JP2019213011A - アンテナ装置及び通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送受信する電波の周波数帯を適切に設定することができるアンテナ装置及び通信装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、アンテナ装置は、第1のスプリットリングと、第2のスプリットリングと、給電線と、を備える。第1のスプリットリングは、導電体から形成され、第1の空隙を有する。第2のスプリットリングは、導電体から形成され、前記第1のスプリットリングの開口部内に形成され、前記第1のスプリットリングの導電体と対向する位置に形成される第2の空隙を有する。給電線は、前記第1のスプリットリングに接続する。【選択図】 図3
Description
本発明の実施形態は、アンテナ装置及び通信装置に関する。
通信装置が備えるアンテナ装置には、スプリットリングを用いるものがある。そのようなアンテナ装置は、スプリットリングのインダクタンス及びキャパシタンスに基づく共振周波数の電波を送受信する。
アンテナ装置を小型化すると、スプリットリングも同時に小型化し、インダクタンス及びキャパシタンスが低下する。その結果、アンテナ装置が送受信する電波の共振周波数が低下し、周波数帯を適切に設定することができない。
そのため、従来、アンテナ装置のインダクタンス及びキャパシタンスを増加させる技術が望まれる。
上記の課題を解決するため、送受信する電波の周波数帯を適切に設定することができるアンテナ装置及び通信装置を提供する。
実施形態によれば、アンテナ装置は、第1のスプリットリングと、第2のスプリットリングと、給電線と、を備える。第1のスプリットリングは、導電体から形成され、第1の空隙を有する。第2のスプリットリングは、導電体から形成され、前記第1のスプリットリングの開口部内に形成され、前記第1のスプリットリングの導電体と対向する位置に形成される第2の空隙を有する。給電線は、前記第1のスプリットリングに接続する。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
実施形態に係るPOSシステムは、商品などを決済する。POSシステムでは、POS端末は、スキャナなどを用いて商品からコードを読み取る。また、POS端末は、プリンタなどを用いて決済に関する画像を印刷する。
POS端末は、アンテナ装置を通じて、スキャナ及びプリンタなどと無線でデータを送受信する。POS端末は、所定の周波数帯の電波を用いてスキャナ及びプリンタなどと通信する。
図1は、実施形態に係るPOSシステム1の構成例を示す。図1が示すように、POSシステム1は、POS端末10(通信装置、外部装置)から構成される。また、POSシステム1は、決済処理に関する周辺機器を備える。ここでは、POSシステム1は、周辺機器として、スキャナ20(通信装置、外部装置)及びプリンタ30(通信装置、外部装置)などを備える。
なお、POSシステム1は、図1が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、特定の構成を除外したりしてもよい。たとえば、POSシステム1は、周辺機器として、キーボード、定置式バーコードスキャナ、ドロワ、自動釣銭機、クレジットカード端末、暗証番号入力機、ポイントカード端末又は客面表示器などを備えてもよい。
POS端末10は、スキャナ20及びプリンタ30と無線でデータを送受信する。POS端末10は、スキャナ20及びプリンタ30とデータを送受信することで決済処理を行う。
POS端末10は、アンテナ装置11を備える。アンテナ装置11は、スキャナ20及びプリンタ30などの周辺機器とデータを送受信するためのインターフェースである。アンテナ装置11は、所定の周波数帯の電波を用いて、スキャナ20及びプリンタ30とデータを送受信する。たとえば、アンテナ装置11は、920MHz帯の電波を送受信する。たとえば、アンテナ装置11は、無線LAN接続又はBluetooth(登録商標)接続などのために用いられる。
スキャナ20は、商品などに添付されるコードを読み取る。スキャナ20は、読み取ったコードをデコードして得られるデータをPOS端末10へ送信する。
スキャナ20は、アンテナ装置21を備える。アンテナ装置21は、POS端末10などとデータを送受信するためのインターフェースである。アンテナ装置21の構成は、アンテナ装置11のそれと同様であるため説明を省略する。
プリンタ30は、POS端末10からの信号に基づいて所定のデータを印刷する。たとえば、プリンタ30は、レシート又はクレジット明細などを印刷する。
プリンタ30は、アンテナ装置31を備える。アンテナ装置31は、POS端末10などとデータを送受信するためのインターフェースである。アンテナ装置31の構成は、アンテナ装置11のそれと同様であるため説明を省略する。
次に、POS端末10の制御基板について説明する。
図2は、POS端末10の制御基板101の構成例を示す図である。制御基板101上には、プロセッサ102、信号線103及びアンテナ装置11が形成される。
制御基板101は、POS端末10を制御するための基板である。制御基板101は、POS端末10の内部に形成される。制御基板101は、アンテナ装置11から供給される信号及びアンテナ装置11へ供給する信号を制御する。たとえば、制御基板101は、所定の信号を変調しアンテナ装置11へ供給する。また、制御基板101は、アンテナ装置11からの信号を復調する。
プロセッサ102は、制御基板101全体の動作を制御する。即ち、プロセッサ102は、POS端末10全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ102は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ102は、内部メモリ又は外部メモリなどが予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現するものであってもよい。なお、プロセッサ102がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ102は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
また、プロセッサ102は、ASIC(application specific integrated circuit)又はFPGA(field-programmable gate array)などであってもよい。
信号線103は、アンテナ装置11と制御基板101とを接続する。即ち、信号線103は、アンテナ装置11とプロセッサ102とを接続する。また、信号線103は、アンテナ装置11を支持する構造を有するものであってもよい。
アンテナ装置11は、所定の周波数帯の電波を送受信するために用いられるインターフェースである。アンテナ装置11は、所定の共振周波数を有する。アンテナ装置11は、共振周波数と同等の周波数帯の電波を送受信する。アンテナ装置11は、信号線103を通じて、受信した電波の信号を制御基板101に供給する。また、アンテナ装置11は、信号線103から供給される信号を電磁波に変換して外部に出力する。即ち、アンテナ装置11は、電磁波放射器として動作する。
プロセッサ102は、商品などを決済する。たとえば、プロセッサ102は、スキャナ20を通じて決済する商品から商品を示すコードを読み取る。コードを読み取ると、プロセッサ102は、コードが示す商品の代金を取得する。たとえば、プロセッサ102は、POS端末10のメモリから代金を取得する。また、プロセッサ102は、外部装置から代金を取得してもよい。
代金を取得すると、プロセッサ102は、代金に基づいて商品を決済する。たとえば、プロセッサ102は、ドロワなどを用いて代金を収受する。また、プロセッサ102は、クレジットカードなどから取得したクレジットカード情報に基づいて決済処理を行う。
商品を決済すると、プロセッサ102は、プリンタ30を用いて、決済に関する情報を印刷した用紙を出力する。たとえば、プロセッサ102は、プリンタ30を用いて、レシート又はクレジット明細などを出力する。
なお、スキャナ20及びプリンタ30も同様にプロセッサを備える。スキャナ20及びプリンタ30のプロセッサの構成は、プロセッサ102のそれと同様であるため説明を省略する。
次に、アンテナ装置11について説明する。図3は、アンテナ装置11の構成例を示す図である。図3が示すように、アンテナ装置11は、誘電体板201から構成される。
誘電体板201は、所定の誘電体から構成される。たとえば、誘電体板201は、セラミック又はプラスチックなどから構成される。誘電体板201は、所定の大きさ及び所定の厚みを有する矩形に形成される。
誘電体板201の所定の面には、第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230が形成される。図3では、誘電体板201と第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230とは、便宜上離れて描写されるが、実際には接着される。
第1のスプリットリング210は、所定の導電体から構成される。たとえば、第1のスプリットリング210は、所定の金属から構成される。第1のスプリットリング210は、誘電体板201とほぼ同一の大きさの矩形状に形成されるリングである。第1のスプリットリング210は、内部に開口部212を有する。
第1のスプリットリング210は、所定の幅で形成された4つの辺を有する。図3が示す例では、第1のスプリットリング210の下部の辺の幅は、他の辺よりの幅よりも大きく形成される。
第1のスプリットリング210は、第1の空隙211を有する。第1の空隙211は、所定の辺を横切って形成される。即ち、第1のスプリットリング210は、一部が切断されたリングである。言い換えると、第1のスプリットリング210は、C型に形成される。図3が示す例では、第1の空隙211は、上部の辺の中腹に形成される。
また、第1のスプリットリング210は、給電線220に接続する。給電線220は、一端を第1のスプリットリング210の所定の辺に接続する。図3が示す例では、給電線220は、第1のスプリットリング210の上部の辺に接続する。
給電線220は、所定の導電体から構成される。給電線220は、第1のスプリットリング210と同一の素材から構成されてもよいし、他の素材から構成されてもよい。
給電線220は、他端を信号線103に接続する。即ち、給電線220は、信号線103と第1のスプリットリング210とを電気的に接続する。給電線220は、信号線103からの電気信号を第1のスプリットリング210に供給し、又は、第1のスプリットリング210からの電気信号を信号線103に供給する。
なお、第1のスプリットリング210は、さらに図示しない他の給電線に接続してもよい。
図3が示す例では、給電線220は、第1のスプリットリング210の上部の辺から開口部212を通過するように形成される。
また、第1のスプリットリング210の開口部212内には、第2のスプリットリング230が形成される。第2のスプリットリング230は、第1のスプリットリング210に接触せずに開口部212内に形成される。
第2のスプリットリング230は、所定の導電体から構成される。たとえば、第2のスプリットリング230は、所定の金属から構成される。第2のスプリットリング230は、第1のスプリットリング210と同一の素材から構成されてもよいし、他の素材から構成されてもよい。
第2のスプリットリング230は、開口部212よりも小さく矩形状に形成されるリングである。第2のスプリットリング230は、内部に開口部232を有する。
第2のスプリットリング230は、所定の幅で形成された4つの辺を有する。図3が示す例では、第2のスプリットリング230の各辺の幅は、互いに同一に形成される。
第2のスプリットリング230は、第2の空隙231を有する。第2の空隙231は、所定の辺を横切って形成される。即ち、第2のスプリットリング230は、一部が切断されたリングである。言い換えると、第2のスプリットリング230は、C型に形成される。図3が示す例では、第2の空隙231は、下部の辺の中腹に形成される。
第2の空隙231は、第1のスプリットリング210の第1の空隙211と異なる位置に形成される。即ち、第2の空隙231は、第1の空隙211に対向しない位置に形成される。第2の空隙231は、第1のスプリットリング210の導電体と対向する位置に形成される。図3が示す例では、第2の空隙231は、第1の空隙211が形成される辺に対向する辺に向くように形成される。即ち、第2の空隙231は、第1の空隙211の向きと反対向きに形成される。
次に、第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230の等価回路について説明する。
図4は、第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230の等価回路を示す回路図である。
図4は、第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230の等価回路を示す回路図である。
等価回路は、給電線220からの電流を供給される。また、等価回路は、電磁波によって生じる誘導起電力を給電線220に供給する。
等価回路は、第1のスプリットリング210のインダクタンスを有するコイルと第2のスプリットリング230のインダクタンスを有するコイルとを直列に接続する。また、等価回路は、第1の空隙211によって生じるキャパシタンスを有するコンデンサと、第2の空隙231によって生じるキャパシタンスを有するコンデンサと、第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230の間のキャパシタンスを有するコンデンサとを並列に接続する。
等価回路の共振周波数は、以下の式(300)によって表される。
式(300)では、L1は、第1のスプリットリング210のインダクタンスを示す。また、L2は、第1のスプリットリング210のインダクタンスを示す。C1は、第1のスプリットリング210の第1の空隙211によって生じるキャパシタンスを示す。C2は、第2のスプリットリング230の第2の空隙231によって生じるキャパシタンスを示す。C12は、第1のスプリットリング210と第2のスプリットリング230との間のキャパシタンスを示す。
なお、第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230は、矩形でなくともよい。第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230は、円形又は多角形であってもよい。第1のスプリットリング210及び第2のスプリットリング230は、環状であればよく、特定の形状に限定されるものではない。
また、アンテナ装置11は、誘電体板201を備えなくともよい。
以上のように構成されたアンテナ装置は、給電線に接続する第1のスプリットリングの開口部に第2のスプリットリングを備える。その結果、アンテナ装置の等価回路は、第1のスプリットリングのインダクタンスと第2のスプリットリングのインダクタンスを直列に接続する。従って、アンテナ装置の等価回路は、第1のスプリットリングのインダクタンスよりも大きなインダクタンスを有することができる。
また、アンテナ装置の等価回路は、第1のスプリットリングのキャパシタンスと第2のスプリットリングのキャパシタンスと第1のスプリットリング及び第2のスプリットリングの間のキャパシタンスを並列に接続する。従って、アンテナ装置の等価回路は、第1のスプリットリングのキャパシタンスよりも大きなキャパシタンスを有することができる。
式(300)に従って、インダクタンス及びキャパシタンスが増加すると、等価回路の共振周波数は、低下する。その結果、アンテナ装置は、低い共振周波数を設定することができる。たとえば、小型化によって第1のスプリットリングのインダクタンス及びキャパシタンスが低下した場合であっても、アンテナ装置は、インダクタンス及びキャパシタンスを維持し共振周波数を維持することができる。その結果、アンテナ装置は、適切な周波数帯の電磁波を送受信することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るアンテナ装置は、誘電体板201の裏面に第2のスプリットリングを備える点で第1の実施形態に係るそれと異なる。従って、その他の点については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るアンテナ装置は、誘電体板201の裏面に第2のスプリットリングを備える点で第1の実施形態に係るそれと異なる。従って、その他の点については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、第2の実施形態に係るアンテナ装置11’の構成例を示す図である。図5が示すように、アンテナ装置11’は、誘電体板201から構成される。誘電体板201は、第1の面201a及び第2の面201bを備える。たとえば、誘電体板201は、2mm以下の厚さを有する。
第1の面201aは、誘電体板201の所定の面である。図3が示す例では、第1の面201aは、手前側の面を示す。
第2の面201bは、第1の面201aに対向する面である。即ち、第2の面201bは、第1の面201aの裏面である。図3が示す例では、第2の面201bは、奥側の面を示す。
誘電体板201の第1の面201aには、第1のスプリットリング210が形成される。また、誘電体板201の第2の面201bには、第2のスプリットリング230’及び導電体板240が形成される。図3では、誘電体板201と第1のスプリットリング210、第2のスプリットリング230’及び導電体板240とは、便宜上離れて描写されるが、実際には接着される。
第1のスプリットリング210は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
前述の通り、第2のスプリットリング230’は、第2の面201bに形成される。第2のスプリットリング230’は、第1のスプリットリング210の開口部212内に形成される。即ち、第2のスプリットリング230’は、第1の面201aにおける開口部212の領域に対向する第2の面201bの領域(対向領域)に形成される。
第2のスプリットリング230’は、対向領域と同一の大きさの矩形に形成される。即ち、第2のスプリットリング230’は、開口部212と同一の大きさのリングである。
第2のスプリットリング230’は、内部に開口部232’を有する。
第2のスプリットリング230’は、所定の幅で形成された4つの辺を有する。図5が示す例では、第2のスプリットリング230’の各辺の幅は、互いに同一に形成される。
第2のスプリットリング230’は、第2の空隙231’を有する。第2の空隙231’は、所定の辺を横切って形成される。即ち、第2のスプリットリング230’は、一部が切断されたリングである。言い換えると、第2のスプリットリング230’は、C型に形成される。図5が示す例では、第2の空隙231’は、下部の辺の中腹に形成される。
第2の空隙231’は、第1のスプリットリング210の第1の空隙211と異なる位置に形成される。即ち、第2の空隙231’は、第1の空隙211に対向しない位置に形成される。第2の空隙231’は、第1のスプリットリング210の導電体と対向する位置に形成される。図5が示す例では、第2の空隙231’は、第1の空隙211が形成される辺に対向する辺に向くように形成される。即ち、第2の空隙231’は、第1の空隙211の向きと反対向きに形成される。
また、導電体板240は、第2の面201bにおいて、第2のスプリットリング230’に接触せずに形成される。導電体板240は、第2のスプリットリング230’と所定の間隔を空けて下部に形成される。
導電体板240は、所定の導電体から構成される。たとえば、導電体板240は、所定の金属から構成される。導電体板240は、第1のスプリットリング210又は第2のスプリットリング230’と同一の素材から構成されてもよいし、他の素材から構成されてもよい。
導電体板240は、矩形に形成される。導電体板240は、第2の面201bにおいて第2のスプリットリング230’よりも下部を覆う大きさに形成される。なお、導電体板240の形状及び大きさは、特定の構成に限定されるものではない。
なお、アンテナ装置11’は、導電体板240を備えなくともよい。
また、第2のスプリットリング230’は、開口部212に対向領域外に形成されてもよい。また、第2のスプリットリング230’は、対向領域に一部重なる位置に形成されてもよい。
また、第2のスプリットリング230’は、開口部212に対向領域外に形成されてもよい。また、第2のスプリットリング230’は、対向領域に一部重なる位置に形成されてもよい。
以上のように構成されたアンテナ装置は、第1のスプリットリングが形成される誘電体板の面の裏面に第1のスプリットリングの開口部と同一の大きさの第2のスプリットリングを備える。その結果、第1のスプリットリングと第2のスプリットリングとは、第1の実施形態よりも近接して形成される。即ち、誘電体板の厚さが第1の実施形態における第1のスプリットリングと第2のスプリットリングとの隙間よりも薄ければ、第1のスプリットリングと第2のスプリットリングとは、第1の実施形態よりも近接して形成される。
従って、第1のスプリットリングと第2のスプリットリングとの間のキャパシタンスは、第1の実施形態よりも増加する。よって、アンテナ装置は、第1の実施形態よりも大きなキャパシタンスを有することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…システム、10…POS端末、11…アンテナ装置、11’…アンテナ装置、20…スキャナ、21…アンテナ装置、30…プリンタ、31…アンテナ装置、101…制御基板、102…プロセッサ、103…信号線、201…誘電体板、201a…第1の面、201b…第2の面、210…第1のスプリットリング、211…第1の空隙、212…開口部、220…給電線、230…第2のスプリットリング、230’…第2のスプリットリング、231…第2の空隙、231’…第2の空隙、232…開口部、232’…開口部、240…導電体板。
Claims (5)
- 導電体から形成され、第1の空隙を有する第1のスプリットリングと、
導電体から形成され、前記第1のスプリットリングの開口部内に形成され、前記第1のスプリットリングの導電体と対向する位置に形成される第2の空隙を有する第2のスプリットリングと、
前記第1のスプリットリングに接続する給電線と、
を備えるアンテナ装置。 - 誘電体板を備え、
前記第1のスプリットリング及び前記第2のスプリットリングは、前記誘電体板に形成される、
前記請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記第1のスプリットリングは、前記誘電体板の第1の面に形成され、
前記第2のスプリットリングは、前記第1の面に対向する第2の面に形成される、
前記請求項2に記載のアンテナ装置。 - 前記第2の空隙は、前記第1の空隙の向きと反対向きに形成される、
前記請求項1乃至3の何れか1項に記載のアンテナ装置。 - 前記請求項1乃至4の何れか1項に記載のアンテナ装置と、
前記アンテナ装置を通じて外部装置とデータを送受信するプロセッサと、
を備える通信装置。
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