JP2019211856A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取得したメールの内容に基づいて、会議等で利用するアプリケーションを特定し、会議等の開始時に適切なアプリケーションを起動させることが可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】管理サーバ10は、会議を開始したときに、開始した会議と対応するメールを会議サーバから取得する取得部と、メールにURL等のアプリケーションの起動情報が含まれている場合には、起動情報に従ったアプリケーションを起動する制御を行う制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
近年、会議や打合せ、講義等において、会議等を効率的に進めることを目的として、大型ディスプレイ等の情報処理装置が利用することが進んでいる。また、情報処理装置において起動されるアプリケーションの利用も行われている。例えば、遠隔地と会議を行う場合に、遠隔地との通話に利用するアプリケーションを利用して、遠隔地との会議を実現することができる。しかし、会議等で利用するアプリケーションは、事前にメールで参加者に連絡して、会議当日に各々が現場で起動させる必要があった。
ここで、大型ディスプレイにおいて起動するアプリケーションを、条件によって起動するか否かを判定する技術が提案されている。例えば、電子会議で運用される会議運用端末と、電子会議への参加に適用される参加端末とを備える電子会議システムであって、会議運用端末は電子会議に適用される会議プログラムと、参加端末を認識する参加端末認識手段によって認識された参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定手段と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定手段によって判定されたとき、会議プログラムを起動する会議プログラム起動手段とを備える技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−223339号公報
しかしながら、上述した特許文献1の方法では、メールを取得し、メールの内容に基づいて、会議等で利用するアプリケーションを特定し、会議等の開始時にアプリを起動させることはできなかった。
本願は上述した課題に鑑み、取得したメールに基づき、適切なアプリケーションを起動させることが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、
メールを取得する取得部と、
前記メールに起動情報が含まれている場合には、前記起動情報に従ったアプリケーションを起動する制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、
メールを取得する取得部と、
使用されたアプリケーションの履歴を記憶する履歴記憶部と、
前記履歴に基づき、前記使用されたアプリケーションが頻用アプリケーション条件を満たすアプリケーションであるか否かを判定する判定部と、
前記メールを取得したときに、前記判定部により頻用アプリケーション条件を満たすアプリケーションを起動する制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置は、メールの取得を契機として、取得したメールに基づいて、アプリケーションの起動を制御することが可能となる。したがって、ユーザは、会議に必要なアプリケーションを探し、起動させるという手順を省略することが可能となる。
第1実施形態における全体構成を説明するための図である。 第1実施形態における管理サーバの機能構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるスケジュール情報を説明するための図である。 第1実施形態におけるメール情報を説明するための図である。 第1実施形態における表示装置の機能構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるユーザ情報を説明するための図である。 第1実施形態における起動アプリ情報を説明するための図である。 第1実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フロー図である。 第1実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フロー図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第2実施形態における起動情報を説明するための図である。 第2実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フロー図である。 第3実施形態における全体構成を説明するための図である。 第3実施形態における表示装置の機能構成を説明するための図である。 第3実施形態におけるメール情報を説明するための図である。 第3実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フロー図である。 第4実施形態における起動アプリ情報を説明するための図である。 第4実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フロー図である。 第5実施形態における表示装置の機能構成を説明するための図である。 第5実施形態における起動アプリ情報を説明するための図である。 第5実施形態における使用アプリ履歴情報を説明するための図である。 第5実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フロー図である。 第5実施形態におけるメイン処理を説明するための動作フロー図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、一例として、本発明の情報処理装置を備えた表示装置について説明する。
[1.第1実施形態]
[1.1 全体構成]
まず、第1実施形態の全体構成について説明する。図1は、スケジュール情報を管理する管理サーバ10と、本発明の情報処理装置を備えた表示装置20とが接続された状態を示した図である。管理サーバ10と、表示装置20とは、ネットワークNWで接続されている。ネットワークNWとしては、例えば、イントラネット等が想定される。
スケジュール情報とは、会議やイベントや会合といったスケジュールに関する情報である。スケジュール情報には、スケジュール名や、開始日時や、参加者といった情報が含まれる。なお、本実施形態では、説明のため、管理サーバ10が管理するスケジュールは、会議に関するスケジュールであることとして説明する。したがって、管理サーバ10は、会議の予約や、予約された会議のスケジュールの情報を管理する会議サーバとして機能する。
表示装置20は、会議で用いる資料の表示や、手書きといった、ユーザが用いる機能を提供する表示装置である。ユーザが用いる機能は、表示装置20で起動可能なアプリケーション(以下、「アプリ」という)によって実現される。
[1.2 機能構成]
[1.2.1 管理サーバ]
本実施形態における管理サーバ10の機能構成について図2を参照して説明する。図2に示すように、管理サーバ10は、制御部100と、通信部110と、記憶部120とを備えて構成されている。
制御部100は、管理サーバ10の全体を制御するための機能部である。制御部100は、各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、1又は複数の演算装置(例えば、CPU(Central Processing Unit))により構成されている。
通信部110は、管理サーバ10が外部機器と通信を行うための機能部である。例えば、有線/無線LANで利用されるNIC(Network Interface Card)や、LTE(Long Term Evolution)/LTE−A(LTE-Advanced)/LAA(License-Assisted Access using LTE)/5G回線に接続可能な通信モジュールにより実現されている。
記憶部120は、管理サーバ10の動作に必要な各種プログラムや、各種データを記憶する機能部である。記憶部120は、例えば、半導体メモリであるSSD(Solid State Drive)や、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部120には、スケジュール情報記憶領域122と、メール情報記憶領域124とが確保されている。スケジュール情報記憶領域122は、スケジュール情報を記憶する記憶領域である。また、メール情報記憶領域124は、管理サーバ10が受信したメールの内容と、そのメールに対応するスケジュール情報とを関連付けた情報(以下、「メール情報」という)を記憶する記憶領域である。
ここで、本実施形態では、管理サーバ10が、会議のスケジュールの内容を記載したメール(以下、「案内メール」という)を受信し、会議の予約を受け付ける機能を提供する。管理サーバ10は、案内メールから、会議のスケジュールの内容を抽出し、スケジュール情報として、スケジュール情報記憶領域122に記憶する。また、管理サーバ10は、案内メールの内容をメール情報記憶領域124に記憶する。なお、案内メールを受信した管理サーバ10は、通信部110を介して、会議の参加者に案内メールを送信(転送)してもよい。
なお、本実施形態では、会議のスケジュールの内容として、案内メールから、スケジュール名(会議名)、参加者、開始日時の情報を抽出することとして説明する。案内メールからスケジュール情報を抽出する方法としては、案内メールの本文を解析して、スケジュール名(会議名)、参加者、開始日時が記載されている箇所を特定し、記載内容を抽出する。なお、管理サーバ10は、スケジュールの内容と、会議の案内の文章とを入力することが可能なフォームを提供し、ユーザによって入力可能としてもよい。この場合は、管理サーバ10は、スケジュールの内容をスケジュール情報として記憶し、会議の案内の文章と、スケジュールの内容をスケジュール情報として記憶ときに付与したスケジュールIDとをメール情報として記憶してもよい。
スケジュール情報としては、図3に示すように、スケジュール情報を識別するためのスケジュールID(例えば、「1」)と、会議の名前であるスケジュール名(例えば、「A製品ミーティング」)と、会議に参加する参加者を識別するための参加ユーザID(例えば、「User1, User2, User3」)と、会議の開始日時(例えば、「2018/07/02 10:00」)とが記憶される。
スケジュールIDは、例えば、スケジュール情報を記憶するときに管理サーバ10が付与する連番である。なお、スケジュールは所定の形式に従って管理サーバ10が付与するコードであってもよいし、ランダムな文字列であってもよい。
また、参加ユーザIDとしては、スケジュールの内容のうち、参加者に対応するユーザIDを、1又は複数記憶する。ユーザIDとは、アルファベットや数字によって構成される文字列であり、ユーザ毎に異なる文字列によって示される。なお、会議に参加するユーザを特定するための情報は、ユーザIDでなくてもよく、ユーザの名前や、メールアドレス、社員番号といった情報であってもよい。
なお、スケジュールの内容は、スケジュール名、参加者、開始日時以外にも、主催者、開催場所、終了予定日時といった情報を含めてもよい。この場合は、スケジュール情報には、会議の主催者、開催場所、終了予定日時といった情報も併せて記憶される。
メール情報としては、図4に示すように、メールの件名(例えば、「A製品ミーティング開催通知」)と、メールの本文(例えば、「A製品ミーティングを開催します。」)と、案内メールに対応するスケジュール情報を特定するための対応スケジュールID(例えば、「1」)とが記憶される。なお、案内メールに記載された内容のうち、メールの件名と、メールの本文とをメール内容という。
対応スケジュールIDは、管理サーバ10が、ユーザから入力されたスケジュールをスケジュール情報として記憶する際に付与したスケジュールIDを用いる。なお、会議のスケジュールと、案内メールの内容とがユーザによって入力されるため、管理サーバ10は、スケジュール情報を記憶するときに付与したスケジュールIDによって、案内メールのメール内容と対応スケジュールIDとを記憶することができる。
なお、案内メールには、連絡先といった情報や、添付ファイルを含めてもよい。この場合は、メール情報のメール内容には、連絡先の情報や添付ファイルを併せて記憶する。添付ファイルは、メール情報にそのまま記憶させてもよいし、添付ファイルを記憶する記憶領域を記憶部250に設け、添付ファイルが記憶されている場所をメール内容として記憶してもよい。
[1.2.2 表示装置]
つづいて、表示装置20の機能構成について図5を参照して説明する。図5に示すように、表示装置20は、制御部200と、メール解析部210と、通信部220と、表示部230と、操作部240と、記憶部250とを備えて構成されている。
制御部200は、表示装置20の全体を制御するための機能部である。制御部200は、各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、1又は複数の演算装置(例えば、CPU)により構成されている。
また、制御部200は、記憶部250からプログラムを読み出して実行することによりメール取得部202及びメール解析部210として機能する。
メール取得部202は、管理サーバ10から、メール内容を取得する機能部である。メール内容の取得は、例えば、メール取得部202は、管理サーバ10に対して、メール内容取得要求を送信することによって行う。管理サーバ10は、メール内容取得要求を受信したら、メール情報記憶領域124に記憶されているメール情報から、メール内容を表示装置20へ送信する。そして、メール取得部202は、通信部220を介して、管理サーバ10から受信したメール内容を取得する。
なお、メール情報記憶領域124に記憶されているメール情報のうち、一部のメール情報のメール内容を取得する場合は、メール情報に含まれる対応スケジュールIDや、件名に含まれる文字列によって、管理サーバ10から取得するメール内容を絞り込む。このように、取得するメール内容を絞り込むための条件を絞り込み条件という。メール取得部202は、管理サーバ10に対して、メール内容取得要求とともに、絞り込み条件を送信することで、絞り込み条件を満たすメール内容を取得する。例えば、スケジュールIDが1であるスケジュール情報に対応する案内メールを取得する場合は、絞り込み条件を「対応スケジュールID=1」として、メール内容取得要求とともに管理サーバ10へ送信する。管理サーバ10は、メール情報のうち、対応スケジュールIDが絞り込み条件として指定された対応スケジュールIDと一致するメール情報のメール内容を表示装置20へ送信する。このようにすることで、スケジュールIDを用いて、特定のスケジュール情報に対応する案内メールのメール内容を取得することが可能である。
メール解析部210は、通信部220を介して管理サーバ10から受信したメール内容を解析し、解析結果データを出力する機能部である。本実施形態では、メール取得部202が取得したメール内容から、件名と本文を出力する。例えば、メール内容に添付ファイルが含まれる場合は、添付ファイルを除外する。その他にも、例えばHTMLメールからテキスト部分を抽出するといった処理を実行してもよい。
また、本実施形態は、メール解析部210は、URL(Uniform Resource Locator)抽出部212の機能を実行する。URL抽出部212は、メール内容のうち本文に含まれるURLを抽出し、抽出したURLのリストを解析結果データとして出力する機能部である。なお、URL抽出部212は、入力された文章からのURLの抽出を、何れか公知の方法により実現する。例えば、入力された文章から、URLを検出する正規表現のパターンとマッチする文字列を抽出することにより、URLを抽出する。
通信部220は、表示装置20が外部機器と通信を行うための機能部である。例えば、有線/無線LANで利用されるNICや、LTE(Long Term Evolution)/LTE−A(LTE-Advanced)/LAA(License-Assisted Access using LTE)/5G回線に接続可能な通信モジュールにより実現されている。
表示部230は、ユーザに各種情報を表示するための機能部であり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro Luminescence Display)などにより構成されている。
操作部240は、ユーザによる操作を検出する機能部である。ユーザによる操作は、タッチによる操作であってもよいし、電子ペンによる操作であってもよい。操作部240は、ユーザによる操作がされたときは、タッチ数や、タッチ位置、電子ペンが接触した位置などを検出する。なお、タッチ操作を検出する方式は、例えば、静電容量方式である。なお、抵抗膜方式、赤外線方式といった公知の技術を用いてもよい。
記憶部250は、表示装置20の動作に必要な各種プログラムや、各種データを記憶する機能部である。記憶部250は、例えば、半導体メモリであるSSDや、HDD等により構成されている。
記憶部250には、さらに、ユーザ情報記憶領域252と、起動アプリ情報記憶領域254と、アプリ記憶領域256と、案内メール記憶領域258とが確保されている。
ユーザ情報記憶領域252は、表示装置20を使用するユーザを認証するための情報であるユーザ情報を記憶する領域である。ユーザ情報としては、例えば、図6に示すように、ユーザを識別するためのユーザID(例えば、「User1」)と、パスワード(例えば、「aaaaaa」)とが記憶されている。
起動アプリ情報記憶領域254は、起動アプリ情報を記憶する領域である。起動アプリ情報は、起動情報と、起動情報が含まれている場合に起動するアプリとを対応づけた情報である。ここで、起動情報とは、メールや、スケジュール情報や、表示装置20のユーザに関する情報に含まれる特定の文字列である。例えば、案内メールの本文に含まれるURLに、特定の文字列(例えば、ドメイン名、スキーム名、ファイルの拡張子)が含まれる場合は、その特定の文字列を含むURLが起動情報となる。
また、本実施形態では、特定の文字列が含まれているか否かを判定する対象とする情報や属性を起動情報の種類という。起動情報の種類の例を、以下に列挙する。
(1)URL:メールの本文に含まれるURLであって特定の文字列を含むものを起動情報とする
(2)件名:メールの件名であって特定の文字列を含むものを起動情報とする
(3)ファイルパス:メールの本文に含まれるファイルパスやメールに添付されたファイルを起動情報とする
(4)ファイル名:ファイルパスのうち特定のファイル名を含むものを起動情報とする
(5)拡張子:ファイルパスに含まれるファイル名に特定の拡張子を含むものを起動情報とする
(6)スキーム名:URLのうち特定のスキーム名を含むものを起動情報とする
(7)ユーザID:表示装置20を使用するユーザであって特定のユーザIDを起動情報とする
なお、ファイルパスとは、ファイルの記憶場所を表す文字列である。例えば、ドライブレターとディレクトリ名とファイル名とを区切り文字によって連結されている文字列や、ファイルの場所を示すスキーム名(例えば、「file://」)を含むURLである。
起動アプリ情報記憶領域254に記憶される起動アプリ情報は、例えば、図7に示すように、起動情報の種類(例えば、「URL」)と、起動情報とする文字パターンを示す対象文字列(例えば、「http://meeting.example.com」)と、起動情報が含まれている場合に起動するアプリを示す起動アプリ(例えば、「電話会議アプリ」)とが記憶される。
例えば、起動情報の種類が「URL」で、対象文字列が「http://meeting.example.com」であれば、メールの本文に「URL」として、「http://meeting.example.com」が含まれている場合、案内メールに含まれるURLを起動情報として、起動アプリを起動(実行)する。
なお、URLは一部一致であってもよいし、完全一致であってもよい。また、URL以外にも、例えば特定の文字列を対象文字列として起動情報として指定してもよいし、スキーム名を対象文字列として起動情報として指定してもよい。
また、図7では種類毎に対象文字列を記憶しているが、単に対象文字列と、起動アプリを記憶してもよい。
アプリ記憶領域256は、アプリを記憶する領域である。アプリとしては、起動アプリ情報の起動アプリとして記憶されたアプリや、その他表示装置20で実行可能なアプリが記憶される。
案内メール記憶領域258は、メール取得部202によって取得された案内メールのメール内容を記憶する領域である。メール内容は、例えばテキストファイルのような形式で記憶されてもよいし、件名と本文との項目を有するテーブルに記憶してもよい。
[1.3 処理の流れ]
つづいて、図8と図9を参照して、本実施形態における表示装置20のメイン処理の流れについて説明する。まず、制御部200は、表示装置20を使用するユーザを認証する(ステップS102)。例えば、制御部200は、ユーザIDとパスワードとを入力するための画面を表示部230に表示する。そして、ユーザによって入力されたユーザIDとパスワードとが、ユーザ情報記憶領域252に記憶されている何れかのユーザ情報と一致すれば、制御部200はユーザを認証する。
なお、ステップS102においては、表示装置20を使用するユーザを認証できれば、いずれの認証方法を用いても構わない。本実施形態では、ユーザによって入力されたユーザIDとパスワードとを用いてユーザを認証することとして説明したが、例えば、認証に必要な情報を記憶させたカードを、表示装置20に接続したカードリーダに読み取ることで認証をしてもよい。また、虹彩認証や指紋認証、声紋といったバイオメトリクス認証を用いてもよいし、表示装置20が認証用のサーバに接続し、認証用のサーバが提供する認証機能を用いて表示装置20を使用するユーザを認証してもよい。
つづいて、制御部200は、ステップS102で認証したユーザのユーザIDが参加者として含まれるスケジュール情報を管理サーバ10から取得する(ステップS104)。例えば、管理サーバ10が、指定されたユーザIDが参加者として含まれるスケジュール情報を返すAPI(Application Programming Interface)を提供している場合は、制御部200は、通信部220を介して、APIを呼び出すことにより、スケジュール情報を取得する。
つづいて、制御部200は、ステップS104で取得したスケジュール情報を、表示部230に一覧表示する(ステップS106)。なお、スケジュール情報のうち、スケジュール名や開始日時といった、一部の情報を表示してもよい。そして、ユーザによって、一覧表示されたスケジュール情報から開始する会議が1つ選択され、会議の開始が指示されたか否かを判定する(ステップS108)。会議の開始の指示は、例えば、表示部230に表示された「スタート」ボタンがユーザによって選択されることにより行う。
つづいて、制御部200は、ステップS108で開始の指示がされた会議に関するスケジュール情報の案内メールを、管理サーバ10から取得する(ステップS110)。例えば、制御部200は、メール取得部202として機能し、管理サーバ10から案内メールのメール内容を取得する。このとき、メール取得部202は、メール内容取得要求と、対応スケジュールIDがステップS108で開始の指示がされた会議に対応するスケジュール情報に記憶されたスケジュールIDと一致することを条件とした絞り込み条件とを、管理サーバ10へ送信する。このようにして、メール取得部202は、ステップS108でユーザによって選択されたスケジュール情報に対応する案内メールのメール内容を取得することができる。なお、メール取得部202は、取得した案内メールのメール内容を案内メール記憶領域258に記憶する。
つづいて、図9を参照して、制御部200は、ステップS110において案内メール記憶領域258に記憶された案内メールのメール内容をメール解析部210へ入力する。メール解析部210は、メール内容から本文を読み出し、URL抽出部212に出力する。そして、URL抽出部212は、案内メールの本文に含まれるURLを抽出し(ステップS152)、抽出したURLのリストを解析結果データとして制御部200に出力する。
つづいて、制御部200は、URL抽出部212から出力された解析結果データに1以上のURLが含まれるか否かを判定する(ステップS154)。解析結果データにURLが含まれていない場合は、メイン処理を終了する(ステップS154;No)。
解析結果データにURLが含まれている場合は、つづいて制御部200は、解析結果データからURLを1つずつ読み出し、読み出したURLに起動アプリ情報記憶領域254に記憶された起動アプリ情報の対象文字列が含まれるか否かを判定する(ステップS156)。URLに対象文字列が含まれている場合は(ステップS156;Yes)、そのURLは起動情報である。したがって、制御部200は、起動アプリ情報記憶領域254に記憶されている対象文字列と対応する起動アプリを起動する(ステップS158)。
なお、解析結果データにURLが2以上含まれる場合は、制御部200は、URL毎にステップS156の判定を行う。このとき、対象文字列が含まれるURL、すなわち、起動情報が、解析結果データに2以上含まれる場合は、制御部200は、起動情報に対応する起動アプリを複数起動してもよいし、起動情報のうち1つを有効な起動情報として、1つの起動アプリのみ起動してもよい。
[1.4 動作例]
つづいて、図10と図11を参照して動作例について説明する。図10(a)は、表示装置20を使用するユーザに関係するスケジュール情報を一覧表示する表示画面W100の例である。表示画面W100には、表示装置20を使用するユーザのユーザIDを表示する領域E100と、表示装置20を使用するユーザのスケジュールをリスト表示する領域E102と、会議の開始を指示するスタートボタンB100とが含まれる。
表示装置20は、領域E102に、スケジュール情報毎に、スケジュール名と、開始日時とを表示する。そして、表示装置20を使用するユーザによって、スケジュール名や開始日時が確認され、開始を指示するスケジュールが1つ選択される。例えば、領域E102に表示されているスケジュールのうち、一つのスケジュールを表した領域E104が選択されたとする。そして、表示装置20を使用するユーザによって、スタートボタンB100が選択されることにより、表示装置20は、領域E104に表示した会議を開始する指示がされたと判断する。
図10(b)は、図10(a)の領域E104で示されたスケジュールに対応する案内メールのメール内容の例である。図10(b)に示すように、案内メールには、メール内容として、件名E110と、本文E112とが含まれる。ここで、案内メールの本文E112には、起動情報としてのURLが含まれている。そして、本文E112に含まれるURLは、起動アプリとして電話会議アプリに対応するURLであるとする。
図11は、図10(a)において、ユーザによってスタートボタンB100が選択された場合に起動する電話会議アプリの表示画面W120の例である。このように、表示装置20を使用するユーザは、会議の開始を指示する操作をするだけで、案内メールのメール内容の本文に記載されたURLに基づいて、アプリを起動させることが可能となる。
本実施形態によれば、表示装置20は案内メールを取得し、案内メールに記載されたURLのうち、所定の文字列を含むURLを起動情報として、会議の開始時に起動情報に従ってアプリを起動させることが可能となる。したがって、ユーザは、案内メールを確認し、起動するアプリを探して、アプリを起動させるという手間を省くことが可能となる。
なお、本実施形態では、案内メールに記載された件名と本文とを、メール内容として、メール情報の一部として記憶することとして説明したが、管理サーバ10は、案内メールのメールそのものを記憶してもよい。この場合は、管理サーバ10は、案内メールに基づいてスケジュール情報を記憶したときに、記憶したスケジュール情報のスケジュールIDと案内メールとを対応付けた管理テーブルをさらに記憶部120に記憶する。このようにすれば、管理テーブルによって、案内メールと、スケジュール情報とを対応付けることができる。
また、メイン処理においては、ステップS110で、メール取得部202は、管理サーバ10に記憶されたメールを取得するメール取得要求を送信することにより、管理サーバ10からメールを取得する。このとき、メール取得要求ととものにスケジュールIDを送信し、管理サーバ10からスケジュールIDに対応するメールである案内メールを取得する。また、メール取得部202は、管理サーバ10から受信した案内メールを案内メール記憶領域258に記憶する。
そして、ステップS152で、メール解析部210は、案内メールのヘッダ情報を取り除いて案内メールの本文を抽出し、抽出した本文をURL抽出部212に入力する。このようにすることで、URL抽出部212は、案内メールの本文に含まれるURLのリストを解析結果データとして制御部200に出力することができる。
[2.第2実施形態]
つづいて第2実施形態について説明する。第2実施形態は第1実施形態に記載した処理に加え、案内メールのメール内容である件名に、特定のキーワードが含まれる場合に、その件名を起動情報とする実施形態である。本実施形態は、第1実施形態の図9を図13に置き換えた実施形態である。なお、同一の機能部及び処理には同一の符号を付し、説明については省略する。
図12を参照して、本実施形態における起動アプリ情報記憶領域254に記憶される起動アプリ情報について説明する。本実施形態の起動アプリ情報記憶領域254には、起動情報の種類がURLである起動アプリ情報の他に、起動情報の種類が件名である起動アプリ情報が記憶される。例えば、起動情報の種類が「件名」であり、対象文字列が「電話会議」であり、起動アプリが「電話会議アプリ」であれば、案内メールの件名に「電話会議」が含まれている場合は、会議が開始されたときに、「電話会議アプリ」を起動することを示す。
つづいて、図13を参照して、本実施形態における処理の流れを説明する。なお、案内メールに記載されたURLに基づいてアプリを起動するステップであるステップS158以降の処理について説明する。制御部200は、ステップS110でメール取得部202によって案内メール記憶領域258に記憶された案内メールのメール内容を読み出す。そして、読み出したメール内容の件名に、起動情報の種類が「件名」である起動アプリ情報に記憶された対象文字列が含まれるか否かを判定する(ステップS202)。
メール内容の件名に、対象文字列が含まれている場合は、制御部200は、対応する起動アプリを起動する(ステップS202;Yes→ステップS204)。また、件名に、対象文字列が含まれていない場合は、メイン処理を終了する(ステップS202;No)。
なお、上述した説明では、案内メールの本文に記載されたURLと、案内メールの件名との2つの情報に対して、対象文字列が含まれているか否かを判定したが、案内メールの件名のみに対して、対象文字列が含まれているか否かを判定してもよい。また、上述した処理を応用して、案内メールの本文に、対象文字列が含まれるか否かを判定して、案内メールの本文に対象文字列が含まれている場合に、対応する起動アプリを起動されるようにしてもよい。
本実施形態によれば、メールの本文の、対象文字列を含むURL以外にも、対象文字列を含むメールの件名を、起動情報とすることが可能となる。
[3.第3実施形態]
つづいて第3実施形態について説明する。第3実施形態は第1実施形態に記載した処理に加え、ファイルパスを起動情報とする実施形態である。本実施形態は、第1実施形態の図1を図14に、図5を図15に、図9を図17に置き換えた実施形態である。なお、同一の機能部及び処理には同一の符号を付し、説明については省略する。
[3.1 全体構成]
図14は、本実施形態の全体構成を示す図である。本実施形態は、NWには、管理サーバ10と、表示装置20に加えて、さらにファイルを記憶するファイルサーバ30が接続されている。
ファイルサーバ30はファイルを記憶する記憶部と、他の外部装置に対するファイルの受送信を行う通信部を有する。ファイルサーバ30は、例えば、ユーザによってファイルの記憶や読み出しが可能な領域が確保されている。ユーザは、ファイルサーバ30のファイルの記憶が可能な領域に対して、会議に使用するファイルを記憶させることが可能である。
[3.2 表示装置の機能構成]
図15を参照して、本実施形態における表示装置22の機能構成について説明する。表示装置22は、表示装置20と異なり、メール解析部210に、キーワード抽出部214と、ファイルパス抽出部216とを備える。また、記憶部250には、通常メール記憶領域260と、ファイル記憶領域262とをさらに備える。
なお、通常メールとは、案内メール以外のメールである。つまり、会議のスケジュール情報を記憶したとき以外のタイミングに、管理サーバ10が受信したメールである。なお、通常メールは、ユーザによって管理サーバ10に送信されてもよいし、管理サーバ10がメールサーバとしても機能する場合は、ユーザによって送信されたメールの内容を、メール情報として記憶してもよい。
ここで、図16を参照して、本実施形態におけるメール情報記憶領域124について説明する。本実施形態では、管理サーバ10は、メール情報記憶領域124に、案内メールと通常メールとを記憶する。通常メールは、管理サーバ10がスケジュール情報を記憶したとき以外のタイミングで受信したメールであるため、対応するスケジュールIDが特定できない。したがって、図16に示すように、通常メールのメール情報(例えば、件名が「A製品ミーティング資料」であるメール)には、メール内容である件名と本文とは記憶されるが、対応スケジュールIDは記憶されない。
このように、本実施形態では、メール情報に対応スケジュールIDが記憶されている場合は案内メールとし、対応スケジュールIDが記憶されていない場合は通常メールとする。なお、管理サーバ10において、メールとスケジュール情報とを管理テーブルによって対応付けるように構成している場合は、スケジュール情報と対応付けられているメールを案内メールとし、スケジュール情報と対応付けられていないメールを通常メールとしてもよい。
なお、通常メールは、例えば、案内メールを受信したユーザが、会議で使用するファイルの場所を会議の参加者に知らせるために送信されたメールであったりする。通常メールは、管理サーバ10によって送信されてもよいし、管理サーバ10以外の装置によって送信されてもよい。なお、管理サーバ10以外の装置によって通常メールの送信がされる場合は、管理サーバ10は、通常メールを送信するサーバからメール情報を取得し、メール情報記憶領域124に記憶すればよい。
キーワード抽出部214は、メールの件名からキーワードを抽出し、解析結果データとして出力する機能部である。キーワードは、メールの件名をそのものであってもよいし、メールの件名に含まれる特定の文字列であってもよい。
ファイルパス抽出部216は、メールの本文に含まれるファイルパスや、メールに添付されたファイルが記憶されている場所を示すファイルパスを特定し、特定したファイルパスのリストを、解析結果データとして出力する機能部である。
なお、メール解析部210に対しては、例えばメールの内容とともに、解析結果データとして取得したい内容を要求情報として入力する。例えば、メールの件名に含まれるキーワードを取得したい場合は、メール解析部210に対して、メール内容とともに、要求情報として「キーワード」を入力する。この場合は、メール解析部210は、メール内容に含まれる件名をキーワード抽出部214へ入力する。このようにして、キーワード抽出部214から、解析結果データとしてキーワードが出力される。また、メールの件名に含まれるファイルパスのリストを取得したい場合は、メール解析部210に対して、メール内容とともに、要求情報として「ファイルパス」を入力する。この場合は、メール解析部210は、メール内容に含まれる本文をファイルパス抽出部216へ入力する。このようにして、ファイルパス抽出部216から、解析結果データとしてファイルパスのリストが出力される。
通常メール記憶領域260は、管理サーバ10のメール情報記憶領域124に記憶されるメール情報のうち、通常メールのメール内容を記憶するための領域である。
表示装置20が、管理サーバ10から通常メールを取得する場合は、メール取得部202は、メール内容取得要求とともに、管理サーバ10から取得するメール内容を絞り込む条件として「対応スケジュールID=なし」とした絞り込み条件を管理サーバ10へ送信する。また、所定のキーワード(例えば、「abc」)を件名に含む通常メールを取得する場合は、メール取得部202は、メール内容取得要求とともに、絞り込み条件を「対応スケジュールID=なし、件名に「abc」を含む」とした絞り込み条件を管理サーバ10へ送信する。
管理サーバ10は、第1実施形態で説明した挙動と同様の挙動によって、メール情報記憶領域124に記憶されたメール情報から、絞り込み条件を満たすメール内容を表示装置20へ送信する。また、メール取得部202は、管理サーバ10から受信したメール内容を、通常メール記憶領域260に記憶する。
[3.3 処理の流れ]
つづいて、図17を参照して本実施形態のメイン処理について説明する。なお、案内メールを取得するステップであるステップS110以降の処理について説明する。はじめに、制御部200は案内メール記憶領域258に記憶されている案内メールのメール内容と、要求情報として「キーワード」とを、メール解析部210へ入力する。メール解析部210は、入力されたメール内容から件名を読み出し、キーワード抽出部214に入力する。そして、キーワード抽出部214は、入力された件名に含まれるキーワードを抽出し(ステップS302)、解析結果データとして制御部200へ出力する。このようにすることで、制御部200は、案内メールのメール内容の件名に含まれるキーワードを取得することができる。
つづいて、メール取得部202は、ステップS302において、解析結果データとして取得したキーワードを含む通常メールを、通信部220を介して管理サーバ10から取得する(ステップS304)。例えば、メール取得部202は、メール内容取得要求とともに、絞り込み条件を、対応スケジュールIDがなく、件名に解析結果データに含まれるキーワードが含まれることとした絞り込み条件を管理サーバ10へ送信する。また、メール取得部202は、管理サーバ10から受信した通常メールのメール内容を、通常メール記憶領域260へ記憶する。
つづいて、制御部200は、案内メール記憶領域258に記憶されている案内メールのメール内容と、通常メール記憶領域260に記憶されている通常メールのメール内容及び、要求情報として「ファイルパス」とを、ファイルパス抽出部216へ入力する。ファイルパス抽出部216は、入力されたメール内容の本文から、ファイルパスを抽出し(ステップS306)、解析結果データとしてファイルパスのリストを制御部200へ出力する。
つづいて、制御部200は、ファイルパス抽出部216から出力された解析結果データに1以上のファイルパスが含まれるか否かを判定する(ステップS308)。解析結果データにファイルパスが含まれていない場合は、メイン処理を終了する(ステップS308;No)。
解析結果データにファイルパスが含まれている場合は、つづいて制御部200は、解析結果データからファイルパスを1つずつ読み出し、ファイルパスに基づいてファイルサーバ30に記憶されているファイルを取得する(ステップS310)。また、制御部200は、取得したファイルをファイル記憶領域262に記憶する。
つづいて、制御部200は、ステップS210で取得したファイルを表示するアプリを起動しているか否かを判定する(ステップS312)。ファイルを表示するアプリとは、例えば、ファイルのビューワ機能を備えていたり、ファイルを読み込んでプレビュー表示したりする機能が備えられているアプリである。ステップS158で起動された起動アプリが、ファイルを表示することが可能であれば、ステップS212において、制御部200は、ファイルを表示するアプリを起動していると判定する(ステップS312;Yes)。ステップS212において、制御部200が、ファイルを表示するアプリを起動していないと判定した場合は、制御部200は、ファイルを表示するアプリを起動する(ステップS312;No→ステップS314)。
つづいて、制御部200は、ステップS310で取得したファイルを、ファイルを表示するアプリで表示する(ステップS316)。なお、制御部200は、ファイルパス抽出部216により、解析結果データとして、複数のファイルパスを取得した場合は、ファイルパス毎にファイルを表示する。例えば、解析結果データにファイルパスが3つ含まれる場合は、制御部200は、3つのファイルを表示するアプリを用いて表示する。
[3.4 動作例]
管理サーバ10のメール情報記憶領域124に、図16で示したメール情報が記憶されている場合の動作について説明する。例えば、案内メールの件名が「A製品ミーティング開催通知」である場合、キーワード抽出部214は解析結果データとして、キーワードが「A製品ミーティング」であることを制御部200に出力する。そして、メール取得部202は、管理サーバ10に対して、「A製品ミーティング」が件名として含まれる通常メールのメール内容を取得する。その結果、制御部200は、件名が「A製品ミーティング資料」と「A製品ミーティング資料(追加)」である通常メールのメール内容を管理サーバ10から取得する。
つづいて、管理サーバ10から取得した通常メールのメール内容がファイルパス抽出部216に入力される。ファイルパス抽出部216は、件名が「A製品ミーティング資料」であるメールの本文からファイルパスとして「file://fileserver/aaaaaa.pdf」と「file://fileserver/bbbbbb.pdf」とを抽出する。また、件名が「A製品ミーティング資料(追加)」であるメールの本文からファイルパスとして「file://fileserver/cccccc.pdf」を抽出する。この3つのファイルパスをリストにしたデータを、解析結果データとして、ファイルパス抽出部216は制御部200へ出力する。
制御部200は、ファイルパス抽出部216から出力された解析結果データを読み出し、ファイルを取得する。ここで、ファイルパスに含まれる「fileserver」が、ファイルサーバ30を表している場合は、ファイルサーバ30から、aaaaaa.pdfと、bbbbbb.pdfと、cccccc.pdfの3つのファイルを取得する。そして、制御部200は、取得したファイルをファイル記憶領域262に記憶する。
つづいて、制御部200は、ファイル記憶領域262に記憶されたファイルを表示する。このようにすることで、ユーザによって会議の開始が指示されたときに、開始された会議に関係するファイルを表示させることができる。
本実施形態によれば、会議に関係するメールに記載されたファイルパスや、添付されたファイルに基づいてファイルを取得し、取得したファイルを表示するアプリを起動させることが可能となる。したがって、ユーザは、ファイルを表示するためのアプリを探し、起動させる手間を省くことが可能となる。
[4.第4実施形態]
つづいて第4実施形態について説明する。第4実施形態は、第3実施形態と同様に、ファイルサーバ30から取得したファイルを起動する実施形態であるが、ファイルパスに含まれるファイル名の拡張子を起動情報とする実施形態である。本実施形態は、第3実施形態の図17を図19に置き換えた実施形態である。なお、同一の機能部及び処理には同一の符号を付し、説明については省略する。
図18を参照して、本実施形態における起動アプリ情報記憶領域254に記憶される起動アプリ情報について説明する。本実施形態の起動アプリ情報記憶領域254には、起動情報の種類が拡張子である起動アプリ情報を含めている。例えば、起動アプリ情報の起動情報の種類が「拡張子」であり、対象文字列が「mpg」であり、起動アプリが「動画再生アプリ」であれば、拡張子が「mpg」であるファイルのファイルパスがメール内容の本文に含まれる場合に、「動画再生アプリ」を起動し、ファイルパスで示されたファイルを表示する。また、同様にして、起動アプリ情報の起動情報の種類が「拡張子」であり、対象文字列が「xls」であり、起動アプリが「表計算アプリ」であれば、拡張子が「xls」であるファイルのファイルパスがメール内容の本文に含まれる場合に、「表計算アプリ」を起動し、ファイルパスで示されたファイルを表示する。なお、表示するファイルの拡張子が起動アプリ情報に記憶されていない場合は、第3実施形態に記載したファイルを表示するアプリによってファイルを表示する。
つづいて、図19を参照して、本実施形態における処理の流れを説明する。なお、ファイルパス抽出部216から出力された解析結果データに基づきファイルを取得するステップであるステップS310以降の処理について説明する。制御部200は、ファイル記憶領域262に記憶されたファイルを1つずつ読み出す(ステップS402)。このとき、読み出したファイルのファイル名の拡張子が、起動情報の種類が「拡張子」である起動アプリ情報のうち、何れかの特定文字列と一致する場合は、制御部200は、対応する起動アプリを起動する(ステップS404;Yes→ステップS406)。そして、制御部200は、起動した起動アプリでファイルを表示する(ステップS408)。
また、読み出したファイルのファイル名の拡張子が、起動情報の種類が「拡張子」である起動アプリ情報の何れの特定文字列にも一致しない場合は、制御部200は、ファイルを表示するアプリを起動していないときは、ファイルを表示するアプリを起動する(ステップS404;No→ステップS314)。そして、ファイルを表示するアプリで、ステップS402で読み出したファイルを表示する(ステップS316)。
ここで、起動アプリ情報記憶領域254に起動アプリ情報が図18に示すように記憶されている場合の動作について説明する。また、ファイルパス抽出部216から出力された解析結果データに、拡張子が「mpg」であるファイルパスと、拡張子が「xls」であるファイルパスと、拡張子が「pdf」であるファイルパスとの3つのファイルパスが含まれていたとする。この場合、制御部200は、ステップS310でファイルを取得し、取得したファイルを1ファイルずつ読み出す。
制御部200は、拡張子が「mpg」であるファイルを読み出した場合は、動画再生アプリを起動し、ファイルを表示する。つづいて、制御部200は、拡張子が「xls」であるファイルを読み出した場合は、表計算アプリを起動し、ファイルを表示する。つづいて、制御部200は、拡張子が「pdf」であるファイルを読み出した場合は、ファイルを表示するアプリを起動し、ファイルを表示する。したがって、この場合は、制御部200は、3つのアプリを起動することとなる。
本実施形態によれば、ファイルを表示するアプリが、特定の種類のファイルの表示に適さない場合は、特定の種類のファイルの表示に適したアプリを起動させた上で、そのアプリによってファイルを表示させることが可能となる。
なお、本実施形態では、ファイル記憶領域262から読み出したファイルの拡張子が、起動情報の種類が「拡張子」である起動アプリ情報に記憶された拡張子の何れの特定文字列のいずれにも一致しない場合は、ファイルを表示するアプリを起動することとして説明したが、アプリを起動しないようにしてもよい。この場合は、起動情報の種類が「拡張子」である起動アプリ情報に記憶された拡張子以外の拡張子を含むファイルを表示するアプリが起動しないこととなる。
[5.第5実施形態]
つづいて第5実施形態について説明する。第5実施形態は、第1実施形態に記載した処理に加え、ユーザIDを起動情報として、ユーザが頻繁に使用する、使用頻度の高いアプリを、会議を開始するときに起動する実施形態である。本実施形態は、第1実施形態の図5を図20に置き換え、図9を図23に置き換えた実施形態である。なお、同一の機能部及び処理には同一の符号を付し、説明については省略する。
[5.1 機能構成]
図20を参照して、本実施形態における表示装置24の機能構成について説明する。表示装置24は、表示装置20と異なり、記憶部250に、さらに使用アプリ履歴情報記憶領域264を確保されていることが異なる。
図21を参照して、使用アプリ履歴情報記憶領域264について説明する。使用アプリ履歴情報記憶領域264は、会議が開催されている間に、すなわち、会議の開始から終了までに、ユーザによって使用されたアプリの履歴情報である使用アプリ履歴情報を記憶する領域である。使用アプリ履歴情報は、図21に示すように、ユーザを特定するためのユーザID(例えば、「User1」)と、開催した会議に対応するスケジュール情報を特定するためのスケジュールID(例えば、「1」)と、会議開催されている間にユーザによって使用されたアプリを示す使用アプリ(例えば、「ウェブブラウザ」)とが記憶される。
なお、会議が開催されている間に複数のアプリが使用された場合は、使用アプリ履歴情報使用アプリには複数のアプリが記憶される。また、会議が開催されている間に、ユーザによって使用されたアプリがない場合は、使用アプリには何も記憶しない。また、アプリの使用とは、ユーザによって操作された場合に使用されたこととしてもよい。例えば、あるアプリを起動したが、ユーザによって何も操作がされずアプリが終了させる操作がされたり、会議が終了されたりした場合には、そのアプリは使用されなかったとして、使用アプリ履歴情報には使用アプリとして記憶しないこととしてもよい。このようにすることで、一時的に頻用していたアプリが会議開始時に表示装置24によって起動されても、使用せずにアプリを終了させた場合などは、頻用されていないとして、会議開始時に表示装置24によっては起動されなくなる。
また、図22を参照して、本実施形態における起動アプリ情報記憶領域254について説明する。本実施形態の起動アプリ情報記憶領域254には、起動情報の種類がURLである起動アプリ情報の他に、起動情報の種類がユーザIDである起動アプリ情報を含めている。例えば、起動アプリ情報の起動情報の種類が「ユーザID」であり、対象文字列が「User1」であり、起動アプリが「ウェブブラウザ」であれば、表示装置20を使用するユーザのユーザIDが「User1」ある場合は、「ウェブブラウザ」を起動する。
[5.2 処理の流れ]
つづいて、図23と図24を参照して、本実施形態の処理の流れについて説明する。なお、案内メールを取得するステップであるステップS110以降の処理について説明する。はじめに、制御部200は、使用アプリ履歴情報記憶領域264から表示装置20を使用するユーザの使用アプリ履歴情報を読み出して、使用アプリ履歴情報として記憶されたアプリ毎に、使用頻度の高いアプリがあるか否かを判定する(ステップS502;Yes→ステップS504)。
本実施形態では、使用頻度の高いアプリを、頻用アプリ条件を満たすアプリであるとする。頻用アプリ条件とは、使用アプリ履歴情報に基づき、使用頻度が高いと考えられるアプリが満たす条件をいう。頻用アプリ条件としては、例えば、以下の条件が考えられる。なお、以下の例におけるnやmは、表示装置20の記憶部250に記憶される整数値である。この値は、表示装置20に予め定められてもよいし、ユーザによって定められてもよい。
(1)直近使用回数
直近n回の会議のうち、m回以上使用されたアプリは、頻用アプリ条件を満たすとする。例えば、n=5、m=3とすれば、直近の5回の会議において、3回以上使用されたアプリは、頻用アプリ条件を満たし、起動頻度の高いアプリとして判定する。
(2)連続使用回数
直近n回の会議で、連続して使用されたアプリは、頻用アプリ条件を満たすとする。例えば、n=3とすれば、直近の3回の会議においてユーザによって起動されたアプリを、頻用アプリ条件を満たし、起動頻度の高いアプリとして判定する。
(3)前回使用したアプリ
(2)においてn=1とした場合に相当する。この場合、前回の会議を開始した後に使用されたアプリ(前回使用したアプリ)を、頻用アプリ条件を満たし、起動頻度の高いアプリとして判定する。
上記の条件以外の条件を頻用アプリ条件としても構わないことは勿論である。例えば、使用アプリ履歴情報に、アプリの操作時間や、アプリに対するクリック回数や、キーボード入力回数といった、アプリに対するユーザの振る舞いを記憶してもよい。そして、アプリの操作時間が所定の時間を超えるといったような、アプリに対するユーザの振る舞いに応じて、アプリの使用頻度が高いか否かを判定してもよい。
使用頻度が高いアプリがある場合は、起動アプリ情報記憶領域254に、起動情報の種類を「ユーザID」とし、対象文字列を表示装置20を使用するユーザのユーザIDとし、起動アプリを使用頻度の高いアプリとした起動アプリ情報を記憶する(ステップS504;Yes→ステップS506)。
つづいて、制御部200は、使用アプリ履歴情報に基づき、表示装置20を使用するユーザにとって使用頻度の低いアプリがあるか否かを判定する(ステップS508)。使用頻度が低いか否かの判定は、ステップS504のように、所定の条件を満たすアプリを使用頻度が低いアプリとしてもよいし、頻用アプリ条件を満たさなくなったアプリを使用頻度が低いアプリとしてもよい。
また、起動アプリ情報記憶領域254に、表示装置20を使用するユーザに対応する起動アプリ情報が記憶されている場合は、制御部200は、起動アプリ情報に記憶されている起動アプリについて、使用頻度が低いか否かの判定を行ってもよい。
使用頻度の低いアプリがあった場合は、表示装置20を使用するユーザに対応する起動アプリ情報の起動アプリから、使用頻度の低いアプリを削除する(ステップS508;Yes→ステップS510)。
つづいて、案内メールの本文に起動情報が含まれる場合に、対応するアプリを起動する処理であるステップS158に続く処理について説明する。図24を参照して、制御部200は、表示装置20を使用するユーザIDが、起動情報の種類が「ユーザID」である起動アプリ情報のうち、いずれかの対象文字列と一致するか否かを判定する(ステップS552)。表示装置20を使用するユーザのユーザIDが、起動情報の種類が「ユーザID」である起動アプリ情報のいずれかの対象文字列と一致する場合は、制御部200は、表示装置20を使用するユーザのユーザIDに対応する起動アプリを起動する(ステップS552;Yes→ステップS554)。
また、制御部200は、表示装置20を使用するユーザによりアプリが起動されたか否かを判定し、アプリが起動された場合は、起動されたアプリの使用アプリ履歴情報を、使用アプリ履歴情報記憶領域264に記憶する(ステップS556;Yes→ステップS558)。具体的には、制御部200は、表示装置20を使用するユーザのユーザIDと、ステップS110で選択されたスケジュールに対応するスケジュール情報のスケジュールIDと、起動されたアプリとを、使用アプリ履歴情報として、使用アプリ履歴情報記憶領域264に記憶する。
そして、制御部200は、会議が終了したか否かを判定し、会議が終了した場合はメイン処理を終了する(ステップS560;Yes)。また、会議が終了しない場合は、ステップS556へ戻る(ステップS560;No→ステップS556)。会議が終了したか否かの判定は、例えば、制御部200は、表示部230に、会議が終了したことを指示するボタンを表示する制御を行い、ユーザによって当該ボタンが選択された場合に会議が終了したと判定する。また、スケジュール情報に終了予定日時が記憶されている場合は、現在の時刻が終了予定時刻を超えたときに、制御部200は会議が終了したと判定してもよい。
上述した処理により、会議が開始されたあとに、表示装置20を使用するユーザによって使用されたアプリが使用アプリ履歴情報として、使用アプリ履歴情報記憶領域264に記憶される。そして、同一のユーザによって別の会議が開始されたときは、使用アプリ履歴情報264に記憶された使用アプリ履歴情報に基づき起動アプリ情報254にアプリが記憶されたり、削除されたりする。そして、起動アプリ情報254に表示装置20を使用するユーザに対応する起動アプリがある場合は、その起動アプリが起動される。
本実施形態によれば、表示装置20を使用するユーザのユーザIDを起動情報として、表示装置20を使用するユーザによって使用される頻度の高いアプリを起動させることが可能となる。したがって、表示装置20を使用するユーザは、使用する頻度の高いアプリを探し、起動させるという手間を省くことができ、利便性の向上を実現することができる。
[6.変形例]
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上述した説明以外であっても、矛盾のない範囲において、ステップの順番を変更したり、一部のステップを省略したりしても構わない。
また、上述した実施形態は、説明の都合上、それぞれ別に説明している部分があるが、技術的に可能な範囲で組み合わせて起動してもよいことは勿論である。例えば、第1実施形態と第3実施形態とを組み合わせて起動することにより、案内メールに記載されたURLと、案内メール及び通常メールに記載されたファイルパスとに基づき、アプリを起動させることが可能となる。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROM(Read Only Memory)やHDD等の記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD (Blu-ray Disk) 等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等の何れであってもよい。また、ロードしたプログラムを起動することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
10 管理サーバ
100 制御部
110 通信部
120 記憶部
122 スケジュール情報記憶領域
124 メール情報記憶領域
20、22、24 表示装置
200 制御部
202 メール取得部
210 メール解析部
212 URL抽出部
214 キーワード抽出部
216 ファイルパス抽出部
220 通信部
230 表示部
240 操作部
250 記憶部
252 ユーザ情報記憶領域
254 起動アプリ情報記憶領域
256 アプリ記憶領域記憶領域
258 案内メール記憶領域
260 通常メール記憶領域
262 ファイル記憶領域
264 使用アプリ履歴情報記憶領域

Claims (10)

  1. メールを取得する取得部と、
    前記メールに起動情報が含まれている場合には、前記起動情報に従ったアプリケーションを起動する制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、メールに基づいて会議を予約可能な会議サーバに接続可能であって、
    前記取得部は、前記会議サーバからメールを取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記会議を開始したときに、当該開始した会議と対応するメールを前記会議サーバから取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記起動情報は、前記メールに含まれるURL(Uniform Resource Locator)であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記起動情報は、前記メールに含まれるファイルパスであることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記メールにファイルパスが含まれる場合は、当該ファイルパスで示されたファイルを表示するアプリケーションを起動する制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記起動情報は、前記メールに含まれる拡張子であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記メールに拡張子が含まれる場合は、拡張子に従ったアプリケーションを起動する制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. メールを取得する取得部と、
    使用されたアプリケーションの履歴を記憶する履歴記憶部と、
    前記履歴に基づき、前記使用されたアプリケーションが頻用アプリケーション条件を満たすアプリケーションであるか否かを判定する判定部と、
    前記メールを取得したときに、前記判定部により頻用アプリケーション条件を満たすアプリケーションを起動する制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、メールに基づいて会議を予約可能な会議サーバに接続可能であって、
    前記履歴記憶部は、前記会議が開始してから終了するまでに、前記情報処理装置を使用するユーザによって使用されたアプリケーションを記憶することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
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