JP2007227678A - 発光ダイオードを用いた白色照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3色の発光ダイオードからの光を混色させることにより2色の混色よりも演色性を高め、かつ2色を混色させる場合と同様の簡単な調節のみで色度を変化させる。
【解決手段】可視光域の発光色を有する3種類の発光ダイオード2a,2b,2cが混色するように配置される。発光ダイオード2b,2cの混色光の光色は発光ダイオード2aの発光色とは補色関係に設定される。光色制限部6は、発光ダイオード2b,2cの混色光が発光ダイオード2aの発光色の補色になるように発光ダイオード2b,2cの光出力の比率を制限する。色調演算部7は、色度設定器8aに指示された色度と明度設定器8bに指示された明度とを満足するように電圧信号を出力し、各発光ダイオード2a,2b,2cの光出力を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオードを用いた白色照明装置に関するものである。
近年、省エネルギー、長寿命、低発熱などの利点を有することから発光ダイオードを光源に用いた照明装置が種々提案されている。無影灯、化粧灯、リビング室内灯に適する照明装置としては、白色の主光源LEDとともに1種類または2種類の光色の補助光源LEDを設けたもの、3色のLEDからの発光色を混色させるもの、LEDからの光により励起される蛍光体を設けLEDからの光と蛍光体からの光とを混色させるもの、複数個のLEDからの光によりそれぞれ励起される複数色の蛍光体を設け各蛍光体からの光を混色させるものなどが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
国際公開第03/019072号パンフレット
ところで、特許文献1には、発光ダイオード(LED)から放射された光のみを用いて混色光を得る技術と、発光ダイオードから放射した光を蛍光体の励起に用い蛍光体から得られた光のみを用いて混色光を得る技術とが記載されている。また、いずれの構成も混色させる複数色の光を異なる発光ダイオードを用いて生成しているから、発光ダイオードの光出力を調節することにより、色度を変化させることが可能になっている。
演色性を高めるには、スペクトルに様々な波長を含むことが望ましく蛍光体を用いるほうが演色性を高めやすいが、蛍光体を用いて光色を変化すると光の一部が熱エネルギに変換されて損失が生じ、また蛍光体内での散乱によって光のエネルギの一部が利用されずに消失するから、供給電力に対して取り出すことのできる光出力が低下するという問題を生じる。
この問題を回避するには、複数の発光色の発光ダイオードからの光を混色させることが考えられるが、発光色が単色である発光ダイオードのスペクトル分布はそれぞれ比較的狭いものであるから、2色の発光ダイオードの発光色を混色させて白色系の光を生成しても、混色光に含まれる波長成分が少なく高い演色性を得ることは難しい。この問題は3色以上の発光色の発光ダイオードを用いることによりある程度は解消されるが、3色以上の発光ダイオードを用いて白色系の混色光を得る場合に、各色ごとに発光ダイオードの光出力を調節していたのでは、調節に手間がかかるという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、3色の発光ダイオードからの光を混色させることにより蛍光体を用いる場合よりも電力利用効率を高めるとともに2色の混色よりは演色性を高めるようにし、しかも、2色を混色させる場合と同様の簡単な調節のみで色度を変化させることが可能な発光ダイオードを用いた白色照明装置を提供することにある。
請求項1の発明は、可視光域の発光色を有する第1の発光ダイオードと、第1の発光ダイオードとは異なる可視光域の発光色であって互いに異なる発光色を有する第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードと、第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードの混色光の光色を第1の発光ダイオードの発光色と補色関係に維持した状態で第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードを合わせた光出力と第1の発光ダイオードの光出力とを個別に調節する制御回路とを備え、第1の発光ダイオードと第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとからの光の混色光を取り出すことを特徴とする。
この構成によれば、3色の発光ダイオードの混色光として白色を得るから2色を混色させる場合に比較すると演色性の高い白色を得ることができる。しかも、第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとの混色光の光色は、制御回路によって第1の発光ダイオードの発光色と補色関係に保たれているから、2色を混色させる場合と同様に色度図上のほぼ一直線上で色度が変化するのであって、色度を調節するパラメータが2色の混合比のみに制限されていることになり、色度の調節が容易になる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記第1の発光ダイオードの発光色は380〜500nmにドミナント波長を有し、前記制御回路は前記第2の発光ダイオードおよび前記第3の発光ダイオードの混色光の光色が560〜600nmにドミナント波長を有するように制御することを特徴とする。
この構成によれば、第1の発光ダイオードとして発光効率が高く光出力の大きい青色系の発光ダイオードを用いるから、第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードの光出力をあまり低下させずに点灯させることができ、結果的に高光出力の白色照明装置を提供することができる。また、第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとの混色光の光色のドミナント波長が560〜600nmに設定されるから、発光色のドミナント波長が600nm付近である赤色系の発光ダイオードと発光色のドミナント波長が540nm付近である緑色系との発光ダイオードとを第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードとして用いることができ、しかも混色光の光色のドミナント波長が赤色寄りであるから、光出力が青色系や赤色系の発光ダイオードに比較すると低い緑色系の発光ダイオードを含んでいるにもかかわらず、青色系や赤色系の発光ダイオードの光出力を低下させることなく白色系の混色光を得ることができる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記第1の発光ダイオードの発光色は470〜490nmにドミナント波長を有し、前記制御回路は前記第2の発光ダイオードおよび前記第3の発光ダイオードの混色光の光色が570〜590nmにドミナント波長を有するように制御することを特徴とする。
この構成は、請求項2の発明における波長範囲内のより望ましい範囲であって、色度図上で470〜490nmと570〜590nmとの間の光色を得ることができるから、白色の変化範囲として青味がかった白色から黄味がかった白色までを含むことができ、蛍光灯において実現されている白色、昼光色、電球色に相当する混色光を得ることができる。
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明において、前記第1の発光ダイオードと前記第2の発光ダイオードと前記第3の発光ダイオードとへの給電経路にそれぞれスイッチング素子が直列接続され、前記制御回路は、第1の発光ダイオードの光出力を変化させるように第1の発光ダイオードに直列接続されたスイッチング素子のオンデューティを変化させる第1のPWM信号と、第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとの混色光の光色のドミナント波長を一定に保つとともに第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとを合わせた光出力を変化させるように第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードにそれぞれ直列接続されたスイッチング素子のオンデューティを変化させる第2のPWM信号および第3のPWM信号とを出力することを特徴とする。
この構成によれば、第1の発光ダイオードと第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとにそれぞれスイッチング素子を直列接続し、スイッチング素子のオンデューティを制御することによって、各発光ダイオードの光出力を変化させるので、各発光ダイオードの光出力を広範囲に渡って変化させることができ、混色光の色度の変化範囲を広くとることができる。また、第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとの混色光の光色のドミナント波長を一定に保つように、第2のPWM信号と第3のPWM信号とをスイッチング素子に与えているから、第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとを合わせた光出力に応じて第2のPWM信号と第3のPWM信号とのオンデューティを設定しておけばよいのであって、第2のPWM信号と第3のPWM信号とのオンデューティの設定が容易である。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、前記第2のPWM信号と前記第3のPWM信号とのオンデューティの比率は一方のオンデューティと線形関係である
ことを特徴とする。
この構成によれば、第2のPWM信号と第3のPWM信号との一方のオンデューティが決まれば他方のオンデューティが自動的に決まり、しかもオンデューティの比率が一方のオンデューティと線形関係であることによって、両オンデューティを簡単に決定することができる。
本発明の構成によれば、3色の発光ダイオードの混色光として白色を得るから蛍光体を用いる場合よりも電力の利用効率が高く、しかも2色を混色させる場合に比較すると演色性の高い白色を得ることができるという利点がある。また、第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとの混色光の光色は、制御回路によって第1の発光ダイオードの発光色と補色関係に保たれているから、2色を混色させる場合と同様に色度図上のほぼ一直線上で色度を変化させることができる。つまり、色度を調節するパラメータが2色の混合比のみに制限されているから、色度の調節が容易になるという利点がある。
本実施形態は、図2に示すように、基板1に実装した3種類の発光色の発光ダイオード2a,2b,2cを備える。発光ダイオード2a,2b,2cは、半導体チップあるいはチップ部品であって、基板1にはフェイスアップ実装またはフェイスダウン実装により実装される。図示例では、3種類の発光ダイオード2a,2b,2cが一括してドーム状に形成された1個のカバー3により覆われている。カバー3は発光ダイオード2a,2b,2cから放射された光が混色しやすいように拡散透過性材料で形成するのが望ましい。なお、基板1に多数個の発光ダイオード2a,2b,2cを配列しておき、基板1の全体を覆う形で、拡散透過性材料により板状に形成した拡散パネルを基板1に対向する形で配置し、発光ダイオード2a,2b,2cから放射された光を拡散パネルによって混色させるようにしてもよい。
発光ダイオード2a,2b,2cから放射された光は混色させて照明に利用するから、隣接する発光ダイオード2a,2b,2cの距離は短いほうがよいが、照明する対象物までの距離や拡散透過板のような混色を促進する光学要素の有無などによって、発光ダイオード2a,2b,2cの配列ピッチは適宜に調節される。
各発光ダイオード2a,2b,2cは可視光域の発光色を有しており、たとえば、発光ダイオード2aの発光色は380〜500nm、さらに望ましくは470〜490nmにドミナント波長を有する青色系、発光ダイオード2bの発光色は590〜610nmにドミナント波長を有する赤色系、発光ダイオード2cの発光色は540〜550nmにドミナント波長を有する緑色系が選択される。発光ダイオード2a,2b,2cのこの組み合わせは、RGBの組み合わせに相当するから、各発光ダイオード2a,2b,2cをそれぞれ定格の光出力で点灯させて混色光を得ると、一応は白色系の光色を得ることができると考えられる。
ただし、緑色系の発光ダイオード2cは青色系や赤色系の発光ダイオード2a,2bに比較して光出力が低いから、白色系ではあっても色度図(図3参照)における白色点C(w)からのずれは大きくなる。各発光ダイオード2a,2b,2cの光出力を調節すれば色度図における白色の中心付近の色度を得ることが可能であるが、目的とする色度になるように混色光を調節するには手間がかかる。
ところで、図3に示す色度図(XYZ表色系におけるxy色度図)上で各発光ダイオード2a,2b,2cの発光色について考察すると、青色系の発光ダイオード2aの発光色の補色関係になる色C(c)は、赤色系の発光ダイオード2bの発光色と緑色系の発光ダイオード2cの発光色との間に存在することがわかる。すなわち、発光ダイオード2aの発光色である380〜500nm(望ましくは470〜490nm)の波長に対して補色関係になる波長は560〜600nm(望ましくは570〜590nm)であるから、発光ダイオード2b,2cの混色により、発光ダイオード2aの発光色に対して補色関係になる光色を得ることができる。しかも、発光ダイオード2aの発光色に対して補色関係になる波長は、緑色系の発光ダイオード2cの発光色に対して赤色系の発光ダイオード2bの発光色に近いから、定格の光出力は発光ダイオード2cのほうが発光ダイオード2bよりも低いものの、発光ダイオード2aの発光色に対して補色関係になるドミナント波長を有する混色光は、発光ダイオード2b,2cの混色光として容易に得ることができる。
いま、色度図上において、発光ダイオード2aの発光色と、この発光色に対して補色関係となる光色とを結ぶ直線Lを設定すると、直線Lは中間部において黒体軌跡に沿うことになる。言い換えると、この直線Lの上で色度を変化させることができれば、黒体軌跡上の色温度に近い色度の変化を実現することができる。
そこで、本実施形態では、各発光ダイオード2a,2b,2cの光出力を調節するために、図1に示すように、各発光ダイオード2a,2b,2cへの給電経路にはそれぞれスイッチング素子4a,4b,4cが直列接続してあり、各スイッチング素子4a,4b,4cのオンデューティを個別に制御するPWM信号を各スイッチング素子4a,4b,4cに与えるために駆動回路5a,5b,5cを設けてある。駆動回路5a,5b,5cは、たとえば、一定周期の三角波を発生する三角波発生回路と、入力電圧を三角波電圧と比較し三角波電圧が入力電圧よりも高い期間にオンになるパルスを出力する比較回路とからなる。この構成では、入力電圧が高くなるほど出力されるパルスの幅が短くなる。つまり、入力電圧に応じてパルス幅が変化するPWM信号を出力することができる。このようなPWM信号を用いてスイッチング素子4a,4b,4cのオンデューティを変化させることにより、各発光ダイオード2a,2b,2cの光出力を調節し、混色光の色度を変化させることができる。
また、上述した直線Lの上で色度を変化させるために、駆動回路5b,5cへの入力電圧は光色制限部6から与えられる。光色制限部6では、発光ダイオード2b,2cの光出力にかかわらず、発光ダイオード2b,2cの混色光が上記直線L上で変化するように発光ダイオード2b,2cの光出力を調節する。つまり、スイッチング素子4b,4cのオンデューティの関係を調節する。
スイッチング素子4b,4cのオンデューティの関係を精度よく設定するには、発光ダイオード2b,2cの特性に応じて設定したデータテーブルを用いる。つまり、データテーブルでは、混色光の光出力と、各スイッチング素子4b,4cのオンデューティとを対応付けておき、光出力が与えられると当該光出力に対応した上記直線L上の色度が得られるように、各スイッチング素子4b,4cのオンデューティが決定される。
ただし、各発光ダイオード2a,2b,2cの特性のばらつきなどを考慮してデータテーブルを作成するのは困難であるから、簡単な演算によってスイッチング素子4b,4cのオンデューティを決定するようにしてもよい。たとえば、両スイッチング素子4b,4cのオンデューティを線形関係としておき、光出力が与えられると、当該線形関係を適用してスイッチング素子4b,4cのオンデューティを決定するようにしてもよい。たとえば、各オンデューティをd1,d2とし、光出力がBであるとすれば、k1(d1+d2)=B(ただし、k1は定数)であるから、線形関係をd1=k2・d2+k3(ただし、k2,k3は定数)とすれば、光出力Bを与えて連立方程式を解くことによりオンデューティd1,d2を決定することができる。
光色制限部6は、上述のように、光出力Bが与えられるとデータテーブルを参照することによりスイッチング素子4b,4cのオンデューティを求める構成と、光出力Bが与えられると演算を行ってスイッチング素子4b,4cのオンデューティを求める構成とのいずれかが採用される。データテーブルを採用する場合は、データの設定に手間がかかるが、光出力Bが与えられるとスイッチング素子4b,4cのオンデューティをただちに決定することができる。一方、演算を行う構成を採用すると、光出力Bからオンデューティを求める演算には若干の処理負荷がかかるが、データテーブルの設定が不要であるから導入が容易である。
光色制限部6には、駆動回路5aに与える入力電圧と同様に電圧信号で光出力Bが指示され、これらの電圧信号は光色制限部6とともに制御回路を構成する色調演算部7で生成される。色調演算部7には、色度設定器8aと明度設定器8bとが接続されており、色度設定器8aは上述した直線Lの上での色度を指示する。具体的には、発光ダイオード2aの光出力と、発光ダイオード2b,2cによる混色光の光出力との比率を指示する。また、明度設定器8bは色度を変化させずに明度を指示する。
色調演算部7では、色度設定器8aに指示された色度によって駆動回路5aへの電圧信号と光色制限部6への電圧信号との比率を決め、さらに明度設定器8bに指示された明度に応じて両電圧信号の比率を維持したままで両電圧信号の絶対値を変化させる。色調演算部7の出力は電圧であるから、色度設定器8aおよび明度設定器8bとしては可変抵抗器を用いることができる。すなわち、色度設定器8aとして用いる可変抵抗器の抵抗分割比が上記直線Lの位置に対応付けられ、明度設定器8bとして用いる可変抵抗器の抵抗値が明度に対応付けられる。言い換えると、色調演算部7から出力される2つの電圧信号は、加算値が明度設定器8bで規定され、比率が色度設定器8aで規定される。
上述した構成により、色度設定器8aの調節により上記直線Lの上で色度を変化させることができるから、3色を混色させる構成で2色を混色させる場合よりも演色性を高めることができるにもかかわらず、2色の混色の場合と同様の簡単な操作で色度を変化させることができる。また、明度設定器8bを備えていることにより、色度を変化させることなく明度だけを変化させることも可能になっている。
なお、発光ダイオード2a,2b,2cに関して上述した発光色の組み合わせは一例であって、他の発光色を用いてもよい。また、上述の例と同発光色であっても、赤色系と緑色系との混色光の色度を制限する代わりに、赤色系と青色系との混色色の色度を制限したり、青色系と緑色系との混色光の色度を制限したりしてもよい。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 同上の概略構成図である。 同上の原理説明図である。
符号の説明
1 基板
2a (第1の)発光ダイオード
2b (第2の)発光ダイオード
2c (第3の)発光ダイオード
3 カバー
4a,4b,4c スイッチング素子
5a,5b,5c 駆動回路
6 光色制限部(制御回路)
7 色調演算部(制御回路)
8a 色度設定器
8b 明度設定器

Claims (5)

  1. 可視光域の発光色を有する第1の発光ダイオードと、第1の発光ダイオードとは異なる可視光域の発光色であって互いに異なる発光色を有する第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードと、第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードの混色光の光色を第1の発光ダイオードの発光色と補色関係に維持した状態で第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードを合わせた光出力と第1の発光ダイオードの光出力とを個別に調節する制御回路とを備え、第1の発光ダイオードと第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとからの光の混色光を取り出すことを特徴とする発光ダイオードを用いた白色照明装置。
  2. 前記第1の発光ダイオードの発光色は380〜500nmにドミナント波長を有し、前記制御回路は前記第2の発光ダイオードおよび前記第3の発光ダイオードの混色光の光色が560〜600nmにドミナント波長を有するように制御することを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードを用いた白色照明装置。
  3. 前記第1の発光ダイオードの発光色は470〜490nmにドミナント波長を有し、前記制御回路は前記第2の発光ダイオードおよび前記第3の発光ダイオードの混色光の光色が570〜590nmにドミナント波長を有するように制御することを特徴とする請求項1記載の発光ダイオードを用いた白色照明装置。
  4. 前記第1の発光ダイオードと前記第2の発光ダイオードと前記第3の発光ダイオードとへの給電経路にそれぞれスイッチング素子が直列接続され、前記制御回路は、第1の発光ダイオードの光出力を変化させるように第1の発光ダイオードに直列接続されたスイッチング素子のオンデューティを変化させる第1のPWM信号と、第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとの混色光の光色のドミナント波長を一定に保つとともに第2の発光ダイオードと第3の発光ダイオードとを合わせた光出力を変化させるように第2の発光ダイオードおよび第3の発光ダイオードにそれぞれ直列接続されたスイッチング素子のオンデューティを変化させる第2のPWM信号および第3のPWM信号とを出力することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発光ダイオードを用いた白色照明装置。
  5. 前記第2のPWM信号と前記第3のPWM信号とのオンデューティの比率は一方のオンデューティと線形関係であることを特徴とする請求項4記載の発光ダイオードを用いた白色照明装置。
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