力を電動工具から得るものであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、導入口は、集塵装置の前面に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、電動工具の前部には、操作部材の操作によって吸塵ビットを着脱するためのチャック部材が設けられ、集塵装置の前面は、電動工具への装着状態でチャック部材よりも後方に位置していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかの構成において、電動工具は、出力部を収容するハウジングと、ハウジングに防振部を介して相対移動可能に連結される防振ハウジングとを有し、集塵装置は、防振ハウジングに装着されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2の構成において、集塵装置は、集塵用ファンにより発生する排気を、電動工具への装着状態で電動工具の出力部へ供給可能な排気流路を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8に記載の発明は、ハンマードリルであって、請求項1乃至7の何れかに記載の吸塵ビット用集塵システムを備えてなることを特徴とする。
請求項1及び8に記載の発明によれば、ビット本体に吸塵用の吸込ヘッドを外装して電動工具に装着される吸塵ビットと、電動工具に装着され、吸引力を発生させる導入口と、導入口から吸い込んだ粉塵を貯留する集塵部とを備えた集塵装置と、吸込ヘッドと導入口との間に接続されるフレキシブルホースとを含んでなることで、吸塵ビットのビット本体と吸込ヘッドとの間の摺動性が悪くなっても、吸込ヘッドの破損を防止して耐久性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、集塵装置は、吸引力を発生させるための集塵用モータ及び集塵用ファンを備えているので、集塵装置単独で吸引力を発生させることができ、使い勝手が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、集塵装置は、電動工具への装着状態で電動工具に設けた吸気室と連通する吸引路を有して吸引力を電動工具から得るようにしているので、集塵装置の構成が簡略化してコストアップが抑えられる。また、システムの軽量化にも繋がる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、導入口は、集塵装置の前面に設けられているので、フレキシブルホースの接続が容易に行えると共に、フレキシブルホースの長さも短くなり、作業の邪魔になりにくくなる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、電動工具の前部には、操作部材の操作によって吸塵ビットを着脱するためのチャック部材が設けられ、集塵装置の前面は、電動工具への装着状態でチャック部材よりも後方に位置しているので、集塵装置を装着しても操作部材による吸塵ビットの着脱操作の邪魔にならない。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の何れかの効果に加えて、電動工具は、出力部を収容するハウジングと、ハウジングに防振部を介して相対移動可能に連結される防振ハウジングとを有し、集塵装置は、防振ハウジングに装着されているので、より高い防振効果が得られる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、集塵装置は、集塵用ファンにより発生する排気を、電動工具への装着状態で電動工具の出力部へ供給可能な排気流路を有しているので、集塵用の空気を出力部の冷却に有効利用することができる。
形態1の吸塵ビット用集塵システム及びハンマードリルの中央縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 形態1のハンマードリルにおける防振ハウジングの動作状態を示す中央縦断面図である。 形態2の吸塵ビット用集塵システム及びハンマードリルの中央縦断面図である。 (A)は図4のB−B線断面図、(B)はC−C線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、ハンマードリル1に集塵装置40及び吸塵ビット70を装着して吸塵ビット用集塵システムSを形成した例を示す中央縦断面図である。
まず、ハンマードリル1は、出力部3を収容するインナハウジング2と、インナハウジング2の下方に結合され、出力軸6を上向きとしたモータ5を収容するモータハウジング4と、インナハウジング2の外側を覆う外側ハウジング7と、外側ハウジング7の後方からモータハウジング4の下方にかけて設けられるハンドルハウジング8とを有している。
ハンドルハウジング8は、スイッチ10及びスイッチレバー11を備えて外側ハウジング7の後方で上下方向に延びるハンドル部9と、モータハウジング4の下側へ回り込んで、下部に電源となる前後2つのバッテリーパック13,13を装着するバッテリー装着部12とを備えている。バッテリー装着部12内でバッテリーパック13の上側には、制御回路基板を有するコントローラ14が前後方向に収容されている。
ここでの外側ハウジング7は、インナハウジング2及びモータハウジング4に対して前後へ相対移動可能に設けられて、ハンドルハウジング8のハンドル部9は、上端が外側ハウジング7の後面上部と結合され、バッテリー装着部12は、モータハウジング4の下部に対して前後へ相対移動可能に係合している。
そして、インナハウジング2と外側ハウジング7との間と、モータハウジング4とハンドルハウジング8との間とには、防振部15A,15Bが設けられている。防振部15Aは、外側ハウジング7内で、インナハウジング2の後面と外側ハウジング7の後部内面との間にそれぞれ対向させて設けた前後のボス16,16と、両ボス16,16に跨がって外装されるコイルバネ17Aとから形成される。防振部15Bは、ハンドルハウジング8のバッテリー装着部12内で、モータハウジング4の下面でバッテリー装着部12内へ下向きに突出させた突出片18と、その後方でバッテリー装着部12内に立設した受けリブ19との間で前後方向に設けられたコイルバネ17Bとから形成される。
よって、外側ハウジング7及びハンドルハウジング8は、常態ではコイルバネ17A,17Bの付勢により、バッテリー装着部12の前部上端が突出片18の基端に当接する図1の後退位置へ弾性的に付勢されて、コイルバネ17A,17Bの付勢に抗してインナハウジング2及びモータハウジング4に対して前後へ相対移動できる防振ハウジングとなっている。
バッテリー装着部12の前部で左右の側面には、図2に示すように、上下方向のガイド溝20,20がそれぞれ凹設され、バッテリー装着部12の前側下部で左右方向の中央には、上面に係止孔22が形成された凹み部21が形成されている。
一方、出力部3は、インナハウジング2の前側の筒状のバレル部2aに保持されて前後方向に延びる筒状のツールホルダ23を有している。ツールホルダ23の下方では、モータ5の出力軸6がインナハウジング2内に突出しており、その出力軸6の前側に中間軸24が、後側にクランク軸25がそれぞれ上下方向に支持されて、各軸に設けたギア26,26が出力軸6の上端に設けたピニオンと噛合している。中間軸24は、上端に設けたベベルギアが、ツールホルダ23へ回転可能に外装されたベベルギア27と噛合している。このベベルギア27は、ツールホルダ23の外周にスプライン結合された切替スリーブ28が後退して係合することで、中間軸24の回転をツールホルダ23へ伝達するもので、この切替スリーブ28の前後位置は、外側ハウジング7の上面に設けた切替ツマミ29で切替操作可能となっている。
また、ツールホルダ23の後部には、シリンダ30が保持されてピストン31が前後移動可能に収容され、ピストン31と、その後方でクランク軸25に設けた偏心ピン32とがコネクティングロッド33を介して連結されている。シリンダ30内でピストン31の前方には、空気室34を介してストライカ35が前後移動可能に収容されており、その前方でツールホルダ23内には、挿入されたビットが当接するインパクトボルト36が設けられている。ツールホルダ23の前端には、ビットを着脱操作するための操作部材としての操作スリーブ37が設けられている。この操作スリーブ37の前端内側には、ビットに設けた後述する抜け止め凹部74にツールホルダ23を介して係合するチャック部材37a,37aが設けられており、操作スリーブ37の前後へのスライド操作によりチャック部材37aの径方向の移動がロック/アンロックされることでビットの着脱が可能となっている。
このハンマードリル1では、出力軸6が回転すると、クランク軸25は常に回転してピストン31を前後移動させるため、連動したストライカ35がインパクトボルト36を打撃する。よって、切替ツマミ29の操作により、切替スリーブ28を後退位置へ切り替えると、ベベルギア27を介してツールホルダ23が回転するハンマードリルモードとなり、切替スリーブ28を前進位置へ切り替えると、ツールホルダ23が回転せず打撃のみを行うハンマーモードとなる。
そして、集塵装置40は、箱状のケーシング41を有し、ハンマードリル1のモータハウジング4及びハンドルハウジング8の前側で、ケーシング41がバッテリー装着部12に装着される。ケーシング41の下側に設けた結合部42に、集塵部としてのダストボックス43が着脱可能に装着されている。
ケーシング41の後部には、バッテリー装着部12の前面に沿って下方へ延びる後壁部44が形成されて、後壁部44の下端における左右方向の中央には、バッテリー装着部12の凹み部21に嵌合する凸部45が後ろ向きに突設されている。この凸部45の後面には、上端に前向きのフック47を突出させたフック板46が、左右方向のピン48によって前後へ揺動可能に支持されている。凸部45内には、フック板46の下端を後方へ押圧するコイルバネ49が設けられて、フック板46を、上端が凸部45の背面に当接する前側の揺動位置に付勢している。
また、後壁部44の左右に設けられる一対の側板50,50は、図2に示すように、後壁部44よりも後方へ突出してバッテリー装着部12の両側面に被さるようになっており、各側板50の後端には、バッテリー装着部12の左右に設けたガイド溝20,20に係合する係合片51,51が形成されている。
ここではガイド溝20,20に係合片51,51を合わせてケーシング41を下方からスライドさせると、凸部45が凹み部21に下方から嵌合してフック板46のフック47が係止孔22へ係止可能となっている。
さらに、ケーシング41内には、集塵用モータ52が、出力軸53を前向きにして収容されて、出力軸53の前端に集塵用ファン54が設けられている。ケーシング41内には、集塵用ファン54を収容するファン収容室55が区画形成されて、ケーシング41の側面には、ファン収容室55と連通する装置側排気口56,56・・が形成されている。
ケーシング41の下板57には、ファン収容室55の吸込側と連通する連通口58が形成され、上板59には、ファン収容室55の吹出側と連通する筒状の排気流路60が上向きに突出形成されている。
ハンマードリル1の外側ハウジング7におけるバレル部2aの下方には、集塵装置40の装着状態で排気流路60が挿入される排気導入口7aが形成され、排気導入口7aの前方で外側ハウジング7の下面には、本機側排気口7bが形成されて、バレル部2aと外側ハウジング7との間の筒状流路38に排気流路60から吹き出される空気が通過可能となっている。
また、ケーシング41内の上部前端には、LEDを用いたライト61が設けられて、ハンマードリル1への装着状態でツールホルダ23に装着されたビットの前方を照射可能となっている。
ケーシング41の後壁部44とハンドルハウジング8のバッテリー装着部12との間には、ケーシング41の装着状態で互いに電気的に接続される図示しない端子が設けられており、この端子同士の電気的接続により、集塵用モータ52及びライト61の電源は、バッテリーパック13からコントローラ14を介して得られるようになっている。ここではスイッチ10のON動作を契機として集塵用モータ52が駆動してライト61が点灯する。
ダストボックス43は、結合部42に前方から装着される箱状体で、後部下端に設けた係止軸62を、後壁部44の前面下端に設けた受け凹部63に係合させて、上端内面に設けた図示しない係止部をケーシング41の下面に係合させることで、結合部42へ着脱可能に装着される。ダストボックス43内には、装着状態で連通口58の下側に位置するフィルタ収容部64が設けられ、フィルタ収容部64に、前後方向を折り目として左右方向に折り畳まれた紙製のフィルタ65が設けられて、連通口58とダストボックス43内を仕切っている。ダストボックス43の上部前面には、筒状の導入口66が前向きに突設されている。
こうして集塵装置40内には、導入口66から吸い込まれた空気がダストボックス43内に入り、フィルタ65を通過して連通口58からファン収容室55に至る集塵経路Rが形成される。
そして、ハンマードリル1に装着される吸塵ビット70は、前端に切れ刃を備える金属製のビット本体71と、ビット本体71に装着される吸込ヘッドとしての樹脂製のホース取付部72とを備えてなる。ビット本体71の後端に形成されたシャンク部73の後端には、ハンマードリル1のツールホルダ23に差込装着するための一対の抜け止め凹部74,74と、位相が異なる一対の回り止め溝75,75とがそれぞれ軸方向に形成されている。
ビット本体71の軸心には、吸塵路76が形成されている。吸塵路76の前端は、二股に分岐されてビット本体71の前端面に一対の吸込口77,77を開口させている。吸塵路76の後端は、ホース取付部72の装着位置で半径方向へ折曲してビット本体71の周面に出口78を開口させている。
ホース取付部72は、ビット本体71へ相対回転可能に外装される筒状の外装部79と、外装部79と連設されてビット本体71の半径方向外側へ突出し、先端が開口する筒状部80とからなる。外装部79は筒状部80と連通して、出口78を筒状部80内に開放させている。
この筒状部80と集塵装置40の導入口66との間には、フレキシブルホース81が差込接続されて、導入口66での吸引力を筒状部80で発生可能としている。このフレキシブルホース81は、筒状部80と導入口66との間の直線距離よりも長い寸法となって、下方に若干のたわみを有している。
以上の如く構成された吸塵ビット用集塵システムSにおいて、ハンマードリル1に集塵装置40を装着する際には、ハンマードリル1のバッテリー装着部12の前方にケーシング41が位置する状態で、側板50,50の係合片51,51をバッテリー装着部12のガイド溝20,20に下方から係合するように何れか一方を上下方向へスライドさせる。すると、側板50,50間にバッテリー装着部12が嵌合して結合されると共に、フック板46のフック47が係止孔22に係止して装着が完了する。このとき、ケーシング41の排気流路60は、外側ハウジング7の排気導入口7aに挿入してファン収容室55を筒状流路38に連通させる。また、装着状態でケーシング41の前面は、操作スリーブ37の内側に設けたチャック部材37aよりも後方に位置している。
そして、ツールホルダ23に装着した吸塵ビット70のビット本体71の先端を被加工材の被加工面に押し当てた状態でハンマードリル1のスイッチレバー11を押し込み操作してスイッチ10をONさせると、モータ5が駆動して出力軸6が回転し、中間軸24及びクランク軸25を回転させる。ここでは前述のようにハンマードリルモードとハンマーモードとの何れを選択してもピストン31は常に往復動するため、連動するストライカ35によってインパクトボルト36を介してビット本体71は打撃される。
また、コントローラ14からの給電により、ケーシング41内の集塵用モータ52も駆動して集塵用ファン54が回転するため、集塵経路Rが負圧となってフレキシブルホース81に吸引力が発生する。よって、吸塵ビット70ではホース取付部72及び吸塵路76を介して吸込口77から外気が吸引される。吸引された外気は、吸塵路76及びホース取付部72を通り、フレキシブルホース81を介して導入口66からダストボックス43内に入る。そして、フィルタ65を通過して連通口58からファン収容室55に至り、一部は装置側排気口56から外部へ排出される。従って、被加工材から生じた粉塵は、吸込口77に吸い込まれてホース取付部72及びフレキシブルホース81を介してダストボックス43内に進入し、フィルタ65に捕捉されてダストボックス43内に貯留する。
一方、ファン収容室55に進入した外気の他の部分は、排気流路60から外側ハウジング7の排気導入口7aを通って筒状流路38に至り、バレル部2aと外側ハウジング7との間を通過して本機側排気口7bから排出される。この空気の流れにより、バレル部2aが冷却される。
また、モータ5の出力軸6には、モータ冷却用ファン82が設けられて、バッテリー装着部12におけるコントローラ14の左右外側の側面には、吸気口83が、モータハウジング4の底面には、バッテリー装着部12内と連通する開口84がそれぞれ形成されている。よって、出力軸6の回転に伴うモータ冷却用ファン82の回転により、吸気口83から外気が吸い込まれてコントローラ14を冷却した後、開口84からモータハウジング4内に入ってモータ5を冷却し、外側ハウジング7に設けた図示しない排気口から排出される。この冷却風の一部は、筒状流路38へ合流してバレル部2aを冷却した後、本機側排気口7bから排出される。
そして、ビット本体71の回転に伴い、ホース取付部72の外装部79との間に発生する摩擦力により、ホース取付部72にはビット本体71の回転方向への回転付勢力が加わるが、筒状部80と導入口66との間にはフレキシブルホース81が接続されているので、ホース取付部72の回転は抑制される。外装部79の摺動部分に粉塵等が進入して摺動性が悪くなっても、フレキシブルホース81によって回転の抑制効果は得られる。
また、穿孔作業時に発生する振動により、インナハウジング2及びモータハウジング4は前後移動することになる。しかし、外側ハウジング7及びハンドルハウジング8は、防振部15A,15Bによって、図3に二点鎖線で示すように前後へ相対移動して振動を緩和するため、作業者の手へ伝わる振動が抑えられる。このとき集塵装置40も、防振されるハンドルハウジング8のバッテリー装着部12に装着されているため、ハンドルハウジング8の全体重量が大きくなって振動が生じにくくなる。
一方、集塵装置40の取り外しは、フック板46の下端を前方へ押し込んで係止孔22へのフック47の係止を解除した状態で、装着時と逆にハンマードリル1と集塵装置40との何れか一方を他方からの離間方向へスライドさせると、側板50,50の係合片51,51がバッテリー装着部12のガイド溝20,20から外れて取り外しが完了する。
また、ダストボックス43内に貯留した粉塵を廃棄する際には、ダストボックス43の上部を前方へ引っ張ってケーシング41との係止を解除させ、そのまま係止軸62を中心に前方へ倒すようにすれば、ダストボックス43を結合部42から取り外すことができ、内部に貯留した粉塵を廃棄することができる。
このように、上記形態1の吸塵ビット用集塵システムS及びハンマードリル1によれば、ビット本体71に吸塵用の吸込ヘッド(ホース取付部72)を外装してハンマードリル1に装着される吸塵ビット70と、ハンマードリル1に装着され、吸引力を発生させる導入口66と、導入口66から吸い込んだ粉塵を貯留する集塵部(ダストボックス43)とを備えた集塵装置40と、ホース取付部72と導入口66との間に接続されるフレキシブルホース81とを含んでなることで、ビット本体71とホース取付部72との間の摺動性が悪くなっても、ホース取付部72の破損を防止して耐久性を向上させることができる。
特にここでは、集塵装置40は、吸引力を発生させるための集塵用モータ52及び集塵用ファン54を備えているので、集塵装置40単独で吸引力を発生させることができ、使い勝手が向上する。
また、導入口66は、集塵装置40の前面に設けられているので、フレキシブルホース81の接続が容易に行えると共に、フレキシブルホース81の長さも短くなり、作業の邪魔になりにくくなる。
さらに、集塵装置40の前面は、ハンマードリル1への装着状態でチャック部材37aよりも後方に位置しているので、集塵装置40を装着しても操作スリーブ37による吸塵ビット70の着脱操作の邪魔にならない。
一方、ハンマードリル1は、出力部3を収容するハウジング(インナハウジング2)と、インナハウジング2に防振部15A,15Bを介して相対移動可能に連結される防振ハウジング(外側ハウジング7及びハンドルハウジング8)とを有し、集塵装置40は、防振側のハンドルハウジング8に装着されているので、より高い防振効果が得られる。
また、集塵装置40は、集塵用ファン54により発生する排気を、ハンマードリル1への装着状態でハンマードリル1の出力部3へ供給可能な排気流路60を有することで、集塵用の空気を出力部3の冷却に有効利用することができ、ハンマードリル1の高寿命化に繋がる。
なお、形態1において、集塵装置の導入口は、ダストボックスの前面に限らず、ケーシングの前面に設けてもよい。また、集塵装置の前面でなく側面や上面に設けることもできる。
さらに、集塵用モータやファンは、上記形態の配置に限らず、ケーシングの下側に設けたり、向きを変えたりしても差し支えない。電源も、ハンマードリルから得る場合に限らず、ケーシングにバッテリーを搭載してもよい。
そして、ハンマードリルへの装着構造も、上下方向でなく前後方向でケーシングをスライドさせて装着するようにしてもよいし、ハンマードリルの下部に装着してもよい。
次に、本発明の他の形態を説明する。但し、形態1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
[形態2]
図4において、ハンマードリル1Aは、出力部3を収容する前ハウジング90の後方に、出力軸6を前方に向けてモータ5を収容するモータハウジング4を配置して、前ハウジング90とモータハウジング4との間に中間ハウジング91を介在させている。モータハウジング4の後端には、スイッチ10(図4では略)及びスイッチレバー11を備えたハンドルハウジング8が下向きに連結されて、ハンドルハウジング8の下端には電源コード92が接続されている。
出力軸6の前端には、中間ハウジング91を貫通して前ハウジング90内に突出する延長軸93が同軸で結合されている。出力軸6には、モータハウジング4内に位置するモータ冷却用ファン82が一体に結合され、延長軸93には、中間ハウジング91内に位置する集塵用ファン94が一体に結合されている。モータハウジング4の後部側面には、モータ5の冷却用空気を吸気する図示しない吸気口が形成され、モータハウジング4の下面には排気口95が形成されている。中間ハウジング91の下面には、集塵装置40Aの後述する吸引路と接続される接続口96が形成されて、接続口96の前側に、集塵用ファン94の外周側を後方から覆うバッフルプレート97が設けられている。
よって、中間ハウジング91内には、集塵用ファン94の回転によって接続口96から外気を吸引して、中間ハウジング91の側面に設けた図示しない排気口から排出させる吸気室98が形成される。
出力部3において、前ハウジング90内には、延長軸93の前端に設けたピニオンと噛合するギア99を介してトルク伝達される中間軸100が前後方向に支持されて、中間軸100に、前方から第1ギア101、クラッチ102,102、ボススリーブ103が備えられている。中間軸100の上方には、ツールホルダ23が、中間軸100と平行に軸支されて、その後方にピストンシリンダ104が遊挿されている。ボススリーブ103には、軸線を傾けたスワッシュベアリング105を介してアーム106が外装されて、アーム106の上端がピストンシリンダ104の後端と連結されている。ピストンシリンダ104の内部には、空気室34を介してストライカ35が前後移動可能に収容されて、その前方に設けたインパクトボルト36を打撃可能としている。第1ギア101は、ツールホルダ23に装着された第2ギア107と噛合している。
一方、前ハウジング90の下部で左右両側には、図5(A)に示すように、一対のガイド溝108,108が前後方向に形成され、ガイド溝108,108の後方で左右方向の中央には、前後面を傾斜面とした2つの突起により、係止凹部109が形成されている。
ここでの集塵装置40Aは、左右の半割ケーシングを組み付けて前後方向に延びる箱状のケーシング41を有し、ケーシング41の下側に設けた結合部42に、ダストボックス43が着脱可能に装着されている。ケーシング41の上板59には、ハンマードリル1Aのガイド溝108,108に後方外側から係合可能な左右一対のガイドレール110,110が形成されている。ガイドレール110,110の後方には、図5(B)に示すように、基端がケーシング41内で回転可能に連結されて先端が係止凹部109に係合可能なフック111が、コイルバネ112によって上板59の上面からの突出位置に付勢されて設けられている。ケーシング41の左側面には、左右方向にスライド可能で、且つコイルバネ114によって左側面への突出位置に付勢される操作ボタン113が設けられて、右側の端部をフック111の左側面に傾斜面同士で当接させている。よって、コイルバネ114の付勢に抗して操作ボタン113を押し込み操作すると、フック111をコイルバネ112の付勢に抗して下方へ回転させて先端を上板59の上面から退避させることができる。
導入口66は、ケーシング41の前面上部で前向きに突設されて、ケーシング41内で導入口66とケーシング41の下板57との間には、L字筒であるエルボ115が接続されて、エルボ115の下端が結合部42内に突出している。
また、エルボ115の後方でケーシング41内には、下板57を貫通して下端を結合部42内に突出させた下筒116と、上板59を貫通して上端を突出させた上筒117とが互いに同軸となるように結合されている。さらに、下筒116と上筒117とは、可撓性を有する連結ダクト118によって連結されて、下筒116及び上筒117と連結ダクト118とによって、ケーシング41を上下方向に貫通する吸引路119を形成している。
ケーシング41の前部には、結合部42の前側を形成する前壁部120が下向きに突設されて、前壁部120の下端には、ダストボックス43の後述する操作片128と係止可能な係止突部121が後ろ向きに突設されている。
また、ケーシング41の後部には、下板57の後端から下向きに突出し、前壁部120よりも短い後板122が形成されて、後板122の下端前側には、左右方向の受け軸123が形成されている。
ダストボックス43は、上面が開口する深底箱状のボックス本体124と、そのボックス本体124の開口側で且つ後側でヒンジ軸125によって回転可能に結合される縦長四角形状の蓋体126とを備えてなる。ボックス本体124の後面でヒンジ軸125よりも下方には、後板122の受け軸123が嵌合可能な溝127が左右方向に凹設されて、ボックス本体124の前面には、ケーシング41の前壁部120の係止突部121に弾性係止する操作片128が接続されている。
が形成されている。
蓋体126の前側端部には、ボックス本体124の開口の閉塞状態でボックス本体124の前面に係合して閉塞状態を維持する蓋係止片129が設けられて、その後方には、結合部42への結合状態でエルボ115の下端が挿入される筒状の入口130が設けられている。一方、蓋体126の後寄りには、結合部42への結合状態で下筒116と連通する出口131が形成され、その出口131を下方から覆う格好で蓋体126の下面に、フィルタ65を保持するフィルタ収容部64が取り付けられている。
こうして形成されるダストボックス43を結合部42に装着する場合、蓋係止片129をボックス本体124に係止させて蓋体126を閉塞した状態で、蓋係止片129を前、蓋体126を上にして前方下側から溝127を、結合部42の受け軸123に嵌合させる。この斜め姿勢から、ダストボックス43を上方へ起こすようにして結合部42に押し込むと、操作片128が係止突部121に係止して結合部42に装着される。この装着状態で、エルボ115の下端に入口130が嵌合して両者が接続され、出口131が下筒116の下端に当接して吸引路119と連通する。こうして集塵装置40A内には、導入口66からエルボ115を通ってダストボックス43内に至り、フィルタ65を通過して吸引路119に達する集塵経路Rが形成される。
以上の如く構成された吸塵ビット用集塵システムSにおいて、ハンマードリル1Aに集塵装置40Aを装着する際には、ハンマードリル1Aのガイド溝108,108の前方にケーシング41のガイドレール110,110が位置する状態で、ガイド溝108,108がガイドレール110,110の間に嵌合するように何れか一方を前後方向へスライドさせる。すると、ガイドレール110,110がガイド溝108,108に嵌合して結合されると共に、フック111の先端が係止凹部109に係止して装着が完了する。このとき、ケーシング41の上筒117は、中間ハウジング91の接続口96と密着して吸引路119を吸気室98に連通させる。また、この装着状態でケーシング41の前面は、操作スリーブ37の内側に設けたチャック部材37aよりも後方に位置している。
そして、ツールホルダ23に装着した吸塵ビット70のビット本体71の先端を被加工材の被加工面に押し当てた状態でハンマードリル1Aのスイッチレバー11を押し込み操作してスイッチ10をONさせると、モータ5が駆動して出力軸6が回転し、中間軸100を回転させる。このとき、前ハウジング90の側面に設けた切替ツマミ29(図4では略)を操作することでクラッチ102,102をスライドさせて、第1ギア101のみと係合する切替位置、ボススリーブ103のみと係合する切替位置、第1ギア101及びボススリーブ103と同時に係合する切替位置の何れかを選択することで、第2ギア107を介してツールホルダ23が回転してビット本体71を回転させるドリルモード、アーム106の揺動によってピストンシリンダ104を往復動させ、連動するストライカ35によってインパクトボルト36を介してビット本体71を打撃するハンマーモード、ツールホルダ23の回転とインパクトボルト36の打撃とを同時に行うハンマードリルモードの選択が可能となる。
また、出力軸6の回転により、モータ冷却用ファン82と共に集塵用ファン94が回転するため、吸気室98と連通する集塵経路Rが負圧となってフレキシブルホース81に吸引力が発生する。よって、ホース取付部72及び吸塵路76を介して吸込口77から外気が吸引される。吸引された外気は、吸塵路76及びホース取付部72を通り、フレキシブルホース81を介して導入口66からケーシング41内に入り、エルボ115を通って入口130からダストボックス43内に入る。その後、フィルタ65を通過して出口131から吸引路119を介して吸気室98に至り、排気口から外部へ排出される。従って、被加工材から生じた粉塵は、吸込口77に吸い込まれてホース取付部72及びフレキシブルホース81、エルボ115を介してダストボックス43内に進入し、フィルタ65を通過する際にフィルタ65に捕捉されてボックス本体124内に貯留する。
そして、ビット本体71の回転に伴い、ホース取付部72の外装部79との間に発生する摩擦力により、ホース取付部72にはビット本体71の回転方向への回転付勢力が加わるが、筒状部80と導入口66との間にはフレキシブルホース81が接続されているので、ホース取付部72の回転は抑制される。外装部79の摺動部分に粉塵等が進入して摺動性が悪くなっても、フレキシブルホース81によって回転の抑制効果は得られる。
一方、集塵装置40Aの取り外しは、操作ボタン113を押し込んで係止凹部109へのフック111の係止を解除した状態で、装着時と逆にハンマードリル1Aと集塵装置40Aとの何れか一方を他方からの離反方向へスライドさせると、ガイド溝108,108からガイドレール110,110が外れて取り外しが完了する。
また、ダストボックス43内に貯留した粉塵を廃棄する際には、操作片128を後側へ押し込んで係止突部121との係止を解除させ、そのまま受け軸123を中心に前側を下方へ引き下げるようにすれば、ダストボックス43を結合部42から取り外すことができる。
次に、蓋体126の蓋係止片129をボックス本体124から外して蓋体126を開ければ、ボックス本体124の開口から粉塵を廃棄することができる。
このように、上記形態2の吸塵ビット用集塵システムS及びハンマードリル1Aにおいても、ビット本体71に吸塵用の吸込ヘッド(ホース取付部72)を外装してハンマードリル1Aに装着される吸塵ビット70と、ハンマードリル1Aに装着され、吸引力を発生させる導入口66と、導入口66から吸い込んだ粉塵を貯留する集塵部(ダストボックス43)とを備えた集塵装置40Aと、ホース取付部72と導入口66との間に接続されるフレキシブルホース81とを含んでなることで、ビット本体71とホース取付部72との間の摺動性が悪くなっても、ホース取付部72の破損を防止して耐久性を向上させることができる。
特にここでは、集塵装置40Aは、ハンマードリル1Aへの装着状態でハンマードリル1Aに設けた吸気室98と連通する吸引路119を有して吸引力をハンマードリル1Aから得るものとなっているので、集塵装置40Aの構成が簡略化してコストアップが抑えられる。また、システムの軽量化にも繋がる。
また、導入口66は、集塵装置40Aの前面に設けられているので、フレキシブルホース81の接続が容易に行えると共に、フレキシブルホース81の長さも短くなり、作業の邪魔になりにくくなる。
さらに、集塵装置40Aの前面は、ハンマードリル1Aへの装着状態でチャック部材37aよりも後方に位置しているので、集塵装置40Aを装着しても操作スリーブ37による吸塵ビット70の着脱操作の邪魔にならない。
なお、形態2においても、集塵装置の導入口は、ケーシングの前面上側に限らず、ケーシングの前面下側に設けてもよい。また、ケーシングの前面でなく側面や上面に設けることもできる。ハンマードリルへの装着構造も適宜変更可能である。
また、各形態に共通して、吸塵ビットの構造も、ビット本体が短いものやホース取付部の位置や形状が異なるものであっても本発明は適用可能である。
1,1A・・ハンマードリル、2・・インナハウジング、2a・・バレル部、3・・出力部、4・・モータハウジング、5・・モータ、6・・出力軸、7・・外側ハウジング、7a・・排気導入口、7b・・本機側排気口、8・・ハンドルハウジング、12・・バッテリー装着部、14・・コントローラ、15A,15B・・防振部、23・・ツールホルダ、35・・ストライカ、36・・インパクトボルト、37・・操作スリーブ、37a・・チャック部材、40,40A・・集塵装置、41・・ケーシング、42・・結合部、43・・ダストボックス、52・・集塵用モータ、54,94・・集塵用ファン、60・・排気流路、65・フィルタ、66・・導入口、70・・吸塵ビット、71・ビット本体、72・ホース取付部、76・・吸塵路、77・・吸込口、80・・筒状部、81・・フレキシブルホース、90・・前ハウジング、R・・集塵経路、S・・吸塵ビット用集塵システム。

Claims (8)

  1. ビット本体に吸塵用の吸込ヘッドを外装して電動工具に装着される吸塵ビットと、
    前記電動工具に装着され、吸引力を発生させる導入口と、前記導入口から吸い込んだ粉塵を貯留する集塵部とを備えた集塵装置と、
    前記吸込ヘッドと前記導入口との間に接続されるフレキシブルホースと、
    を含んでなる吸塵ビット用集塵システム。
  2. 前記集塵装置は、吸引力を発生させるための集塵用モータ及び集塵用ファンを備えていることを特徴とする請求項1に記載の吸塵ビット用集塵システム。
  3. 前記集塵装置は、前記電動工具への装着状態で前記電動工具に設けた吸気室と連通する吸引路を有して吸引力を前記電動工具から得るものであることを特徴とする請求項1に記載の吸塵ビット用集塵システム。
  4. 前記導入口は、前記集塵装置の前面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の吸塵ビット用集塵システム。
  5. 前記電動工具の前部には、操作部材の操作によって前記吸塵ビットを着脱するためのチャック部材が設けられ、前記集塵装置の前面は、前記電動工具への装着状態で前記チャック部材よりも後方に位置していることを特徴とする請求項4に記載の吸塵ビット用集塵システム。
  6. 前記電動工具は、出力部を収容するハウジングと、前記ハウジングに防振部を介して相対移動可能に連結される防振ハウジングとを有し、前記集塵装置は、前記防振ハウジングに装着されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の吸塵ビット用集塵システム。
  7. 前記集塵装置は、前記集塵用ファンにより発生する排気を、前記電動工具への装着状態で前記電動工具の出力部へ供給可能な排気流路を有することを特徴とする請求項2に記載の吸塵ビット用集塵システム。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の吸塵ビット用集塵システムを備えてなるハンマードリル。
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