JP2019205384A - 芝刈機 - Google Patents

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【課題】芝刈機において、刈り取った芝や粉塵がブレーキ部材に付着して回転軸への制動力に影響を及ぼすことを防止することが可能な技術を提供する。【解決手段】本明細書が開示する芝刈機は、芝を刈る刈刃と、前記刈刃を駆動する原動機と、前記刈刃の回転軸に制動力を加えるブレーキ部材と、前記ブレーキ部材を収容するブレーキ室と、スイッチレバーと、前記スイッチレバーと前記ブレーキ部材を接続する接続部材を備えていてもよい。前記ブレーキ室に開口が設けられていてもよい。前記ブレーキ部材または前記接続部材が、前記ブレーキ室の内側から外側まで前記開口を貫通して配置されていてもよい。【選択図】図4

Description

本明細書で開示する技術は、芝刈機に関する。
特許文献1には、芝刈機が開示されている。前記芝刈機は、芝を刈る刈刃と、前記刈刃を駆動する原動機と、前記刈刃の回転軸に制動力を加えるブレーキ部材と、スイッチレバーと、前記スイッチレバーと前記ブレーキ部材を接続する接続部材を備えている。
特開平4−11812号公報
上記のような芝刈機において、刈り取った芝や粉塵がブレーキ部材に付着すると、回転軸に対する制動力が正常に作用しなくなるおそれがある。本明細書では、芝刈機において、刈り取った芝や粉塵がブレーキ部材に付着して回転軸への制動力に影響を及ぼすことを防止することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する芝刈機は、芝を刈る刈刃と、前記刈刃を駆動する原動機と、前記刈刃の回転軸に制動力を加えるブレーキ部材と、前記ブレーキ部材を収容するブレーキ室と、スイッチレバーと、前記スイッチレバーと前記ブレーキ部材を接続する接続部材を備えていてもよい。前記ブレーキ室に開口が設けられていてもよい。前記ブレーキ部材または前記接続部材が、前記ブレーキ室の内側から外側まで前記開口を貫通して配置されていてもよい。
上記の構成によれば、ブレーキ部材がブレーキ室に収容されているので、刈り取った芝や粉塵がブレーキ部材に付着して回転軸への制動力に影響を及ぼすことを防止することができる。
実施例の芝刈機2の外観を示す斜視図である。 実施例の芝刈機2の本体部4の縦断面図である。 実施例の芝刈機2のブレーキ室48近傍の縦断面図である。 実施例の芝刈機2の本体部4の内部の、モータハウジング38、モータ22、シール部材80を取り除いた状態での内部構造を示す斜視図である。 実施例の芝刈機2のブレーキドラム32、ブレーキシュー44、リンク50、引張バネ54、コントロールケーブル56、スイッチ58の配置を示す上面図である。 実施例の芝刈機2の本体部4の内部のシール部材80の近傍の構造を示す斜視図である。 実施例の芝刈機2のハンドル部6の斜視図である。 変形例の芝刈機2のブレーキドラム32、ブレーキシュー44、中継部材84、リンク50、引張バネ54、コントロールケーブル56、スイッチ58の配置を示す上面図である。
1つまたはそれ以上の実施形態において、芝刈機は、芝を刈る刈刃と、前記刈刃の回転軸を駆動する原動機と、前記回転軸に制動力を加えるブレーキ部材と、前記ブレーキ部材を収容するブレーキ室と、スイッチレバーと、前記スイッチレバーと前記ブレーキ部材を接続する接続部材を備えていてもよい。前記ブレーキ室に開口が設けられていてもよい。前記ブレーキ部材または前記接続部材が、前記ブレーキ室の内側から外側まで前記開口を貫通して配置されていてもよい。
上記の構成によれば、ブレーキ部材がブレーキ室に収容されているので、刈り取った芝や粉塵がブレーキ部材に付着して回転軸への制動力に影響を及ぼすことを防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ユーザが前記スイッチレバーを操作していない場合に、前記回転軸に前記ブレーキ部材による前記制動力が作用してもよい。前記ユーザが前記スイッチレバーを操作している場合に、前記回転軸に前記ブレーキ部材による前記制動力が作用しなくてもよい。
上記の構成によれば、ユーザがスイッチレバーを操作していない状況において、回転軸に制動力を作用させることで、ユーザが意図しない状況で回転軸が回転してしまう事態を防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記芝刈機が、前記開口に設けられたシール部材をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、ブレーキ部材または接続部材が貫通する開口の隙間を介して、刈り取った芝や粉塵がブレーキ室の外部から内部に流入することを防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、前記回転軸が、ブレーキドラムを備えていてもよい。前記ブレーキ部材が、前記ブレーキドラムの外周側に配置されており、縮径した時に前記ブレーキドラムに当接し、拡径した時に前記ブレーキドラムから離反するブレーキシューを備えていてもよい。
上記の構成によれば、簡素な構成によって、回転軸に制動力が作用する状態と作用しない状態を切り換えることができる。
(実施例)
実施例の芝刈機2について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、芝刈機2は、本体部4と、ハンドル部6を備えている。本体部4は、前方左側、前方右側、後方左側、および後方右側に、地面に接地する車輪8を備えている。本体部4の後方には集草カゴ10が着脱可能に取り付けられている。ハンドル部6は、本体部4の後方上部に接続されている。ユーザがハンドル部6の上部を把持して前方へ押し出すことで、車輪8が回転して本体部4が地面に沿って前方へ向けて移動する。
図2に示すように、本体部4は、車輪8の車軸(図示せず)を回転可能に支持するデッキ12と、デッキ12の中央上部に取り付けられたカウル14を備えている。デッキ12の下面側は、地面に向けて略円筒状に開口している。デッキ12の内側の空間には、駆動軸16と、刈刃18と、送風ファン20が収容されている。駆動軸16は、略鉛直方向に沿って配置されている。刈刃18は、駆動軸16の下端に固定されており、駆動軸16から略水平方向に伸びている。送風ファン20は、刈刃18よりも上方で駆動軸16に固定されている。デッキ12は、後端に近付くに連れて、デッキ12の内側の空間が上方に拡がる形状を有している。デッキ12の後端には集草カゴ10(図1参照)が取り付けられている。デッキ12の内側の空間は、デッキ12の後端において集草カゴ10の内側の空間と連通している。駆動軸16が回転すると、刈刃18が回転して、地面の芝が刈り取られる。また、駆動軸16が回転すると、送風ファン20が回転して、デッキ12の内側の空間に、デッキ12の下面の開口からデッキ12の後方の集草カゴ10に向けた空気の流れが生じる。このため、刈刃18によって刈り取られた芝は、送風ファン20によって吸い上げられて、集草カゴ10に収集される。
デッキ12の上面には、略円形状の開口12aが形成されている。カウル14は、略円筒形状に下方に突出するスカート部14aを備えている。カウル14は、スカート部14aが開口12aを貫通するように、デッキ12の上面側に固定されている。カウル14は、モータ22と、バッテリ24と、ECU26(図4参照)を搭載している。モータ22は、例えばブラシレスモータである。モータ22は、出力軸28を回転させる。出力軸28は、略鉛直方向に沿って配置されている。出力軸28の下端には、中継フランジ30が嵌合している。中継フランジ30は、駆動軸16の上端に固定されている。中継フランジ30と駆動軸16の間には、ブレーキドラム32が挟持されている。モータ22が出力軸28を回転させると、出力軸28と、中継フランジ30と、ブレーキドラム32と、駆動軸16が一体的に回転する。以下では、出力軸28と、中継フランジ30と、ブレーキドラム32と、駆動軸16を総称して、単に回転軸34ともいう。回転軸34は、カウル14のスカート部14aを介して、デッキ12の内側の空間に配置された刈刃18および送風ファン20と、デッキ12の外側の空間に配置されたモータ22を連結している。バッテリ24は、カウル14のバッテリ取り付け部14bに着脱可能に取り付けられている。バッテリ24は、例えばリチウムイオン電池等の二次電池である。ECU26は、例えば複数のスイッチング素子からなるインバータ回路を備えており、バッテリ24からモータ22に供給される電力を制御することで、モータ22の動作を制御する。
モータ22は、ベース36とモータハウジング38を介して、カウル14に支持されている。モータ22の下部にはベース36が固定されており、モータ22の上部にはモータハウジング38が固定されている。ベース36とモータハウジング38は、それぞれ、カウル14に固定されている。
図3に示すように、ベース36は、出力軸28、中継フランジ30およびブレーキドラム32の周囲を囲うように下方に突出する略円筒状の円筒部36aを備えている。円筒部36aの下端には、ブレーキハウジング40が固定されている。ブレーキハウジング40は、出力軸28、中継フランジ30、ブレーキドラム32および駆動軸16の周囲を囲うように配置された略円筒状の円筒部40aと、円筒部40aの下面側を覆う隔壁部40bを備えている。駆動軸16は、隔壁部40bの中央に形成された開口40cを貫通しており、ベアリング42を介して隔壁部40bに回転可能に支持されている。
図4に示すように、ベース36の円筒部36aの内部には、ブレーキシュー44が配置されている。ブレーキシュー44は、ブレーキドラム32の周囲を囲うように円環状に湾曲した帯状の部材である。図5に示すように、ブレーキシュー44のブレーキドラム32に対向する面、すなわちブレーキシュー44の内周面には、ブレーキライニング46が設けられている。ブレーキライニング46は、ブレーキドラム32の外周面に押し付けられた時に、摩擦力によってブレーキドラム32の回転を制動する。図4に示すように、ブレーキシュー44の一方の端部44aは、ベース36から突出する係止部36bに係止されている。ブレーキシュー44の他方の端部44bは、ベース36の円筒部36aに形成された切り欠き36cを介して、円筒部36aの外側まで引き出されている。ブレーキシュー44の端部44bが外側に向けて変位すると、ブレーキシュー44が縮径して、ブレーキライニング46がブレーキドラム32に押し当てられ、回転軸34に制動力が作用する。ブレーキシュー44の端部44bが内側に向けて変位すると、ブレーキシュー44が拡径して、ブレーキライニング46がブレーキドラム32から離反し、回転軸34に制動力が作用しなくなる。
図4では図示されていないが、ベース36の円筒部36aの上面側は、モータ22の下面によって覆われている。モータ22の下面と、ベース36の円筒部36aと、ブレーキハウジング40によって、ブレーキドラム32およびブレーキシュー44を収容するブレーキ室48が形成されている。仮に、ブレーキドラム32およびブレーキシュー44がブレーキ室48に収容されておらず、デッキ12の内側の空間に露出している場合には、刈刃18によって刈り取られ、送風ファン20によって吸い上げられた芝が、ブレーキドラム32やブレーキシュー44に付着するおそれがある。ブレーキドラム32やブレーキシュー44に芝が付着すると、回転軸34に対する制動力が正常に作用しなくなるおそれがある。本実施例では、ブレーキドラム32およびブレーキシュー44がブレーキ室48に収容されており、デッキ12の内側の空間に露出していないので、刈り取った芝や粉塵がブレーキドラム32やブレーキシュー44に付着することを防止することができる。
図6に示すように、ベース36の切り欠き36cは、ブレーキ室48の外側において、シール部材80によって覆われている。シール部材80は、例えば柔軟な樹脂製フィルム材である。シール部材80には、ブレーキシュー44が摺動可能に貫通するスリット80aが形成されている。切り欠き36cにシール部材80が設けられていることで、刈り取った芝や粉塵が切り欠き36cを介してブレーキ室48の外部から内部に流入することを防止することができる。
図4に示すように、ブレーキシュー44の端部44bは、リンク50の係止部50aに係止されている。リンク50は、ピン52を介してカウル14に回動可能に取り付けられている。リンク50は、引張バネ54を介して、カウル14から突出する突起14cに連結されている。リンク50は、引張バネ54によって、係止部50aが円筒部36aから遠ざかる方向に付勢されている。リンク50には、コントロールケーブル56が回動可能に連結されている。コントロールケーブル56に引張力が作用していない場合、引張バネ54の付勢力によって、リンク50は係止部50aが円筒部36aから遠ざかる方向に回動している。この場合、ブレーキシュー44の端部44bが外側に向けて変位することで、ブレーキライニング46がブレーキドラム32に押し当てられて、回転軸34に制動力が作用している。コントロールケーブル56に引張力が作用すると、リンク50は、引張バネ54の付勢力に抗して、係止部50aが円筒部36aに近付く方向に回動する。この場合、ブレーキシュー44の端部44bが内側に向けて変位することで、ブレーキライニング46がブレーキドラム32から離反し、回転軸34に制動力が作用しなくなる。なお、リンク50の近傍には、リンク50の当接を検知するスイッチ58が設けられている。コントロールケーブル56に引張力が作用しておらず、従って回転軸34に制動力が作用している状態では、スイッチ58にリンク50が当接しておらず、スイッチ58はオフとなる。コントロールケーブル56に引張力が作用して、回転軸34に制動力が作用していない状態となると、スイッチ58にリンク50が当接して、スイッチ58はオンとなる。スイッチ58は、ECU26に電気的に接続されている。ECU26は、スイッチ58がオンの場合に、モータ22を駆動し、スイッチ58がオフの場合に、モータ22を停止させる。
図1に示すように、コントロールケーブル56は、ケーブルカバー82に外側を覆われた状態で、本体部4からハンドル部6に伸びている。ハンドル部6は、ユーザが把持するグリップ60と、グリップ60よりも前方側に配置されたスイッチレバー62と、グリップ60よりも前方右方に配置された右側操作部64と、グリップ60よりも前方左方に配置された左側操作部66を備えている。右側操作部64には、本体部4から伸びるコントロールケーブル56が接続されている。左側操作部66には、本体部4から伸びる信号線68が接続されている。
図7に示すように、スイッチレバー62は、左右方向に伸びる回動軸周りに回動可能に、右側操作部64および左側操作部66に支持されている。スイッチレバー62は、左側操作部66に収容された捩りバネ(図示せず)によって、グリップ60から離反する方向に付勢されている。ユーザは、グリップ60を把持した状態で、グリップ60を把持した手の指でスイッチレバー62を引き操作可能である。右側操作部64には、ロックオフボタン70が設けられている。ユーザが、ロックオフボタン70を押し込み、かつスイッチレバー62を引き操作した場合、コントロールケーブル56に引張力が作用する。ユーザが、ロックオフボタン70を押し込むこと無く、スイッチレバー62を引き操作した場合には、コントロールケーブル56に引張力は作用しない。上述したように、コントロールケーブル56に引張力が作用していない状態では、モータ22は停止しており、ブレーキシュー44によって回転軸34が制動されている。コントロールケーブル56に引張力が作用すると、モータ22が駆動され、ブレーキシュー44による回転軸34の制動が解除される。なお、左側操作部66には、本体部4のECU26と信号線68を介して通信可能な操作表示部72が設けられている。操作表示部72には、芝刈機2の状態をユーザに提示するためのLED74や、ユーザがECU26に対して各種の操作入力を行うためのスイッチ76等が配置されている。
上記の実施例では、ブレーキシュー44の端部44bが、ベース36の円筒部36aに形成された切り欠き36cを介して、円筒部36aの外側まで引き出されて、リンク50の係止部50aに係止されている構成について説明した。これとは異なり、図8に示すように、ブレーキシュー44の端部44bとリンク50の係止部50aが中継部材84を介して連結されている構成としてもよい。この場合、ブレーキシュー44の端部44bを、円筒部36aの内側に(すなわちブレーキ室48の内部に)配置し、中継部材84は切り欠き36cを介してブレーキ室48の内側から外側に貫通するように配置することができる。
上記の実施例では、モータ22がブラシレスモータである構成について説明したが、これとは異なり、モータ22はブラシ付きモータであってもよい。
上記の実施例では、バッテリ24からECU26およびモータ22に電力が供給される構成について説明したが、これとは異なり、電源コード(図示せず)を介して外部電源(図示せず)からECU26およびモータ22に電力が供給される構成としてもよい。
上記の実施例では、刈刃18の回転軸34を駆動する原動機がモータ22である構成について説明したが、これとは異なり、刈刃18の回転軸34を駆動する原動機がエンジン(図示せず)である構成としてもよい。
以上のように、1つまたはそれ以上の実施形態において、芝刈機2は、芝を刈る刈刃18と、刈刃18の回転軸34を駆動するモータ22(原動機の例)と、回転軸34に制動力を加えるブレーキシュー44(ブレーキ部材の例)と、ブレーキシュー44を収容するブレーキ室48と、スイッチレバー62と、スイッチレバー62とブレーキシュー44を接続するコントロールケーブル56およびリンク50(および中継部材84)を備えている。ブレーキ室48には切り欠き36c(開口の例)が設けられている。ブレーキシュー44(または中継部材84)は、ブレーキ室48の内側から外側まで切り欠き36cを貫通して配置されている。
上記の構成によれば、ブレーキシュー44がブレーキ室48に収容されているので、刈り取った芝や粉塵がブレーキシュー44に付着して回転軸34への制動力に影響を及ぼすことを防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ユーザがスイッチレバー62を操作していない場合に、回転軸34にブレーキシュー44による制動力が作用する。ユーザがスイッチレバー62を操作している場合に、回転軸34にブレーキシュー44による制動力が作用しない。
上記の構成によれば、ユーザがスイッチレバー62を操作していない状況において、回転軸34に制動力を作用させることで、ユーザが意図しない状況で回転軸34が回転してしまう事態を防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、芝刈機2は、切り欠き36cに設けられたシール部材80をさらに備えている。
上記の構成によれば、ブレーキシュー44(または中継部材84)が貫通する切り欠き36cの隙間を介して、刈り取った芝や粉塵がブレーキ室48の外部から内部に流入することを防止することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、回転軸34が、ブレーキドラム32を備えている。ブレーキシュー44は、ブレーキドラム32の外周側に配置されており、縮径した時にブレーキドラム32に当接し、拡径した時にブレーキドラム32から離反する。
上記の構成によれば、簡素な構成によって、回転軸34に制動力が作用する状態と作用しない状態を切り換えることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :芝刈機
4 :本体部
6 :ハンドル部
8 :車輪
10 :集草カゴ
12 :デッキ
12a :開口
14 :カウル
14a :スカート部
14b :バッテリ取り付け部
14c :突起
16 :駆動軸
18 :刈刃
20 :送風ファン
22 :モータ
24 :バッテリ
26 :ECU
28 :出力軸
30 :中継フランジ
32 :ブレーキドラム
34 :回転軸
36 :ベース
36a :円筒部
36b :係止部
36c :切り欠き
38 :モータハウジング
40 :ブレーキハウジング
40a :円筒部
40b :隔壁部
40c :開口
42 :ベアリング
44 :ブレーキシュー
44a :端部
44b :端部
46 :ブレーキライニング
48 :ブレーキ室
50 :リンク
50a :係止部
52 :ピン
54 :引張バネ
56 :コントロールケーブル
58 :スイッチ
60 :グリップ
62 :スイッチレバー
64 :右側操作部
66 :左側操作部
68 :信号線
70 :ロックオフボタン
72 :操作表示部
74 :LED
76 :スイッチ
80 :シール部材
80a :スリット
82 :ケーブルカバー
84 :中継部材

Claims (4)

  1. 芝を刈る刈刃と、
    前記刈刃の回転軸を駆動する原動機と、
    前記回転軸に制動力を加えるブレーキ部材と、
    前記ブレーキ部材を収容するブレーキ室と、
    スイッチレバーと、
    前記スイッチレバーと前記ブレーキ部材を接続する接続部材を備えており、
    前記ブレーキ室に開口が設けられており、
    前記ブレーキ部材または前記接続部材が、前記ブレーキ室の内側から外側まで前記開口を貫通して配置されている、芝刈機。
  2. ユーザが前記スイッチレバーを操作していない場合に、前記回転軸に前記ブレーキ部材による前記制動力が作用し、
    前記ユーザが前記スイッチレバーを操作している場合に、前記回転軸に前記ブレーキ部材による前記制動力が作用しない、請求項1の芝刈機。
  3. 前記開口に設けられたシール部材をさらに備える、請求項1または2の芝刈機。
  4. 前記回転軸が、ブレーキドラムを備えており、
    前記ブレーキ部材が、前記ブレーキドラムの外周側に配置されており、縮径した時に前記ブレーキドラムに当接し、拡径した時に前記ブレーキドラムから離反するブレーキシューを備える、請求項1から3の何れか一項の芝刈機。
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