JP2019215250A - 試料注入装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各部品の位置を正確に検知できないことに起因して試料の分析の失敗や部品の破損が生じてしまうのを抑制することが可能な試料注入装置を提供する。【解決手段】この試料注入装置100は、試料を収容するためのバイアル40と、バイアル40の位置を光を用いて検知する光電センサ30と、光電センサ30の第1検知結果と、光電センサ30を装置に組み込んだ状態で予め計測された光電センサ30の第2検知結果とを比較することにより、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定する判定部51と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、試料注入装置に関し、特に、試料収容容器の位置を光を用いて検知する光学式センサを備える試料注入装置に関する。
従来、試料収容容器の位置を光を用いて検知する光学式センサを備える試料注入装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、試料等を入れた複数のバイアル(試料収容容器)と、バイアルを移動させた際に、光を用いてバイアルが所定の位置に存在するか否かを検知する光検出器(光学式センサ)と、を備える試料注入装置が開示されている。上記特許文献1に記載の試料注入装置では、光検出器は、発光部と受光部とを有し、発光部から送出された光がバイアルの蓋により反射され、受光部に戻ってくるか否かによりバイアルが所定の位置に存在するか否かを検知するように構成されている。
また、上記特許文献1に記載の試料注入装置には、複数の試料収容容器を載置するためのターレット(載置台)と、試料収容容器の試料を吸入して分析装置に注入するためのシリンジ(円筒形の筒)と、シリンジ内に試料を吸入した後に、シリンジ内に吸入した試料をシリンジ外に排出するためのプランジャ(棒状のピストン)とが設けられている。上記特許文献1には記載されていないものの、装置内において移動するターレット、シリンジ、プランジャ等の位置も上記特許文献1に記載のような光学式センサにより検知するように構成されている場合がある。
しかしながら、上記特許文献1に記載のような試料注入装置において、光学式センサが劣化した場合や、光学式センサの受光部が埃や結露で覆われた場合(光学式センサが汚れた場合)には、光学式センサの機能が低下する。その場合、試料収容容器や、ターレット、シリンジ、プランジャ等の各部品が所定の位置に存在するか否かを正確に検知できなくなる。このため、上記特許文献1に記載のような試料注入装置では、各部品の位置を正確に検知できないことに起因して、装置における各部品の同期が取れずに、試料の分析の失敗や部品の破損が生じてしまうという問題点が考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、各部品の位置を正確に検知できないことに起因して試料の分析の失敗や部品の破損が生じてしまうのを抑制することが可能な試料注入装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における試料注入装置は、試料を収容するための試料収容容器と、試料収容容器の位置を光を用いて検知する光学式センサと、光学式センサの第1検知結果と、光学式センサを装置に組み込んだ状態で予め計測された光学式センサの第2検知結果とを比較することにより、光学式センサの機能が低下しているか否かを判定する判定部と、を備える。
この発明の一の局面による試料注入装置では、上記のように、判定部により、光学式センサの第1検知結果と、光学式センサを装置に組み込んだ状態で予め計測された光学式センサの第2検知結果とを比較することにより、光学式センサの機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。これにより、予め計測された第2検知結果を基準として、光学式センサの機能が低下しているか否かを容易に判定することができるので、光学式センサの機能が低下する前に、試料注入装置の使用者に対して、光学式センサの交換・修理や汚れの除去等の光学式センサの機能を回復させる保全措置を講じるように促すことができる。その結果、各部品の位置を正確に検知できないことに起因して試料の分析の失敗や部品の破損等が生じてしまうのを抑制することができる。
上記一の局面による試料注入装置において、好ましくは、判定部は、試料収容容器の特定の箇所における光学式センサの出力値、試料収容容器の外周面の複数の箇所における出力値から形成された計測波形、または、試料収容容器以外の検知対象による出力値を第1検知結果および第2検知結果として、光学式センサの機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。このように構成すれば、試料収容容器の特定の箇所における出力値を検知結果(第1検知結果および第2検知結果)とする場合は、1箇所における出力値のみを比較すればよいので、光学式センサの機能が低下しているか否かを容易に判定することができる。また、複数の箇所における出力値から形成された計測波形を検知結果とする場合、複数の箇所における出力値の変化を比較することができるので、光学式センサの機能が低下しているか否かを精度良く判定することができる。また、試料収容容器以外の検知対象による出力値を検知結果とする場合、試料収容容器を用いなくても、光学式センサの機能が低下しているか否かを判定することができる。
上記試料収容容器の外周面の複数の箇所における出力値から形成された計測波形を第1検知結果および第2検知結果とする構成において、好ましくは、判定部は、試料収容容器に対して相対的に光学式センサを移動して走査することにより試料収容容器の外周面の複数の箇所における出力値から形成された計測波形を第1検知結果および第2検知結果として、光学式センサの機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。このように構成すれば、試料収容容器に対して相対的に光学式センサを移動して走査することにより、試料収容容器の外周面の複数の箇所における光学式センサの出力値を容易に取得することができる。その結果、光学式センサの機能が低下しているか否かを精度良く判定するための計測波形を容易に取得することができる。
この場合、好ましくは、計測波形は、試料収容容器の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、試料収容容器に対して相対的に光学式センサを移動して走査することにより形成されるように構成されている。このように構成すれば、計測波形には、試料収容容器の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部までの出力値が含まれるので、試料収容容器に対して相対的に光学式センサを移動して走査した場合において、比較的広範囲の出力値を取得することができる。その結果、比較的広範囲にける出力値の変化を比較することができるので、光学式センサの機能が低下しているか否かをより精度良く判定することができる。
上記計測波形が試料収容容器の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部までを走査することにより形成される構成において、好ましくは、計測波形は、円柱形状の試料収容容器の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、試料収容容器に対して相対的に光学式センサを移動して走査することにより正弦波状に形成され、判定部は、正弦波状の計測波形の対称性に基づいて、光学式センサの機能が低下している原因が光学式センサの汚れかまたは劣化かを判定するように構成されている。ここで、光学式センサが劣化している場合には、正弦波状の計測波形において、出力値全体が略一律に低下すると考えられる。このため、正弦波状の計測波形において、出力値は殆ど低下せずに対称性が崩れている場合には、光学式センサの劣化の可能性は低く、光学式センサの受光部の受光面の片側のみが汚れていると判定することができる。すなわち、円柱形状の試料収容容器の特定の方向から見た場合の一方側の端部を検知した光の方向と他方側の端部を検知した光の方向とは、受光部の受光面の中心に対して、それぞれ、受光面の延びる方向の一方側と他方側とにずれているので、受光部の受光面の片側のみが汚れている場合、受光部で受光される量が異なる。この場合、出力値は殆ど低下せずに計測波形の対称性が崩れるので、この計測波形の形状により、受光部の受光面の片側のみが汚れていることが判定可能となる。したがって、上記のように構成することによって、光学式センサの機能が低下している原因が光学式センサの汚れまたは劣化のいずれによるものかを判定し易くなるので、試料注入装置の使用者に対して、光学式センサの機能を回復させるための適切な保全措置を講じるように促すことができる。
上記試料収容容器に対して相対的に光学式センサを移動して走査する構成において、好ましくは、光学式センサは、試料収容容器に対して光を照射するとともに、試料収容容器により反射された光を検知する反射型の光学式センサを含む。このように構成すれば、容器を光が透過する際の容器の透過面の枚数の差異や容器内部の試料に起因して計測波形が比較的複雑になる透過型の光学式センサと異なり、比較的単純な計測波形が形成されるので、計測波形の比較を容易に行うことができる。
上記試料収容容器以外の検知対象による出力値を第1検知結果および第2検知結果とする構成において、好ましくは、検知対象は、スリットが形成されたスリット部または光源の少なくともいずれかを含み、判定部は、スリット部におけるスリットが存在する部分および存在しない部分における出力値、または、光源を点灯状態および消灯状態とした場合の出力値を第1検知結果および第2検知結果として、光学式センサの機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。このように構成すれば、スリット部におけるスリットが存在する部分および存在しない部分における出力値を検知結果(第1検知結果および第2検知結果)とした場合でも、光源を点灯状態および消灯状態とした場合の出力値を検知結果とした場合でも、出力値をたとえばHIGHおよびLOW等の2値として扱うことができるので、検知結果の比較を容易に行うことができる。その結果、試料収容容器を用いなくても、光学式センサの機能が低下しているか否かを容易に判定することができる。
この場合、好ましくは、検知対象は、試料収容容器を移動させる際に試料収容容器が載置される載置部に設けられている。このように構成すれば、検知対象を、試料収容容器の近傍に予め配置することができるので、試料収容容器以外の検知対象を用いた判定を容易に行うことができる。
本発明によれば、上記のように、各部品の位置を正確に検知できないことに起因して試料の分析の失敗や部品の破損が生じてしまうのを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態による試料注入装置100の構成について説明する。
図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態による試料注入装置100の構成について説明する。
図1に示すように、試料注入装置100は、試料を分析するためのクロマトグラフ装置900の試料導入部910に、試料を注入するための装置である。試料注入装置100は、ターレット10と、シリンジ20と、光電センサ30と、を備えている。なお、ターレット10は、特許請求の範囲の「載置部」の一例である。また、光電センサ30は、特許請求の範囲の「光学式センサ」の一例である。
ターレット10は、クロマトグラフ装置900により分析される試料等を収容するためのバイアル40が載置される載置台である。ターレット10には、複数のバイアル40が載置されている。ターレット10は、ターレット駆動部(図示しない)により横方向(X方向)に移動可能に構成されている。なお、バイアル40は、特許請求の範囲の「試料収容容器」の一例である。
バイアル40の上部(Z1側)には、ゴム等からなるキャップ41が設けられている。バイアル40は、略円柱形状を有する。
シリンジ20は、バイアル40から試料を吸引し、吸引した試料をクロマトグラフ装置900に注入するように構成されている。シリンジ20は、試料をシリンジ20内に吸引または試料導入部910に注入するためにシリンジ20の先端部に設けられたニードル21と、プランジャ駆動部(図示しない)によりシリンジ20内を往復駆動可能な棒状のプランジャ22と、を含む。シリンジ20は、試料導入部910の上方(Z1側)に配置されている。シリンジ20は、シリンジ駆動部(図示しない)により、上下方向(Z方向)に移動可能に構成されている。
光電センサ30は、ターレット10、バイアル40、シリンジ20、プランジャ等の検知対象の位置を光を用いて検知するためのセンサである。図2に示すように、光電センサ30は、検知対象に対して光La(図3参照)を照射する発光部31と、検知対象により反射された光Lb(図3参照)を検知する受光部32と、を含む。すなわち、光電センサ30は、反射型の光学式センサとして構成されている。
図1に示すように、光電センサ30は、シリンジ20の移動方向(Z方向)と、ターレット10の移動方向(X方向)とが交差する部分の近傍で、かつ、シリンジ20およびターレット10が移動する位置よりも後側(Y2側)に設けられている。光電センサ30は、検知対象が光電センサ30の前側(Y1側)に位置している場合に、検知対象を検知するように構成されている。すなわち、図3に示すように、発光部31(図2参照)は、Y2側からY1側へ向かって光Laを照射する。また、受光部32(図2参照)は、検知対象に反射されY2側からY1側へ戻ってきた光Lbを受光する。
図2に示すように、試料注入装置100は、制御部50と、記憶部60と、警告部70と、を備えている。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されたコンピュータである。制御部50は、シリンジ駆動部およびターレット駆動部により、それぞれ、シリンジ20(図1参照)およびターレット10(図1参照)を移動させる制御を行うように構成されている。また、制御部50は、プランジャ駆動部によりプランジャ22(図1参照)をシリンジ20(図1参照)内で往復駆動する制御を行うように構成されている。
制御部50は、光電センサ30を制御して、検知対象の位置を検知するとともに、光電センサ30の検知結果を取得するように構成されている。制御部50は、光電センサ30の検知結果に基づいて、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定する判定部51を含む。
記憶部60は、たとえば、不揮発性のメモリまたはハードディスクドライブ(HDD)などを含む。記憶部60は、制御部50の処理に用いられるプログラムが記憶されている。記憶部60は、制御部50が取得した光電センサ30の検知結果を記憶するように構成されている。
警告部70は、たとえば、表示部(図示しない)におけるメッセージ等の視覚情報または警報などの音声情報を含む。警告部70は、判定部51による光電センサ30の機能が低下しているか否かの判定に基づいて、試料注入装置100の使用者に対して、光電センサ30の交換・修理や汚れの除去等の光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じるように促すように構成されている。
ここで、第1実施形態では、判定部51は、光電センサ30の第1検知結果と、光電センサ30を試料注入装置100に組み込んだ状態で予め計測された光電センサ30の第2検知結果とを比較することにより、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。なお、「第1検知結果」は、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定する際に取得された現在(直近)の検知結果である。また、「第2検知結果」は、試料注入装置100の出荷時、初回起動時等に検知された過去の検知結果である。
また、第1実施形態では、判定部51は、バイアル40(図3参照)の外周面の複数の箇所における出力値から形成された計測波形W(図4参照)を第1検知結果および第2検知結果として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。詳細には、計測波形W(図4参照)は、円柱形状のバイアル40(図3参照)の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、バイアル40(図3参照)に対して光電センサ30を移動して走査することにより正弦波状に形成されるように構成されている。そして、判定部51は、正弦波状の計測波形Wの対称性に基づいて、光電センサ30の機能が低下している原因が光電センサ30の汚れかまたは劣化かを判定するように構成されている。
具体的には、図3(a)〜(c)に示すように、バイアル40を載置させたターレット10を移動させることにより、光電センサ30に対してバイアル40をX方向に移動させながら、光電センサ30によりバイアル40のY1側の外周面に対して光Laを照射する。そして、バイアル40のY1側の外周面により反射された光Lbを光電センサ30により検知する。光電センサ30による光Laの照射および光Lbの検知は、光電センサ30に対してバイアル40を移動させる際に連続的に行われる。
バイアル40は円柱形状を有するので、光Laが到達したバイアル40の外周面の位置によって、光Laの入射方向に対するバイアル40の外周面の向きが異なる。このため、光Laが到達したバイアル40の外周面の位置によって、バイアル40に到達した光Laが、バイアル40により反射される方向が異なるので、光電センサ30の受光部32において検知される光Lbの量が異なる。なお、図3では、拡がりをもつ光Laおよび光Lbの正反射光(入射角度と同一の反射角度により反射する光)を、示している。
たとえば、図3(a)に示すように、光電センサ30の側(Y1側)から見て、バイアル40の中央部P1に照射した光La1は、バイアル40の外周面に対して略直交する方向(90°の角度)に入射するので、バイアル40により反射される光の多くが光Lb1として光電センサ30の光La1を照射した方向に戻る。また、図3(b)および図3(c)に示すように、バイアル40のX方向の一方側の端部P2(他方側の端部P3)に照射した光La2(光La3)は、バイアル40の外周面に対して鋭角(90°より浅い角度)に入射するので、光La2(光La3)は、バイアル40により反射される光の多くが光電センサ30の光La1を照射した方向とは異なる方向に戻る。すなわち、X方向の一方側の端部P2(他方側の端部P3)により反射されて光電センサ30の受光部32で受光される光Lb2(光Lb3)の量は、バイアル40の中央部P1により反射されて光電センサ30の受光部32で受光される光La1の量と比較して少なくなる。また、バイアル40の中央部P1とX方向の一方側の端部P2(他方側の端部P3)との間では、バイアル40に入射する光Laの角度が変化するのに伴って、バイアル40により反射される光Lbの量も変化する。
これにより、図4に示すように、バイアル40(図3参照)の中央部P1における光電センサ30(図3参照)の出力値は比較的大きくなる。また、バイアル40(図3参照)のX方向の一方側の端部P2(他方側の端部P3)における光電センサ30(図1参照)の出力値は比較的小さくなる。また、バイアル40(図3参照)の中央部P1から、X方向の一方側の端部P2(他方側の端部P3)に向かって、光電センサ30(図3参照)の出力値が徐々に小さくなる、したがって、光電センサ30(図3参照)の機能を判定するために取得した計測波形Wは略正弦波状となる。
試料注入装置100では、図4(a)に示すように、光電センサ30(図2参照)の第2検知結果を予め取得して記憶部60(図2参照)に記録する。そして、予め設定された所定の期間毎に、光電センサ30(図2参照)の機能が低下しているか否かを判定するために、図4(b)および図4(c)に示すように、光電センサ30(図2参照)の第1検知結果を取得する。図4(b)および図4(c)に示した第1検知結果の計測波形W2およびW3は、図4(a)に示した第2検知結果の計測波形W1とは異なっている(出力値が低下している)ので、判定部51(図2参照)は、光電センサ30(図2参照)の機能がどの程度低下したか否かを判定することが可能である。
ここで、光電センサ30(図2参照)が劣化している場合には、正弦波状の計測波形Wにおいて、出力値全体が略一律に低下すると考えられる。このため、正弦波状の計測波形Wにおいて、出力値は殆ど低下せずに対称性が崩れている場合には、光電センサ30(図2参照)の劣化の可能性は低く、光電センサ30(図2参照)の受光部32の受光面の片側のみが埃・結露等により汚れていると判定すること可能である。たとえば、図3(b)の光Lb2の方向と図3(c)の光Lb3の方向とは、受光部32の受光面のX方向の中心に対して、それぞれ、X方向の一方側と他方側とにずれているので、受光部32の受光面の片側のみが汚れている場合、光Lb2と光Lb3との受光部32で受光される光量が異なる。
したがって、判定部51(図2参照)は、図4(b)の第1検知結果の計測波形W2(の出力値)のように、図4(a)の第2検知結果の計測波形W1(の出力値)に対して全体的に略一律に低下している場合には、光電センサ30(図2参照)が劣化している可能性および汚れている可能性の両方があると判定するように構成されている。この場合、判定部51(図2参照)は、計測波形W2のピーク出力値(中央部P1における出力値)が、予め設定された閾値T1より小さい場合に、光電センサ30の交換・修理や汚れの除去により光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定する。
また、判定部51(図2参照)は、図4(c)の第1検知結果の計測波形W3(の出力値)のように、図4(a)の第2検知結果の計測波形W1(の出力値)に対して、対称性が崩れている場合には、光電センサ30(図2参照)の受光窓の片側のみが汚れている可能性があると判定するように構成されている。この場合、判定部51(図2参照)は、計測波形W2により形成される左側の面積S1と右側の面積S2との差が、予め設定された閾値より大きい場合に、光電センサ30の汚れの除去により光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定する。
そして、制御部50は、判定部51(図2参照)により、光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定された場合に、試料注入装置100の使用者に対する警告を促すように、警告部70を制御するように構成されている。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、試料注入装置100を、判定部51により、光電センサ30の第1検知結果と、光電センサ30を試料注入装置100に組み込んだ状態で予め計測された光電センサ30の第2検知結果とを比較することにより、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成する。これにより、予め計測された第2検知結果を基準として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを容易に判定することができるので、光電センサ30の機能が低下する前に、試料注入装置100の使用者に対して、光電センサ30の交換・修理や汚れの除去等の光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じるように促すことができる。その結果、バイアル40を含む各部品の位置を正確に検知できないことに起因して試料の分析の失敗や部品の破損等が生じてしまうのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、判定部51を、バイアル40の外周面の複数の箇所における出力値から形成された計測波形Wを第1検知結果および第2検知結果として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成する。これにより、複数の箇所における出力値の変化を比較することができるので、光電センサ30の機能が低下しているか否かを精度良く判定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、判定部51を、バイアル40に対して光電センサ30を移動して走査することにより、バイアル40の外周面の複数の箇所における出力値から形成された計測波形Wを第1検知結果および第2検知結果として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成する。これにより、バイアル40に対して光電センサ30を移動して走査することにより、バイアル40の外周面の複数の箇所における光電センサ30の出力値を容易に取得することができる。その結果、光電センサ30の機能が低下しているか否かを精度良く判定するための計測波形Wを容易に取得することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、計測波形Wを、バイアル40の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、バイアル40に対して光電センサ30を移動して走査することにより形成されるように構成する。これにより、計測波形Wには、バイアル40の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部までの出力値が含まれるので、バイアル40に対して光電センサ30を移動して走査した場合において、比較的広範囲の出力値を取得することができる。その結果、比較的広範囲にける出力値の変化を比較することができるので、光電センサ30の機能が低下しているか否かをより精度良く判定することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、計測波形Wを、円柱形状のバイアル40の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、バイアル40に対して光電センサ30を移動して走査することにより正弦波状に形成されるように構成する。また、判定部51を、正弦波状の計測波形Wの対称性に基づいて、光電センサ30の機能が低下している原因が光電センサ30の汚れかまたは劣化かを判定するように構成する。これにより、光電センサ30の機能が低下している原因が光電センサ30の汚れまたは劣化のいずれによるものかを判定し易くなるので、光電センサ30の機能を回復させるための適切な保全措置を講じるように促すことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、光電センサ30を、バイアル40に対して光を照射するとともに、バイアル40により反射された光を検知する反射型の光学式センサを含む。これにより、容器を光が透過する際の容器の透過面の枚数の差異や容器内部の試料に起因して計測波形Wが比較的複雑になる透過型の光学式センサと異なり、比較的単純な計測波形Wが形成されるので、計測波形Wの比較を容易に行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図2、図5および図6を参照して、第2実施形態による試料注入装置200の構成について説明する。第2実施形態による試料注入装置200は、光電センサ30の機能の判定をバイアル40による光電センサ30の出力値に基づいて行った第1実施形態の試料注入装置100と異なり、バイアル40以外の検知対象による光電センサ30の出力値に基づいて行うように構成されている。
次に、図2、図5および図6を参照して、第2実施形態による試料注入装置200の構成について説明する。第2実施形態による試料注入装置200は、光電センサ30の機能の判定をバイアル40による光電センサ30の出力値に基づいて行った第1実施形態の試料注入装置100と異なり、バイアル40以外の検知対象による光電センサ30の出力値に基づいて行うように構成されている。
図5に示すように、試料注入装置200は、バイアル40を移動させる際にバイアル40が載置されるターレット210を備えている。ターレット210には、Y方向に光を通過させることが可能な複数のスリット211aが形成されたスリット部211が設けられている。なお、ターレット210は、特許請求の範囲の「載置部」の一例である。
図2に示すように、試料注入装置200は、制御部250を備えている。制御部250は、判定部251を含む。
ここで、第2実施形態では、判定部251は、バイアル40(図5参照)以外の検知対象による出力値を第1検知結果および第2検知結果として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。詳細には、検知対象は、スリット211aが形成されたスリット部211を含む。そして、判定部251は、スリット部211におけるスリット211aが存在する部分および存在しない部分における出力値を第1検知結果および第2検知結果として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成されている。
具体的には、図5に示すように、光電センサ30(図2参照)に対してターレット210をX方向に移動させながら、光電センサ30(図1参照)によりターレット210のスリット部211に対して光を照射する。そして、スリット部211により反射された光を光電センサ30(図2参照)により検知する。
スリット211aが存在する部分では、スリット部211に照射した光がスリット部211を通過するので、光が反射されずに、光電センサ30(図2参照)により検知されない。スリット211aが存在しない部分では、ターレット210のY1側の外表面により光が反射され、光電センサ30(図2参照)により検知される。したがって、図6に示すように、光電センサ30(図2参照)の出力値は、HIGHおよびLOWが交互に表われるパルス状の計測波形W200となる。
判定部251は、図6(b)の第1検知結果における計測波形W201を、図6(a)の第2検知結果における計測波形W202と比較する。判定部251は、図6(b)の第1検知結果における計測波形W202に示すように、HIGH側の出力値が予め設定された閾値T2よりもより小さい場合に、光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定する。
第2実施形態のその他の構成については、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、判定部251を、バイアル40以外の検知対象による出力値を第1検知結果および第2検知結果として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成する。これにより、バイアル40を用いなくても、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、検知対象を、スリット211aが形成されたスリット部211を含むように構成するとともに、判定部251を、スリット部211におけるスリット211aが存在する部分および存在しない部分における出力値を第1検知結果および第2検知結果として、光電センサ30の機能が低下しているか否かを判定するように構成する。これにより、スリット部211におけるスリット211aが存在する部分および存在しない部分における出力値を検知結果とした場合、出力値をHIGHおよびLOWの2値として扱うことができるので、検知結果の比較を容易に行うことができる。その結果、バイアル40を用いなくても、光電センサ30の機能が低下しているか否かを容易に判定することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、検知対象を、バイアル40を移動させる際にバイアル40が載置されるターレット10に設ける。これにより、検知対象を、バイアル40の近傍に予め配置することができるので、バイアル40以外の検知対象を用いた判定を容易に行うことができる。
第2実施形態のその他の効果については、第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第2実施形態では、検知対象を、スリット211aが形成されたスリット部211を含むように構成するとともに、判定部251を、スリット部211におけるスリット211aが存在する部分および存在しない部分における出力値を第1検知結果および第2検知結果とするように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図7に示す本発明の変形例による試料注入装置300のように、検知対象を、光源311を含むように構成するとともに、判定部251を、光源311を点灯状態および消灯状態とした場合の出力値を第1検知結果および第2検知結果とするように構成してもよい。
図7に示すように、試料注入装置300は、LEDなどを含む光源311がY1側に設けられたターレット310を備えている。試料注入装置300では、光源311を点灯状態とした場合の光電センサ30出力値と消灯状態とした場合の光電センサ30出力値を取得する。これにより、光源311の点灯状態および消灯状態における光電センサ30の出力は、スリット211部を用いた場合と同様に、HIGHおよびLOWが交互に表われるパルス状の計測波形W200となるので、光電センサ30の機能が低下しているか否かを容易に判定することができる。また、スリット211部を用いた場合と異なり、光電センサ30に対してターレットを移動しなくてもパルス状の計測波形W200を取得することができる。
また、上記第1および第2実施形態では、光電センサ30に対して検知対象をX方向に移動させながら、光電センサ30により検知対象に対して光を照射するとともに、検知対象により反射された光を光電センサ30により検知するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、検知対象に対して光電センサ30をX方向に移動させながら、光電センサ30により検知対象に対して光を照射するとともに、検知対象により反射された光を光電センサ30により検知するように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、光電センサ30に対して検知対象をX方向に相対的に移動させながら、光電センサ30により検知対象に対して光を照射するとともに、検知対象により反射された光を光電センサ30により検知するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、光Laの照射位置および光Lbの検知位置を移動または回動させて、検知対象に対して光電センサ30を走査する走査型の光電センサにより、検知対象を検知するように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、それぞれ、バイアル40の外周面の複数の箇所における光電センサ30の出力値から形成された計測波形W、および、バイアル40以外の検知対象であるスリット211aが形成されたスリット部211による光電センサ30の出力値を、第1検知結果および第2検知結果とするように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、バイアル40の特定の箇所における光電センサ30の出力値を第1検知結果および第2検知結果とするように構成してもよい。この場合、1箇所における出力値のみを比較すればよいので、光電センサ30の機能が低下しているか否かを容易に判定することができる。たとえば、図3のバイアル40の外周面の中央部P1における出力値(計測波形Wのピーク出力値)を第1検知結果および第2検知結果としてもよい。
また、上記第1実施形態では、計測波形Wを円柱形状のバイアル40の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、バイアル40に対して光電センサ30を移動して走査することにより形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、計測波形Wを、円柱形状のバイアル40の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部までの間の一部分を、バイアル40に対して光電センサ30を移動して走査することにより形成するように構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、円柱形状のバイアル40により形成された正弦波状の計測波形Wを第1検知結果および第2検知結果とするように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、角柱形状のバイアル40により正弦波状以外の形状を有する計測波形を第1検知結果および第2検知結果とするように構成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、反射型の光学式センサとして構成された光電センサ30を用いた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、透過型の光学式センサを用いるように構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、判定部51を、計測波形W2のピーク出力値が、予め設定された閾値T1より小さい場合に、光電センサ30の交換・修理や汚れの除去により光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、判定部51を、計測波形W2のピーク出力値と計測波形W1のピーク出力値との差が予め設定された閾値より大きい場合に、光電センサ30の交換・修理や汚れの除去により光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定するように構成してもよい。
また、上記第2実施形態では、判定部251を、計測波形W202のHIGH側の出力値が予め設定された閾値T2よりもより小さい場合に、光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、判定部251を、計測波形W202のHIGH側の出力値と計測波形W201のHIGH側の出力値との差が予め設定された閾値より大きい場合に、光電センサ30の機能を回復させる保全措置を講じる必要があると判定するように構成してもよい。
10、210、310 ターレット(載置部)
30 光電センサ(光学式センサ)
40 バイアル(試料収容容器)
51、251 判定部
100、200、300 試料注入装置
211 スリット部
211a スリット
311 光源
W(W1、W2、W3)、W200(W201、W202) 計測波形
30 光電センサ(光学式センサ)
40 バイアル(試料収容容器)
51、251 判定部
100、200、300 試料注入装置
211 スリット部
211a スリット
311 光源
W(W1、W2、W3)、W200(W201、W202) 計測波形
Claims (8)
- 試料を収容するための試料収容容器と、
前記試料収容容器の位置を光を用いて検知する光学式センサと、
前記光学式センサの第1検知結果と、前記光学式センサを装置に組み込んだ状態で予め計測された前記光学式センサの第2検知結果とを比較することにより、前記光学式センサの機能が低下しているか否かを判定する判定部と、を備える、試料注入装置。 - 前記判定部は、前記試料収容容器の特定の箇所における前記光学式センサの出力値、前記試料収容容器の外周面の複数の箇所における前記出力値から形成された計測波形、または、前記試料収容容器以外の検知対象による前記出力値を前記第1検知結果および前記第2検知結果として、前記光学式センサの機能が低下しているか否かを判定するように構成されている、請求項1に記載の試料注入装置。
- 前記判定部は、前記試料収容容器に対して相対的に前記光学式センサを移動して走査することにより前記試料収容容器の外周面の複数の箇所における前記出力値から形成された前記計測波形を前記第1検知結果および前記第2検知結果として、前記光学式センサの機能が低下しているか否かを判定するように構成されている、請求項2に記載の試料注入装置。
- 前記計測波形は、前記試料収容容器の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、前記試料収容容器に対して相対的に前記光学式センサを移動して走査することにより形成されるように構成されている、請求項3に記載の試料注入装置。
- 前記計測波形は、円柱形状の前記試料収容容器の特定の方向から見た場合の外周面の一方側の端部から他方側の端部まで、前記試料収容容器に対して相対的に前記光学式センサを移動して走査することにより正弦波状に形成され、
前記判定部は、正弦波状の前記計測波形の対称性に基づいて、前記光学式センサの機能が低下している原因が前記光学式センサの汚れかまたは劣化かを判定するように構成されている、請求項4に記載の試料注入装置。 - 前記光学式センサは、前記試料収容容器に対して光を照射するとともに、前記試料収容容器により反射された光を検知する反射型の光学式センサを含む、請求項3〜5のいずれか1項に記載の試料注入装置。
- 前記検知対象は、スリットが形成されたスリット部または光源の少なくともいずれかを含み、
前記判定部は、前記スリット部における前記スリットが存在する部分および存在しない部分における前記出力値、または、前記光源を点灯状態および消灯状態とした場合の前記出力値を前記第1検知結果および前記第2検知結果として、前記光学式センサの機能が低下しているか否かを判定するように構成されている、請求項2に記載の試料注入装置。 - 前記検知対象は、前記試料収容容器を移動させる際に前記試料収容容器が載置される載置部に設けられている、請求項7に記載の試料注入装置。
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JP2018112554A JP2019215250A (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 試料注入装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114487233A (zh) * | 2020-10-26 | 2022-05-13 | 株式会社岛津制作所 | 试料自动注入装置 |
JP7571526B2 (ja) | 2020-12-22 | 2024-10-23 | オムロン株式会社 | 軸重計測装置、軸重センサの劣化推定方法、および軸重センサの劣化推定プログラム |
-
2018
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US11933799B2 (en) | 2020-10-26 | 2024-03-19 | Shimadzu Corporation | Automatic sample injection device |
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