JP2019216859A - 高さ調節式ヘッドレスト - Google Patents
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Abstract
Description
シートバック上部に対して昇降可能な状態で挿入される左右一対の第一ステーと、左右一対の第一ステーの上端部同士を互いに連結するステー連結部とを有する下側ユニットと、
下側ユニットに対して昇降可能な状態で取り付けられ、ヘッドレストの頭受部分とともに昇降する上側ユニットと
を備え、
左右一対の第一ステーの外周面における第一案内部に摺動しながら案内される左右一対の第一被案内部が、上側ユニットにおける下部躯体に設けられた
高さ調節式ヘッドレストであって、
下側ユニットにおけるステー連結部に、第二案内部が設けられて、
上側ユニットにおける下部躯体以外の箇所に、第二案内部に摺動しながら案内される第二被案内部が設けられた
ことを特徴とする高さ調節式ヘッドレスト
を提供することによって解決される。
上側ユニットを、その下部躯体から上向きに設けられた上向き躯体をさらに有するものとし、
下側ユニットのステー連結部に設けられた突起部を、第二案内部とし、
上側ユニットの上向き躯体に上下方向に設けられた長孔を、第二被案内部とする
構成である。
これにより、第一案内部及び第二被案内部を、場所を取らない(特に前後方向で場所を取らない)シンプルな構造とし、上側ユニットの内部空間を有効に活用することが可能になる。この構成を備えたヘッドレストは、「第二実施態様のヘッドレスト」として、後で詳しく説明する。
上側ユニットを、
下部躯体から上向きに伸びる第二ステーと、
第二ステーの上端部が固定される上部躯体と、
をさらに備えたものとし、
下側ユニットにおけるステー連結部に、第二ステーを挿通するための第二ステー挿通部を設け、
第二ステー挿通部を、第二案内部として、
第二ステーの外周面を、第二被案内部とする
ことも好ましい。
まず、第一実施態様の高さ調節式ヘッドレスト(以下においては、単に、「第一実施態様のヘッドレスト」と呼ぶことがある。)について説明する。図2は、第一実施態様のヘッドレスト1を分解した状態を示した斜視図である。図3は、第一実施態様のヘッドレスト1を、(a)前方斜め左上から見た状態と、(b)前方斜め左下から見た状態とを、それぞれ示した斜視図である。図4は、第一実施態様のヘッドレスト1を前後方向に垂直な平面で切断した断面図であって、(a)上側ユニット20が下側ユニット10に対する下限位置にあるときと、(b)上側ユニット20が下側ユニット10に対する上限位置にあるときとを、それぞれ示した図である。図5は、第一実施態様のヘッドレスト1における操作ユニット40を上下方向に垂直な平面で切断した断面図であって、(a)ロックプレート44がロック位置にあるときと、(b)ロックプレート44がロック解除位置にあるときとを、それぞれ示した図である。
下側ユニット10は、シートバック80(図4)に対して昇降可能な状態で支持されるユニットとなっている。この下側ユニット10は、図2に示すように、左右一対の第一ステー11と、左右一対の第一ステー11の上端部同士を互いに連結するステー連結部12とで構成されている。
上側ユニット20は、下側ユニット10に対して昇降可能な状態で支持されるユニットとなっている。ヘッドレスト1の頭受け部分1aは、この上側ユニット20に設けられる。このため、下側ユニット10に対して上側ユニット20を昇降させると、頭受け部分1aも昇降するようになっている。
ケース部材30は、上側ユニット20に対して固定されて、上側ユニット20の外面を覆う部材となっている。このケース部材30の外面は、クッション材や表皮等で覆われた状態とされる。第一実施態様のヘッドレスト1においては、図2に示すように、ケース部材30を、その左側の約半分を形成する左側ケース31と、その右側の約半分を形成する右側ケース32とで構成される左右分割式のものとしている。左側ケース31には、後述する操作ユニット40を取り付けるための操作ユニット取付部31aを設けている。ケース部材30は、金属製とすることもできるが、通常、樹脂製とされる。
操作ユニット40は、下側ユニット10に対して上側ユニット20の高さを調節することができない状態(ロック状態)と、下側ユニット10に対して上側ユニット20の高さを調節することができる状態(ロック解除状態)とを切り替えるために、手等で操作するための部分となっている。
以上のように、第一実施態様のヘッドレスト1は、シートバック80に対する下側ユニット10の高さを調節できるだけでなく、下側ユニット10に対する上側ユニット20の高さも調節することができるものとなっている。このため、自動車における後方シートで高さ調節式のヘッドレスト1を採用する場合や、シートバック80の前面や後面に対して傾斜した向きで第一ステー11をシートバック80に収容する場合等、第一ステー11を長く確保しにくい状況であっても、ヘッドレスト1の頭受け部分1aの高さの調節代を長く確保することが可能となっている。
第一実施態様のヘッドレスト1において、第二案内部β1となる第二ステー挿通部12aと、第二被案内部β2となる第二ステー22は、それぞれ左右一対に設けている。しかし、第二案内部β1及び第二被案内部β2の数は、これに限定されない。第二案内部β1及び第二被案内部β2は、それぞれ1つずつのみとすることもできるし、逆に、3個以上ずつとすることもできる。第二案内部β1及び第二被案内部β2の数は、多くなればなるほど、下側ユニット10に対して上側ユニット20を支持できる箇所数が多くなり、下側ユニット10に対して上側ユニット20をより安定した状態で支持することができる。しかし、第二案内部β1及び第二被案内部β2の数を多くしすぎると、ヘッドレスト1の構造が複雑になってコスト高になるだけでなく、ヘッドレスト1の重量が大きくなる虞がある。このため、第二案内部β1及び第二被案内部β2は、それぞれ、5個以下、好ましくは、4個以下とされる。
続いて、第二実施態様の高さ調節式ヘッドレスト(以下においては、単に、「第二実施態様のヘッドレスト」と呼ぶことがある。)について説明する。第二実施態様のヘッドレストでは、主に、第一実施態様のヘッドレストと異なる部分についてのみ説明し、第一実施態様のヘッドレストと共通する部分については、極力説明を割愛する。第二実施態様のヘッドレストで特に言及しない構成については、第一実施態様のヘッドレストで述べたものと同様の構成を採用することができる。
最後に、第三実施態様の高さ調節式ヘッドレスト(以下においては、単に、「第三実施態様のヘッドレスト」と呼ぶことがある。)について説明する。第三実施態様のヘッドレストでは、主に、第二実施態様のヘッドレストと異なる部分についてのみ説明し、第二実施態様のヘッドレストと共通する部分については、極力説明を割愛する。第三実施態様のヘッドレストで特に言及しない構成については、第一実施態様や第二実施態様のヘッドレストで述べたものと同様の構成を採用することができる。
以上で述べた本発明のヘッドレスト1は、各種の座席に設けることができ、その用途を特に限定されるものではないが、自動車等の車両のシートバックに設けるものとして好適である。
1a 頭受け部分
10 下側ユニット
11 第一ステー(ステー)
11a ノッチ(被係止部)
11b 折曲部
12 ステー連結部
12a 第二ステー挿通部
12b 突起部
20 上側ユニット
21 下部躯体
21a 第一ステー挿通部
21b 筒状部
22 第二ステー
23 上部躯体
24 連結板状部
25 上向き躯体
25a 長孔
30 ケース部材
31 左側ケース
31a 操作ユニット取付部
32 右側ケース
40 操作ユニット
41 押ボタン
41a 連結部
42 押ボタンケース
43 押ボタン付勢部材
44 ロックプレート
44a ロック孔
80 シートバック
81 ステーホルダ
α1 第一案内部
α2 第一被案内部
β1 第二案内部
β2 第二被案内部
γ 上側ユニットの内部における、ステー連結部が相対的に上下動する空間
Claims (4)
- シートバック上部に対して昇降可能な状態で挿入される左右一対の第一ステーと、左右一対の第一ステーの上端部同士を互いに連結するステー連結部とを有する下側ユニットと、
下側ユニットに対して昇降可能な状態で取り付けられ、ヘッドレストの頭受部分とともに昇降する上側ユニットと
を備え、
左右一対の第一ステーの外周面における第一案内部に摺動しながら案内される左右一対の第一被案内部が、上側ユニットにおける下部躯体に設けられた
高さ調節式ヘッドレストであって、
下側ユニットにおけるステー連結部に、第二案内部が設けられて、
上側ユニットにおける下部躯体以外の箇所に、第二案内部に摺動しながら案内される第二被案内部が設けられた
ことを特徴とする高さ調節式ヘッドレスト。
- 上側ユニットが、その下部躯体から上向きに設けられた上向き躯体をさらに有し、
下側ユニットのステー連結部に設けられた突起部が、第二案内部とされ、
上側ユニットの上向き躯体に上下方向に設けられた長孔が、第二被案内部とされた
請求項1記載の高さ調節式ヘッドレスト。
- 第一案内部が、左右一対の第一ステーのそれぞれの上端部に形成された折曲部の外周面とされた請求項2記載の高さ調節式ヘッドレスト。
- 上側ユニットが、
下部躯体から上向きに伸びる第二ステーと、
第二ステーの上端部が固定される上部躯体と、
をさらに備え、
下側ユニットにおけるステー連結部に、第二ステーを挿通するための第二ステー挿通部が設けられ、
第二ステー挿通部が、第二案内部とされ、
第二ステーの外周面が、第二被案内部とされた
請求項1記載の高さ調節式ヘッドレスト。
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JP2018115014A JP6574876B1 (ja) | 2018-06-15 | 2018-06-15 | 高さ調節式ヘッドレスト |
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JP2018115014A Active JP6574876B1 (ja) | 2018-06-15 | 2018-06-15 | 高さ調節式ヘッドレスト |
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Country | Link |
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2018
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