JP2019206052A - 省力型穴あけパンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】特に押圧力の操作が簡単な省力型穴あけパンチを提供する。【解決手段】基台10と、操作部材20と、連接部材30と、少なくとも1つのパンチ部材を有し、操作部材20は、基台10に枢転可能に枢設され、基台10と連接する第一回転部と、第一回転部と反対する一端に設けられる第一力部と、第一回転部と第一力部との間に設置される第一作用部を備え、連接部材30は、基台10と連接する第二回転部と、操作部材20の第一作用部に対応して連結するように、第二回転部と反対する一端に設けられる第二力部と、第二回転部と第二力部との間に設置される第二作用部を備え、第一回転部及び第二回転部が第二作用部に対して同じ側に配置され、パンチ部材は、連接部材30の第二作用部と連接するように基台10に設置されると共に、操作部材20により駆動されて基台10に対して上下に移動するから、パンチ部材の移動距離がより長くなり、省力効果に優れる。【選択図】図2

Description

本発明は、特に押圧力を用いて簡単に操作することができる省力型穴あけパンチに関するものである。
穴あけパンチは主に、紙に穴を開けて書類を整理しながらまとめてファイルするために用いるものであるが、パンチを行う時の直線距離は、限られていることから、既存の穴あけパンチの構成を改良することにより、省力の効果を持たせる必要があった。
既存の中国の特許第CN102101304号に開示された穴あけパンチ構造は、第一押圧アーム及び第二押圧アームを備え、これらの押圧アームを連動させてパンチ部材を作動させることにより穴をあけることができる。この第一押圧アームと第二押圧アームとはそれぞれ、座部材に枢設され、支点を構成し、該第一押圧アームが作用点を介して第二押圧アームに連結されると共に、パンチ部材が第二押圧アームの作用店に連結されることにより、小さな力で穴あけを行うことができる。
また、既存の中国の特許第CN201082600号に開示された穴あけ接合工具は、押圧レバーを押し込んで接合構造を駆動させることにより、接合効果を提供すると共に、押圧レバーをもう一度押し込んでアームを駆動させることにより、穴あけの効果を提供するものであり、これによれば、接合効果及び穴あけ効果を有する。そのうち、押圧レバー及びアームはそれぞれ位置決め部材に枢設され、支点を構成し、押圧レバーの作用点が接合構造に対応し、接合構造がアームの力点に連結され、穴あけ構造がアームの作用点に連結される。これによれば、押圧レバーを押すと、接合構造及び穴あけ構造を同期稼動させることができる。
米国の特許公開第US2010/0058912号に開示された穴あけパンチは、メインアームが2本のサブアームを連動させて2つのパンチヘッドを駆動させることにより、穴あけを行う。そのうち、メインアーム及び2本のサブアームは、座部材に枢設され、支点を構成し、メインアームの作用点が摺動可能に2本のサブアームの力点に連結され、該2本のサブアームの作用点が2つのパンチヘッドに当接することから、メインアームを作動させると、2本のサブアームが連動して2つのパンチヘッドでパンチする。
中国の特許公開第CN101121270号に開示された穴あけパンチは、上蓋を介して連動仕組みを駆動させてパンチ部材で穴を開ける。そのうち、上蓋と連動部材は、底部材の固定座に枢設され、支点を構成し、連動仕組みの第二力アームが上蓋の第一作用力アームに連結され、パンチ部材が連動仕組みの第二作用力アームに連結される。この構成によれば、上蓋が連動仕組みを駆動させてパンチ部材で穴を開けることができる。
以上様々なタイプの穴あけパンチを開示したが、支点、力点、作用点の配置状態により、穴あけパンチの内部設計に制限を有することから、穴あけパンチのタイプによって支点、力点、作用点の配置状態が異なる。つまり、前記第CN102101304号及び第CN201082600号においては、2本のテコの2つの支点が反対する両側に配置されると共に、力点及び作用点が2つの支点の間に配置され、一方、前記第US2010/0058912号及び、第CN101121270号は、力点及び作用点が2本のテコの2つの支点の反対する両側に配置される。
既存の穴あけパンチは、上述した配置形態を有するが、パンチ部材の移動距離が短く、移動距離が不足するので、紙の枚数が多いと、穴をあけることができず、省力効果も優れない。また、この構成によれば、使用者が穴あけパンチを使用する時、体重を利用したり、両手の力を利用したりしてパンチする必要があることから、非常に不便であると共に、省力効果も劣る。更に、穴あけパンチを操作する時は、手を曲げてパンチするが、使い方を間違って使用し難いため、改良する必要があった。
本発明に係る省力型穴あけパンチは、基台と、操作部材と、連接部材と、少なくとも1つのパンチ部材を有し、該操作部材は、基台に枢転可能に枢設され、該基台と連接する第一回転部と、該第一回転部と反対する一端に設けられる第一力部と、該第一回転部と第一力部との間に設置される第一作用部を備え、該連接部材は、基台と連接する第二回転部と、前記操作部材の第一作用部に対応するように、第二回転部と反対する一端に設けられる第二力部と、該第二回転部と第二力部との間に設置される第二作用部を備え、前記第一回転部及び第二回転部が第二作用部に対して同じ側に配置され、該パンチ部材は、連接部材の第二作用部と連接するように基台に設置されると共に、該操作部材により駆動されて基台に対して上下に移動する構成を有する。
本発明に係る省力型穴あけパンチは、作用部が回転部と力部との間に配置され、操作部材の第一回転部及び連接部材の第二回転部が、操作部材の第一作用部に対して同じ側に配置され、第二作用部が、第一作用部と第二回転部との間に配置され、パンチ部材が、連接部材の第二回転部と第二力部との間に枢設される。
このテコの構成による力学の原理によって、2本のテコの2つの支点が近い位置に配置されると共に、力を入れてパンチを行う第二作用部が、第一作用部と第二回転部との間に配置されることから、パンチ部材の移動距離がより長くなり、紙の枚数が増えてもパンチによる穴あけができるので、省力効果に優れ、手にも負担がかからない。
本発明の第一実施例の斜視図である。 本発明の第一実施例の斜視透視図である。 本発明の第一実施例の部分分解斜視図である。 本発明の第一実施例の部分拡大分解斜視図である。 本発明の第一実施例の連接ロッドの側面図である。 本発明の第一実施例の他の連接ロッドの側面図である。 本発明の第一実施例のテコの力の配置状態を示す説明図である。 本発明の第一実施例における、作動状態を示す側面図である。 本発明の第一実施例における、他の作動状態を示す側面図である。 本発明の第二実施例のテコの力の配置状態を示す説明図である。 本発明の第三実施例のテコの力の配置状態を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して本発明の適切な実施の形態を詳細に説明する。
本発明に係る省力型穴あけパンチは、図1乃至図4に示すように、基台10と、操作部材20と、連接部材30と、少なくとも1つのパンチ部材40を有する。
図1及び図2に示すように、前記基台10は、基台本体11及び2つのスタンド12を備え、該2つのスタンド12は、直立状態で基台10に取り付けられる。
本実施例における基台10は、折り畳み可能または伸縮可能で長さの調整が可能であり、2つのスタンド12はそれぞれ、間隔をおいて互いに平行するように基台10の一端両側に設置される。該各スタンド12は、外側に突出する枢転軸121を備え、その中央に、連接部材30及びパンチ部材40を装着するための装着空間122が形成される。
図2及び図3に示すように、前記操作部材20は、2つのスタンド12の間に位置するように基台10に回転可能に枢設され、スタンド12に対して伸縮させて長さを調整できることが好ましく、2本のサイドアーム21及び、該2本のサイドアーム21を連接する伸縮レバー22を備える。
前記操作部材20は、基台10と連接する第一回転部P1と、該第一回転部P1と反対する一端に設けられる第一力部F1と、該第一回転部P1と第一力部F1との間に設置される第一作用部G1を備える。すなわち、第一作用部G1は、第一回転部P1と第一力部F1との間に配置される。
本実施例における操作部材20は、2本のサイドアーム21を介して2つのスタンド12の外側に取り付けられ、該各サイドアーム21の内側に、円形穴を有する第一回転部P1が構成され、該円形穴の形状は、スタンド12の枢転軸121の形状に対応する。
該各サイドアーム21の底部に耳部211が設けられ、該2つの耳部211にそれぞれ、円形の貫通穴である第一作用部G1が形成され、前記2本のサイドアーム21は、それぞれの第一回転部P1を介して2つのスタンド12の枢転軸121に枢設される。この構成によれば、該2本のサイドアーム21が2つのスタンド12に対して回転することができる。
前記伸縮レバー22はU字形を呈し、2本のサイドアーム21における、基台10と反対する一端に設置され、且つ該サイドアーム21に対して伸縮可能かつ移動可能に取り付けられる。この構造によれば、操作部材20の長さを調整することができる。
また、前記伸縮レバー22は、2本のサイドアーム21と連接する2本の伸縮アーム221を備え、前記第一力部F1は、伸縮レバー22がある一端に定義され、2本の伸縮アーム221と連接する横棒体であることが好ましい。
図3及び図4に示すように、前記連接部材30は、装着空間122に位置するように、基台10のスタンド12に回転可能に設置され、基台10と連接する第二回転部P2と、操作部材20の第一作用部G1に対応するように第二回転部P2と反対する一端に設けられる第二力部F2と、該第二回転部P2と第二力部F2との間に設置される第二作用部G2を備え、該第二作用部G2は、第二回転部P2と第二力部F2との間に配置される。
また、該第一回転部P1及び第二回転部P2は、第二作用部G2に対して同じ側に配置され、操作部材20の第一回転部P1及び連接部材30の第二回転部P2は、操作部材20の第一作用部G1に対して同じ側に配置される。
前記少なくとも1つのパンチ部材40は、連接部材30の第二作用部G2と連接するように基台10に設置されると共に、前記操作部材20により駆動されて基台10に対して上下方向に移動することができる。
前記連接部材30は、2本の連接ロッド31を有し、該2本の連接ロッド31は、基台10の2つのスタンド12に枢設される。該各連接ロッド31は、U字形の断面を有し、形状が同一で平行状の2枚の側板310及び、該2枚の側板310を連接した連接板311を備える。該各側板310の両端にそれぞれ、円形穴を有する第二力部F2及び第二回転部P2が構成され、該各側板310における第二力部F2と第二回転部P2との間に第二作用部G2が形成される。すなわち、前記第二作用部G2は、第二回転部P2と第二力部F2との間に配置され、該各連接ロッド31は、枢転軸32を介して側板310の第二回転部P2に貫設され、該2本の連接ロッド31は、装着空間122に位置するように2つのスタンド12に枢設される。この構成によれば、該各連接ロッド31は、スタンド12に対して回転することができる。
図3及び図4に示すように、前記操作部材20と連接部材30との間に連動棒33が取り付けられ、該連動棒33により操作部材20と連接部材30とを連動させる。該連動棒33は、2本のサイドアーム21の第一作用部G1及び2枚の側板310の第二力部F2に貫設されてもよく、2本の連動棒33を備え、該2本の連動棒33はそれぞれ、2本のサイドアーム21の第一作用部G1及び2枚の側板310の第二力部F2に貫設されてもよく、特に制限はない。
前記操作部材20の第一作用部G1は、連接部材30の第二力部F2に摺動可能に連結され、該操作部材20の第一作用部G1または連接部材30の第二力部F2は摺動溝であり、該第一作用部G1及び第二力部F2の一方が細長状の摺動溝であれば、他方は連動棒33を固定するための円形の貫通穴である。この構成によれば、連動棒33を保持しながら摺動溝に対して移動することができる。
本実施例においては、第二力部F2が摺動溝であり、すなわち、該操作部材20の回転に連動棒33を連動させ、該連動棒33が第二力部F2に沿って摺動すると、2本の連接ロッド31も連動して回転する。また、上述した第一作用部G1と第二力部F2は逆に設置されてもよく、特に制限はない。
図5に示すように、水平方向に沿ったX軸及び垂直方向に沿ったY軸を有し、前記各連接ロッド31の側板310において、第二回転部P2の円形穴の円心をPoと定義し、前記第二力部F2と第二作用部G2とは、長円形の摺動溝であり、該各摺動溝の両端はそれぞれ弧状を呈し、前記第二力部F2の2つの弧状部分の円心をFo1及びFo2と定義し、前記第二作用部G2の2つの弧状部分の円心をGo1及びGo2と定義する。
また、本実施例においては、X軸方向における第二回転部P2の円心Poと第二作用部G2の第一円心Go1との距離を第一作用力アームLg1と定義し、該第一作用力アームLg1の長さは、16mm乃至18mmである。X軸方向における第二回転部P2の円心Poと第二作用部G2の第二円心Go2との距離を第二作用力アームLg2と定義し、該第二作用力アームLg2の長さは、18mm乃至20mmである。X軸方向における第二回転部P2の円心Poと第二力部F2の第一円心Fo1との距離を第一出力アームLf1と定義し、該第一出力アームLf1の長さは、28.5mm乃至30.5mmである。X軸方向における第二回転部P2の円心Poと第二力部F2の第二円心Fo2との距離を第二出力アームLf2と定義し、該第二出力アームLf2の長さは、35.5mm乃至37.5mmである。
図6に示すように、本実施例は、第二作用部G2の円心Go1、Go2を連接する長軸線を有すると共に、第二力部F2の円心Fo1、Fo2を連接する長軸線を有し、この2本の長軸線が交差して傾斜夾角Afgを構成し、該傾斜夾角Afgは、138度乃至142度である。また、前記第二回転部P2の円心Poと第二作用部G2の第一円心Go1を連接する線と、X軸方向に延出する水平線との間に、第一作用力摺動夾角Ag1が構成され、該第一作用力摺動夾角Ag1は、5度乃至9度である。
一方、前記第二回転部P2の円心Poと第二作用部G2の第一円心Go1を連接する線と、第二回転部P2の円心Poと第二作用部G2の第二円心Go2を連接する線との間に、第二作用力摺動夾角Ag2が構成され、該第二作用力摺動夾角Ag2は、2度乃至6度である。前記第二回転部P2の円心Poと第二力部F2の第一円心Fo1を連接する線と、第二回転部P2の円心Poと第二力部F2の第二円心Fo2を連接する線との間に、第一力摺動夾角Af1が構成され、該第一力摺動夾角Af1は、1度乃至5度である。
図3及び図4に示すように、前記少なくとも1つのパンチ部材40の数量は、2つであり、該2つのパンチ部材40は、連接部材30の第二作用部G2と連接するように基台10の2つのスタンド12に設置される。すなわち、パンチ部材40は、連接部材30の第二回転部P2と第二力部F2との間に配置される。
本実施例におけるパンチ部材40は、スタンド12の装着空間122に位置するように、対応する連接ロッド31の2枚に側板310の間に枢設され、該各パンチ部材40は、パンチ座41及び、該パンチ座41と連接するパンチヘッド42を備える。そのうち、パンチ座41は、矩形且つブロック状の座体410を備え、該座体410の上部に連接部411が設けられ、該連接部411に枢設穴が形成され、該各パンチ座41の連接部411の枢設穴が側板310の第二作用部G2と対応するように形成され、枢設軸412が連接部411及び第二作用部G2に貫設され、連接部材30の2本の連接ロッド31が2つのパンチ座41に枢設され、該連接部材30の2本の連接ロッド31が枢動することにより、2つのパンチ座41を同期に連動させる。
前記2つのパンチ部材40の連接部411と連接部材30の第二作用部G2とは摺設手段により連結される。連接部材30の第二作用部G2または各パンチ部材40の連接部411は摺動溝であり、第二作用部G2及び各連接部411のうちの一方が細長状の摺動溝である場合、他方が枢設軸412を固定するための円形の貫通穴であり、この構成によれば、枢設軸412を保持しながら摺動溝に対して移動することができる。
尚、本実施例において、連接部材30の第二作用部G2は摺動溝であるが、該第二作用部G2と連接部411との形態を逆に設置してもよく、特に制限はない。
本発明の実施例の構造をテコの図で表現し、図7に示したテコの図と、図2と図3を用いて説明する。前記操作部材20の一端に第一力部F1が設けられると共に、他端に第一回転部P1が設けられ、該第一力部F1と第一回転部P1との間に第一作用部G1が設けられる。すなわち、第一作用部G1は、第一回転部P1と第一力部F1との間に配置され、該操作部材20の第一回転部P1が基台10に連接される。
また、前記連接部材30の一端に第二力部F2が設けられると共に、他端に第二回転部P2が設けられ、該第二力部F2と第二回転部P2との間に第二作用部G2が設けられる。すなわち、第二作用部G2は、第二力部F2と第二回転部P2との間に配置される。更に、第一回転部P1及び第二回転部P2は、第一作用部G1に対して同じ側に配置される。すなわち、操作部材20の第一回転部P1及び連接部材30の第二回転部P2は、操作部材20の第一作用部G1に対して同じ側に配置される。
前記連接部材30における第二回転部P2は基台10に連接され、第二力部F2は、操作部材20の第一作用部G1に連接され、該連接部材30の第二作用部G2は、第一作用部G1と第二回転部P2との間に配置される。すなわち、第二作用部G2は、第一作用部G1と第二回転部P2との間に配置される。
また、前記各パンチ部材40は、連接部材30の第二作用部G2に連接され、且つ第一回転部P1と第二回転部P2との間に配置され、該パンチ部材40は、連接部材30の第二回転部P2と第二力部F2との間に枢設され、この構成によれば、第一力部F1からの押圧力を第二作用部G2と連接したパンチ部材40に伝送するので、穴あけパンチの省力化につながる。
本発明の実施例を使用する場合は、図8に示すように、操作部材20を基台10に対して枢転させ、該操作部材20を逆時計回りに回転させて持ち上げ、2本の連接ロッド31を連動させて連動棒33を同じ方向に回転させると共に、2つのパンチ部材40を持ち上げる。
そして、図9に示すように、前記操作部材20を時計回りに回転させて下方に押し込み、連動棒33を第二力部F2に沿って摺動させて2本の連接ロッド31と連動させて回転させ、また、パンチ座41の枢設軸412を第二作用部G2に沿って摺動させてパンチヘッド42を下方へ押し下げてパンチにより穴をあける。
図7に示すように、本実施例において、操作部材20が、アームの長さを調整していない短縮状態で穴あけを行う場合、該操作部材20の長さは、190mmであり、第一作用部G1乃至第一回転部P1の長さは、10mmであり、第二力部F2の受力は、第一作用部G1からの力と一致する。
第二力部F2と第二回転部P2との距離:第二作用部G2と第二回転部P2との距離=2:1。
本発明に係る省力型穴あけパンチは、長さをcmに表示して以下の公式により省力効果を説明する。
F1x19=G1x1 → F1=G1/19 (1)
F2=G1 → F1=F2/19 (2)
F2x2=G2x1 → 2F2=G2 (3)
G2/F1=2F2/(F2/19)→ G2=38F1 (4)
したがって、第二作用部G2の受力は、第一力部F1からの力の38倍であることから、省力効果に極めて優れる。
本発明の第一作用部G1/第二作用部G2は、第一回転部P1/第二回転部P2と第一力部F1/第二力部F2との間に配置され、操作部材20の第一回転部P1及び連接部材30の第二回転部P2は、操作部材20の第一作用部G1に対して同じ側に配置され、第二作用部G2は、第一作用部G1と第二回転部P2との間に配置され、各パンチ部材40は、連接部材30の第二回転部P2と第二力部F2との間に枢設される。
力学の原理によれば、2本のテコの2つの支点は近い位置に配置されると共に、力を入れてパンチを行う第二作用部G2は、連接ロッド31の第二力部F2(第一作用部G1)と第二回転部P2との間に配置されることから、パンチ部材40の移動距離がより長くなるため、紙の枚数を増やしても穴をあけることができる。したがって、操作部材20は、アームを調整しない状態で使用しても、省力効果に優れる。
また、操作部材20と、連接部材30と、パンチ部材40は、摺設手段により取り付けられることから、パンチ部材40の移動距離が増えて、13mmまで増加するため、紙の枚数が増えてもパンチにより穴をあけることができる。
本発明の第二実施例は、図10に示したてこの図により説明する。第二実施例の構成は、殆ど第一実施例と同一であるが、てこの力の配置状態が異なる。すなわち、前記少なくとも1つのパンチ部材40は、操作部材20の第一回転部P1と操作部材20の第一作用部G1との間に配置される点において異なる。
本発明の第三実施例は、図11に示したてこの図により説明する。第三実施例の構成は、殆ど第一実施例と同一であるが、てこの力の配置状態が異なる。すなわち、前記連接部材30の第二回転部P2は、操作部材20の第一回転部P1と連接部材30の第二作用部G2との間に配置される点において異なる。
尚、本発明の省力型穴あけパンチは、操作部材20のシングルアームと、シングルの連接ロッド31と、シングルのパンチ部材40とからなるシングルアーム型の穴あけパンチであってもよく、複数のアームと、複数の連接ロッド31と、複数のパンチ部材40とからなる複数のアームを備える穴あけパンチであってもよく、アームや、連接部材30、パンチ部材40の数量に制限はない。
10 基台
11 基台本体
12 スタンド
121 枢転軸
122 装着空間
20 操作部材
21 サイドアーム
211 耳部
22 伸縮レバー
221 伸縮アーム
30 連接部材
31 連接ロッド
310 側板
311 連接板
32 枢転軸
33 連動棒
40 パンチ部材
41 パンチ座
411 連接部
412 枢設軸
410 座体
42 パンチヘッド
P1 第一回転部
F1 第一力部
G1 第一作用部
P2 第二回転部
F2 第二力部
G2 第二作用部
Go1 第一円心
Go2 第二円心
Lg1 第一作用力アーム
Lg2 第二作用力アーム
Lf1 第一出力アーム
Lf2 第二出力アーム
Afg 傾斜夾角
Ag1 第一作用力摺動夾角
Ag2 第二作用力摺動夾角
Fo1 第一円心
Fo2 第二円心
本発明に係る省力型穴あけパンチは、基台と、操作部材と、連接部材と、少なくとも1つのパンチ部材を有し、該操作部材は、基台に枢転可能に枢設され、該基台と連接する第一回転部と、該第一回転部と反対する一端に設けられる第一力部と、該第一回転部と第一力部との間に設置される第一作用部を備え、該連接部材は、基台と連接する第二回転部と、第二回転部と反対する一端に設けられて前記操作部材の第一作用部と連結する第二力部と、該第二回転部と第二力部との間に設置される第二作用部を備え、前記第一回転部及び第二回転部が第二作用部に対して同じ側に配置され、該パンチ部材は、連接部材の第二作用部と連接するように基台に設置されると共に、該操作部材により駆動されて基台に対して上下に移動する構成を有する。
図3及び図4に示すように、前記連接部材30は、装着空間122に位置するように、基台10のスタンド12に回転可能に設置され、基台10と連接する第二回転部P2と、操作部材20の第一作用部G1に対応して連結するように第二回転部P2と反対する一端に設けられる第二力部F2と、該第二回転部P2と第二力部F2との間に設置される第二作用部G2を備え、該第二作用部G2は、第二回転部P2と第二力部F2との間に配置される。
また、該第一回転部P1及び第二回転部P2は、第二作用部G2に対して同じ側に配置され、操作部材20の第一回転部P1及び連接部材30の第二回転部P2は、操作部材20の第一作用部G1に対して同じ側に配置される。

Claims (15)

  1. 基台と、
    前記基台に枢転可能に枢設され、該基台と連接する第一回転部と、該第一回転部と反対する一端に設けられる第一力部と、該第一回転部と第一力部との間に設置される第一作用部を備える、操作部材と、
    前記基台と連接する第二回転部と、前記操作部材の第一作用部に対応するように、第二回転部と反対する一端に設けられる第二力部と、該第二回転部と第二力部との間に設置される第二作用部を備え、前記第一回転部及び第二回転部が第二作用部に対して同じ側に配置される、連接部材と、
    前記連接部材の第二作用部と連接するように基台に設置されると共に、前記操作部材により駆動されて基台に対して上下に移動する、少なくとも1つのパンチ部材を有することを特徴とする、
    省力型穴あけパンチ。
  2. 前記少なくとも1つのパンチ部材が、第一回転部と第二回転部との間に設置されることを特徴とする請求項1に記載の省力型穴あけパンチ。
  3. 前記少なくとも1つのパンチ部材が、第一回転部と第一作用部との間に設置されることを特徴とする請求項1に記載の省力型穴あけパンチ。
  4. 前記連接部材の第二回転部が、第一回転部と第二作用部との間に設置されることを特徴とする請求項1に記載の省力型穴あけパンチ。
  5. 前記連接部材は、2本の連接ロッドを備え、前記少なくとも1つのパンチ部材の数量は、2つであり、前記基台は、2つのスタンドを備え、前記2本の連接ロッドが2つのスタンドに枢設されると共に、前記2つのパンチ部材が2本の連接ロッドに連接されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の省力型穴あけパンチ。
  6. 前記第一作用部が摺動可能に第二力部に連結されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の省力型穴あけパンチ。
  7. 前記操作部材の第一作用部及び連接部材の第二力部のうちの一方が摺動溝であることを特徴とする請求項6に記載の省力型穴あけパンチ。
  8. 前記第二回転部と第二力部との間に出力摺動夾角を有し、該出力摺動夾角が1乃至5度であることを特徴とする請求項7に記載の省力型穴あけパンチ。
  9. 前記第二回転部と第二力部との間に、第一出力アーム及び第二出力アームを有し、該第一出力アームの長さが、28.5mm乃至30.5mmであり、該第二出力アームの長さが、35.5mm乃至37.5mmであることを特徴とする請求項7に記載の省力型穴あけパンチ。
  10. 前記連接部材の第二作用部が、少なくとも1つのパンチ部材の連接部に摺動可能に連結されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の省力型穴あけパンチ。
  11. 前記連接部材の第二作用部及びパンチ部材の連接部のうちの一方が摺動溝であることを特徴とする請求項10に記載の省力型穴あけパンチ。
  12. 前記第二回転部と第二作用部との間に第一抵抗力摺動夾角及び第二抵抗力摺動夾角を有し、該第一抵抗力摺動夾角が、5乃至9度であり、該第二抵抗力摺動夾角が、2乃至6度であることを特徴とする請求項11に記載の省力型穴あけパンチ。
  13. 前記第二回転部と第二作用部との間に第一抵抗力アーム及び第二抵抗力アームを有し、該第一抵抗力アームの長さが、16mm乃至18mmであり、該第二抵抗力アームが、18mm乃至20mmであることを特徴とする請求項11に記載の省力型穴あけパンチ。
  14. 前記連接部材の第二作用部は、少なくとも1つのパンチ部材の連接部に摺動可能に連結されることを特徴とする請求項6に記載の省力型穴あけパンチ。
  15. 前記連接部材の第二力部と第二作用部との間に、傾斜夾角を有し、該傾斜夾角が、138度乃至142度であることを特徴とする請求項14に記載の省力型穴あけパンチ。
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