JP3133863U - 伸縮スタンド装置 - Google Patents

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正樹 加藤
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Abstract

【課題】脚立または足場を使うことができないような狭いスペースしかない場合であっても、高所における孔あけ作業を行うことを可能にする伸縮スタンド装置を提供する。
【解決手段】伸縮スタンド装置100は、一端が地面に接地し、鉛直方向に延びる支持棒110と、支持棒に対して鉛直方向にスライド可能な中段スタンド130と、中段スタンドの上方において支持棒に対して鉛直方向にスライド可能な上段スタンド140と、中段スタンド及び上段スタンドを鉛直方向にスライドさせるスタンドスライド機構200と、からなる。ハンドル部材250を時計方向Rに回動させることにより、スタンドスライド機構200を構成する各アーム部材210、220、230、240が回動し、中段スタンド及び上段スタンドが支持棒110に沿って上方にスライドする。
【選択図】図1

Description

本考案は伸縮スタンド装置に関する。
ドリルその他の穿孔器具を用いて、建物の天井その他の高所に孔を形成する場合、従来は、脚立を用いたり、足場を組み上げたりすることが多かった。
脚立あるいは足場を利用するにしても、重い穿孔器具を持って昇り降りする必要があるため、作業効率は低いものとならざるを得なかった。さらに、高所に昇ることになるため、作業者には落下の危険性が常につきまとっていた。
また、最大の問題は、狭いスペースしかない場合には、脚立または足場を用いることができず、高所における孔あけ作業ができないこともある、という点であった。
本考案は以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、作業者が穿孔器具を持って脚立または足場を昇る必要性をなくし、さらに、脚立または足場を使うことができないような狭いスペースしかない場合であっても、高所における孔あけ作業を確実に行うことを可能にする伸縮スタンド装置を提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、上下方向に伸縮可能な伸縮スタンド装置(100)であって、一端が地面に接地し、鉛直方向に延びる支持棒(110)と、前記支持棒(110)に対して鉛直方向にスライド可能な中段スタンド(130)であって、水平方向に延びる接続部材(131)を有する中段スタンド(130)と、前記中段スタンド(130)の上方において前記支持棒(110)に対して鉛直方向にスライド可能な上段スタンド(140)と、前記中段スタンド(130)及び前記上段スタンド(140)を鉛直方向にスライドさせるスタンドスライド機構(200)と、を備え、前記スタンドスライド機構(200)は、一対の第一アーム部材(210)と、一対の第二アーム部材(220)と、一対の第三アーム部材(230)と、一対の第四アーム部材(240)と、ハンドル部材(250)と、を備えており、前記一対の第一アーム部材(210)の各々の一端が前記支持棒(110)に回動自在に連結されており、前記一対の第二アーム部材(220)の各々の一端が前記一対の第一アーム部材(210)の各々の他端と回動自在に連結され、かつ、前記一対の第二アーム部材(220)の各々の前記一端と他端との間の回動支点(222)において前記中段スタンド(130)に対して回動自在に連結されており、前記一対の第三アーム部材(230)の各々の一端が前記一対の第二アーム部材(220)の各々の前記他端に回動自在に連結されており、前記ハンドル部材(250)は、その両端の間の第一回動支点(251)において、前記一対の第三アーム部材(230)の各々の他端と回動自在に連結されており、前記ハンドル部材(250)は、その両端の間の第二回動支点(252)において、前記接続部材(131)に対して回動自在に連結されており、前記ハンドル部材(250)は、その一端において、前記一対の第四アーム部材(240)の各々の一端と回動自在に連結されており、前記一対の第四アーム部材(240)の各々の他端は前記上段スタンド(140)に対して回動自在に連結されており、前記第一回動支点(251)は、前記一対の第四アーム部材(240)に連結されている前記ハンドル部材(250)の前記一端と前記第二回動支点(252)との間に位置しており、前記一対の第一アーム部材(210)の各々は前記支持棒(110)を間に挟んで相互に平行に配置され、前記一対の第二アーム部材(220)、前記一対の第三アーム部材(230)及び前記一対の第四アーム部材(240)の各々はそれぞれ前記中段スタンド(130)、前記ハンドル部材(250)及び前記上段スタンド(140)を間に挟んで相互に平行に配置されている伸縮スタンド装置を提供する。
さらに、本考案は、上下方向に伸縮可能な伸縮スタンド装置(100)であって、一端が地面に接地し、鉛直方向に延びる支持棒(110)と、前記支持棒(110)に対して鉛直方向にスライド可能な中段スタンド(130)であって、水平方向に延びる接続部材(131)を有する中段スタンド(130)と、前記中段スタンド(130)の上方において前記支持棒(110)に対して鉛直方向にスライド可能な上段スタンド(140)と、前記中段スタンド(130)及び前記上段スタンド(140)を鉛直方向にスライドさせるスタンドスライド機構(200)と、を備え、前記スタンドスライド機構(200)は、第一アーム部材(210)と、第二アーム部材(220)と、第三アーム部材(230)と、第四アーム部材(240)と、ハンドル部材(250)と、を備えており、前記第一アーム部材(210)の一端が前記支持棒(110)に回動自在に連結されており、前記第二アーム部材(220)の一端が前記第一アーム部材(210)の他端と回動自在に連結され、かつ、前記第二アーム部材(220)の前記一端と他端との間の回動支点(222)において前記中段スタンド(130)に対して回動自在に連結されており、前記第三アーム部材(230)の一端が前記第二アーム部材(220)の前記他端に回動自在に連結されており、前記ハンドル部材(250)は、その両端の間の第一回動支点(251)において、前記第三アーム部材(230)の他端と回動自在に連結されており、前記ハンドル部材(250)は、その両端の間の第二回動支点(252)において、前記接続部材(131)に対して回動自在に連結されており、前記ハンドル部材(250)は、その一端において、前記第四アーム部材(240)の一端と回動自在に連結されており、前記第四アーム部材(240)の他端は前記上段スタンド(140)に対して回動自在に連結されており、前記第一回動支点(251)は、前記第四アーム部材(240)に連結されている前記ハンドル部材(250)の前記一端と前記第二回動支点(252)との間に位置している伸縮スタンド装置を提供する。
前記ハンドル部材(250)は、例えば、Y字状に二股に分かれている二股部分(261)と、前記二股部分(261)から延びる棒状の棒状部分(262)と、から構成することができる。この場合、前記二股部分(261)の各々において前記一対の第三アーム部材(230)の各々の他端または前記第三アーム部材(230)の他端と回動自在に連結され、前記棒状部分(262)において前記接続部材(131)と回動自在に連結され、前記二股部分(261)の各先端において前記一対の第四アーム部材(240)の各々の一端または前記第四アーム部材(240)の一端と回動自在に連結される。
本考案に係る伸縮スタンド装置(300)は、前記ハンドル部材(250)の他端において前記ハンドル部材(250)に対して着脱可能な重り(310)を有することが好ましい。
本考案に係る伸縮スタンド装置(400)は、前記一対の第一アーム部材(210)と前記一対の第二アーム部材(220)との間または前記第一アーム部材(210)と前記第二アーム部材(220)との間、前記一対の第二アーム部材(220)と前記一対の第三アーム部材(230)との間または前記第二アーム部材(220)と前記第三アーム部材(230)との間、及び、前記一対の第三アーム部材(230)と前記一対の第四アーム部材(240)との間または前記第三アーム部材(230)と前記第四アーム部材(240)との間の少なくとも何れか一つに配置されたバネ部材(410)であって、それぞれ前記一対の第二アーム部材(220)を前記一対の第一アーム部材(210)に向かう方向もしくは前記第二アーム部材(220)を前記第一アーム部材(210)に向かう方向、前記一対の第三アーム部材(230)を前記一対の第二アーム部材(220)に向かう方向もしくは前記第三アーム部材(230)を前記第二アーム部材(220)に向かう方向、または、前記一対の第四アーム部材(240)を前記一対の第三アーム部材(230)に向かう方向もしくは前記第四アーム部材(240)を前記第三アーム部材(230)に向かう方向に付勢するバネ部材(410)を備えることが好ましい。
本考案に係る伸縮スタンド装置によれば、ハンドル部材を回動させるだけで、伸縮スタンド装置の上端に取り付けた穿孔器具を所望の高所の位置に到達させることができる。このため、従来のように、作業者が穿孔器具を持って脚立や足場を昇る必要はなくなる。さらに、脚立または足場を使うことができないような狭いスペースしかない場合であっても、本考案に係る伸縮スタンド装置を設置するスペースさえあれば、所望の高所の位置に穴あけ作業を実施することが可能になる。
(第一の実施形態)
図1は、本考案の第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100の正面図である。
本実施形態に係る伸縮スタンド装置100は、支持棒110と、下段スタンド120と、中段スタンド130と、上段スタンド140と、スタンドスライド機構200と、を備えている。
支持棒110は剛性を有する真直な棒からなる。例えば、支持棒110は鋼鉄の棒からなる。
下段スタンド120は円柱状の筒体からなり、その内部には支持棒110を嵌合させることができるようになっている。
図1に示すように、下段スタンド120は地面150上に固定された状態で鉛直方向に立っている。支持棒110は下段スタンド120に固定的に嵌め込まれている。このため、支持棒110は鉛直方向に延びている。
中段スタンド130は円柱状の筒体からなり、その内部には支持棒110を嵌合させることができるようになっている。支持棒110は中段スタンド130の内部にスライド可能に嵌め込まれている。すなわち、中段スタンド130は、下段スタンド120の上方において、支持棒110に沿って鉛直上下方向にスライド可能である。
中段スタンド130には、その上端において、水平方向に延びる接続部材131が形成されている。接続部材131は板状の部材からなり、板状部材の表裏の面が鉛直方向と平行になるように配置されている。
上段スタンド140は円柱状の筒体からなり、その内部には支持棒110を嵌合させることができるようになっている。支持棒110は上段スタンド140の内部にスライド可能に嵌め込まれている。すなわち、上段スタンド140は、中段スタンド130の上方において、支持棒110に沿って鉛直上下方向にスライド可能である。
上段スタンド140の上端にはドリルその他の穿孔器具160が取り付けられている。穿孔器具160にはコード161を介して電気または圧縮空気が供給され、穿孔器具160は電気または圧縮空気を動力源として穿孔作業を実施する。
スタンドスライド機構200は中段スタンド130及び上段スタンド140を鉛直方向にスライドさせる機能を有している。
具体的には、スタンドスライド機構200は、一対の第一アーム部材210と、一対の第二アーム部材220と、一対の第三アーム部材230と、一対の第四アーム部材240と、ハンドル部材250と、を備えている。
一対の第一アーム部材210の各々は、その一端において、回動支点211を介して、下段スタンド120に回動自在に連結されている。
一対の第二アーム部材220の各々は、その一端において、回動支点221を介して、一対の第一アーム部材210の各々の他端と回動自在に連結されている。
さらに、一対の第二アーム部材220の各々は、その両端の間に位置する回動支点222において、中段スタンド130に対して回動自在に連結されている。
一対の第三アーム部材230の各々は、その一端において、回動支点231を介して、一対の第二アーム部材220の各々の他端に回動自在に連結されている。
ハンドル部材250は、その両端の間の第一回動支点251において、一対の第三アーム部材230の各々の他端と回動自在に連結されている。
さらに、ハンドル部材250は、その両端の間の第二回動支点252において、接続部材131に対して回動自在に連結されている。
さらに、ハンドル部材250は、その一端において、一対の第四アーム部材240の各々の一端と回動支点253を介して回動自在に連結されている。
第一回動支点251は、一対の第四アーム部材240に連結されているハンドル部材250の端部と第二回動支点252との間に位置している。
一対の第四アーム部材240の各々は、その他端において、回動支点241を介して、上段スタンド140に対して回動自在に連結されている。
一対の第一アーム部材210の各々は下段スタンド120を間に挟んで相互に平行に配置されている。同様に、一対の第二アーム部材220、一対の第三アーム部材230及び一対の第四アーム部材240の各々もそれぞれ中段スタンド130、ハンドル部材250、上段スタンド140を間に挟んで相互に平行に配置されている。
図2は、ハンドル部材250と接続部材131、一対の第三アーム部材230及び一対の第四アーム部材240との接続状況を示す断面図である。
図2に示すように、ハンドル部材250は、Y字状に二股に分かれている一対の二股部分261と、二股部分261が結合されている部分から延びる棒状の棒状部分262と、からなる。
二股部分261は中段スタンド130を間に挟んで相互に平行になるように形成されている。
ハンドル部材250は、一対の二股部分261の各々において一対の第三アーム部材230の各々の他端と第一回動支点251を介して回動自在に連結されている。
さらに、ハンドル部材250は、棒状部分262において接続部材131と第二回動支点252を介して回動自在に連結されている。
また、ハンドル部材250は、二股部分261の各先端において一対の第四アーム部材240の各々の一端と回動支点253を介して回動自在に連結されている。
図3は、図1に示す状態からハンドル部材250を回動させた後における本実施形態に係る伸縮スタンド装置100の正面図である。
以下、図1及び図3を参照して、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100の動作を説明する。
当初の状態においては、図1に示すように、中段スタンド130及び上段スタンド140は下段スタンド120に対して近接して位置している。すなわち、図1に示す状態において、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100は最小の高さ(下段スタンド120の下端から上段スタンド140の上端までの高さ)となっている。
本実施形態に係る伸縮スタンド装置100を伸長させるためには、この状態から、第二回動支点252を中心としてハンドル部材250の棒状部分262を時計方向R(図1参照)に回転させる。
これにより、第一回動支点251は第二回動支点252を中心として時計方向に回動する。第一回動支点251が第二回動支点252を中心として時計方向に回動すると、第一回動支点251を介して回動自在に連結されている一対の第三アーム部材230は、ハンドル部材250の回動とともに、全体的に上方に移行する。
一対の第三アーム部材230が全体的に上方に移行すると、回動支点231を介して一対の第三アーム部材230と回動自在に連結されている一対の第二アーム部材220も全体的に上方に移行する。
一対の第二アーム部材220が全体的に上方に移行すると、回動支点222を介して一対の第二アーム部材220と回動自在に連結されている中段スタンド130が支持棒110に沿って上方にスライドする。
さらに、一対の第二アーム部材220が全体的に上方に移行するのに伴って、回動支点221を介して一対の第二アーム部材220と回動自在に連結されている一対の第一アーム部材210は回動支点211を中心として反時計方向に回動する。
第二回動支点252を中心としてハンドル部材250の棒状部分262を時計方向R(図1参照)に回転させると、回動支点253を介してハンドル部材250と回動自在に連結している一対の第四アーム部材240は、ハンドル部材250の回動に伴って、全体的に上方に移行する。
一対の第四アーム部材240が、ハンドル部材250の回動に伴って、全体的に上方に移行すると、回動支点241を介して一対の第四アーム部材240と回動自在に連結されている上段スタンド140も支持棒110に沿って上方にスライドする。
以上のように、ハンドル部材250の棒状部分262を時計方向R(図1参照)に回転させることにより、中段スタンド130及び上段スタンド140を支持棒110に沿って上方にスライドさせることができ、ひいては、穿孔器具160を上方に移動させることが可能になる。
図3は、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100が最大の高さになっている状態を示す。この状態において、穿孔器具160を作動させ、天井の所望の位置において穴あけ作業を実施する。
本実施形態に係る伸縮スタンド装置100を図3に示す状態から図1に示す状態に移行させるためには、すなわち、伸縮スタンド装置100を収縮させるためには、第二回動支点252を中心としてハンドル部材250の棒状部分262を反時計方向S(図3参照)に回動させる。
これにより、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100が伸長した場合とは逆の動作が行われ、伸縮スタンド装置100は収縮する。すなわち、図1に示した状態に戻る。
以上のように、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100によれば、ハンドル部材250を回動させるだけで穿孔器具160を所望の高所の位置に到達させることができる。このため、従来のように、作業者が穿孔器具160を持って脚立や足場を昇る必要はなくなり、また、脚立または足場を使うことができないような狭いスペースしかない場合であっても、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100を設置する小さなスペースがあれば、所望の高所の位置に穴あけ作業を実施することが可能になる。
上述の第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100の構造は上述の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100は下段スタンド120を備えるものとして構成されているが、下段スタンド120を備えることは必ずしも必要ではない。下段スタンド120を設けることなく、支持棒110をその下端において直接的に地面150に固定することも可能である。この場合には、一対の第一アーム部材210は支持棒110に対して回動自在に連結される。
また、本実施形態に係る伸縮スタンド装置100においては、ハンドル部材250は一対の二股部分261と棒状部分262とから構成されているが、ハンドル部材250をこのように構成することは必ずしも必要ではない。接続部材131、一対の第三アーム部材230及び一対の第四アーム部材240とそれぞれ独立に回動自在に連結することができる構造を有するものである限り、ハンドル部材250は任意の構造をとることができる。
また、支持棒110は、例えば、ネジその他の連結手段を介して、延長用支持棒と連結させることにより、延長させることが可能である。あるいは、支持棒110を入れ子式の構造としておくことにより、支持棒110を上方に延長させ、その延長した支持棒110に穿孔器具160を配置することも可能である。
その場合、穿孔器具160のスイッチに手が届かなくなることもあるので、穿孔器具160にはオン・オフスイッチ付きの延長コードを接続させておく。
(第二の実施形態)
図4は、本考案の第二の実施形態に係る伸縮スタンド装置300の部分的な正面図である。
本実施形態に係る伸縮スタンド装置300は、第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100と比較して、ハンドル部材250に取り付けられている重り310を備えている。この点を除いて、本実施形態に係る伸縮スタンド装置300は第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100と同一の構造を有している。
重り310は、ハンドル部材250の他端(回動支点253が位置する端部とは反対側の端部)において、棒状部分262に着脱可能に取り付けられている。
重り310は、金属(鉄、銅など)や石などの重量物からなる。
ハンドル部材250の他端に重り310を取り付けることにより、ハンドル部材250を時計方向R(図1参照)に回動させる場合に、より少ない力でハンドル部材250を回動させることが可能になる。
(第三の実施形態)
図5は、本考案の第三の実施形態に係る伸縮スタンド装置400の部分的な正面図である。
本実施形態に係る伸縮スタンド装置400は、第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100と比較して、一対の第一アーム部材210と一対の第二アーム部材220との間に配置され、一対の第二アーム部材220を一対の第一アーム部材210に向かう方向に付勢するバネ部材410を備えている。この点を除いて、本実施形態に係る伸縮スタンド装置400は第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100と同一の構造を有している。
バネ部材410を備えることにより、一対の第二アーム部材220が一対の第一アーム部材210に向かう方向に引っ張られるため、ハンドル部材250を時計方向R(図1参照)に回動させる場合に、より少ない力でハンドル部材250を回動させることが可能になる。
なお、本実施形態に係る伸縮スタンド装置400においては、一対の第一アーム部材210と一対の第二アーム部材220との間にバネ部材410を配置したが、一対の第二アーム部材220と一対の第三アーム部材230との間にバネ部材を配置することも可能である。この場合のバネ部材は一対の第三アーム部材230を一対の第二アーム部材220に向かう方向に付勢する。あるいは、一対の第三アーム部材230と一対の第四アーム部材240との間にバネ部材を配置することも可能である。この場合のバネ部材は一対の第四アーム部材240を一対の第三アーム部材230に向かう方向に付勢する。
さらには、上記のバネ部材のうちの2個以上を同時に配置することも可能である。
(第四の実施形態)
第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100においては、スタンドスライド機構200は、一対の第一アーム部材210と、一対の第二アーム部材220と、一対の第三アーム部材230と、一対の第四アーム部材240と、ハンドル部材250と、から構成されており、一対の第一アーム部材210の各々は支持棒110を間に挟んで相互に平行に配置され、一対の第二アーム部材220、一対の第三アーム部材230及び一対の第四アーム部材240の各々はそれぞれ中段スタンド130、ハンドル部材250及び上段スタンド140を間に挟んで相互に平行に配置されている。
すなわち、第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100においては、各アーム部材はいずれも一対のアーム部材として構成されているが、一対のアーム部材に代えて、各アーム部材を単一のアーム部材として構成することも可能である。各アーム部材として単一のアーム部材を用いる場合にも、他の構成要素との位置関係及び接続関係は第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置100の場合と同じである。
本考案の第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置の正面図である。 本考案の第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置におけるハンドル部材と接続部材、一対の第三アーム部材及び一対の第四アーム部材との接続状況を示す断面図である。 本考案の第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置の正面図である。 本考案の第二の実施形態に係る伸縮スタンド装置の部分的な正面図である。 本考案の第三の実施形態に係る伸縮スタンド装置の部分的な正面図である。
符号の説明
100 本考案の第一の実施形態に係る伸縮スタンド装置
110 支持棒
120 下段スタンド
130 中段スタンド
131 接続部材
140 上段スタンド
150 地面
160 穿孔器具
161 コード
200 スタンドスライド機構
210 一対の第一アーム部材
220 一対の第二アーム部材
230 一対の第三アーム部材
240 一対の第四アーム部材
250 ハンドル部材
251 第一回動支点
252 第二回動支点
211、221、231、251、253、241 回動支点
261 二股部分
262 棒状部分
300 本考案の第二の実施形態に係る伸縮スタンド装置
310 重り
400 本考案の第三の実施形態に係る伸縮スタンド装置
410 バネ部材

Claims (5)

  1. 上下方向に伸縮可能な伸縮スタンド装置であって、
    一端が地面に接地し、鉛直方向に延びる支持棒と、
    前記支持棒に対して鉛直方向にスライド可能な中段スタンドであって、水平方向に延びる接続部材を有する中段スタンドと、
    前記中段スタンドの上方において前記支持棒に対して鉛直方向にスライド可能な上段スタンドと、
    前記中段スタンド及び前記上段スタンドを鉛直方向にスライドさせるスタンドスライド機構と、を備え、
    前記スタンドスライド機構は、一対の第一アーム部材と、一対の第二アーム部材と、一対の第三アーム部材と、一対の第四アーム部材と、ハンドル部材と、を備えており、
    前記一対の第一アーム部材の各々の一端が前記支持棒に回動自在に連結されており、
    前記一対の第二アーム部材の各々の一端が前記一対の第一アーム部材の各々の他端と回動自在に連結され、かつ、前記一対の第二アーム部材の各々の前記一端と他端との間の回動支点において前記中段スタンドに対して回動自在に連結されており、
    前記一対の第三アーム部材の各々の一端が前記一対の第二アーム部材の各々の前記他端に回動自在に連結されており、
    前記ハンドル部材は、その両端の間の第一回動支点において、前記一対の第三アーム部材の各々の他端と回動自在に連結されており、
    前記ハンドル部材は、その両端の間の第二回動支点において、前記接続部材に対して回動自在に連結されており、
    前記ハンドル部材は、その一端において、前記一対の第四アーム部材の各々の一端と回動自在に連結されており、
    前記一対の第四アーム部材の各々の他端は前記上段スタンドに対して回動自在に連結されており、
    前記第一回動支点は、前記一対の第四アーム部材に連結されている前記ハンドル部材の前記一端と前記第二回動支点との間に位置しており、
    前記一対の第一アーム部材の各々は前記支持棒を間に挟んで相互に平行に配置され、前記一対の第二アーム部材、前記一対の第三アーム部材及び前記一対の第四アーム部材の各々はそれぞれ前記中段スタンド、前記ハンドル部材及び前記上段スタンドを間に挟んで相互に平行に配置されている伸縮スタンド装置。
  2. 上下方向に伸縮可能な伸縮スタンド装置であって、
    一端が地面に接地し、鉛直方向に延びる支持棒と、
    前記支持棒に対して鉛直方向にスライド可能な中段スタンドであって、水平方向に延びる接続部材を有する中段スタンドと、
    前記中段スタンドの上方において前記支持棒に対して鉛直方向にスライド可能な上段スタンドと、
    前記中段スタンド及び前記上段スタンドを鉛直方向にスライドさせるスタンドスライド機構と、を備え、
    前記スタンドスライド機構は、第一アーム部材と、第二アーム部材と、第三アーム部材と、第四アーム部材と、ハンドル部材と、を備えており、
    前記第一アーム部材の一端が前記支持棒に回動自在に連結されており、
    前記第二アーム部材の一端が前記第一アーム部材の他端と回動自在に連結され、かつ、前記第二アーム部材の前記一端と他端との間の回動支点において前記中段スタンドに対して回動自在に連結されており、
    前記第三アーム部材の一端が前記第二アーム部材の前記他端に回動自在に連結されており、
    前記ハンドル部材は、その両端の間の第一回動支点において、前記第三アーム部材の他端と回動自在に連結されており、
    前記ハンドル部材は、その両端の間の第二回動支点において、前記接続部材に対して回動自在に連結されており、
    前記ハンドル部材は、その一端において、前記第四アーム部材の一端と回動自在に連結されており、
    前記第四アーム部材の他端は前記上段スタンドに対して回動自在に連結されており、
    前記第一回動支点は、前記第四アーム部材に連結されている前記ハンドル部材の前記一端と前記第二回動支点との間に位置している伸縮スタンド装置。
  3. 前記ハンドル部材は、Y字状に二股に分かれている二股部分と、前記二股部分から延びる棒状の棒状部分と、からなり、前記二股部分の各々において前記一対の第三アーム部材の各々の他端または前記第三アーム部材の他端と回動自在に連結され、前記棒状部分において前記接続部材と回動自在に連結され、前記二股部分の各先端において前記一対の第四アーム部材の各々の一端または前記第四アーム部材の一端と回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の伸縮スタンド装置。
  4. 前記ハンドル部材の他端において前記ハンドル部材に対して着脱可能な重りを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の伸縮スタンド装置。
  5. 前記一対の第一アーム部材と前記一対の第二アーム部材との間または前記第一アーム部材と前記第二アーム部材との間、前記一対の第二アーム部材と前記一対の第三アーム部材との間または前記第二アーム部材と前記第三アーム部材との間、及び、前記一対の第三アーム部材と前記一対の第四アーム部材との間または前記第三アーム部材と前記第四アーム部材との間の少なくとも何れか一つに配置されたバネ部材であって、それぞれ前記一対の第二アーム部材を前記一対の第一アーム部材に向かう方向もしくは前記第二アーム部材を前記第一アーム部材に向かう方向、前記一対の第三アーム部材を前記一対の第二アーム部材に向かう方向もしくは前記第三アーム部材を前記第二アーム部材に向かう方向、または、前記一対の第四アーム部材を前記一対の第三アーム部材に向かう方向もしくは前記第四アーム部材を前記第三アーム部材に向かう方向に付勢するバネ部材を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の伸縮スタンド装置。
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