JP7426351B2 - 鉄筋籠用の主筋移動防止具、これを備える鉄筋籠 - Google Patents
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Description
少なくとも主筋部材、補強枠、および前記主筋部材に対して前記補強枠を固定する固定具で構成された鉄筋籠の前記主筋部材に取り付けられ、
前記補強枠に対して前記主筋部材が移動したときに、前記固定具に当接する固定具当接部を有している
主筋移動防止具が提供される。
前記主筋移動防止具は、
前記主筋部材が挿通される主筋部材挿通孔を有しており、
前記主筋部材挿通孔に前記主筋部材が挿通された状態で、外部からの圧力によって変形することにより、前記主筋部材に対して取り付けられる。
前記主筋移動防止具は、
前記主筋部材を挟持する少なくとも一対の挟持片を備えており、
一対の前記挟持片で前記主筋部材を挟む込むことによって前記主筋部材に対して取り付けられる。
前記主筋部材が挿通される主筋部材挿通孔と、側周面から前記主筋部材挿通孔に至る側面孔を有しており、
前記側面孔に入れられた押し部材の先端で前記主筋部材挿通孔に挿通させた前記主筋部材の側周面を押圧することによって前記主筋部材に対して取り付けられる。
前記主筋移動防止具は、
前記主筋部材と接する面に、前記主筋部材の表面における凹凸と一部当接する凸凹を有している。
前記主筋移動防止具は、
表面に凹凸が形成された前記主筋部材が螺入される、前記凹凸に噛み合う雌ネジ孔を有している。
上述した主筋移動防止具を備える鉄筋籠が提供される。
図1および図2を参照して、本実施形態に係る固定具150を用いて組み立てられる鉄筋籠100の全体構成について簡単に説明する。
次に、本実施形態に係る鉄筋籠100の組立方法について説明する。工事現場において、輪状に形成した補強枠120をそれぞれ地面から略垂直に立てておき、これらの内側に必要な本数の主筋部材110を略水平方向に配置して各主筋部材110と補強枠120とを固定具150を用いて交差接合する。
本実施形態に係る主筋移動防止具160によれば、鉄筋籠100を複数縦方向に重ねたときにおいて、万一、自重により上側の鉄筋籠100の最上段の補強枠120(もちろん、最上段に限られず、他の補強枠120であってもよい。)に対して同じ鉄筋籠100の主筋部材110が下方に移動して(ずれて)しまったとしても、主筋部材110に取り付けられた主筋移動防止具160が固定具150(本実施例の場合、固定具150の交差クランプ152)に当接して上側の鉄筋籠100の重量は固定具150全体で支えることになり、それ以上主筋部材110が移動するのを止めることができる。また、万一、重量に耐えきれずに固定具150の一部(本実施例の場合、固定具150の交差クランプ152)が撓んだとしても、当該固定具150の一部(本実施例の場合、固定具150の交差クランプ152)が補強枠120に当接することにより、主筋移動防止具160が固定具150(本実施例の場合、固定具150の交差クランプ152)を介して補強枠120に当接支持されるので、主筋部材110が必要以上に移動して(ずれて)しまうのを防止することができる。なお、固定具150に当接する部分を主筋移動防止具160の固定具当接部166という(図8を参照)。また、主筋移動防止具160における固定具当接部166は、固定具150における交差クランプ152以外の部分に当接するようになっていてもよい。
上述した実施形態では、主筋部材挿通孔162を有しており、当該主筋部材挿通孔162に主筋部材110が挿通された状態で、外部からの圧力によって変形することにより、主筋部材110に対して取り付けられる主筋移動防止具160について説明したが、図9に示すように、主筋部材110を挟持する少なくとも一対の挟持片170,172を備えており、一対の挟持片170,172で主筋部材110を挟む込むことによって当該主筋部材110に対して取り付けられる主筋移動防止具160としてもよい。
上述した実施形態では、主筋部材挿通孔162を有しており、当該主筋部材挿通孔162に主筋部材110が挿通された状態で、外部からの圧力によって変形することにより、主筋部材110に対して取り付けられる主筋移動防止具160について説明したが、図11に示すように、主筋移動防止具160に、当該主筋移動防止具160の側周面から主筋部材挿通孔162の表面に至る側面孔194を設けておき、この側面孔194に押し部材196を入れていき、当該押し部材196の先端で主筋部材挿通孔162に挿通させた主筋部材110の側周面を押圧させることにより、主筋部材110に対して主筋移動防止具160を取り付けるようにしてもよい。側面孔194および押し部材196はネジ式のものが好適であるが、単純な棒材をハンマー等で挿通させる方法など適宜の方法を用いることができる。なお、図11には、表面に凹凸が形成された主筋部材110を描いているが、凹凸の無い主筋部材110を用いてもよい。
また、主筋部材110の種類によっては、図12に示すように、正面に連続的あるいは断続的に雄ネジ状の凹凸112が形成されているものがある。このような主筋部材110には、図13に示すように、表面に凹凸112が形成された主筋部材110が螺入される、凹凸112に噛み合う雌ネジ孔190を有している主筋移動防止具160を用いることができる。
さらに、ここまで説明してきた主筋移動防止具160では、鉄筋籠100の主筋部材110が下方に移動して(ずれて)しまったときに、主筋部材110に取り付けられた主筋移動防止具160が固定具150に当接して当該移動を止めるようになっていたが、これに変えて、例えば、図15に示すように、補強枠120に直接的に当接する補強枠当接部200を主筋移動防止具160に設けてもよい。
また、例えば、図16に示すように、補強枠120に対して主筋部材110が移動したときに当該補強枠120との間に設けられた中間支持部材210を介して補強枠120に当接する中間支持部材当接部202を主筋移動防止具160に設けてもよい。
なお、ここまでの説明では、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の外側周を囲むように補強枠120を配置していたが、これに変えて、多数の主筋部材110で構成された略円柱状の構造体の内側周に補強枠120を配置してもよいし、外側周および内側周の両方に補強枠120を配置してもよい。内側周に配置した補強枠120に固定具150、主筋移動防止具160、あるいは中間支持部材210が当該補強枠120に当接することについてはここまでに説明した内容と同様である。
160…主筋移動防止具、162…主筋部材挿通孔、164…切れ目、166…固定具当接部
170,172…挟持片、174…ヒンジ部、176…挟持凹所部、178…留め部、180…ピン、182…ピン孔、186…ネジ孔
190…雌ネジ孔、192…無機グラウト材、194…側面孔、196…押し部材
200…補強枠当接部、202…中間支持部材当接部
210…中間支持部材
Claims (7)
- 少なくとも主筋部材、補強枠、および前記主筋部材に対して前記補強枠を固定する固定具で構成された鉄筋籠の前記主筋部材に取り付けられ、
前記補強枠に対して前記主筋部材が移動したときに、前記固定具に当接する固定具当接部を有している
主筋移動防止具。 - 前記主筋部材が挿通される主筋部材挿通孔を有しており、
前記主筋部材挿通孔に前記主筋部材が挿通された状態で、外部からの圧力によって変形することにより、前記主筋部材に対して取り付けられる
請求項1に記載の主筋移動防止具。 - 前記主筋部材を挟持する少なくとも一対の挟持片を備えており、
一対の前記挟持片で前記主筋部材を挟む込むことによって前記主筋部材に対して取り付けられる
請求項1に記載の主筋移動防止具。 - 前記主筋部材が挿通される主筋部材挿通孔と、側周面から前記主筋部材挿通孔に至る側面孔を有しており、
前記側面孔に入れられた押し部材の先端で前記主筋部材挿通孔に挿通させた前記主筋部材の側周面を押圧することによって前記主筋部材に対して取り付けられる
請求項1に記載の主筋移動防止具。 - 前記主筋部材と接する面に、前記主筋部材の表面における凹凸と一部当接する凸凹を有している
請求項1に記載の主筋移動防止具。 - 表面に凹凸が形成された前記主筋部材が螺入される、前記凹凸に噛み合う雌ネジ孔を有している
請求項1、2、および4のいずれか1項に記載の主筋移動防止具。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の主筋移動防止具を備える鉄筋籠。
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