JP2019206203A - 車体後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置の画角範囲におけるつららの形成を抑制できる車体後部構造を提供することを課題とする。【解決手段】車両Vは、車両Vの後部に設けられレンズ21を含むリアカメラ2と、リアカメラ2のうち少なくとも上部を覆うガーニッシュ3と、を備えている。ガーニッシュ3の下縁30には、当該下縁30を伝って流れる水を滴下する滴下促進部34が形成されている。滴下促進部34は、車幅方向においてレンズ21とラップしない位置に設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、車体後部構造に関する。
従来、撮像装置によって車両の後方を撮像する車体後部構造が知られている。
例えば、特許文献1には、テールゲートに凹設されライセンスプレートが取り付けられる凹部と、凹部の上部側に設置された撮像装置と、撮像装置を上方から覆うガーニッシュと、を備えた車体後部構造が開示されている。
特開2005−178441号公報
ところで、車両が雪上を走行すると、巻き上げられた雪が車体後部に付着することがある。この雪がリアガラスの熱線等で融けて流下し、ガーニッシュの下縁から滴下する際に凍ってつららになる場合がある。つららが撮像装置の画角範囲に形成され画像中に写り込んでしまうと、撮像装置による視認性を阻害する虞がある。そのため、車体後部におけるつららの形成をできるだけ抑制したいという要望があった。
本発明は、このような観点から創案されたものであり、撮像装置の画角範囲におけるつららの形成を抑制できる車体後部構造を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、車両の後部に設けられ、レンズを含む撮像装置と、前記撮像装置のうち少なくとも上部を覆う外装部材と、を備え、前記外装部材の下縁には、当該下縁を伝って流れる水を滴下する滴下促進部が形成されており、前記滴下促進部は、車幅方向においてレンズとラップしない位置に設けられていることを特徴とする。
本発明に係る車体後部構造によれば、撮像装置の画角範囲におけるつららの形成を抑制できる。
本発明の実施形態に係る車体後部構造を備えた車両を左斜め後方から見た斜視図である。 図1のII−II断面図である。 実施形態に係る滴下促進部を示す後面図である。 本発明の第一変形例に係る車体後部構造の滴下促進部を示す後面図である。 本発明の第二変形例に係る車体後部構造のガーニッシュを示す後面図である。 本発明の第三変形例に係る車体後部構造のガーニッシュを示す後面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図中に適宜矢印で示される、「前後」及び「上下」は、車両の前後方向及び上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)をそれぞれ示している。
図1に示すように、車両Vは、いわゆるハッチバック式の自動車である。車両Vは、車体Vaの後部に設けられたドア開口Vbと、ドア開口Vbを開閉可能に覆うテールゲート1と、リアカメラ2と、ガーニッシュ3と、を主に備えている。
テールゲート1は、一端(実施形態では上端)を中心として回動する部材である。テールゲート1の上部側には、略矩形状のリアガラス13が設置されている。テールゲート1は、図2に示すように、車内側となる前側に配置されたインナパネル11と、インナパネル11の車外側となる後側に配置されたアウタパネル12と、を備えている。インナパネル11及びアウタパネル12の材料は、特に制限されないが、本実施形態では金属材料を用いている。
アウタパネル12には、他の部位よりも前方に向かって凹設された凹部14が形成されている。凹部14は、車両後方視で略矩形状を呈する(図1参照)。凹部14は、上壁14aと、底壁14bとを含んで構成されている。上壁14aと底壁14bとの断面形状は、略くの字状になっている。上壁14aは、下方へ向かうにつれて前方に位置するように傾斜している。底壁14bは、上壁14aの下端から下方へ向かって延びている。底壁14bは、後面が上斜め後方を向くように若干傾斜している。底壁14bの後面には、金属製の板状部材であるライセンスプレート4が取り付けられている。
リアカメラ2は、車両Vの後部に設けられており、車両後方の光景を撮像する撮像装置である。リアカメラ2は、レンズ21(図3参照)、レンズ21を収容する筐体22、基板等を含んで構成されている。リアカメラ2は、撮影した映像を電気信号として車室内のモニタ等の表示装置に送信するように構成されている。撮影した映像を表示装置に映し出すことによって、運転者が車両後方の状況を確認することができる。
リアカメラ2は、凹部14の上部側に設置されている。リアカメラ2の車幅方向における設置位置は、特に制限されないが、本実施形態では凹部14の車幅方向中央に設置されている(図1参照)。リアカメラ2は、アウタパネル12の上壁14aに取り付けられる取付部材5とネジ等で固定されている。リアカメラ2は、上下方向において、ライセンスプレート4と取付座35との間に設置されている。リアカメラ2は、本実施形態では下斜め後方を向くように配置されており、図1及び図2の仮想線で示す範囲Rを撮影することができる。図3に示すレンズ21は、筐体22の後端に配置されており、車両後方(下斜め後方)に臨んでいる。レンズ21の画角は、少なくとも滴下促進部34が画像中に写り込まないように適宜設定すればよい。
図1に示すように、ガーニッシュ3は、車幅方向に延びる樹脂製の外装部材であって、凹部14の上部を被覆している。ガーニッシュ3の形状は、特に制限されないが、本実施形態では車両後方視で横長矩形状を呈する。ガーニッシュ3は、図2に示すように、上壁14aを後方から覆うとともに、リアカメラ2を上方から覆っている。ガーニッシュ3は、リアカメラ2のうち少なくとも上部を覆えばよい。ガーニッシュ3は、上下方向に延びる後壁31と、後壁31から前方に向かって延びる下壁32と、後壁31と連続し下壁32よりも下方まで延びるひさし部33と、ひさし部33の下端から下方に向かって突出する滴下促進部34と、を主に備えている。
後壁31は、リアカメラ2を上方から覆う部位であって、上下方向及び車幅方向に延在している。後壁31の上端は、上壁14aの上端とシール材S1を介して当接している。後壁31は、上壁14aの上端から下方に向かうにつれて後方に位置するように傾斜している。後壁31の前面には、上壁14aに向かって前方に突出する取付座35が形成されている。取付座35は、取付部材5を介してアウタパネル12の上壁14aとボルトB及びナットNで固定されている。
下壁32は、略水平状を呈し、前後方向及び車幅方向に延在している。後壁31と下壁32との断面形状は、略L字状になっている。下壁32の前端は、底壁14bとシール材S2を介して当接している。リアカメラ2は、後壁31よりも車両前方に位置しており、下壁32に形成された開口36を通じて車両後方に臨んでいる。リアカメラ2の後端は、開口36を通じてガーニッシュ3の外部に突出している。開口36は、本実施形態では切り欠きであるが、貫通孔等でもよい。
ひさし部33は、後壁31の下端の全長に亘って形成されており、下壁32よりも下方に突出する部位である。ひさし部33は、後壁31から下壁32に向かう水の流れを防止する役割を果たしている。ひさし部33は、ガーニッシュ3の下縁30を構成している。
図3に示すように、滴下促進部34は、ひさし部33の下端を伝って流れる水を滴下するとともに、滴下する際に凍った水がつららIとなる部位である。つまり、滴下促進部34は、つららIの形成を誘導(誘発)するとともにつららIの芯となる部位である。滴下促進部34は、本実施形態ではガーニッシュ3の下縁30から鉛直下方に向かって凸となる突起であるが、ガーニッシュ3の下縁30において上方に向かって凹となる凹部や切り欠き等でもよい。
滴下促進部34の形状は、特に制限されないが、本実施形態では車両後方視で縦長の略矩形状を呈する。滴下促進部34は、車両後方視で下方に向かうにつれて先細りとなる形状でもよい。滴下促進部34は、本実施形態では車幅方向においてリアカメラ2の全体とラップしない位置に設けているが、車幅方向において少なくともレンズ21とラップしない位置に設ければよい。言い換えると、車両前後方向からみて少なくとも滴下促進部34とレンズ21とが車幅方向にオフセットしていればよい。滴下促進部34の設置位置及び個数は、特に制限されないが、本実施形態ではリアカメラ2を間に挟んで左右両側に一つずつ設置されている。滴下促進部34は、リアカメラ2に対して左右片側のみに設置してもよい。滴下促進部34は、ガーニッシュ3と一体でもよいし、ガーニッシュ3と別体でもよい。
本発明の実施形態に係る車体後部構造を備えた車両Vは、基本的に以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果について説明する。
図1に示す車両Vが雪上を走行すると、巻き上げられた雪が車体Vaの後部(テールゲート1)に付着することがある。車体Vaの後部に付着した雪の一部は、リアガラス13の熱線等で融けて流下し、ガーニッシュ3の下縁30に到達する(図3の矢印Y1参照)。下縁30に到達した水は、そのままガーニッシュ3の下縁30から滴下したり、下縁30を伝ってから滴下したりするが、その際に凍ってつららになる場合がある。
本実施形態によれば、図3に示すように、ガーニッシュ3の下縁30に滴下促進部34が形成されるため、ガーニッシュ3の下縁30を伝う水が滴下促進部34で捕捉され(図3の矢印Y2参照)、つららIの発生部位を滴下促進部34に誘導することができる。また、滴下促進部34が車幅方向において少なくともレンズ21とラップしない位置に設けられるため、リアカメラ2の画角範囲におけるつららIの形成を抑制できる。これにより、リアカメラ2による視認性を確保できる。
本実施形態によれば、図3に示すように、滴下促進部34は、ガーニッシュ3の下縁30から下方に向かって凸となる突起である。これにより、ガーニッシュ3の下縁30を伝って滴下促進部34に到達した水が突起の先端へと誘導されやすくなるため、つららIの位置や方向を正確にコントロールできる。また、突起がつららIの芯となるため、つららIの形状を安定させることができる。このようにつららIの位置、方向及び形状をコントロールできるため、リアカメラ2の画角範囲におけるつららIの形成を抑制できる。これにより、リアカメラ2による視認性を確保できる。
本実施形態によれば、図2に示すように、ガーニッシュ3は、上下方向に延びる後壁31と、後壁31から前方に向かって延びる下壁32と、後壁31と連続し下壁32よりも下方まで延びるひさし部33と、を備えている。当該ひさし部33は、ガーニッシュ3の下縁30を構成しており、リアカメラ2は、後壁31よりも車両前方に位置しており、下壁32に形成された開口36を通じて車両後方に臨んでいる。これにより、後壁31を伝って流下した水をひさし部33に誘導でき、後壁31から下壁32を伝ってリアカメラ2に向かう水の流れを防止できるため、リアカメラ2の画角範囲におけるつららIの形成を抑制できる。これにより、リアカメラ2による視認性を確保できる。
次に、図4を参照して、本発明の第一変形例について説明する。前記した実施形態では、滴下促進部34を鉛直下向きに突出する突起にしたが、図4に示す変形例では、滴下促進部34Aを斜め下向きに突出する突起にする。
本変形例に係る滴下促進部34Aは、ガーニッシュ3の下縁30から斜め下方に向かって突出する突起である。滴下促進部34Aは、下方に向かうにつれてリアカメラ2から離れる方向に傾斜している。滴下促進部34Aの傾斜角度は、図示のものに限定されることなく適宜設定すればよい。本変形例によれば、リアカメラ2から離れる方向につららIを誘導できるため、リアカメラ2による視認性をより確実に確保できる。
次に、図5を参照して、本発明の第二変形例について説明する。前記した実施形態では、ガーニッシュ3を車両後方視で横長矩形状にしたが、図5に示す変形例では、ガーニッシュ3Aの下縁30Aが下向きに凸となるアーチ形状にする。
本変形例に係るガーニッシュ3Aの下縁30Aにおいて車幅方向中央側には、車幅方向に直線状に延びる直線部37aが形成されている。ガーニッシュ3Aの下縁30Aにおいて車幅方向両端側には、車幅方向内側(直線部37a)に向かうにつれて下向きに傾斜する傾斜部37b,37cが形成されている。
リアカメラ2は、本変形例では凹部14において、右側に位置する傾斜部37bの下端37b1よりも傾斜方向上側に対応する位置に設けられている。滴下促進部34は、傾斜部37bの途中において、傾斜部37bの下端37b1よりも傾斜方向上側に設けられている。つまり、リアカメラ2及び滴下促進部34は、車幅方向において傾斜部37bの下端37b1とは異なる位置に設けられている。なお、リアカメラ2及び滴下促進部34は、左側に位置する傾斜部37cの途中に設けてもよい。かかる場合にも、リアカメラ2及び滴下促進部34は、車幅方向において傾斜部37cの下端37c1とは異なる位置に設ける。
滴下促進部34の設置位置及び個数は、リアカメラ2の左右両側又は片側のみに一つ以上設置すればよいが、リアカメラ2に対して傾斜部37bの上端側に1つ設けることが好ましい。このような設置位置及び個数によれば、傾斜部37bの上端側からリアカメラ2に向かう水を滴下促進部34で捕捉しながら、滴下促進部34の個数を抑えてガーニッシュ3Aのデザイン性への影響を軽減できる。
傾斜部37bを伝う水は当該傾斜部37bの下端37b1に集中しやすいことから、本変形例ではリアカメラ2及び滴下促進部34を車幅方向において傾斜部37bの下端37b1とは異なる位置に設けた。これにより、図5の矢印Y3に示すように、リアガラス13からガーニッシュ3Aに向けて流下して傾斜部37bのうちリアカメラ2よりも傾斜方向下側に到達した水は、リアカメラ2や滴下促進部34に向かうことなく、リアカメラ2や滴下促進部34から離れた位置で滴下するか又はつららとなる。つまり、傾斜部37bを伝って滴下促進部34に向かう水を減らし、滴下促進部34におけるつららIの大型化を抑制できる。また、滴下促進部34がリアカメラ2に対して傾斜部37bの上端側に設けられているため、傾斜部37bの上端側からリアカメラ2に向かう水を滴下促進部34に誘導でき(図5の矢印Y4参照)、リアカメラ2の画角範囲におけるつららIの形成を抑制できる。これにより、リアカメラ2による視認性を確保できる。
次に、図6を参照して、本発明の第三変形例について説明する。前記した実施形態では、ガーニッシュ3を車両後方視で横長矩形状にしたが、図6に示す変形例では、ガーニッシュ3Bの下縁30Bがアーチ状傾斜部38aとサイド傾斜部38bとを備える形状にする。
本変形例に係るガーニッシュ3Bの下縁30Bにおいて車幅方向中央側には、上向きに凸となるアーチ状傾斜部38aが形成されている。アーチ状傾斜部38aは、車幅方向中心から外側に向かうにつれて下向きに傾斜している。ガーニッシュ3Bの下縁30Bにおいて車幅方向両端側には、車幅方向内側(アーチ状傾斜部38a)に向かうにつれて下向きに傾斜するサイド傾斜部38b,38bが形成されている。
リアカメラ2は、本変形例では凹部14において、アーチ状傾斜部38aの右側の下端38cよりも傾斜方向上側に対応する位置に設けられている。滴下促進部34は、アーチ状傾斜部38aの途中において、アーチ状傾斜部38aの右側の下端38cよりも傾斜方向上側に設けられている。つまり、リアカメラ2及び滴下促進部34は、車幅方向においてアーチ状傾斜部38aの下端38c(アーチ状傾斜部38aとサイド傾斜部38bとで構成される角部)とは異なる位置に設けられている。
リアカメラ2及び滴下促進部34は、本変形例ではアーチ状傾斜部38aの車幅方向中心よりも右寄りに設けているが左寄りに設けてもよい。かかる場合にも、リアカメラ2及び滴下促進部34は、車幅方向においてアーチ状傾斜部38aの左側の下端38dとは異なる位置に設ける。
滴下促進部34の設置位置及び個数は、リアカメラ2の左右両側又は片側のみに一つ以上設置すればよいが、リアカメラ2に対してアーチ状傾斜部38aの上端側に1つ設けることが好ましい。このような設置位置及び個数によれば、アーチ状傾斜部38aの上端側からリアカメラ2に向かう水を滴下促進部34で捕捉しながら、滴下促進部34の個数を抑えてガーニッシュ3Bのデザイン性への影響を軽減できる。
アーチ状傾斜部38aの右部を伝う水は当該アーチ状傾斜部38aの下端38cに集中しやすいことから、本変形例ではリアカメラ2及び滴下促進部34を車幅方向においてアーチ状傾斜部38aの下端38cとは異なる位置に設けた。これにより、図6の矢印Y5に示すように、リアガラス13からガーニッシュ3Bに向けて流下してアーチ状傾斜部38aのうちリアカメラ2よりも傾斜方向下側に到達した水は、リアカメラ2や滴下促進部34に向かうことなく、リアカメラ2や滴下促進部34から離れた位置で滴下するか又はつららとなる。つまり、アーチ状傾斜部38aを伝って滴下促進部34に向かう水を減らし、滴下促進部34におけるつららIの大型化を抑制できる。また、滴下促進部34がリアカメラ2に対してアーチ状傾斜部38aの上端側に設けられているため、アーチ状傾斜部38aの上端側からリアカメラ2に向かう水を滴下促進部34に誘導でき(図6の矢印Y6参照)、リアカメラ2の画角範囲におけるつららIの形成を抑制できる。これにより、リアカメラ2による視認性を確保できる。
以上、本発明の実施形態及び変形例について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施形態では、ハッチバック式の車両Vに本発明を適用したが、トランクタイプの車両に本発明を適用することもできる。
リアカメラ2及びガーニッシュ3を取付部材5を用いてテールゲート1にまとめて固定したが、取付部材5を用いずにリアカメラ2とガーニッシュ3をテールゲート1に個別に固定してもよい。個別に固定する場合には、リアカメラ2とガーニッシュ3をテールゲート1に直に固定してもよいし、ブラケット等を介して固定してもよい。
実施形態では、ひさし部33を設けたが、ひさし部33を省略してもよい。
V 車両(車体後部構造)
1 テールゲート
2 リアカメラ(撮像装置)
3 ガーニッシュ(外装部材)
3A ガーニッシュ(外装部材)
3B ガーニッシュ(外装部材)
14 凹部
21 レンズ
30 下縁
30A 下縁
30B 下縁
31 後壁
32 下壁
33 ひさし部
34 滴下促進部
34A 滴下促進部
36 開口
37b 傾斜部
37c 傾斜部
37b1 下端
37c1 下端
38a アーチ状傾斜部
38c 下端
38d 下端

Claims (5)

  1. 車両の後部に設けられ、レンズを含む撮像装置と、
    前記撮像装置のうち少なくとも上部を覆う外装部材と、を備え、
    前記外装部材の下縁には、当該下縁を伝って流れる水を滴下する滴下促進部が形成されており、
    前記滴下促進部は、車幅方向において前記レンズとラップしない位置に設けられていることを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記滴下促進部は、前記外装部材の下縁から下方に向かって凸となる突起であることをを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。
  3. 前記突起は、下方に向かうにつれて前記撮像装置から離れる方向に傾斜することを特徴とする請求項2に記載の車体後部構造。
  4. 前記外装部材の下縁には、車幅方向一方に向かうにつれて下向きに傾斜する傾斜部が形成されており、
    前記撮像装置は、車幅方向において前記傾斜部の下端とは異なる位置に設けられており、
    前記滴下促進部は、前記撮像装置に対して前記傾斜部の上端側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車体後部構造。
  5. 前記外装部材は、
    上下方向に延びる後壁と、
    前記後壁から前方に向かって延びる下壁と、
    前記後壁と連続し、前記下壁よりも下方まで延びるひさし部と、を備え、
    前記ひさし部は、前記外装部材の下縁を構成しており、
    前記撮像装置は、前記後壁よりも車両前方に位置し、前記下壁に形成された開口を通じて車両後方に臨むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車体後部構造。
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