JP2019204444A - 睡眠評価レポート生成装置、及び睡眠評価レポート生成方法 - Google Patents

睡眠評価レポート生成装置、及び睡眠評価レポート生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特別な知識を有していなくても、生体情報を基にして睡眠に関する評価を把握することができる睡眠評価レポート生成装置を提供する。【解決手段】測定されたユーザの生体情報を取得する測定結果取得部と、取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価結果を含む評価データを生成する評価データ生成部と、評価データと評価コメントを対応づけて記憶する評価コメント記憶部と、前記生成された評価データに対応する評価コメントを前記評価コメント記憶部から読み出し、前記取得された生体情報に応じた評価データと前記読み出された評価コメントとを含む評価レポート情報を生成する評価レポート生成部と、前記評価レポート情報を出力する出力部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、睡眠評価レポート生成装置、及び睡眠評価レポート生成方法に関する。
生体から生体情報を取得して、睡眠状態の指標となる情報を取得する睡眠状態測定装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような睡眠状態測定装置を用いることで、生体の心拍、呼吸等を把握することができる。さらに、生体情報は、レム睡眠やノンレム睡眠等の睡眠の質を推定するための情報として用いることもできる。
特開2017−064338号公報
しかしながら、生体情報から心拍や呼吸を把握できたとしても、心拍や呼吸の数値や波形や、レム睡眠あるいはノンレム睡眠等の睡眠の質を参照して、測定対象者にとって良い眠りであったか、あるいはどのようにすれば質のよい睡眠をとることができるかについて把握しようとしても、医師等の一定の知識を有する者でなければ、把握することは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特別な知識を有していなくても、生体情報を基にして睡眠に関する評価を把握することができる睡眠評価レポート生成装置、及び睡眠評価レポート生成方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、測定されたユーザの生体情報を取得する測定結果取得部と、取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価結果を含む評価データを生成する評価データ生成部と、評価データと評価コメントを対応づけて記憶する評価コメント記憶部と、前記生成された評価データに対応する評価コメントを前記評価コメント記憶部から読み出し、前記取得された生体情報に応じた評価データと前記読み出された評価コメントとを含む評価レポート情報を生成する評価レポート生成部と、前記評価レポート情報を出力する出力部と、を有する睡眠評価レポート生成装置である。
また、本発明は、測定結果取得部が、測定されたユーザの生体情報を取得し、評価データ生成部が、取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価結果を含む評価データを生成し、評価コメント記憶部が、評価データと評価コメントを対応づけて記憶し、評価レポート生成部が、前記生成された評価データに対応する評価コメントを前記評価コメント記憶部から読み出し、前記取得された生体情報に応じた評価データと前記読み出された評価コメントとを含む評価レポート情報を生成し、出力部が、前記評価レポート情報を出力する睡眠評価レポート生成方法である。
以上説明したように、この発明によれば、生体情報に基づいて評価指標に基づく評価データを取得し、評価データに対応する評価コメントを生成するようにしたので、特別な知識を有していなくても、睡眠に関する評価を把握することができる。
実施形態の睡眠評価レポート生成システム1の構成を示す構成図である。 実施形態の睡眠評価レポートの一例を示す図である。 実施形態の睡眠スコアの判定基準の一例を示す図である。 実施形態の評価コメント記憶部103に記憶される情報の一例である。 実施形態の熟睡度を算出する方法を説明するための図である。 実施形態の管理者端末60の管理画面の一例を示す図である。 実施形態の管理者端末60の管理画面の一例を示す図である。 実施形態の管理者端末60の管理画面の一例を示す図である。 実施形態の睡眠評価レポート生成装置10の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態による睡眠評価レポート生成システム、及び睡眠評価レポート生成装置について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の睡眠評価レポート生成システム1の構成を示す構成図である。
図1に示すように、睡眠評価レポート生成システム1は、例えば、睡眠評価レポート生成装置10、センサシート20、通信制御装置30、端末装置40、印刷装置50、管理者端末60及び通信ネットワーク70を備える。睡眠評価レポート生成装置10、センサシート20、通信制御装置30、端末装置40、印刷装置50及び管理者端末60の各々は、通信ネットワーク70を介して通信可能に接続される。
睡眠評価レポート生成装置10は、通信制御装置30から、ユーザの生体情報を取得する。ここで、睡眠評価レポート生成装置10が取得する生体情報には、例えば、ベッドにいるユーザの心拍数や呼吸数、体動の有無及びユーザの睡眠の深さを示す情報が含まれる。ここでの睡眠の深さは、例えば、特許文献1に記載の技術を用いて心拍間隔の瞬時位相と呼吸パターンの瞬時位相との間の位相差に基づく位相コヒーレンスλを算出することにより導出されてよい。しかしながら、ユーザの睡眠の深さは、位相コヒーレンスλに限定されることはない。ユーザの睡眠の深さは、ユーザの睡眠の深さを判定する指標となり得る情報であればよく、例えば、ユーザの安定度合い、ストレス度合い、又はリラックス度合い等を示す情報であればよい。
睡眠評価レポート生成装置10は、取得したユーザの生体情報に基づいて、評価レポート情報を生成する。評価レポート情報は、睡眠評価レポート(図2の睡眠評価レポート500参照)を示す情報である。ここで、評価レポート情報には、上述した生体情報、生体情報に基づいて判定された睡眠に関する評価、その評価に対するコメント、及び睡眠に用いられる物品等の広告や情報が含まれる。
睡眠評価レポート生成装置10は、受信したユーザの生体情報及び生成した評価レポート情報を、所定の送信先に送信する。ここでの送信先は、例えば、端末装置40や管理者端末60である。
センサシート20は、シート型のセンサであって、例えば、膜厚方向に働く圧力を検知する圧電センサである。センサシート20は、例えば、ユーザが就寝するベッドのマットレスの下、或いはマットレスが二層構造である等、複数のマットレスが設けられている場合にはマットレスとマットレスとの間に設けられ、ベッドにユーザがいる場合におけるユーザの動きを検知する。センサシート20は、検知した結果を通信制御装置30に出力する。
通信制御装置30は、センサシート20により検知された電気信号を取得する。通信制御装置30は、取得した電気信号を解析することにより、ユーザの生体情報を算出する。通信制御装置30は、例えば、取得した電気信号にフィルタ処理を行なうことにより、心拍や呼吸及び体動に対応する所定の周波数帯域の信号を抽出し、抽出した信号に基づいて単位時間あたりの心拍数や呼吸数及び体動の有無を算出する。また、通信制御装置30は、算出したユーザの心拍数等に基づいて、ユーザの睡眠の深さ(例えば、位相コヒーレンスλ)を算出する。通信制御装置30は、算出したユーザの生体情報を、睡眠評価レポート生成装置10に送信する。
端末装置40は、例えば、ユーザが就寝する部屋に設けられたタブレット端末、又はノート型或いはデスクトップ型のパーソナルコンピュータ等である。或いは、端末装置40は、ユーザが所有するスマートフォンやタブレット端末であってもよい。端末装置40は、例えば、ユーザによる操作入力に応じて、睡眠評価レポート生成装置10から評価レポート情報を受信する。端末装置40は、受信した評価レポート情報に基づいて睡眠評価レポートを表示画面に表示する。これにより、ユーザは自身の所望するタイミングで睡眠評価レポートを入手して閲覧することができる。なお、端末装置40は、ユーザが宿泊する部屋に設置されたテレビであってもよい。この場合、当該テレビは、例えば、特定チャンネルが選択された場合に、睡眠評価レポート生成装置10から受信した評価レポート情報に基づいて、睡眠評価レポートを表示する。
管理者端末60は、睡眠評価レポート生成装置10を管理する管理者の端末装置である。管理者端末60は、睡眠評価レポート生成装置10からユーザの生体情報及び評価レポート情報を受信する。管理者端末60は、受信した評価レポート情報に基づいて睡眠評価レポートを表示画面に表示してもよいし、印刷装置50に出力して印刷してもよい。
例えば、睡眠評価レポート生成システム1がホテル等の施設に適用された場合、管理者端末60は、ホテルのフロントに設けられる端末装置である。この場合、管理者端末60は、受信した評価レポート情報に基づいて睡眠評価レポートを印刷し、宿泊客に睡眠評価レポートを提示するサービスを行うことができる。また、管理者端末60は、生体情報を受信することで、宿泊客の睡眠の状況を確認することができる。例えば、管理者端末60は、朝やチェックアウト時などに、宿泊客が離床しているかを確認することができ、モーニングコールを行ったり、チェックアウトの案内を行ったりすることができる。
また、管理者端末60は、睡眠評価レポートに掲載する情報を、睡眠評価レポート生成装置10に送信してもよい。
管理者端末60がホテルのフロントに設けられた端末装置である場合、管理者端末60は、例えば、ユーザが使用した客室のマットレス、枕、かけ布団などの寝具、及びアメニティグッズ、フレグランス、シャンプーなどの備品に関する情報を睡眠評価レポート生成装置10に送信する。
また、管理者端末60は、睡眠に関して利用可能なサービスの情報を、睡眠評価レポート生成装置10に送信してもよい。ここでの睡眠に関するサービスとは、睡眠の質を高めるために行われるサービスであり、例えば、レストランで提供される安眠のために消化のよい食事、睡眠に適した湯温の浴場、フィットネスクラブで提供される睡眠前に適した運動等である。
また、管理者端末60は、ユーザによって施設に宿泊した際に利用された寝具や備品、及びサービスについての情報を、睡眠評価レポート生成装置10に送信してもよい。
また、管理者端末60は、評価レポート情報の生成に用いられる各種パラメータを設定する。ここでの、各種パラメータには、例えば、生体情報を取得する時間帯の設定等が含まれる。例えば、管理者端末60は、表示装置(不図示)に管理画面を表示させる。管理画面には、各種パラメータの設定を行う設定項目が表示される。管理者端末60は、キーボードやマウス等の入力装置(不図示)から、管理者等の入力操作により入力された設定値を取得し、取得した値を、各種パラメータを記憶する記憶部(不図示)に記憶させる。この記憶部は、管理者端末60に備えられていてもよいし、睡眠評価レポート生成装置10に備えられていてもよい。この記憶部に記憶された各種パラメータは、睡眠評価レポート生成装置10により参照され、睡眠判定レポートを生成する際に用いられる。
印刷装置50は、管理者端末60から出力された睡眠評価レポートを印刷する。
通信ネットワーク70は、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線などのうちの一部または全部を含む通信網である。
また、図1に示すように、睡眠評価レポート生成装置10は、例えば、測定結果取得部101、評価データ生成部102、評価コメント記憶部103、評価レポート生成部104、出力部105、生体情報記憶部106、物品情報記憶部107、物品情報取得部108及び利用物品記憶部109を備える。
測定結果取得部101は、測定されたユーザの生体情報を取得する。測定結果取得部101は、センサシート20により検出された電気信号に基づき、通信制御装置30により測定されたユーザの生体情報を、通信制御装置30から取得する。測定結果取得部101は、取得したユーザの生体情報を生体情報記憶部106に記憶させる。
評価データ生成部102は、取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価データを生成する。
まず、評価データ生成部102は、取得された生体情報に基づいて、ユーザがベッドにいるか否か(入床又は離床)、寝ているか起きているか(覚醒又は入眠)、及び寝返りの有無を判定する。具体的には、評価データ生成部102は、例えば、取得したユーザの生体情報から、心拍又は呼吸が検知された場合、入床していると判定する。また、評価データ生成部102は、例えば、体動の継続時間に基づいて、覚醒している、又は寝返りが有ったと判定する。
次に、評価データ生成部102は、入床又は離床、及び覚醒又は入眠、寝返りの有無等を判定した結果に基づいて、睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数、睡眠効率及び睡眠波形を生成する。こで、睡眠時間は、所定の時間帯において入眠と判定された時刻から覚醒と判定された時刻までの合計の時間である。熟睡度は、睡眠時間に対して深い睡眠と判定された時間の割合である。睡眠効率は、所定の時間帯において入床と判定された時間の合計に対する入眠と判定された時間の割合である。睡眠波形は、睡眠の深さ(例えば、位相コヒーレンスλ)の時系列における変化である。この場合、睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数、睡眠効率及び睡眠波形は、睡眠に関する評価を行う指標として用いられる。つまり、睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数、睡眠効率及び睡眠波形は、「評価指標」の一例である。
そして、評価データ生成部102は、睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数及び睡眠効率に対応する睡眠スコア(図3参照)を判定する。睡眠スコアは、睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数及び睡眠効率の数値に応じて、睡眠の質の良し悪しを判定した判定結果であり、評価結果を点数化したものである。睡眠の質の良し悪しは、例えば、睡眠の専門家や研究機関により定められた基準や指標に基づいて判定される。睡眠スコアは、睡眠の質の良し悪しを2値で示すものであってもよいし、1〜5段階などの複数の段階で示すものであってもよい。ここで、睡眠スコアは、「評価結果」の一例である。
なお、評価データ生成部102は、上述した睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数、睡眠効率、睡眠波形、及び睡眠スコアの各々の他に、睡眠に関する評価を行う評価指標を生成してもよい。評価データ生成部102は、睡眠時間の中に覚醒したか否か(中途覚醒の有無)や、特定の時間帯(例えば早朝時)における睡眠の深さ等に応じた評価指標を生成してもよい。
評価データ生成部102は、生成した評価データを評価レポート生成部104に出力する。
評価コメント記憶部103は、予め管理者等により作成された評価コメントを記憶する。
評価コメントは、個々の評価指標に対応させて、評価指標の数値の範囲毎に作成されてよい。具体的には、評価コメントは、睡眠時間に対するコメント、寝返り回数に対するコメント…というように、個々の評価指標に対してコメントが作成され、睡眠時間に対するコメントには、睡眠時間に対応する睡眠スコアごとのコメントが作成される。例えば、評価コメントは、睡眠時間が少ないと判定された場合(例えば、5時間未満)のコメント、睡眠時間が適切と判定された場合(例えば、5時間以上8時間未満)のコメント…というように、睡眠時間の長さに応じた睡眠スコアごとに作成される。同様に、評価コメントは、熟睡度や寝返りの回数、及び睡眠効率についても数値や度合いの大きさ、睡眠スコアに応じて作成される。
また、評価コメントは、複数の評価指標の組み合わせ毎に作成されてよい。この場合、評価コメントは、睡眠時間、熟睡度及び寝返りの回数、及び睡眠効率の各々の睡眠スコアの組み合わせごとに生成される(図3参照)。評価コメントは、睡眠時間が「良い」、熟睡度が「良い」及び寝返りの回数が「良い」、及び睡眠効率が「良い」と判定された場合のコメント、睡眠時間、熟睡度及び寝返りの回数が「良い」と判定されたが、睡眠効率が「悪い」と判定された場合のコメント…というように、複数の評価指標の組み合わせに対して作成され、つまり総合的な評価結果に対して作成される。
なお、睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数及び睡眠効率の何れを組み合わせに対して評価コメントを生成するかは、任意に決定されてよい。また、睡眠時間、熟睡度、寝返りの回数及び睡眠効率のうち少なくとも一つの睡眠指標に、これらの睡眠指標以外の他の睡眠指標を組み合わせてもよい。
評価レポート生成部104は、評価レポート情報を生成する。
評価レポート生成部104は、評価データ生成部102により生成された評価指標(評価データ)を取得する。そして、評価レポート生成部104は、取得した評価データに基づいて評価コメント記憶部103を参照し、評価データの内容に対応した評価コメントを取得する。この場合、評価レポート生成部104は、個々の評価データに対応する評価コメントを取得すると共に、個々の評価データの組み合わせに対応する評価コメントを取得する。
また、評価レポート生成部104は、物品情報取得部108から物品に関する情報を取得する。
評価レポート生成部104は、取得した評価データ、評価コメント、及び物品に関する情報を、予め設定された睡眠評価レポートのレイアウトに対応させることにより、評価レポート情報を作成する。評価レポート生成部104は、作成した評価レポート情報を出力部105に出力する。
出力部105は、評価レポート生成部104により作成された評価レポート情報を出力する。出力部105は、例えば、評価レポート情報を端末装置40や管理者端末60に送信する。
生体情報記憶部106は、測定結果取得部101により取得されたユーザの生体情報を記憶する。測定結果取得部101は、例えばユーザを識別する識別情報を対応付けてユーザの生体情報を記憶する。
物品情報記憶部107は、寝具や備品等の睡眠に用いられる物品、及び睡眠に関して利用可能なサービスに関する情報を記憶する。ここでの、物品及びサービスに関する情報は、管理者端末60から送信された情報であってもよいし、予め記憶された物品又はサービスの情報であってもよい。
物品情報取得部108は、物品情報記憶部107を参照し、物品の情報を取得する。物品情報取得部108は、取得した物品に関する情報を、評価レポート生成部104に出力する。
利用物品記憶部109は、睡眠に関してユーザに利用された物品及びサービスに関する情報を記憶する。ここでの、物品及びサービスに関する情報は、管理者端末60から送信された情報であってもよいし、睡眠判定レポートに掲載された情報であってもよい。また、ユーザにより物品及びサービスに関する情報が設定されてもよい。この場合、ユーザは、ユーザが利用した物品及びサービスに関する情報を、端末装置40から睡眠評価レポート生成装置10に出力する。
ここで、睡眠評価レポートについて図2を用いて説明する。図2は、実施形態の睡眠評価レポートの一例を示す図である。
図2に示すように、睡眠評価レポート500は、複数の領域501〜506により構成される。この図では、ホテルの宿泊客に対して睡眠評価レポート500が作成された場合の例を示している。
領域501には、宿泊日、宿泊者(ユーザ)氏名、宿泊施設(ホテル)名称等の書誌的事項が掲載される。
領域502には、「あなたの睡眠結果は…」というタイトルで複数の評価データをレーダーチャートにより示した睡眠結果、及び「総評・アドバイス」というタイトルで睡眠結果に対する評価コメントが掲載される。
領域503には、「睡眠周期」というタイトルで睡眠波形が掲載される。この例では、睡眠波形の横軸に時間、縦軸に睡眠の深さが示され、睡眠の深さは「うとうと」、「すやすや」、「ぐっすり」、「熟睡」の各段階で示されている。
領域504には、「睡眠時間/熟睡時間」というタイトルで、ユーザの睡眠時間と熟睡時間と、それに対する評価コメントが掲載される。ユーザの睡眠時間と熟睡時間とが掲載された位置の上部には、「みんなの平均」というタイトルで、目安となる睡眠時間と熟睡時間とが掲載される。
また、領域504には、「寝返り回数」というタイトルで、ユーザの寝返り回数とその回数に対する評価コメントが掲載される。ユーザの寝返り回数が掲載された位置の上部には、「みんなの平均」というタイトルで、目安となる寝返り回数が掲載される。
領域505には、「心拍/呼吸」というタイトルで、心拍及び呼吸と時間との関係を示すグラフが掲載される。
領域506には、「本日お泊り頂いたお部屋のこだわりアイテム」というタイトルで、ホテルの客室に設けられた寝具や備品の紹介が掲載される。
ここで、評価データ生成部102による睡眠スコアを判定する方法について図3を用いて説明する。図3は、実施形態の睡眠スコアの判定基準の一例を示す図である。
評価データ生成部102は、例えば、図示しない記憶部に図3に示す判定基準を記憶させる。評価データ生成部102は、評価データとして算出した睡眠時間に応じて、図3に示す判定基準を参照し、睡眠時間に応じた睡眠スコアを取得する。同様に、評価データ生成部102は、熟睡度に応じた睡眠スコアを取得する。また、評価データ生成部102は、寝返りの回数に応じた睡眠スコアを取得する。
ここで、評価コメントについて図4を用いて説明する。図4は、実施形態の評価コメント記憶部103に記憶される評価コメントの一例である。図4では、睡眠時間、熟睡度及び寝返り回数等の各評価データを総合的に評価する評価コメント(図4では、「総評価コメント」と記載)の例を示している。
図4に示すように、評価コメントには識別No、睡眠時間、熟睡度、寝返り回数及び総評価コメントの各項目を有する。識別Noには、評価コメントを一意に識別する識別番号が示される。
睡眠時間、熟睡度及び寝返り回数の各項目には、各評価データの数値に応じた睡眠スコアにより判定される「良い」「悪い」等の判定結果が示される。総評価コメントには、睡眠時間、熟睡度及び寝返り回数についての「良い」「悪い」の判定結果の組み合わせに応じた評価コメントが示される。
例えば、睡眠時間、熟睡度及び寝返り回数の判定結果が、すべて「良い」であった場合、総評価コメントの項目には「あなたの睡眠は申し分ありません」等の文言が示される。なお、評価コメントの項目には、睡眠評価レポートに掲載される文言そのものが示されていてもよいし、「パターン01」等の評価コメントに対応するパターン番号が示されていてもよい。この場合、パターン番号に対応する評価コメントが、別途記憶される。
また、睡眠時間、熟睡度及び寝返り回数の各項目には、各評価データの数値に応じた睡眠スコアそのものが示されてもよい。この場合、睡眠時間、熟睡度及び寝返り回数の各項目の睡眠スコアの組み合わせに応じたコメントが、総評価コメントに記載される。
ここで、評価データ生成部102が熟睡度を算出する方法について図5を用いて説明する。図5は、実施形態の評価データ生成部102が熟睡度を算出する方法を説明するための図である。図5では睡眠波形の一例を模式的に示しており、横軸は時間、縦軸は睡眠の深さを示している。
評価データ生成部102は、睡眠波形における睡眠の深さが、所定の閾値以上である領域S1と、所定の閾値未満である領域S2とに分類する。ここでの閾値は、「評価指標」の一例である。
評価データ生成部102は、例えば、領域S1、S2の各々の面積を算出する。そして、評価データ生成部102は、領域S1、S2の各々の面積を用いて以下の式(1)により熟睡度を算出する。
熟睡度=領域S1の面積/(領域S1の面積+領域S2の面積) …(1)
これにより、熟睡度は、領域S1の面積、つまり所定の閾値以上に深い睡眠である場合の割合が増加するほど、増加する評価データとして、定量的に算出される値となる。
ここで、管理者端末60が各種パラメータの設定する方法について図6を用いて説明する。図6は、実施形態の管理者端末60の管理画面の一例を示す図である。
図6に示すように、管理者端末60は、各種パラメータを設定するための画像600を表示させる。画像600は、領域601〜603で構成される。
領域601には、ホテル等の施設の名称や、現在日時が示される。
領域602には、生体情報を取得する時間帯(図6では、睡眠監視時間と記載)を設定する設定項目が示される。この例では、生体情報を取得する時間帯の開始時刻と、生体情報を取得する時間帯の長さとを設定する設定項目が示される。
領域603には、「みんなの平均」を設定する設定項目が示される。この例では睡眠時間、熟睡時間、寝返り回数の評価データごとに「みんなの平均」を設定する設定項目が示される。ここで、「みんなの平均」は、統計的な平均値を示す数値ではなく、睡眠指標の目安となる値であり、施設ごとに設定されてよい。例えば、都心のホテルであれば、宿泊客は人と会う予定があったり、仕事やツアーなどに参加する予定があったりして、ある程度の緊張感をもって行動している場合が多い。このため、例えば、「みんなの平均」の睡眠時間や熟睡時間は、短めに設定されてよい。一方、自然が豊かな観光地のホテルであれば、宿泊客は、日々の忙しさから離れて休息に訪れる場合が多い。このため、例えば、「みんなの平均」睡眠時間や熟睡時間は、長めに設定されてよい。
領域604には、設定した内容を確定させる「設定」ボタンや、画面を遷移させる「前の画面」ボタンが示される。
ここで、管理者端末60が睡眠評価レポート生成装置10から受信する内容について図7を用いて説明する。図7は、実施形態の管理者端末60の管理画面の一例を示す図である。図7では、ホテルに宿泊する宿泊客の全員について、睡眠の深さを表示させた画像610の例を示している。
図7に示すように、画像610は、領域611、612、及び設定ボタン613で構成される。
領域611には、ホテルの施設の名称や、現在日時が示される。
領域612には、ホテルの客室番号(図7では、設置場所と記載)に、その客室に宿泊しているユーザの睡眠の深さ(図7では、状態と記載)を対応させた一覧表が示される。この例では、ユーザの睡眠の深さが、覚醒、睡眠1、睡眠2、睡眠3、睡眠4及び離床の各々の状態に分類され、各状態に対応させたアイコンの表示により睡眠の深さが示される。
設定ボタン613は、睡眠判定レポートを表示させるための設定ボタンである。例えば、管理者が、客室番号を設定した上で設定ボタン613をクリックすると、図2に示すような睡眠判定レポートが表示される。
ここで、睡眠評価レポート生成装置10が評価レポート情報を生成する方法について図8を用いて説明する。図8は、実施形態の睡眠評価レポートの生成に用いる画面の一例を示す図である。図8では、図2の睡眠評価レポートのテンプレートとなる画像620の例を示している。
図8に示すように、画像620は、領域621及び622で構成される。
領域621には、ホテルの施設の名称、ユーザの客室番号と氏名、及び現在日時が示される。領域621には、ユーザに提示される睡眠評価レポートのテンプレートとなる画像が示される。領域622は、エリアE1〜E10で構成される。
エリアE1〜E3は、睡眠判定レポートの書誌的事項が記載される領域を示している。具体的には、エリアE1は宿泊日時、エリアE2はユーザの氏名、エリアE3には宿泊ホテルの名称がそれぞれ記載される領域である。
エリアE4〜E9は、ユーザの生体情報や評価データ及び評価コメントが記載される領域を示している。具体的には、エリアE4は複数の評価データから求めた睡眠スコアを示すレーダーチャート、エリアE5はレーダーチャートに対する評価コメント、エリアE6は睡眠時間と熟睡時間及びその評価コメント、エリアE7は寝返り回数とその評価コメント、エリアE8は睡眠波形、エリアE9は心拍や呼吸の時系列の変化がそれぞれ示される領域である。
エリアE10は、管理者端末60から指定された物品の情報が記載される領域を示している。物品の情報は、例えば、エリアE10の領域の形状に合ったJPG(ジェイペグ)やPNG(ピング)等の画像データで管理者端末60から提供されてよい。
睡眠評価レポート生成装置10は、領域621、622及びエリアE1〜E10の各々に、ユーザの評価データ、評価コメント及び物品の情報を対応させることにより評価レポート情報を生成する。
ここで、睡眠評価レポート生成装置10が評価レポート情報を生成する動作の流れについて図9を用いて説明する。図9は、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10の動作例を示すフローチャートである。
測定結果取得部101は、測定されたユーザの生体情報を取得する(ステップS101)。
睡眠評価レポート生成装置10の評価データ生成部102は、取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価データを生成する(ステップS102)。
評価レポート生成部104は、評価コメント記憶部103を参照し、評価データに対応する評価コメントを読み出す(ステップS103)。
評価レポート生成部104は、評価レポート情報を生成する(ステップS104)。評価レポート生成部104は、評価データ、評価コメント、及び寝具や備品等の物品、或いはサービス等に関する情報を、睡眠評価レポートのテンプレート画像に示される所定の領域に対応させることにより、評価レポート情報を生成する。
出力部105は、評価レポート情報を出力する(ステップS105)。
以上説明したように、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10は、測定されたユーザの生体情報を取得する測定結果取得部101と、取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価データを生成する評価データ生成部102と、評価データと評価コメントを対応づけて記憶する評価コメント記憶部103と、生成された評価データに対応する評価コメントを前記評価コメント記憶部103から読み出し、取得された生体情報に応じた評価データと読み出された評価コメントとを含む評価レポート情報を生成する評価レポート生成部104と、評価レポート情報を出力する出力部105と、を備える。これにより、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10は、生体情報に基づいて評価データを生成し、生成した評価データに評価コメントを対応させた情報を出力させることができ、ユーザが特別な知識を有していなくても、生体情報を基にして睡眠に関する評価を把握することができる。
また、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10では、評価データ生成部102は、複数の評価指標のそれぞれに対応した評価データを生成し、評価コメント記憶部103は、複数の評価指標のそれぞれの評価結果の組み合わせに対応づけて評価コメントを記憶し、評価レポート生成部104は、複数の評価指標のそれぞれの評価結果の組み合わせに対応する評価コメントを評価コメント記憶部103から読み出す。これにより、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10は、複数の評価指標の組み合わせ毎に、総合的な評価コメントを対応させることができ、ユーザに睡眠の総合的な評価の結果をレポートすることができる。
また、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10は、施設において睡眠する際に利用可能な物品に関する情報である物品情報を記憶する物品情報記憶部107と、評価データに応じた物品の物品情報を物品情報記憶部107から読み出す物品情報取得部108を更に有し、測定結果取得部101は、ユーザが施設において睡眠する場合における睡眠期間において測定された生体情報を取得し、評価レポート生成部104は、物品情報取得部108によって読み出された物品情報を含む評価レポート情報を生成する。これにより、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10は、睡眠時に利用した寝具等の情報を、ユーザに宣伝することができ、実際に利用した寝具等の宣伝を行うことで広告の効果を高めることが可能である。また、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10は、ユーザが睡眠の前に、枕やフレグランスを選択した場合には、その枕等の情報を掲載することで、ユーザが選んだ物品を利用して睡眠した評価をユーザにレポートし、ユーザは実際に体験した上で枕やマットレスの効果を客観的に確認することができる。
また、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10では、出力部105は、印刷装置50による印刷またはユーザが利用する端末装置40に対する送信のうちいずれかによって評価レポート情報を出力する。これにより、実施形態の睡眠評価レポート生成装置10は、睡眠評価レポートをユーザに対して印刷して提示したり、ユーザが閲覧を所望するタイミングで端末装置40に表示させたりすることができる。
(実施形態の変形例)
なお、上記実施形態では、所定の期間に取得された生体情報に基づいて評価データを生成したが、評価データ生成部102は、所定の期間に取得された生体情報と共に、そのユーザの過去の生体情報や評価データを用いて、評価データを生成してもよい。以下、評価データ生成部102が、ユーザにおける過去の生体情報や評価データを用いて、評価データを生成する処理について、実施形態の変形例として説明する。
測定結果取得部101は、通信制御装置30から取得したユーザの生体情報を、ユーザ識別情報とともに睡眠期間毎に、生体情報記憶部106に記憶させる。ここでのユーザ識別情報は、ユーザを一意に識別する情報である。また、睡眠期間は、生体情報を取得する期間として設定される期間であり、例えば、一泊する際に寝る期間である。つまり、本実施形態では、生体情報記憶部106は、ユーザの生体情報を、ユーザ識別情報とともに睡眠期間毎に記憶する。
また、本変形例では、利用物品記憶部109は、睡眠に関してユーザに利用された寝具又は備品、或いはサービスに関する情報を、ユーザ識別情報とともに睡眠期間毎に記憶する。
評価データ生成部102は、生体情報記憶部106からユーザの生体情報を読み出し、今回評価データを生成する対象の睡眠期間における生体情報に応じた評価データと、当該生体情報よりも前に取得された睡眠期間における生体情報に応じた評価データとを評価データとして含む評価レポート情報を生成する。
また、評価データ生成部102は、さらに、利用物品記憶部109に記憶された寝具または備品に関する情報を含む評価レポート情報を生成するようにしてもよい。この場合、評価データ生成部102は、ユーザが過去に利用した寝具または備品に関する情報とその時の睡眠評価と、今回利用した寝具または備品に関する情報と今回の睡眠評価を含む評価レポート情報を生成するようにしてもよい。
以上説明したように、実施形態の変形例における睡眠評価レポート生成装置10では、生体情報記憶部106から読み出た生体情報よりも前に取得された睡眠期間における生体情報に応じた評価データを評価データとして含む評価レポート情報を生成する。これにより、実施形態の変形例における睡眠評価レポート生成装置10は、今回宿泊した際の評価データに加えて、前回宿泊した際の評価データを掲載した睡眠評価レポートを生成することができ、ユーザに対して今回と前回とを比較した提示を行うことができる。また、以前に宿泊したときの睡眠評価と今回宿泊した時の睡眠評価とを出力することで、宿泊施設の管理者は宿泊者に対して、繰り返し来訪してもらえるように促すこともできる。
また、実施形態の変形例における睡眠評価レポート生成装置10では、利用物品記憶部109に記憶された寝具または備品に関する情報を含む評価レポート情報を生成する。これにより、実施形態の変形例における睡眠評価レポート生成装置10は、前回宿泊した際に用いた枕や利用したレストランなどの情報を掲載した睡眠評価レポートを生成することができ、ユーザに対して今回と前回とで利用した物品やサービスと今回や前回の睡眠評価の結果とを比較させた提示を行うことができる。また、今回の宿泊で利用した寝具や備品に関する情報と、睡眠評価とを出力するようにしたので、利用者は利用した寝具と備品と睡眠評価との関係を把握することができ、次に睡眠をとる際、よりよい睡眠を得るために、利用する寝具や備品を選択する際の手がかりにすることができる。
上述した実施形態における睡眠評価レポート生成装置10の全部又は一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…睡眠評価レポート生成システム
10…睡眠評価レポート生成装置
101…測定結果取得部
102…評価データ生成部
103…評価コメント記憶部
104…評価レポート生成部
105…出力部
106…生体情報記憶部
107…物品情報記憶部
108…物品情報取得部
109…利用物品記憶部
20…センサシート
30…通信制御装置
40…端末装置
50…印刷装置
60…管理者端末
70…通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 測定されたユーザの生体情報を取得する測定結果取得部と、
    取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価結果を含む評価データを生成する評価データ生成部と、
    評価データと評価コメントを対応づけて記憶する評価コメント記憶部と、
    前記生成された評価データに対応する評価コメントを前記評価コメント記憶部から読み出し、前記取得された生体情報に応じた評価データと前記読み出された評価コメントとを含む評価レポート情報を生成する評価レポート生成部と、
    前記評価レポート情報を出力する出力部
    を有する睡眠評価レポート生成装置。
  2. 前記測定結果取得部によって取得されるユーザの生体情報を、ユーザ識別情報とともに睡眠期間毎に記憶する生体情報記憶部を更に有し、
    前記評価レポート生成部は、前記生体情報記憶部から前記ユーザの生体情報を読み出し、今回評価データを生成する対象の睡眠期間における生体情報に応じた評価データと、当該生体情報よりも前に取得された睡眠期間における生体情報に応じた評価データとを評価データとして含む評価レポート情報を生成する
    請求項1に記載の睡眠評価レポート生成装置。
  3. ユーザによって施設に宿泊した際に利用された寝具または備品について記憶する利用物品記憶部を更に有し、
    前記生体情報記憶部は、前記ユーザが前記施設に宿泊した際に測定された生体情報を記憶し、
    前記評価レポート生成部は、さらに、前記利用物品記憶部に記憶された寝具または備品に関する情報を含む評価レポート情報を生成する
    請求項2に記載の睡眠評価レポート生成装置。
  4. 前記評価データ生成部は、複数の評価指標のそれぞれに対応した評価データを生成し、
    前記評価コメント記憶部は、複数の評価指標のそれぞれの評価結果の組み合わせに対応づけて評価コメントを記憶し、
    前記評価レポート生成部は、前記複数の評価指標のそれぞれの評価結果の組み合わせに対応する評価コメントを前記評価コメント記憶部から読み出す
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の睡眠評価レポート生成装置。
  5. 施設において睡眠する際に利用可能な物品に関する情報である物品情報を記憶する物品情報記憶部と、
    前記評価データに応じた物品の物品情報を前記物品情報記憶部から読み出す物品情報取得部
    を更に有し、
    前記測定結果取得部は、前記ユーザが前記施設において睡眠する場合における睡眠期間において測定された生体情報を取得し、
    前記評価レポート生成部は、前記物品情報取得部によって読み出された物品情報を含む評価レポート情報を生成する
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の睡眠評価レポート生成装置。
  6. 前記出力部は、印刷装置による印刷または前記ユーザが利用する端末装置に対する送信のうちいずれかによって前記評価レポート情報を出力する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の睡眠評価レポート生成装置。
  7. 測定結果取得部が、測定されたユーザの生体情報を取得し、
    評価データ生成部が、取得された生体情報に基づいて、睡眠に関する評価を行う評価指標に基づく評価結果を含む評価データを生成し、
    評価コメント記憶部が、評価データと評価コメントを対応づけて記憶し、
    評価レポート生成部が、前記生成された評価データに対応する評価コメントを前記評価コメント記憶部から読み出し、前記取得された生体情報に応じた評価データと前記読み出された評価コメントとを含む評価レポート情報を生成し、
    出力部が、前記評価レポート情報を出力する
    睡眠評価レポート生成方法。
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