JP2019205411A - コンバインの刈取掻込搬送装置 - Google Patents

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坂本 憲之
Noriyuki Sakamoto
憲之 坂本
楠目 浩司
Koji Kusume
浩司 楠目
賢一 田名部
Kenichi Tanabe
賢一 田名部
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Abstract

【課題】掻込輪体や掻込ベルト等の組み付けや分解が狭い空間内でも容易に行えるものとし、作業能率の向上を図ること。【解決手段】穀稈を刈刃装置(13)の前側から後方に向けて掻込搬送する掻込輪体(14)と、その上側に位置する掻込ベルト(15)と、掻込ベルトをカバーする掻込ベルトカバー(21)と、掻込輪体及び掻込ベルトを上側に配置された駆動装置(24)を介して回転駆動する掻込駆動軸(19)及び駆動回転軸(20)を備えたコンバインの刈取掻込搬送装置において、駆動回転軸(20)を軸心方向の中間部で分割可能に構成する。また、駆動回転軸(20)の分割位置を掻込ベルトの中心線と略同一の高さに設定する。【選択図】図5

Description

この発明は、引起し後の穀稈を掻き込んで搬送するコンバインの刈取掻込搬送装置に関する。
従来、穀稈を刈刃の前側から後方に掻き込む掻込スターホイル(掻込輪体)や掻込ベルトを駆動する掻込駆動軸は、単一の駆動軸によって構成されていた。(例えば、特許文献1参照)
特開2016−123310号公報
上記従来構成のものでは、掻込スターホイルや掻込ベルトを駆動する掻込駆動軸が1本の軸で構成されていた為、狭い空間内での組み付け、分解が容易ではなく、長時間を要し、作業能率を低下させる問題があった。
本発明は、掻込スターホイルや掻込ベルト等を駆動回転する駆動回転軸を分割可能に構成することで、分解や組み付けが狭い空間内でも容易にでき、作業能率の向上を図ることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、穀稈を刈刃装置(13)の前側から後方に向けて掻込搬送する掻込輪体(14)と、前記掻込輪体(14)の上側に位置する掻込ベルト(15)と、前記掻込ベルトをカバーする掻込ベルトカバー(21)と、前記掻込輪体(14)及び前記掻込ベルトを上側に配置された駆動装置(24)を介して回転駆動する掻込駆動軸(19)及び駆動回転軸(20)を備えたコンバインの刈取掻込搬送装置において、
前記駆動回転軸(20)を軸心方向の中間部で分割可能に構成してあることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記駆動回転軸(20)の分割位置は、前記掻込ベルト(15)の中心線と略同一の高さに設定してあることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記駆動回転軸(20)の分割位置は、前記掻込輪体(14)および前記掻込ベルト(15)よりも上側に設定してあることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3において、前記駆動回転軸(20)における分割された軸の端部は、スプライン嵌合又は凹凸による噛合いによって接続可能に構成してあることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項において、前記駆動回転軸(20)における分割された下側の軸の長さは、前記掻込駆動軸(19)の下端と前記刈刃装置(13)との間の距離よりも短く設定してあることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、駆動回転軸は軸心方向の中間部で分割可能に構成することで、分割された下側の軸と共に掻込輪体を下方に抜き外して取り出すことができ、取り外した掻込輪体の補修、点検が容易にでき、かつ、下方空間を利用して掻込ベルトも取り外し易くなり、メンテナンスが容易に行える。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、駆動回転軸の分割位置が掻込ベルトの略中心ライン上にあるため、掻込輪体を取り外せば、掻込ベルトも掻込プーリと共に簡単に抜き外すことができ、メンテナンスを容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、駆動回転軸の分割位置が掻込ベルトよりも上側であるため、掻込輪体及び掻込ベルトを分割された軸と共に下方に抜き出すことができ、双方のメンテナンスが容易に行える。
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、駆動回転軸の分割端部がスプライン嵌合又は凹凸による噛合によって接続可能な構成であるため、軸と軸との抜き差しが容易であるばかりでなく、回り止めも確実であり、分解、組み付けを迅速に行い得る。
請求項5記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、分割された下側の軸の長さが下方の刈刃装置側との距離よりも短くなっているので、掻込輪体の抜き外しが行い易く、広い空間を利用して行うため、作業能率を高めることができる。
コンバインの左側面図 コンバインの右側面図 刈取部の要部の側面図 刈取部の要部の平面図 同上要部の側断面図 同上要部の側断面図 刈刃装置の平面図 同上要部の背面図 同上要部の背面図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、コンバインの側面図を示すものであり、左右一対の走行クローラ2を備えた走行車体1上には、後部に脱穀装置(脱穀部)3を、その前方部に刈取部4を設置している。
刈取部4の横側部には運転席5、運転席前側の操作ボックス6等からなる運転操作部を備え、更に、その運転操作部の後方には脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンク8を装備している。グレンタンク8内の穀物は、排出オーガ9によって機外に排出するようになっている。
前側の操作ボックス6には、左右方向の操作で機体の進行方向を操向制御し、前後方向の操作で刈取部4を昇降制御するパワステレバー10等が設置されている。
刈取部4は、植立する穀稈を左右に分草する左右の分草具11と、分草後の穀稈を引き起す引起し装置12と、引起し後の穀稈を刈り取るバリカン式の刈刃装置13と、刈刃装置13の前側から引起し後の穀稈を後方に向けて掻込搬送する掻込スターホイル(掻込輪体)14と、その上側の掻込ベルト15等の掻込搬送装置、掻込搬送後の穀稈を揚上搬送して脱穀部3のフイードチエン3aに受け渡し供給する揚上搬送装置(扱深さ調節用搬送供給装置)17等からなり、車体1に対して刈取伝動軸を内装する上下に昇降可能な刈取昇降フレーム18に装備している。
なお、分草具11の既刈側と未刈側は、分草幅を広狭に変更できるように左右に回動可能に構成されている。
引起し後の穀稈を後方に掻き込む左右の掻込ベルト15,15は、刈取後の穀稈を掻き込む左右の掻込スターホイル14,14の上側に位置されてあり、駆動側の掻込駆動軸19と従動側の軸とに同軸上に配置され、前方広がりのハの字型に配設されている。右側の掻込スターホイル14を駆動側とし、左側の掻込スターホイル14は右側の掻込スターホイルと噛み合って従動回転するようになっている。
なお、掻込ベルト15は、上側のベルトカバー21に軸支された駆動側プーリ15aと従動側プーリ15bとの間に巻回されている。
掻込駆動軸19は、右側の掻込ベルト15の上側から回転駆動するようになっており、引起しパイプ16内の引起し伝動軸(引起し装置を回転駆動する軸)からウオームギヤ機構23からなる駆動装置24を介して減速され回転駆動されるようになっている。
また、掻込駆動軸19と外周側の駆動回転軸20とは、一体回転するようになっており、駆動回転軸20に嵌着した取付座22に駆動側の掻込スターホイル14をボルト等で締付固定し、また、駆動回転軸20には駆動側掻込ベルト15の駆動側プーリ15aを嵌着している。
そして、駆動回転軸20は、少なくとも、掻込スターホイル14よりも上側途中部から分割可能に構成されている。例えば、その分割位置が掻込ベルト15と掻込スターホイル14との間(S1−S1)、又は、掻込ベルト15の略中心線上(S2−S2)、或いは、掻込ベルトより上側、すなわち、掻込ベルト15と駆動装置24との間(S3−S3)に位置するよう設定することができる。また、この分割位置を複数設定することも可能である。
駆動回転軸20の分割された二つの軸20aと軸20bは、スプライン嵌合又は凹凸による噛合接続するように構成しておくと、軸と軸との抜き差しが容易であり、回り止めも確実で、分解、組み付けが迅速に行える。なお、軸と軸とのロック解除機構は、任意であるがワンタッチで行えるように構成しておくことが望ましい。
駆動回転軸20の分割された下方側の軸19bの長さは、掻込駆動軸19の下端面と刈刃装置側との間の距離よりも短く構成してあることが下方への抜き外しが極めて容易に行える。
なお、掻込駆動軸の下端面と刈刃装置側との空間(距離)が広いほど掻込スターホイル等の抜き外しが容易に行えるが、刈刃装置の可動刈刃を左右に往復動させるクランク駆動ローラが正面から見て下死点、上死点に関係なく抜き外しや組み付けが障害なく容易く行えるようになっている。
また、掻込ベルトのプーリを保護するベルトカバー21は、C型止め輪(又はE型)26で保持するようにすることで、取り外しが簡単となり、掻込ベルトと共に分解、組み立てが容易にできる。そして、この保持の方法は、機体の下側又は上部に止め輪を嵌め、片側支持でも可能である。また、止め輪によるベルトカバーの両側支持でもよい。
更に、駆動回転軸の分割は、掻込搬送装置の機能ごとに分割するも可能で、例えば、掻込スターホイル部、掻込ベルト部、ベルトカバー部の三分割にすることも可能である。
なお、駆動回転軸の分割部の断面は、斜めの角度をもたせる形状でもよい。これによると、より狭い空間でも組み付けることが可能である。
次に、他の実施例について説明すると、図7に示すように、刈刃装置13が固定刈刃13bと往復動可能な可動刈刃13aとから構成され、可動刈刃側にクランク回転するベアリング28とベアリングの外周部に保持され、インナー、アウター部共に多角形の輪体29とからなる往復作動部材30を、可動刈刃側に取り付けたU字受部31内に受けさせ、輪体29とU字受部31が接触し始める時の位置関係は、図8に示すような多角形の一辺の端とU字受部の端が一致するように構成されている。可動刈刃の左右駆動で常に力がかかり易い状態は、刈刃が左右に振られる瞬間である。従来型では、刈刃の駆動位置に関わらず線接触からのアウター部の変形による面接触でU字受部をベアリング等で摺動させている。本案は、多角形による面接触させることで、外力のかかるときには、多角形の一面で受けることで、耐久性の向上と刈刃を摺動させる力の伝達が良好となる。
また、往復作動部材30が上昇限度位置(上死点位置)回転した時にU字受部31の端面から所定の高さまで突き出るように構成され(図9参照)、かつ、U字受部31の端面が外側ほど低い斜面32になっている。これによると、往復作動部材が上死点位置に回転した時、U字受部の上端より上方に突き出るため、堆積した藁屑などが上方に押し出され、しかも、U字受部の斜面によって外側への排出が良好に行える。
4 刈取部
13 刈刃装置
14 掻込スターホイル(掻込輪体)
15 掻込ベルト
19 掻込駆動軸
20 駆動回転軸
21 ベルトカバー
23 ウオームギヤ機構
24 駆動装置
S1 駆動回転軸の分割部
S2 駆動回転軸の分割部
S3 駆動回転軸の分割部

Claims (5)

  1. 穀稈を刈刃装置(13)の前側から後方に向けて掻込搬送する掻込輪体(14)と、前記掻込輪体(14)の上側に位置する掻込ベルト(15)と、前記掻込ベルトをカバーする掻込ベルトカバー(21)と、前記掻込輪体(14)及び前記掻込ベルトを上側に配置された駆動装置(24)を介して回転駆動する掻込駆動軸(19)及び駆動回転軸(20)を備えたコンバインの刈取掻込搬送装置において、
    前記駆動回転軸(20)を軸心方向の中間部で分割可能に構成してあることを特徴とするコンバインの刈取掻込搬送装置。
  2. 前記駆動回転軸(20)の分割位置は、前記掻込ベルト(15)の中心線と略同一の高さに設定してある請求項1記載のコンバインの刈取掻込搬送装置。
  3. 前記駆動回転軸(20)の分割位置は、前記掻込輪体(14)および前記掻込ベルト(15)よりも上側に設定してある請求項1又は請求項2記載のコンバインの刈取掻込搬送装置。
  4. 前記駆動回転軸(20)における分割された軸の端部は、スプライン嵌合又は凹凸による噛合いによって接続可能に構成してある請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバインの刈取掻込搬送装置。
  5. 前記駆動回転軸(20)における分割された下側の軸の長さは、前記掻込駆動軸(19)の下端と前記刈刃装置(13)との間の距離よりも短く設定してある請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンバインの刈取掻込搬送装置。
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