JP2019206371A - ラベル貼り付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太さや長さの異なる多種類の試験管を一体で扱えるストッカを備え、印字内容と試験管の種類の間違い防止が可能なラベルの自動貼り付け装置を提供する。【解決手段】ワーク5を案内する空間であるワーク別収容スペース10をワークの搬送方向に沿って複数有するストッカ部15と、ラベル貼り付け部25と、ワークを保持するワーク保持部100を有し、ワーク保持部をストッカ部からラベル貼り付け部まで移動させる搬送装置65と、複数のワーク別収容スペースにおけるワークの案内方向の下流側にそれぞれ設けられ、開閉することでワークをワーク保持部に搬入するかどうかを決定する複数のゲート60と、ワーク保持部がワークの搬送方向と逆向きに移動されることを判別するための逆移動判別手段と、逆移動判別手段による反搬送方向への移動の判別に連動して、ゲートを開状態にするゲート開放手段とを備えることを特徴とするラベル貼り付け装置1。【選択図】図1

Description

本発明はラベル貼り付け装置に係り、例えば試験管に対するラベル貼り付け装置に関する。
試験管やディスペンサ用のシリンジ等、略円柱状の製品へのラベリングは、手書きや印字されたラベルを手貼りすることが多かった。しかし手作業には間違いがつきものであり、そのようなミスは試験管等の中身と、ラベルに印字された文字内容の違いから重大事故を招きかねない。そこで、ラベリングを適切に自動化するべく、例えば出願人は特許文献1に記載するような試験管用バーコードラベル(印字)貼付装置を過去に開発している。
特開平4−154534号公報
図5に出願人が開発をおこなった従来の試験管用バーコードラベル(印字)貼付装置201の内部平面図を示す。従来の試験管用バーコードラベル貼り付け装置201は、ラベル付きロール台紙205を巻いたロール台紙ストッカ203と、ラベル付きロール台紙205に印字をおこなう印字ヘッド211と、台紙からラベルを剥離する剥離板207を備え、印字されたラベルは試験管209に自動的に貼り付けられる。
しかしこの試験管用バーコードラベル(印字)貼付装置201では、試験管209の種類によりラベルを貼る高さを調整しなければならず、また印字内容と試験管の種類が異なってしまうことを自動的に防ぐことはできない。
本発明は、斯かる実情に鑑み、小型簡便で卓上型であり、また操作性とメンテナンス性に優れたラベルの自動貼り付け装置であり、太さや長さの異なる多種類の試験管を一体で扱えるストッカを備え、同じ種類の試験管の搬送とラベル印字と、貼付、排出を簡便に行え、印字内容と試験管の種類の間違い防止が可能なラベルの自動貼り付け装置を提供しようとするものである。
(1)本発明は、略円柱状のワークの外側面にラベルを貼り付けるラベル貼り付け装置であって、前記ワークを案内する空間であるワーク別収容スペースを前記ワークの搬送方向に沿って複数有するストッカ部と、台紙からラベルを剥離して前記ワークに貼り付けるラベル貼り付け部と、前記ワークを保持するワーク保持部を有し、前記ワーク保持部を前記ストッカ部から前記ラベル貼り付け部まで移動させる搬送装置と、複数の前記ワーク別収容スペースにおける前記ワークの案内方向の下流側にそれぞれ設けられ、開閉することで前記ワークを前記ワーク保持部に搬入するかどうかを決定する複数のゲートと、前記搬送装置に設けられ、前記ワーク保持部が前記ワークの搬送方向と逆向き(以下、反搬送方向と称す)に移動されることを判別するための逆移動判別手段と、前記逆移動判別手段による前記反搬送方向への移動の判別に連動して、前記ゲートを開状態に変位させるゲート開放手段と、を備えることを特徴とするラベル貼り付け装置を提供する。
上記(1)に記載の発明によれば、略円柱状のワーク、例えば試験管類を、ワーク別収容スペースから、ラベル貼り付け部へと搬送する搬送装置の移動方向に応じて、搬送するワークの種類を選択するので、搬送装置の移動方向の制御という簡便な仕組みのみで正確に必要なワークを選択して適切に印字されたラベルを貼り付けることができるという優れた効果を奏する。
(2)本発明は、前記逆移動判別手段は、前記搬送装置に設けられて前記ワーク保持部と共に移動する係合部を有しており、前記ゲート開放手段は、前記ゲートと連動する状態に設けられ、前記係合部と係合することで、前記ゲートを開放するゲート受け部を有することを特徴とする、上記(1)に記載のラベル貼り付け装置を提供する。
上記(2)に記載の発明によれば、画像センサ等の特別な仕組み無しに、機械的な方法で搬送すべき種類のワークを選択搬送できるので、故障の少ないメンテナンス性の良いラベル貼り付け装置を提供できるという優れた効果を奏する。
(3)本発明は、前記逆移動判別手段が、更に、前記係合部を回転自在に保持する係合部揺動軸と、前記係合部を前記搬送方向に付勢する係合部付勢手段とを有してなり、前記ワーク保持部と共に前記係合部が前記ワークの搬送方向に移動される際には、前記係合部が前記係合部付勢手段の付勢力に抗して、前記係合部揺動軸を起点に前記反搬送方向に揺動することで、前記ゲート受け部との係合を回避する逃げ動作を行って前記ゲートの閉状態を維持し、前記ワーク保持部と共に前記係合部が前記ワークの前記反搬送方向に移動される際には、前記係合部が前記ゲート受け部と係合して前記ゲートを開状態にすることを特徴とする上記(2)に記載のラベル貼り付け装置を提供する。
上記(3)に記載の発明によれば、逆移動判別手段が機械的な方法で搬送すべき種類のワークを選択して、ワークを搬送できるので、故障の少ないメンテナンス性の良いラベル貼り付け装置を提供できるという優れた効果を奏する。
(4)本発明は、前記搬送装置が、中空部を持った略円柱状のローターを備え、前記ローターは、筐体に固定された軸に対して回転自在に保持され、前記ワーク保持部は、前記ローターの外側面において軸方向に延伸し且つ径方向内側に凹んだ凹部であることを特徴とする上記(1)乃至上記(3)のいずれかに記載のラベル貼り付け装置を提供する。
上記(4)に記載の発明によれば、ワーク(試験管類)を把持して移送する特別な移送装置無しに、ワークの当初収納部から、ラベル貼り付け部まで搬送することができるので、小型で且つ確実な搬送装置が実現できるという優れた効果を奏する。
(5)本発明は、前記ラベル貼り付け部が、前記ラベルを前記ワークに押しつけることで貼り付けをおこなう貼り付けローラーを備えており、前記搬送装置は、前記ワーク保持部に設けられて、前記ワークを保持する複数の従動ローラーを備えており、前記ワーク保持部が前記ラベル貼り付け部まで移動された際に、前記従動ローラーと前記貼り付けローラーが協働して前記ワークを回転させることで、前記ワークの周囲に前記ラベルを貼りつける、ことを特徴とする上記(1)乃至上記(4)のいずれかに記載のラベル貼り付け装置を提供する。
上記(5)に記載の発明によれば、ラベル貼り付け部が貼り付けローラーを備えており、搬送装置がワークを保持する複数の従動ローラーを備えているので、両者が協働することで、少ない部品点数によりワークに対するラベルの貼り付け動作が可能になるという優れた効果を奏する。
(6)本発明は、前記搬送装置の近傍にカムが配置されており、前記搬送装置は、複数の前記従動ローラーを支持するローラー支持部と、前記従動ローラーを径方向外側に付勢して前進姿勢とするローラー付勢手段と、前記カムと当接することで、前記ローラー付勢手段の付勢力に抗して、前記従動ローラーを径方向内側に退避させることで退避姿勢とするカムフォロワーと、を有しており、前記ワーク保持部が前記ストッカ部を通過する際は、前記従動ローラーが前記退避姿勢となり、前記ワーク保持部が前記ラベル貼り付け部に到達する際は、前記従動ローラーが前記前進姿勢となることを特徴とする上記(5)に記載のラベル貼り付け装置を提供する。
上記(6)に記載の発明によれば、搬送装置に備えられる従動ローラーの前進姿勢と退避姿勢をカム構造というメカニカルな仕組みで使い分けることで、ラベル貼り付け時にワークを従動ローラーと貼り付けローラーで保持できると同時に、それ以外の時にはワークに対して無駄な力を掛けることなく円滑に搬送できるという優れた効果を奏する。
(7)本発明は、前記ストッカ部が、着脱可能で多種類の前記ワークを保持するストッカカセットを有することを特徴とする上記(1)乃至上記(6)のうちのいずれか一項に記載のラベル貼り付け装置を提供する。
上記(7)に記載の発明によれば、ストッカ部が着脱可能で多種類のワークを保持可能なストッカカセットを有するので、ラベル貼り付け装置からストッカ部を取り外してワークの補填ができ、また多種類のワークに対応できるという優れた効果を奏する。
(8)本発明は、前記搬送装置の移動を制御して前記ワーク保持部の位置を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記ワーク保持部を、予め選択されたワーク別収納スペースを通り越すように搬送方向に移動させて待機させる待機処理と、前記搬送装置を逆に移動させて、予め選択された前記ワーク別収納スペースに接続される前記接続路に設けられた前記ゲートを開状態にして、前記ワークを前記ワーク保持部に収納する収納処理と、前記搬送装置を搬送方向に移動させて、前記ワーク保持部を前記ラベル貼り付け部に搬送するワーク搬送処理とを順次おこなうことを特徴とする上記(1)乃至上記(7)のうちのいずれかに記載のラベル貼り付け装置を提供する。
上記(8)に記載の発明によれば、制御装置により、ワークを搬送させる搬送装置のワーク保持部の移動方向を制御することで、予め選択されたワーク別収納スペースからワーク保持部にワークを収納できるので、適切に印字されたラベルを予め選択された適切なワークに貼り付けることができるという優れた効果を奏する。
(9)本発明は、略円柱状のワークの外側面にラベルを貼り付けるラベル貼り付け装置であって、前記ワークを案内する空間であるワーク別収容スペースを前記ワークの搬送方向に沿って複数有するストッカ部と、台紙からラベルを剥離して前記ワークに貼り付けるラベル貼り付け部と、前記ワークを保持するワーク保持部を有する回転体を回転させることで、前記ワーク保持部を前記ストッカ部から前記ラベル貼り付け部まで旋回するように移動させる搬送装置と、複数の前記ワーク別収容スペースにおける前記ワークの案内方向の下流側にそれぞれ設けられ、開閉することで前記ワークを前記ワーク保持部に搬入するかどうかを決定する複数のゲートと、前記複数のゲートの開閉タイミングと、前記ワーク保持部が前記ゲートを通過する通過タイミングとを同期させることで、特定の前記ゲートから前記ワークを前記ワーク保持部に収容させるワーク選択機構と、を備え、前記搬送装置が、前記ワーク選択機構で選択された前記ワークを前記ラベル貼り付け部まで搬送して、前記ワークに前記ラベルを貼り付けることを特徴とするラベル貼り付け装置を提供する。
上記(9)に記載の発明によれば、ワークを保持するワーク保持部を有する回転体を回転させることで、ワーク保持部をストッカ部からラベル貼り付け部まで旋回するように移動させる搬送装置を有するので、小型で且つ確実にワークを搬送することが可能であり、また開閉することでワークをワーク保持部に搬入するかどうかを決定する複数のゲートと、複数のゲートの開閉タイミングと、ワーク保持部がゲートを通過する通過タイミングとを同期させることで、特定のゲートからワークをワーク保持部に収容させるワーク選択機構を備えるので、適切なワークを選択してラベル貼り付け部まで搬送することができるという優れた効果を奏する。
本発明の請求項1から請求項9に記載のラベル貼り付け装置によれば、複数種類のワークから適切なワークを選択して搬送し、そのワークに応じた印字をしたラベルを貼り付けることができるという優れた効果を奏し得る。
(A)本発明の実施形態に係るラベル貼り付け装置を正面から見た断面図である。(B)ラベル貼り付け装置を側面から見た断面図である。(C)脱着可能なストッカカセットをラベル貼り付け装置に装着する動作の説明図である。 搬送装置とゲートの説明図である。 ゲート部と搬送装置によるワークの選択収納動作を説明する説明図である。(A)搬送装置が搬送方向に移動して、係合部がゲート受け部に対して逃げ動作をおこなっている状態を説明する説明図である。(B)搬送装置が反搬送方向に移動して、係合部がゲート受け部を乗り越え、ワークをワーク保持部に収納する直前の状態にあることを説明する説明図である。(C)搬送装置が反搬送方向に移動して、係合部がゲート受け部と係合することでゲートを開状態にして、ワークをワーク別収容スペースからワーク保持部に収納する動作を説明する説明図である。(D)搬送装置が反搬送方向に移動して、係合部がゲート受け部を乗り越え、ゲートを閉状態にした動作を説明する説明図である。 (A)搬送装置が搬送方向に移動して、ワーク保持部に保持されたワークをワーク別収容スペース近傍から、ラベル貼り付け部へと搬送する動作を説明する説明図である。(B)従動ローラーが前進姿勢になって、従動ローラーと貼り付けローラーが協働してワークにラベルを貼り付ける動作を開始する状態を説明する説明図である。(C)ワークにラベルを貼り付ける動作を継続している状態を説明する説明図である。(D)ラベルが貼り付けられたワークがワーク取り出し口から排出される動作を説明する説明図である。 従来の試験管ラベル貼り付け装置の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は発明を実施する形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。なお、各図において一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。そして、部材の大きさ、形状、厚みなどを適宜誇張して表現する。
図1(A)には、本発明の実施形態に係るラベル貼り付け装置1の正面から見た際の断面図を示す。ラベル貼り付け装置1は、略円柱状のワーク5の外側面にラベルを貼り付けるラベル貼り付け装置である。ワーク5としては、例えば試験管やディスペンサ用シリンジ等のチューブ状の対象が考えられる。
ラベル貼り付け装置1は、ワーク5を案内する空間であるワーク別収容スペース10A〜10Cをワーク5の搬送方向に沿って複数有するストッカ部15と、台紙からラベルを剥離してワーク5に貼り付けるラベル貼り付け部25と、ワーク5を保持するワーク保持部100を有し、ワーク保持部100をストッカ部15からラベル貼り付け部25まで移動させる搬送装置65を備える。またラベル貼り付け装置1は、搬送方向に沿って後述する複数のゲート60が配設されるゲート部17を備える。ストッカ部15は、着脱可能で多種類のワーク5を保持可能なストッカカセットを有することが好ましい。
ゲート部17は、単体のワーク5を手差しできる手差し用ゲート12を備えることが好ましい。また手差し用ゲート12は、他の複数のワーク別収容スペース10とともに使用できる取り外し可能なストッカカセット(図示省略)が装着できることが望ましい。
そしてラベル貼り付け装置1は、複数のワーク別収容スペース10におけるワーク5の案内方向の下流側にそれぞれ設けられ、開閉することでワーク5をワーク保持部100に搬入するかどうかを決定する複数のゲート60と、搬送装置65に設けられ、ワーク保持部100がワーク5の搬送方向Fと逆向き(以下、反搬送方向Rと称す)に移動されることを判別するための逆移動判別手段と、逆移動判別手段による反搬送方向Rへの移動の判別に連動して、ゲート60を開状態に変位させるゲート開放手段とを備えることを特徴とする。
ラベル貼り付け部25は、ラベルが貼り付けられたロール台紙を保持するラベルストッカ部30と、台紙からラベル75を剥離させるラベル剥離部50と、ラベル75をワーク5の外側面に押しつけることで貼り付けをおこなう貼り付けローラー55と、ラベル75が剥離された後に残った台紙を巻き取る台紙巻き取り部35を備える。ラベル貼り付け部25はさらに、ラベル75が有するRFID(Radio Frequency Identification)にデータを書き込むためのアンテナであるRFIDアンテナ部45を備えることが好ましい。
ラベル貼り付け装置1全体の動作を簡単に説明すれば、印字されたラベル75に応じたワーク5をゲート60で選択して、ワーク保持部100に収納し、搬送装置65が回転することでワーク5をラベル貼り付け部25まで搬送し、ラベル75を貼り付けて、ワーク取り出し口70から排出するということである。
図1(B)には、ラベル貼り付け装置1の側面から見た断面図を示す。
ストッカ部15が有するワーク別収容スペース10には、ワーク(試験管)5が寝かせられた態様で蓄積される。ワーク5の底面がワーク整列面85に沿って当接されることで、ワーク保持部100におけるワーク5の軸方向の位置が決められ、最終的にはラベル75がワーク5のどの部分に貼り付けられるかが決定される。ワーク整列面85は重力に従って各ワーク5の底面が当接されるように、ワークの底面を鉛直方向下向きから支えるよう傾きを持つことが好ましい。
ワーク別収容スペース10の他の態様としては、ワーク5の開口側キャップの位置がワーク保持部100において軸方向一定の位置に来るようにワーク別収容スペース10の底面とは逆側の端部にワーク整列手段を設けても良い。
ワーク5は、ゲート60の開閉制御によってワーク保持部100への収納が決定する。ワーク保持部100は、ワーク保持部100の内部空間を、ローター95の径方向内側に露呈可能な開口部を有し、複数の従動ローラー90が開口部を介してワーク5に当接し、ラベル貼り付け部25において、貼り付けローラー55と協働してワーク保持部100の内部空間においてワーク5を回転させることでラベル75をワーク5の外側面に貼り付ける。
図1(C)は、ラベル貼り付け装置1に脱着可能なストッカカセット16を装着する動作の説明図である。ストッカカセット16は、ストッカ部15が有する複数のワーク別収容スペース10のそれぞれが分離着脱可能となったものである。例えば三種類の形の異なるワーク5のうち、一つの種類のワーク5だけ多数のラベル貼り付けが必要な場合、その多数のラベル貼り付けが必要なワーク5に対応するワーク別収容スペース10にあたるストッカカセット16を分離して、新たなワーク5を補填することができるので、他の種類のワーク5への貼り付け作業を続けている状態で、安全、且つ、確実に補填作業をおこなうことが可能になるという優れた効果を奏する。
図2には、搬送装置65とゲート60の説明図を示す。搬送装置65は筐体80に対して回転自在に保持されたローター95であることが好ましい。ローター95の軸は、水平方向に支持される。ローター95は全体として、略円柱状であり、外側面には軸方向に延伸し径方向内側に凹む凹部であるワーク保持部100を有する。ワーク保持部100の内部空間は、ワーク5を保持できる程度の大きさを有する。
搬送装置65は、ローター95に複数の従動ローラー105を有するローラー支持部125を備える。ローラー支持部125は、ローラー支持部揺動軸150を軸として回転自在にローター95に保持され、筐体80に固定されたカム固定軸155に固定されるカム135の受け面であるカムフォロワ−140を備える。カムフォロワ−140は、ローラー付勢手段130により、カム135の外周面に付勢され、ローラー支持部125の姿勢が調整される。すなわち、搬送装置65の近傍に配置されたカム135により、従動ローラー105のワーク保持部100に対する相対位置が変化する。具体的には、搬送装置65は、複数の従動ローラー105を支持するローラー支持部125と、従動ローラー105を径方向外側に付勢して前進姿勢とするローラー付勢手段130と、カム135と当接することで、ローラー付勢手段130の付勢力に抗して、従動ローラー105を径方向内側に退避させることで退避姿勢とするカムフォロワー140とを有している。搬送装置65は、ワーク保持部100がストッカ部10を通過する際は、従動ローラー105が退避姿勢となり、ワーク保持部100がラベル貼り付け部25に到達する際は、従動ローラー105が前進姿勢となることを特徴とする。
ここで前進姿勢とは従動ローラー105がワーク保持部100の内部に保持されたワーク5に圧接される姿勢であり、退避姿勢とは、従動ローラー105がワーク5から離反する向きに退いた姿勢である。従動ローラー105が前進姿勢になるときには、従動ローラー105と貼り付けローラー55が協働してワーク5をワーク保持部100の内部空間において回転させ、ラベル75が貼り付けローラー55でワーク5の外側面に押しつけられることで、ラベル75の自動貼り付けが完成される。
ゲート60と搬送装置65は逆移動判別手段と、ゲート開放手段を備える。逆移動判別手段は、搬送装置65に設けられてワーク保持部100と共に移動する係合部115を有しており、ゲート開放手段は、ゲート60と連動する状態に設けられ、係合部115と係合することで、ゲート60を開放するゲート受け部110を有することを特徴とする、
逆移動判別手段は、更に係合部115を回転自在に保持する係合部揺動軸120と、係合部115を搬送方向に付勢する係合部付勢手段(図示省略)とを有してなり、ワーク保持部100と共に係合部115がワーク5の搬送方向に移動される際には、係合部115が係合部付勢手段の付勢力に抗して、係合部揺動軸120を起点に反搬送方向に揺動することで、ゲート受け部100との係合を回避する逃げ動作を行ってゲート60の閉状態を維持し、ワーク保持部100と共に係合部115がワーク5の反搬送方向に移動される際には、係合部115がゲート受け部110と係合してゲート60を開状態にすることを特徴とする。
具体的には、ゲート60はゲート揺動軸145を軸として回転自在に保持される。ただしゲートを閉じる方向に対しては、回転を制限するゲート止め部(図示省略)が配設され、ゲートを閉じる回転方向にゲートを付勢するゲート付勢手段(図示省略)が設けられている。したがって、後述するように係合部115がゲート受け部110に係合していないときには、ゲート60は常時閉状態である。
ローター95には係合部115が配設されており、係合部115は係合部揺動軸120を軸として回転自在に保持されている。ただしゲート受け部110と係合部115が当接する場合、ローター95が搬送方向Fに移動する際には係合部115は逃げ動作をおこない、ローター95が反搬送方向Rに移動する際には、ゲート受け部110と係合部115が係合してゲート60を開状態にする。係合部115は、係合部付勢手段(図示省略)によって搬送方向Fに付勢されることが好ましい。また係合部115はローター95が反搬送方向Rに移動するときには、回転が制限されるように係合部止め部(図示省略)が設けられている。
次にラベル貼り付け装置1における、ワーク5をワーク別収容スペース10から選択して搬送装置65のワーク保持部100への収納し、搬送装置65がラベル貼り付け部25までワーク5を搬送してラベル貼り付けをおこなうという一連の動作について、図3(A)〜図3(D)、及び、図4(A)〜図4(D)を用いて説明する。
図3は、ゲート部と搬送装置によるワークの選択収納動作を説明する説明図である。図3(A)は、搬送装置65が搬送方向Fに移動して、係合部115がゲート受け部110に対して逃げ動作をおこなっている状態を説明する説明図である。このときゲート60は閉状態を維持して、ワーク5をワーク別収容スペース10に保持する。図3(A)の前状態で、ワーク保持部100がワーク別収容スペース10の右側から搬送方向Fに移動していく際にも、ゲート60は閉状態を維持し、ワーク5を鉛直方向下向きから支持する。
図3(B)は、搬送装置65が反搬送方向Rに移動して、係合部115がゲート受け部110を乗り越え、ワーク5をワーク保持部100に収納する直前の状態にあることを説明する説明図である。
図3(C)は、搬送装置65が反搬送方向Rに移動して、係合部115がゲート受け部110と係合することでゲート60を開状態にして、ワーク5をワーク別収容スペース10からワーク保持部100に収納する動作を説明する説明図である。このとき従動ローラー105は退避姿勢であることが好ましい。
図3(D)は、搬送装置65が反搬送方向Rに移動して、係合部115がゲート受け部110を乗り越え、ゲート60を閉状態にした動作を説明する説明図である。
図4(A)は、搬送装置65が搬送方向Fに移動して、ワーク保持部100に保持されたワーク5をワーク別収容スペース10近傍から、ラベル貼り付け部25へと搬送する動作を説明する説明図である。
図4(B)は、従動ローラー105が前進姿勢になって、従動ローラー105と貼り付けローラー55が協働してワーク5にラベル75(図示省略)を貼り付ける動作を開始する状態を説明する説明図である。
図4(C)は、従動ローラー105と貼り付けローラー55が協働して、ワーク5をワーク保持部100の内部で回転させ、貼り付けローラー55が、ワーク5の外側面にラベル75を押しつけることで、ワーク5にラベル75を貼り付ける動作を継続している状態を説明する説明図である。
図4(D)は、ラベル75が貼り付けられたワーク5がワーク取り出し口70から排出される動作を説明する説明図である。
図3(A)〜図3(D)、及び、図4(A)〜図4(D)の動作におけるローター95の回転制御は例えばステップピングモーターを制御装置(図示省略)によって制御することで実現される。
制御装置はCPU、RAMおよびROMなどから構成され、各種制御を実行する。CPUはいわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されて様々な機能を実現する。RAMはCPUの作業領域、記憶領域として使用され、ROMはCPUで実行されるオペレーティングシステムやプログラムを記憶する。制御装置は操作パネル20によっても制御されることが望ましい(図1参照)。
本実施形態に係るラベル貼り付け装置1によれば、略円柱状のワーク5を、ワーク別収容スペース10から、ラベル貼り付け部25へと搬送する搬送装置65の移動方向に応じて、搬送するワーク5の種類を選択するので、搬送装置65の移動方向の制御という簡便な仕組みのみで正確に必要なワーク5を選択して適切に印字されたラベル75を貼り付けることができるという優れた効果を奏する。
本実施形態に係るラベル貼り付け装置1によれば、接触センサや画像センサ等の特別なワーク検出の仕組み無しに、機械的な方法で搬送すべき種類のワーク5を選択搬送できるので、故障の少ないメンテナンス性の良いラベル貼り付け装置1を提供できるという優れた効果を奏する。
本実施形態に係るラベル貼り付け装置1によれば、逆移動判別手段が機械的な方法で搬送すべき種類のワーク5を選択して、ワーク5を搬送できるので、故障の少ないメンテナンス性の良いラベル貼り付け装置1を提供できるという優れた効果を奏する。
本実施形態に係るラベル貼り付け装置1によれば、ワーク5を把持して移送する特別な移送装置無しに、ワーク5のワーク別収容スペース10から、ラベル貼り付け部25まで搬送することができるので、小型で且つ確実な搬送装置65が実現できるという優れた効果を奏する。
本実施形態に係るラベル貼り付け装置1によれば、ラベル貼り付け部25が貼り付けローラー55を備えており、搬送装置65がワーク5を保持する複数の従動ローラー105を備えているので、両者が協働することで、少ない部品点数によりワーク5に対するラベルの貼り付け動作が可能になるという優れた効果を奏する。
本実施形態に係るラベル貼り付け装置1によれば、搬送装置65に備えられる従動ローラー105の前進姿勢と退避姿勢をカム構造というメカニカルな仕組みで使い分けることで、ラベル貼り付け時にワーク5を従動ローラー105と貼り付けローラー55で保持できると同時に、それ以外の時にはワーク5に対して無駄な力を掛けることなく円滑に搬送できるという優れた効果を奏する。
本実施形態に係るラベル貼り付け装置1によれば、ストッカ部15が着脱可能で多種類のワーク5を保持可能なストッカカセット16を有するので、ラベル貼り付け装置1からストッカ部15を取り外してワーク5の補填ができ、また多種類のワーク5に対応できるという優れた効果を奏する。
尚、本発明のラベル貼り付け装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、逆移動判別手段は前述したメカニカルな判別手段ではなく、回転方向を変化させる信号を捉えて判別しても良い。またゲート開放手段も、係合部115とゲート受け部110の係合ではなく、ゲート60を駆動装置で開閉する機構を制御装置によって制御しておこなっても良い。
具体的には、ラベル貼り付け装置1は、搬送装置65の移動を制御してワーク保持部100の位置を制御する制御装置を備え、制御装置は、ワーク保持部100を、予め選択されたワーク別収納スペース10を通り越すように搬送方向Fに移動させて待機させる待機処理と、搬送装置65を逆向きに移動させて、予め選択されたワーク別収納スペース10に接続される接続路に設けられたゲート60を開状態にして、ワーク5をワーク保持部100に収納する収納処理と、搬送装置65を搬送方向Fに移動させて、前記ワーク保持部をラベル貼り付け部に搬送するワーク搬送処理とを順次おこなうことを特徴としてよい。
本変形実施例に係るラベル貼り付け装置1によれば、制御装置により、ワーク5を搬送させる搬送装置65のワーク保持部100の移動方向を制御することで、予め選択されたワーク別収納スペース10からワーク保持部100にワーク5を収納できるので、適切に印字されたラベル75を予め選択された適切なワーク5に貼り付けることができるという優れた効果を奏する。
また別の変形実施例としては、搬送装置65が略円柱状のローターではなく、ワーク5を保持できる回転体であっても良い。
具体的には、略円柱状のワーク5の外側面にラベル75を貼り付けるラベル貼り付け装置1であって、ワーク5を案内する空間であるワーク別収容スペース10をワーク5の搬送方向に沿って複数有するストッカ部15と、台紙からラベルを剥離してワーク5に貼り付けるラベル貼り付け部25と、ワーク5を保持するワーク保持部100を有する回転体を回転させることで、ワーク保持部100をストッカ部15からラベル貼り付け部25まで旋回するように移動させる搬送装置65と、複数のワーク別収容スペースに10おけるワーク5の案内方向の下流側にそれぞれ設けられ、開閉することでワーク5をワーク保持部100に搬入するかどうかを決定する複数のゲート60と、複数のゲート60の開閉タイミングと、ワーク保持部100がゲート60を通過する通過タイミングとを同期させることで、特定のゲート60からワーク5をワーク保持部100に収容させるワーク選択機構と、を備え、搬送装置65が、ワーク選択機構で選択されたワーク5をラベル貼り付け部25まで搬送して、ワーク5にラベル75を貼り付けることを特徴とする。
本変形実施例に係るラベル貼り付け装置1によれば、ワーク5を保持するワーク保持部100を有する回転体を回転させることで、ワーク保持部100をストッカ部15からラベル貼り付け部25まで旋回するように移動させる搬送装置65を有するので、小型で且つ確実にワーク5を搬送することが可能であり、また開閉することでワーク5をワーク保持部100に搬入するかどうかを決定する複数のゲート60と、複数のゲート60の開閉タイミングと、ワーク保持部100がゲート60を通過する通過タイミングとを同期させることで、特定のゲート60からワーク5をワーク保持部100に収容させるワーク選択機構を備えるので、適切なワーク5を選択してラベル貼り付け部25まで搬送することができるという優れた効果を奏する。
1 ラベル貼り付け装置
5 ワーク
10 ワーク別収容スペース
12 手差し用ゲート
15 ストッカ部
16 ストッカカセット
17 ゲート部
20 操作パネル
25 ラベル貼り付け部
30 ラベルストッカ部
35 台紙巻き取り部
40 印字部
45 RFIDアンテナ部
50 ラベル剥離部
55 貼り付けローラー
60 ゲート
65 搬送装置
70 ワーク取り出し口
75 ラベル
80 筐体
85 ワーク整列面
90 従動ローラー
95 ローター
100 ワーク保持部
105 従動ローラー
110 ゲート受け部
115 係合部
120 係合部揺動軸
125 ローラー支持部
130 ローラー付勢手段
135 カム
140 カムフォロワ−
145 ゲート揺動軸
150 ローラー支持部揺動軸
155 カム固定軸
201 従来の試験管用バーコードラベル貼付装置
203 ロール台紙ストッカ
205 ラベル付きロール台紙
207 剥離板
209 試験管
211 印字ヘッド
F 搬送方向
R 反搬送方向

Claims (9)

  1. 略円柱状のワーク外側面にラベルを貼り付けるラベル貼り付け装置であって、
    前記ワークを案内する空間であるワーク別収容スペースを前記ワークの搬送方向に沿って複数有するストッカ部と、
    台紙からラベルを剥離して前記ワークに貼り付けるラベル貼り付け部と、
    前記ワークを保持するワーク保持部を有し、前記ワーク保持部を前記ストッカ部から前記ラベル貼り付け部まで移動させる搬送装置と、
    複数の前記ワーク別収容スペースにおける前記ワークの案内方向の下流側にそれぞれ設けられ、開閉することで前記ワークを前記ワーク保持部に搬入するかどうかを決定する複数のゲートと、
    前記搬送装置に設けられ、前記ワーク保持部が前記ワークの搬送方向と逆向き(以下、反搬送方向と称す)に移動されることを判別するための逆移動判別手段と、
    前記逆移動判別手段による前記反搬送方向への移動の判別に連動して、前記ゲートを開状態に変位させるゲート開放手段と、
    を備えることを特徴とするラベル貼り付け装置。
  2. 前記逆移動判別手段は、前記搬送装置に設けられて前記ワーク保持部と共に移動する係合部を有しており、
    前記ゲート開放手段は、前記ゲートと連動する状態に設けられ、前記係合部と係合することで、前記ゲートを開放するゲート受け部を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のラベル貼り付け装置。
  3. 前記逆移動判別手段は、更に、
    前記係合部を回転自在に保持する係合部揺動軸と、
    前記係合部を前記搬送方向に付勢する係合部付勢手段と、
    を有してなり、
    前記ワーク保持部と共に前記係合部が前記ワークの搬送方向に移動される際には、前記係合部が前記係合部付勢手段の付勢力に抗して、前記係合部揺動軸を起点に前記反搬送方向に揺動することで、前記ゲート受け部との係合を回避する逃げ動作を行って前記ゲートの閉状態を維持し、
    前記ワーク保持部と共に前記係合部が前記ワークの前記反搬送方向に移動される際には、前記係合部が前記ゲート受け部と係合して前記ゲートを開状態にする
    ことを特徴とする請求項2に記載のラベル貼り付け装置。
  4. 前記搬送装置は、中空部を持った略円柱状のローターを備え、
    前記ローターは、筐体に固定された軸に対して回転自在に保持され、
    前記ワーク保持部は、前記ローターの外側面において軸方向に延伸し且つ径方向内側に凹んだ凹部である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のラベル貼り付け装置。
  5. 前記ラベル貼り付け部は、前記ラベルを前記ワークに押しつけることで貼り付けをおこなう貼り付けローラーを備えており、
    前記搬送装置は、前記ワーク保持部に設けられて、前記ワークを保持する複数の従動ローラーを備えており、
    前記ワーク保持部が前記ラベル貼り付け部まで移動された際に、前記従動ローラーと前記貼り付けローラーが協働して前記ワークを回転させることで、前記ワークの周囲に前記ラベルを貼りつける、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のラベル貼り付け装置。
  6. 前記搬送装置の近傍にカムが配置されており、
    前記搬送装置は、
    複数の前記従動ローラーを支持するローラー支持部と、
    前記従動ローラーを径方向外側に付勢して前進姿勢とするローラー付勢手段と、
    前記カムと当接することで、前記ローラー付勢手段の付勢力に抗して、前記従動ローラーを径方向内側に退避させることで退避姿勢とするカムフォロワーと、
    を有しており、
    前記ワーク保持部が前記ストッカ部を通過する際は、前記従動ローラーが前記退避姿勢となり、前記ワーク保持部が前記ラベル貼り付け部に到達する際は、前記従動ローラーが前記前進姿勢となることを特徴とする請求項5に記載のラベル貼り付け装置。
  7. 前記ストッカ部は、着脱可能で多種類の前記ワークを保持するストッカカセットを有することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載のラベル貼り付け装置。
  8. 前記搬送装置の移動を制御して前記ワーク保持部の位置を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、
    前記ワーク保持部を、予め選択されたワーク別収納スペースを通り越すように搬送方向に移動させて待機させる待機処理と、
    前記搬送装置を逆に移動させて、予め選択された前記ワーク別収納スペースに接続される前記接続路に設けられた前記ゲートを開状態にして、前記ワークを前記ワーク保持部に収納する収納処理と、
    前記搬送装置を搬送方向に移動させて、前記ワーク保持部を前記ラベル貼り付け部に搬送するワーク搬送処理と
    を順次おこなうことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか一項に記載のラベル貼り付け装置。
  9. 略円柱状のワークの外側面にラベルを貼り付けるラベル貼り付け装置であって、
    前記ワークを案内する空間であるワーク別収容スペースを前記ワークの搬送方向に沿って複数有するストッカ部と、
    台紙からラベルを剥離して前記ワークに貼り付けるラベル貼り付け部と、
    前記ワークを保持するワーク保持部を有する回転体を回転させることで、前記ワーク保持部を前記ストッカ部から前記ラベル貼り付け部まで旋回するように移動させる搬送装置と、
    複数の前記ワーク別収容スペースにおける前記ワークの案内方向の下流側にそれぞれ設けられ、開閉することで前記ワークを前記ワーク保持部に搬入するかどうかを決定する複数のゲートと、
    前記複数のゲートの開閉タイミングと、前記ワーク保持部が前記ゲートを通過する通過タイミングとを同期させることで、特定の前記ゲートから前記ワークを前記ワーク保持部に収容させるワーク選択機構と、
    を備え、
    前記搬送装置が、前記ワーク選択機構で選択された前記ワークを前記ラベル貼り付け部まで搬送して、前記ワークに前記ラベルを貼り付けることを特徴とするラベル貼り付け装置。
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