JP2019209368A - 溶融金属の注入ノズル - Google Patents

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【課題】溶融金属の注入時にノズルの閉塞を抑制しつつ十分な旋回流付与効果を確保可能な、溶融金属の注入ノズルを開示する。【解決手段】流路の横断面の形状が楕円又は長円であり、前記楕円又は前記長円の長径が、短径に対して1.2倍以上3倍以下であり、前記楕円又は前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°以上捻られており、前記楕円又は前記長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さが、前記長径と前記短径との差の0.35倍以上3.5倍以下である、溶融金属の注入ノズルとする。【選択図】図1

Description

本願は、溶融金属を旋回させながら吐出することが可能な、溶融金属の注入ノズルを開示する。
溶融金属の注入ノズルにおいて、内部の溶融金属流を旋回させると、ノズルから吐出する流れの最大流速が低下し吐出流による容器内流動の乱れを抑制できることが知られている。溶融金属流を旋回させる技術として、例えば、特許文献1には、レードルからタンディッシュへの注入に用いられるロングノズル内に螺旋状の溝を設ける技術が開示されている。また、特許文献2には、タンディッシュから鋳型への注入に用いられる浸漬ノズルの内壁に螺旋状の突起を設ける技術が開示されている。さらには、特許文献3には、タンディッシュから鋳型への注入に用いられる浸漬ノズル内にねじりテープ状の旋回羽根を設ける技術が開示されている。
特開2006−346688号公報 特開平11−047896号公報 特開2000−237852号公報
特許文献1及び2に開示された技術は、ノズルの内壁面近傍の溶融金属流に限定的に旋回を付与するもので、得られる旋回流が弱いという課題がある。また、特許文献3に開示された技術は、浸漬ノズル内の旋回羽根及びその周囲が非金属介在物によって閉塞し易いという課題がある。さらに特許文献1〜3に開示された技術は、溝、突起及び旋回羽根の周囲が非金属介在物や凝固した金属によって埋まって効果が損なわれ易いという課題や、溝、突起及び旋回羽根の縁の凸部が溶損して溶融金属を汚染し易いという課題もある。
本願は、上記課題を解決するための手段の一つとして、流路の横断面の形状が楕円又は長円であり、前記楕円又は前記長円の長径が、短径に対して1.2倍以上3倍以下であり、前記楕円又は前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°以上捻られており、前記楕円又は前記長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さが、前記長径と前記短径との差の0.35倍以上3.5倍以下である、溶融金属の注入ノズルを開示する。
「横断面」とは、ノズル長手方向に直交する方向における断面をいう。
「長円」とは、2つの円を2本の平行な共通接線で繋げた形状のものをいう。
「ノズル長手方向」とは、ノズル内部において流路が伸びる方向と一致する。
「前記楕円又は前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°以上捻られており」とは、言い換えれば、ノズル長手方向の一端から他端へと向かって、楕円又は長円の長径の一端及び他端の軌跡が二重螺旋状となり、且つ、各螺旋がそれぞれ半周以上旋回していることを意味する。
本開示の注入ノズルのポイントは、断面形状はシンプルな楕円又は長円とした上で、それを流動方向に対して一定の向きで捻ることにある。この形状は、円断面に螺旋状の溝や突起を設けた従来技術や流路内部に旋回羽根を設けた従来技術とは異なり、溝、突起及び旋回羽根の周囲が非金属介在物や凝固した金属によって埋まって効果が損なわれたり、溝、突起及び旋回羽根の縁の凸部が溶損して溶融金属を汚染したり、流路が閉塞したり、といった課題を生じることがない。また、流路そのものを捻るので、流路内壁に螺旋状の溝や突起を設ける場合に比べて効率良く旋回を得ることができる。さらに、このような流路形状は、耐火物で構成することが容易であり、実製造プロセスへの適用が可能である。
本開示の溶融金属の注入ノズルの流路形状の一例を示す図である。 本開示の溶融金属の注入ノズルの流路形状の一例を示す図である。 本開示の溶融金属の注入ノズルの用途の一例を説明するための図である。 比較例1に係るノズルの流路横断面形状を説明するための図である。 比較例2に係るノズルの流路横断面形状を説明するための図である。
本発明者は、ノズル内を流下する溶融金属に旋回付与するにあたり、従来技術の問題点を解消する方法について考察と実験を重ねた。その際、流路の閉塞等を防止する観点から、流路を二分する羽根のような構造物を内挿せず、ノズル内壁の形状を工夫することとした。次に、ノズル内壁の形状を工夫するにあたっては、横断面の一部に溝や突起を設けるのではなく横断面全体の形状を変化させて、旋回流付与効果を高めることを指向した。さらに、内壁耐火物の損耗を防止する観点等から、内壁面に局所的な溝や突起を設けることは避けた。
上記指針をもって実験と考察を重ねた結果、本発明者は、ノズルの流路の横断面の形状を楕円又は長円とし、当該楕円又は長円の長径方向をノズルの上から下に向けて一方向に捻る基本アイデアを思い付いた。本発明者は、上記の基本アイデアを得た上で、溶融金属流に十分な強さの旋回を付与することができ、かつ耐火物による製造が可能で、耐火物の耐久性を確保可能な具体的なノズル内面形状について、実験と計算機シミュレーションとによる検討を進めた。その結果、以下の本開示のノズルを完成させた。
図1及び2に、本開示の溶融金属の注入ノズルの一例を示す。図1(A)はノズル全体を半透明に描画した概略図であり、図1(B)及び(C)は、ノズルの縦断面の構造を描画した概略図であり、図2は流路形状を抜き出して描画した概略図である。分かり易さのため、一部実線にて輪郭を示している。図1及び2に示すように、本開示の溶融金属の注入ノズルは、流路の横断面の形状が楕円又は長円であり、前記楕円又は前記長円の長径が、短径に対して1.2倍以上3倍以下であり、前記楕円又は前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°以上捻られており、前記楕円又は前記長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さが、前記長径と前記短径との差の0.35倍以上3.5倍以下である。
1.流路の横断面の形状
本開示のノズルは、流路の横断面の形状が楕円又は長円であることが重要である。尚、図1及び2に示す一例においては流路の横断面形状が楕円であるが、長円であっても同様の効果を発揮する。このようなシンプルな断面形状とすることで、溶融金属注入時のノズルの閉塞の問題等を回避しつつ、溶融金属流に適切に旋回を付与することが可能である。また複雑な成形加工が不要であり、簡易な製造工程によってノズルを容易に製造することが可能となる。
2.長径と短径との比
本開示のノズルは、上記の楕円又は長円の長径が、短径に対して1.2倍以上3倍以下であることが重要である。下限が好ましくは1.5倍以上、上限が好ましくは2.5倍以下である。長径が短径に対して1.2倍よりも小さいと、流路の断面形状が真円に近付いて十分な旋回付与効果が得られない虞がある。一方、3倍よりも大きいと、長径と短径との差が大きくなり過ぎて、耐火物で製造した際に熱衝撃に弱くなる虞がある。
本開示のノズルにおいて、上記の長径及び短径の絶対値については、ノズルによって溶融金属流に付与すべき旋回の大きさ、ノズルによって注入すべき溶融金属の量や注入速度等に応じて適宜決定されればよい。例えば、長径を50mm以上200mm以下とし、短径を20mm以上135mm以下とすることが好ましい。
3.捻り角
本開示のノズルにおいては、上記の楕円又は前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°以上捻られていることが重要である。すなわち、図2に示すように、ノズル長手方向の一端から他端へと向かって、楕円又は長円の長径の一端及び他端の軌跡が二重螺旋状となり、各螺旋がそれぞれ半周以上旋回する。尚、図1及び2に示す一例においては捻り角を360°とした。捻り角が180°よりも小さいと、十分な旋回付与効果が得られない。捻り角の下限は好ましくは270°以上、より好ましくは360°以上である。捻り角の上限は特に限定されるものではないが、耐火物からなるノズルが採り得る径と長さとの関係から、10回転以下(3600°以下)とすることが好ましい。
4.ノズル長さ
本開示のノズルは、上記の楕円又は長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さが、上記の長径と短径との差の0.35倍以上3.5倍以下であることが重要である。下限が好ましくは0.4倍以上、上限が好ましくは2.5倍以下である。0.35倍よりも小さいと、流路内壁の凹凸が激しくなり、流路内壁の損耗が大きくなる。一方、3.5倍よりも大きいと、旋回付与効果が小さくなる。
本開示のノズルにおいては、上記の90°捻るのに要するノズルの長さを、上記のように「長径と短径との差」を基準として規定することが重要である。単に捻りピッチを規定するのでは、長径と短径との差が小さい場合に旋回が弱まってしまう。長径と短径との差を基準としてノズル長さを規定することで、長径と短径との差が小さい、すなわち強い旋回が得られ難い条件においては、流路横断面の楕円又は長円の長径方向を90°捻るのに要するノズル長さが小さく規定されるので、ノズルの単位長さあたりの捻り角が大きくなる。これにより、旋回を強めることができるので、長径と短径との差が小さいという不利な条件を補うことができる。逆に、長径と短径との差が大きい、すなわち強い旋回が得られ易い条件においては、当該長径方向を90°捻るのに要するノズル長さを大きくすることによって、ノズル内面形状が過度に捻られて激しい凹凸を有することを避けることができる。
以上の通り、上記の1〜4を満たす本開示のノズルによれば、簡便な構成で溶融金属流に対して強い旋回を付与することができる。また、ノズル閉塞の問題も起こし難い。
5.補足
5.1.ノズル外壁の形状
本開示のノズルは、ノズル内部の流路の形状が、上記したような特定の捻り形状であればよく、ノズル外壁の形状は特に限定されるものではない。横断面におけるノズルの外壁の形状は、例えば図1に示すような円形のほか、多角形とすることも可能である。
5.2.ノズル材質
本開示のノズルは、従来のノズルと同様の耐火物によって構成すればよい。上記の通り本開示のノズルは、流路内壁に溝や突起や旋回羽根等の複雑な構造を設ける必要がなく、耐火物を成形して容易に製造可能である。
5.3.用途
本開示のノズルは、容器間で溶融金属を注入する工程において好適に用いられる。特に、図3(A)に示すように、鋼の連続鋳造において、レードルからタンディッシュへと溶融金属を注入する場合のロングノズルとして、或いは、タンディッシュからモールドへと溶融金属を注入する場合の浸漬ノズルとして用いることが好ましい。すなわち、本開示のノズルによって注入される溶融金属は溶鋼であることが好ましい。尚、ノズルの上部において十分な旋回が得られれば、ノズルの下部は通常の円断面とするなど、ノズルの長手方向の一部にのみ上記本開示のノズルの構造を採用しても構わない。例えば、図3(B)に示すように、ロングノズルの上部にのみ本開示のノズルを採用し、ロングノズルの下部は従来と同様のノズルとすることも可能である。
以下、実施例及び比較例を示しつつ本開示のノズルについてさらに詳細に説明する。
1.評価用のノズルの形状
表1に実施例及び比較例に係るノズルの形状を示す。以下に示す実施例及び比較例において、流路の横断面形状(楕円又は長円)の短径をD、長径をDとし、当該楕円又は長円の長径方向をノズルの長手方向に沿って90°捻るのに要するノズル長さをLとし、当該長径方向の総捻り角をθとする。
2.ノズルの評価
実施例及び比較例に係る各ノズルをフルスケール水モデル実験に供した。
具体的には、ノズルの流路の横断面と同一形状で捻りの無い楕円断面又は長円断面の給水管をノズルの入り口に接続してノズル長手方向に2m/sの流速を付与する一方、ノズル出口に流路の横断面の長径と同じ直径の円断面で長さが500mmの排水管を接続して、排水管の出口における平均周方向流速Wを測定し、平均長手方向流速をUとして、2W/3Uで計算される指数Swを求めた。この指数Swは、概ね0.5以上であれば旋回流付与効果が確保できる。結果を下記表1に示す。
実施例1に係るノズルは、流路の横断面の形状が楕円であり、前記楕円の長径Dが、短径Dに対して1.57倍であり、前記楕円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに360°捻られており、前記楕円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さLが、前記長径Dと前記短径Dとの差(D−D)の2.25倍である。実施例1に係るノズルは、図1及び2に示すような流路形状を有する。このようなノズルを用いた場合、Swが0.8となり、十分な旋回流付与効果を確保できた。
実施例2に係るノズルは、流路の横断面の形状が長円であり、前記長円の長径Dが、短径Dに対して2.00倍であり、前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに540°捻られており、前記長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さLが、前記長径Dと前記短径Dとの差(D−D)の0.50倍である。このようなノズルを用いた場合、Swが1.4となり、十分な旋回流付与効果を確保できた。
比較例1に係るノズルは、流路の横断面の形状が楕円であり、前記楕円の長径Dが、短径Dに対して1.13倍であり、前記楕円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに360°捻られており、前記楕円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さLが、前記長径Dと前記短径Dとの差(D−D)の1.00倍である。図4に、比較例1に係るノズルの流路の横断面形状を示す。比較例1に係るノズルは、長径Dが短径Dに対して1.13倍と小さく、流路の横断面形状が真円に近い。そのため、Swが0.2となり、十分な旋回流付与効果を確保できなかった。
比較例2に係るノズルは、流路の横断面の形状が長円であり、前記長円の長径Dが、短径Dに対して3.50倍であり、前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに270°捻られており、前記長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さLが、前記長径Dと前記短径Dとの差(D−D)の0.80倍である。図5に、比較例2に係るノズルの流路の横断面形状を示す。比較例2に係るノズルは、Swが1.1となり十分な旋回流付与効果を確保できるものの、長径Dが短径Dに対して3.50倍と大きく、耐火物で製造した場合に熱衝撃に弱いという問題がある。
比較例3に係るノズルは、流路の横断面の形状が楕円であり、前記楕円の長径Dが、短径Dに対して1.71倍であり、前記楕円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに720°捻られており、前記楕円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さLが、前記長径Dと前記短径Dとの差(D−D)の0.30倍である。比較例3に係るノズルは、Lが小さ過ぎるので、ノズル内に入った下降流が流路内壁の凹凸によって激しく衝突する。その結果、流路内壁の損耗が大きくなるという問題がある。
比較例4に係るノズルは、流路の横断面の形状が楕円であり、前記楕円の長径Dが、短径Dに対して1.38倍であり、前記楕円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°捻られており、前記楕円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さLが、前記長径Dと前記短径Dとの差(D−D)の4.50倍である。比較例4に係るノズルは、Lが大き過ぎることから、Swが0.2となり、十分な旋回流付与効果を確保できなかった。
比較例5に係るノズルは、流路の横断面の形状が楕円であり、前記楕円の長径Dが、短径Dに対して1.57倍であり、前記楕円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに120°捻られており、前記楕円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さLが、前記長径Dと前記短径Dとの差(D−D)の2.25倍である。比較例5に係るノズルは、θが120°と総捻り角が小さ過ぎたため、Swが0.4となり、十分な旋回流付与効果を確保できなかった。
以上の実施例及び比較例、並びに、計算機シミュレーションの結果、以下の(1)〜(4)の要件をすべて満たす場合に、溶融金属の注入時における流路内壁の損耗を抑制可能であるとともに熱衝撃に対して対抗可能であり、流路の閉塞を防止しつつ十分な旋回流付与効果を確保可能なノズルとなり得ることが分かった。
(1)流路の横断面の形状が楕円又は長円であること。
(2)前記楕円又は前記長円の長径が、短径に対して1.2倍以上3倍以下であること。
(3)前記楕円又は前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°以上捻られていること。
(4)前記楕円又は前記長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さが、前記長径と前記短径との差の0.35倍以上3.5倍以下であること。
本開示のノズルは、例えば、鋼の連続鋳造において、レードルからタンディッシュへと溶融金属を注入する場合のロングノズルとして、或いは、タンディッシュからモールドへと溶融金属を注入する場合の浸漬ノズルとして、好適に利用可能である。

Claims (1)

  1. 流路の横断面の形状が楕円又は長円であり、
    前記楕円又は前記長円の長径が、短径に対して1.2倍以上3倍以下であり、
    前記楕円又は前記長円の長径方向が、ノズル長手方向に沿って連続的且つ一定の向きに180°以上捻られており、
    前記楕円又は前記長円の長径方向を90°捻るのに要するノズルの長さが、前記長径と前記短径との差の0.35倍以上3.5倍以下である、
    溶融金属の注入ノズル。
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