JP2019215741A - ボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラム - Google Patents

ボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】金銭的な事情によりボランティア活動の実施場所まで赴くことが困難な者のボランティア活動への参加を促すこと。【解決手段】ボランティア活動支援サーバ110は、募集者401が参加を募集するボランティア活動であって参加者402が参加登録したボランティア活動に対する寄付を寄付者403から受け付ける。寄付者403が、参加者402が当該ボランティア活動に参加するための交通費分の寄付を行うと、ボランティア活動支援サーバ110は、寄付者403からの寄付金を用いて、参加者402が当該ボランティア活動に参加するための交通券を交通機関サーバ150から購入し、購入した交通券に関する交通券情報を参加者402の参加者端末130へ出力する。【選択図】図4

Description

本発明は、ボランティア活動を支援するボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラムに関する。
従来、例えば、ボランティア活動への参加を希望する者は、自費によりボランティア活動が実施される実施場所へ赴き、ボランティア活動へ参加している。また、従来、ボランティア活動へ参加したくても、金銭的な事情によりボランティア活動の実施場所まで赴くことができないために、ボランティア活動へ参加することができない者もいる。
また、従来、例えば、被災地への義援金募集を装った詐欺事件が発生したり、義援金を受け取った自治体による義援金の使途が不明であったり義援金を寄付した寄付者の思惑と異なったりするなど、寄付者の善意が支援を受ける人たちのために役立っていることを寄付者が実感することができない場合もあった。
従来技術として、サービスの利用登録を行った会員が、店舗に設置されたNFCタグ内蔵募金箱に会員端末をかざすと、NFCタグ内蔵募金箱と会員端末との間で無線通信が行われて、これにより電子的な寄付(オンライン寄付)が行われるようにした技術がある(例えば下記特許文献1を参照。)。
特開2016−053901号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザのボランティア活動への参加を促すことができない場合があるという問題がある。このため、従来技術では、ボランティア活動の要望があっても、参加者不足によりボランティア活動を実施することができない事態が発生するおそれがあった。
本発明は、ユーザのボランティア活動への参加を促すことができるボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、寄付者の端末から、寄付先のボランティア活動を識別する識別情報と、前記ボランティア活動に対して寄付される寄付金額を示す情報と、を含む寄付要求を受け付ける受付手段と、前記識別情報と、前記ボランティア活動に参加登録した参加者を示す情報と、前記ボランティア活動に前記参加者が参加する際の交通費を示す情報と、を対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記受付手段によって受け付けた寄付要求に基づいて、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かを判定する判定手段と、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと前記判定手段によって判定された場合、前記参加者の口座と、前記参加者が前記ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、前記交通費に充当する金額を振り込む処理を行う交通費支払処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、上記発明において、前記記憶部は、前記識別情報に対応付けて、前記ボランティア活動が実施される時期を示す情報をさらに記憶し、前記交通費支払処理手段は、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと前記判定手段によって判定された場合、前記記憶部を参照して、前記ボランティア活動が実施される前の所定のタイミングで、前記交通費に充当する金額を振り込む処理を行う、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、上記発明において、前記受付手段は、前記参加者を募集する募集者の端末から、前記ボランティア活動の実施場所を示す情報をさらに受け付けるとともに、前記参加者の端末から、前記ボランティア活動に参加する際の前記参加者の出発場所を示す情報をさらに受け付け、前記受付手段によって受け付けた実施場所を示す情報と出発場所を示す情報とに基づいて、前記交通機関を利用した前記実施場所と前記出発場所との間の移動に用いられる交通券の金額を、前記交通費を示す情報として取得する交通費取得手段と、前記交通費取得手段によって取得された交通費を示す情報を、前記識別情報と、前記参加者を示す情報とに対応付けて、前記記憶部に記憶させる交通費情報記憶制御手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、上記発明において、前記判定手段は、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かの判定において、前記ボランティア活動に対して寄付された寄付金額が前記交通費に達したか否かを判定し、前記交通費支払処理手段は、前記ボランティア活動に対して寄付された寄付金額が前記交通費に達したと前記判定手段によって判定された場合、前記交通機関のコンピュータに対して前記交通券の購入要求を行うとともに、前記購入要求を行ったことに応じて前記交通機関の口座に、前記交通費に応じた金額を振り込む処理を行い、前記受付手段は、前記交通機関のコンピュータから、前記交通費支払処理手段が前記交通券の購入要求を行ったことに応じて前記交通券に関する交通券情報を受け付け、前記受付手段によって受け付けた交通券情報を前記参加者の端末へ出力する出力手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、上記発明において、前記受付手段は、前記寄付者を示す情報をさらに含む前記寄付要求を受け付け、前記受付手段によって受け付けた前記寄付要求に基づいて、前記寄付者を示す情報を、前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる寄付者情報記憶制御手段をさらに備え、前記受付手段は、前記参加者を募集する募集者の端末から、前記識別情報と、前記ボランティア活動が完了したことを示す情報と、を含むボランティア活動実施情報をさらに受け付け、前記受付手段によって前記ボランティア活動実施情報を受け付けた場合、前記記憶部を参照して、前記ボランティア活動実施情報に基づく報告情報を、前記寄付者の端末へ出力する出力手段を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、上記発明において、前記受付手段は、前記募集者の端末から、前記募集者によって入力されたコメントを示す情報を含む前記ボランティア活動実施情報を受け付け、前記出力手段は、前記コメントを示す情報を含む前記報告情報を出力する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、上記発明において、前記受付手段は、前記募集者の端末から、当該端末によって撮像された画像データを含む前記ボランティア活動実施情報を受け付け、前記出力手段は、前記画像データを含む前記報告情報を出力する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援装置は、上記発明において、前記受付手段は、前記募集者の端末から、前記画像データが撮像された際の前記募集者の端末の位置情報を含む前記ボランティア活動実施情報を受け付け、前記出力手段は、前記位置情報に基づく前記報告情報を出力する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援方法は、寄付者の端末から、寄付先のボランティア活動を識別する識別情報と、前記ボランティア活動に対して寄付される寄付金額を示す情報と、を含む寄付要求を受け付け、前記識別情報と、前記ボランティア活動に参加登録した参加者を示す情報と、前記ボランティア活動に前記参加者が参加する際の交通費を示す情報と、を対応付けて記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記寄付要求に基づいて、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かを判定し、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと判定した場合、前記参加者の口座と、前記参加者が前記ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、前記交通費に充当する金額を振り込む、処理をコンピュータが実行することを特徴とする。
また、本発明にかかるボランティア活動支援プログラムは、寄付者の端末から、寄付先のボランティア活動を識別する識別情報と、前記ボランティア活動に対して寄付される寄付金額を示す情報と、を含む寄付要求を受け付け、前記識別情報と、前記ボランティア活動に参加登録した参加者を示す情報と、前記ボランティア活動に前記参加者が参加する際の交通費を示す情報と、を対応付けて記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記寄付要求に基づいて、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かを判定し、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと判定した場合、前記参加者の口座と、前記参加者が前記ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、前記交通費に充当する金額を振り込む、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザのボランティア活動への参加を促すことができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかるボランティア活動支援システムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバおよび交通機関サーバを実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態にかかる各端末を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバによるボランティア活動支援方法の一例を示す図である。 図5は、本実施の形態にかかるユーザ情報DBの一例を示す図である。 図6は、本実施の形態にかかるボランティア活動情報DBの一例を示す図である。 図7は、本実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。 図8は、本実施の形態にかかる募集者端末の表示例(その1)を示す図である。 図9は、実施の形態にかかる参加者端末および寄付者端末の表示例を示す図である。 図10は、本実施の形態にかかる寄付手続画面の一例を示す図である。 図11は、本実施の形態にかかる募集者端末の表示例(その2)を示す図である。 図12は、本実施の形態にかかる寄付者端末の表示例を示す図である。 図13は、本実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバが行うボランティア活動支援処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、本実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバが行うボランティア活動情報更新処理の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明にかかるボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(ボランティア活動支援システムのシステム構成の一例)
図1は、実施の形態にかかるボランティア活動支援システムのシステム構成の一例を示す図である。図1において、ボランティア活動支援システム100は、例えば、ボランティア活動支援サーバ110、募集者端末120、参加者端末130、寄付者端末140および交通機関サーバ150を含む構成である。
ボランティア活動支援システム100において、ボランティア活動支援サーバ110、募集者端末120、参加者端末130、寄付者端末140および交通機関サーバ150は、ネットワーク160を介して通信可能に接続される。ネットワーク160は、例えばインターネットである。また、ネットワーク160は、インターネットに限らず、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、Wi−Fi(登録商標)、移動体通信網などであってもよい。
ボランティア活動支援サーバ110は、本発明にかかるボランティア活動支援装置の一例である。ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、ボランティア活動支援システム100を利用するユーザ以外の者によって管理されるサーバ(コンピュータ)である。ユーザは、例えば、後述の募集者、参加者および寄付者である。
具体的に、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、金融機関(例えばクレジットカード会社や銀行)などの社会的信用のある企業によって管理される。これにより、ボランティア活動支援サーバ110に対するユーザの不信感を低減させて、ユーザによるボランティア活動支援システム100の利用を促すことができる。
ボランティア活動支援サーバ110は記憶部111を有する。記憶部111は、本発明にかかる記憶部の一例である。記憶部111は、例えば、後述のユーザ情報DB500やボランティア活動情報DB600を記憶する。
また、ボランティア活動支援サーバ110は通信部を有する。この通信部によって、ボランティア活動支援サーバ110は、募集者端末120、参加者端末130、寄付者端末140および交通機関サーバ150などの他のコンピュータと通信を行うことができる。ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、サーバコンピュータ、ワークステーション、パーソナルコンピュータなどによって実現される。
なお、本実施の形態では、本発明にかかる記憶部をボランティア活動支援サーバ110に設けた例を説明するが、本発明にかかる記憶部をボランティア活動支援サーバ110の外部に設けるようにしてもよい。このようにした場合、本発明にかかる記憶部は、ネットワーク160を介してボランティア活動支援サーバ110がアクセス可能な記憶装置によって実現することができる。
募集者端末120は、ボランティア活動に参加する参加者(ボランティア)を募集する募集者が使用する端末(コンピュータ)である。募集者は、例えば、ボランティア活動支援サーバ110に対して、所定のユーザ登録手続きを行った個人である。また、募集者は、ボランティア活動に参加する参加者を募集する法人(例えば非営利団体)の担当者であってもよい。
参加者端末130は、ボランティア活動に参加する参加者が使用する端末(コンピュータ)である。参加者も、例えば、募集者と同様、ボランティア活動支援サーバ110に対して、所定のユーザ登録手続きを行った個人である。
寄付者端末140は、ボランティア活動に対する寄付を行う寄付者が使用する端末(コンピュータ)である。寄付者も、例えば、募集者などと同様、ボランティア活動支援サーバ110に対して、所定のユーザ登録手続きを行った個人である。また、寄付者は、ボランティア活動に対する寄付を行う法人(例えば企業)の担当者であってもよい。
募集者端末120、参加者端末130および寄付者端末140の各端末は、各種情報の入力を受け付ける入力デバイスを有する。各端末の入力デバイスは、例えば、各端末を使用するユーザ(例えば募集者端末120であれば募集者)の操作を受け付けるタッチパネルである。また、各端末は、各種情報を出力する出力デバイスを有する。各端末の出力デバイスは、例えば、各端末を使用するユーザに対して各種情報を表示するディスプレイである。
また、各端末は通信部を有する。この通信部によって、各端末は、ボランティア活動支援サーバ110などの他のコンピュータと通信を行うことができる。例えば、各端末は、インストールされた所定のアプリケーションを介して、ボランティア活動支援サーバ110上に設けられた各種ウェブサイトにアクセスすることができる。ボランティア活動支援サーバ110上に設けられたウェブサイトは、例えば、後述のボランティア活動情報登録用ウェブサイトやボランティア活動情報閲覧用ウェブサイトなどである。
また、各端末は、例えば、自端末を使用するユーザからの操作に応じて、撮像対象を撮像する撮像装置を有していてもよい。撮像装置は、例えばカメラである。また、各端末は、自端末の位置を測位する測位装置を有していてもよい。測位装置は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星から受信した電波に基づいて位置情報を出力するGPSユニット(GPS受信機)である。位置情報は、例えば、緯度や経度など、地球上の1点を特定する情報である。また、測位装置は、GPSユニットに限らず、電子コンパス(地磁気センサ)などによって実現されてもよい。
募集者端末120、参加者端末130および寄付者端末140の各端末は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどによって実現される。
交通機関サーバ150は、本発明にかかる交通機関のコンピュータの一例である。交通機関サーバ150は、例えば、鉄道会社などの交通機関によって管理されるサーバである。交通機関は、例えば、鉄道、バス、飛行機、船などの輸送手段によって、交通券(例えば乗車券、航空券、乗船券)を所有する顧客を輸送するサービスを提供する企業である。また、交通機関は、例えば、ネットワーク160を介して交通券を販売するサービス(いわゆる「オンラインチケットサービス」)を提供している。
具体的に、交通機関サーバ150は通信部を有する。この通信部によって、交通機関サーバ150は、ボランティア活動支援サーバ110などの他のコンピュータと通信を行うことができる。そして、交通機関サーバ150は、他のコンピュータから交通券の購入要求を受け付けた場合に、受け付けた購入要求に基づいて交通券を発行する処理を行って、発行した交通券に関する交通券情報を他のコンピュータ(例えば購入要求元のコンピュータ)へ出力する。
交通券情報は、例えば、交通機関サーバ150によって発行された交通券をあらわす画像データを含む。また、交通券情報は、交通機関サーバ150によって発行された交通券の内容(例えば利用可能な区間。一例としては何駅から何駅までの交通券であるか)を示す情報を含んでいてもよい。交通機関サーバ150は、例えば、サーバコンピュータ、ワークステーション、パーソナルコンピュータなどによって実現される。
(ボランティア活動支援サーバ110および交通機関サーバ150を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例)
図2は、実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバおよび交通機関サーバを実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2において、ボランティア活動支援サーバ110を実現するコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)201、メモリ202および通信IF(Interface)203を備える。CPU201、メモリ202および通信IF203は、バス210によってそれぞれ接続される。
CPU201は、ボランティア活動支援サーバ110および交通機関サーバ150を実現するコンピュータを実現するコンピュータ全体の制御をつかさどる。メモリ202は、CPU201のワークエリアとして使用される。また、メモリ202は、ブートプログラムなどの各種プログラムやこれらのプログラムが実行される際に用いられる各種データなどを記憶する。例えば、ボランティア活動支援サーバ110を実現するコンピュータのメモリ202は、後述するユーザ情報DB500やボランティア活動情報DB600などを記憶する。
メモリ202は、例えば、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)およびHD(Hard Disc)などの各種メモリ装置(回路)によって実現することができる。
通信IF203は、ネットワーク160に接続され、ボランティア活動支援サーバ110および交通機関サーバ150を実現するコンピュータの内部と、当該コンピュータの外部とのインターフェイスをつかさどる。具体的には、通信IF203は、ボランティア活動支援サーバ110および交通機関サーバ150を実現するコンピュータと、他のコンピュータとの間におけるデータの入出力を制御する。
(各端末を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例)
図3は、実施の形態にかかる各端末を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、募集者端末120、参加者端末130および寄付者端末140の各端末を実現するコンピュータは、CPU301、メモリ302、出力デバイス303、入力デバイス304、通信IF305およびGPSユニット306を備える。CPU301、メモリ302、出力デバイス303、入力デバイス304、通信IF305およびGPSユニット306は、バス310によってそれぞれ接続される。
CPU301は、各端末を実現するコンピュータ全体の制御をつかさどる。メモリ302は、CPU301のワークエリアとして使用される。また、メモリ302は、ブートプログラムなどの各種プログラムやこれらのプログラムが実行される際に用いられる各種データなどを記憶する。メモリ302は、例えば、ROM、RAM、HDDおよびHDなどの各種メモリ装置(回路)によって実現することができる。
出力デバイス303は、例えば、文字や画像などを表示する液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイである。また、入力デバイス304は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、データ入力を行う。入力デバイス304は、例えばタッチパネルである。また、各端末を実現するコンピュータがパーソナルコンピュータによって実現される場合、入力デバイス304はキーボードやマウスなどであってもよい。タッチパネルなどによって実現される入力デバイス304は、入力デバイス304に対する入力操作に応じた信号をCPU301に対して出力する。
また、各端末を実現するコンピュータは、例えば、入力デバイス304として、カメラを有する。カメラは、例えば、CPU301によって制御され、撮像対象を撮像することにより画像データを生成し、生成した画像データをCPU301へ出力する。
通信IF305は、ネットワーク160に接続され、各端末を実現するコンピュータの内部と、当該コンピュータの外部とのインターフェイスをつかさどる。具体的には、通信IF305は、各端末を実現するコンピュータと、他のコンピュータ(例えばボランティア活動支援サーバ110)との間におけるデータの入出力を制御する。また、通信IF305は、電話回線網に接続され、音声通信に際して用いられてもよい。
GPSユニット306は、GPS衛星からの電波を受信して、GPSユニット306を備える自端末の位置情報をCPU301へ出力する。また、GPSユニット306は、準天頂衛星システムの衛星からの電波も受信して、当該電波に基づく位置情報を出力するようにしてもよい。さらに、各端末を実現するコンピュータは、DGPS(Differential GPS)により、GPSユニット306から出力された位置情報を補正するようにしてもよい。
(ボランティア活動支援サーバ110によるボランティア活動支援方法の一例)
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110によるボランティア活動支援方法の一例について説明する。図4は、実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバによるボランティア活動支援方法の一例を示す図である。
図4において、募集者401は、募集者端末120を有する。また、募集者401は、雪国のA市に在住している高齢者である。募集者401は、自宅の雪降ろしを自身で行うことが困難であり、また、年金暮らしで自宅の雪降ろしを業者に頼む金銭的な余裕もないため、ボランティア活動支援システム100を利用して、自宅の雪降ろしに参加可能な参加者を募集することにした。
この場合、募集者401は、募集者端末120を用いて、参加者を募集するボランティア活動についてのボランティア活動情報をボランティア活動支援サーバ110に登録する(図4の(1)参照)。ボランティア活動情報は、例えば、ボランティア活動の作業内容や実施場所を示す情報を含む。また、ボランティア活動情報には、ボランティア活動の実施日を示す情報などが含まれてもよい。ボランティア活動情報の具体的な一例については図6を用いて後述する。
募集者401は、例えば、ボランティア活動支援サーバ110上に設けられたボランティア活動情報登録用ウェブサイトを介して、ボランティア活動情報をボランティア活動支援サーバ110に登録することができる。図4の例において、募集者401は、作業内容が「自宅の雪降ろし」であり、実施場所が「A市○○」であり、実施日が「2017年12月27日」であることを示すボランティア活動情報を登録したとする。ここで、A市○○は、募集者401の住所(自宅の場所)である。また、2017年12月27日は、自宅の雪降ろしを行ってもらいたい日として募集者401が定めた日付である。
図4において、参加者402は、参加者端末130を有する。また、参加者402は、例えば、A市から離れたB市に在住している学生である。参加者402は、学校の冬休みを利用してボランティア活動へ参加することで、人の役に立ちたいと考えた。しかしながら、参加者402は、学生であるために金銭的な余裕はない。そこで、参加者402は、ボランティア活動支援システム100を利用して、参加者を募集しているボランティア活動を探すことにした。
この場合、参加者402は、参加者端末130を用いて、ボランティア活動支援サーバ110に登録されたボランティア活動情報を閲覧する(図4の(2)参照)。参加者402は、例えば、ボランティア活動支援サーバ110上に設けられたボランティア活動情報閲覧用ウェブサイトへアクセスすることによって、ボランティア活動支援サーバ110に登録されたボランティア活動情報を閲覧することができる。
図4の例において、参加者402は、ボランティア活動情報の閲覧により、参加者を募集しているボランティア活動として、募集者401宅の雪降ろしというボランティア活動があることを知った。そして、参加者402は、募集者401宅の雪降ろしへ参加したいと考えた。この場合、参加者402は、ボランティア活動支援サーバ110に対して、募集者401宅の雪降ろしについての参加登録を行う(図4の(2)参照)。参加者402は、例えば、ボランティア活動情報閲覧用ウェブサイトを介して、募集者401宅の雪降ろしについての参加登録を行うことができる。
また、参加者402は、参加登録の際あるいは参加登録に先立って、自身の出発場所を示す情報をボランティア活動支援サーバ110に登録する。ここで、出発場所は、参加者402がボランティア活動の実施場所へ向かう際に出発する場所であり、例えば、参加者402の住所である。図4の例において、参加者402は、募集者401宅の雪降ろしに参加する際、自宅から募集者401宅(すなわちA市○○)へ向かうとする。このため、参加者402は、自身の住所(後述のB市▲▲)を出発場所として登録している。
ボランティア活動支援サーバ110は、参加登録を受け付けた場合、参加登録の対象となったボランティア活動(図4の例の場合、募集者401宅の雪降ろし)の実施場所と、参加登録した参加者(図4の例の場合、参加者402)によって登録された出発場所と、に基づく交通費を示す交通費情報を取得する。
実施場所と出発場所とに基づく交通費は、例えば、出発場所から実施場所までの交通費(すなわち往路分の交通費)と、実施場所から出発場所までの交通費(すなわち復路分の交通費)との合計である。このようにすることで、参加者は、自費から交通費を負担することなく、ボランティア活動へ参加することができるようになる。
具体的に、図4の例の場合、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、B市▲▲の最寄り駅であるb駅からA市○○の最寄り駅であるa駅までの鉄道の交通券の金額と、a駅からb駅までの鉄道の交通券の金額との合計を、参加者402が募集者401宅の雪降ろしに参加する際の交通費として算出する。ここで、B市▲▲は、出発場所とされた参加者402の住所である。
一例として、a駅からb駅までの鉄道の交通券の金額と、a駅からb駅までの鉄道の交通券の金額とのそれぞれを「1000円」とすると、ボランティア活動支援サーバ110は、参加者402が募集者401宅の雪降ろしに参加する際の交通費を「2000円」と算出し、「2000円」を示す交通費情報を取得する。ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、公知の地図データ(例えば鉄道の路線データを含む)および経路探索技術を用いて経路探索を行うことにより交通費情報を取得することができる。
また、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、公知の地図データおよび経路探索技術を用いて経路探索を行う他のサーバ(例えば交通機関サーバ150)に対して出発場所および実施場所を示す情報を出力することで、経路探索および交通費の算出を他のサーバに行わせてもよい。このようにした場合、ボランティア活動支援サーバ110は、交通費情報を他のサーバから受け付けることで、交通費情報を取得することができる。
そして、図4の例の場合、ボランティア活動支援サーバ110は、募集者401が登録したボランティア活動情報に、参加者402を示す情報と、参加者402が参加登録したことにより取得した交通費情報とを対応付けるように、ボランティア活動情報の更新を行う。
図4において、寄付者403は、寄付者端末140を有する。また、寄付者403は、金銭的な余裕はあるもののボランティア活動へ参加する時間を作れないために、寄付によってボランティア活動を支援することで、人の役に立ちたいと考えた。そこで、寄付者403は、ボランティア活動支援システム100を利用して、寄付を受け付けているボランティア活動を探すことにした。
この場合、寄付者403は、寄付者端末140を用いて、ボランティア活動支援サーバ110に登録されたボランティア活動情報を閲覧する(図4の(3)参照)。寄付者403は、参加者402と同様に、例えば、ボランティア活動情報閲覧用ウェブサイトへアクセスすることにより、ボランティア活動支援サーバ110に登録されたボランティア活動情報を閲覧することができる。
図4の例において、寄付者403は、ボランティア活動情報の閲覧によって、募集者401宅の雪降ろしというボランティア活動があり、募集者401宅の雪降ろしへの参加を希望する参加者402がいることを知った。そして、寄付者403は、参加者402が募集者401宅の雪降ろしへ参加するために必要な交通費が「2000円」であることを知った。
そこで、寄付者403は、参加者402が募集者401宅の雪降ろしへ参加できるように、募集者401宅の雪降ろしに対して「2000円」寄付したいと考えた。この場合、寄付者403は、ボランティア活動支援サーバ110に対して、募集者401宅の雪降ろしについての「2000円」の寄付手続きを行う(図4の(3)参照)。
寄付者403は、例えば、ボランティア活動情報閲覧用ウェブサイトを介して、募集者401宅の雪降ろしについての寄付手続きを行うことができる。寄付手続きに際し、寄付者403は、例えば、クレジットカードを用いたカード決済によって、ボランティア活動支援サーバ110に対して寄付金を支払う手続きを行う。
寄付者403がカード決済によって寄付金を支払う手続きを行うことにより、例えば、寄付者403が手続きした寄付金額から所定の手数料を差し引いた分の金銭が、カード会社によってボランティア活動支援サーバ110を管理する企業の口座へ所定の期日に振り込まれる。ここで、所定の期日は、カード会社とボランティア活動支援サーバ110を管理する企業とが事前に取り決めた期日であり、例えば、寄付者403が寄付金を支払う手続きを行った当月末日あるいはその翌月の15日とすることができる。これにより、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業は、寄付者403から寄付された寄付金を得ることができる。そして、カード会社は、後日、寄付者403に対して寄付金の支払いを請求する。
なお、寄付者403が寄付金の支払いに用いたクレジットカードを発行したカード会社と、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業とが同一企業の場合、上述したカード会社からボランティア活動支援サーバ110を管理する企業への金銭の移動は行わなくてもよい。また、寄付手続きに際し、寄付者403は、例えば、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業の口座へ寄付金を直接振り込むようにしてもよい。
また、例えば、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業(あるいは寄付金が振り込まれる口座が開設された金融機関)は、寄付金の口座への振り込みに際し、当該振り込みに関わる口座の残高を管理するようにしてもよい。この場合、例えば、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業は、振込額を振込元の口座の残高から減算するとともに、当該振込額を振込先の口座の残高に加算するようにして、当該振り込みに関わる口座の残高を管理すればよい。また、例えば、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業は、当該企業の口座の残高の内訳として、当該企業の口座への振り込みを行った寄付者403ごとの寄付金額を認識可能に管理してもよい。さらに、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業は、寄付者403からの照会に応じて口座の残高を寄付者403に対して提示するようにしてもよい。ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業は、これらのことをボランティア活動支援サーバ110に行わせてもよいし、当該企業が管理する他のサーバなどに行わせてもよい。
募集者401宅の雪降ろしに対する寄付者403からの「2000円」の寄付により、募集者401宅の雪降ろしへの寄付金額が、参加者402の参加登録により取得された交通費情報が示す交通費に達した。この場合、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、b駅からa駅までの交通券と、a駅からb駅までの交通券との購入要求を交通機関サーバ150へ出力する(図4の(4)参照)。
また、例えば、この際に、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業の口座から、交通機関サーバ150を管理する交通機関の口座へ、購入する交通券に応じた金額を振り込む処理を行う。ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、購入する交通券の対価分の金額から、所定の手数料を差し引いた分の金額を交通機関の口座へ振り込む。
また、ボランティア活動支援サーバ110は、所定の期日となってから交通機関の口座への振り込みを行うようにしてもよい。ここで、所定の期日は、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業と交通機関とが事前に取り決めた期日であり、例えば、ボランティア活動支援サーバ110が交通機関サーバ150に対して購入要求を出力した当月末日あるいはその翌月の15日とすることができる。
そして、図4の例の場合、交通機関サーバ150は、ボランティア活動支援サーバ110から受け付けた購入要求に応じて、b駅からa駅までの交通券と、a駅からb駅までの交通券とを発行し、発行した交通券に関する交通券情報をボランティア活動支援サーバ110へ出力する(図4の(5)参照)。そして、ボランティア活動支援サーバ110は、交通機関サーバ150から受け付けた交通券情報を参加者端末130へ出力する(図4の(6)参照)。
その後、参加者402は、募集者401の雪降ろしの実施日となると、例えば、上記(6)により受け付けた交通券情報を参加者端末130に表示させ、当該交通券情報があらわす交通券を、交通機関サーバ150を管理する交通機関の従業員(例えば鉄道会社の駅員)に見せる。これにより、参加者402は、b駅からa駅まで、およびa駅からb駅まで鉄道を利用して移動することができる。
また、例えば、参加者端末130が近距離無線通信に対応したICチップを有するように構成し、このICチップに交通券情報が記憶されるようにしてもよい。このようにすれば、参加者402は、例えば、改札機に設けられたリーダ部分に参加者端末130をかざすことで、改札機を通過でき、b駅からa駅まで、およびa駅からb駅まで鉄道を利用して移動することが可能となる。
これらにより、参加者402は、募集者401の雪降ろしに参加するための交通費を自費から負担することなく、募集者401の雪降ろしに参加することが可能となる。そして、参加者402は、募集者401が参加者を募集して自身が参加登録したボランティア活動、すなわち募集者401宅の雪降ろしへ参加する(図4の(7)参照)。
その後、募集者401は、募集者端末120によって、募集者401宅の雪降ろしが完了したことを示すボランティア活動実施情報を、ボランティア活動支援サーバ110へ出力する(図4の(8)参照)。例えば、募集者401は、募集者401宅の雪降ろしが完了した証拠として、募集者端末120により雪降ろし完了後の募集者401宅を撮影し、その画像データを含むボランティア活動支援サーバ110へボランティア活動実施情報を出力する。
ボランティア活動支援サーバ110は、募集者401宅の雪降ろしが完了したことを示すボランティア活動実施情報を募集者401から受け付けると、募集者401宅の雪降ろしが完了したことを報告する報告情報を、募集者401宅の雪降ろしに対する寄付を行った寄付者403の寄付者端末140へ出力する(図4の(9)参照)。これにより、寄付者403は、自身が寄付したボランティア活動が実施されたこと、すなわち自身が寄付した寄付金が役立てられたことを知ることができる。
このように、ボランティア活動支援サーバ110によれば、ボランティア活動へ参加したくても、金銭的な事情によりボランティア活動の実施場所まで赴くことが困難な者(図4の例の場合、参加者402)のボランティア活動への参加を促すことができる。
また、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、参加者によって登録された参加者の口座に交通費を振り込む処理を行うことによって、当該参加者に交通費を支給してもよい。このようにした場合は、支給された交通費を用いて、参加者が自身で交通券を購入すればよい。これに対して、上述したように、ボランティア活動支援サーバ110が交通券情報を参加者の端末へ出力するようにした場合は、参加者が交通券を自身で手配する手間を削減することができ、参加者がより簡単にボランティア活動に参加することができるようになる。
また、参加者の口座に交通費を振り込むようにした場合は、交通費として振り込まれた金銭を、参加者が意図的あるいは誤って他の用途に使ってしまうことも考えられる。このため、上述したように、ボランティア活動支援サーバ110が交通券情報を参加者の端末へ出力するようにすることで、このような事態が発生することを抑制することができる。したがって、ボランティア活動支援サーバ110は、参加者がより確実にボランティア活動へ参加することを促すことができるとともに、寄付者からの寄付金が寄付者の意図通りに用いられる可能性を高めて、寄付者の寄付意欲を向上させて寄付を促すことが可能となる。
なお、以上に説明した例では、出発場所を参加者の住所としたが、これに限らない。例えば、出発場所は、参加者が定めた任意の場所であってもよい。図4の例の場合、例えば、参加者402は、他のボランティア活動に参加した後に、帰宅することなくそのまま連続して募集者401宅の雪降ろしに参加するのであれば、募集者401宅の雪降ろしの前に参加するボランティア活動の実施場所を、募集者401宅の雪降ろしに参加する際の出発場所として登録するようにしてもよい。また、参加者402は、帰省した際や旅行に行った際に募集者401宅の雪降ろしに参加するのであれば、帰省や旅行における滞在場所(例えば実家やホテルの場所)を、募集者401宅の雪降ろしに参加する際の出発場所として登録するようにしてもよい。
また、出発場所から実施場所までの経路あるいは実施場所から出発場所までの経路が複数種類ある場合、ボランティア活動支援サーバ110は、最も安く済む経路を利用した場合の交通費を示す交通費情報を取得するようにしてもよい。また、出発場所から実施場所までの経路などが複数種類ある場合、ボランティア活動支援サーバ110は、最も一般的に利用される経路(すなわち交通費と移動時間とのバランスが最も優れると想定される経路)を利用した場合の交通費を示す交通費情報を取得するようにしてもよい。
また、例えば、参加登録の際に、参加者402が移動手段(例えば「マイカー」あるいは「交通機関」)もボランティア活動支援サーバ110に登録するようにしてもよい。このようにした場合、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、参加者402によって登録された移動手段が「交通機関」であれば、上述したように、鉄道による運賃に基づいて交通費を取得する。
一方、このようにした場合、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、参加者402によって登録された移動手段が「マイカー」であれば、B市▲▲からA市○○まで(往路分)の走行距離と、A市○○からB市▲▲まで(復路分)の走行距離との合計に応じたガソリン代(例えば10[km]につき150円)に基づいて、交通費を取得する。また、B市▲▲からA市○○までの移動、あるいはA市○○からB市▲▲までの移動に際して、有料道路の利用が見込まれる場合は、その有料道路の利用料をさらに加算した交通費を取得するようにしてもよい。
そして、ボランティア活動支援サーバ110は、参加者402によって登録された移動手段が「マイカー」であれば参加者402の口座に交通費を振り込むようにしてもよい。一方、交通機関サーバ150は、参加者402によって登録された移動手段が「交通機関」であれば、上述したように、交通機関サーバ150を管理する交通機関の口座に交通費を振り込んで、参加者端末130には交通券情報を出力するようにしてもよい。
また、実施場所と出発場所とに基づく交通費は、出発場所から実施場所までの交通費、あるいは実施場所から出発場所までの交通費、すなわち片道分の交通費としてもよい。例えば、図4の例において、募集者401の雪降ろしの実施日前の所定のタイミング(例えば前日)までに、募集者401宅の雪降ろしへの寄付金額が「1000円」しか集まらなかったとする。
この場合、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、b駅からa駅までの交通券の購入要求を交通機関サーバ150へ出力して、当該購入要求に応じて交通機関サーバ150から受け付けた交通券情報を参加者端末130へ出力することにより、b駅からa駅までの交通券(すなわち片道分の交通券)を参加者402に支給するようにしてもよい。このようにしても、参加者402は、片道分の交通費を負担するだけで、募集者401の雪降ろしのボランティア活動へ参加することができるようになる。また、この場合、ボランティア活動支援サーバ110は、「1000円」を参加者402の口座へ振り込むようにしてもよい。
また、例えば、作業内容が仮設住宅の建設などの多大な労力を要するボランティア活動の場合、複数人の参加者の参加が必要になると想定される。したがって、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、複数人の参加者を募集するように募集者が登録したボランティア活動については、複数人の参加者の参加登録を受け付けるようにしてもよい。そして、ボランティア活動支援サーバ110は、複数人の参加者の参加登録が行われたボランティア活動については、それぞれの参加者の交通費の合計金額分の寄付を受け付けるようにする。
また、例えば、作業内容が仮設住宅の建設などの多大な労力を要するボランティア活動の場合、1日で終わらないことが想定される。したがって、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、実施日が複数日となるように募集者が登録したボランティア活動については、交通費に加えて、参加者の宿泊費や食費(例えば、参加者1人につき1日あたり5000円)も考慮した寄付を受け付けるようにしてもよい。
また、例えば、参加者端末130が、インストールされた所定のアプリケーションを介して、実施日における自端末の位置情報をボランティア活動支援サーバ110へ出力するようにしてもよい。このようにした場合、ボランティア活動支援サーバ110は、参加者端末130から受け付けた位置情報に基づいて、実施日に参加者がボランティア活動の実施場所へ赴いたか(すなわちボランティア活動へ参加したか)否かを推定することができる。
そして、このようにした場合、ボランティア活動支援サーバ110は、参加者端末130から受け付けた位置情報に基づく推定結果を含む報告情報を寄付者端末140へ出力するようにしてもよい。このようにすれば、ボランティア活動支援サーバ110は、参加者がボランティア活動へ参加した場合にそのことを寄付者に伝えることが可能となり、寄付者の「自身の寄付金がちゃんと役立てられた」という実感をより高めることができ、寄付者の寄付意欲を向上させて寄付を促すことが可能となる。
(ユーザ情報DBの一例)
つぎに、記憶部111が記憶するユーザ情報DBの一例について説明する。図5は、本実施の形態にかかるユーザ情報DBの一例を示す図である。図5において、ユーザ情報DB500は、ユーザIDと、氏名と、住所と、連絡先と、端末IDと、のそれぞれを示す情報を対応付けたユーザ情報を記憶する。
ユーザ情報において、ユーザIDは、ユーザの識別子(識別情報)を示し、例えば、ユーザ登録手続きが行われることに応じてボランティア活動支援サーバ110が各ユーザに対して一意に割り当てたIDを示す。ユーザ情報において、氏名は、ユーザの氏名を示し、例えば、ユーザがユーザ登録手続きの際に入力した氏名を示す。また、ユーザ情報DB500は、氏名の代わりに、あるいは氏名に加えて、ニックネームやSNS(Social Networking Service)などのアカウント名を記憶するようにしてもよい。
また、ユーザ情報において、住所は、ユーザの住所を示し、例えば、ユーザがユーザ登録手続きの際に入力した住所を示す。住所は、例えばユーザの出発場所に相当する。ユーザ情報において、連絡先は、ユーザの連絡先を示し、例えば、ユーザがユーザ登録手続きの際に入力した連絡先を示す。具体的に、連絡先は、例えば、ユーザが使用する端末(例えば募集者端末120、参加者端末130、寄付者端末140)の電話番号やメールアドレスである。
また、ユーザ情報において、端末IDは、ユーザが使用する端末の識別子を示し、例えば、ユーザが使用する端末のシリアル番号やMACアドレスを示す。ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、ユーザ登録手続きが行われたことに応じて、ユーザの端末へ端末IDを確認するためのウェブサイトのURLを記載した仮登録完了メールを送信し、当該URLのウェブサイトにアクセスさせることにより当該端末の端末IDを取得して、当該端末IDを含むユーザ情報をユーザ情報DB500に記憶することができる。
また、ユーザ情報DB500は、さらに、コメントを示す情報やプロフィール写真の画像データを含むユーザ情報を記憶してもよい。このようにした場合、ユーザ情報DB500は、例えば、ユーザがユーザ登録手続きの際あるいはユーザ登録手続き後の任意のタイミングで入力したコメント(例えば自己PR)を示す情報を記憶する。また、ユーザ情報DB500は、例えば、ユーザがユーザ登録手続きの際あるいはユーザ登録手続き後の任意のタイミングで、プロフィール写真の画像データとしてボランティア活動支援サーバ110へ送信した画像データを記憶する。
また、ユーザ情報DB500は、さらに、ユーザの口座を示す情報を含むユーザ情報を記憶してもよい。口座を示す情報は、例えば、口座が開設された金融機関および支店と、口座番号とを示す情報である。このようにした場合、ユーザ情報DB500は、例えば、ユーザがユーザ登録手続きの際あるいはユーザ登録手続き後の任意のタイミングで入力した口座を示す情報を記憶する。このようにすれば、ボランティア活動支援サーバ110は、ユーザ情報DB500を参照して、ユーザの口座へ交通費を振り込む処理を行うことが可能となる。
(ボランティア活動情報DBの一例)
つぎに、記憶部111が記憶するボランティア活動情報DBの一例について説明する。図6は、本実施の形態にかかるボランティア活動情報DBの一例を示す図である。図6において、ボランティア活動情報DB600は、例えば、ボランティア活動IDと、募集者と、作業内容(ボランティア活動名)と、実施場所と、実施日と、参加可能人数と、参加者と、交通費と、合計交通費と、寄付金額と、不足金額と、寄付者と、のそれぞれを対応付けたボランティア活動情報を記憶する。
ボランティア活動情報において、ボランティア活動IDは、ボランティア活動の識別子を示し、例えば、ボランティア活動支援サーバ110が各ボランティア活動に対して一意に割り当てたIDを示す。ボランティア活動IDは、本発明にかかるボランティア活動を識別する識別情報の一例である。
ボランティア活動情報において、募集者は、ボランティア活動への参加者を募集する募集者を示し、例えば、ボランティア活動情報の登録を行った募集者のユーザIDを示す。ボランティア活動情報において、作業内容は、ボランティア活動の作業内容を示し、例えば、募集者がボランティア活動情報登録の際に入力した作業内容を示す。ボランティア活動情報において、実施場所は、ボランティア活動の実施場所を示し、例えば、募集者がボランティア活動情報登録の際に入力した実施場所を示す。ボランティア活動情報において、実施日は、ボランティア活動の実施日を示し、例えば、募集者がボランティア活動情報登録の際に実施日として入力した日付を示す。
なお、実施日は、1日に限らず、複数日登録することができるようにしてもよい。また、例えば、ボランティア活動情報登録の際に日付だけでなく時分も入力させるようにして、ボランティア活動情報DB600は、時分を示す情報も含む実施日時を示す情報を記憶するようにしてもよい。ボランティア活動情報における実施日の情報は、本発明にかかるボランティア活動が実施される時期を示す情報の一例である。
ボランティア活動情報において、参加可能人数は、ボランティア活動への参加を受け入れる参加者の上限人数を示す。例えば、参加可能人数は、募集者がボランティア活動情報登録の際に参加可能人数として入力した人数を示す。ボランティア活動情報において、参加者は、ボランティア活動へ参加する参加者を示し、例えば、ボランティア活動への参加登録を行った参加者のユーザIDを示す。
ボランティア活動情報において、交通費は、ボランティア活動へ参加するそれぞれの参加者の交通費を示し、例えば、ボランティア活動への参加登録を行ったそれぞれの参加者に対して取得された交通費を示す。ボランティア活動情報において、合計交通費は、ボランティア活動へ参加するそれぞれの参加者の交通費の合計を示す。
例えば、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報は、ユーザID「U02」の参加者のみが参加することを示しており、ユーザID「U02」の参加者の交通費が「2000円」であることを示している。したがって、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報の合計交通費は、「2000円」となっている。
一方、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報は、ユーザID「U05」の参加者およびユーザID「U06」の参加者が参加することを示しており、ユーザID「U05」の参加者の交通費が「5000円」であり、ユーザID「U06」の参加者の交通費が「6000円」であることを示している。したがって、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報の合計交通費は、「5000円+6000円=11000円」となっている。
ボランティア活動情報において、寄付金額は、ボランティア活動に対して寄付された寄付金の金額を示す。例えば、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報は、ボランティア活動ID「B01」によって識別されるボランティア活動に対して「2000円」の寄付があったことを示している。
ボランティア活動情報において、不足金額は、ボランティア活動を実施する上で不足している金額を示し、例えば、合計交通費−寄付金額によって算出される金額を示す。例えば、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報の場合、合計交通費が「2000円」であり、寄付金額も「2000円」であるため、不足金額は「2000円(合計交通費)−2000円(寄付金額)=0円」となっている。一方、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報の場合、合計交通費が「11000円」であり、寄付金額が「0円」であるため、不足金額は「11000円(合計交通費)−0円(寄付金額)=11000円」となっている。
ボランティア活動情報において、寄付者は、ボランティア活動に対して寄付した寄付者を示し、例えば、ボランティア活動支援サーバ110に対して寄付手続きを行った寄付者のユーザIDを示す。ボランティア活動情報における寄付者の情報は、本発明にかかる寄付者を示す情報の一例である。
また、本実施の形態において、ボランティア活動情報DB600は、ボランティア活動に参加登録した参加者の出発場所と当該ボランティア活動の実施場所とに基づきボランティア活動支援サーバ110が取得した交通費を示す情報を記憶するようにするが、これに限らない。例えば、参加者がボランティア活動に参加登録する際に必要な交通費を入力させるようにして、ボランティア活動情報DB600は、参加者が入力した(申告した)交通費を示す情報を記憶するようにしてもよい。
(ボランティア活動支援サーバ110の機能的構成の一例)
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110の機能的構成の一例について説明する。図7は、本実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバの機能的構成の一例を示すブロック図である。図7において、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、受付部701と、更新部702と、交通費取得部703と、判定部704と、交通費支払処理部705と、出力部706と、を含む。
ボランティア活動支援サーバ110の各機能部は、例えば、図2に示したメモリ202などにより実現される記憶部111を参照可能に設けられる。また、ボランティア活動支援サーバ110の各機能部の処理結果は、例えば記憶部111に記憶される。
受付部701は、ボランティア活動支援サーバ110に対して出力された各種情報を受け付ける。受付部701は、例えば、ユーザがボランティア活動情報の登録手続きを行うことにより、ユーザの端末(例えば募集者端末120)からボランティア活動支援サーバ110に対して出力される登録要求を受け付ける。登録要求は、例えば、ボランティア活動情報の登録手続きを行ったユーザのユーザIDと、登録するボランティア活動情報と、の情報を含む。具体的に、登録要求は、登録するボランティア活動情報についての作業内容、実施場所、実施日、参加可能人数などを示す情報を含む。
受付部701は、登録要求を受け付けた場合、受け付けた登録要求を更新部702へ出力する。受付部701は、本発明にかかる受付手段の一例であり、例えば、図2に示した通信IF203、あるいはCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
更新部702は、記憶部111の記憶内容を更新する。更新部702は、本発明にかかる交通費情報記憶制御手段および寄付者情報記憶制御手段の一例であり、例えば、図2に示したCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
更新部702は、例えば、受付部701から登録要求を受け付けた場合、受け付けた登録要求に基づくボランティア活動情報を新たにボランティア活動情報DB600に記憶する。具体的に、更新部702は、例えば、一意のボランティア活動IDを発行し、発行したボランティア活動IDの情報を含むボランティア活動情報を記憶する。また、更新部702は、受け付けた登録要求のユーザIDを募集者として示すボランティア活動情報を記憶する。そして、更新部702は、受け付けた登録要求に応じた作業内容、実施場所、実施日、参加可能人数を示すボランティア活動情報を記憶する。
これにより、ボランティア活動支援サーバ110は、ユーザによってボランティア活動情報の登録手続きが行われることに応じてボランティア活動情報を記憶部111に記憶することができる。
また、受付部701は、例えば、ユーザがボランティア活動への参加登録の手続きを行うことにより、ユーザの端末(例えば参加者端末130)からボランティア活動支援サーバ110に対して出力される参加要求を受け付ける。参加要求は、例えば、参加登録の手続きを行ったユーザのユーザIDと、参加登録の対象となったボランティア活動のボランティア活動IDと、の情報を含む。受付部701は、参加要求を受け付けた場合、受け付けた参加要求を交通費取得部703へ出力する。
交通費取得部703は、受付部701から参加要求を受け付けた場合、記憶部111を参照して、参加登録の対象となったボランティア活動の実施場所と、参加登録の手続きを行ったユーザの出発場所とに基づく交通費を示す交通費情報を取得する。
例えば、交通費取得部703は、ユーザ情報DB500を参照して、受け付けた参加要求に含まれたユーザIDに対応する住所を示す情報を、参加登録の手続きを行ったユーザの出発場所を示す情報として取得する。また、交通費取得部703は、ボランティア活動情報DB600を参照して、受け付けた参加要求に含まれたボランティア活動IDに対応する実施場所を示す情報を取得する。
そして、交通費取得部703は、公知の地図データと経路探索技術とを用いて、取得した出発場所から実施場所までの経路(すなわち往路)と、取得した実施場所から出発場所までの経路(すなわち復路)とをそれぞれ探索する。この際、交通費取得部703は、例えば、鉄道、バス、飛行機、船などの所定の公共交通機関を利用した場合の経路を探索する。これにより、交通費取得部703は、所定の公共交通機関を利用した場合の実施場所と出発場所との間の移動にかかる交通費を示す交通費情報を取得することができる。
出発場所から実施場所までの経路と、実施場所から出発場所までの経路とを探索することにより、交通費取得部703は、それぞれの経路を利用した場合にかかる費用を得ることができる。したがって、交通費取得部703は、例えば、これらの費用の合計を交通費とし、当該交通費を示す交通費情報を取得する。
交通費取得部703は、例えば、取得した交通費情報と、受付部701から受け付けた参加要求とを更新部702へ出力する。交通費取得部703は、本発明にかかる交通費取得手段の一例であり、例えば、図2に示したCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
更新部702は、交通費取得部703から交通費情報と参加要求とを受け付けた場合、受け付けた参加要求のボランティア活動IDに対応するボランティア活動情報をボランティア活動情報DB600から検索する。そして、更新部702は、検索されたボランティア活動情報の内容を更新する。
具体的に、更新部702は、例えば、受け付けた参加要求のユーザIDを参加者として示すように、ボランティア活動情報を更新する。この際、更新部702は、検索されたボランティア活動情報の参加者の情報として他のユーザIDがすでに記憶されていれば、受け付けた参加要求のユーザIDをさらに追加するように更新する。このようにすることにより、複数の参加者が参加可能な(参加可能人数が「2名」以上の)ボランティア活動についてのボランティア活動情報においては、それぞれの参加者のユーザIDを、参加者の情報として記憶することができる。
また、更新部702は、受け付けた交通費情報が示す交通費となるように、検索されたボランティア活動情報の交通費の情報を更新する。この際、更新部702は、検索されたボランティア活動情報において、更新した参加者の情報に対応する交通費の情報を更新する。そして、更新部702は、ボランティア活動情報の交通費の情報を更新したことに応じて、当該ボランティア活動情報の合計交通費の情報も更新する。
例えば、更新部702は、ボランティア活動情報の交通費の情報を「2000円」と更新したとする。そして、このボランティア活動情報の合計交通費の情報がこれまで「0円」を示すものであったとする。この場合、更新部702は、ボランティア活動情報の交通費の情報を「2000円」と更新したことに応じて、当該ボランティア活動の合計交通費の情報を「0円(これまでの合計交通費の金額)+2000円(更新した交通費の金額)=2000円」と更新する。
これらにより、ボランティア活動支援サーバ110は、ユーザによってボランティア活動への参加登録の手続きが行われることに応じて、参加登録の対象となったボランティア活動についてのボランティア活動情報の交通費および合計交通費の情報を更新することができる。
また、受付部701は、例えば、ユーザがボランティア活動への寄付手続きを行うことにより、ユーザの端末(例えば寄付者端末140)からボランティア活動支援サーバ110に対して出力される寄付要求を受け付ける。寄付要求は、例えば、寄付手続きを行ったユーザのユーザIDと、寄付先のボランティア活動のボランティア活動IDと、今回の寄付手続きにより寄付される寄付金額と、の情報を含む。受付部701は、寄付要求を受け付けた場合、受け付けた寄付要求を更新部702へ出力する。
更新部702は、受付部701から寄付要求を受け付けた場合、受け付けた寄付要求のボランティア活動IDに対応するボランティア活動情報をボランティア活動情報DB600から検索する。そして、更新部702は、検索されたボランティア活動情報の内容を更新する。
具体的に、更新部702は、例えば、受け付けた寄付要求のユーザIDを寄付者として示すように、ボランティア活動情報を更新する。この際、更新部702は、検索されたボランティア活動情報の寄付者の情報として他のユーザIDがすでに記憶されていれば、受け付けた寄付要求のユーザIDをさらに追加するように更新する。このようにすることにより、複数の寄付者による寄付が行われたボランティア活動についてのボランティア活動情報においては、それぞれの寄付者のユーザIDを、寄付者の情報として記憶することができる。
また、更新部702は、受け付けた寄付要求の寄付金額に基づいて、検索されたボランティア活動情報の寄付金額の情報を更新する。例えば、更新部702は、検索されたボランティア活動情報の寄付金額がこれまで「0円」を示すものであったとする。そして、受け付けた寄付要求が寄付金額「2000円」を示すものであったとする。この場合、更新部702は、検索されたボランティア活動情報の寄付金額の情報を「0円(これまでの寄付金額)+2000円(寄付要求が示す寄付金額)=2000円」と更新する。
また、更新部702は、ボランティア活動情報の寄付金額の情報を更新したことに応じて、当該ボランティア活動情報の不足金額の情報も更新する。例えば、更新部702は、ボランティア活動情報の寄付金額の情報を「2000円」に更新したとする。そして、このボランティア活動情報の不足金額の情報がこれまで「2000円」を示すものであったとする。この場合、更新部702は、ボランティア活動情報の不足金額の情報を「2000円(これまでの不足金額)−2000円(更新後の寄付金額)=0円」と更新する。
これらにより、ボランティア活動支援サーバ110は、ユーザによってボランティア活動への寄付手続きが行われることに応じて、寄付先のボランティア活動についてのボランティア活動情報の寄付金額の情報および不足金額の情報を更新することができる。そして、更新部702は、ボランティア活動情報における寄付金額や不足金額の情報の更新を行うと、例えば、更新したボランティア活動情報を判定部704へ出力する。
判定部704は、更新部702から受け付けたボランティア活動情報に基づいて、寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かを判定する。判定部704は、例えば、受付終了条件を満たしたか否かの判定において、寄付金額が交通費に達したか否かを判定する。具体的に、判定部704は、例えば、更新部702から受け付けたボランティア活動情報の不足金額の情報を参照して、不足金額が「0円」となったか否かを判定する。
また、判定部704は、例えば、受付終了条件を満たしたか否かの判定において、寄付要求の受付期間が終了したか否かを判定するようにしてもよい。この場合、寄付要求の受付期間は、例えば、ボランティア活動情報が登録された日から当該ボランティア活動情報が示すボランティア活動の実施日前の所定のタイミング(例えば後述の交通費支払処理部705が振り込みを行うように定められたタイミング)までの期間とすることができる。
判定部704は、判定結果を交通費支払処理部705へ出力する。判定部704は、本発明にかかる判定手段の一例であり、例えば、図2に示したCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
交通費支払処理部705は、判定部704から受け付けた判定結果に基づいて、判定部704によって受付終了条件を満たしたと判定された場合、参加者の口座と、当該参加者が当該ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、当該参加者の交通費に充当する金額を振り込む処理を行う。参加者の交通費に充当する金額は、例えば、参加者の交通費(交通費情報が示す交通費)である。また、参加者の交通費に充当する金額は、参加者の交通費の一部(例えば片道分の交通費や、当該参加者が参加するボランティア活動への寄付金額)であってもよい。
例えば、交通費支払処理部705は、判定部704によって寄付金額が交通費に達したと判定された場合、寄付金額が交通費に達したボランティア活動に参加登録した参加者の口座と、当該参加者が当該ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、当該参加者の交通費に応じた金額を振り込む処理を行う。また、交通費支払処理部705は、上述の振り込む処理において、例えば、振込元の口座を、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業の口座としてもよい。
また、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、交通費支払処理部705によって、上述したように、振り込みに際し、当該振り込みに関わる口座の残高を管理するようにしてもよい。さらに、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動支援サーバ110を管理する企業の口座の残高の内訳として、当該企業の口座への振り込みを行った寄付者(例えば寄付者403)ごとの寄付金額を認識可能に管理してもよい。また、ボランティア活動支援サーバ110は、寄付者からの照会に応じて口座の残高を当該寄付者に対して提示するようにしてもよい。
交通費支払処理部705は、例えば、寄付金額が交通費に達したボランティア活動情報の実施日の情報を参照して、実施日前の所定のタイミングで交通費を振り込むようにする。これにより、交通費を後払いにするようにした場合(すなわち交通費を一時的に参加者に立て替えさせるようにした場合)に比べて、参加者の金銭的な負担を低減することができる。交通費を支払うタイミングは、例えば、ボランティア活動支援サーバ110の管理者が適宜設定することができる。
また、交通費支払処理部705が参加者の口座に交通費を振り込むようにしてもよいが、上述したように、交通費を参加者に直接支払うよりも、交通券を参加者に支給するようにする方が好ましい。交通券を参加者に支給するようにする場合、交通費支払処理部705は、例えば、寄付金額が交通費に達したボランティア活動に参加登録した参加者の出発場所から、当該ボランティア活動の実施場所までの交通券の購入要求を生成する。そして、交通費支払処理部705は、例えば、生成した購入要求を出力部706へ出力し、当該購入要求を出力部706によって交通機関サーバ150へ出力させる。
上述したように、交通機関サーバ150は、ボランティア活動支援サーバ110から購入要求を受け付けた場合、当該購入要求に基づく交通券を発行し、発行した交通券の交通券情報をボランティア活動支援サーバ110へ出力する。ボランティア活動支援サーバ110は、交通機関サーバ150から出力された交通券情報を受付部701によって受け付ける。
そして、受付部701は、交通券情報を受け付けた場合、受け付けた交通券情報を交通費支払処理部705へ出力する。交通費支払処理部705は、受付部701から受け付けた交通券情報を出力部706へ出力し、当該交通券情報を出力部706によって参加者の端末へ出力させる。交通券情報の出力先となる端末は、例えば、購入要求を出力する契機となったボランティア活動情報における参加者の情報と、交通券情報の区間を示す情報(例えば何駅から何駅までの交通券であるかを示す情報)とに基づいて特定することができる。
また、交通費支払処理部705は、交通機関サーバ150から交通券情報を受け付けた場合、例えば、交通機関サーバ150を管理する交通機関の口座へ交通券の金額を所定の期日に振り込む処理を行う。交通機関の口座は、例えば、ボランティア活動支援サーバ110の管理者などにより、交通費支払処理部705に対して予め設定される。また、例えば、ボランティア活動支援サーバ110は、交通費支払処理部705により振り込む処理を行うときに、その旨を寄付者端末140へ通知するようにしてもよい。この場合、ボランティア活動支援サーバ110は、記憶部111を参照して、振り込みが行われる寄付金に対応するボランティア活動に寄付した寄付者の寄付者端末140へ通知すればよい。
交通費支払処理部705は、本発明にかかる交通費支払処理手段の一例であり、例えば、図2に示したCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、出力部706は、本発明にかかる出力手段の一例であり、例えば、図2に示した通信IF203、あるいはCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
また、さらに、ボランティア活動支援サーバ110は、報告情報生成部707をさらに含んでもよい。このようにした場合、受付部701は、例えば、ユーザがボランティア活動完了報告手続きを行うことにより、ユーザの端末(例えば募集者端末120)からボランティア活動支援サーバ110に対して出力されるボランティア活動実施情報を受け付ける。
ボランティア活動実施情報は、例えば、実施されたボランティア活動のボランティア活動IDの情報を含む。また、ボランティア活動実施情報は、例えば、ユーザ(例えば募集者)によって入力されたコメントや、当該ユーザの端末(例えば募集者端末120)によって撮像された画像データを含む。受付部701は、ボランティア活動実施情報を受け付けた場合、受け付けたボランティア活動実施情報を報告情報生成部707へ出力する。
報告情報生成部707は、受付部701から受け付けたボランティア活動実施情報に基づいて報告情報を生成する。報告情報生成部707は、例えば、受け付けたボランティア活動実施情報の画像データやコメントを示す情報を含む報告情報を生成する。また、報告情報生成部707は、受け付けたボランティア活動実施情報のボランティア活動IDに対応するボランティア活動情報をボランティア活動情報DB600から検索し、検索されたボランティア活動情報の寄付者の情報を取得する。
そして、報告情報生成部707は、取得した参加者の情報に基づいて、当該寄付者の端末を宛先とした報告情報を生成する。報告情報生成部707は、生成した報告情報を出力部706へ出力し、当該報告情報を出力部706によって寄付者の端末へ出力させる。報告情報生成部707は、例えば、図2に示したCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
(各端末の表示例)
つぎに、各端末の表示例について説明する。図8は、本実施の形態にかかる募集者端末の表示例(その1)を示す図である。図8に示す表示画面800は、ボランティア活動情報登録用ウェブサイトへアクセスした募集者端末120の表示画面の一例である。例えば、募集者は、募集者端末120に対して自身のユーザIDなどを入力することによりログインを行うことで、募集者端末120によってボランティア活動情報登録用ウェブサイトへアクセスすることが可能となる。
表示画面800には、例えば、作業内容入力欄801、実施場所入力欄802、実施日入力欄803、参加可能人数入力欄804およびボランティア活動情報登録ボタン805が設けられる。募集者は、募集者端末120を操作することにより、参加者を募集するボランティア活動についての作業内容を作業内容入力欄801に入力すればよい。図8の例では、募集者は、「自宅の雪降ろし」と作業内容入力欄801に入力している。
また、募集者は、募集者端末120を操作することにより、参加者を募集するボランティア活動についての実施場所を実施場所入力欄802に入力すればよい。図8の例では、募集者は、「A市○○」と実施場所入力欄802に入力している。
また、募集者は、募集者端末120を操作することにより、参加者を募集するボランティア活動についての実施日を実施日入力欄803に入力すればよい。図8の例では、募集者は、「2017年12月27日」と実施日入力欄803に入力している。
また、募集者は、募集者端末120を操作することにより、参加者を募集するボランティア活動についての参加可能人数を参加可能人数入力欄804に入力すればよい。図8の例では、募集者は、「1名」と参加可能人数入力欄804に入力している。
そして、募集者は、募集者端末120を操作して、ボランティア活動情報登録ボタン805を押下(例えばタップ)することにより、ボランティア活動情報の登録手続きを行うことができる。すなわち、ボランティア活動情報登録ボタン805が押下された場合、募集者のユーザID(ログインに際して入力されたユーザID)と、各入力欄801〜804に入力された内容と、の情報を含む登録要求が募集者端末120からボランティア活動支援サーバ110へ出力される。
図8の例の場合、ボランティア活動情報登録ボタン805が押下されると、ユーザID「U01」、作業内容「自宅の雪降ろし」、実施場所「A市○○」、実施日「2017年12月27日」および参加可能人数「1名」の情報を含む登録要求がボランティア活動支援サーバ110へ出力される。
図9は、実施の形態にかかる参加者端末および寄付者端末の表示例を示す図である。図9に示す表示画面900は、ボランティア活動情報閲覧用ウェブサイトへアクセスした参加者端末130および寄付者端末140の表示画面の一例である。例えば、参加者および寄付者は、自身が使用する端末に対して自身のユーザIDなどを入力することによりログインを行うことで、自身が使用する端末によってボランティア活動情報閲覧用ウェブサイトへアクセスすることが可能となる。
表示画面900には、ボランティア活動情報一覧901が設けられる。ボランティア活動情報一覧901は、例えば、記憶部111が記憶するボランティア活動情報のうち不足金額が「1円」以上のボランティア活動情報(すなわち寄付を受け付けているボランティア活動についてのボランティア活動情報)の一覧である。ボランティア活動支援サーバ110は、記憶部111が記憶するボランティア活動情報から不足金額が「1円」以上のボランティア活動情報を抽出して一覧化することにより、このようなボランティア活動情報一覧901を参加者端末130や寄付者端末140に表示させることが可能となる。
また、ボランティア活動情報一覧901には、参加登録ボタン902a,902bが設けられる。例えば、参加登録ボタン902aは、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報に対応する参加登録ボタンである。ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報は、図9に示すように、参加可能人数が「1名」のボランティア活動情報であり、参加者としてユーザID「U02」の情報がすでに記憶されたボランティア活動情報である。このため、参加登録ボタン902aは、図9に示すように、例えばグレーアウトした状態で表示されて、押下することができないようになっている。
一方、参加登録ボタン902bは、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報に対応する参加登録ボタンである。ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報は、図9に示すように、参加可能人数が「2名」のボランティア活動情報であり、参加者としてユーザID「U05」の情報(すなわち1名分の情報)のみが記憶されたボランティア活動情報である。このため、参加登録ボタン902bは、図9に示すように、例えばグレーアウトしていない状態で表示され、押下することができるようになっている。
したがって、図9の例の場合、参加者は、参加者端末130を操作して、参加登録ボタン902bを押下することにより、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動についての参加登録手続きを行うことができる。すなわち、参加登録ボタン902bが押下された場合、参加者のユーザID(ログインに際して入力されたユーザID)と、ボランティア活動ID「B02」と、の情報を含む参加要求が参加者端末130からボランティア活動支援サーバ110へ出力される。
また、ボランティア活動情報一覧901には、寄付手続ボタン903a,903bが設けられる。例えば、寄付手続ボタン903aは、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報に対応する寄付手続ボタンである。したがって、図9の例の場合、寄付者は、寄付者端末140を操作して、寄付手続ボタン903aを押下することにより、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動に対する寄付手続きを行うことができる。
また、寄付手続ボタン903bは、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報に対応する寄付手続ボタンである。したがって、図9の例の場合、寄付者は、寄付者端末140を操作して、寄付手続ボタン903bを押下することにより、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動に対する寄付手続きを行うことができる。
また、例えば、ボランティア活動情報一覧901において、募集者や参加者の項目にはハイパーリンクなどを設けて、募集者や参加者の情報を見ることができるようにしてもよい。具体的に、図9の例の場合、ボランティア活動情報一覧901において、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報の募集者「U01」の箇所を押下すると、ユーザID「U01」のコメントやプロフィール写真が表示されるようにしてもよい。このようにすれば、例えば、参加者は、募集者のコメントやプロフィール写真を見ながら、参加登録するボランティア活動を選ぶことが可能となる。
同様に、図9の例の場合、ボランティア活動情報一覧901において、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動情報の参加者「U02」の箇所を押下すると、ユーザID「U02」のコメントやプロフィール写真が表示されるようにしてもよい。このようにすれば、例えば、寄付者は、参加者のコメントやプロフィール写真を見ながら、寄付するボランティア活動を選ぶことが可能となる。
また、例えば、ボランティア活動情報一覧901において、それぞれの参加者に対応するように寄付手続ボタンを設けて、寄付者が参加者ごとに寄付できるようにしてもよい。具体的に、図9の例の場合、ボランティア活動情報一覧901において、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報の参加者として「U05」と「U06」とが表示されているとする。この場合、ボランティア活動ID「B02」のボランティア活動情報に対応する寄付手続ボタンとして、「U05」の参加者の交通費を寄付するための寄付手続ボタンと、「U06」の参加者の交通費を寄付するための寄付手続ボタンとを設けるようにする。
このようにすれば、例えば、寄付者は、参加者のコメントやプロフィール写真および当該参加者の交通費を見ながら、寄付するボランティア活動と参加者とを選ぶことが可能となる。これにより、寄付者は、例えば、交通費が低額な参加者に対しては寄付を行う一方、交通費が高額な参加者に対しては寄付を行わないようにすることができる。寄付者は、交通費が高額な参加者に対しては寄付を行わないようにすることで、例えば、限られた自身の寄付金予算を効率的に利用して、交通費が低額な参加者をより多くボランティア活動へ参加させることが可能となる。
図10は、本実施の形態にかかる寄付手続画面の一例を示す図である。図10に示す寄付手続画面1000は、例えば、寄付者が図9に示した寄付手続ボタン903aを押下することにより、寄付者端末140に表示される。
寄付手続画面1000には、例えば、寄付金額入力欄1001、カード番号入力欄1002、暗証番号入力欄1003および寄付ボタン1004が設けられる。寄付者は、寄付者端末140を操作することにより、所望の寄付金額を寄付金額入力欄1001に入力すればよい。図10の例では、寄付者は、「2000円」と寄付金額入力欄1001に入力している。
また、寄付者は、寄付者端末140を操作することにより、寄付金の支払いに用いるクレジットカードのカード番号をカード番号入力欄1002に入力すればよい。図10の例では、寄付者は、自身が所有するカード番号が「1234■■」のクレジットカードによって寄付金の支払いを希望したため、「1234■■」とカード番号入力欄1002に入力している。
また、寄付者は、寄付者端末140を操作することにより、寄付金の支払いに用いるクレジットカードの暗証番号(例えばセキュリティコード)を暗証番号入力欄1003に入力すればよい。図10の例では、自身が所有するカード番号が「1234■■」のクレジットカードの暗証番号が「××」であるため、寄付者は、「××」と暗証番号入力欄1003に入力している。
そして、寄付者は、寄付者端末140を操作して、寄付ボタン1004を押下することにより、ボランティア活動に対する寄付手続きを行うことができる。すなわち、寄付ボタン1004が押下された場合、寄付者のユーザID(ログインに際して入力されたユーザID)と、ボランティア活動IDと、各入力欄1001〜1003に入力された内容と、の情報を含む寄付要求が寄付者端末140からボランティア活動支援サーバ110へ出力される。
図10の例の場合、寄付ボタン1004が押下されると、ユーザID「U02」、ボランティア活動ID「B02」、寄付金額「2000円」、カード番号「1234■■」、暗証番号「××」の情報を含む寄付要求がボランティア活動支援サーバ110へ出力される。
図11は、本実施の形態にかかる募集者端末の表示例(その2)を示す図である。図11に示す表示画面1100は、募集者が、募集者端末120に対して自身のユーザIDなどを入力することによりログインを行い、ボランティア活動実施情報の入力を希望する所定の操作を行うことにより、募集者端末120に表示される。
表示画面1100には、例えば、ボランティア活動ID入力欄1101、コメント入力欄1102、画像データ入力欄1103および報告ボタン1104が設けられる。募集者は、募集者端末120を操作することにより、自身が参加者を募集して完了したボランティア活動についてのボランティア活動ID入力欄1101に入力すればよい。図11の例では、募集者は、「B01」とボランティア活動ID入力欄1101に入力している。
また、募集者は、募集者端末120を操作することにより、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動に対して寄付を行った寄付者に向けた任意のコメント(例えば感謝の言葉や参加した参加者についての感想)をコメント入力欄1102に入力すればよい。
また、募集者は、募集者端末120を操作することにより、ボランティア活動ID「B01」のボランティア活動に対して寄付を行った寄付者に向けて送る写真の画像データを画像データ入力欄1103に入力すればよい。例えば、募集者は、実施されたボランティア活動の成果が寄付者に伝わるような写真の画像データを画像データ入力欄1103に入力する。
そして、募集者は、募集者端末120を操作して、報告ボタン1104を押下することにより、各入力欄1101〜1103に入力された内容の情報を含むボランティア活動実施情報を募集者端末120からボランティア活動支援サーバ110へ出力することができる。
図11の例の場合、報告ボタン1104が押下されると、ボランティア活動ID「B01」およびコメント「この度は…一生懸命がんばってくれました。」の情報と、画像データ「□□.jpeg」と、を含むボランティア活動実施情報がボランティア活動支援サーバ110へ出力される。
図12は、本実施の形態にかかる寄付者端末の表示例を示す図である。図12に示す表示画面1200は、例えば、寄付者端末140が、図11の例のボランティア活動実施情報に基づく報告情報をボランティア活動支援サーバ110から受け付けることにより表示する。
表示画面1200には、例えば、メッセージ表示欄1201および写真表示欄1202が設けられる。メッセージ表示欄1201には、ボランティア活動支援サーバ110から受け付けた報告情報におけるコメントが表示される。図12の例では、「この度は…一生懸命がんばってくれました。」とメッセージ表示欄1201に表示されている。写真表示欄1202には、ボランティア活動支援サーバ110から受け付けた報告情報の画像データがあらわす写真(画像)が表示される。図12の例では、画像データ「□□.jpeg」があらわす写真が写真表示欄1202に表示されている。
寄付者は、表示画面1200によって、例えば、自身の寄付によって実施されたボランティア活動の成果を知ることができ、自身の寄付金が役立てられたことを実感することができる。したがって、ボランティア活動支援サーバ110は、寄付者の寄付意欲を高めることができ、当該寄付者が今後も寄付を行うことを促し、ボランティア活動が実施されることを支援することができる。
また、例えば、募集者端末120が画像データの撮像時の募集者端末120の位置情報をGPSユニット306により取得し、取得した位置情報を画像データに付加するようにした場合、ボランティア活動支援サーバ110は、位置情報を含むボランティア活動実施情報を、募集者端末120から受け付けることが可能となる。
したがって、このようにした場合、ボランティア活動支援サーバ110は、募集者端末120から受け付けたボランティア活動実施情報の位置情報に基づく報告情報を寄付者端末140へ出力するようにしてもよい。具体的に、このようにした場合、図12に示すように、写真表示欄1202やその近傍に、写真表示欄1202に表示された写真が撮像された場所(撮像場所)を表示するようにする。このようにすれば、ボランティア活動支援サーバ110は、写真表示欄1202に表示された写真が、ボランティア活動の実施場所周辺で本当に撮られたものであるかを、寄付者に案内することができる。
(ボランティア活動支援サーバ110が行うボランティア活動支援処理の一例)
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110が行うボランティア活動支援処理の一例について説明する。図13は、本実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバが行うボランティア活動支援処理の一例を示すフローチャートである。
図13において、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動情報の登録要求をユーザの端末(例えば募集者端末120)から受け付けたか否かを判定する(ステップS1301)。登録要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS1301:No)、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1303の処理へ移行する。登録要求を受け付けたと判定した場合(ステップS1301:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、受け付けた登録要求に基づいてボランティア活動情報を記憶部111に記憶する(ステップS1302)。
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動情報の閲覧要求をユーザの端末(例えば参加者端末130や寄付者端末140)から受け付けたか否かを判定する(ステップS1303)。閲覧要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS1303:No)、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1308の処理へ移行する。閲覧要求を受け付けたと判定した場合(ステップS1303:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、閲覧要求元の端末に図9に示した表示画面900を表示させることによって、記憶しているボランティア活動情報を、当該端末を使用するユーザに対して提示する(ステップS1304)。
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動情報を提示したユーザの端末から参加要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS1305)。参加要求を受け付けたと判定した場合(ステップS1305:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1307の処理へ移行する。参加要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS1305:No)、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動情報を提示したユーザの端末から寄付要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS1306)。
寄付要求を受け付けたと判定した場合(ステップS1306:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1307の処理へ移行する。寄付要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS1306:No)、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1308の処理へ移行する。
ステップS1307において、ボランティア活動支援サーバ110は、記憶部111が記憶するボランティア活動情報の更新などを行うボランティア活動情報更新処理を実行する(ステップS1307)。ボランティア活動情報更新処理の一例については図14を用いて後述する。
そして、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動実施情報をユーザの端末(例えば募集者端末120)から受け付けたか否かを判定する(ステップS1308)。ボランティア活動実施情報を受け付けていないと判定した場合(ステップS1308:No)、ボランティア活動支援サーバ110は、図13に示す処理を終了する。ボランティア活動実施情報を受け付けたと判定した場合(ステップS1308:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、受け付けたボランティア活動実施情報に基づいて報告情報を生成する(ステップS1309)。そして、ボランティア活動支援サーバ110は、生成した報告情報を寄付者の端末へ出力して(ステップS1310)、図13に示す処理を終了する。
(ボランティア活動支援サーバ110が行うボランティア活動情報更新処理の一例)
図14は、本実施の形態にかかるボランティア活動支援サーバが行うボランティア活動情報更新処理の一例を示すフローチャートである。図14において、ボランティア活動支援サーバ110は、今回のボランティア活動情報更新処理の契機となった要求が参加要求であるか否かを判定する(ステップS1401)。
参加要求であると判定した場合(ステップS1401:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、受け付けた参加要求のユーザIDに対応する出発場所を示す情報をユーザ情報DB500から取得する(ステップS1402)。また、ボランティア活動支援サーバ110は、受け付けた参加要求のボランティア活動IDに対応するボランティア活動情報をボランティア活動情報DB600から検索し(ステップS1403)、検索されたボランティア活動情報の実施場所を示す情報を取得する(ステップS1404)。
そして、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1402で取得した出発場所を示す情報と、ステップS1404で取得した実施場所を示す情報とに基づいて交通費を算出する(ステップS1405)。つぎに、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1405で算出した交通費に基づいて、ステップS1403で検索されたボランティア活動情報についての合計交通費を算出する(ステップS1406)。交通費および合計交通費の算出例については上述したため、ここでの説明は省略する。
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1406で算出した合計交通費と、ステップS1403で検索されたボランティア活動情報の寄付金額を示す情報とに基づいて、ステップS1403で検索されたボランティア活動情報についての不足金額を算出する(ステップS1407)。不足金額の算出例については上述したため、ここでの説明は省略する。
そして、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1405で算出した交通費、ステップS1406で算出した合計交通費およびステップS1407で算出した不足金額を示すように、ステップS1403で検索されたボランティア活動情報の内容を更新して(ステップS1408)、ステップS1414の処理へ移行する。
また、ボランティア活動支援サーバ110は、今回のボランティア活動情報更新処理の契機となった要求が参加要求でない、すなわち寄付要求であると判定した場合(ステップS1401:No)、受け付けた寄付要求のボランティア活動IDに対応するボランティア活動情報をボランティア活動情報DB600から検索し(ステップS1409)、検索されたボランティア活動情報の寄付金額を示す情報を取得する(ステップS1410)。
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1410で取得した寄付金額を示す情報と、受け付けた寄付要求の寄付金額を示す情報とに基づいて、ステップS1409で検索されたボランティア活動情報の新たな寄付金額を算出する(ステップS1411)。新たな寄付金額は、上述したように、検索されたボランティア活動情報の寄付金額と、受け付けた寄付要求の寄付金額とを足すことにより求めることができる。
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1409で検索されたボランティア活動情報の合計交通費と、ステップS1411で算出した新たな寄付金額とに基づいて、ステップS1409で検索されたボランティア活動情報の新たな不足金額を算出する(ステップS1412)。新たな不足金額は、上述したように、検索されたボランティア活動情報の合計交通費から、新たな寄付金額を引くことにより求めることができる。
そして、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1411で算出した寄付金額、ステップS1412で算出した不足金額を示すように、ステップS1409で検索されたボランティア活動情報の内容を更新する(ステップS1413)。
つぎに、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1413で更新したボランティア活動情報の不足金額を示す情報を参照して、不足金額が「0円」となったか否かを判定する(ステップS1414)。不足金額が「0円」となっていないと判定した場合(ステップS1414:No)、ボランティア活動支援サーバ110は、図14に示す処理を終了する。
不足金額が「0円」となったと判定した場合(ステップS1414:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、交通券の購入要求を交通機関サーバ150へ出力する(ステップS1415)。この際、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば、ステップS1413で更新したボランティア活動情報における各参加者の出発場所から当該ボランティア活動情報における実施場所までの交通券と、当該実施場所から各参加者の出発場所までの交通券と、を購入する購入要求を出力する。
そして、ボランティア活動支援サーバ110は、交通機関サーバ150から、ステップS1415で出力した購入要求に対する交通券情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS1416)。交通券情報を受け付けていないと判定した場合(ステップS1416:No)、ボランティア活動支援サーバ110は交通券情報を受け付けるまで待機する。
交通券情報を受け付けたと判定した場合(ステップS1416:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、受け付けた交通券情報を、ステップS1413で更新したボランティア活動情報における各参加者の端末へ出力する(ステップS1417)。そして、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1416で受け付けた交通券情報の交通券の対価を交通機関に対して支払う所定の期日となったか否かを判定する(ステップS1418)。
所定の期日となっていないと判定した場合(ステップS1418:No)、ボランティア活動支援サーバ110は、例えば当該期日となるまで待機する。また、所定の期日となったと判定した場合(ステップS1418:Yes)、ボランティア活動支援サーバ110は、ステップS1416で受け付けた交通券情報の交通券に応じた金額を交通機関の口座へ振り込む処理を行って(ステップS1419)、図14に示す処理を終了する。
以上に説明したように、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動に対して寄付された寄付金額が当該ボランティア活動に参加登録した参加者の交通費に達した場合、当該参加者の口座または当該参加者がボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座の一方に、交通費に応じた金額を振り込む処理を行うことができる。これにより、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動への参加に際し、参加者が負担する交通費を抑制することができる。したがって、ボランティア活動支援サーバ110は、ボランティア活動へ参加したくても、金銭的な事情によりボランティア活動の実施場所まで赴くことが困難な者のボランティア活動への参加を促すことができる。
なお、本実施の形態では、交通費(寄付金)を参加者の口座または交通機関の口座に振り込むようにした例を説明したが、これに限らない。例えば、参加者の口座番号の代わりに当該参加者の交通系ICカードの識別番号を記憶部111に記憶させておき、ボランティア活動支援サーバ110が、当該識別番号に対応する参加者の交通系ICカードに交通費に充当する金額をチャージするようにしてもよい。
また、本実施の形態で説明した例では、ボランティア活動支援サーバ110が交通機関サーバ150と別体として設けられた例を説明したが、これに限らない。例えば、ボランティア活動支援サーバ110が交通機関サーバ150と一体として設けられてもよい。このようにした場合、例えば、交通機関サーバ150のCPU201がメモリ202に記憶されたプログラムを実行することにより、あるいは交通機関サーバ150のメモリ202や通信IF203により、上述したボランティア活動支援サーバ110の各機能部の機能を実現することができる。
また、本実施の形態で説明したボランティア活動支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。本ボランティア活動支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本ボランティア活動支援プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布されてもよい。
以上に説明したように、本発明によれば、ボランティア活動へ参加したくても、金銭的な事情によりボランティア活動の実施場所まで赴くことが困難な者のボランティア活動への参加を促すことができる。
以上のように、本発明にかかるボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラムは、ボランティア活動を支援するボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラムに有用であり、特に、ボランティア活動へ参加したくても、金銭的な事情によりボランティア活動の実施場所まで赴くことが困難な者のボランティア活動への参加を促すことによりボランティア活動を支援するボランティア活動支援装置、ボランティア活動支援方法およびボランティア活動支援プログラムに適している。
100 ボランティア活動支援システム
110 ボランティア活動支援サーバ
111 記憶部
120 募集者端末
130 参加者端末
140 寄付者端末
150 交通機関サーバ
160 ネットワーク

Claims (10)

  1. 寄付者の端末から、寄付先のボランティア活動を識別する識別情報と、前記ボランティア活動に対して寄付される寄付金額を示す情報と、を含む寄付要求を受け付ける受付手段と、
    前記識別情報と、前記ボランティア活動に参加登録した参加者を示す情報と、前記ボランティア活動に前記参加者が参加する際の交通費を示す情報と、を対応付けて記憶する記憶部を参照して、前記受付手段によって受け付けた寄付要求に基づいて、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かを判定する判定手段と、
    前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと前記判定手段によって判定された場合、前記参加者の口座と、前記参加者が前記ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、前記交通費に充当する金額を振り込む処理を行う交通費支払処理手段と、
    を備えることを特徴とするボランティア活動支援装置。
  2. 前記記憶部は、前記識別情報に対応付けて、前記ボランティア活動が実施される時期を示す情報をさらに記憶し、
    前記交通費支払処理手段は、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと前記判定手段によって判定された場合、前記記憶部を参照して、前記ボランティア活動が実施される前の所定のタイミングで、前記交通費に充当する金額を振り込む処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のボランティア活動支援装置。
  3. 前記受付手段は、
    前記参加者を募集する募集者の端末から、前記ボランティア活動の実施場所を示す情報をさらに受け付けるとともに、
    前記参加者の端末から、前記ボランティア活動に参加する際の前記参加者の出発場所を示す情報をさらに受け付け、
    前記受付手段によって受け付けた実施場所を示す情報と出発場所を示す情報とに基づいて、前記交通機関を利用した前記実施場所と前記出発場所との間の移動に用いられる交通券の金額を、前記交通費を示す情報として取得する交通費取得手段と、
    前記交通費取得手段によって取得された交通費を示す情報を、前記識別情報と、前記参加者を示す情報とに対応付けて、前記記憶部に記憶させる交通費情報記憶制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のボランティア活動支援装置。
  4. 前記判定手段は、
    前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かの判定において、前記ボランティア活動に対して寄付された寄付金額が前記交通費に達したか否かを判定し、
    前記交通費支払処理手段は、
    前記ボランティア活動に対して寄付された寄付金額が前記交通費に達したと前記判定手段によって判定された場合、前記交通機関のコンピュータに対して前記交通券の購入要求を行うとともに、前記購入要求を行ったことに応じて前記交通機関の口座に、前記交通費に応じた金額を振り込む処理を行い、
    前記受付手段は、
    前記交通機関のコンピュータから、前記交通費支払処理手段が前記交通券の購入要求を行ったことに応じて前記交通券に関する交通券情報を受け付け、
    前記受付手段によって受け付けた交通券情報を前記参加者の端末へ出力する出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のボランティア活動支援装置。
  5. 前記受付手段は、前記寄付者を示す情報をさらに含む前記寄付要求を受け付け、
    前記受付手段によって受け付けた前記寄付要求に基づいて、前記寄付者を示す情報を、前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる寄付者情報記憶制御手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記参加者を募集する募集者の端末から、前記識別情報と、前記ボランティア活動が完了したことを示す情報と、を含むボランティア活動実施情報をさらに受け付け、
    前記受付手段によって前記ボランティア活動実施情報を受け付けた場合、前記記憶部を参照して、前記ボランティア活動実施情報に基づく報告情報を、前記寄付者の端末へ出力する出力手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のボランティア活動支援装置。
  6. 前記受付手段は、前記募集者の端末から、前記募集者によって入力されたコメントを示す情報を含む前記ボランティア活動実施情報を受け付け、
    前記出力手段は、前記コメントを示す情報を含む前記報告情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のボランティア活動支援装置。
  7. 前記受付手段は、前記募集者の端末から、当該端末によって撮像された画像データを含む前記ボランティア活動実施情報を受け付け、
    前記出力手段は、前記画像データを含む前記報告情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のボランティア活動支援装置。
  8. 前記受付手段は、前記募集者の端末から、前記画像データが撮像された際の前記募集者の端末の位置情報を含む前記ボランティア活動実施情報を受け付け、
    前記出力手段は、前記位置情報に基づく前記報告情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のボランティア活動支援装置。
  9. 寄付者の端末から、寄付先のボランティア活動を識別する識別情報と、前記ボランティア活動に対して寄付される寄付金額を示す情報と、を含む寄付要求を受け付け、
    前記識別情報と、前記ボランティア活動に参加登録した参加者を示す情報と、前記ボランティア活動に前記参加者が参加する際の交通費を示す情報と、を対応付けて記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記寄付要求に基づいて、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かを判定し、
    前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと判定した場合、前記参加者の口座と、前記参加者が前記ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、前記交通費に充当する金額を振り込む、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするボランティア活動支援方法。
  10. 寄付者の端末から、寄付先のボランティア活動を識別する識別情報と、前記ボランティア活動に対して寄付される寄付金額を示す情報と、を含む寄付要求を受け付け、
    前記識別情報と、前記ボランティア活動に参加登録した参加者を示す情報と、前記ボランティア活動に前記参加者が参加する際の交通費を示す情報と、を対応付けて記憶する記憶部を参照して、受け付けた前記寄付要求に基づいて、前記寄付要求の受付終了条件を満たしたか否かを判定し、
    前記寄付要求の受付終了条件を満たしたと判定した場合、前記参加者の口座と、前記参加者が前記ボランティア活動に参加する際に利用する交通機関の口座と、のうちのいずれか一方の口座に、前記交通費に応じた金額を振り込む、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするボランティア活動支援プログラム。
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