JP2019204114A - 光学系及び撮像装置 - Google Patents

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【課題】小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系及び撮像装置を提供する。【解決手段】光学系OLは、物体側から像側へ順に配置された、正又は負の屈折力の前群Lf、開口絞りSP、正又は負の屈折力の後群Lrからなる光学系OLにおいて、後群Lrにおいて最も強い屈折力を有する負レンズLnと負レンズLnの像側に配置された正レンズLpの光軸上の距離と、正レンズLpの有効径と、開口絞りの開口径と、光学系OLのバックフォーカスと、光学系OLの焦点距離の関係を適切に定めたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、光学系及び撮像装置に関する。
近年、撮像装置に用いられる光学系として、小型かつ周辺光量の低下が少ない光学系が要求されている。
特許文献1には、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と負の屈折力の第2レンズ群を有する光学系が記載されている。像側に強い負の屈折力の第2レンズ群を配置することにより、射出瞳を像側に近づけて、小型な光学系を実現している。
特許文献2には、像面付近に複数枚の正レンズを配置することにより、像面に対して光線を略垂直に入射させたテレセントリック光学系を開示している。
特開昭62−56917号公報 特開2007−192973号公報
特許文献1のように、像面付近に強い負の屈折力のレンズ群を配置すると、撮像素子に入射する軸外光束の最大入射角が大きくなって周辺光量が低下する(シェーディングが生じる)。
特許文献2に記載の光学系は、像面に対する光線の入射角が小さいので前述の周辺光量の低下の影響は少ない。一方で、像面に向けて光線を光軸に略平行に導く目的で像面付近に3枚以上の正レンズを隣接させて配置しているため、射出瞳の位置が像面から遠くなりすぎて光学系の全長が長くなりやすい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系及び撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施例に係る光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正又は負の屈折力の前群、開口絞り、正又は負の屈折力の後群からなる光学系において、前記後群は、前記後群において最も強い屈折力を有する負レンズLnと、前記負レンズLnよりも像側に配置された正レンズのうち、像側のレンズ面における有効径Φpが前記開口絞りの開口径Φspに対して
1.40<Φp/Φsp<3.00
なる条件式を満たす正レンズLpとを有し、
前記負レンズLnの像側のレンズ面と前記正レンズLpの物体側のレンズ面の光軸上の距離をΔnp、前記負レンズLnの焦点距離をfnとし、前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記単焦点レンズのバックフォーカスをsk、前記単焦点レンズの焦点距離をf、前記負レンズLnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLnsk、前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとし、前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における前記ズームレンズのバックフォーカスをsk、広角端における前記ズームレンズの焦点距離をf、広角端における前記負レンズLnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLnsk、広角端における前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとするとき、
0.20<|Δnp/fn|<1.20
0.25<sk/f<1.00
0.50<Lnsk/Ssk<1.00
なる条件式を満たすことを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系及び撮像装置を得ることができる。
実施例1の光学系の断面図である。 実施例1の光学系の収差図である。 実施例2の光学系の断面図である。 実施例2の光学系の収差図である。 実施例3の光学系の断面図である。 実施例3の光学系の収差図である。 実施例4の光学系の断面図である。 実施例4の光学系の収差図である。 実施例5の光学系の断面図である。 実施例5の光学系の収差図である。 実施例6の光学系の断面図である。 実施例6の光学系の収差図である。 撮像装置の構成を示す図である。 開角について説明する図である。
以下、本発明の実施例に係る光学系及び撮像装置について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[光学系の実施例]
各実施例の光学系は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、銀塩フィルムカメラ、テレビカメラ等の撮像装置に用いられる撮影光学系である。図1、3、5、7、9、11に示す光学系の断面図において、左方が物体側(前方)であり、右方が像側(後方)である。また各断面図において、iを物体側から像側へのレンズ群の順番とすると、Liは第iレンズ群を示す。また、開口絞りSPは、開放Fナンバー(Fno)の光束を決定(制限)する。
無限遠物体から最至近距離物体へのフォーカシングに際して、フォーカスレンズ群は、図中の破線矢印に示すように移動する。図11に示すズームレンズおいて、広角端から望遠端へのズーミングに際して、各レンズ群は、図中の実線矢印に示すように移動する。なお、本明細書において「レンズ群」とは、複数のレンズから構成されていてもよいし、1枚のレンズから構成されていてもよい。
ビデオカメラやデジタルカメラなどの撮像装置に各実施例の光学系を使用する場合は、像面IPは、CCDセンサまたはCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)に相当する。銀塩フィルムカメラの撮像装置に各実施例の光学系を使用する場合は、像面IPはフィルム面に相当する。
図2、4、6、8、10、12は、各実施例の光学系の収差図である。球面収差図において実線はd線(波長587.6nm)、二点鎖線はg線(波長435.8nm)、一点鎖線はC線(波長656.3nm)、破線はF線(波長486.1nm)である。非点収差図において破線ΔMはメリディオナル像面、実線ΔSはサジタル像面である。歪曲収差はd線について示している。倍率色収差はg線、F線、C線によって表している。ωは半画角(度)、FnoはFナンバーである。
以下の説明において、単焦点レンズとは、焦点距離が一定の光学系を意味する。また、ズームレンズとは、焦点距離が可変の光学系を意味する。また、ズームレンズにおいて、「広角端」とはズームレンズの焦点距離が最も短くなるズーム位置を意味し、と「望遠端」とはズームレンズの焦点距離が最も長くなるズーム位置を意味する。
本発明の光学系は、物体側から像側へ順に配置された、正又は負の屈折力を有する前群、開口絞り、正又は負の屈折力を有する後群からなる。前群及び後群はそれぞれレンズを含み、特に後群は、正レンズLpと、負レンズLnを含む。
負レンズLnは、後群に含まれる負レンズのうち、最も強い屈折力を有するレンズである。また、正レンズLpは、負レンズLnの像側に配置された正レンズであって、物体側及び像側のレンズ面の半開角のうち大きい方をθpとしたとき、
18<|θp|<90 (度)・・・・・・・・・・(1)
なる条件式を満たすレンズである。
半開角θpの定義を、図14を用いて説明する。有効径Φのレンズの面頂点Aを通り光軸と平行な直線と、有効径Φのレンズ面上の位置Bを通る接線の法線と、の交点を原点Oとしたとき、直線OBの長さを曲率半径Rとして、
θp=∠BOA=sin−1{(Φ/2)/R}
により算出される。
ただし、本明細書において、レンズの有効径とは、レンズ面を通過する光線のうち最も光軸から離れた位置を通過する光線の光軸からの高さを半径とする円の直径とする。
このとき、各実施例にかかる光学系は、以下の条件式(2)、(3)を満たす。
0.20<|Δnp/fn|<1.20・・・・・・(2)
0.25<sk/f<1.00・・・・・・・・・・(3)
負レンズLnの像側のレンズ面と正レンズLpの物体側のレンズ面との光軸上の距離をΔnpとする。なお、Δnpの符号は、負レンズLnが正レンズLpの物体側にある場合を正、負レンズLnが正レンズLpの像側にある場合を負とする。負レンズLnの焦点距離をfnとする。光学系の最も像側のレンズ面から像面IPまでの光軸上の距離(以下、バックフォーカスという)をSkとする。ただし、光学系がズームレンズの場合は、広角端における当該ズームレンズのバックフォーカスをskとする。光学系の全系の焦点距離をfとする。ただし、光学系がズームレンズの場合は、広角端における当該ズームレンズの焦点距離をfとする。
像面に対して最大入射角で入射する光線は、軸外光束を構成する光線である。したがって、周辺光量の低下を抑制する目的で像面に対する光線の最大入射角を低減するためには、主に軸外光束の入射角を低減させる必要がある。
そこで、各実施例において、負レンズLn及び正レンズLpの、屈折力や配置が重要となる。開口絞りよりも像側に負の屈折力の強い負レンズLnを配置することにより、軸上光束と軸外光束とを光軸に垂直な方向(以下、径方向という)に分離させている。さらに、負レンズLnの像側に比較的正の屈折力の強い正レンズLpを配置することにより、負レンズLnによって分離された光束のうち、軸外光束を適度に屈折させることで、軸外光束の入射角を低減させている。
特に、正レンズLpは、負レンズLnの像側であって、かつ、軸上光束と軸外光束が径方向に大きく分離した位置に配置されることが好ましい。そして、正レンズLpの半開角の絶対値を比較的大きくすることにより、正レンズLpを通過する軸外光束を強く屈折させることができる。
さらに、負レンズLnの配置によって、像面から射出瞳までの距離(以下、射出瞳距離という)の短縮効果を得て、小型な光学系を実現している。
次に、条件式(1)〜(3)のそれぞれについて説明する。
条件式(1)は、正レンズLpの半開角の絶対値に関する。一般的に、焦点距離が等しくかつ半開角が互いに異なる球面形状の正レンズ同士を比較した場合、曲率半径の小さいレンズ、すなわち半開角の絶対値が大きいレンズの方が、外周に近い部分を通過する光線を強く屈折させることができる。条件式(1)の下限値を下回ると、正レンズLpを通過する光線のうち、特に軸外光束を屈折させる力が弱くなる。これにより、周辺光量の低下を低減することが困難となるので好ましくない。条件式(1)の上限値を上回る正レンズLpを得ることは物理的に不可能である。
条件式(2)は、負レンズLnと正レンズLpの距離と負レンズLnの屈折力に関する。条件式(2)の下限値を下回ると、すなわち、Δnpに対して負レンズLnの屈折力が弱すぎると、射出瞳距離が長くなって、光学系の全長が長くなるので好ましくない。条件式(2)の上限値を上回ると、すなわちΔnpに対して負レンズLnの屈折力が強すぎると、軸上光束と軸外光束を径方向に分離させる力が強すぎ、像面に対する光線の最大入射角が大きくなって、周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。
条件式(3)は、光学系の焦点距離とバックフォーカスの比に関し、特に、光学系の小型化に関与する。条件式(3)の下限値を下回って、焦点距離に対してバックフォーカスが短くなると、開口絞りより像側に有効径の大きなレンズ面を有するレンズを配置することになり、光学系が径方向に大型化するため好ましくない。条件式(3)の上限値を上回って、焦点距離に対してバックフォーカスを長くすると、光学系の全長が長くなるため好ましくない。
なお、好ましくは条件式(1)〜(3)の数値範囲を次のように設定するとよい。
19<|θp|<50 (度)・・・・・・・・・・(1a)
0.22<|Δnp/fn|<0.90・・・・・・(2a)
0.20<sk/f<0.80・・・・・・・・・・(3a)
さらに好ましくは、条件式(1)〜(3)の数値範囲を次のように設定するとよい。
18<|θp|<45 (度)・・・・・・・・・・(1b)
0.24<|Δnp/fn|<0.85・・・・・・(2b)
0.25<sk/f<0.70・・・・・・・・・・(3b)
上記構成及び条件式を満たすことで、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系を実現できる。また、例えば、当該光学系を備えた交換レンズが撮像装置に取り付けられた場合に、シェーディングの発生を抑制することができる。
さらに、実施例にかかる光学系は、以下の条件式(4)〜(19)の少なくとも一つを満たすことが好ましい。
0.70<Φp/Φr≦1.00・・・・・・・・・・(4)
1.00<fp/fpp<6.00・・・・・・・・・(5)
1.00<Φp/Φpp<4.00・・・・・・・・・(6)
1.00<Φp/Φa<4.00・・・・・・・・・・(7)
1.00<(h^p/hp)/(h^a/ha)<5.00・・・・・・(8)
0.20<Φp/Tk<1.00・・・・・・・・・・(9)
1.00<Tk/f<5.00・・・・・・・・・・(10)
0.30<fp/f<5.00・・・・・・・・・・(11)
−6.00<fp/fn<−0.70・・・・・・・(12)
0.50<Φp/Φi<1.00・・・・・・・・・(13)
2.00<|fr/fn|<10.00・・・・・・(14)
0.00<|Δnp|/Ssk<0.80・・・・・(15)
0.50<Lnsk/Ssk<1.00・・・・・・(16)
0.00<|Δppp|/Ssk<1.00・・・・(17)
−0.20<Δppn/Ssk<0.20・・・・・(18)
0.20<|(R2+R1)/(R2−R1)|<1.00・・・・・・(19)
ただし、各記号の定義を以下のとおりとする。
正レンズLpの像側のレンズ面における有効径をΦp、後群に配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズの当該最大の有効径をΦrとする。なお、正レンズLpの像側のレンズ面における有効径Φpが、最大の有効径Φrと等しい(Φp=Φr)場合もありうる。正レンズLpの焦点距離をfpとする。
後群に配置された正レンズであって、正レンズLpの物体側に配置された正レンズのうち、最も強い屈折力を有する正レンズを正レンズLppとするとき、正レンズLppの焦点距離をfpp、正レンズLppの像側のレンズ面における有効径をΦppとする。
正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズをレンズLaとするとき、レンズLaの像側のレンズ面における有効径をΦaとする。ただし、「隣接して配置された」とは、空気層を隔てて配置されている場合も含むものとする。レンズLaは、正レンズの場合も負レンズ場合もありうる。また、レンズLaが、正レンズLppであったり、負レンズLnとなる場合もありうる。
正レンズLpの像側のレンズ面において、正レンズLpを通過する軸外光束の主光線の高さと正レンズLpを通過する軸上光束の周辺光線の高さを、それぞれh^p、hpとする。レンズLaの像側のレンズ面において、レンズLaを通過する軸外光束の主光線の高さとレンズLaを通過する軸上光束の周辺光線高さを、それぞれh^a、haとする。
光学系の射出瞳距離をTk、光学系のイメージサークルの直径をΦi、後群の焦点距離をfr、開口絞りから像面までの光軸上の距離をSsk、負レンズLnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLnskとする。正レンズLppの像側のレンズ面から前記正レンズLpの物体側のレンズ面までの光軸上の距離をΔppp、正レンズLppの像側のレンズ面から前記負レンズLnの物体側のレンズ面までの光軸上の距離をΔppnとする。
正レンズLpが単レンズの場合(正レンズLpが接合レンズの構成要素ではない場合)、正レンズLpの物体側及び像側のレンズ面の曲率半径をそれぞれR1、R2とする。正レンズLpが接合レンズの構成要素の場合、当該接合レンズの物体側及び像側のレンズ面の曲率半径をそれぞれR1、R2とする。
ただし、射出瞳距離Tk,イメージサークルΦi、焦点距離fr、距離Ssk、距離Lnsk、Δppp、Δppnについては、光学系がズームレンズの場合は、該ズームレンズの広角端における値とする。また、Δpppの符号は、正レンズLppが正レンズLpの物体側にある場合を正、正レンズLppが正レンズLpの像側にある場合を負とする。Δppnの符号は、正レンズLppが負レンズLnの物体側にある場合を正、正レンズLppが負レンズLnの像側にある場合を負とする。
条件式(4)は、正レンズLpが最大の有効径を有するレンズであるか、または正レンズLpが最大の有効径を有するレンズに比較的近い位置に配置されていることを表している。すなわち、最大の有効径を有するレンズが配置されることが多い像面付近に、正レンズLpも配置されることを示している。条件式(4)の下限値を下回って正レンズLpの有効径が小さくなると、射出瞳距離が長くなって、光学系の全長が長くなるので好ましくない。また、正レンズLpの有効径が条件式(4)上限値を上回ることは不可能である。
条件式(5)は、正レンズLpと正レンズLppの焦点距離の比に関する。条件式(5)の下限値を下回って正レンズLpの屈折力が強くなると、軸外光束に起因する収差の補正が困難になり、かつ、像面に対する光線の最大入射角が小さくなりすぎて光学系の全長が長くなるため好ましくない。条件式(5)の上限値を上回って正レンズLpの屈折力が弱くなると、軸外光束を屈折させる力が弱くなり、像面に対する光線の最大入射角が大きくなって周辺光量の低下を低減することが困難となるので好ましくない。
条件式(6)は、正レンズLpの有効径と正レンズLppの有効径の比に関する。条件式(6)の下限値を下回ると、正レンズLpが軸外光束を屈折させづらくなり、正レンズLpp及び正レンズLpを通過する際に軸外光束は緩やかに屈折する。これにより像面に対する最大入射角が大きくなって、周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。条件式(6)の上限値を上回ると、絞りよりも像側において軸外光束の通過高さが大きく変化し、像面への光線の最大入射角が大きくなって、周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。
条件式(7)は、正レンズLpの有効径と正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaの有効径の比に関する。条件式(7)の下限値を下回ると、レンズLaよりも正レンズLpの有効径が小さくなる。このとき、正レンズLpにおいて、軸外光束に対する屈折作用を軸上光束に対する屈折作用よりも大きくすることが困難となるため好ましくない。そのため、正レンズLpが軸外光束を屈折させづらくなり、像面に対する最大入射角が大きくなるため好ましくない。条件式(7)の上限値を上回ると、絞りよりも像側において軸外光束の通過高さが大きく変化し、像面への光線の最大入射角が大きくなって、周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。
条件式(8)は、正レンズLpを通過する軸外光束と軸上光束の高さの比と、レンズLaを通過する軸外光束と軸上光束の高さの比に関する。つまり、正レンズLpとレンズLaのそれぞれにおける光束の分離度合の比を示している。条件式(8)の下限値を下回って、正レンズLpにおける光束の分離度合が小さくなると、正レンズLpにおいて軸外光束を強く屈折させづらくなるため好ましくない。条件式(8)の上限値を上回って、正レンズLpにおける光束の分離度合が大きくなると、像面への入射角が大きくなる方向に軸外光束の通過高さが高くなる。これにより、像面への光線の最大入射角が大きくなり、周辺光量の低下を低減することが困難になるため好ましくない。
条件式(9)は、正レンズLpの有効径と光学系の射出瞳距離の比に関する。条件式(9)の下限値を下回って射出瞳距離に対する正レンズLpの有効径が小さくなると、正レンズLpに入射する軸外光束の入射高さが低くなり、その分だけ軸外光束に対する屈折作用が小さくなる。これにより、像面に対する光線の最大入射角が大きくなって周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。条件式(9)の上限値を上回って射出瞳距離に対する正レンズLpの有効径が大きくなると、像側でテレセントリックな光学系に近づき、光学系の全長が長くなるため好ましくない。
条件式(10)は、光学系の焦点距離と射出瞳距離の比に関する。条件式(10)の下限値を下回って焦点距離が長くなると、軸外光束に対する屈折作用が小さくなり、像面に対する光線の最大入射角が大きくなり、周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。条件式(10)の上限値を上回って射出瞳距離が長くなると、光学系の全長が長くなるため好ましくない。
条件式(11)は、正レンズLpの焦点距離と光学系の全系の焦点距離に関する。条件式(11)の下限値を下回って正レンズLpの焦点距離が短い、すなわち正レンズLpの屈折力が強くなると、像面から射出瞳までの距離が長くなることで光学系の全長が長くなり、光学系が大型になるので好ましくない。さらに、正レンズLpの強い屈折作用により、諸収差が増大するため好ましくない。条件式(11)の上限値を上回って正レンズLpの焦点距離が長い、すなわち正レンズLpの屈折力が弱いと、正レンズLpを通過する軸外光束に対する屈折作用が小さくなる。これにより、像面に対する光線の最大入射角が大きくなって周辺光量の低下を低減することが困難となるので好ましくない。
条件式(12)は、正レンズLpと負レンズLnの焦点距離の比に関する。条件式(12)の下限値を下回って正レンズLpの屈折力が弱くなると、像面への軸外光束の入射角が大きくなって周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない条件式(12)の上限値を上回って正レンズLpの屈折力が強くなると、像面に対して入射角が小さくなりすぎて光学系の全長が長くなるので好ましくない。
条件式(13)は、正レンズLpの有効径と光学系のイメージサークルの直径の比に関する。条件式(13)の下限値を下回ってイメージサークルに対する正レンズLpの有効径が小さくなると、正レンズLpにおける、軸外光束に対する屈折作用が小さくなり、像面への入射角を小さくしづらくなるため好ましくない。条件式(13)の上限値を上回ってイメージサークルの直径に対する正レンズLpの有効径が大きくなると、正レンズLpの径が大きくなり光学系が径方向に大きくなるため好ましくない。
条件式(14)は、後群の合成焦点距離と負レンズLnの焦点距離の比に関する。条件式(14)の下限値を下回ると、負レンズLnの屈折力が弱いことにより、射出瞳距離が長くなって、光学系の全長が長くなるため好ましくない。条件式(14)の上限値を上回ると、負レンズLnの屈折力が強いことにより軸上光束と軸外光束を分離する力が過剰に大きくなり、正レンズLpを通過する軸外光束の通過高さが高くなることで像面に対する最大入射角が大きくなるため好ましくない。
条件式(15)は、正レンズLpと負レンズLnの距離と、絞りから像面の距離の比に関する。条件式(15)の下限値を下回る場合、正レンズLpと負レンズLnの距離が短すぎて、軸上光束と軸外光束を分離する力が弱くなる。これにより、正レンズLpを通過する軸外光束の通過高さが低くなりすぎて、像面に対する最大入射角を許容範囲内にしようとすると光学系の全長が長くなるため好ましくない。条件式(15)の上限値を上回る場合、正レンズLpと負レンズLnの距離が長くなって軸上光束と軸外光束を分離する力が強くなる。これにより、像面に対する最大入射角が大きくなって、周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。
条件式(16)は、負レンズLnの配置に関する。条件式(16)の下限値を下回って負レンズLnが比較的像側に配置されていると、射出瞳距離が長くなって全長が長くなるため好ましくない。条件式(16)の上限値を上回って負レンズLnが比較的物体側に配置されていると、像面に対する最大入射角が大きくなるため好ましくない。
条件式(17)は、正レンズLppと正レンズLpの距離に関する。条件式(17)の下限値を下回ると、正レンズLppと正レンズLpの径の差を確保することが困難となる。これにより、軸外光束は像面に向かって緩やかに屈折し、像面に対する最大入射角を低減しづらくなるため好ましくない。物理的に、条件式(17)の上限値を上回ることはない。条件式(17)の値が1.00に近づくにつれて、正レンズLpの径が大きくなり、光学系が径方向に大型化するため好ましくない。
条件式(18)は、正レンズLppと負レンズLnの距離に関する。なお、正レンズLppが負レンズLnよりも物体側に配置されることも、正レンズLppが負レンズLnよりも像側に配置されることもありうる。条件式(18)の下限値を下回って、負レンズLnが正レンズLppよりも物体側に配置された場合、光学系の全長が長くなるため好ましくない。また、条件式(18)の上限値を上回って、正レンズLppが負レンズLnよりも物体側に配置された場合、光学系の全長は短くなるが、像面に対する最大入射角が大きくなるため好ましくない。
条件式(19)は、正レンズLpが単レンズの場合は正レンズLpの、正レンズLpが接合レンズの構成要素の場合は当該接合レンズのシェイプファクターに関する。正レンズLpは、軸外光束を大きく屈折させることができるようにするためにも、両面に凸形状を向けたレンズであることが好ましい。さらに、軸外光束を大きく屈折させつつ、収差の発生を抑制するために、一方のレンズ面の曲率半径を他方に比べて大きくすることが好ましい。これにより、収差の発生を抑制しつつ、軸外光束を主に屈折させるレンズの外形付近において、中心付近よりも屈折作用を大きくはたらかせることができる。
条件式(19)はこの観点に鑑みて定められたものである。条件式(19)の下限値を下回って像側のレンズ面の曲率半径と物体側のレンズ面の曲率半径が近くなると、1つのレンズ面あたりの屈折力が弱くなる。これにより、軸外光束に対する屈折作用が分散されてしまい、像面に対する光線の最大入射角を低減することが困難になり、周辺光量の低下を低減することが困難となるため好ましくない。条件式(19)の上限値を上回る場合、すなわち正レンズLpがメニスカス形状である場合は、正レンズLpによる屈折力が小さくなるため好ましくない。
その他、光学系の好ましい実施例について説明する。レンズLaは、像側に凹面を向けたレンズ面を有することが好ましい。これにより、軸上光束と軸外光束とを径方向に大きく分離させた状態で正レンズLpに光線を入射させることができる。よって、正レンズLpにおいて、軸上光束に比べ軸外光束を強く屈折させることができ、像面への光線の最大入射角を低減することができる。
また、正レンズLp(又は正レンズLpを含む接合レンズ)の像側のレンズ面の曲率半径は、正レンズLp(又は正レンズLpを含む接合レンズ)の物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さい方が好ましい。正レンズLp(又は正レンズLpを含む接合レンズ)に対する入射角を比較的小さくすることで、軸外光束により生じる収差を低減できる。
さらに、光学系がズームレンズの場合は、光学系の広角端において正レンズLpを通過する軸外光束の入射高さは、光学系の望遠端において正レンズLpを通過する軸外光束の入射高さよりも高い方が好ましい。これにより、像面に対する光線の最大入射角が大きくなりやすい広角端ほど、像面に対する光線の入射角を低減する効果が高まるため、全ズーム域で最大入射角の変動を低減することができる。
さらに、条件式(4)〜(19)の数値範囲を次のように設定することが好ましい。
0.77<Φp/Φr≦1.00・・・・・・・・(4a)
1.10<fp/fpp<5.00・・・・・・・(5a)
1.20<Φp/Φpp<3.00・・・・・・・(6a)
1.20<Φp/Φa<3.00・・・・・・・・(7a)
1.20<(h^p/hp)/(h^a/ha)<4.00・・・・・・(8a)
0.40<Φp/Tk<0.90・・・・・・・・(9a)
1.00<Tk/f<4.00・・・・・・・・(10a)
0.40<fp/f<4.00・・・・・・・・(11a)
−5.00<fp/fn<−0.80・・・・・(12a)
0.55<Φp/Φi<0.90・・・・・・・(13a)
2.10<|fr/fn|<7.50・・・・・(14a)
0.03<|Δnp|/Ssk<0.60・・・(15a)
0.55<Lnsk/Ssk<0.90・・・・(16a)
0.00<|Δppp|/Ssk<0.50・・(17a)
−0.10<Δppn/Ssk<0.15・・・(18a)
0.35<|(R2+R1)/(R2−R1)|<1.00・・・・・(19a)
さらに、条件式(4)〜(19)の数値範囲を次のように設定するとより好ましい。
0.84<Φp/Φr≦1.00・・・・・・・・(4b)
1.15<fp/fpp<4.75・・・・・・・(5b)
1.30<Φp/Φpp<2.50・・・・・・・(6b)
1.30<Φp/Φa<2.50・・・・・・・・(7b)
1.30<(h^p/hp)/(h^a/ha)<3.50・・・・・・(8b)
0.50<Φp/Tk<0.80・・・・・・・・(9b)
1.00<Tk/f<3.50・・・・・・・・(10b)
0.50<fp/f<3.00・・・・・・・・(11b)
−4.50<fp/fn<−0.90・・・・・(12b)
0.60<Φp/Φi<0.85・・・・・・・(13b)
2.20<|fr/fn|<6.30・・・・・(14b)
0.05<|Δnp|/Ssk<0.40・・・(15b)
0.60<Lnsk/Ssk<0.80・・・・(16b)
0.00<|Δppp|/Ssk<0.35・・(17b)
−0.05<Δppn/Ssk<0.12・・・(18b)
0.45<|(R2+R1)/(R2−R1)|<1.00・・・・・・(19b)
なお、本発明の光学系は、条件式(1)〜(3)の代わりに、下記の条件式を用いても表される。
1.40<Φp/Φsp<3.00・・・・・・・(20)
0.20<|Δnp/fn|<1.20・・・・・・(2)
0.25<sk/f<1.00・・・・・・・・・・(3)
0.00<|Δppp|/Ssk<1.00・・・(17)
開口絞りの開口径をΦspとし、その他の記号の意味は前述と同様である。
条件式(20)を満たす正レンズは、前述の正レンズLpと同様の役割を有する。すなわち、負レンズLnによって、径方向に分離された軸上光束と軸外光束のうち、主に軸外光束を強く屈折させることで像面に対する最大入射角を低減させる。
開口絞りから離れれば離れるほど、開口絞りを通過した光の光束径は大きくなる。すなわち、条件式(20)は、間接的に、正レンズが絞りからある程度離れた位置に配置されていることを意味している。
条件式(20)の下限値を下回ると、すなわち正レンズが開口絞りに近い位置に配置されると、正レンズLpの径は小さくなり軸上と軸外光束に対する屈折作用の差が少なくなり、像面に対する光線の最大入射角を低減することが困難となるためなので好ましくない。条件式(20)の上限値を上回ると、正レンズLpの径が大きくなり、正レンズLpにおける軸外光束の通過高さが高くなり、像面への光線の最大入射角が大きくなるため好ましくない。
なお、条件式(20)は以下の条件式を満たすことがより好ましい。
1.45<Φp/Φsp<2.60・・・・・・・(20a)
さらに、条件式(20)は以下の条件式を満たすことが好ましい。
1.50<Φp/Φsp<2.40・・・・・・・(20b)
なお、(2)、(3)、(17)の好ましい数値範囲は、前述のとおりである。
さらに、条件式(2)、(3)、(17)、(20)を満たす光学系は、前述のその他の条件式のうち、少なくとも1つを満たしていることが好ましい。
[実施例1]
図1は実施例1の光学系OLの断面図であり、図2は無限遠に合焦しているときの光学系OLの収差図である。実施例1の光学系OLは、焦点距離35.7mm、Fナンバー1.85の単焦点レンズである。
光学系OLは、物体側から像側に順に配置された、前群Lf、開口絞りSP、後群Lrからなる。また、光学系OLは、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2からなる。第1レンズ群L1は8枚のレンズと開口絞りSPからなり、開口絞りSPは第1レンズ群L1を構成する2つのレンズの間に配置されている。無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、第1レンズ群L1が物体側に移動し、第2レンズ群L2は不動であり、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が変化する。
正レンズLpは、光学系OLの物体側から数えて8番目のレンズであり、焦点距離は31.56mmであり、半開角は33.02度であり、有効径は31.16mmである。正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径は、正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さく構成されている。
負レンズLnは、光学系OLの物体側から数えて7番目のレンズであり、正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaでもある。負レンズLnは像側に凹面を向けたレンズ面を有する。
レンズLppは負レンズLnの物体側に配置され、正レンズLppと負レンズLnとで接合レンズを構成している。後群Lrに配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズLmは、光学系OLの最も像側に配置されている。
これらの構成により、図2の収差図に示すように各種収差を良好に補正しつつ、像面に対する光線の最大入射角を26°に抑えることができ、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系を得ることができる。
[実施例2]
図3は実施例2の光学系OLの断面図であり、図4は無限遠に合焦しているときの光学系OLの収差図である。実施例2の光学系OLは、焦点距離20.5mm、Fナンバー2.06の単焦点レンズである。
光学系OLは、物体側から像側に順に配置された、前群Lf、開口絞りSP、後群Lrからなる。前群Lfは負の屈折力の第1レンズ群L1であり、開口絞りSP及び後群Lrは正の屈折力の第2レンズ群L2である。なお、無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、第1レンズ群L1は不動であり、第2レンズ群L2が物体側に移動し、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が変化する。
正レンズLpは、光学系OLの最も像側に配置されたレンズであり、かつ後群Lrに配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズLmでもある。正レンズLpは、焦点距離が37.35mmであり、半開角は41.99度であり、有効径は36.46mmである。正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径は、正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さく構成されている。
負レンズLnは、光学系OLの物体側から数えて9番目のレンズである。正レンズLppは、光学系OLの物体側から数えて6番目のレンズであり、開口絞りSPの像側に隣接して配置されている。
正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaは、像側に凹面を向けたレンズ面を有する。
これらの構成により、図4の収差図に示すように各種収差を良好に補正しつつ、像面に対する光線の最大入射角を21°に抑えることができ、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系を得ることができる。
[実施例3]
図5は実施例3の光学系OLの断面図であり、図6は無限遠に合焦しているときの光学系OLの収差図である。実施例3の光学系OLは、焦点距離35.7mm、Fナンバー2.88の単焦点レンズである。
光学系OLは、物体側から像側に順に配置された、前群Lf、開口絞りSP、後群Lrからなる。また、光学系OLは、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3からなる。第1レンズ群L1は5枚のレンズと開口絞りSPからなり、開口絞りSPは第1レンズ群L1を構成する2つのレンズの間に配置されている。
無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2は物体側に移動し、第3レンズ群L3は不動である。当該フォーカシングに際して、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔、及び、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔が変化する。
正レンズLpは、光学系OLの物体側から数えて8番目のレンズである。正レンズLpは、焦点距離が27.33mmであり、半開角は31.83度であり、有効径は28.09mmである。正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径は、正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さく構成されている。
負レンズLnは、光学系OLの物体側から数えて7番目のレンズであり、正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaでもある。負レンズLnは、像側に凹面を向けたレンズ面を有する。正レンズLppは負レンズLnの物体側に配置され、正レンズLppと負レンズLnとで接合レンズを構成している。後群Lrに配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズLmは、光学系OLの最も像側に配置されている。
これらの構成により、図6の収差図に示すように各種収差を良好に補正しつつ、像面に対する光線の最大入射角を27°に抑えることができ、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系を得ることができる。
[実施例4]
図7は実施例4の光学系OLの断面図であり、図8は無限遠に合焦しているときの光学系OLの収差図である。実施例4の光学系OLは、焦点距離44.7mm、Fナンバー2.85の単焦点レンズである。
光学系OLは、物体側から像側に順に配置された、前群Lf、開口絞りSP、後群Lrからなる。また、光学系OLは、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2からなる。第1レンズ群L1は5枚のレンズと開口絞りSPからなり、開口絞りSPは第1レンズ群L1を構成する2つのレンズの間に配置されている。無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、第1レンズ群L1は物体側に移動し、第2レンズ群L2は不動であり、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が変化する。
正レンズLpは、焦点距離が23.59mmであり、半開角は38.65度であり、有効径は33.56mmである。正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径は、正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さく構成されている。
負レンズLnは、光学系OLの物体側から数えて3番目のレンズであって、開口絞りSPの像側に隣接して配置されたレンズである。正レンズLppは負レンズLnの像側に隣接して配置されている。後群Lrに配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズLmは、光学系OLの最も像側に配置されている。
正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaは、像側に凹面を向けたレンズ面を有する。
これらの構成により、図8の収差図に示すように各種収差を良好に補正しつつ、像面に対する光線の最大入射角を24°に抑えることができ、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系を得ることができる。
[実施例5]
図9は実施例5の光学系OLの断面図であり、図10は無限遠に合焦しているときの光学系OLの収差図である。実施例5の光学系OLは、焦点距離35.9mm、Fナンバー2.06の単焦点レンズである。
光学系OLは、物体側から像側に順に配置された、前群Lf、開口絞りSP、後群Lrからなる。無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前群Lfと開口絞りSPと後群Lrとが同じ移動軌跡で、すなわち光学系OLの全体が物体側に移動する。
正レンズLpは、光学系OLの物体側から数えて6番目に配置されたレンズである。焦点距離は83.25mmであり、半開角は29.94度であり、有効径は32.40mmである。正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径は、正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さく構成されている。
負レンズLnは、光学系OLの物体側から数えて4番目のレンズであって、開口絞りSPの像側に隣接して配置されたレンズである。正レンズLppは負レンズLnの像側に隣接して配置されており、正レンズLppと負レンズLnとで接合レンズを構成している。正レンズLppは、正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaでもある。後群Lrに配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズLmは、光学系OLの最も像側に配置されている。
これらの構成により、図10の収差図に示すように各種収差を良好に補正しつつ、像面に対する光線の最大入射角を27°に抑えることができ、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系を得ることができる。
[実施例6]
図11は実施例6の光学系OLの広角端における断面図である。図12(A)は無限遠に合焦している時の広角端における光学系OLの収差図であり、図12(B)は無限遠に合焦している時の望遠端における光学系OLの収差図である。実施例6の光学系OLは、焦点距離16.5mm〜33.8mm、ズーム比2.1、Fナンバー4.1のズームレンズである。
光学系OLは、物体側から像側に順に配置された、前群Lf、開口絞りSP、後群Lrからなる。また、光学系OLは、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4からなる。広角端から望遠端へのズーミングに際して、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。当該ズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側へ移動したあと物体側へ移動し、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、及び第4レンズ群L4は物体側へ移動する。当該ズーミングに際して、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔は狭まり、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔は広がり、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔は狭まる。無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、第3レンズ群L3が像側へ移動する。
正レンズLpは、光学系OLの物体側から数えて13番目のレンズである。焦点距離が49.18mmであり、半開角は20.54度であり、有効径は34.51mmである。正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径は、正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さく構成されている。
負レンズLnは、光学系OLの物体側から数えて11番目のレンズである。レンズLppは負レンズLnの物体側に隣接して配置され、正レンズLppの物体側に配置されたレンズと正レンズLppと負レンズLnとにより接合レンズを構成している。
正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaは、像側に凹面を向けたレンズ面を有する。後群Lrに配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズLmは、光学系OLの最も像側に配置されている。
本実施例のように、光学系OLがズームレンズの場合は、広角端において正レンズLpを通過する軸外光束の入射高さは、望遠端において正レンズLpを通過する軸外光束の入射高さよりも高くなるように構成されている。これにより、像面に対する光線の最大入射角が大きくなりやすい広角端ほど、像面に対する光線の入射角を低減する効果が高めることができ、全ズーム域で最大入射角の変動を低減することができる。
これらの構成により、図12の収差図に示すように各種収差を良好に補正しつつ、像面に対する光線の最大入射角を23°に抑えることができ、小型かつ周辺光量の低下を低減させた光学系を得ることができる。
なお、本実施例は、正レンズLpが接合レンズの構成要素である場合であるが、ズームレンズにおいて正レンズLpを単レンズにより構成してもよい。
以上、本発明の光学系の好ましい実施例について説明したが、本発明の光学系はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、光学系のあるレンズ群の全部又は一部を防振レンズ群とし、防振目的で径方向成分を有する方向に移動させてもよい。
[数値実施例]
以下に、実施例1〜6のそれぞれに対応する数値実施例1〜6を示す。また、数値実施例1〜6において、面番号は、物体側からの光学面の順序を示す。Rは光学面の曲率半径(mm)、dは隣り合う光学面の間隔(mm)、ndとνdはそれぞれd線を基準とした光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。フラウンホーファー線のg線(波長435.8nm)、F線(486.1nm)、d線(587.6nm)、C線(656.3nm)に対する材料の屈折率をそれぞれNg、NF、Nd、NCとするとき、アッベ数νdを、
νd=(Nd−1)/(NF−NC)
として表す。BFはバックフォーカスを示す。
レンズ全長は、最も物体側の光学面から像面までの距離である。
非球面は各数値実施例中の面番号の右側に*印を付している。非球面形状は光軸方向をX軸、光軸と垂直方向をH軸、光の進行方向を正、Rを近軸曲率半径、Kを円錐定数、B、C、D、E、Fをそれぞれ非球面係数とするとき、
Figure 2019204114
で表している。非球面係数の「E−x」は10−xを意味する。
数値実施例1〜6のそれぞれにおける、条件式(1)〜(20)で用いられる各パラメータを[表1]に示す。数値実施例1〜6における、条件式(1)〜(20)に対応する値を[表2]に示す。
[数値実施例1]
単位 mm
面データ
面番号 R d Nd νd 有効径
1 -837.414 1.40 1.80810 22.8 29.97
2 35.178 4.68 27.43
3 75.060 3.35 2.00100 29.1 26.23
4 -88.847 3.50 25.76
5 -55.800 1.20 1.58032 41.2 21.49
6 17.607 5.86 1.91082 35.3 22.21
7 -5487.199 4.56 21.86
8(絞り) ∞ 2.79 20.24
9 84.383 1.80 1.72916 54.7 19.06
10 -278.246 3.64 18.72
11* -34.597 6.50 1.76802 49.2 17.26
12 -12.673 1.10 1.74077 27.8 17.45
13 121.499 4.90 21.02
14 200.119 7.18 1.80400 46.6 29.78
15 -28.591 (可変) 31.16
16 -90.842 2.70 1.81325 45.8 33.00
17 -46.016 10.20 33.31
18 -26.079 1.65 1.59270 35.3 32.44
19 -79.756 (可変) 35.06
像面 ∞

非球面データ
第11面
K=0.0000E+00 B=-3.1662E-05 C=-9.2057E-08
D=8.4502E-11 E=-1.7333E-12 F=0.0000E+00

各種データ
焦点距離 35.70
Fno 1.85
半画角(度) 31.22
像高 21.64
レンズ全長 81.87
BF 13.49
入射瞳位置 16.36
射出瞳位置 -41.76
前側主点位置 28.99
後側主点位置 -22.21

d15 1.36
d19 13.49

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 35.61 52.48 35.32 -6.26
2 16 -197.90 14.55 27.50 12.99

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -41.750
2 3 41.070
3 5 -22.930
4 6 19.280
5 9 88.980
6 11 23.070
7 12 -15.440
8 14 31.560
9 16 111.650
10 18 -66.130
[数値実施例2]
単位 mm
面データ
面番号 R d Nd νd 有効径
1 34.417 2.20 1.72916 54.7 37.25
2 16.502 0.20 28.58
3* 16.948 1.80 1.58313 59.4 28.32
4* 13.106 11.56 25.27
5 -31.273 1.30 1.48749 70.2 24.72
6 22.562 2.80 23.15
7 30.719 8.49 1.88300 40.8 23.65
8 -23.294 0.90 1.85478 24.8 22.85
9 -53.295 (可変) 22.09
10(絞り) ∞ 0.96 18.83
11* 20.088 8.58 1.58313 59.4 18.92
12 -14.953 1.00 1.83481 42.7 17.70
13 -28.429 0.15 17.57
14 59.345 4.96 1.59522 67.7 17.78
15 -16.759 1.00 1.61293 37.0 17.68
16 22.212 3.77 17.48
17 -24.187 1.30 1.85135 40.1 17.63
18* -47.158 5.03 19.37
19 102.175 11.18 1.59522 67.7 34.21
20 -27.253 (可変) 36.46
像面 ∞

非球面データ
第3面
K=0.0000E+00 B=1.7106E-05 C=-9.2057E-08
D=8.4502E-11 E=-1.7333E-12 F=0.0000E+00
第4面
K=-1.1029E+00 B=6.6803E-05 C=1.5440E-07
D=-2.6047E-10 E=2.7484E-12 F=0.0000E+00
第11面
K=0.0000E+00 B=-1.6574E-06 C=8.4594E-09
D=-8.7895E-11 E=2.4378E-12 F=0.0000E+00
第18面
K=0.0000E+00 B=6.7655E-05 C=1.6693E-07
D=1.7835E-09 E=-8.5459E-12 F=0.0000E+00

各種データ
焦点距離 20.50
Fno 2.06
半画角(度) 46.54
像高 21.64
レンズ全長 90.13
BF 13.50
入射瞳位置 18.26
射出瞳位置 -56.98
前側主点位置 32.79
後側主点位置 -7.00

d9 9.45
d20 13.50

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -205.97 29.25 -74.38 -158.89
2 10 35.39 37.93 16.68 -25.42

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -45.850
2 3 -119.850
3 5 -26.670
4 7 16.200
5 8 -49.090
6 11 16.160
7 12 -39.110
8 14 22.500
9 15 -15.430
10 17 -59.880
11 19 37.350
[数値実施例3]
単位 mm
面データ
面番号 R d Nd νd 有効径
1 -38.673 0.90 1.72825 28.5 17.68
2 27.661 0.26 16.44
3 30.504 3.12 1.91082 35.3 16.41
4 -54.805 1.02 15.87
5 -111.495 0.80 1.51742 52.4 14.27
6 17.350 0.14 13.03
7 16.698 2.75 1.88100 40.1 13.13
8 124.168 2.73 12.88
9(絞り) ∞ 2.80 12.34
10 38.650 1.41 1.76385 48.5 11.67
11 516.587 (可変) 11.42
12* -23.400 3.71 1.76802 49.2 14.93
13 -10.852 0.90 1.78472 25.7 16.15
14 234.754 3.28 20.09
15 1103.025 5.73 1.95375 32.3 26.79
16 -26.627 (可変) 28.09
17 -60.697 2.16 1.88300 40.8 29.58
18 -38.698 6.59 30.00
19 -24.580 1.60 1.59551 39.2 30.44
20 -62.769 (可変) 33.27
像面 ∞

非球面データ
第12面
K=0.0000E+00 B=-4.4141E-05 C=-2.9439E-08
D=-2.0859E-09 E=5.6739E-12 F=0.0000E+00

各種データ
焦点距離 35.70
Fno 2.88
半画角(度) 31.22
像高 21.64
レンズ全長 60.00
BF 13.15
入射瞳位置 7.95
射出瞳位置 -35.67
前側主点位置 17.54
後側主点位置 -22.55

d11 5.96
d16 1.00
d20 13.15

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 31.46 15.92 8.84 -2.82
2 12 97.71 13.63 30.42 31.28
3 17 -186.70 10.35 13.87 4.79

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -22.020
2 3 21.900
3 5 -28.950
4 7 21.640
5 10 54.620
6 12 23.350
7 13 -13.200
8 15 27.330
9 17 115.600
10 19 -68.920
[数値実施例4]
単位 mm
面データ
面番号 R d Nd νd 有効径
1 25.629 1.20 1.77799 26.0 17.84
2 16.647 0.36 17.36
3 17.958 2.96 1.88300 40.8 17.48
4 45.739 2.70 17.12
5(絞り) ∞ 10.00 14.24
6 -27.137 1.20 1.77090 26.2 15.92
7 62.111 0.15 16.52
8* 44.640 5.82 1.88300 40.8 16.69
9 -25.683 1.72 18.68
10 -40.206 2.38 1.84666 23.9 23.91
11 -29.638 (可変) 4.70
12 -20.376 1.20 1.64706 33.0 26.47
13 76.356 0.16 32.30
14 77.987 9.12 1.88300 40.8 32.69
15 -26.863 0.15 33.56
16 -28.818 1.20 1.59517 38.5 33.36
17 -493.584 (可変) 35.55
像面 ∞

非球面データ
第8面
K=0.0000E+00 B=-2.0857E-05 C=5.9814E-08
D=-2.2894E-10 E=4.7502E-13 F=0.0000E+00

各種データ
焦点距離 44.70
Fno 2.85
半画角(度) 25.83
像高 21.64
レンズ全長 62.63
BF 13.13
入射瞳位置 6.02
射出瞳位置 -37.96
前側主点位置 11.62
後側主点位置 -31.56

d11 9.18
d17 13.13

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 33.12 28.50 19.35 -10.14
2 12 -76.69 11.82 -6.06 -13.67

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -64.840
2 3 31.890
3 6 -24.360
4 8 19.210
5 10 120.730
6 12 -24.740
7 14 23.590
8 16 -51.470
[数値実施例5]
単位 mm
面データ
面番号 R d Nd νd 有効径
1 16.662 5.02 2.00100 29.1 20.33
2 212.406 0.90 1.89286 20.4 17.92
3 15.827 1.67 14.31
4* 61.177 1.90 1.85135 40.1 14.27
5* 1125.069 0.67 14.07
6(絞り) ∞ 8.33 13.66
7 -13.016 0.90 1.72825 28.5 14.85
8 -242.788 6.46 1.85135 40.1 19.47
9* -14.291 0.15 23.23
10 344.603 6.81 1.83481 42.7 30.90
11* -86.277 1.00 32.40
12 -38.941 1.63 1.64769 33.8 32.60
13 -152.656 (可変) 34.37
像面 ∞

非球面データ
第4面
K=0.0000E+00 B=-7.6176E-05 C=-5.2215E-08
D=-4.1896E-09 E=4.7502E-13 F=0.0000E+00
第5面
K=0.0000E+00 B=-7.5876E-05 C=-5.2454E-08
D=-4.2425E-09 E=5.0437E-12 F=0.0000E+00
第9面
K=0.0000E+00 B=8.3111E-05 C=1.1290E-07
D=-6.7559E-11 E=5.8465E-12 F=0.0000E+00
第11面
K=0.0000E+00 B=-6.8949E-05 C=1.9512E-07
D=-4.6150E-10 E=4.9411E-13 F=0.0000E+00

各種データ
焦点距離 35.91
Fno 2.06
半画角(度) 31.07
像高 21.64
レンズ全長 50.50
BF 15.05
入射瞳位置 9.00
射出瞳位置 -27.75
前側主点位置 14.78
後側主点位置 -20.86

d13 15.05

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 35.91 35.45 14.78 -20.86

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 17.830
2 2 -19.190
3 4 75.930
4 7 -18.920
5 8 17.610
6 10 83.250
7 12 -81.170
[数値実施例6]
単位 mm
面データ
面番号 R d Nd νd 有効径
1* 104.054 2.50 1.76802 49.2 45.91
2* 13.602 12.00 31.66
3* 64.613 1.80 1.83220 40.1 30.21
4* 35.368 2.86 28.79
5 -127.884 1.00 1.59522 67.7 28.70
6 57.293 0.20 28.74
7 37.990 5.72 1.80610 33.3 29.17
8 -124.870 (可変) 28.79
9 -78.343 2.41 1.78442 48.1 17.62
10 -45.720 1.71 18.20
11 21.878 4.06 1.77888 48.8 19.17
12 197.854 2.82 18.53
13(絞り) ∞ 2.67 17.27
14 -48.298 0.74 1.91138 35.2 16.31
15 26.393 0.15 16.10
16 14.877 5.52 1.49700 81.5 16.78
17 -42.678 0.15 16.42
18 21.573 1.00 1.85150 40.8 15.31
19 11.767 8.22 1.56560 49.5 14.13
20 -10.812 1.00 1.83220 40.1 12.59
21* -48.387 (可変) 13.67
22 322.013 1.12 1.83707 41.7 14.93
23* 28.916 (可変) 15.63
24 47.935 7.55 1.59270 35.3 33.64
25 -70.015 1.10 1.83481 42.7 34.51
26 -321.558 (可変) 35.58
像面 ∞

非球面データ
第1面
K=0.0000E+00 B=1.1865E-05 C=-2.3678E-08
D=1.1358E-11 E=1.1654E-14 F=-1.9116E-18
第2面
K=-1.0908E+00 B=2.6285E-05 C=8.5778E-08
D=-3.5421E-10 E=7.8718E-13 F=-5.5703E-15
第3面
K=0.0000E+00 B=-1.2210E-04 C=5.2126E-07
D=-1.4530E-09 E=1.7965E-12 F=0.0000E+00
第4面
K=9.1838E-01 B=-1.1915E-04 C=6.0146E-07
D=-1.9362E-09 E=3.6929E-12 F=0.0000E+00
第21面
K=0.0000E+00 B=4.0811E-05 C=2.9340E-07
D=8.9338E-10 E=3.0453E-11 F=0.0000E+00
第23面
K=0.0000E+00 B=6.1229E-06 C=-7.6025E-08
D=-7.2438E-10 E=1.9471E-12 F=0.0000E+00

各種データ
広角端 中間 望遠端
焦点距離 16.48 24.02 33.75
Fno 4.12 4.12 4.12
半画角(度) 52.70 42.01 32.66
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 117.64 109.16 110.13
BF 11.50 19.17 29.63
入射瞳位置 16.79 15.20 13.87
射出瞳位置 -34.73 -33.12 -32.06
前側主点位置 27.40 28.19 29.16
後側主点位置 -4.98 -4.85 -4.12

d8 27.41 11.26 1.77
d21 1.42 3.20 4.34
d23 11.02 9.24 8.10
d26 11.50 19.17 29.63

レンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -24.46 26.08 -0.74 -25.04
2 9 25.51 30.45 4.59 -17.68
3 22 -38.02 1.12 0.67 0.06
4 24 86.66 8.65 -0.22 -5.55

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -20.620
2 3 -96.600
3 5 -66.340
4 7 36.710
5 9 135.570
6 11 31.270
7 14 -18.640
8 16 22.930
9 18 -31.900
10 19 11.470
11 20 -16.940
12 22 -38.020
13 24 49.180
14 25 -107.430
Figure 2019204114
Figure 2019204114
[撮像装置の実施例]
本発明の撮像装置の実施例について述べる。図13は、本実施例の撮像装置(デジタルスチルカメラ)10の概略図である。撮像装置10は、カメラ本体13と、上述した実施例1乃至6のいずれかと同様である光学系OLを含むレンズ装置11と、光学系OLによって形成される像を光電変換する受光素子(撮像素子)12を備える。受光素子12としては、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子を用いることができる。
レンズ装置11とカメラ本体13は一体に構成されていても良いし、着脱可能に構成されていても良い。
本実施例の撮像装置10は、光学系OLを有することで、周辺光量の低下を低減することができる。
なお、上述した各実施例のレンズ装置は、図13に示したデジタルスチルカメラに限らず、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ、監視用カメラ等の種々の撮像装置に適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の組合せ、変形及び変更が可能である。
Lf 前群
Lr 後群
Lp 正レンズ
Ln 負レンズ
SP 開口絞り
OL 光学系

Claims (29)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、正又は負の屈折力の前群、開口絞り、正又は負の屈折力の後群からなる光学系において、
    前記後群は、
    前記後群において最も強い屈折力を有する負レンズLnと、
    前記負レンズLnよりも像側に配置された正レンズのうち、像側のレンズ面における有効径Φpが前記開口絞りの開口径Φspに対して
    1.40<Φp/Φsp<3.00
    なる条件式を満たす正レンズLpとを有し、
    前記負レンズLnの像側のレンズ面と前記正レンズLpの物体側のレンズ面の光軸上の距離をΔnp、前記負レンズLnの焦点距離をfnとし、
    前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記単焦点レンズのバックフォーカスをsk、前記単焦点レンズの焦点距離をf、前記負レンズLnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLnsk、前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における前記ズームレンズのバックフォーカスをsk、広角端における前記ズームレンズの焦点距離をf、広角端における前記負レンズLnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLnsk、広角端における前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとするとき、
    0.20<|Δnp/fn|<1.20
    0.25<sk/f<1.00
    0.50<Lnsk/Ssk<1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする光学系。
  2. 前記後群に配置されたレンズのうち最大の有効径を有するレンズの当該最大の有効径をΦrとするとき、
    0.70<Φp/Φr≦1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記後群は、前記正レンズLpの物体側に配置された正レンズのうち最も強い屈折力を有する正レンズLppを有し、
    該正レンズLppの焦点距離をfpp、前記正レンズLpの焦点距離をfpとするとき、
    1.00<fp/fpp<6.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学系。
  4. 前記後群は、前記正レンズLpの物体側に配置された正レンズのうち最も強い屈折力を有する正レンズLppを有し、
    該正レンズLppの像側のレンズ面における有効径をΦppとするとき、
    1.00<Φp/Φpp<4.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記正レンズLpの物体側に隣接して配置されたレンズLaの像側のレンズ面における有効径をΦaとするとき、
    1.00<Φp/Φa<4.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 前記レンズLaは、像側に凹面を向けたレンズ面を有することを特徴とする請求項5に記載の光学系。
  7. 前記正レンズLpの像側のレンズ面において、前記正レンズLpを通過する軸外光束の主光線の高さと前記正レンズLpを通過する軸上光束の周辺光線の高さを、それぞれh^p、hpとし、前記レンズLaの像側のレンズ面において、前記レンズLaを通過する軸外光束の主光線の高さと前記レンズLaを通過する軸上光束の周辺光線の高さを、それぞれh^a、haとするとき、
    1.00<(h^p/hp)/(h^a/ha)<5.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項5又は6に記載の光学系。
  8. 前記レンズLaは、前記負レンズLnまたは前記負レンズLnよりも像側に配置されたレンズであることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の光学系。
  9. 前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記単焦点レンズの射出瞳と像面の光軸上の距離をTkとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における、前記ズームレンズの射出瞳と像面の光軸上の距離をTkとするとき、
    0.20<Φp/Tk<1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学系。
  10. 前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記単焦点レンズの射出瞳と像面の光軸上の距離をTkとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における、前記ズームレンズの射出瞳と像面の光軸上の距離をTkとするとき、
    1.00<Tk/f<5.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光学系。
  11. 前記正レンズLpの焦点距離をfpとするとき、
    0.30<fp/f<5.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光学系。
  12. 前記正レンズLpの焦点距離をfpとするとき、
    −6.00<fp/fn<−0.70
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光学系。
  13. 前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記単焦点レンズのイメージサークルの直径をΦiとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における前記ズームレンズのイメージサークルの直径をΦiとするとき、
    0.50<Φp/Φi<1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学系。
  14. 前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記後群の焦点距離をfrとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における前記後群の焦点距離をfrとするとき、
    2.00<|fr/fn|<10.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の光学系。
  15. 前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における、前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとするとき、
    0.00<|Δnp|/Ssk<0.80
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の光学系。
  16. 前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記負レンズLnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLnsk、前記開口絞りから像面までの距離をSskとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における前記負レンズLnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLnsk、広角端における前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとするとき、
    0.50<Lnsk/Ssk<1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の光学系。
  17. 前記後群は、前記正レンズLpの物体側に配置された正レンズのうち最も強い屈折力を有する正レンズLppを有し、
    前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記正レンズLppの像側のレンズ面から前記正レンズLpの物体側のレンズ面までの光軸上の距離をΔppp、前記開口絞りから像面までの距離をSskとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における、前記正レンズLppの像側のレンズ面から前記正レンズLpの物体側のレンズ面までの光軸上の距離をΔppp、広角端における前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとするとき、
    0.00<|Δppp|/Ssk<1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の光学系。
  18. 前記後群は、前記正レンズLpの物体側に配置された正レンズのうち最も強い屈折力を有する正レンズLppを有し、
    前記光学系が単焦点レンズの場合は、前記正レンズLppの像側のレンズ面から前記負レンズLnの物体側のレンズ面までの光軸上の距離をΔppn、前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとし、
    前記光学系がズームレンズの場合は、広角端における前記正レンズLppの像側のレンズ面から前記負レンズLnの物体側のレンズ面までの光軸上の距離をΔppn、広角端における前記開口絞りから像面までの光軸上の距離をSskとするとき、
    −0.20<Δppn/Ssk<0.20
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の光学系。
  19. 前記正レンズLpは単レンズであり、前記正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径をR1、前記正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径をR2とするとき、
    0.20<|(R2+R1)/(R2−R1)|<1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の光学系。
  20. 前記正レンズLpの像側のレンズ面の曲率半径は、前記正レンズLpの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項19に記載の光学系。
  21. 前記正レンズLpは接合レンズの構成要素であって、前記接合レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR1、前記接合レンズの像側の曲率半径をR2とするとき、
    0.20<|(R2+R1)/(R2−R1)|<1.00
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の光学系。
  22. 前記接合レンズの像側のレンズ面の曲率半径は、前記接合レンズの物体側のレンズ面の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項21に記載の光学系。
  23. 前記光学系はズームレンズであって、
    広角端において前記正レンズLpを通過する軸外光束の入射高さは、前記光学系の望遠端において前記正レンズLpを通過する軸外光束の入射高さよりも高いことを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の光学系。
  24. 前記光学系に含まれる複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群からなり、
    前記第1レンズ群は複数のレンズから構成され、前記開口絞りは、前記第1レンズ群を構成する2つのレンズの間に配置され、
    無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記第1レンズ群が物体側へ移動することにより、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が変化することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の光学系。
  25. 前記光学系に含まれる複数のレンズ群は、前記前群である負の屈折力の第1レンズ群と、前記開口絞りと前記後群からなる正の屈折力の第2レンズ群からなり、無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記後群が物体側へ移動することにより、前記前群と前記後群の間隔が変化することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の光学系。
  26. 前記光学系に含まれる複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群と、負の屈折力の第3レンズ群からなり、
    前記第1レンズ群は複数のレンズから構成され、前記開口絞りは前記第1レンズ群を構成する2つのレンズの間に配置され、
    無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群が物体側へ移動することにより、隣り合うレンズ群の間隔が変化することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の光学系。
  27. 無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記前群と前記開口絞りと前記後群は同じ移動軌跡で物体側へ移動することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の光学系。
  28. 前記光学系に含まれる複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群と、負の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群からなり、前記第2レンズ群は複数のレンズから構成され、前記開口絞りは前記第2レンズ群を構成する2つのレンズの間に配置され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
    無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記第3レンズ群が像側へ移動することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項に記載の光学系。
  29. 請求項1乃至28のいずれか1項に記載の光学系と、該光学系によって形成される像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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