JP2019204888A - 発光モジュール及び制御モジュール - Google Patents

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直秀 宮坂
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稔 北原
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Abstract

【課題】所望の特性が得やすくできる発光モジュール及び制御モジュールを提供する。【解決手段】実施形態によれば、発光モジュールは、発光部と、第1〜第3回路と、制御回路と、を含む。発光部は、第1〜第3半導体発光素子を含む。第1回路は、第1半導体発光素子と電気的に接続される。第2回路は、第2半導体発光素子と電気的に接続される。第3回路は、第3半導体発光素子と電気的に接続される。制御回路は、第1半導体発光素子に流れる第1電流、第1半導体発光素子の第1電圧、第2半導体発光素子に流れる第2電流、第2半導体発光素子の第2電圧、第3半導体発光素子に流れる第3電流、及び、第3半導体発光素子の第3電圧に基づいて、第1〜3電圧の少なくともいずれかの変動に応じて、第1〜第3電流の少なくともいずれかを変動させる発光モジュール。【選択図】図1

Description

本発明は、発光モジュール及び制御モジュールに関する。
半導体発光素子を用いた発光モジュールがある。発光モジュールの使用中に光出力や色度などの特性がシフトする場合がある。特性がシフトすると所望の発光が得にくくなる。
特表2013−524523号公報
本発明は、所望の特性が得やすくできる発光モジュール及び制御モジュールを提供する。
本発明の一態様によれば、発光モジュールは、発光部と、第1〜第3回路と、制御回路と、を含む。前記発光部は、第1光を出射可能な第1半導体発光素子、第2光を出射可能な第2半導体発光素子、及び、第3光を出射可能な第3半導体発光素子を含む。前記第1回路は、前記第1半導体発光素子と電気的に接続される。前記第2回路は、前記第2半導体発光素子と電気的に接続される。前記第3回路は、前記第3半導体発光素子と電気的に接続される。前記制御回路は、前記第1半導体発光素子に流れる第1電流、前記第1半導体発光素子の第1電圧、前記第2半導体発光素子に流れる第2電流、前記第2半導体発光素子の第2電圧、前記第3半導体発光素子に流れる第3電流、及び、前記第3半導体発光素子の第3電圧に基づいて、前記第1〜3電圧の少なくともいずれかの変動に応じて、前記第1〜第3電流の少なくともいずれかを変動させる発光モジュール。
本発明の一態様によれば、所望の特性が得やすくできる発光モジュール及び制御モジュールが提供される。
第1実施形態に係る発光モジュールを例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュール及び制御回路の動作を例示するフローチャート図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。 第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る発光モジュールを例示する模式図である。
図1に示すように、実施形態に係る発光モジュール110は、発光部10、第1〜第3回路21〜23及び制御回路70を含む。
例えば、第1〜第3回路21〜23及び制御回路70に電源部61が接続される。電源部61は、例えば、直流電圧(直流電流)をこれらの回路に供給する。電源部61は、発光モジュール110に含まれても良い。または、電源部61は、発光モジュール110とは別に設けられても良い。
発光部10は、例えば、第1〜第3半導体発光素子11〜13を含む。第1半導体発光素子11は、第1ピーク波長を有する第1光L1を出射可能である。第2半導体発光素子12は、第2ピーク波長を有する第2光L2を出射可能である。第3半導体発光素子13は、第3ピーク波長を有する第3光L3を出射可能である。第1〜第3半導体発光素子11〜13は、例えば、LED(light emitting diode)である。
例えば、第2ピーク波長は、第1ピーク波長とは異なる。第3ピーク波長は、第1ピーク波長とは異なり第2ピーク波長とは異なる。例えば、第1〜第3光L1〜L3のそれぞれの色は、互いに異なる。
1つの例において、第2ピーク波長は、第1ピーク波長よりも長い。第3ピーク波長は、第2ピーク波長よりも長い。例えば、第1ピーク波長は、440nm以上490nm以下である。例えば、第2ピーク波長は、500nm以上560nm以下である。例えば、第3ピーク波長は、600nm以上650nmである。
例えば、第1光L1は、青色であり、第2光L2は緑色であり、第3光L3は赤色である。例えば、第1〜第3光L1〜L3の合成光は、実質的に白色(実質的に無彩色)である。実施形態において、これらの光を用いて、任意の色の光が得られても良い。
第1回路21は、第1半導体発光素子11と電気的に接続される。第2回路22は、第2半導体発光素子12と電気的に接続される。第3回路23は、第3半導体発光素子13と電気的に接続される。これらの回路は、例えば、定電流ドライバである。第1回路21から第1電流I1が第1半導体発光素子11に供給される。第2回路22から第2電流I2が第2半導体発光素子12に供給される。第3回路23から第3電流I3が第3半導体発光素子13に供給される。第1〜第3電流I1〜I3に基づいて、第1〜第3半導体発光素子11〜13から放射される光(第1〜第3光L1〜L3)の強度(光束:単位はルーメン:lm)が制御可能である。第1〜第3電流I1〜I3は、順電流If(順方向電流)である。
第1電流I1が第1半導体発光素子11に供給されるときにおいて、第1半導体発光素子11の順電圧Vf(順方向電圧または順方向電圧降下)は、第1電圧V1である。第2電流I2が第2半導体発光素子12に供給されるときにおいて、第2半導体発光素子12の順電圧Vfは、第2電圧V2である。第3電流I3が第3半導体発光素子13に供給されるときにおいて、第3半導体発光素子13の順電圧Vfは、第3電圧V3である。
制御回路70は、第1半導体発光素子11に流れる第1電流I1、第1半導体発光素子11の第1電圧V1、第2半導体発光素子12に流れる第2電流I2、第2半導体発光素子12の第2電圧V2、第3半導体発光素子13に流れる第3電流I3、及び、第3半導体発光素子13の第3電圧V3に基づいて、第1〜3電圧V1〜V3の少なくともいずれかの変動に応じて、第1〜第3電流I1〜I3の少なくともいずれかを変動させることができる。
例えば、制御回路70に、第1〜第3電流信号Is1〜Is3と、第1〜第3電圧V1〜V3が入力される。第1〜第3電流信号Is1〜Is3は、第1〜第3半導体発光素子11〜13にそれぞれ流れる第1〜第3電流I1〜I3に対応する信号である。第1〜第3電流信号Is1〜Is3は、第1〜第3回路21〜22から得ることが可能である。第1〜第3電圧V1〜V3は、第1〜第3半導体発光素子11〜13から得ることができる。
この例では、制御回路70に、第1〜第3電流用アンプ31〜33が設けられる。第1電流用アンプ31に第1電流信号Is1が入力される。第2電流用アンプ32に第2電流信号Is2が入力される。第3電流用アンプ33に第3電流信号Is3が入力される。これらのアンプは、順電流If用の差動アンプである。第1〜第3電流信号Is1〜Is3から、第1〜第3電流I1〜I3が導出される。
この例では、制御回路70に、第1〜第3電圧用アンプ41〜43が設けられる。第1電圧用アンプ41に第1電圧V1が入力される。第2電圧用アンプ42に第2電圧V2が入力される。第3電圧用アンプ43に第3電圧V3が入力される。これらのアンプは、順電圧Vf用の差動アンプである。
この例では、制御回路70に、MCU75(Micro Controller Unit)が設けられる。MCU75にADC75a(Analog-to-Digital Converter)及びPWM75b(Pulse Width Modulator)が設けられる。例えば、第1〜第3電流用アンプ31〜33の出力、及び、第1〜第3電圧用アンプ41〜43の出力が、ADC75aに入力される。例えば、ADC75aに入力チャンネルCH0〜CH5が設けられる。これらの入力チャンネルCH0〜CH5に、第1〜第3電流用アンプ31〜33の出力、及び、第1〜第3電圧用アンプ41〜43の出力が入力される。
ADC75aの出力がPWM75bに入力される。PWM75bから、第1〜第3信号Sg1〜Sg3が出力される。この例では、制御回路70にLPF77(low pass filter)が設けられる。第1〜第3信号Sg1〜Sg3がPWM75bを通過して、第1〜第3制御信号51〜53となる。第1制御信号51が第1回路21に入力される。第2制御信号52が第2回路22に入力される。第3制御信号53が第3回路23に入力される。これらの制御信号に応じて、第1〜第3回路21〜23から出力される第1〜第3電流I1〜I3が制御される。
実施形態において、制御回路70にメモリ76が設けられても良い。メモリ76に制御回路70に関する種々のプログラム及び種々のデータが保存されても良い。メモリ76は、制御回路70とば別に設けられても良い。
必要に応じて、制御回路70にコンピュータ62が接続されても良い。コンピュータ62により制御回路70が制御されても良い。制御回路70からコンピュータ62にデータが供給されても良い。例えば、制御回路70にUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)が設けられ、制御回路70とコンピュータ62との間の通信が実施されても良い。
上記のように、制御回路70は、第1〜第3制御信号51〜53により、第1〜第3回路21〜23を制御する。制御回路70により第1〜第3回路21〜23が制御されて、第1〜第3回路21〜23から第1〜第3半導体発光素子11〜13に供給される第1〜第3電流I1〜I3が、独立して制御可能である。その結果、上記のように、第1〜第3半導体発光素子11〜13から放射される光の強度(例えば光束)が制御される。
例えば、半導体発光素子を動作させ続けると、半導体発光素子(例えば、ジャンクション)の温度が上昇する。温度が変化すると、半導体発光素子の発光特性が変化し、半導体発光素子から放射される光の強度(例えば光束)及び色度が変化する。例えば、青、緑及び赤の3種の半導体発光素子を用いて、合成光により白色を得る場合に、光の強度または色度が変化すると、動作中に合成光の色度がシフトすることが問題となりやすい。
実施形態においては、半導体発光素子の電流及び電圧の関係に基づいて、半導体発光素子の電圧(順電圧Vf)の変動に応じて、半導体発光素子に供給される電流(順電流If)を変動させる。例えば、半導体発光素子において、電圧及び電流に固有の関係が存在する。例えば、電圧及び電流の固有の関係は、温度による変化も含む。半導体発光素子における電流、電圧、及び、電圧の変動を知ることで、電圧の変動に応じて電流を制御する。すなわち、電流の補正が行われる。これにより、半導体発光素子からの光の強度(例えば光束)及び色度を所望の状態(例えば、変動の前の状態)に近づけることができる。例えば、光の強度(例えば光束)及び色度を、実質的に維持することができる。
以下、実施形態に係る発光モジュール110における動作の例について説明する。以下の例では、第1〜第3半導体発光素子11〜13から出射する第1〜第3光L1〜L3が、それぞれ、青、緑及び赤である。以下、XYZ表色系(CIE1931表色系、xy色度座標)を用いて説明する。
以下の説明において、半導体発光素子を動作させた初期の安定状態を第1状態とする。半導体発光素子を動作し続けた後の状態を第2状態とする。第1状態は、「動作初期状態」である。第2状態は、「動作継続後状態」である。この例では、第2状態における半導体発光素子の温度は、第1状態における半導体発光素子の温度よりも高い。第2状態において半導体発光素子に供給される電流は、第1状態において半導体発光素子に供給される電流と同じである。すなわち、半導体発光素子は、定電流駆動される。これらの電流を便宜的に「補正前電流」と言う。
一方、第2状態の温度のときに、電流を変更(補正)したときの状態を第3状態とする。第3状態においては、半導体発光素子に供給される電流が制御回路70により変更(補正)される。この電流を便宜的に「補正後電流」という。
説明を簡単にするために、第1状態(動作初期状態)において、第1〜第3光L1〜L3の合成光は、実質的に白とする。第1状態における合成光の色度は、実質的に(0.33,0.33)である。
図2は、第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。
図2の横軸は、第1〜第3状態において第1〜第3半導体発光素子11〜13に供給される電流に対応する。縦軸は、順電流If(a.u.)である。
図2に示すように、第1状態において、第1半導体発光素子11に電流I11が供給され、第2半導体発光素子12に電流I21が供給され、第3半導体発光素子13に電流I31が供給される。この例では、このような電流により、第1状態(動作初期状態)において、合成光は実質的に白となる。3つの電流に関する上記の関係は例であり、実施形態において、第1状態における3つの電流の関係は任意である。
第2状態において、第1半導体発光素子11に電流I12が供給され、第2半導体発光素子12に電流I22が供給され、第3半導体発光素子13に電流I32が供給される。既に説明したように、電流I12は電流I11と同じであり、電流I22は電流I21と同じであり、電流I32は電流I31と同じである。第3状態における電流(補正後電流)については後述する。
図3は、第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。
図3は、第1〜第3光L1〜L3の光束Lfを例示している。図3の横軸は、第1〜第3光L1〜L3のそれぞれの、上記の第1〜第3状態における光束Lfに対応する。図3には、第1光L1の第1状態における光束Y11、第1光L1の第2状態における光束Y12、第2光L2の第1状態における光束Y21、第2光L2の第2状態における光束Y22、第3光L3の第1状態における光束Y31、第3光L3の第2状態における光束Y32、合成光の第1状態における光束Y41、及び、合成光の第2状態における光束Y42の測定結果の例が示されている。図3の縦軸は、光束Lf(a.u.)である。
図3に示すように、第1光L1(青)においては、第1状態(動作初期状態)における光束Y11と比べて、第2状態(動作継続後状態)における光束Y12は上昇する。第2光L2(緑)においては、第1状態における光束Y21と比べて、第2状態における光束Y22は上昇する。第3光L3(赤)においては、第1状態における光束Y31に比べて、第2状態における光束Y32は低下する。合成光においては、第1状態における光束Y41に比べて、第2状態における光束Y42は低下する。
第1状態と第2状態との間におけるこれらの値の差(変化、シフト)は、第1〜第3光L1〜L3における、ピーク波長の変化、半値全幅の変化、放射束の変化、及び、歪み度の変化の少なくともいずれかに基づく。第3状態におけるこれらの光については、後述する。
図4は、第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。
図4は、第1〜第3光L1〜L3のそれぞれの、上記の第1〜第3状態における色度を示すxy色度図である。図4の横軸は、色度xであり、縦軸は色度yである。図4には、第1光L1の第1状態における色度C11、第1光L1の第2状態における色度C12、第2光L2の第1状態における色度C21、第2光L2の第2状態における色度C22、第3光L3の第1状態における色度C31、第3光L3の第2状態における色度C32、合成光の第1状態における色度C41、及び、合成光の第2状態における色度C42の測定結果の例が示されている。
図4に示すように、第2状態におけるこれらの光の色度は、第1状態におけるこれらの光の色度からシフトする。これらの色度のシフトは、第1〜第3光L1〜L3における、ピーク波長の変化、半値全幅の変化、放射束の変化、及び歪み度の変化の少なくともいずれかに基づく。
このように、第1状態から第2状態に変化すると、光束Lf(図3参照)及び色度(図4参照)は、シフトする。このようなシフトは、第1状態と第2状態との間における、半導体発光素子の順電圧Vfのシフト(変動)と関係していると考えられる。順電圧Vfのシフトは、例えば、半導体発光素子の特性(例えばエネルギー準位)の変化と関係していると考えられる。
図5は、第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。
図5の横軸は、第1〜第3状態における、第1〜第3半導体発光素子11〜13の順電圧Vfに対応する。縦軸は、順電圧Vf(a.u.)である。図5には、第1状態〜第3状態における順電圧Vfの測定結果の例が示されている。この例では、第1〜第3半導体発光素子11〜13が、1つの基板上に設けられている。
図5に示すように、第1半導体発光素子11において、第2状態における電圧V12は、第1状態における電圧V11よりも低くなる。第2半導体発光素子12において、第2状態における電圧V22は、第1状態における電圧V21よりも低くなる。第3半導体発光素子13において、第2状態における電圧V32は、第1状態における電圧V31よりも低くなる。この例では、このような順電圧Vfのシフトは、第1状態と第2状態との間における半導体発光素子の特性(例えばエネルギー準位など)の変化に基づく。特性の変化は、例えば、温度の変化と関係している。この例では、第2状態の温度は第1状態の温度よりも高い。実施形態において、温度の状態が逆でも良い。この場合は、順電圧Vfのシフトの方向が逆になる。第3状態における順電圧Vfについては、後述する。
このように、状態が変化すると、順電圧Vfがシフト(変動)する。光束Lf(図3参照)及び色度(図4参照)のシフトは、半導体発光素子の順電圧Vfのシフト(変動)と関係がある。
実施形態においては、第1電流I1、第1電圧V1、第2電流I2、第2電圧V2、第3電流I3、及び、第3電圧V3に基づいて、電圧の変動に応じて電流を変動させる。既に説明したように、定電流駆動であるため、上記の第1〜第3電流I1〜I3は、第1状態(動作初期状態)または第2状態(動作継続後状態)における電流である。実用的には、第1〜第3電流I1〜I3は、第2状態(動作継続後状態)における、電流I12、電流I22及び電流I32(これらの電流の測定値)として良い。一方、第1電圧V1、第2電圧V2及び第3電圧V3は、第2状態における、電圧V12、電圧V22及び電圧V32(これらの電圧の測定値)である。
実施形態においては、第2状態における上記の電流及び電圧に基づいて、第1〜3電圧V1〜V3の少なくともいずれかの変動に応じて、第1〜第3電流I1〜I3の少なくともいずれかを変動させる。
例えば、第2状態における上記の電流及び電圧に基づいて、第2状態における第1〜第3光L1〜L3のそれぞれ及び合成光の、光束及び色度が算出(推定)できる。この算出は、第1〜第3半導体発光素子11〜13についての、温度及び順電流Ifを変えたときの、光出力、ピーク波長、分光特性の半値全幅、及び、分光特性の歪度に関する情報に基づいて行われる。
これらの情報に関して、例えば、第1〜第3半導体発光素子11〜13について、これらの特性が実測され、実測結果がメモリ(例えばメモリ76、図1参照)に保存される。または、実測結果から、近似式が導出され、近似式中のパラメータ(係数)がメモリに保存される。このメモリは、制御回路70の中に設けられても良い、メモリは、制御回路70とは別に設けられても良い。メモリは、任意のサーバ(例えばコンピュータ62でも良い)に設けられ、メモリに保存された情報が任意の方法で取得されても良い。第1〜第3半導体発光素子11〜13についての上記の情報は、対象としている発光モジュール110に含まれる半導体発光素子に関しての情報でも良く、対象としている発光モジュール110に含まれる半導体発光素子と同じ設計の半導体発光素子に関する情報でも良い。
この情報に基づいて、第2状態における上記の電流及び電圧に基づいて、第2状態における第1〜第3光L1〜L3のそれぞれ及び合成光の、光束及び色度が算出できる。算出された光束及び色度が第1状態に近づくように、電圧の変動に応じて、電流を変動させる。
以下、例として、緑に着目する。緑においては、ヒトの視感度への影響が大きい。例えば、図5に示すように、第2半導体発光素子12の、第2状態における電圧V22は、第2半導体発光素子12の、第1状態における電圧V21よりも低くなる。このように、第1状態と第2状態との間で、第2電圧V2が変動する。この例では、第2電圧V2が低下する。このとき、例えば、図2に示すように、制御回路70は、第2電圧V2の低下に応じて、第2電流I2を、電流I22から電流I23に、減少させる。
これにより、図3に例示するように、第2半導体発光素子12からの第2光L2の、第3状態における光束Y23は、第1状態における光束Y21に近づく。
これに連動して、図4に示すように、第3状態における第2光L2の色度C23は、第2状態における色度C22から、第3状態における色度C23へ移動する。色度C23は、第1状態における色度C21と完全には一致しない。
このように、第3状態において、第2電圧V2の低下に応じて第2電流I2を減少させて、第2光L2の光束Y23が第1状態における光束Y21に近づいたとしても、第3状態における第2光L2の色度C23は、第1状態における色度C21から離れている。第2光L2(緑)の色度がシフトしているので、合成光(白)の色度がシフトする。
実施形態においては、制御回路70は、第2半導体発光素子12の第2電圧V2の低下に応じて、他の半導体発光素子の電流を制御する。例えば、第2半導体発光素子12の第2電圧V2の低下に応じて、第1半導体発光素子11の第1電流I1を増大し、第3半導体発光素子13の第3電流I3を増大させる。
例えば、図2に示すように、制御回路70は、第2電圧V2の低下に応じて、第1電流I1を、電流I12から電流I13に増大させ、第3電流I3を、電流I32から電流I33に増大させる。
これにより、図4に示すように、第3状態における第1光L1の色度C13は、第2状態における色度C12からシフトする。第3状態における第3光L3の色度C33は、第2状態における色度C32からシフトする(この例では、色度図上での色度のシフトは小さい)。このような、第1光L1の色度のシフト及び第3光L3の色度のシフトにより、第3状態における合成光の色度C43は、第1状態における合成光の色度C41に近づく。合成光の色度が補正されて、元(第1状態)の色度が得られる。
このように、実施形態においては、電圧の低下に応じて、電流を制御(補正)することで、第1状態(動作初期状態)から第2状態(動作継続後状態)で変化した光束Lf及び色度を、第1状態に近づけることができる。
上記の動作を繰り返すことで、光束Lf及び色度を第1状態(動作初期状態)により近づけることができる。
実施形態において、ヒトの視感度が高い色(視感度高いピーク波長)を基準にして補正することが好ましい。例えば、第2光L2が緑色である場合、第2光L2に対応する第2電圧V2の変動(例えば低下または上昇)に応じて、電流を補正することが好ましい。
例えば、図3に示すように、この例では、第3状態における第1光L1の光束Y13は、第2状態における第1光L1の光束Y12よりもさらに高くなる。第3状態における第2光L2の光束Y23は、第2状態における第2光L2の光束Y22と比べて、第1状態における第2光L2の光束Y21に近くなる。第3状態における第3光L3の光束Y33は、第2状態における第3光L3の光束Y32から上昇し、第1状態における第3光L3の光束Y31に近づく。第3状態における合成光の光束Y43は、第2状態における合成光の光束Y42から上昇し、第1状態における合成光の光束Y41(目標値)に近づく。
なお、図5に示すように、この例では、第3状態における第1半導体発光素子11の電圧V13は、第2状態における第1半導体発光素子11の電圧V12よりも若干高くなる。この例では、第3状態における第2半導体発光素子12の電圧V23は、第2状態における第2半導体発光素子12の電圧V22よりも若干高くなる。第3状態における第3半導体発光素子13の電圧V33は、第2状態における第3半導体発光素子13の電圧V32よりもかなり高くなる。
一方、半導体発光素子から放射される光を光センサで検出して、その結果に基づいて半導体発光素子を制御する第1参考例が考えられる。この方法により、動作中の光束Lf及び色度のシフトを補正できる可能性がある。しかしながら、第1参考例においては、光センサが必要であり、部品の数が増える。
一方、半導体発光素子の温度を判定し、その結果に基づいて半導体発光素子を制御する第2参考例がある。例えば、半導体発光素子に熱的に近接したダイオードを設け、このダイオードの接合温度を判定することで、半導体発光素子の温度が判定される。この場合、半導体発光素子の温度を測定するための別の素子(上記の例ではダイオード)が必要となり、部品の数が増える。この他、例えば、半導体発光素子の電圧の測定結果と、テンプレートと、に基づいて温度が判定される場合もある。判定された温度と、テンプレートと、を用いて、半導体発光素子に流れる電流が調整される。この場合も、温度を介しての補正が行われる。
これに対して、実施形態においては、電流及び電圧に基づいて、電流が調整される。実施形態においては、半導体発光素子の温度が判定されなくても良い。温度を判定することなく、所望の特性が得やすくできる発光モジュールが提供できる。例えば、動作初期状態の特性を維持し易くできる発光モジュールが提供できる。
以下、実施形態に係る制御回路70の制御の例について説明する。
既に説明したように、例えば、第1〜第3半導体発光素子11〜13についての、温度及び順電流Ifを変えたときの、光出力、ピーク波長、分光特性の半値全幅、及び、分光特性の歪度に関する情報が取得される。これらの情報に基づいて、以下の方法で、電流が制御できる。
図6〜図8は、第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。
図6に示すように、第1半導体発光素子11の第1光L1の色度は、定格の電流の範囲、及び、定格の温度の範囲において、領域R1の範囲内で変化する。第2半導体発光素子12の第2光L2の色度は、定格の電流の範囲、及び、定格の温度の範囲において、領域R2の範囲内で変化する。第3半導体発光素子13の第3光L3の色度は、定格の電流の範囲、及び、定格の温度の範囲において、領域R3の範囲内で変化する。
以下のような手順が行われる。
(設定ステップ)
第1状態(動作初期状態)における、合成光の色度及び光束を定める。第1状態における合成光の色度及び光束は、例えば、ユーザによって定められる仕様値でも良い。第1状態における合成光の色度及び光束は、仕様値に基づいて作製された第1〜第3半導体発光素子11〜13の合成光の、第1状態における色度及び光束の測定値でも良い。例えば、積分球を用いた測定システムにより、色度及び光束が測定できる。
例えば、図6に示すように、第1状態の合成光P41において、光束Lfは285lmであり、色度は(0.331,0.334)である。これらの値が目標値となる。
(第1ステップ)
第1〜第3半導体発光素子11〜13に関しての、「現在」の順電流If及び順電圧Vfが測定される。「現在」は、例えば、第2状態(動作継続後状態)に対応する。例えば、制御回路70において、第2状態における、第1〜第3電流I1〜I3、及び、第1〜第3電圧V1〜V3が測定される。第2状態における第1〜第3電流I1〜I3は、図2に例示した、第2状態における電流I12、電流I22及び電流I32に対応する。第2状態における、第1〜第3電圧V1〜V3は、図5に例示した、第2状態における電圧V12、電圧V22及び電圧V32に対応する。
「現在」の順電流If及び順電圧Vfの測定結果から、「現在」の合成光の光束及び色度が算出される。この算出は、第1〜第3半導体発光素子11〜13についての、光出力、ピーク波長、分光特性の半値全幅、及び、分光特性の歪度に関する上記の情報などに基づいて行われる。
図6に算出された、「現在」の光束及び色度が示されている。算出された合成光E42の光束Lfは、例えば、223.3lmである。算出された合成光E42の色度は、例えば、(0.302,0.479)である。このように、算出された合成光E42の光束及び色度は、第1状態における合成光P41の光束(285lm)及び色度((0.331,0.334))からシフトする。
なお、第2状態における第1〜第3光L1〜L3の色度及び光束Lfも算出できる。算出された第1光E12の光束Lfは7.2lmであり、色度は(0.121,0.079)である。算出された第2光E22の光束Lfは175.5lmであり、色度は、(0.137,0.740)である。算出された第3光E32の光束Lfは40.6lmであり、色度は(0.705,0.295)である。
第1ステップでは、このように、「現在」(第2状態)における光束Lf及び色度が、電流及び電圧に基づいて算出(推定)される。
例えば、第2光L2及び第3光L3の合成光の色度は、図6に例示する線分Lgr上にある。線分Lgrは、算出された第2光E22の色度、及び、算出された第3光E32の色度を通過する。線分Lgrは、y=−0.8563x+0.8985の関係を有する。一方、算出された第1光E12の色度と、算出された合成光E42の色度と、は、線分Lbp上にある。線分Lbpは、y=2.8623x−0.2725の関係を有する。線分Lgrと線分Lbpとの交点Cbgrpの色度は、(0.458,0.488)である。
(第2ステップ)
例えば、算出された「現在」(第2状態)の合成光E42の光束Lf(223.3lm)が、第1状態の合成光P41の光束Lf(285lm)に近づくように、第2電流I2(緑用)を変更させたと仮定する。第2電流I2を変更させたと仮定したときの合成光の色度は、目標とする第1状態の合成光P41の色度((0.331,0.334))とは一致しない。そこで、合成光の色度が第1状態の合成光P41の色度に近づくように、第1電流I1及び第3電流I3を制御する。
以下、この手順の例について説明する。説明を簡単にするために、まず、第2電流I2を変更させたと仮定したときの合成色(白)の色度は、算出された合成光E42の色度((0.302,0.479))を維持すると仮定する。このとき、算出された第1光E12の色度と、算出された合成光E42の色度と、を通る線分Lsと、線分Lgrと、の交点Cgpの色度は、交点Cbgrpの色度とは異なる。
交点Cgpの色度が交点Cbgrpと重なるように、第3電流I3(赤用)を制御する。第3電流I3の制御は、例えば、線分Lgrの長さに対する、線分Lgrの1つの端(例えば、算出された第2光E22の色度)と交点Cgpとの間の距離の比と、線分Lgrの長さに対する、線分Lgrの別の端(例えば、算出された第3光E32の色度)と交点Cbgrpとの間の距離の比と、に基づいて行われる。例えば、これらの比に基づいて、交点Cgpの色度が交点Cbgrpの色度に近づくように、第3電流I3(赤用)が増大される。
図7は、第3電流I3(赤用)を増大させた後の状態を例示している。図7に示すように、第3電流I3を増大させた後の算出された第3光E33の光束Lfは、90.0lmである。このとき、交点Cgpの色度は、交点Cbgrpの色度と実質的に重なる。
図7に示すように、第3電流I3を増大させた後において、算出された合成光E43の色度は、図6の状態から移動する。すなわち、第3電流I3を増大させた後の、算出された合成光E43の色度は、新たな線分Lbp上にある。このとき、第3電流I3を増大させた後の、算出された合成光E43の色度は、目標とする第1状態の合成光P41の色度とは一致していない。
次に、第3電流I3を増大させた後の、算出された合成光E43の色度が、目標とする第1状態の合成光P41の色度に近づくように、第1電流I1(青用)を制御する。第1電流I1の制御は、例えば、線分Lbpの長さに対する、線分Lbpの1つの端(例えば、算出された第1光E12の色度)と算出された合成光E43の色度との間の距離の比と、線分Lbpの長さに対する、線分Lbpの別の端(例えば交点Cbgrpの色度)と算出された合成光E43の色度との間の距離の比と、に基づいて行われる。例えば、これらの比に基づいて、算出された合成光E43の色度が第1状態の合成光P41の色度に近づくように、第1電流I1(青用)が増大される。
図8は、第1電流I1(青用)を増大させた後の状態を例示している。図8に示すように、第1電流I1を増大させた後の算出された第1光E13の光束Lfは、20.0lmである。このとき、算出された合成光E44の色度は、(0.335,0.330)となり、目標とする第1状態の合成光P41の色度(0.331,0.334)に近づく。そして、算出された合成光E44の光束Lfは285.6lmであり、目標とする第1状態の合成光P41の光束Lf(285lm)に近づく。
上記の第1ステップ及び第2ステップの組みを、繰り返しても良い。このようにして、「現在」(第2状態)における、第1〜第3電流I1〜I3、及び、第1〜第3電圧V1〜V3の測定結果に基づいて、補正すべき第1〜第3電流I1〜I3が算出できる。補正すべき第1〜第3電流I1〜I3は、補正後電流となる。
第3状態においては、補正後電流を第1〜第3回路21〜23から第1〜第3半導体発光素子11〜13に供給する。これにより、例えば、動作継続後状態(第2状態)において、動作初期状態からシフトした光束Lf及び色度を、動作初期状態に実質的に戻すことができる。
実施形態においては、第2状態における第1〜第3電流I1〜I3及び第1〜第3電圧V1〜V3に基づいて、第2状態における光束及び色度を算出(推定)することが可能である。上記の例では、第1〜第3光L1〜L3の合成光が白であり、このときは、緑に対応する第2光L2が着目される。例えば、上記の例では、算出された第2光L2の光束Lfを調整することで、算出された合成光(白)の光束Lfが目標に近づく。実施形態において、任意の色の光が対象でも良い。この場合、目的とする合成光において主となる光の光束Lfを調整することで、目標とする合成光の光束が補正できる。そして、この補正により調整されない他の色の光の光束を調整することで、合成光の色度を目標とする色度に近づけることができる。
例えば、第1〜第3光L1〜L3が、青、緑及び赤である場合、制御回路70は、第2電圧V2の低下に応じて、第2電流I2を減少させる。そして、第2電圧V2の低下に応じて、第1電流I1を増大し、第3電流I3を増大させる。
例えば、第1〜第3光L1〜L3が、青、緑及び赤である場合、制御回路70は、第2電圧V2の上昇に応じて、第2電流I2を増大させる。そして、第2電圧V2の上昇に応じて、第1電流I1を減少し、第3電流I3を減少させる。
第1状態及び第2状態は、任意であり、例えば、温度の高低は、入れ替えが可能である。
図9は、第1実施形態に係る発光モジュール及び制御回路の動作を例示するフローチャート図である。
図9に示すように、まず、発光部10の目標の光束Lf及び目標の色度が設定される(ステップS01)。例えば、第1〜第3半導体発光素子11〜13を含む発光部10の光(合成光)の光束Lf及び色度に関して、仕様値が定められる。発光部10の目標の光束Lf及び目標の色度は、含む発光部10の光の実測値でも良い。ステップS01は、既に説明した「設定ステップ」に対応する。
制御回路70は、以下の処理(ステップS10〜S40)が行われる。
ステップS10では、「現在」の、第1電流I1、第1電圧V1、第2電流I2、第2電圧V2、第3電流I3、及び第3電圧V3と、予め取得された特性に基づいて、「現在」の発光部10の光束Lfを算出する。この算出において、「現在」の発光部10の色度が算出されても良い。
上記の予め取得された特性は、例えば、予め取得された、第1半導体発光素子11における第1電流I1及び第1電圧V1と、第1半導体発光素子11(すなわち、第1光L1)の光束Lf及び色度と、の関係を含む。上記の予め取得された特性は、例えば、予め取得された、第2半導体発光素子12における第2電流I2及び第2電圧V2と、第2半導体発光素子12(すなわち第2光L2)の光束Lf及び色度と、の関係を含む。上記の予め取得された特性は、例えば、予め取得された、第3半導体発光素子13における第3電流I3及び第3電圧V3と、第3半導体発光素子13(すなわち、第3光L3)の光束及び色度と、の関係を含む。
ステップS10では、例えば、図6に関して説明した第1ステップの処理が行われ、「現在」の発光部10の光束Lfが算出される。
ステップS20においては、「現在」の第2電圧V2の測定値と、算出された、「現在」の発光部10の光束Lfと、目標とする発光部10の光束と、に基づいて、第2電流I2に関する更新値を算出する。
ステップS30では、例えば、第2電流I2に関する更新値と、第2電流I2に関するその更新値の時の更新後の第2電圧V2と、に基づいて、更新後の発光部10の光束Lf及び色度が算出される。そして、更新後の発光部10の光束Lf及び色度と、目標とする発光部10の光束Lf及び色度と、に基づいて、第1電流I1に関する更新値及び第3電流I3に関する更新値の少なくともいずれかを算出する。
ステップS20及びステップS30では、例えば、図7及び図8に関して説明した第2ステップの処理が行われる。
ステップS35では、上記で得られた、算出された第1〜第3電流I1〜I3を供給したときに得られる発光部10の光束Lfと色度の算出結果が、目標を満たすどうかが判断される。満たさない場合は、例えば、ステップS20に戻る。満たすときは、ステップS40に進む。
ステップS40では、更新値の電流が第1〜第3半導体発光素子11〜13に供給される。例えば、制御回路70は、第1回路21に、算出された第1電流I1に関する更新値の第1電流I1を第1半導体発光素子11に供給させる。制御回路70は、第2回路22に、算出された第2電流I2に関する更新値の第2電流I2を第2半導体発光素子12に供給させる。制御回路70は、第3回路23に、算出された第3電流I3に関する更新値の第3電流I3を第3半導体発光素子13に供給させる。
制御回路70は、上記の処理(ステップS10〜S40)の実施を繰り返しても良い。制御回路70は、ステップS10〜S30の実施を繰り返しても良い。
図10A〜図10Cは、第1実施形態に係る発光モジュールの動作を例示する模式図である。
これらの図は、制御回路70で実施される上記の処理の少なくとも一部で使用される情報を例示している。
図10Aにおいて、軸の1つは、第2半導体発光素子12の順電流If2に対応し、軸の別の1つは、第2半導体発光素子12の順電圧Vf2に対応し、軸の別の1つは、発光部10の光(すなわち、合成光)の光束Lf4に対応する。上記のステップS20において、例えば、図10Aに例示する情報に基づいて、「現在」の合成光の光束及び色度が算出される。
図10Bにおいて、軸の1つは、第1半導体発光素子11の順電流If1であり、軸の別の1つは、第2半導体発光素子12の順電圧Vf2であり、軸の別の1つは、第2半導体発光素子12の順電流If2である。図10Bにおいて、色温度が一定となるときのこれらの電流及び電圧の関係が示されている。
図10Cにおいて、軸の1つは、第3半導体発光素子13の順電流If3であり、軸の別の1つは、第2半導体発光素子12の順電圧Vf2であり、軸の別の1つは、第2半導体発光素子12の順電流If2である。図10Cにおいて、色温度が一定となるときのこれらの電流及び電圧の関係が示されている。
上記のステップS30において、例えば、図10Bに例示する情報に基づいて、第1電流I1に関する更新値が算出され、図10Cに例示する情報に基づいて、第3電流I3に関する更新値が算出される。
これらの情報は、第1〜第3半導体発光素子11〜13についての、光出力、ピーク波長、分光特性の半値全幅、及び、分光特性の歪度に関する情報の一部である。これらの情報は、例えば、制御回路70に接続されるコンピュータ62などから供給されても良い。これらの情報の実測値などが、制御回路70からコンピュータ62に供給されても良い。制御回路70とコンピュータ62との間において、任意の方法の通信が適用できる。
実施形態においては、上記の更新により、第1状態における光束Lf及び色度に近い光が得られる。
例えば、実施形態に係る制御において、以下が実施されても良い。例えば、光束を固定して、色温度が一定になるように制御が行われる。さらに、光束を任意に変えることができて、かつ、色温度が一定なるような制御が行われても良い。これらの制御において、上記で説明した手順が実施されても良い。
例えば、発光部10が第1温度の第1状態において、第1回路21は、第1半導体発光素子11に第4電流を供給し、第2回路22は、第2半導体発光素子12に第5電流を供給し、第3回路23は、第3半導体発光素子13に第6電流を供給するとする。第4電流、第5電流、及び第6電流は、例えば、第1状態(動作初期状態)における、第1電流I1、第2電流I2及び第3電流I3にそれぞれ対応する。
例えば、発光部10が第2温度の第2状態において、第1回路21は、第1半導体発光素子11に第7電流を供給し、第2回路22は、第2半導体発光素子12に第8電流を供給し、第3回路23は、第3半導体発光素子13に第9電流を供給するとする。第2温度は、第1温度よりも高い。第7電流、第8電流、及び第9電流は、例えば、補正後における、第1電流I1、第2電流I2及び第3電流I3(補正後電流)にそれぞれ対応する。
高温の第2温度の第2状態において、第4電流、第5電流、及び第6電流を供給したときの光束Lf及び色度は、低温の第1温度の第1状態において、第4電流、第5電流、及び第6電流を供給したときの光束Lf及び色度からシフトする。高温の第2温度の第2状態において、補正後の第7電流、第8電流、及び第9電流を供給することで、低温の第1状態における光束及び色度に近い値が得られる。
例えば、第1状態(例えば動作初期状態)において発光部10から出射される光(合成光)の光束を第1光束とする。補正後の第2状態(例えば、動作継続後状態)において発光部10から出射される光(合成光)の光束を第2光束とする。第1光束と第2光束との差の絶対値は、小さい。
一方、第2状態(動作継続後状態)において、第1半導体発光素子11に第4電流(補正前の電流)が供給され、第2半導体発光素子12に第5電流(補正前の電流)が供給され、第3半導体発光素子13に第6電流(補正前の電流)が供給されたときに、発光部10から出射される光(合成光)の光束を第3光束とする。
第1光束と第2光束との差の絶対値は、第1光束と、第3光束(補正前)と、の差の絶対値よりも小さい。実施形態によれば、補正後の補正後の第7電流、第8電流、及び第9電流を供給することで、実質的に目標の光束、または目標に近い光束が得られる。
例えば、第1状態において発光部10から出射される光(合成光)の色度を第1色度とする。補正後の第2状態において発光部10から出射される光(合成光)の色度を第2色度とする。第1色度と第2色度との差の絶対値は小さい。
一方、第2状態(動作継続後状態)において、第1半導体発光素子11に第4電流(補正前の電流)が供給され、第2半導体発光素子12に第5電流(補正前の電流)が供給され、第3半導体発光素子13に第6電流(補正前の電流)が供給されたときに、発光部10から出射される光(合成光)の色度を第3色度とする。
第1色度と第2色度との差の絶対値は、第1色度と、第3色度(補正前)と、の差の絶対値よりも小さい。実施形態によれば、補正後の補正後の第7電流、第8電流、及び第9電流を供給することで、実質的に目標の色度、または目標に近い光色度が得られる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、制御モジュール210(図1参照)に係る。制御モジュール210は、第1〜第3回路21〜23及び制御回路70を含む(図1参照)。
第1回路21は、第1光L1を出射可能な第1半導体発光素子11と電気的に接続される。第2回路22は、第2光L2を出射可能な第2半導体発光素子12と電気的に接続される。第3回路23は、第3光を出射可能な第3半導体発光素子13と電気的に接続される(図1参照)。
制御回路70は、第1半導体発光素子11に流れる第1電流I1、第1半導体発光素子11の第1電圧V1、第2半導体発光素子12に流れる第2電流I2、第2半導体発光素子12の第2電圧V2、第3半導体発光素子13に流れる第3電流I3、及び、第3半導体発光素子13の第3電圧V3に基づいて、第1〜3電圧V1〜V3の少なくともいずれかの変動に応じて、第1〜第3電流I1〜I3の少なくともいずれか変動させる。
例えば、第2光L2の第2ピーク波長は、第1光L1の第1ピーク波長よりも長い。第3光L3の第3ピーク波長は、第2ピーク波長よりも長い。
例えば、制御回路70は、第2電圧V2の低下に応じて、第1電流I1を増大し、第3電流I3を増大させる。制御回路70は、第2電圧V2の低下に応じて、第2電流I2を減少させる。
例えば、制御回路70は、第2電圧V2の上昇に応じて、第1電流I1を低減し、第3電流I3を低減させる。制御回路70は、第2電圧V2の上昇に応じて、第2電流I2を低減させる。
実施形態によれば、所望の特性が得やすくできる発光モジュール及び制御モジュールを提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、発光モジュール及び制御モジュールに含まれる半導体発光素子、回路部及び制御回路などのそれぞれの具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した発光モジュール及び制御モジュールを基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての発光モジュール及び制御モジュールも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと解される。
10…発光部、 11〜13…第1〜第3半導体発光素子、 21〜23…第1〜第3回路、 31〜33…第1〜第3電流用アンプ、 41〜43…第1〜第3電圧用アンプ、 51〜53…第1〜第3制御信号、 61…電源部、 62…コンピュータ、 70…制御回路、 75a…ADC、 75b…PWM、 76…メモリ、 110…発光モジュール、 210…制御モジュール、 C11〜C13、C21〜C23、C31〜C33、C41〜C43…色度、 CH0〜CH5…入力チャンネル、 Cbgrp…交点、 Cgp…交点、 E12、E13、E22、E32、E33…光、 E42、E43、E44…合成光、 I1〜I3…第1〜第3電流、 I11、I12、I13、I21、I22、I23、I31、I32、I33…電流、 If、If1〜If3…順電流、 Is1〜Is3…第1〜第3電流信号、 L1〜L3…第1〜第3光、 Lbp…線分、 Lf、Lf4…光束、 Lgr、Ls…線分、 P41…合成光、 R1〜R3…領域、 Sg1〜Sg3…第1〜第3信号、 V1〜V3…第1〜第3電圧、 V11、V12、V13、V21、V22、V23、V31、V32、V33…電圧、 Vf、Vf2…順電圧、 Y11、Y12、Y13、Y21、Y22、Y23、Y31、Y32、Y33、Y41、Y42、Y43…光束

Claims (14)

  1. 第1光を出射可能な第1半導体発光素子、第2光を出射可能な第2半導体発光素子、及び、第3光を出射可能な第3半導体発光素子を含む発光部と、
    前記第1半導体発光素子と電気的に接続された第1回路と、
    前記第2半導体発光素子と電気的に接続された第2回路と、
    前記第3半導体発光素子と電気的に接続された第3回路と、
    前記第1半導体発光素子に流れる第1電流、前記第1半導体発光素子の第1電圧、前記第2半導体発光素子に流れる第2電流、前記第2半導体発光素子の第2電圧、前記第3半導体発光素子に流れる第3電流、及び、前記第3半導体発光素子の第3電圧に基づいて、前記第1〜3電圧の少なくともいずれかの変動に応じて、前記第1〜第3電流の少なくともいずれかを変動させる制御回路と、
    を備えた発光モジュール。
  2. 前記制御回路は、前記第2電圧の低下に応じて、前記第1電流を増大し、前記第3電流を増大させる、請求項1記載の発光モジュール。
  3. 前記制御回路は、前記第2電圧の前記低下に応じて、前記第2電流を減少させる、請求項2記載の発光モジュール。
  4. 前記第2光の第2ピーク波長は、前記第1光の第1ピーク波長とは異なり、
    前記第3光の第3ピーク波長は、前記第1ピーク波長とは異なり前記第2ピーク波長とは異なる、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  5. 前記第2光の第2ピーク波長は、前記第1光の第1ピーク波長よりも長く、
    前記第3光の第3ピーク波長は、前記第2ピーク波長よりも長い、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  6. 前記発光部が第1温度の第1状態において、前記第1回路は、前記第1半導体発光素子に第4電流を供給し、前記第2回路は、前記第2半導体発光素子に第5電流を供給し、前記第3回路は、前記第3半導体発光素子に第6電流を供給し、
    前記発光部が前記第1温度よりも高い第2温度の第2状態において、前記第1回路は、前記第1半導体発光素子に第7電流を供給し、前記第2回路は、前記第2半導体発光素子に第8電流を供給し、前記第3回路は、前記第3半導体発光素子に第9電流を供給し、
    前記第1状態において前記発光部から出射される光の第1光束と、前記第2状態において前記発光部から出射される前記光の第2光束と、の差の絶対値は、前記第1光束と、前記第2状態において前記第1半導体発光素子に前記第4電流が供給され前記第2半導体発光素子に前記第5電流が供給され前記第3半導体発光素子に前記第6電流が供給されたときに前記発光部から出射される前記光の第3光束と、の差の絶対値よりも小さい、請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  7. 前記発光部が第1温度の第1状態において、前記第1回路は、前記第1半導体発光素子に第4電流を供給し、前記第2回路は、前記第2半導体発光素子に第5電流を供給し、前記第3回路は、前記第3半導体発光素子に第6電流を供給し、
    前記発光部が前記第1温度よりも高い第2温度の第2状態において、前記第1回路は、前記第1半導体発光素子に第7電流を供給し、前記第2回路は、前記第2半導体発光素子に第8電流を供給し、前記第3回路は、前記第3半導体発光素子に第9電流を供給し、
    前記第1状態において前記発光部から出射される光の第1色度と、前記第2状態において前記発光部から出射される前記光の第2色度と、の差の絶対値は、前記第1色度と、前記第2状態において前記第1半導体発光素子に前記第4電流が供給され前記第2半導体発光素子に前記第5電流が供給され前記第3半導体発光素子に前記第6電流が供給されたときに前記発光部から出射される前記光の第3色度と、の差の絶対値よりも小さい、請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  8. 前記第1状態において前記発光部から出射される前記光の第1光束と、前記第2状態において前記発光部から出射される前記光の第2光束と、の差の絶対値は、前記第1光束と、前記第2状態において前記第1半導体発光素子に前記第4電流が供給され前記第2半導体発光素子に前記第5電流が供給され前記第3半導体発光素子に前記第6電流が供給したときに前記発光部から出射される前記光の第3光束と、の差の絶対値よりも小さい、請求項7記載の発光モジュール。
  9. 前記制御回路は、処理を実施し、前記処理は、
    現在の、前記第1電流、前記第1電圧、前記第2電流、前記第2電圧、前記第3電流、及び前記第3電圧と、予め取得された、前記第1半導体発光素子における前記第1電流及び前記第1電圧と、前記第1半導体発光素子の光束及び色度と、の関係、予め取得された、前記第2半導体発光素子における前記第2電流及び前記第2電圧と、前記第2半導体発光素子の光束及び色度と、の関係、及び、予め取得された、前記第3半導体発光素子における前記第3電流及び前記第3電圧と、前記第3半導体発光素子の光束及び色度と、の関係と、に基づいて、前記現在の前記発光部の光束を算出し、
    前記現在の前記第2電圧の測定値と、前記算出された前記現在の前記発光部の前記光束と、目標とする前記発光部の光束と、に基づいて、前記第2電流に関する更新値を算出し、
    前記第2電流に関する前記更新値と、前記第2電流に関する前記更新値の時の更新後の前記第2電圧と、に基づいて、更新後の前記発光部の光束及び色度を算出し、
    前記更新後の前記発光部の前記光束及び前記色度と、前記目標とする前記発光部の前記光束及び色度と、に基づいて、前記第1電流に関する更新値及び前記第3電流に関する更新値の少なくともいずれかを算出し、
    前記第1回路に、前記算出された前記第1電流に関する前記更新値の前記第1電流を前記第1半導体発光素子に供給させ、前記第2回路に、前記算出された前記第2電流に関する前記更新値の前記第2電流を前記第2半導体発光素子に供給させ、前記第3回路に、前記算出された前記第3電流に関する前記更新値の前記第3電流を前記第3半導体発光素子に供給させる、
    ことを含む、請求項1〜8のいずれか1つに記載の発光モジュール。
  10. 前記制御回路は、前記処理を繰り返す、請求項9記載の発光モジュール。
  11. 第1光を出射可能な第1半導体発光素子と電気的に接続される第1回路と、
    第2光を出射可能な第2半導体発光素子と電気的に接続される第2回路と、
    第3光を出射可能な第3半導体発光素子と電気的に接続される第3回路と、
    前記第1半導体発光素子に流れる第1電流、前記第1半導体発光素子の第1電圧、前記第2半導体発光素子に流れる第2電流、前記第2半導体発光素子の第2電圧、前記第3半導体発光素子に流れる第3電流、及び、前記第3半導体発光素子の第3電圧に基づいて、前記第1〜3電圧の少なくともいずれかの変動に応じて、前記第1〜第3電流の少なくともいずれか変動させる制御回路と、
    を備えた制御モジュール。
  12. 前記制御回路は、前記第2電圧の低下に応じて、前記第1電流を増大し、前記第3電流を増大させる、請求項11記載の制御モジュール。
  13. 前記制御回路は、前記第2電圧の前記低下に応じて、前記第2電流を減少させる、請求項12記載の制御モジュール。
  14. 前記第2光の第2ピーク波長は、前記第1光の第1ピーク波長よりも長く、
    前記第3光の第3ピーク波長は、前記第2ピーク波長よりも長い、請求項11〜13のいずれか1つに記載の制御モジュール。
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