JP2019211155A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納容器内の貯蔵物を収納容器内の内底面側からも冷気で冷却でき、かつ収納容器の内底面に結露が発生しても収納容器内の貯蔵物に結露が直接に接触することを防止できる冷蔵庫を提供することを課題とする。【解決手段】冷蔵庫1は、貯蔵室としての冷蔵室4と、冷蔵室4に設けられた収納容器としてのチルドケース10とを備える。チルドケース10の収納空間底側Vには、上端部21が非平面である突起部20が配列されている。【選択図】図4

Description

本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫は、一般に、食品等の貯蔵物を収納するチルドケースのような収納容器を冷蔵室内に有している。
この収納容器の内底面はフラットな面で構成されており、貯蔵物は、このフラットな内底面上に面接触した状態で置かれる(特許文献1参照)。
特開2007−46848号
ところが、従来のこのような収納容器では、通常、貯蔵物が、フラットな内底面上に面接触した状態で置かれることが多く、この場合、内底面と貯蔵物の下面との間には隙間がない。
このため、貯蔵物の下面には冷気が流れなくて貯蔵物を十分に冷却できず、この結果、貯蔵物の冷却速度が遅い。また、収納容器内に結露が発生すると、結露が貯蔵物の下面に直接に接触する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、収納容器内の貯蔵物を収納容器内の内底面側からも冷気で冷却でき、かつ収納容器の内底面に結露が発生しても収納容器内の貯蔵物に結露が直接に接触することを防止できる冷蔵庫を提供することを課題とする。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室内に設けられた収納容器とを備え、前記収納容器の収納空間底側には、上端部が非平面である突起部が配列されている。
実施形態で、冷蔵庫の内部構造例を示す模式的な正面部分断面図である。 実施形態で、冷蔵庫のチルド室とその付近の構造例を示す側面部分断面図である。 実施形態で、冷蔵庫のチルド室とその付近の構造例を示す斜視図である。 実施形態で、冷蔵庫のチルドケースの形状例を示す斜視図である。 実施形態で、冷蔵庫の突起部の形状例を示す斜視図である。 (A)は図4に示すチルドケースのP−P線における側面断面図、(B)は(A)の要部を説明する部分拡大図である。 (A)〜(C)は、何れも、実施形態で、冷蔵庫の突起部の他の形状例を示す斜視図である。 (A)、(B)は、何れも、実施形態で、冷蔵庫の突起部の他の形状例を示す斜視図である。 実施形態で、冷蔵庫の突起部の他の形状例を示す斜視図である。 実施形態で、冷蔵庫の突起部の他の形状例を示す斜視図である。 比較例で、冷蔵庫のチルドケースを示す斜視図である。 (A)は図11に示すチルドケースのQ−Q線における側面断面図、(B)は(A)の要部を説明する部分拡大図である。
以下、図面を用いて、実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。図1は、実施形態の内部構造例を示す模式的な正面部分断面図である。
(冷蔵庫1の全体構成)
図1に示す冷蔵庫1は、本体2を有している。この本体2は、断熱性を有するキャビネットを備えている。そして本体2の内部には、複数の貯蔵室が形成されている。本体2の上部には、貯蔵室としての冷凍室3が設けられ、この冷凍室3の下部には、貯蔵室としての冷蔵室4が設けられている。なお、図面において、X方向は、冷蔵庫1の全幅方向であり、Y方向は、冷蔵庫1の奥行方向であり、Z方向は、冷蔵庫1の上下方向(縦方向)である。
本体2の前面側には、冷凍室用の扉5と冷蔵室用の扉6とが設けられている。扉5は、図示しないヒンジを介して本体2に取り付けられ、冷凍室3の前面側開口部を開閉する。扉6は、図示しないヒンジを介して本体2に取り付けられ、冷蔵室4の前面側開口部を開閉する。冷凍室3内には、例えば複数の棚板が配置されている。冷蔵室4内には、チルド室7と、複数の棚板と、野菜室とが配置されている。冷蔵庫1の構造例では、チルド室7は、冷蔵室4内の上部に配置され、野菜室は、冷蔵室4内の下部に配置されている。
冷凍室3は、冷凍温度帯の貯蔵室であり、例えば約−20℃前後の温度に調整される。冷蔵室4は、冷蔵温度帯の貯蔵室であり、例えば約3℃から5℃の温度に調整される。本体2の冷凍室3の背部には、冷凍室3を冷却するための冷凍用冷却器が配置されている。また、本体2の冷蔵室4の背部には、冷蔵室4を冷却するための冷蔵用冷却器が配置されている。これらの冷凍用冷却器と冷蔵用冷却器とは、冷蔵庫の機械室に配置された圧縮機等とともに、冷蔵庫の冷凍サイクルを構成している。
(チルド室7の構成)
図2は、チルド室7とその付近の構造例を示す正面部分断面図である。図3は、チルド室7とその付近の構造例を示す斜視図である。図4は、チルド室7内に配置されたチルドケース10の形状例を示す斜視図である。チルド室7は、例えば−1℃から+1℃の範囲の低温度帯で貯蔵物を貯蔵する。
図1に示すように、チルド室7は、チルド照明7T(照明部)と、チルドダクト7Dと、チルドケース10と、温度センサTS(図2を参照)とを有している。チルド照明7Tは、チルド室7のチルドケース10内を照明するための照明部である。チルド照明7Tは、例えばLED(発光ダイオード)ランプを有する。チルドダクト7Dは、例えば発泡スチロールで作られた冷気通路から、チルド用の冷気をチルドケース10内へ送るための冷気供給管である。温度センサTSは、冷蔵室4内の温度を検出して、図示しない制御部に温度信号を送る。
図3と図4に示すチルドケース10は、ハムや肉類やヨーグルトのような食品等の貯蔵物を収納してチルドするための収納容器の一例である。チルドケース10は、内部に収納された貯蔵物が見え易いようにするために、例えば透明あるいは半透明のプラスチック製の容器にされている。チルドケース10は、底面部11と、左右の側面部12,13と、背面部14とを有する。チルドケース10の底面部11は、冷蔵庫1の水平面(XY平面)に沿って配置されている。
チルドケース10の左右の側面部12,13は、冷蔵室4の左右の側板4F,4R(図3を参照)の内面に平行になっている。側面部12,13の前側には、補強部分12S,13Sが形成されている。補強部分12S,13Sが形成されていることで、プラスチック製の側面部12,13の強度の補強をしている。
チルドケース10の背面部14は、チルド照明7Tからの光とチルドダクト7Dからの冷気とを直接にチルドケース内に導入するための凹部15を有している。この凹部15は、チルドケース幅方向であるX方向に沿って形成されている。チルド照明7Tと、チルドダクト7Dとは、凹部15によって前方W(図4を参照)側に露出している。これにより、図3に示すチルド照明7Tが発生する光は、背面部14により遮られることがなく、チルド室7とチルドケース10内を照明することができる。そして2つのチルドダクト7Dは、背面部14により遮られることがなく、チルド室7内にチルド用の冷気をスムーズに送ることができる。
チルドケース10の底面部11の前端側には、使用者が手を掛けてチルドケース10を前方Wに引き出すための取っ手18が設けられている。この取っ手18は、底面部11の前端側の全幅方向(X方向)に渡って設けられても良いし、一部分に設けられていても良い。
図3に示すように、このチルドケース10は、本体2の側板4F,4Rの内面側に設けられた支持部に支持されている。チルドケース10は、チルド室7において、この支持部に沿って、Y方向にスライドすることで出し入れ可能である。
(チルドケース10の突起部20の形状例)
図4に示すチルドケース10の収納空間底側Vには、上端部が非平面である突起部20が配列されている。
この実施形態では、チルドケース10の底面部11の内底面19上に、薄板状で長方形の熱伝導性に優れた金属プレートとしてアルミプレート70が着脱可能に配置されている。そしてアルミプレート70の上面側に複数の突起部20が配列されていることで、チルドケース10の収納空間底側Vに複数の突起部20が配列された構成にされている。
複数の突起部20は、アルミプレート70の上面側にほぼ全面に渡って密に配列されている。すなわち、複数の突起部20がX方向とこのX方向に直交するY方向に沿ってマトリックス状に密接して配列されている。複数の突起部20の配列は、内底面19における凹凸形状あるいはディンプル形状とも呼ぶことができる。
図5に例示するように、各突起部20は、Z方向に向けて突き出している上端部21を有する。図6で、(A)は図4に示すP−P線における断面図であり、(B)はそれぞれの要部の部分拡大図である。各突起部20は、冷気CWが内底面19に沿って通りやすいように、上端部21が非平面である立体であり、突起部20は、例えば四角錐状(あるいはピラミッド状)である。
図6に示すように、各突起部20によって、チルドケース10内に配置される貯蔵物Mとチルドケース10の内底面19上のアルミプレート70との間に、冷気CWを通す隙間SPが形成される構造になっている。しかも、各突起部20の上端部21は、例えば尖っていて非平面であるので、上端部21が貯蔵物Mの底面Bを、点接触で支持する。
(実施形態の作用と効果)
次に、実施形態の作用と効果を説明する。図2に示すチルド室7は、冷蔵室4の温度よりもやや低く、例えば−1℃から+1℃の低温度帯に調整されている。図6に示す例では、チルドケース10は、チルド室7内に配置されており、チルドケース10内には、大小の貯蔵物Mが収納されている。各貯蔵物Mの底面Bは、内底面19上のアルミプレート70の複数の突起部20の上に置かれている。
図3〜図6に示すように、複数のチルドダクト7Dから吹き込まれる冷気CWは、背面部14の凹部15を通過して、チルドケース10内に入り込む。入り込んだ冷気CWは、チルドケース10内において、貯蔵物Mの上面部と側面部に沿って、前方Wに向けて通過する。しかも、冷気CWは、貯蔵物Mの底面Bとチルドケース10の底面部11上のアルミプレート70との隙間SPを通過する。冷気CWによって、貯蔵物Mの上面と側面と底面部11上のアルミプレート70とを通り過ぎることで、貯蔵物Mがまんべんなく冷やされる。
このように、チルドケース10の収納空間底側V(アルミプレート70の上面側)には上端部が非平面である突起部20が配列されている。従って、チルドケース10内では、チルドケース10内の貯蔵物Mの底面Bが突起部20の上端部21に当接して置かれるので、貯蔵物Mがアルミプレート70に対してやや浮いた状態になり、貯蔵物Mの底面Bとアルミプレート70との間に隙間SPが形成される。
このため、この隙間SPに冷気CWをスムーズに通すことができ、チルドケース10内の内底面19側からも(すなわちアルミプレート70側からも)各貯蔵物Mを冷却することができる。従って、各貯蔵物Mの冷却速度を従来に比べて遥かに速くして各貯蔵物Mをまんべんなく冷却することができる。しかも、チルドケース10の内底面19上のアルミプレート70上に結露が発生しても、結露が貯蔵物Mに直接に接触することを十分に防止できる。
また、チルドケース10内では、大きな貯蔵物Mが背面部14寄りの後側の位置に置かれ、小さな貯蔵物Mが取っ手18寄りの前側の位置に置かれることがある。この場合、冷気CWは、後側の大きな貯蔵物Mとアルミプレート70との隙間SPを通過し、前側の小さな貯蔵物Mとのアルミプレート70との隙間SPを通過する。このため、大きな貯蔵物Mが後側に存在していても、前側の小さな貯蔵物Mを早い冷却速度で冷却することができる。
また、チルド照明7Tは、チルド室7のチルドケース10内を照明している。収納空間底側Vの凹凸形状を形成している各突起部20が密に配列されていることで(例えば図4参照)、正四角錐状のものが密に配列された模様が形成されている。この構成により、各突起部20が、チルドケース10の内底面19上のアルミプレート70においてチルド照明7Tの光を乱反射するので、チルドケース10の全体が光って見えることから、チルドケース10の全体がよりきれいに見える。
特に、チルドケース10内に収納された貯蔵物Mの量が少ない場合に、チルドケース10の内底面19上のアルミプレート70全体が光って見える。従って、透明あるいは半透明のチルドケース10であっても、チルドケース10の視認性が向上し、チルドケース10とチルド室7の外観上の見栄えが良くなる。
(突起部20の他の形状例)
次に、突起部20の他の形状例を、図7と図8を参照して説明する。図7(A)に示す突起部20は、正三角錐状(ダイヤモンドの結晶構造状)である。図7(B)に示す突起部20は、五角錐状である。図7(C)に示す突起部20は、正六角錐状である。突起部20は、これらに限らない多角錐状であってもよい。
図8(A)に示す突起部20は、円錐状である。図8(B)に示す突起部20は、半球状である。なお、半球状に限らず、少なくとも上部が湾曲凸状にされた突起部であってもよい。
図5と図7(A)〜(C)と図8(A)、図8(B)とに示す突起部20は、図4に例示するようにチルドケース10内に配置される貯蔵物Mと、チルドケース10の内底面19上のアルミプレート70との間に、隙間SPを形成する。しかも、各突起部20の上端部21は、尖っていて非平面であり、上端部21が貯蔵物Mの底面Bを点接触で支持する構成にされている。
図5と図7(A)〜(C)と図8(A)、(B)とに示す各突起部20の形状の他に、突起部の形状としては、例えば別の種類の多角錐や楕円錐(低面が楕円状)であっても良い。各種の突起部20は、図4に例示するように内底面19のほぼ全面に渡って、X方向とY方向に沿ってマトリックス状になるように密に配列される。また、図示した各種の突起部20は、2種類以上混ぜてマトリックス状に配列することもできる。
図9に示す突起部20は、比較的短いリブ状の突出部である。このリブ状の突起部20の場合には、突起部20の配置方向は、好ましくは冷気CWの流れる方向に平行である。各突起部20の上端部21は尾根状に尖っていて非平面であるので、上端部21が貯蔵物の下面を、線接触で支持する。これにより、冷気CWの流れは、突起部20の存在により阻害されにくく、冷気CWは、チルドケース内の貯蔵物をまんべんなく冷却できる。
図10に示す突起部20Aは、比較的長い2本のリブ状の突出部である。このリブ状の突起部20Aは、冷気CWの流れる方向に沿って背面部14から延び出し、途中でそれぞれ側面部12、13側へ曲がって延びている。突起部20Aは、チルドケース内に配置される貯蔵物と、チルドケースの内底面上のアルミプレートとの間に、隙間を形成する。しかも、各突起部20Aの上端部21Aは、尾根状に尖っており、上端部21Aが貯蔵物の底面を線接触で支持することができる。
なお、突起部20Aの形状は、冷気CWの流動方向や流量に応じて適宜に変更してもよい。
(比較例)
図11は、比較例であるチルドケース100を示す斜視図である。図12は、図11のQ−Q線における断面図である。図11、図12に示すように、比較例のチルドケース100の底面部111の内底面119には、アルミプレート170が置かれている。このアルミプレート170は、平坦面であり、突起部は全く有していない。
図12に示す貯蔵物Mの底面Bは、平坦面である内底面119上のアルミプレート170に面接触している。すなわち、貯蔵物Mの底面Bと、平坦面であるのアルミプレート170との間には、隙間が生じない。従って、冷気CWは、貯蔵物Mの上面と側面に沿って通過するが、貯蔵物Mの底面Bとチルドケース100の内底面119上のアルミプレート170との間を通過できない。このため、冷気CWは、貯蔵物Mをまんべんなく素早く冷やすことができない。
また、上のアルミプレート170に結露が発生した場合には、チルドケース100内の貯蔵物Mの底面Bとチルドケース100内のアルミプレート170との間には、隙間が設けられていない。従って、結露が貯蔵物Mに直接に接触しており、貯蔵物Mが結露により濡れてしまう。
さらに、チルドケース100内において、大きな貯蔵物Mが背面部114寄りの後側の位置に置かれ、小さな貯蔵物Mが取っ手118寄りの前側の位置に置かれることがある。この場合には、冷気CWは、後側の大きな貯蔵物Mと内底面119上のアルミプレート170との間を通過できず、前側の小さな貯蔵物Mと内底面19上のアルミプレート170との間も通ることができない。
この場合には、チルドケース100内では、大きな貯蔵物Mの付近においては冷気CWが対流し易くなる。このため、温度センサが対流した冷気CWの温度を誤って検出してしまうことがある。従って、冷蔵室やチルド室の温度を正確に測定できなくなるおそれがある。
以上、実施形態を挙げて説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図1に示す冷蔵庫1の構造は、あくまで一例であり、任意の構造を採用することができる。アルミプレート70上に複数の突起部20が形成された例に代えて、複数の突起部20がチルドケース10の底面部11上に直接に形成されていても良い。この場合、複数の突起部20の成形を、チルドケース10を成形するのと同時に行うことができる。また、突起部20の配列を、チルドケース10に限らず、ドアポケッット等にも適用することが可能である。
また、冷蔵庫1では、上部に冷凍室が配置され下部に冷蔵室が配置されているが、この他の構造例として、冷蔵庫の上部に冷蔵室が配置され、冷蔵庫の中間部にチルド室や野菜室等が配置され、冷蔵庫の下部に冷凍室が配置されるようにしても良い。
1 冷蔵庫
2 本体
3 冷凍室(貯蔵室)
4 冷蔵室(貯蔵室)
4F 側板
4R 側板
5 扉
6 扉
7 チルド室
7D チルドダクト(ダクト)
7T チルド照明(照明部)
8 棚板
9 野菜室
10 チルドケース(収納容器)
11 底面部
12 側面部
13 側面部
12S 補強部分
13S 補強部分
14 背面部
15 凹部
18 取っ手
19 内底面
20 突起部
20A 突起部
21 上端部
21A 上端部
70 アルミプレート
100 チルドケース
111 底面部
118 取っ手
119 内底面
170 アルミプレート
B 底面
CW 冷気
M 貯蔵物
SP 隙間
TS 温度センサ
V 収納空間底側
W 前方

Claims (11)

  1. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室内に設けられた収納容器と
    を備え、
    前記収納容器の収納空間底側には、上端部が非平面である突起部が配列されている冷蔵庫。
  2. 前記突起部が四角錐状である請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記突起部が三角錐状である請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記突起部が多角錐状である請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前記突起部が円錐状である請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 前記突起部がリブ状である請求項1に記載の冷蔵庫。
  7. 前記突起部の少なくとも上部が湾曲凸状である請求項1に記載の冷蔵庫。
  8. 前記収納容器がチルドケースであり、
    前記貯蔵室の後側には、前記チルドケース内を照らす照明部が設けられている請求項1に記載の冷蔵庫。
  9. 前記貯蔵室の後側には、前記チルドケース内に冷気を送るダクトが設けられている請求項8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記チルドケースの背面部が、前記照明部からの光と前記ダクトからの冷気とを直接にチルドケース内に導入するための凹部を有する請求項9に記載の冷蔵庫。
  11. 前記収納容器の内底面上に金属プレートが配置されており、前記金属プレートの上面側に前記突起部が設けられている請求項1〜10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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