JP2013148634A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】光学性能を低下させることなく、耐衝撃性(バンダル性能)の向上を図る。
【解決手段】レンズ302と、レンズ302によって取り込んだ外光を撮像する撮像素子と、カメラケース111と、開口部を備えた金属カバー121と、金属カバー121部をカメラケース111に固定するねじ101およびねじ穴303、304と、カメラケース111に固定された状態の金属カバー121によって当該カメラケース111に固定されるドーム状カバー122と、を備え、カメラケース111を、金属カバー121を固定した状態において当該金属カバー121部に当接するように配置し、当該金属カバー121との当接部分を少なくとも金属によって形成した。
【選択図】図5

Description

この発明は、レンズを保護するドーム状カバーを備えたカメラに関する。
従来の監視用カメラに比較して、近年、撮像素子の高画素化に伴って、画像処理の容量が増えることにより、発熱量が大幅に増え、従来の監視用カメラの構成では放熱に対応しきれなくなるという問題があった。
上記の問題を解決するために、従来、天井に孔を空け、ドームカメラの一部を壁裏の開放空間に露出することで、空気対流放熱による効果的な放熱が可能となる技術が提案された(たとえば、下記特許文献1を参照)。
特開2010−81545号公報
しかしながら、上述したように、壁に孔を空け、カメラの一部を壁裏の開放空間に露出させる必要があるため、カメラの配置自由度が低下する課題があった。また、孔を空ける手間が発生してしまう課題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、カメラの配置自由度を低下させることなく、かつ、取り付け部に孔を空けることなく、カバー部が筐体部に対して挿脱可能であり、高画素化に伴い、画像処理の容量増加により生じた熱を筐体外に放出するとともに、放熱性能の低下に起因する画像処理性能の低下を抑制することができるカメラを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるカメラは、外光を取り込むレンズと、前記レンズによって取り込んだ外光を撮像する撮像素子と、を備えたカメラであって、前記レンズを保持するベース部と、外光を透過させる開口部を備え、前記ベース部に対して当該ベース部の物体側から光軸に沿って挿脱可能な金属カバー部と、前記金属カバー部を前記ベース部に固定する固定手段と、外光を透過させ、前記レンズを物体側から覆うドームカバーと、を備え、前記ベース部が、前記固定手段によって前記金属カバー部を前記ベース部に固定した状態において前記金属カバー部に当接するように配置され、当該金属カバー部との当接部分が少なくとも金属によって形成されることを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラは、上記の発明において、前記ベース部が、前記ドームカバーを取り付ける位置決め部を備え、前記ドームカバーを前記ベース部の位置決め部に取り付けた状態で、前記金属カバー部を光軸に沿って物体側から前記ベース部に挿嵌し、前記金属カバー部を前記ベース部に固定することにより、前記ドームカバーの位置決めをおこなう位置決め手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラは、上記の発明において、前記位置決め部に設けられ、前記ドームカバーを、光軸に沿って物体側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラは、上記の発明において、前記位置決め手段が、前記ドームカバーに設けられて光軸を中心とする径方向に突出する突起部と、前記金属カバー部の開口部の外周側に設けられて前記突起部と当接する突起受け部と、によって構成されることを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラは、上記の発明において、前記固定手段が、前記金属カバー部および前記ベース部に設けられたねじ穴と、当該ねじ穴に螺合されるねじと、によって構成されることを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラは、外光を取り込むレンズと、前記レンズによって取り込んだ外光を撮像する撮像素子と、を備えたカメラであって、前記レンズを保持し、当該レンズを透過した外光以外の外光の当該レンズへの入射を遮断するベース部と、外光を透過させる開口部を備え、前記ベース部に対して当該ベース部の物体側から光軸に沿って挿脱可能な金属カバー部と、前記金属カバー部を前記ベース部に固定する固定手段と、外光を透過させ、前記レンズを物体側から覆うドームカバーと、前記金属カバー部の像面側または前記ベース部の物体側に設けられた伝熱手段と、を備え、前記伝熱手段が、前記固定手段によって前記金属カバー部を前記ベース部に固定した状態において、像面側の端面および物体側の端面が、それぞれ、前記ベース部の物体側と前記金属カバー部の像面側とに当接するように配置され、前記ベース部が、前記金属カバー部との当接部分が少なくとも金属によって形成されることを特徴とする。
この発明にかかるカメラによれば、カメラの設置位置を問うことなく、高画素化に伴い、画像処理の容量増加により生じた熱を放出するとともに、放熱性能の低下に起因する画像処理性能の低下を抑制することができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成を示す説明図(その4)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成を示す説明図(その5)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成を示す説明図(その6)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの、ドーム状カバーを取り外した状態を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの、ドーム状カバーを取り外した状態を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの、ドーム状カバーを取り外した状態を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの、ドーム状カバーを取り外した状態を示す説明図(その4)である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるカメラの好適な実施の形態を詳細に説明する。この実施の形態においては、監視用途に用いられる監視用カメラへの適用例を示す。
(監視用カメラの構成)
まず、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成について説明する。図1、図2、図3、図4、図5および図6は、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの構成を示す説明図である。
図1においては、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの斜視状態を示している。図2においては、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラを、図1における矢印A方向から見た状態を示している。図3においては、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラを、一部分解して、物体側から見た状態を示している。図4においては、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラを、一部分解して、像面側から見た状態を示している。図5においては、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの、図2におけるB1−B1断面を示している。図6においては、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラの、図2におけるB2−B2断面を示している。
図1、図2、図3、図4、図5および図6において、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、カメラ本体110と、カバー部120と、を備えている。カメラ本体110は、略円柱形状をなすカメラケース111を備えている。この実施の形態においては、カメラケース111によってベース部を実現することができる。
カメラケース111の軸心は、監視用カメラ100の光軸と略一致している。カメラケース111は、軸心方向の一端面(像面側の面)を天井などに対向させた状態で、当該天井などに取り付けられる。カメラケース111において、軸心方向の他端側(物体側の面)には、物体側に突出する段差部301とレンズ302とが設けられている。段差部301は、カメラケース111の外周縁がなす円の外径より小さい外径の略円筒形状をなす。段差部301の軸心は、監視用カメラ100の光軸と略一致している。
レンズ302は、段差部301の中心部分に設けられており、段差部301の軸心方向における物体側の端面より物体側に突出している。レンズ302の光軸は、監視用カメラ100の光軸と一致している。レンズ302は、たとえば、魚眼レンズなどと称される広角レンズによって実現することができる。カメラケース111の内側には、レンズ302によって取り込んだ外光を撮像する撮像素子(図示を省略する)が設けられている。
カメラケース111において、軸心方向における物体側の面であって段差部301の外周部には、ねじ穴303が設けられている。ねじ穴303は、光軸を中心とする同心円上に複数(この実施の形態においては3つ)設けられている。複数のねじ穴303は、光軸を中心とする同心円上において、等間隔に設けられている。
カバー部120は、軸心方向において、カメラケース111の物体側の面に対して、当該カメラケース111に対して取り外し可能に取り付けられる。カバー部120は、金属カバー121とドーム状カバー122とを備えている。金属カバー121は、外周縁がカメラケース111の直径寸法と略同一の円形状であって、内側に円形の開口部121aを備えている。
開口部121aは、光軸を中心とする円形状をなす。金属カバー121は、ねじ穴304を備えている。金属カバー121に設けられたねじ穴304は、光軸を中心とする同心円上に複数(この実施の形態においては3つ)設けられており、かつ、光軸を中心とする同心円上において、等間隔に設けられている。
また、金属カバー121に設けられたねじ穴304は、カメラケース111に設けられたねじ穴303と同径の円周上に、カメラケース111に設けられたねじ穴303と同数設けられている。これにより、カメラケース111に金属カバー121を取り付けた状態においては、光軸方向において、カメラケース111に設けられたねじ穴303と金属カバー121に設けられたねじ穴304とが重複する。
金属カバー121は、中心部(光軸側)ほど物体側に突出するように、光軸に対して傾斜するテーパー形状をなす。金属カバー121がなすテーパー形状は、カメラケース111に取り付けられた状態のレンズ302の最大画角を規定する仮想線(図5および図6における符号500を参照)よりもテーパー面が外側に位置する程度に、光軸に対して傾斜している。
ドーム状カバー122は、光透過性を有する材料を用いて形成され、半球形状(ドーム形状)をなす。具体的には、ドーム状カバー122は、たとえば、透光性を有するプラスチックなどの高分子材料を用いて形成することができる。ドーム状カバー122を、透光性を有するスモークがかかった材料を用いて形成することにより、監視用カメラ100を設置した状態において当該監視用カメラ100のレンズ302を視認しにくくすることができる。
ドーム状カバー122は、金属カバー121とは別体とされ、金属カバー121に対して分離可能とされている。ドーム状カバー122は、半球形状の端面がなす円の縁部分に設けられた鍔部305を備えている。鍔部305は、半球形状の端面がなす円の半径方向に沿って、当該円の外周側に突出しており、リング形状をなす。
上記の金属カバー121の開口部121aの開口径は、ドーム状カバー122半球形状の端面がなす円の外形寸法と略同一とされている。上記のように、鍔部305は、ドーム状カバー122の半球形状の端面がなす円の縁部分から、当該円の外周側に突出している。この実施の形態において、鍔部305は、ドーム状カバー122に設けられて、光軸を中心とする径方向に突出する突起部を実現することができる。
金属カバー121の開口部121aの周縁には、突起受け部402が設けられている。突起受け部402は、環形状をなし、その内径が鍔部305の外径より小さく形成されている。このため、この実施の形態においては、突起部を実現する鍔部305と、突起受け部402と、によって位置決め手段を実現することができる。
このため、鍔部305をカメラケース111に突き当てた状態のドーム状カバー122に、当該ドーム状カバー122の半球状の部分を開口部121aから物体側に突出させるようにして金属カバー121を被せると、鍔部305は、カメラケース111と金属カバー121との間に挟持される。
この状態で、金属カバー121を介して、ねじ101をねじ穴303、304に螺合させて金属カバー121をカメラケース111に固定することによって、金属カバー121とともにドーム状カバー122をカメラケース111に固定することができる。この実施の形態においては、ねじ101、ねじ穴303、304によって固定手段を実現することができる。
カメラケース111には、レンズ302よりも外周側であって、ドーム状カバー122が備える鍔部305に対向する位置に、カメラケース溝306が設けられている。カメラケース溝306は、物体側から像面側に凹んでおり、光軸方向に沿って鍔部305の挿抜が可能とされている。また、カメラケース溝306は、光軸を中心とする環形状をなし、環の内径は鍔部305の内径寸法と略同一寸法とされ、環の外径は鍔部305の外径寸法と略同一寸法とされている。
これにより、カメラケース溝306に鍔部305を嵌め込むことによって、カメラケース111に対するドーム状カバー122の位置を、容易かつ確実に定めることができる。この実施の形態においては、カメラケース溝306によって位置決め部を実現することができる。
カメラケース溝306の深さ(光軸方向におけるカメラケース溝306の内側の寸法)は、鍔部305の厚み寸法(光軸方向における鍔部305の寸法)と略同一とされている。これにより、カメラケース溝306に嵌め込まれた鍔部305が、当該カメラケース溝306内でがたつくことを防止し、カメラケース111と金属カバー121とによってドーム状カバー122を確実に固定することができる。
光軸方向において、カメラケース溝306に挿入された状態の鍔部305とカメラケース溝306との間となる位置には、付勢部材501が設けられている。付勢部材501は、ドーム状カバー122に対して、当該ドーム状カバー122を光軸に沿って物体側に付勢する付勢力を作用させる。付勢部材501は、たとえば、ゴムなどの弾性部材によって実現することができる。
付勢部材501を設けることにより、鍔部305がカメラケース111と金属カバー121との間に挟持された状態で金属カバー121をカメラケース111に固定すると、付勢部材501の付勢力によって鍔部305が金属カバー121に当接する方向へ付勢される。これによって、カメラケース111と金属カバー121との間において鍔部305ががたつくことを防止し、カメラケース111と金属カバー121とによってドーム状カバー122を確実に固定することができる。
金属カバー121において突起受け部402の外周側には、伝熱柔軟部材401を設ける当接面部403が設けられている。当接面部403は、環形状をなしている。伝熱柔軟部材401は、金属カバー121の当接面部403の像面側の面に設けられ、金属カバー121がカメラケース111に固定された状態においてカメラケース111に当接する位置に設けられている。伝熱柔軟部材401は、たとえば、熱伝導性の良好なゲルシートなどによって実現することができる。
カメラケース111において、金属カバー121がカメラケース111に固定された状態において伝熱柔軟部材401に対向する位置は、ゲル当接面111aとされている。ゲル当接面111aは、金属材料を用いて形成されている。具体的には、ゲル当接面111aは、たとえば、環形状をなす金属製の板を、カメラケース111における物体側の面に取り付けることによって実現することができる。あるいは、具体的には、ゲル当接面111aは、たとえば、金属材料を、カメラケース111における物体側の面に蒸着させることによって実現されるものであってもよい。
ゲル当接面111aは、たとえば、平滑な平面によって実現することができる。これによって、伝熱柔軟部材401とゲル当接面111aとを密着させることができ、カメラケース111の熱を、ゲル当接面111aに当接した伝熱柔軟部材401を介して、金属カバー121に確実に伝え、金属カバー121をヒートシンク(放熱部材)として放熱することができる。
あるいは、ゲル当接面111aは、たとえば、複数の凹部あるいは凸部(いずれも図示を省略する)を設けることによる凹凸面によって実現してもよい。この場合、凹部あるいは凸部は、たとえば、伝熱柔軟部材401を実現するゲルシートの柔軟性などに応じて、ゲル当接面111a全体にわたって当該ゲル当接面111aが伝熱柔軟部材401と密着可能な程度の凹みあるいは出っ張りとすることができる。これにより、凹凸面によりゲル当接面111aが伝熱柔軟部材401との接触面積を増やし、カメラケース111の熱を、ゲル当接面111aに当接した伝熱柔軟部材401を介して、金属カバー121に効率よく伝え、金属カバー121をヒートシンク(放熱部材)として放熱することができる。
このように、金属カバー121に設けた伝熱柔軟部材401を、金属材料によって形成されたゲル当接面111aに当接させることにより、カメラケース111の前面(物体側の面)がドーム状カバー122によって覆われている場合にも、カメラケース111の熱を、金属カバー121をヒートシンクとして放熱することができる。
この実施の形態においては、伝熱柔軟部材401によって伝熱手段を実現することができる。また、この実施の形態において、伝熱手段は、伝熱柔軟部材401およびゲル当接面111aによって実現されるものであってもよい。
この実施の形態以外に、その他の実施の形態として、伝熱柔軟部材401を設けることなく、金属カバー121をカメラケース111に固定した状態において、直接、金属カバー121の当接面部403をゲル当接面111aに当接させることにより、カメラケース111の熱を、金属カバー121をヒートシンクとして放熱することができる。
図6において、符号d1は、光軸に直交する平面におけるレンズ302の直径(外径)寸法を示している。また、図6において、符号d2は、光軸に直交する平面において、カメラケース111に取り付けられた状態のレンズ302の最大画角を規定する仮想線(図5および図6における符号500を参照)とドーム状カバー122の内面とが交差する位置がなす円の直径(ドーム状カバー122の内径)寸法を示している。
寸法d1と寸法d2とは、d1≦d2を満たす。また、寸法d2は、寸法d1に対して2倍以上とされる。これにより、ドーム状カバー122の曲率を、レンズ302の周辺解像度劣化が少なくなる程度の曲率とすることができる。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、ドーム状カバー122を取り外して使用することが可能とされている。ドーム状カバー122の取り外しに際しては、まず、金属カバー121を介してカメラケース111に螺合されているねじ101を取り外し、カメラケース111から金属カバー121およびドーム状カバー122を取り外す。
図7、図8、図9および図10は、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100の、ドーム状カバー122を取り外した状態を示す説明図である。図7においては、ドーム状カバー122を取り外した状態におけるこの発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100の斜視状態を示している。図8においては、ドーム状カバー122を取り外した状態におけるこの発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100を、図7における矢印C方向から見た状態を示している。図9においては、ドーム状カバー122を取り外した状態におけるこの発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100の、図8におけるD1−D1断面を示している。図10においては、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100の、図8におけるD2−D2断面を示している。
図7、図8、図9および図10において、このドーム状カバー122を取り外した状態の監視用カメラ100は、カメラケース111が外部に露出している。これにより、カメラ本体110で発生した熱を、カメラケース111から外部に直接放熱することができる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、レンズ302と、レンズ302によって取り込んだ外光を撮像する撮像素子と、ベース部を実現するカメラケース111と、開口部121aを備えた金属カバー部を実現する金属カバー121と、金属カバー121部をカメラケース111に固定する固定手段としてのねじ101およびねじ穴303、304と、カメラケース111に固定された状態の金属カバー121によって当該カメラケース111に固定されるドームカバーを実現するドーム状カバー122と、を備え、カメラケース111を、金属カバー121を固定した状態において当該金属カバー121部に当接するように配置し、当該金属カバー121との当接部分を少なくとも金属によって形成したことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100によれば、カメラケース111と金属カバー121との間にドーム状カバー122の鍔部305を挟み込んだ状態で、当該金属カバー121をねじ101によってカメラケース111に固定することにより、レンズ302をドーム状カバー122によって覆うことができる。レンズ302をドーム状カバー122によって覆った状態においては、カメラケース111と金属カバー121とが当接しているため、カメラケース111の熱を、金属カバー121に伝え、金属カバー121を介して外部に放熱することができる。
これにより、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100によれば、カメラの設置位置を問うことなく、高画素化に伴い、画像処理の容量増加により生じた熱を放出するとともに、放熱性能の低下に起因する画像処理性能の低下を抑制することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、カメラケース111が、ドーム状カバー122を取り付ける位置決め部としてのカメラケース溝306を備え、ドーム状カバー122をカメラケース111におけるカメラケース溝306に取り付けた状態で、金属カバー121を光軸に沿って物体側からカメラケース111に被せ、金属カバー121をカメラケース111に固定することにより、ドーム状カバー122の位置決めをおこなう位置決め手段としての鍔部305を備えたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100によれば、ドーム状カバー122を取り付けてバンダル化する際に、カメラケース111に対するドーム状カバー122の適切な位置を定めることができ、かつ、適切な位置に定めた状態でドーム状カバー122を固定することができる。これにより、ドーム状カバー122を設けることにより画像が歪むなどの不具合が発生することを防止し、監視用カメラ100の最大限の光学性能を発揮させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100においては、さらに、鍔部305とカメラケース溝306とによって、カメラケース111に対するドーム状カバー122の位置を正確かつ確実に定めることができる。これにより、ドーム状カバー122を設けることにより画像が歪むなどの不具合が発生することを防止し、監視用カメラ100の最大限の光学性能をより確実に発揮させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、カメラケース溝306に設けられ、ドーム状カバー122を、光軸に沿って物体側に付勢する付勢手段としての付勢部材501を備えたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100によれば、付勢部材501によって、ドーム状カバー122を光軸に沿って物体側に付勢することにより、カメラケース111と金属カバー121との間において鍔部305ががたつくことを防止することができる。これによって、ドーム状カバー122を安定して確実に固定することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、位置決め手段は、ドーム状カバー122に設けられて光軸を中心とする径方向に突出する突起部としての鍔部305と、金属カバー121の開口部121aの外周側に設けられて鍔部305と当接する突起受け部402と、によって構成されることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100においては、鍔部305とカメラケース溝306とによって、金属カバー121に対するドーム状カバー122の位置を正確かつ確実に定めることができる。これにより、ドーム状カバー122の位置をより精度良く定め、ドーム状カバー122を設けることにより画像が歪むなどの不具合が発生することを防止し、監視用カメラ100の最大限の画像処理性能を発揮させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100においては、固定手段が、金属カバー121部およびカメラケース111に設けられたねじ穴303、304と、当該ねじ穴303、304に螺合されるねじ101と、によって構成されることを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100によれば、簡易な構成によって、金属カバー121およびドーム状カバー122をカメラケース111に確実に取り付けることができる。これによって、設置後の監視用カメラ100にドーム状カバー122を後付けする場合に作業者にかかる負担を軽減しつつ、金属カバー121およびドーム状カバー122をカメラケース111に確実に取り付けることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、伝熱手段を実現する伝熱柔軟部材401が、金属カバー121をねじ101によってカメラケース111に固定した状態において、像面側の端面および物体側の端面が、それぞれ、カメラケース111の物体側と金属カバー121の像面側とに当接するように配置され、カメラケース111における金属カバー121との当接部分が少なくとも金属によって形成されることを特徴としている。
すなわち、この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100は、金属カバー121における像面側の面に伝熱柔軟部材401を設け、カメラケース111における金属カバー121(伝熱柔軟部材401)と対向する位置を金属材料を用いて形成されたゲル当接面111aとしたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の監視用カメラ100によれば、カメラケース111の熱を、ゲル当接面111aに当接した伝熱柔軟部材401を介して、金属カバー121に確実に伝えることができるので、カメラケース111の熱を金属カバー121を介して外部に効率よく放熱することができる。
以上のように、この発明にかかるカメラは、レンズを保護するドーム状カバーを備えたカメラに有用であり、特に、天井などに設置して監視用途に用いられる監視用カメラに適している。
100 監視用カメラ
110 カメラ本体
111 カメラケース
120 カバー部
121 金属カバー
122 ドーム状カバー
302 レンズ
303、304 ねじ穴
305 鍔部
306 カメラケース溝
403 当接面部

Claims (6)

  1. 外光を取り込むレンズと、前記レンズによって取り込んだ外光を撮像する撮像素子と、を備えたカメラであって、
    前記レンズを保持するベース部と、
    外光を透過させる開口部を備え、前記ベース部に対して当該ベース部の物体側から光軸に沿って挿脱可能な金属カバー部と、
    前記金属カバー部を前記ベース部に固定する固定手段と、
    外光を透過させ、前記レンズを物体側から覆うドームカバーと、
    を備え、
    前記ベース部は、前記固定手段によって前記金属カバー部を前記ベース部に固定した状態において前記金属カバー部に当接するように配置され、当該金属カバー部との当接部分が少なくとも金属によって形成されることを特徴とするカメラ。
  2. 前記ベース部は、前記ドームカバーを取り付ける位置決め部を備え、
    前記ドームカバーを前記ベース部の位置決め部に取り付けた状態で、前記金属カバー部を光軸に沿って物体側から前記ベース部に挿嵌し、前記金属カバー部を前記ベース部に固定することにより、前記ドームカバーの位置決めをおこなう位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記位置決め部に設けられ、前記ドームカバーを、光軸に沿って物体側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 前記位置決め手段は、前記ドームカバーに設けられて光軸を中心とする径方向に突出する突起部と、前記金属カバー部の開口部の外周側に設けられて前記突起部と当接する突起受け部と、によって構成されることを特徴とする請求項2または3に記載のカメラ。
  5. 前記固定手段は、前記金属カバー部および前記ベース部に設けられたねじ穴と、当該ねじ穴に螺合されるねじと、によって構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のカメラ。
  6. 外光を取り込むレンズと、前記レンズによって取り込んだ外光を撮像する撮像素子と、を備えたカメラであって、
    前記レンズを保持するベース部と、
    外光を透過させる開口部を備え、前記ベース部に対して当該ベース部の物体側から光軸に沿って挿脱可能な金属カバー部と、
    前記金属カバー部を前記ベース部に固定する固定手段と、
    外光を透過させ、前記レンズを物体側から覆うドームカバーと、
    前記金属カバー部の像面側または前記ベース部の物体側に設けられた伝熱手段と、
    を備え、
    前記伝熱手段は、前記固定手段によって前記金属カバー部を前記ベース部に固定した状態において、像面側の端面および物体側の端面が、それぞれ、前記ベース部の物体側と前記金属カバー部の像面側とに当接するように配置され、
    前記ベース部は、前記金属カバー部との当接部分が少なくとも金属によって形成されることを特徴とするカメラ。
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