JP2019211622A - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 例えば、サポータの選択の自由度の点で有利なレンズ装置を提供することを目的とする。【解決手段】 レンズ装置は、カメラ装置に着脱可能なレンズ装置であって、前記カメラ装置あるいは支持部材の係合部と係合する係合部と、前記係合部の係合により前記カメラ装置あるいは前記支持部材のハンガーマウント基準面と当接するハンガーマウント基準面と、を有する筐体と、前記筐体内に構成され、前記カメラ装置の基準径部と嵌合し、前記カメラ装置と光軸を合わせる基準径部と、前記カメラ装置の前記基準径部のフランジとバヨネット方式で固定される前記基準径部のフランジと、を有し、前記カメラ装置の前記フランジと当接する前記フランジの面であるバヨネットマウント基準面は、前記ハンガーマウント基準面よりも被写体側に構成されることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、レンズ装置および撮像装置に関する。
従来、カメラ装置あるいはサポータへの放送用大型レンズ装置の取り付け方式には、バヨネット方式とハンガーマウント方式との両方が採用されている(特許文献1、2)。
バヨネット方式とは、カメラ本体側およびレンズ鏡筒側の光軸合せ基準径部を嵌合させると共に、カメラ本体側およびレンズ鏡筒側の一方に設けられた取り付け用フランジ面を他方に設けられたバヨネットマウント基準面に当接させる取り付け方式である。
ハンガーマウント方式とは、カメラ装置およびレンズ装置のそれぞれに設けられた楔状部材を互いに係合させ、カメラ装置のハンガーマウント基準面とレンズ装置のハンガーマウント基準面とを当接させる取り付け方式である。
ところで、放送用のカメラ装置およびレンズ装置のインターフェイスの規格では、カメラ装置の撮影フォーマットやイメージセンサーのサイズによって、カメラ装置の撮像面からマウントフランジ面までの距離(フランジバック長)が規定されている。また、撮影フォーマットによっては、撮像面からハンガーマウント基準面までの距離(ハンガー側フランジバック長)も規定されている。たとえば、2/3型4Kセンサー搭載カメラ装置とレンズ装置とのインターフェイスでは、フランジバック長は48mm、撮像面からハンガーマウント基準面までの距離は69mmで規定されている。1.25型8Kセンサー搭載カメラ装置とレンズ装置とのインターフェイスでは、フランジバック長は80mmで規定されているものの、撮像面からハンガーマウント基準面までの距離は規定されていない。したがって、撮影機材(カメラ装置、レンズ装置、サポータなど)は、それらの撮影フォーマットによって、それぞれの規格に則した形状で設計されている。
サポータに、光軸の方向におけるカメラの位置を変更可能なスライド機構を設けることにより、複数種類のフランジバック長への対応が可能となりうるものの、そのようなスライド機構のないサポータでは、そのような対応はできない。
本発明は、例えば、サポータの選択の自由度の点で有利なレンズ装置を提供することである。
本発明のレンズ装置は、カメラ装置に着脱可能であり物体側から像側へ光を透過して像を形成するレンズ装置であって、前記カメラ装置を支持する支持部材に係合する係合部と、前記係合部による係合により前記支持部材に接する第1基準面と、を有する筐体と、前記カメラ装置に接する第2基準面を有する基準部材と、前記カメラ装置に前記基準部材を固定する固定部材と、を有し、前記第2基準面は、前記第1基準面よりも物体側に形成されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、サポータの選択の自由度の点で有利なレンズ装置を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる撮影システムの概略図、図2は外観図である。図3は本実施例のレンズ装置のマウント部の寸法関係を示す図である。
図1、図2を用いて、カメラ装置に着脱可能なレンズ装置1をカメラ装置2およびサポータ(支持部材)3のそれぞれに接続する方法について説明する。サポータ3はレンズ装置1を保持するためのレンズ保持部31と、カメラ装置2を固定するカメラ固定部32と、サポータ3を三脚(不図示)に固定するためのサポータ固定部33で構成されている。カメラ装置2はカメラ固定部32に固定され、レンズ装置1はレンズ保持部31に保持されている。レンズ装置1のマウント筐体11およびサポータ3には、楔状のレンズ側ハンガー(係合部)12、サポータ側ハンガー(係合部)34が設けられている。レンズ側ハンガー12およびサポータ側ハンガー34が互いに係合することで、レンズ側マウント面(第1基準面)11aとサポータ側マウント面(ハンガーマウント基準面)31aが当接される。また、マウント筐体11には不図示の位置決めピン13が設けられ、サポータ3のレンズ保持部31には不図示の位置決め溝35が設けられている。位置決めピン13が位置決め溝35に高精度に嵌合されることで、レンズ装置1とサポータ3の左右方向の位置が規制される。また、レンズマウント(基準部材)14の光軸基準外周部14aがカメラマウント22の光軸基準内周部(基準径部)22aと嵌合することでレンズ装置1とカメラ装置2の光軸が一致し、カメラ装置2のカメラ本体21に内蔵された撮像素子23の撮像面に、レンズ装置1の物体側から像側へ光が透過して像が形成される像面が位置するようになっている。
レンズマウント14とカメラマウント22はバヨネット方式で互いに固定される。マウント筐体11の内側(筐体内)に位置するレンズマウント14の外側には、カメラマウント22を保持するためのバヨネットリング(固定部材)15が設けられている。レンズマウント14の外周部およびバヨネットリング15の内周部にはネジが形成されており互いに係合している。カメラマウント22のカメラフランジ面22bとレンズマウント14のレンズ基準面(第2基準面)14bが当接した状態でバヨネットリング15を回転させて締め込むことで、レンズ装置1とカメラ装置2が強固に接続される。レンズ装置1とカメラ装置2が接続されることにより撮像装置が構成される。
図3に示すように、レンズ装置1のフランジバック長DLはハンガー側フランジバック長DHよりも長くなっている。したがって、レンズマウント14のレンズ基準面14bがレンズ側マウント面11aよりも被写体側に位置するため、レンズ基準面14bおよびバヨネットリング15はマウント筐体11に覆われる。マウント筐体11には、外側からバヨネットリング15が配置された空間まで貫通した切欠き部11bが形成されており、レンズ装置1の外側からバヨネットリング15を回転操作できるようになっている。また、バヨネットリング15には操作レバー(操作部材)16が設けられており、操作レバー16の一部が切欠き部11bを通してマウント筐体11の外側に突出することで、操作レバー16を用いてバヨネットリング15を回転操作できるようになっている。
たとえば、レンズ装置1が1.25型8Kセンサー用レンズであった場合、ハンガー側フランジバック長DHを2/3型4Kセンサー用レンズと同じ寸法(69mm)にすることで、サポータ3を共用することが可能である。また、レンズマウント14のレンズ側のレンズ側マウント面11aよりカメラ装置側に突出した箇所の最大径R2はバヨネットリング15の外径R1よりも小さい。そのため、バヨネットリング15がレンズ側マウント面11aよりもカメラ装置側に突出する(DH>DL)場合と比較して、サポータ3のレンズ保持部31に形成された貫通穴31bを小さくできる。その結果、サポータ3の強度が向上し、また、レンズ側マウント面11aとサポータ側マウント面31aの接触面積をより広くできるため、レンズ装置の保持が安定する。
本実施例では、バヨネットリングを回転操作可能にするために、マウント筐体に切欠きを形成し、かつ、操作レバーを設けたが、どちらか一方のみでも十分である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 ・・・レンズ装置
11 ・・・マウント筐体(筐体)
11a ・・・レンズ側マウント面(ハンガーマウント面)
14 ・・・レンズマウント
14a ・・・光軸基準外周部(基準径部)
14b ・・・レンズ基準面(バヨネットマウント基準面)
15 ・・・バヨネットリング
22a ・・・光軸基準内周部(基準径部)
31 ・・・レンズ保持部
11 ・・・マウント筐体(筐体)
11a ・・・レンズ側マウント面(ハンガーマウント面)
14 ・・・レンズマウント
14a ・・・光軸基準外周部(基準径部)
14b ・・・レンズ基準面(バヨネットマウント基準面)
15 ・・・バヨネットリング
22a ・・・光軸基準内周部(基準径部)
31 ・・・レンズ保持部
Claims (5)
- カメラ装置に着脱可能であり物体側から像側へ光を透過して像を形成するレンズ装置であって、
前記カメラ装置を支持する支持部材に係合する係合部と、前記係合部による係合により前記支持部材に接する第1基準面と、を有する筐体と、
前記カメラ装置に接する第2基準面を有する基準部材と、
前記カメラ装置に前記基準部材を固定する固定部材と、
を有し、
前記第2基準面は、前記第1基準面よりも物体側に形成されている、
ことを特徴とするレンズ装置。 - 前記筐体の外側から前記固定部材を操作するための操作部材を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
- 前記筐体は、切欠き部を形成され、
前記操作部材は、前記切欠き部を介して前記筐体の内外にわたって延びている、
ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。 - 請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置と、
前記レンズ装置の像面に配された撮像素子を有するカメラ装置と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記レンズ装置と前記カメラ装置とを支持する支持部材を有することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018107577A JP2019211622A (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | レンズ装置および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018107577A JP2019211622A (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | レンズ装置および撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019211622A true JP2019211622A (ja) | 2019-12-12 |
Family
ID=68846799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018107577A Pending JP2019211622A (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | レンズ装置および撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019211622A (ja) |
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2018
- 2018-06-05 JP JP2018107577A patent/JP2019211622A/ja active Pending
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