JP2019213257A - 回転機の制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な方法でステータに対するロータの位置を推定する。【解決手段】ロータ16に界磁巻線18を有し、ステータ12に3相以上の多相巻線14u、14v、14wを有する回転機10の制御装置20は、前記多相巻線に、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化するサーチ信号IdS、IqSを重畳するサーチ信号重畳部82と、前記界磁巻線に流れる界磁電流を検知する界磁電流センサ70と、前記ステータに対する前記ロータの位置について任意の角度で仮設定を行った上で、前記サーチ信号重畳部を用いて前記サーチ信号を前記多相巻線に重畳させ、前記界磁電流を用いて前記ステータに対する前記ロータの位置を推定する位置推定部80と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、回転機の制御装置および制御方法に関する。
回転機においては、回転子(ロータ)の回転位置をセンサレスで検出するものが種々提案されている。例えば特許文献1では、界磁巻線にパルスを印加したときに、電機子巻線に流れる電流を検出し、該電流を用いた演算により回転機の回転子の位置を求めている。また、回転機の電機子巻線に交番信号を注入し、交番信号と同じ周波数成分の信号を利用して回転子の磁極位置を検出する回転機の制御装置も知られている(特許文献2)。
特開2005−39891号公報 特開2006−136123号公報
しかし、界磁巻線にパルスを印加する場合、回転子の位置を求める際の精度が低いという課題があった。また、演算に用いる電流は、絶対値が必要とされるため、電流センサの精度が回転子の位置の精度に影響を与えるという課題があった。また、回転機の電機子巻線に交番信号を注入する方法では、交番信号の電圧がゼロとなるように制御する関係上、ノイズ耐性が低下し、回転子の位置の精度に懸念が残るという課題があった。
本発明の一形態によれば、ロータ(16)に界磁巻線(18)を有し、ステータ(12)に3相以上の多相巻線(14u、14v、14w)を有する回転機(10)の制御装置(20)が提供される。この制御装置は、前記多相巻線に、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化するサーチ信号(IdS、IqS)を重畳するサーチ信号重畳部(82)と、前記界磁巻線に流れる界磁電流を検知する界磁電流センサ(70)と、前記ステータに対する前記ロータの位置について任意の角度で仮設定を行った上で、前記サーチ信号重畳部を用いて前記サーチ信号を前記多相巻線に重畳させ、前記界磁電流を用いて前記ステータに対する前記ロータの位置を推定する位置推定部(80)と、を備える。この形態によれば、位置推定部は、界磁電流を用いてロータの位置を推定するので、突極性を有する必要が無く、簡素の手法で容易且つ高精度で磁極の初期位置を推定できる。
回転機とその制御装置の概略構成を示す説明図である。 ロータ位置を推定するフローチャートである。 サーチ信号とその位相を示す説明図である。 ロータを仮設定した位置の誤差がほぼ無い場合における、d軸電流とd軸電流の位相およびサーチ信号を重畳したときの界磁電流を示す説明図である。 ロータを仮設定した位置の誤差がほぼ無い場合における、サーチ信号を重畳したときの電流信号およびd軸電流位相を示す説明図である。 ロータを仮設定した位置に誤差がある場合における、d軸電流とd軸電流の位相およびサーチ信号Sを重畳したときの界磁電流Ifを示す説明図である。 ロータを仮設定した位置に誤差がある場合における、サーチ信号を重畳したときの電流信号およびd軸電流位相を示す説明図である。
図1は、回転機10とその制御装置20の概略構成を示す説明図である。回転機10は、ステータ12と、ロータ16を備える。ステータ12は、3相巻線14u、14v、14wを備える。3相巻線14u、14v、14wは、スター結線されている。なお、3相巻線14u、14v、14wは、デルタ結線されていても良い。ロータ16は、界磁巻線18を備える。
制御装置20は、電流指令生成部30と、3相巻線電流制御部40と、界磁電流制御部60と、位置推定部80と、を備える。電流指令生成部30は、回転機10に要求されるトルクTを用いて、d軸電流指令IdC、q軸電流指令IqC、界磁電流指令IfCを生成する。ここで、回転機10に要求されるトルクTは、例えば、回転機10が車両に搭載される場合には、車両のアクセルペダルの開度や車両の速度を用いて算出される。
3相巻線電流制御部40は、ステータ12の3相巻線14u、14v、14wの電流を用いて、3相巻線14u、14v、14wに印加する電圧Vu、Vv、Vwを制御する。3相巻線電流制御部40は、加算器41、42と、差分演算器43、44と、PI制御部46、48と、3相電圧指令変換部50と、ドライバ52と、インバータ54と、3相電流センサ56と、dq軸電流変換部58と、を備える。
3相電流センサ56は、3相巻線14u、14v、14wに流れる電流Iu、Iv、Iwを測定する。dq軸電流変換部58は、電流Iu、Iv、Iwを、d軸電流Idおよびq軸電流Iqに変換する。
加算器41は、d軸電流指令IdCにd軸サーチ信号IdSを加算する。加算器42は、q軸電流指令IqCにq軸サーチ信号IqSを加算する。差分演算器43は、d軸サーチ信号IdSが加算されたd軸電流指令IdCとd軸電流Idとの差分を算出する。差分演算器44は、q軸サーチ信号IqSが加算されたq軸電流指令IqCとq軸電流Iqとの差分を算出する。
PI制御部46は、d軸サーチ信号IdSが加算されたd軸電流指令IdCとd軸電流Idとの差分を用いて、PI制御により、d軸電圧指令VdCを算出する。PI制御部48は、q軸サーチ信号IqSが加算されたq軸電流指令IqCとq軸電流Iqとの差分を用いて、PI制御により、q軸電圧指令VqCを算出する。
3相電圧指令変換部50は、d軸電圧指令VdCとq軸電圧指令VqCを、3相の電圧指令VuC、VvC、VwCに変換する。ドライバ52は、3相の電圧指令VuC、VvC、VwCを用いて、インバータ54の内部に設けられたスイッチング素子をオン・オフするためのスイッチング信号Swu、Swv、Swwを生成する。インバータ54は、スイッチング信号Swu、Swv、Swwにより内部のスイッチング素子のオン・オフを行い、3相巻線14u、14v、14wに印加される電圧Vu、Vv、Vwを生成する。
界磁電流制御部60は、ロータ16の界磁巻線18の界磁電流If用いて、界磁巻線18に印加する電圧Vfを制御する。界磁電流制御部60は、差分演算器62と、PI制御部64と、ドライバ66と、インバータ68と、界磁電流センサ70と、を備える。
界磁電流センサ70は、ロータ16の界磁巻線18に流れる界磁電流Ifを測定する。差分演算器62は、界磁電流指令IfCと、界磁電流Ifとの差分を算出する。PI制御部64は、界磁電流指令IfCと、界磁電流Ifとの差分を用いて界磁電圧指令VfCを生成する。ドライバ66は、界磁電圧指令VfCを用いて、インバータ68のスイッチング信号Swfを生成する。インバータ68は、スイッチング信号Swfにより内部のスイッチング素子のオン・オフを行い、界磁巻線18に印加される電圧Vfを生成する。
位置推定部80は、界磁電流Ifを用いて、ロータ16の初期位置の位相θ^を推定する。位置推定部80は、サーチ信号重畳部82と、ハイパスフィルタ84と、ゼロクロス検知部86と、ロータ位置推定部88と、補償部90と、加算器92と、を備える。
サーチ信号重畳部82は、ロータ16の回転の立ち上がりの一定期間、サーチ信号IdS、IqSを生成し、3相巻線電流制御部40の加算器41、42に送る。本実施形態では、サーチ信号IdS、IqSは、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化する信号であり、例えば正弦波または余弦波の電流信号である。サーチ信号IdS、IqSの周期は、例えば、1ms〜10ms(100Hz〜1kHz)であり、より好ましくは4ms〜6msである。ロータ16の回転の立ち上がりの一定期間は、例えば、サーチ信号IdS、IqSの周期の数で、3〜4周期の期間である。このように、本実施形態では、ロータ16の回転の立ち上がりの一定期間、例えば、サーチ信号IdS、IqSの周期の数で、3〜4周期の期間のみ、3相巻線14u、14v、14wにサーチ信号IdS、IqSに応じた電圧が重畳される。
ハイパスフィルタ84は、界磁電流センサ70が測定した界磁電流Ifからサーチ信号IdS、IqSに対応した周波数成分の電流信号Ifacを取り出す。ゼロクロス検知部86は、電流信号Ifacのゼロクロス点を検知する。ゼロクロス点とは、電流信号Ifacの値がゼロとなる点である。ロータ位置推定部88は、ゼロクロス点の位置およびゼロクロス点前後の電流信号Ifacの変化を用いて、ロータ16の初期位置を推定する。補償部90は、サーチ信号IdS、IqSの周波数と、ハイパスフィルタ84の時定数と、ロータ16の時定数と、による位相変化を補償する。加算器92は、ロータ位置推定部88が推定したロータ16の初期位置の位相θ^に、補償部90による位相変化を加えて、ロータ16の初期位置の位相を算出する。
図2は、ロータ位置を推定するフローチャートである。ステップS100では、ロータ16を任意の角度に仮設定した上で、3相巻線電流制御部40と界磁電流制御部60は、回転機10の起動を開始する。
ステップS110では、サーチ信号重畳部82は、3相巻線14u、14v、14wに印加する電圧Vu、Vv、Vwに、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化するサーチ信号IdS、IqSを発生し、d軸電流指令IdCとq軸電流指令IqCに重畳させることで、3相巻線14u、14v、14wの電流にサーチ信号IdS、IqSを重畳させる。
図3は、サーチ信号とその位相を示す説明図である。図3の下段のグラフは、d軸のサーチ信号IdSとq軸のサーチ信号IqSを示すグラフであり、上段のグラフは、サーチ信号IdSとサーチ信号IqSの位相を示すグラフである。本実施形態では、サーチ信号IdS、IqSとして正弦波または余弦波の電流信号を用い、サーチ信号IdS、IqSは、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化する信号である。
図2のステップS120では、界磁電流センサ70は、界磁電流Ifを取得する。
図4は、ロータ16を仮設定した位置の誤差がほぼ無い場合における、d軸電流とd軸電流の位相およびサーチ信号IdS、IqSを重畳したときの界磁電流Ifを示す説明図である。図4の下段のグラフは、ステータ12のd軸電流と、その位相を示している。図4の上段のグラフは、界磁電流Ifを示している。ロータ16に界磁巻線18を有し、ステータ12に3相巻線14u、14v、14wを有する回転機10では、ロータ16の界磁巻線18は、ステータ12のd軸とのみ干渉し、q軸とは干渉しない。サーチ信号IdS、IqSを重畳したときの界磁電流Ifは、回転機10の起動時には、上段のグラフに示すように、d軸のサーチ電流IdSに同期して増減しながら上昇していく。
図2のステップS130では、界磁電流Ifが図4のピーク値P1、P2、P3、P4、P5、P6となるときの位置およびその位置における位相を取得する。ここで、界磁電流Ifのピーク値P1、P2、P3、P4、P5、P6は、界磁電流Ifが増減しながら上昇していくときの極小値、極大値である。ここで、界磁電流Ifがピーク値(極小値または極大値)となったか否かは、その前後の界磁電流Ifの変化を見て判断しなければならず、判断が難しい。そこで、本実施形態では、以下に説明するように、ハイパスフィルタ84を用いて、電流信号Ifacを抽出し、電流信号Ifacがゼロとなるゼロクロス点を用いて界磁電流Ifがピーク値(極小値または極大値)となる位置およびその位置における位相を取得する。
図5は、ロータ16を仮設定した位置の誤差がほぼ無い場合における、サーチ信号IdS、IqSを重畳したときの電流信号Ifacおよびd軸電流位相を示す説明図である。図5の上段のグラフは、電流信号Ifacを示し、下段のグラフは、d軸電流位相を示す。電流信号Ifacは、サーチ信号と同期し、ほぼ正弦波の形状を有している。図5の上段のグラフから分かるように、電流信号Ifacがゼロとなるゼロクロス点Z1、Z2、Z3近傍では、電流信号Ifacがプラスからマイナス、あるいは、マイナスからプラスに遷移するため、ゼロクロス検知部86は、電流信号Ifac値からゼロクロス点Z1、Z2、Z3の位置を容易に取得できる。なお、なお、図5に示す様に、電流信号Ifacが、オフセットを有している場合がある。電流信号Ifacが、オフセットを有しているとは、電流信号Ifacに直流成分が加わり、電流信号Ifacがプラス側あるいはマイナス側にシフトしていることを意味する。図5では、電流信号Ifacにオフセットがあるとして、グラフを描いている。ゼロクロス検知部86は、電流信号Ifacにオフセットがある場合においても、ゼロクロス点Z1、Z2、Z3等を容易に判断できる。
ゼロクロス検知部86は、次に、図5の下段のグラフを用いて、電流信号Ifacがゼロクロス点Z1、Z2となったときの位相PhZ1、PhZ2を容易に求めることができる。ここで、電流信号Ifacがオフセットを有する正弦波の形状を有する場合、ピーク(極大値または極小値)を中心にゼロクロス点までの形状は、対称となる。したがって、ゼロクロス検知部86は、2つのゼロクロス点Z1、Z2に挟まれたピークP1の位相PhP1を、ゼロクロス点Z1の位相PhZ1と、ゼロクロス点Z2の位相PhZ2の中間の位相として求めることができる。すなわち、ゼロクロス検知部86は、(PhZ1+PhZ2)/2の演算をすることで、ピークP1の位相PhP1を容易に求めることができる。なお、電流信号Ifacにおいて、ピークを中心に該ピークを挟む2つのゼロクロス点までの形状は、対称となるため、電流信号Ifacのオフセットがどの値でも、2つのゼロクロス点Z1、Z2に挟まれたピークP1の位相PhP1は変わらない。例えば、図5において、オフセットが小さくなった場合には、ゼロクロス点Z1の位相PhZ1は小さくなるが、ゼロクロス点Z2の位相PhZ2が大きくなるので、結果として(PhZ1+PhZ2)/2の値は、変わらない。このように、ゼロクロス検知部86は、オフセットの値がどの値であっても、ピークを挟む2つのゼロクロス点の位相を用いて、界磁電流Ifがピークとなる位相を容易に求めることができる。
図2のステップS140では、ロータ位置推定部88は、界磁電流Ifのピーク値が、電流位相90度または270度のいずれかで生じることを利用して、ロータ16の初期位置を推定する。なお、ロータ位置推定部88は、界磁電流Ifのピーク値が、位相90度あるいは270度のいずれであるかを、ゼロクロス点Z1、Z2における電流信号Ifacの傾きにより決定する。具体的には、ゼロクロス点において、電流信号Ifacの傾きがマイナスであるときを約0度、プラスであるときを約180度とし、電流信号Ifacのピーク値が極小値であるときを約90度、極大値であるときを約270度とすることで、ロータ16のN極とS極の向きを特定できる。ロータ位置推定部88は、図2のステップS100で仮設定したロータ16の角度と、2つのゼロクロス点の位相を用いて算出したピークP1の位相PhP1である90度または270度との差をロータ16の初期位置の位相θ^と推定する。
ステップS150では、加算器92は、ロータ位置推定部88が推定したロータ16の初期位置の位相に対して、補償部90からの信号を加算して、位相の遅れを補償する。位相の遅れは、ハイパスフィルタ84の時定数と、ロータ16の界磁巻線18の時定数を用いて、容易に算出できる。ハイパスフィルタ84の時定数は、サーチ信号IdS、IqSの周波数と、ハイパスフィルタ84を構成する部品のインダクタンス、キャパシタンスを用いて算出できる。界磁巻線18の時定数は、サーチ信号IdS、IqSの周波数と、界磁巻線18のインダクタンス、キャパシタンスを用いて算出できる。なお、ハイパスフィルタ84の時定数およびロータ16の界磁巻線18の時定数による位相の変化を補償しない場合には、補償部90と加算器92は、省略可能である。
ステップS160では、位置推定部80は、回転機10の起動が完了したか否かを判断する。位置推定部80は、回転機10の起動を開始した後、サーチ信号IdS、IqSを予め定めた回数、例えば3〜4回重畳させた場合には、回転機10の起動が完了したと判断する。位置推定部80は、回転機10の起動が完了していない場合には、ステップS110に戻る。
図6は、ロータ16を仮設定した位置に誤差がある場合における、d軸電流Idとd軸電流の位相およびサーチ信号IdS、IqSを重畳したときの界磁電流Ifを示す説明図である。図7は、ロータ16を仮設定した位置に誤差がある場合における、サーチ信号IdS、IqSを重畳したときの電流信号Ifacおよびd軸電流位相を示す説明図である。図6、図7と、図4、図5と、を比較すると、ロータ16を仮設定した位置に誤差があるため、d軸電流位相がずれている。
ロータ16を仮設定した位置に誤差がある場合も、ロータ16を仮設定した位置に誤差がない場合と同様に、電流信号Ifacのゼロクロス点や電流信号Ifacがピーク値となるときの位相を求めることができる。ここで、図4、図5では、電流信号Ifacがピーク値(極小値)となるときの位相は、約90度であるが、図6、図7では、電流信号Ifacがピーク値(極小値)となるときの位相は、約90度から大きくずれている。90度と電流信号Ifacがピーク値(極小値)となるときの位相との差分が、ロータ16の初期位置の位相θ^、すなわち、ロータ16を仮設定したときの位置の位相となる。すなわち、図4、図5に示す例では、ロータ16の初期位置にほぼ誤差がないため、ピーク値(極小値)の位相は約90度となっている。一方、図6、図7に示す例では、ロータ16の初期位置の位置誤差が大きいため、ピーク値(極小値)の位相はロータ16の初期位置に位置誤差分だけ90度からずれている。このように、本実施形態によれば、ロータ16の初期位置に位置誤差があっても、無くても、ロータ16の初期位置の位相θ^を容易に推定できる。
以上、本実施形態によれば、ステータ12に対するロータ16の位置について任意の角度で仮設定を行った上で、サーチ信号重畳部82にサーチ信号IdS、IqSを3相巻線14u、14v、14wに重畳させ、界磁電流Ifを用いてステータ12に対するロータ16の位置を推定する位置推定部80を備えるので、突極性を有する必要が無く、簡素の手法で容易且つ高精度でロータ16の初期位置の位相θ^を推定できる。
本実施形態によれば、サーチ信号IdS、IqSは、正弦波または余弦波の電流信号、であるので、推定d軸、推定q軸にバランス良くサーチ信号を与えることができ、高精度にロータ16の位置推定を行うことができる。また、サーチ信号IdS、IqSが正弦波または余弦波の電流信号である場合、界磁電流Ifに高次高調波電流が発生することを抑制できる。
界磁電流の位相とロータの位置とは対応している。本実施形態によれば、位置推定部80は、界磁電流のピーク値の位相を用いてロータの初期位置の位相θ^を容易に推定できる。
本実施形態によれば、位置推定部80は、ハイパスフィルタ84を用いて電流成分Ifacを抽出し、電流成分Ifacのピーク値の位相を抽出する。電流成分Ifacのピーク値の位相と、界磁電流Ifのピーク値の位相は同じであるので、界磁電流Ifのピーク値の位相を容易に取得できる。
本実施形態によれば、位置推定部80は、電流信号Ifcがゼロクロスする隣接する2つのゼロクロス点の位相の中間の位相をピーク値の位相とする。ピーク値の位相を求めるよりも、ゼロクロス点の位相を求める方が容易である。また、電流信号にオフセットがあっても、オフセットの影響を受けずにピーク値の位相を取得できる。
・変形例:
上記実施形態では、サーチ信号IdS、IqSとして、正弦波または余弦波の電流信号を用いたが、正弦波または余弦波の電圧信号であってもよい。サーチ信号IdS、IqSが電圧信号の場合、加算器41、42の代わりに、PI制御部46、48と、3相電圧指令変換部50と、の間に加算器が設けられてもよい。また、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化する信号であれば、正弦波または余弦波以外の信号、例えば三角波、矩形波の電流信号あるいは電圧信号であってもよい。
上記実施形態では、ハイパスフィルタ84を用いて、電流信号Ifacを取得し、電流信号Ifacのゼロクロス点を用いて、ピーク値の位相を求めているが、界磁電流Ifを解析して、界磁電流Ifのピーク値を求めてもよい。
上記実施形態では、位置推定部80のゼロクロス検知部86は、電流信号Ifacがゼロとなるゼロクロス点を求め、2つのゼロクロス点の中間を求めることで、ピーク値の位相を求めている。ゼロクロス検知部86は、電流信号Ifacを微分する微分回路を備え、微分値がゼロクロスするときの電流信号Ifacの位相をピーク値の位相としても良い。電流信号Ifacのピーク値は、極大値または極小値であるため、ピーク値において、電流信号Ifacの微分値はゼロとなる。そのため、微分値がゼロクロスする位相をピーク値の位相とすることができる。
上記実施形態では、位置推定部80は、回転機10の起動時における界磁電流Ifを立ち上げる期間内にロータ16の位置を推定しているが、回転機10の起動後の通常運転時にサーチ信号IdS、IqSを重畳してロータ16の位置を推定してもよい。ただし、位置推定部80は、回転機10の起動時における界磁電流Ifを立ち上げる期間内にサーチ信号IdS、IqSを重畳してロータ16の位置を推定すれば、ロータ16の位置を推定するための特別な期間を付与すること無くロータ16の位置の位相θ^を推定できる。
上記実施形態では、サーチ信号重畳部82は、サーチ信号IdS、IqSを加算器41、42に入力することで、3相巻線14u、14v、14wに流れる電流Iu、Iv、Iwにサーチ信号IdS、IqSを重畳しているが、サーチ信号IdS、IqSを電流指令生成部30に入力することで、3相巻線14u、14v、14wに流れる電流Iu、Iv、Iwにサーチ信号IdS、IqSを重畳してもよい。
上記実施形態では、ステータ12は、3相巻線14u、14v、14wを備えるものとして説明したが、巻線は、3相以上の多相巻線であってもよい。巻線は、例えば、4相、5相の巻線であってもよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。例えば、上記実施形態においてハードウェアにより実現した構成の一部は、ソフトウェアにより実現することができる。また、ソフトウェアにより実現している構成の少なくとも一部は、ディスクリートな回路構成により実現することも可能である。
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、ロータ(16)に界磁巻線(18)を有し、ステータ(12)に3相以上の多相巻線(14u、14v、14w)を有する回転機(10)の制御装置(20)が提供される。この制御装置は、前記多相巻線に、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化するサーチ信号(IdS、IqS)を重畳するサーチ信号重畳部(82)と、前記界磁巻線に流れる界磁電流を検知する界磁電流センサ(70)と、前記ステータに対する前記ロータの位置について任意の角度で仮設定を行った上で、前記サーチ信号重畳部を用いて前記サーチ信号を前記多相巻線に重畳させ、前記界磁電流を用いて前記ステータに対する前記ロータの位置を推定する位置推定部(80)と、を備える。この形態によれば、位置推定部は、界磁電流を用いてロータの位置を推定するので、突極性を有する必要が無く、簡素の手法で容易且つ高精度で磁極の初期位置の位相を推定できる。
(2)上記形態において、前記サーチ信号は、正弦波または余弦波の電流信号、または、正弦波または余弦波の電圧信号であってもよい。この形態によれば、推定d軸、推定q軸にバランス良くサーチ信号を与えることができ、高精度にロータの位置推定を行うことができる。また、正弦波または余弦波の電流信号あるいは電圧信号であれば、界磁電流に高次高調波電流が発生することを抑制できる。
(3)上記形態において、前記位置推定部は、前記界磁電流(If)のピーク値を用いて前記ステータに対する前記ロータの位置を推定してもよい。界磁電流の位相とロータの位置とは対応しているので、位置推定部は、界磁電流のピーク値を用いてロータの初期位置の位相を容易に推定できる。
(4)上記形態において、前記位置推定部は、さらに、前記界磁電流から前記サーチ信号に対応した周波数成分の電流信号(Ifac)を抽出するフィルタ(84)を備えてもよい。この形態によれば、界磁電流のピーク値を容易に取得できる。
(5)上記形態において、前記位置推定部は、前記電流信号がゼロクロスする隣接する2つの位相の中間の位相を前記ピーク値の位相としてもよい。この形態によれば、電流信号にオフセットがあっても、オフセットの影響を受けずにピーク値の位相を取得できる。
(6)上記形態において、前記位置推定部は、前記電流信号を微分し、微分値がゼロクロスする位相を前記ピーク値の位相としてもよい。電流信号のピーク値は、極大値または極小値であるため、ピーク値において、微分値はゼロとなる。この形態によれば、位置推定部は、電流信号を微分して得られる微分値がゼロクロスする位相をピーク値の位相とすることができる。
(7)上記形態において、前記位置推定部は、前記ピーク値の位相を90度もしくは270度とし、任意の位置で仮設定した角度と、前記ピーク値の位相との差分を前記ロータの初期位置としてもよい。この形態によれば、特別な手段を講じること無くN極、S極を判別できる。
(8)上記形態において、前記位置推定部は、前記電流信号のゼロクロス点における傾きに応じて、仮設定した角度が90度または270度のいずれかであるかを判別してもよい。この形態によれば、特別な手段を講じること無くロータのN極、S極の向きを判別できる。
(9)上記形態において、前記位置推定部は、前記サーチ信号の周波数と、前記フィルタの時定数と、前記ロータの前記界磁巻線の時定数と、を用いて位相の変化を補償する補償部を備えてもよい。この形態によれば、位置推定部は、サーチ信号の周波数と、フィルタの時定数と、ロータの前記界磁巻線の時定数と、を用いて位相の変化を補償するので、ロータの位置の位相を高精度で推定できる。
(10)上記形態において、前記位置推定部は、前記回転機をオフからオンにする起動時における前記界磁電流を立ち上げる期間内に前記ロータの位置を推定してもよい。この形態によれば、ロータの位置を推定するための特別な期間を付与すること無くロータの初期位置の位相を推定できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、回転機の制御装置の他、回転機のロータ位置推定方法等の形態で実現することができる。
10…回転機 12…ステータ 14u、14v、14w…3相巻線 16…ロータ 18…界磁巻線 20…制御装置 30…電流指令生成部 40…3相巻線電流制御部 41、42…加算器 43、44…差分演算器 46、48…PI制御部 50…3相電圧指令変換部 52…ドライバ 54…インバータ 56…3相電流センサ 58…dq軸電流変換部 60…界磁電流制御部 62…差分演算器 64…PI制御部 66…ドライバ 68…インバータ 70…界磁電流センサ 80…位置推定部 82…サーチ信号重畳部 84…ハイパスフィルタ 86…ゼロクロス検知部 88…ロータ位置推定部 90…補償部 92…加算器 Id…d軸電流 Iq…q軸電流 IdC…d軸電流指令 IqC…q軸電流指令 IdS、IqS…サーチ信号 If…界磁電流 IfC…界磁電流指令 Ifac…電流信号 Iu、Iv、Iw…電流 P1〜P6…ピーク PhP1…位相 PhZ1…位相 PhZ2…位相 Swf、Swu、Swv、Sww…スイッチング信号 T…トルク VdC…d軸電圧指令 VqC…q軸電圧指令 Vf…電圧 VfC…界磁電圧指令 VuC、VvC、VwC…電圧指令 Vu、Vv、Vw…電圧 Z1、Z2、Z3…ゼロクロス点 θ^…ロータの初期位置の位相

Claims (11)

  1. ロータ(16)に界磁巻線(18)を有し、ステータ(12)に3相以上の多相巻線(14u、14v、14w)を有する回転機(10)の制御装置(20)であって、
    前記多相巻線に、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化するサーチ信号(IdS、IqS)を重畳するサーチ信号重畳部(82)と、
    前記界磁巻線に流れる界磁電流を検知する界磁電流センサ(70)と、
    前記ステータに対する前記ロータの位置について任意の角度で仮設定を行った上で、前記サーチ信号重畳部を用いて前記サーチ信号を前記多相巻線に重畳させ、前記界磁電流を用いて前記ステータに対する前記ロータの位置を推定する位置推定部(80)と、
    を備える、制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記サーチ信号は、正弦波または余弦波の電流信号、または、正弦波または余弦波の電圧信号である、制御装置。
  3. 請求項2に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、前記界磁電流(If)のピーク値を用いて前記ステータに対する前記ロータの位置を推定する、制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、さらに、前記界磁電流から前記サーチ信号に対応した周波数成分の電流信号(Ifac)を抽出するフィルタ(84)を備える、制御装置。
  5. 請求項4に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、前記電流信号がゼロクロスする隣接する2つの位相の中間の位相を前記ピーク値の位相とする、制御装置。
  6. 請求項4に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、前記電流信号を微分し、微分値がゼロクロスする位相を前記ピーク値の位相とする、制御装置。
  7. 請求項5または6に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、前記ピーク値の位相を90度もしくは270度とし、任意の位置で仮設定した角度と、前記ピーク値の位相との差分を前記ロータの初期位置とする、制御装置。
  8. 請求項7に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、前記電流信号のゼロクロス点における傾きに応じて、仮設定した角度が90度または270度のいずれかであるかを判別する、制御装置。
  9. 請求項7または8に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、前記サーチ信号の周波数と、前記フィルタの時定数と、前記ロータの前記界磁巻線の時定数と、を用いて位相の変化を補償する補償部を備える、制御装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記位置推定部は、前記回転機をオフからオンにする起動時における前記界磁電流を立ち上げる期間内に前記ロータの位置を推定する、制御装置。
  11. ロータ(16)に界磁巻線(18)を有し、ステータ(12)に3相以上の多相巻線(14u、14v、14w)を有する回転機(10)の制御方法であって、
    前記ステータに対する前記ロータの位置について任意の角度で仮設定を行い、
    前記多相巻線に、振幅が一定、且つ電気位相が一定周期で変化するサーチ信号(IdS、IqS)を重畳し、
    前記界磁巻線に流れる界磁電流を検知し、
    前記界磁電流を用いて前記ステータに対する前記ロータの位置を推定し、
    前記回転機を制御する、
    制御方法。
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