JP2019215787A - 設備管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】処理設備の稼働状況を撮影することができる撮像装置を、容易に設置することができる設備管理システムを提供する。【解決手段】設備管理システム1は、処理設備2a−2dと、処理設備2a−2dの稼働状況に応じて発光表示する信号灯4a−4dと、信号灯4a−4dに取り付けられ、信号灯4a−4dの発光信号の変化を検知し、検知した発光信号の変化情報を無線送信する検知装置5a−5dと、処理設備2a−2dまたは処理設備2a−2dの周囲を撮影対象とし、発光信号の変化情報を検知装置5a−5dから直接または間接に無線受信した場合に、無線受信した時点に応じた対象期間の撮影データファイルを作成する撮影装置6とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、設備管理システムに関するものである。
生産ライン等における処理設備の稼働状況は、処理設備から管理装置へ発信できるようにすることで、作業者や管理者が容易に把握でき、結果として生産効率の向上に繋げることができる。しかし、既存の処理設備の稼働状況を管理装置へ発信させるには、既存の制御機器の設定変更や、新規の制御機器の追加が必要となる。既存の制御機器の設定変更としては、既存の処理設備の制御コントローラ(PLC等)のソフトウエア(ラダー回路等)の変更等である。新規の制御機器の追加としては、PLCへ入力信号を取り入れるためのリレー部品の追加等である。よって、コストや工数が増大する。
特許文献1には、既存の処理設備に装備されている信号灯に設けられ、既存の処理設備の稼働状況を既存の処理設備から管理装置へ発信できる装置が記載されている。すなわち、この装置は、既存の処理設備の稼働状況に応じて発光表示する信号灯を検知し、検知した発行信号を管理装置に無線送信する。この装置によれば、既存の制御機器の変更や新規の制御機器の追加は不要となる。
また、特許文献2には、処理設備の状況を撮影するカメラを設置し、遠隔地に有する遠隔操作端末機によってカメラを操作することが記載されている。これにより、遠隔地からでも処理設備の状況を把握することができる。
特開2004−6291号公報 特開2007−79919号公報
ところで、処理設備において、稼働状況を把握し、処理設備に異常が生じた場合に、異常の原因を把握することは重要である。そこで、処理設備の状況を撮影することが求められる。近年、イベントデータレコーダと称される撮影装置が普及しており、ある事象の発生前後の撮影データファイルを作成することができる。当該撮影装置は、撮影データファイルの容量を少なくするために、ある事象の発生をトリガーとして撮影データファイルの作成を行われる。
そこで、撮影装置を処理設備に適用する場合、例えば、処理設備の異常を示す制御信号を取得し、当該制御信号の前後の状況における撮影データファイルを作成することが可能となる。このことを実現するためには、処理設備の制御プログラム等を変更する必要があり、さらには処理設備と撮影装置との信号線の配策を行う必要がある。そのため、撮影装置等を含む管理システムの設置は、高コストを要し、多大な工数を要する。
さらに、処理設備に異常が発生した場合に、当該処理設備の異常の原因を把握して対策を講じた後には、撮影装置等は不要となる。そのため、一旦撮影装置を設備に設置した後に、当該設備から撮影装置を取り外すと共に、制御プログラムの変更を再び行う場合がある。このような場合にも、再び、高コストを要し、多大な工数を要することになる。もちろん、撮影装置を処理設備に常設することも可能ではあるが、複数の処理設備が存在する場合には、対応する数のイベントレコーダを設置することになり、高コスト化を招来する。
本発明は、処理設備の稼働状況を撮影することができる撮像装置を、容易に設置することができる設備管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る設備管理システムは、処理設備と、前記処理設備の稼働状況に応じて発光表示する信号灯と、前記信号灯に取り付けられ、前記信号灯の発光信号の変化を検知し、検知した前記発光信号の変化情報を無線送信する検知装置と、前記処理設備または前記処理設備の周囲を撮影対象とし、前記発光信号の前記変化情報を前記検知装置から直接または間接に無線受信した場合に、無線受信した時点に応じた対象期間の撮影データファイルを作成する撮影装置とを備える。
検知装置は、信号灯の発光信号の変化を検知している。そして、検知装置は、発光信号の変化情報を無線送信しており、撮影装置は、発光信号の変化情報を無線受信している。さらに、撮影装置は、検知装置により送信される発光信号の変化情報をトリガーとして、撮影データファイルを作成している。従って、検知装置と撮影装置とは有線接続される必要はない。つまり、撮影装置は、検知装置とは独立して配置することが可能となる。さらに、撮影装置は、処理設備の制御信号を取得する必要がないため、処理設備の制御プログラム等の変更が不要となる。このことからも、設備管理システムの設置が容易となる。
以上より、検知装置および撮影装置は、独立して配置されると共に、処理設備の制御プログラムに対して独立して動作する。従って、検知装置も撮影装置も、処理設備に対して後付けが容易となる。その結果、処理設備の稼働状況を撮影することが可能な設備管理システムの設置を、低コストにすることができる。さらに、例えば、処理設備に検知装置および撮影装置を一時的に設置することも容易となる。
設備管理システムの全体構成図である。 検知装置の拡大正面図である。 検知装置の拡大左側面図である。 検知装置の回路構成を示す図である。 設備管理システムの機能ブロック図である。 表示画面に表示される稼働状況のタイミングチャートである。 設備管理システムの処理動作を示すフローチャートである。
(1.設備管理システム1の構成)
設備管理システム1の構成について、図1を参照して説明する。設備管理システム1は、複数の処理設備2a−2dを備えており、複数の処理設備2a−2dの稼働状態を管理するためのシステムである。図1に示すように、設備管理システム1は、複数の処理設備2a−2dと、搬入装置3a、搬出装置3b、複数の信号灯4a−4dと、複数の検知装置5a−5dと、少なくとも1つの撮影装置6と、管理装置7とを備える。
処理設備2a−2dは、ワークWの加工や組立等を行う生産装置、ワークWを搬送する搬送装置、ワークWの検査を行う検査装置等である。加工には、切削加工、塑性加工、焼入れ処理等が含まれる。図1には、複数の処理設備2a−2dとして、ワークWを搬送しながら、ワークWに切削加工、研削加工を施す複数の工作機械を例示し、複数の工作機械を備える生産ラインを示す。すなわち、当該生産ラインは、工作機械としての複数の処理設備2a−2dが配列されており、搬入装置3aから搬入されてきた素材のワークWに対して順次加工を施し、加工後のワークWを搬出装置3bから搬出する。
例えば、生産ラインの最初に配列されている処理設備2aは、素材のワークWが搬入装置3aに搬入されているか否かを確認する。仮に、ワークWが搬入されていない場合には、作業者がワークWを準備する必要がある。なお、2番目以降に配列されている処理設備2b−2dは、当該確認を行わない。
複数の信号灯4a−4dのそれぞれは、複数の処理設備2a−2dのそれぞれに1つずつ取り付けられている。信号灯4a−4dは、作業者および管理者が遠方から視認できるようにするために、処理設備2a−2dの天板の上に設けられている。信号灯4a−4dは、発光によって、取り付けられている処理設備2a−2dの稼働状態を表示する。つまり、信号灯4a−4dは、処理設備2a−2dの稼働状況に応じて発光表示する。信号灯4a−4dは、複数色の発光が可能に構成されている。
例えば、信号灯4a−4dは、中空円筒状の半透明のプラスチックケースを3段積層し、各プラスチックケースの内部にLED等の光源を配置した構成となっている。各プラスチックケースは、例えば上層から順に赤色、黄色、緑色に点灯または点滅する。ただし、信号灯4a−4dは、3色に限られず、3色よりも少ない1,2色としても良いし、3色より多い4,5色等としてもよい。また、表示色は、赤色、黄色、緑色以外の種々の色としてもよい。
信号灯4a−4dは、例えば、赤色に連続点灯したときは処理設備2a−2dの稼働状態が異常であることを示し、黄色に連続点灯したときは処理設備2a−2dの稼働状態が運転準備状態であることを示し、緑色に連続点灯したときは処理設備2a−2dの稼働状態が正常な処理を実行中であることを示す。なお、運転準備状態の場合には、正常な処理の実行を開始する前においてワークWの搬入中である場合や、メンテナンス中である場合などが含まれる。また、信号灯4a−4dは、赤色に点滅したときには、処理設備2a−2dの直前に位置する搬入装置3aにワークWが搬入されていないことを示す。なお、点灯および点滅の対象は、設定により適宜変更可能である。例えば、処理設備2a−2dによっては、点滅の設定を設けないようにすることも可能である。
複数の検知装置5a−5dのそれぞれは、複数の信号灯4a−4dのそれぞれに1つずつ取り付けられている。検知装置5a−5dは、取り付けられている信号灯4a−4dの発光信号の変化を検知し、検知した発光信号の変化情報を無線送信する。検知装置5a−5dは、対応する処理設備2a−2dおよび信号灯4a−4dに対して独立して機能する。ただし、検知装置5a−5dは、処理設備2a−2dと電力線のみ接続されて、処理設備2a−2dを介して電力供給されるようにしてもよい。もちろん、検知装置5a−5dが、独立した電源を有し、処理設備2a−2dとは完全に独立して配置されるようにしてもよい。
撮影装置6は、処理設備2a−2d、または、処理設備2a−2dの周囲を撮影対象とする。図1においては、撮影装置6が生産ラインの最初に配列されている処理設備2aの内部に設置されている例を記載する。撮影装置6は、処理設備2aの内部に限られず、処理設備2aの外部、例えば、搬入装置3aに設置することもできる。
さらに、撮影装置6は、例えば処理設備2aに対応する検知装置5aの発光信号の変化情報を検知装置5aから直接または間接に無線受信し、当該発光信号の変化情報を無線受信した場合に、無線受信した時点に応じた対象期間の撮影データファイルを作成する。ここで、変化情報を検知装置5aから直接に無線受信するとは、撮影装置6が、検知装置5aから他の装置を介在することなく変化情報を無線受信することを意味する。変化情報を検知装置5aから間接に無線受信するとは、撮影装置6が、検知装置5aから他の装置を介在して、変化情報を無線受信することを意味する。
なお、図1においては、撮影装置6は、他の処理設備2b−2dに対応する検知装置5b−5dの発光信号の変化情報を無線受信するようにしてもよい。また、撮影装置6は、処理設備2aの内部に配置されるようにして、隣の処理設備2bの発光信号の変化情報を無線受信した場合に撮影データファイルを作成するようにしてもよい。
また、撮影データファイルとは、対象期間における撮影データを含む動画ファイルである。対象期間とは、発光信号の変化情報を無線受信した時点に応じた期間である。例えば、対象期間は、発光信号の変化前のみの所定期間、発光信号の変化後のみの所定期間、発光信号の変化前および発光信号の変化後を含む所定期間の何れかである。本実施形態においては、対象期間は、発光信号の変化前および発光信号の変化後を含む所定期間としている。
管理装置7は、複数の検知装置5a−5dのそれぞれから発光信号の変化情報を無線受信する。管理装置7は、発光信号の変化情報に基づいて、複数の信号灯4a−4dのそれぞれが、どの種類の色に関する情報であるか、さらには、連続点灯状態、点滅状態、連続消灯状態の何れであるかを判定する。そして、管理装置7は、複数の処理設備2a−2dの稼働状態を管理する。また、管理装置7は、受信した発光信号の変化情報に基づいて複数の処理設備2a−2dの稼働状況をグラフ、図形等を用いて視認しやすく表示画面に表示する。
管理装置7は、例えば、生産ラインが設置されている工場の管理室に設置されており、管理者や作業者によって閲覧可能となる。つまり、管理者や作業者は、管理装置7を確認することにより、複数の処理設備2a−2dの稼働状態を把握することが可能となる。また、管理装置7は、例えば、上記の他に、ウエアラブル端末を用いることもできる。この場合、管理者および作業者は、任意の位置において、複数の処理設備2a−2dの稼働状態を把握できる。
さらに、管理装置7は、検知装置5aから変化情報を無線受信した場合に、撮影装置6に撮影データファイルの作成指令を無線送信する。そして、管理装置7は、撮影装置6が作成した撮影データファイルを、撮影装置6から無線受信し、記憶する。管理装置7は、受信した撮影データファイルを、稼働状況と関連付けて管理する。
(2.検知装置5a−5dの構成)
検知装置5a−5dの構成について、図2Aおよび図2Bを参照して説明する。検知装置5a−5dは、3つのセンサ51a,51b,51cと、3つの発電装置52a,52b,52cと、装置本体53と、フレキシブル配線基板54、アンテナ55とを備える。
3つのセンサ51a,51b,51cのそれぞれは、信号灯4a−4dの各光源に対応した位置に配置される。3つのセンサ51a,51b,51cのそれぞれは、各光源からの光の明るさに関する物理量を検出(取得)する。明るさに関する物理量には、照度(単位面積(1m)当たりに入射する光束(lx(ルクス)))、光束(単位時間当たりに通過する光量(lm(ルーメン)))、光度、輝度などが含まれる。3つのセンサ51a,51b,51cのそれぞれは、例えば、0V−2V(光量または光束で変化する)の光検知信号を出力するフォトダイオードである。
3つの発電装置52a,52b,52cのそれぞれは、信号灯4a−4dの各光源に対応した位置であって、3つのセンサ51a,51b,51cのそれぞれの近傍に配置される。3つの発電装置52a,52b,52cのそれぞれは、信号灯4a−4dの各光源からの光で発電する。3つの発電装置52a,52b,52cのそれぞれは、例えば、結晶シリコン型等の太陽電池である。
装置本体53は、信号灯4a−4dの上端に取り付けられており、3つのセンサ51a,51b,51cおよび3つの発電装置52a,52b,52cに電気的に接続されている。装置本体53は、電源を備えており、3つのセンサ51a,51b,51cのそれぞれによる信号灯4a−4dの各光源の発光信号の変化情報の取得の制御を行う。さらに、装置本体53は、3つの発電装置52a,52b,52cのそれぞれによる発電の制御、および、各種情報の無線送信制御を行う。
フレキシブル配線基板54は、装置本体53の側方に接続されており、且つ、信号灯4a−4dに沿って下方に延びるように設けられている。つまり、フレキシブル配線基板54は、信号灯4a−4dの各光源に対向するように配置されている。フレキシブル配線基板54には、上述した3つのセンサ51a,51b,51cおよび3つの発電装置52a,52b,52cが取り付けられている。アンテナ55は、装置本体53に取り付けられている。
(3.検知装置5a−5dの回路構成)
検知装置5a−5dの回路構成について図3を参照して説明する。検知装置5a−5dは、上述したように、装置本体53を備える。装置本体53は、3つのセンサ51a,51b,51cと、3つの発電装置52a,52b,52cと、アンテナ55と電気的に接続されている。
装置本体53は、図3に示すように、コントローラ531、第一電源532、第二電源533、充電回路534、電源切替回路535、および、無線インターフェース536を備える。コントローラ531は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成されている。コントローラ531は、3つのセンサ51a,51b,51cによる発光信号の変化情報の取得制御、発光信号の変化情報の送信制御、充電回路534から第二電源533の電圧モニタ情報の取得、電源切替回路へのHi/Lo信号の出力制御等を実行する。
第一電源532は、主電源であって、例えば、交換可能な電池等、例えば充電式の乾電池である。第二電源533は、副電源であって、主電源である第一電源532を補助する役割を有する。ただし、第二電源533を主電源とし、第一電源532を副電源としてもよい。第二電源533は、キャパシタにより構成されている。第二電源533は、3つの発電装置52a,52b,52cにより発電された電力を、充電回路534によって充電される。
充電回路534は、3つの発電装置52a,52b,52cの発電制御を実行し、発電された電力を取得し、第二電源533に充電する。さらに、充電回路534は、第二電源533の電圧モニタ情報を、コントローラ531へ出力する。
電源切替回路535は、コントローラ531によって、第二電源533の電力を出力する状態と、第二電源533の電力を出力しない状態とを切り替える。コントローラ531は、充電回路534から取得した電圧モニタ情報が所定値より低い場合にはHi信号を出力し、この場合、電源切替回路535は、第二電源533の電力を出力する状態にする。つまり、第二電源533の電圧が低い場合には、第一電源532が電力を供給する。一方、コントローラ531は、取得した電圧モニタ情報が所定値以上の場合にはLo信号を出力し、この場合、電源切替回路535は、第二電源533の電力を出力しない状態にする。このとき、第二電源533は、充電のみの状態となる。
無線インターフェース536は、コントローラ531から送信処理の指令が出された場合に、3つのセンサ51a,51b,51cによって取得された発光信号の変化情報を、アンテナ55を介して無線送信する。
(4.撮影装置6および管理装置7の構成)
撮影装置6および管理装置7の構成について、図4および図5を参照して説明する。図4には、設備管理システム1を構成する検知装置5a−5d、撮影装置6、および、管理装置7を示す。ただし、図4には、検知装置5a−5dの構成は、コントローラ531および無線インターフェース536のみ(図3参照)を示す。
撮影装置6は、処理設備2aの内部に配置されている。撮影装置6は、撮影ユニット61および無線インターフェース62を備える。撮影ユニット61は、イベントデータレコーダである。すなわち、撮影ユニット61は、設定された事象が発生した場合に、処理設備2aの内部の稼働状況を撮影する。つまり、本実施形態においては、撮影ユニット61による撮影対象は、処理設備2aの内部の稼働状況としている。
詳細には、撮影ユニット61は、撮影対象の撮影を継続しながら、且つ、撮影データを書き換えながら一時記録し続ける。そして、撮影ユニット61は、無線インターフェース62によって信号灯4aの発光信号の変化情報を無線受信する。撮影ユニット61は、発光信号の変化情報を無線受信した場合に、一時記録された撮影データのうち、無線受信した時点に応じた対象期間の撮影データファイルを作成する。対象期間は、信号灯4aの発光信号の変化前および発光信号の変化後の少なくとも一方とする。ただし、本実施形態においては、対象期間は、信号灯4aの発光信号の変化前および発光信号の変化後の期間を含むようにしている。
つまり、撮影ユニット61は、無線受信した時点を基準時点とした場合に、基準時点から第一所定期間だけ前までの第一期間と、基準時点から第二所定期間だけ後までの第二期間とを対象期間として、撮影データファイルを作成する。さらに、撮影ユニット61は、作成した撮影データファイルを、無線インターフェース62によって無線送信する。
ここで、撮影ユニット61が無線受信する発光信号の変化情報は、検知装置5a−5dが検知する発光信号の変化情報の全てとしてもよいし、特定の一部としてもよい。本実施形態においては、撮影ユニット61が無線受信する発光信号の変化情報は、信号灯4aが赤色点灯したことを表す情報とする。つまり、撮影ユニット61は、信号灯4aの赤色が消灯している状態から点灯する状態に変化した場合に、撮影対象の撮影データファイルを作成する。
管理装置7は、管理コントローラ71と、第一無線インターフェース72と、第二無線インターフェース73と、表示画面74とを備える。第一無線インターフェース72は、検知装置5a−5dのそれぞれの無線インターフェース536から送信される発光信号の変化情報を無線受信する。第二無線インターフェース73は、撮影装置6の無線インターフェース62との間で、信号の送受信を無線で行う。ここで、第一無線インターフェース72の通信規格と第二無線インターフェース73の通信規格は、異なる規格を用いているため、相互に干渉することはない。
管理コントローラ71は、第一無線インターフェース72を介して、検知装置5a−5dから信号灯4a−4dの発光信号の変化情報を無線受信する。管理コントローラ71は、無線受信した発光信号の変化情報に基づいて、処理設備2a−2dのそれぞれの稼働状況を記憶する。そして、管理コントローラ71は、処理設備2a−2dのそれぞれの稼働状況を表示画面74に表示する。表示画面74は、図5に示すとおりである。
図5に示すように、表示画面74には、処理設備2aの稼働状況として、信号灯4aが赤色、黄色、緑色のチャート表示がなされている。正常な処理の実行中を示す緑色と、ワークWの搬入出を行う運転準備動作を示す黄色とが、交互に発生していることがわかる。
ただし、黄色から赤色に変化し、その直後に、赤色から黄色に変化している箇所が存在する。これは、例えば、ワークWが搬入されている際に、ワークWが何らかの原因で搬送路(図示せず)に引っ掛かり、異常状態となることで、信号灯4aが赤色に変化した場合等である。その後、処理設備2aがリトライ動作を行うことで、ワークWが正常に搬送され、再び、運転準備状態を示す黄色に変化している。運転準備状態が終了すると、正常な処理が実行されている。つまり、処理設備2aの稼働状況は、一時的に異常となったものの、正常な状態になっている。また、処理設備2bは、運転準備状態を示す黄色と、正常な処理の実行中を示す緑色とが交互に繰り返されている。処理設備2bの稼働状況は、正常な状態を継続している。
さらに、管理コントローラ71は、第二無線インターフェース73を介して、撮影装置6に撮影データファイルの作成指令を無線送信する。詳細には、管理コントローラ71は、検知装置5a−5dから発光信号の変化情報のうち、予め設定された事象に対応する情報を受信した場合に、撮影装置6に作成指令を無線送信する。
撮影装置6が撮影データファイルを作成した後に、撮影装置6が無線インターフェース62を介して無線送信した撮影データファイルを、管理コントローラ71は、第二無線インターフェース73を介して無線受信する。管理コントローラ71は、無線受信した撮影データファイルを、稼働状況と関連付けて管理する。特に、管理コントローラ71は、表示画面74において撮影データファイルが作成された稼働状況に対応する位置に、撮影データファイルを関連付けて記憶する。図5に示す表示画面74において、処理設備2aの赤色に変化した位置74aに、撮影データファイルが関連付けられている。例えば、当該位置74aを、ポインティングデバイス(図示せず)によりクリック操作すると、または、タッチパネルにおけるタッチ操作すると、表示画面74に、撮影データファイルが表示される。
(5.設備管理システム1の処理動作)
設備管理システム1の処理動作、特に検知装置5a−5d、撮影装置6および管理装置7の処理動作について、図6を参照して説明する。
検知装置5a−5dが、信号灯4a−4dの発光信号の変化を検知する(S1)。このときの発光信号の変化とは、赤色が連続点灯した場合のみならず、信号灯4a−4dの発光信号の変化全てを含む。続いて、検知装置5a−5dは、無線インターフェース536を介して、信号灯4a−4dの発光信号の変化情報を無線送信する(S2)。
そうすると、管理装置7の管理コントローラ71が、第一無線インターフェース72を介して、検知装置5a−5dから信号灯4a−4dの発光信号の変化情報を無線受信する(S3)。そして、管理装置7の管理コントローラ71は、当該変化情報を記憶する(S4)。続いて、管理装置7の管理コントローラ71が、無線受信した変化情報が予め設定された事象としての変化情報であるかを判定し、条件を満たす場合に、ファイル作成指令を第二無線インターフェース73を介して無線送信する(S5)。予め設定された事象は、例えば、信号灯4aが赤色点灯したこととする。
そうすると、撮影装置6の撮影ユニット61が、無線インターフェース62を介して、ファイル作成指令を無線受信する(S6)。ところで、撮影装置6の撮影ユニット61は、撮影対象の撮影を継続しながら、且つ、撮影データを書き換えながら一時記憶し続けている。そして、撮影ユニット61は、ファイル作成指令を受信したことをトリガーとして、一時記憶している撮影データから撮影データファイルを作成する(S7)。そして、撮影装置6の撮影ユニット61は、無線インターフェース62を介して、撮影データファイルを無線送信する(S8)。
そうすると、管理装置7の管理コントローラ71は、第二無線インターフェース73を介して、撮影データファイルを無線受信する(S9)。そして、管理コントローラ71は、検知装置5aから受信した信号灯4aの発光信号の変化情報と、撮影装置6から受信した撮影データファイルとを、関連付けて記憶する(S10)。
(6.効果)
検知装置5aは、信号灯4aの発光信号の変化を検知している。そして、検知装置5aは、発光信号の変化情報を無線送信しており、撮影装置6は、発光信号の変化情報を無線受信している。さらに、撮影装置6は、検知装置5aにより送信される発光信号の変化情報をトリガーとして、撮影データファイルを作成している。従って、検知装置5aと撮影装置6とは有線接続される必要はない。つまり、撮影装置6は、検知装置5aとは独立して配置することが可能となる。さらに、撮影装置6は、処理設備2aの制御信号を取得する必要がないため、処理設備2aの制御プログラム等の変更が不要となる。このことからも、設備管理システム1の設置が容易となる。
つまり、検知装置5aおよび撮影装置6は、独立して配置されると共に、処理設備2aの制御プログラムに対して独立して動作する。従って、検知装置5aも撮影装置6も、処理設備2aに対して後付けが容易となる。その結果、処理設備2aの稼働状況を撮影することが可能な設備管理システム1の設置を、低コストにすることができる。さらに、例えば、処理設備2aに検知装置5aおよび撮影装置6を一時的に設置することも容易となる。当然に、他の処理設備2b−2dに、検知装置5b−5dおよび撮影装置6を一時的に設置することも容易となる。
また、撮影装置6は、信号灯4aの発光信号の変化前および発光信号の変化後の少なくとも一方を対象期間として、撮影データファイルを作成している。特に、撮影装置6の対象期間は、発光信号の変化前および発光信号の変化後を含むものとしている。このように、信号灯4aの発光信号の変化の前後である一部期間のみを、撮影データファイルとして作成するため、撮影データファイルを必要な稼働状況のみを対象とすることができる。従って、無駄に長期間の撮影データを記録する必要がなくなる。
そして、設備管理システム1が管理装置7を備えており、検知装置5a−5dは管理装置7へ無線送信し、撮影装置6は管理装置7からファイル作成指令を無線受信している。管理装置7が検知装置5a−5dと撮影装置6との間に介在することによって、撮影装置6が撮影データファイルの作成のトリガーとして用いる情報と、検知装置5a−5dが検知する情報とが一致しない場合であっても実現できる。
さらに、管理装置7が、検知装置5aから無線受信した発光信号の変化情報と撮影装置6から無線受信した撮影データファイルとを関連付けて記憶している。特に、管理装置7は、表示画面74において撮影データファイルが作成された稼働状況に対応する位置74aに、撮影データファイルを関連付けて記憶している。これにより、作業者が、処理設備2a−2dの稼働状況と確認しながら、対応する撮影データファイルを容易に閲覧することができる。
1:設備管理システム、 2a−2d:処理設備、 3a:搬入装置、 3b:搬出装置、 4a−4d:信号灯、 5a−5d:検知装置、 6:撮影装置、 61:撮影ユニット、 62:無線インターフェース、 7:管理装置、 71:管理コントローラ、 72:第一無線インターフェース、 73:第二無線インターフェース、 74:表示画面、 531:コントローラ、 536:無線インターフェース、 W:ワーク

Claims (6)

  1. 処理設備と、
    前記処理設備の稼働状況に応じて発光表示する信号灯と、
    前記信号灯に取り付けられ、前記信号灯の発光信号の変化を検知し、検知した前記発光信号の変化情報を無線送信する検知装置と、
    前記処理設備または前記処理設備の周囲を撮影対象とし、前記発光信号の前記変化情報を前記検知装置から直接または間接に無線受信した場合に、無線受信した時点に応じた対象期間の撮影データファイルを作成する撮影装置と、
    を備える、設備管理システム。
  2. 前記撮影装置は、前記発光信号の変化前および前記発光信号の変化後の少なくとも一方を前記対象期間として、前記撮影データファイルを作成する、請求項1に記載の設備管理システム。
  3. 前記撮影装置は、前記撮影対象の撮影を継続しながら、且つ、撮影データを書き換えながら一時記録し続け、一時記録された前記撮影データのうち、前記発光信号の変化前および前記発光信号の変化後を前記対象期間として、前記撮影データファイルを作成する、請求項2に記載の設備管理システム。
  4. 前記撮影装置は、前記撮影データファイルを無線送信し、
    前記設備管理システムは、前記撮影装置から前記撮影データファイルを無線受信する管理装置を備える、請求項1−3の何れか一項に記載の設備管理システム。
  5. 前記管理装置は、前記検知装置から前記発光信号の前記変化情報を無線受信し、前記撮影装置から前記撮影データファイルを無線受信し、且つ、前記発光信号の前記変化情報と前記撮影データファイルを関連付けて記憶する、請求項4に記載の設備管理システム。
  6. 前記管理装置は、前記発光信号の前記変化情報に基づいて前記処理設備の稼働状況を表示画面に表示すると共に、前記表示画面において前記撮影データファイルが作成された稼働状況に対応する位置に、前記撮影データファイルを関連付けて記憶する、請求項5に記載の設備管理システム。
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