JP2019210676A - 開孔補強具 - Google Patents
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Abstract
Description
第1実施形態に係る補強具及びそれを有する梁について説明する。
最初に、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る梁1の構造について梁1の作製過程と共に説明する。本実施形態に係る梁1は建造物の水平方向に沿って配置される。特に、梁1は、水平方向に沿って略直線状に延びるとよく、かつ略四角形状の横断面を有するとよいが、このことは本発明を限定しない。梁1はまた、建造物の柱下の基礎(図示せず)を連結する基礎梁であるとよいが、このこともまた本発明を限定しない。
図2、図3(a)及び図3(b)を参照して、本実施形態に係る開孔補強具10について説明する。図2に示すように、補強具10は、開孔2の周縁部2aを囲むように配置可能に構成される環状体20を有する。環状体20は、細長形状に形成されると共に環状体20の周方向の一部に沿って配置される内側取付部20a及び外側取付部20bを有する。外側取付部20bは、内側取付部20aとその外周側にて対向するように位置する。
図2を参照して、環状体20の詳細について説明する。環状体20は、開孔2の周縁部2aを囲むように配置可能に構成される内側リング筋21を有する。環状体20は、内側リング筋21を囲むように形成され、かつ内側リング筋21の外周側に配置される外側リング筋22を有する。内側及び外側リング筋21,22は1つの材料を用いて一体に形成され、かかる内側及び外側リング筋21,22が一筆書き状に連続して形成される。このような内側及び外側リング筋21,22に用いられる材料は金属材料であるとよい。
図1、図2、図3(a)及び図3(b)を参照して、一方側スリーブ受け30の詳細について説明する。図1及び図2に示すように、一方側スリーブ受け30の突出方向の先端部30aは、スリーブ設置状態で、スリーブSに当接可能に構成される。図3(a)及び図3(b)に示すように、一方側スリーブ受け30の突出方向の中間部30bに、内側嵌合部31が配置される。一方側スリーブ受け30の突出方向の基端部30cに、外側嵌合部32が配置される。
図2を参照して、他方側スリーブ受け40の詳細について説明する。他方側スリーブ受け40は、その突出方向に沿って延びる本体部41と、この本体部41の突出方向の先端区域に取り付けられるキャップ部42とを有する。本体部41の突出方向の基端区域は内側リング筋21に接合される。本体部41は金属材料を用いて構成されるとよい。この場合、本体部41の金属材料の種類は、内側リング筋21に溶接可能なものであるとよい。キャップ部42はプラスチック製であるとよいが、これに限定されない。
第2実施形態に係る補強具について説明する。本実施形態に係る補強具は、特に以下で述べない限り、第1実施形態に係る補強具と同様である。本実施形態の構成要素は、第1実施形態の構成要素と同じである場合、特に限定しない限り、それと同様の名称及び符号を付す。
第3実施形態に係る補強具について説明する。本実施形態に係る補強具は、特に限定しない限り、第2実施形態に係る補強具と同様である。本実施形態の構成要素は、第2実施形態の構成要素と同じである場合、特に限定しない限り、それと同様の名称及び符号を付す。
第4実施形態に係る補強具について説明する。本実施形態に係る補強具は、特に限定しない限り、第1実施形態に係る補強具と同様である。本実施形態の構成要素は、第1実施形態の構成要素と同じである場合、特に限定しない限り、それと同様の名称及び符号を付す。
第5実施形態に係る補強具について説明する。本実施形態に係る補強具は、特に限定しない限り、第4実施形態に係る補強具と同様である。本実施形態の構成要素は、第4実施形態の構成要素と同じである場合、特に限定しない限り、それと同様の名称及び符号を付す。
10,50,70,80,110…開孔補強具(補強具)、20,90…環状体、20a,90a…内側取付部、20b,90b…外側取付部、20c…中心軸線、30,100…一方側スリーブ受け、31…内側嵌合部、32…外側嵌合部、60…他方側スリーブ受け、P…一方側配置範囲、p1,p2…一方側境界線、p3…一方側中央線、Q…他方側配置範囲、q1,q2…他方側境界線、q3…他方側中央線、θ1,θ2…角度
Claims (4)
- 鉄筋コンクリートの梁にてその幅方向に貫通する開孔の周囲に配置され、かつ前記開孔を形成すべく、前記開孔の周縁部に対応して形成される外周部を有するスリーブを設置するときに、前記スリーブの周囲に設置される開孔補強具であって、
前記開孔の周縁部を囲むように配置可能に構成される環状体と、
前記環状体から前記環状体の内周側に突出するように形成されるスリーブ受けと
を備え、
前記環状体が、細長形状に形成され、かつ前記環状体の周方向の一部に沿って配置される内側及び外側取付部を有し、
前記外側取付部が、前記内側取付部の外周側にて前記内側取付部と対向するように位置し、
前記スリーブ受けが、前記外側取付部から前記内側取付部を超えて前記内側取付部の内周側に延びており、
前記スリーブ受けに用いられる材料の縦弾性係数が金属の縦弾性係数よりも低くなっており、
前記スリーブ受けが、それぞれ前記内側取付部及び前記外側取付部に対応して凹形状に形成される内側及び外側嵌合部を有し、
前記スリーブ受けの内側及び外側嵌合部が、それぞれ、前記内側及び外側取付部に嵌合している、開孔補強具。 - 前記スリーブ受けに用いられる材料がプラスチックとなっている、請求項1に記載の開孔補強具。
- 2つの前記スリーブ受けを備え、
前記環状体が、その周方向に並ぶ2つの前記内側取付部と、それぞれ前記2つの内側取付部と対向するように前記環状体の周方向に並ぶ2つの前記外側取付部を有し、
前記2つのスリーブ受けは、前記環状体の中心軸線から前記環状体の外周側に向かって直線状に延びる2つの境界線が互いに前記環状体の中心軸線を基準に前記環状体の周方向にて110度の角度を成して挟み込むように設定される配置範囲内に位置しており、
さらに、前記2つのスリーブ受けは、それぞれ、前記環状体の周方向にて前記2つの境界線間の中央に位置する中央線の両側に位置しており、
前記環状体を前記スリーブの周囲に配置した設置状態で、前記中央線が、前記開孔の中心軸線から鉛直方向の上方又は下方に向かって延びるように配置されており、
前記2つのスリーブ受けの内側嵌合部がそれぞれ前記2つの内側取付部に嵌合し、かつ前記2つのスリーブ受けの外側嵌合部がそれぞれ前記2つの外側取付部に嵌合している、請求項1又は2に記載の開孔補強具。 - 前記環状体を前記スリーブの周囲に配置した設置状態で、前記スリーブ受けが、その突出方向を鉛直方向に向けるように配向され、かつ前記スリーブの中心軸線の真上又は真下に位置している、請求項1又は2に記載の開孔補強具。
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2018
- 2018-06-04 JP JP2018106837A patent/JP7092340B2/ja active Active
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