JP2019212761A - 面取り加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率良くウエーハの外周に面取り加工を施すことができる面取り加工方法を提供する。【解決手段】面取り加工方法は、ウエーハ2の外周にレーザー光線LBの集光点を位置づけてレーザー光線LBを照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す粗加工工程と、アブレーション加工されたウエーハ2の外周を研削砥石30で研削して仕上げ加工を施す仕上げ加工工程とから少なくとも構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、ウエーハの外周を面取りする面取り加工方法に関する。
IC、LSI、LED等のデバイスは、Si(シリコン)やAl(サファイア)等を素材としたウエーハの表面に機能層が積層され分割予定ラインによって区画されて形成される。また、パワーデバイス、LED等はSiC(炭化ケイ素)を素材としたウエーハの表面に機能層が積層され分割予定ラインによって区画されて形成される。デバイスが形成されたウエーハは、切削装置、レーザー加工装置によって分割予定ラインに加工が施されて個々のデバイスに分割され、分割された各デバイスは携帯電話やパソコン等の電気機器に利用される。
デバイスが形成されるウエーハは、一般的に円柱形状のインゴットをワイヤーソーで薄く切断することにより生成される。切断されたウエーハの表面および裏面は、研磨することにより鏡面に仕上げられる(たとえば特許文献1参照。)。しかし、インゴットをワイヤーソーで切断し、切断したウエーハの表面および裏面を研磨すると、インゴットの大部分(70〜80%)が捨てられることになり不経済であるという問題がある。特にSiCインゴットにおいては、硬度が高くワイヤーソーでの切断が困難であり相当の時間を要するため生産性が悪いと共に、インゴットの単価が高く効率よくウエーハを生成することに課題を有している。
そこで本出願人は、SiCに対して透過性を有する波長のレーザー光線の集光点をSiCインゴットの内部に位置づけてSiCインゴットにレーザー光線を照射して切断予定面に分離層を形成し、分離層が形成された切断予定面に沿ってSiCインゴットからウエーハを分離する技術を提案した(たとえば特許文献2参照。)。
特開2000−94221号公報 特開2016−111143号公報
しかし、ウエーハの外周に研削砥石を当てて面取り加工を施すと相当の時間がかかり生産性が悪いという問題がある。
上記事実に鑑みてなされた本発明の課題は、効率良くウエーハの外周に面取り加工を施すことができる面取り加工方法を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が提供するのは以下の面取り加工方法である。すなわち、ウエーハの外周を面取りする面取り加工方法であって、ウエーハの外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す粗加工工程と、アブレーション加工されたウエーハの外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す仕上げ加工工程と、から少なくとも構成される面取り加工方法である。
好ましくは、該粗加工工程は、ウエーハの第一の面側からウエーハの外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す第一の粗加工工程と、ウエーハの第二の面側からウエーハの外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す第二の粗加工工程と、を含み、該仕上げ加工工程は、ウエーハの第一の面側からウエーハの外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す第一の仕上げ加工工程と、ウエーハの第二の面側からウエーハの外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す第二の仕上げ加工工程と、を含む。ウエーハはSiCウエーハであってもよい。
本発明が提供する面取り加工方法は、ウエーハの外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す粗加工工程と、アブレーション加工されたウエーハの外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す仕上げ加工工程と、から少なくとも構成されているので、効率良くウエーハの外周に面取り加工を施すことができる。
(a)第一の面を上に向けて、レーザー加工装置のチャックテーブルにウエーハを載置する状態を示す斜視図、(b)第一の粗加工工程を実施している状態を示す斜視図、(c)第一の粗加工工程が実施されたウエーハの断面図。 (a)第二の面を上に向けて、レーザー加工装置のチャックテーブルにウエーハを載置する状態を示す斜視図、(b)第二の粗加工工程を実施している状態を示す斜視図、(c)第二の粗加工工程が実施されたウエーハの断面図。 (a)第一の仕上げ加工工程を実施している状態を示す斜視図、(b)第一の仕上げ加工工程を実施している状態を示す断面図。 (a)第二の仕上げ加工工程を実施している状態を示す斜視図、(b)第二の仕上げ加工工程を実施している状態を示す断面図、(c)第二の仕上げ加工工程が実施されたウエーハの断面図。
以下、本発明に係る面取り加工方法の好適実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1には、本発明に係る面取り加工方法によって面取り加工が施されるウエーハ2が示されている。図示の実施形態におけるウエーハ2は、SiC(炭化ケイ素)を素材とするSiCウエーハであり、厚み200μm程度の円板状に形成されている。このウエーハ2は、第一の面4と、第一の面4の反対側の第二の面6とを有し、ウエーハ2の外周には、結晶方位を示す第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10が形成されている。なお、第二のオリエンテーションフラット10の長さは、第一のオリエンテーションフラット8の長さよりも短い。
本発明に係る面取り加工方法では、まず、ウエーハ2の外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す粗加工工程を実施する。粗加工工程は、たとえば図1に一部を示すレーザー加工装置12を用いて実施することができる。レーザー加工装置12は、ウエーハ2を吸引保持するチャックテーブル14と、チャックテーブル14に吸引保持されたウエーハ2にパルスレーザー光線LBを照射する集光器16とを備える。
図1(a)に示すとおり、チャックテーブル14の上端部分には、吸引手段(図示していない。)に接続された多孔質の円形の吸着チャック18が配置され、チャックテーブル14においては、吸引手段で吸着チャック18の上面に吸引力を生成し、上面に載せられたウエーハ2を吸引保持するようになっている。また、チャックテーブル14は上下方向を軸心として回転手段(図示していない。)によって回転される。集光器16は、チャックテーブル14に対して相対的に図1に矢印Xで示すX軸方向にX軸送り手段(図示していない。)によって進退され、かつX軸方向と直交するY軸方向(図1に矢印Yで示す方向)にY軸送り手段(図示していない。)によって進退される。なお、X軸方向およびY軸方向が規定する平面は実質上水平である。
図示の実施形態における粗加工工程では、まず、ウエーハ2の第一の面4側からウエーハ2の外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す第一の粗加工工程を実施する。
第一の粗加工工程では、第一の面4を上に向けてチャックテーブル14の上面でウエーハ2を吸引保持した後、レーザー加工装置12の撮像手段(図示していない。)で上方からウエーハ2を撮像する。次いで、撮像手段で撮像したウエーハ2の画像に基づいて、ウエーハ2の外周上方に集光器16を位置づけると共に、第一の面4側の外周にパルスレーザー光線LBの集光点を位置づける。そして、図1(b)に示すとおり、チャックテーブル14を所定の回転速度で回転させながら、集光器16からパルスレーザー光線LBを第一の面4側の外周に照射する。これによって第一の面4側の外周に、アブレーションによって大まかに面取り加工(第一の粗加工)を施すことができる。図1(c)において、第一の粗加工が施された部分を符号20で示す。
図示の実施形態のウエーハ2には第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10が形成されていることから、第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10に沿ってパルスレーザー光線LBを照射する際は、チャックテーブル14の回転に加え、X軸送り手段およびY軸送り手段で集光器16を適宜移動させることによって、第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10に沿って集光点を移動させる。このようにして、第一の面4側の外周全部にパルスレーザー光線LBを照射する。なお、集光器16を移動させずにチャックテーブル14を回転させると共にX軸方向およびY軸方向に移動させてもよく、あるいはチャックテーブル14を作動させずに集光器16のみを移動させるようにしてもよい。
図示の実施形態における粗加工工程では、第一の粗加工工程を実施した後、ウエーハ2の第二の面6側からウエーハ2の外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す第二の粗加工工程を実施する。
図2を参照して説明すると、第二の粗加工工程では、まず、第二の面6を上に向けてチャックテーブル14でウエーハ2を吸引保持する。次いで、第一の粗加工工程と同様に、撮像手段でウエーハ2を撮像し、撮像手段で撮像したウエーハ2の画像に基づいて、ウエーハ2の外周上方に集光器16を位置づけると共に、第二の面6側の外周にパルスレーザー光線LBの集光点を位置づける。そして、図2(b)に示すとおり、チャックテーブル14を所定の回転速度で回転させながら、集光器16からパルスレーザー光線LBを第二の面6側の外周に照射する。これによって第二の面6側の外周に、アブレーションによって大まかに面取り加工(第二の粗加工)を施すことができる。図2(c)において、第二の粗加工が施された部分を符号22で示す。
第二の粗加工工程でも、パルスレーザー光線LBの集光点とウエーハ2とを相対的に適宜移動させることにより、第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10に沿ってパルスレーザー光線LBを照射して、第二の面6側の外周全部にパルスレーザー光線LBを照射する。
上述したとおりの粗加工工程は、たとえば以下の加工条件で実施することができる。
パルスレーザー光線の波長 :1064nm
平均出力 :5.0W
繰り返し周波数 :10kHz
パルス幅 :100ns
焦点距離 :100mm
チャックテーブルの回転速度 :12度/秒
加工時間 :30秒×2回(第一・第二の粗加工工程)=1分
本発明に係る面取り加工方法では、粗加工工程を実施した後、アブレーション加工されたウエーハ2の外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す仕上げ加工工程を実施する。仕上げ加工工程は、たとえば図3に一部を示す研削装置24を用いて実施することができる。研削装置24は、ウエーハ2を吸引保持するチャックテーブル26と、チャックテーブル26に吸引保持されたウエーハ2の外周を研削する研削ホイール28とを備える。
チャックテーブル26は、上面でウエーハ2を吸引保持するように構成されていると共に、上下方向を軸心として回転するように構成されている。研削ホイール28は、X軸方向を軸心として回転するように構成されていると共に、チャックテーブル26に対して相対的にX軸方向および上下方向に移動するように構成されている。また、円盤状の研削ホイール28の外周には、ダイヤモンド砥粒をメタルボンド等の結合材で固めることにより形成されると共に外周は面取り角度に対応した角度に成形された環状の研削砥石30が装着されている。
図示の実施形態における仕上げ加工工程では、まず、ウエーハ2の第一の面4側からウエーハ2の外周を研削砥石30で研削して仕上げ加工を施す第一の仕上げ加工工程を実施する。
図3を参照して説明を続けると、第一の仕上げ加工工程では、第一の面4を上に向けてチャックテーブル26でウエーハ2を吸引保持した後、撮像手段(図示していない。)で上方からウエーハ2を撮像する。次いで、撮像手段で撮像したウエーハ2の画像に基づいて、ウエーハ2の外周上方に研削ホイール28を位置づける。そして、上方から見て反時計回りにチャックテーブル26を所定の回転速度で回転させながら、図3に矢印Aで示す方向に回転させた研削ホイール28を下降させ、第一の面4側の外周(第一の粗加工が施された部分20)に研削砥石30の外周を押し当てる。これにより、アブレーションによって大まかに面取り加工された第一の面4側の外周を研削砥石30で研削して仕上げ加工を施すことができる。
図示の実施形態のウエーハ2には第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10が形成されていることから、研削ホイール28をバネ等の適宜の付勢部材でウエーハ2の外周に向かって付勢すること等により、第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10に沿って研削ホイール28を移動させる。このようにして、第一の面4側の外周全部に仕上げ加工を施す。
図示の実施形態における仕上げ加工工程では、第一の仕上げ加工工程を実施した後、ウエーハ2の第二の面6側からウエーハ2の外周を研削砥石30で研削して仕上げ加工を施す第二の仕上げ加工工程を実施する。
図4を参照して説明すると、第二の仕上げ加工工程では、まず、第二の面6を上に向けてチャックテーブル26でウエーハ2を吸引保持する。次いで、第一の仕上げ加工工程と同様に、撮像手段でウエーハ2を撮像し、撮像手段で撮像したウエーハ2の画像に基づいて、ウエーハ2の外周上方に研削ホイール28を位置づける。そして、上方から見て反時計回りにチャックテーブル26を所定の回転速度で回転させながら、A方向に回転させた研削ホイール28を下降させ、第二の面6側の外周(第二の粗加工が施された部分22)に研削砥石30の外周を押し当てる。これにより、アブレーションによって大まかに面取り加工された第二の面6側の外周を研削砥石30で研削して仕上げ加工を施すことができる。
なお、第二の仕上げ加工工程でも、研削ホイール28をバネ等の適宜の付勢部材でウエーハ2の外周に向かって付勢すること等により、第一のオリエンテーションフラット8および第二のオリエンテーションフラット10に沿って研削ホイール28を移動させ、第二の面6側の外周全部に仕上げ加工を施す。
上述したとおりの仕上げ加工工程は、たとえば以下の加工条件で実施することができる。
ダイヤモンド砥粒 :0.5〜2.0μm(25重量%)
結合材 :メタルボンド(75重量%)
形状 :直径60mm、厚み10mm
先端傾斜角度 :45度
研削ホイールの回転速度 :20000rpm
チャックテーブルの回転速度 :2度/秒
加工時間 :3分×2回(第一・第二の仕上げ加工工程)=6分
以上のとおりであり、図示の実施形態の面取り加工方法では、ウエーハ2の外周にレーザー光線LBの集光点を位置づけてレーザー光線LBをウエーハ2に照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す粗加工工程と、アブレーション加工されたウエーハ2の外周を研削砥石30で研削して仕上げ加工を施す仕上げ加工工程と、から少なくとも構成されているので、研削砥石による研削量および研削時間を低減することができ、ウエーハ2がSiC等の比較的硬い素材から形成されていても、研削砥石による研削のみで面取り加工する場合と比較して短い時間で効率良くウエーハ2の外周に面取り加工を施すことができる。
なお、図示の実施形態では、第一の粗加工工程を実施した後に第二の粗加工工程を実施し、次いで第一の仕上げ加工工程を実施した後に第二の仕上げ加工工程を実施する例を説明したが、第一の粗加工工程を実施した後に第一の仕上げ加工工程を実施し、次いで第二の粗加工工程を実施した後に第二の仕上げ加工工程を実施するようにしてもよい。
2:ウエーハ
4:第一の面
6:第二の面
30:研削砥石
LB:レーザー光線

Claims (3)

  1. ウエーハの外周を面取りする面取り加工方法であって、
    ウエーハの外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す粗加工工程と、
    アブレーション加工されたウエーハの外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す仕上げ加工工程と、
    から少なくとも構成される面取り加工方法。
  2. 該粗加工工程は、ウエーハの第一の面側からウエーハの外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す第一の粗加工工程と、ウエーハの第二の面側からウエーハの外周にレーザー光線の集光点を位置づけてレーザー光線を照射しアブレーションによって大まかに面取り加工を施す第二の粗加工工程と、を含み、
    該仕上げ加工工程は、ウエーハの第一の面側からウエーハの外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す第一の仕上げ加工工程と、ウエーハの第二の面側からウエーハの外周を研削砥石で研削して仕上げ加工を施す第二の仕上げ加工工程と、を含む請求項1記載の面取り加工方法。
  3. ウエーハはSiCウエーハである請求項1又は2記載の面取り加工方法。
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