JP2019205402A - 新規プロモーター、および同プロモーターを用いたタンパク質の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1] 以下の(a)〜(d)の何れかのプロモーター活性をもつことを特徴とするDNA:
(a)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列からなるDNA;
(b)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列に相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイゼーションすることができるDNA;
(c)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列から1または数個の塩基が欠失、置換、もしくは付加された塩基配列からなるDNA;
(d)配列表の配列番号1又は2と少なくとも80%以上、好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より更に好ましくは98%以上の配列同一性を有する塩基配列からなるDNA。
[2] 構成型のプロモーター、好ましくはバークホルデリア属細菌宿主の形質転換用の構成型プロモーターである、[1]に記載のDNA。
[3] シグナル配列を含んでも良いタンパク質をコードする遺伝子が下流、好ましくは30塩基又はそれ未満の下流に配置される、[1]又は[2]に記載のDNA。
[4] タンパク質をコードする遺伝子が、酵素、好ましくはエステラーゼ(より好ましくはコレステロールエステラーゼ、又はリパーゼ)、又はペルオキシダーゼ(より好ましくは配列番号3のアルキルヒドロペルオキシドレダクターゼ)である、[3]に記載のDNA。
[5] 前記遺伝子がバークホルデリア属細菌由来の酵素をコードする遺伝子である、[4]に記載のDNA。
[6] バークホルデリア属細菌のアルキルヒドロペルオキシドレダクターゼをコードする遺伝子と少なくとも80%以上、好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より更に好ましくは98%以上の配列同一性を有する塩基配列からなる遺伝子の開始コドンより上流にある非翻訳領域の一部からなる、[5]に記載のDNA。
[7] バークホルデリア属細菌のアルキルヒドロペルオキシドレダクターゼが配列番号3で示されるアミノ酸配列からなる、[6]に記載のDNA。
[8] ターミネーター配列が下流に配置される、[1]〜[7]のいずれかに記載のDNA。
[9] ターミネーター配列が配列番号17、18又は19で示される塩基配列からなる、[8]に記載のDNA。
[10] 第二のターミネーター配列が上流に配置される、[9]に記載のDNA。
[11] 下流に配置されるターミネーター配列と、上流に配置される第二のターミネーター配列とが互いに異なる、[10]に記載のDNA。
[12] 下流に配置されるターミネーター配列と、上流に配置される第二のターミネーター配列とが、配列番号17又は配列番号18で示される塩基配列からなる、[11]に記載のDNA。
[13] タンパク質をコードする遺伝子の下流に、当該タンパク質の発現に必要なシャペロンをコードする遺伝子が配置される、[6]〜[12]のいずれかに記載のDNA。
[14] シャペロンがターミネーター配列の前に配置される、[13]に記載のDNA。
[15] シャペロンがシグナル配列を含む、[13]又は[14]に記載のDNA。
[16] シグナル配列を含むシャペロンが配列番号15で示される塩基配列からなる、[15]に記載のDNA。
[17] [1]〜[16]に記載のDNAを含む発現ベクター。
[18] [1]〜[16]に記載のDNAを挿入した挿入配列(Insertion sequence)又はトランスポゾンを含む発現ベクター。
[19] [1]〜[16]に記載のDNAの下流に発現標的遺伝子を配置させた、遺伝子発現カセット。
[20] [1]〜[16]に記載のDNA、[17]又は[18]に記載の発現ベクター、あるいは[19]に記載の発現カセットを含む形質転換体。
[21] [1]〜[16]に記載のDNA、[17]又は[18]に記載の発現ベクター、あるいは[19]に記載の発現カセットを宿主に移入して調製された形質転換体。
[22] 宿主がバークホルデリア属に分類される微生物である、[21]に記載の形質転換体。
[23] [1]〜[16]に記載のDNAの下流にアンチセンスRNAとして転写されるDNAが配置される、[20]〜[22]のいずれかに記載の形質転換体。
[24] [20]〜[22]のいずれかに記載の形質転換体を培養する工程を含む、発現標的遺伝子がコードするタンパク質を生産する方法。
[25] 発現標的遺伝子がエステラーゼをコードする、[24]に記載の方法。
[26][23]に記載の形質転換体を用いて宿主細胞における遺伝子発現を抑制する方法。
(a)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列からなるDNA;
(b)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列に相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイゼーションすることができ、プロモーター活性を有するDNA;
(c)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列において1または数個の塩基が欠失、置換、もしくは付加された塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDNA;
(d)配列表の配列番号1又は2と少なくとも80%以上の配列同一性を有する塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDNA、
を提供する。
バークホルデリア・スタビリス(受託番号:NITE BP−02704)をLB培地(1% Bacto(商標)Tryptone、0.5% Bacto(商標)Yeast extract、0.5%塩化ナトリウム)にて30℃で振とう培養して定常期まで増殖した菌液500μLを10mLのLB培地にそれぞれ添加し、30℃で12時間培養した。
実施例1にて精製したバークホルデリア・スタビリスのゲノムDNAをテンプレートとして、配列表中の配列番号31〜36に記載のプライマーを用いて、PCRによるDNAの増幅を行なった。その結果、コレステロールエステラーゼとそのシャペロンをコードする遺伝子のDNA断片、及びプロモーター領域のDNA断片が得られた(配列表番号1、2)。実施例1にて作製した発現ベクターをテンプレートとして、配列表中の配列番号37、38に記載のプライマーを用いてDNAの増幅を行い、発現ベクターのDNA断片を増幅した。これらのPCR反応によって増幅されたプロモーター、コレステロールエステラーゼとシャペロン、発現ベクターのDNA断片を実施例1に記載の方法と同様に精製して連結し、コレステロールエステラーゼの発現ベクターを作製した(図2)。
バークホルデリア・スタビリスに実施例2で作製したコレステロールエステラーゼの発現ベクターを導入するため、該菌株をLB培地100mLにて対数増殖期に至るまで30℃で振とう培養した後、遠心分離にて菌体を回収した。回収した菌体に100mLの氷冷滅菌水を加え、懸濁後再び遠心分離し菌体を回収した。この操作をもう一度繰り返した後、回収した菌体に5mL冷却10%グリセリン溶液を加え、よく懸濁し、遠心分離により菌体を回収した。
実施例3で構成型プロモーターであると確認されたプロモーターを導入した形質転換体をそれぞれ5mLのLB培地(100μg/mLカナマイシン硫酸塩を含む)に植菌し、72時間28℃にて培養した。一方、発現ベクターを導入していないバークホルデリア・スタビリス野生株も同様に、5mLのLB培地に植菌し、72時間28℃にて培養した。また、本発明のプロモーターを導入した形質転換体をそれぞれ5mLのDifco(登録商標) Nutrient Broth(Becton Dickinson社製)(以下NB培地と略することがある)(100μg/mLカナマイシン硫酸塩を含む)に植菌し、72時間28℃にて培養した。一方、発現ベクターを導入していないバークホルデリア・スタビリス野生株も同様に、5mLのNB培地に植菌し、72時間28℃にて培養した。培養後、各株が生産したコレステロールエステラーゼの量を評価するため、ラウリン酸p−ニトロフェニルに対するコレステロールエステラーゼ活性を測定した。培養後に培養液を適宜希釈し、1mMのラウリン酸p−ニトロフェニルと37℃で反応させ、加水分解反応によって生じるp−ニトロフェノールを波長400nmの吸光度によって測定した(図5)。その結果、発現ベクターを導入していないバークホルデリア・スタビリス野生株ではコレステロールエステラーゼ活性がほとんど確認されなかったが、本発明のプロモーターを導入した形質転換体においてコレステロールエステラーゼ活性が確認された。この結果より、本発明のプロモーターは培地に関わらず構成発現させることができることが確認された。
バークホルデリア・スタビリスを100mLの前培養培地(0.1% リン酸水素二カリウム、1% ミルクカゼイン、0.5% 酵母エキス、0.2%塩化カリウム、0.05% 硫酸マグネシウムを含む液体培地(pH7.0))にて28℃、200rpmで24時間、前培養した。得られた培養液2mLを2Lジャーファーメンターにて滅菌した本培養培地(1.6Lの0.1% リン酸水素二カリウム、1.5% ミルクカゼイン、0.5% 酵母エキス、0.2%塩化カリウム、0.05% 硫酸マグネシウム、1% 大豆粉、3% オレイン酸を含む液体培地(pH6.5))に添加し、28℃、650rpmで48時間培養した。
配列番号45に記載のバークホルデリア・プランタリイ(DSM 9509)に由来するリパーゼ遺伝子とシャペロン遺伝子を含む配列を全合成した。全合成したリパーゼ遺伝子とシャペロン遺伝子を含む配列を、実施例2で作製した発現ベクターのコレステロールエステラーゼ遺伝子とシャペロン遺伝子を含む配列と置き換え、配列番号1または配列番号2をプロモーターとして有するリパーゼ発現ベクターを得た。これらのプラスミドを用い、実施例3と同様にバークホルデリア・スタビリスを形質転換し、形質転換体を得た。この形質転換体を3%酵母エキス、3%ソルビトール培地で前培養し、前培養液を菌体濁度OD=0.2となるように同培地で希釈して40mLの培地で本培養した。培養後、菌液を遠心分離し、上清中に含まれるリパーゼのジアシルグリセロールに対する活性を測定した(図7)。その結果、バークホルデリア・スタビリス野生株では、リパーゼの活性がほとんど確認されなかったが、本発明のプロモーターを導入した形質転換体においては高いリパーゼ活性が観察された。この結果より、本発明のプロモーターは、バークホルデリア・スタビリス以外の細菌に由来する遺伝子の発現にも利用できることが確認された。
実施例3で作製した本発明のプロモーターを有するコレステロールエステラーゼ発現ベクターをバークホルデリア・マルティボランス(NBRC102086)に導入するため、該菌株をLB培地100mLにて対数増殖期に至るまで30℃で振とう培養した後、遠心分離にて菌体を回収した。回収した菌体に100mLの氷冷滅菌水を加え、懸濁後再び遠心分離し菌体を回収した。この操作を2回繰り返した後、回収した菌体に5mL冷却10%グリセリン溶液を加え、よく懸濁し、遠心分離により菌体を回収した。回収した菌体に5mLの氷冷10%グリセリン溶液を加え、懸濁し、100μLずつ分注し、−80℃にて保存した。冷凍保存した菌体を氷上にて融解し、実施例3で作製した本発明のプロモーターを有するコレステロールエステラーゼ発現ベクターをそれぞれ約1ngずつ加え、混合した。この混合液を0.1cm幅エレクトロポレーションキュベット(Bio−Rad社製)に移し、遺伝子導入装置ジーンパルサーIIを用いて電場強度12.5kV/cm、キャパシタンス25μF、外部抵抗200Ωにてそれぞれ電気パルスを与えた。電気パルス処理した菌体とDNAの混合液を1mLのLB培地に混合し、30℃にて1時間培養した後、200μLの菌液を30μg/mLのクロラムフェニコールを含むLB培地に塗布し、30℃にて1日間培養し、各発現ベクターの形質転換体を得た。
配列番号2:プロモーター2の塩基配列
配列番号3:バークホルデリア・スタビリス由来のアルキルヒドロペルオキシドレダクターゼのアミノ酸配列
配列番号4:マチュアなコレステロールエステラーゼの塩基配列
配列番号5:マチュアなコレステロールエステラーゼのアミノ酸配列
配列番号6:コレステロールエステラーゼのシグナル配列の塩基配列
配列番号7:コレステロールエステラーゼのシグナルのアミノ酸配列
配列番号8:シグナル配列とマチュアなコレステロールエステラーゼとが直結した、その塩基配列
配列番号9:シグナル配列とマチュアなコレステロールエステラーゼとが直結した、そのアミノ酸配列
配列番号10:シグナル配列とマチュアなコレステロールエステラーゼとその発現に必要なシャペロンとが直結した塩基配列
配列番号11:配列番号10に部分配列として含まれるシャペロンの塩基配列
配列番号12:配列番号11のアミノ酸配列
配列番号13:配列番号11のシグナル配列の塩基配列
配列番号14:配列番号13のアミノ酸配列
配列番号15:シャペロンのシグナル配列とマチュアなシャペロンとが直結した塩基配列
配列番号16:シャペロンのシグナル配列とマチュアなシャペロンとが直結したアミノ酸配列
配列番号17:ターミネーター配列の塩基配列
配列番号18:ターミネーター配列の塩基配列
配列番号19:コレステロールエステラーゼの下流に天然状態で配置されているターミネーター配列の塩基配列
配列番号20:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Terminator1−pBBR−F)
配列番号21:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Terminator1−MCS−R)
配列番号22:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(MCS−Terminator1−F)
配列番号23:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(MCS−Terminator2−R)
配列番号24:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Terminator2−MCS−F)
配列番号25:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Terminator2−pBBR−R)
配列番号26:ターミネーター配列(Terminator2)
配列番号27:ターミネーター配列(Terminator1)
配列番号28:マルチクローニングサイト
配列番号29:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(pBBR−Terminator2−F)
配列番号30:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(pBBR−Terminator1−R)
配列番号31:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(CholesterolEsterase−F)
配列番号32:合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(CholesterolEsterase−R)
配列番号33:配列番号1のプロモーターを増幅するための合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Promoter1−F)
配列番号34:配列番号1のプロモーターを増幅するための合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Promoter1−R)
配列番号35:配列番号2のプロモーターを増幅するための合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Promoter2−F)
配列番号36:配列番号1のプロモーターを増幅するための合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Promoter2−R)
配列番号37:発現ベクターを増幅するための合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Terminator2−chaperon−F)
配列番号38:発現ベクターを増幅するための合成オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマー(Terminator1−R)
配列番号39:マチュアなバークホルデリア・プランタリイ由来のリパーゼの塩基配列
配列番号40:マチュアなバークホルデリア・プランタリイ由来のリパーゼのアミノ酸配列
配列番号41:バークホルデリア・プランタリイ由来のリパーゼのシグナル配列の塩基配列
配列番号42:バークホルデリア・プランタリイ由来のリパーゼのシグナルのアミノ酸配列
配列番号43:バークホルデリア・プランタリイ由来のリパーゼのシグナル配列とマチュアなリパーゼとが直結した塩基配列
配列番号44:バークホルデリア・プランタリイ由来のリパーゼのシグナル配列とマチュアなリパーゼとが直結したそのアミノ酸配列
配列番号45:シグナル配列と、マチュアなコレステロールエステラーゼと、シャペロンとが直結した塩基配列
配列番号46:配列番号45に含まれるシャペロンの塩基配列
配列番号47:配列番号46のアミノ酸配列
配列番号48:配列番号45に含まれるシグナル配列の塩基配列
配列番号49:配列番号48のアミノ酸配列
Claims (10)
- 以下の(a)〜(d)のいずれか一つのDNA:
(a)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列からなるDNA;
(b)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列に相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイゼーションすることができ、プロモーター活性を有するDNA;
(c)配列表の配列番号1又は2で示される塩基配列において1または数個の塩基が欠失、置換、もしくは付加された塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDNA;
(d)配列表の配列番号1又は2と少なくとも80%以上の配列同一性を有する塩基配列からなり、プロモーター活性を有するDNA。 - プロモーター活性が構成型の活性である、請求項1に記載のDNA。
- 請求項1又は2に記載のDNAを含む発現ベクター。
- 請求項1又は2に記載のDNAを挿入した挿入配列(Insertion sequence)又はトランスポゾンを含む発現ベクター。
- 請求項1又は2に記載のDNAの下流に発現標的遺伝子を配置させた、遺伝子発現カセット。
- 請求項1又は2に記載のDNAの下流にアンチセンスRNAとして転写されるDNAを配置させた、遺伝子カセット。
- 請求項3若しくは4に記載の発現ベクター又は請求項5に記載の遺伝子発現カセットを含む形質転換体。
- 宿主がバークホルデリア属に分類される微生物である、請求項7に記載の形質転換体。
- 発現標的遺伝子がコードするタンパク質を生産する方法であって、請求項1又は2に記載のDNAを用いて発現標的遺伝子を発現させる工程を含む、方法。
- 請求項7又は8に記載の形質転換体を培養する工程を含む、請求項9に記載の方法。
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