JP2019201885A - 造影糸 - Google Patents
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Abstract
【課題】 造影糸の構造の観点から、ガーゼからの離脱を極力防止した造影糸を提供する。【解決手段】 芯線7と、その芯線7の外周に巻回された側線5とを備え、芯線7および側線5のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなる造影糸1において、側線5は複数の素線5a,5b,5c,5d,5e,9a及び9bを撚った撚線から構成され、撚線の撚り方向を、側線5の芯線7に対する巻き方向と同一方向とした。【選択図】 図2
Description
本発明は、経糸と緯糸とを織ることにより構成されたガーゼ等の被覆用品に使用される、放射線不透過性の造影糸に関する。
従来、外科手術等で患者の血液や体液を吸収させるために使用されるガーゼは、手術後に体内から取り除かれるものであるが、手術中に血液等に染まってしまうことが多く、患者の臓器等と区別し難しくなるため、ガーゼを患者の体内へ残したまま縫合して手術を終了させてしまうおそれがあった。
そのため、手術の際には、放射線不透過性の造影糸を備えたガーゼが使用されている。このようなガーゼを使用すれば、手術後のX線撮影によって、ガーゼに備えられた放射線不透過性の造影糸がX線写真に写るため、手術中に使用したガーゼが患者の体内に残留しているか否かを容易に確認することができるのである。
一般に、このようなガーゼとしては、ガーゼを構成する多数の糸中の数本を、例えば、硫酸バリウム等のX線造影剤を含有した、シリコーン系樹脂等のプラスチック樹脂からなる放射線不透過性の造影糸に置換したものが使用されている。例えば、特許文献1には、複数本のX線造影糸5と、それらのX線造影糸5の間に配置された経糸12と、複数のX線造影糸5及び経糸12を挟むように両側に配置された複数本の密に配置された経糸11とからなるガーゼが記載されている(特許文献1の図1〜図6等参照)。
また、特許文献1には、本文献に記載のガーゼによれば、X線造影糸5がガーゼから抜け落ちにくくなる点も記載されている(特許文献1の発明の効果の欄等参照)。
しかしながら、特許文献1に記載のガーゼにおいても、手術中に造影糸がガーゼから抜け落ちてしまうことがあった。
また、特許文献1に記載のガーゼは、ガーゼ全体の構成において、造影糸がガーゼから抜け落ちることを防止しているが、造影糸と経糸と緯糸との組み合わせが複雑であり、かかるガーゼを製造することにかなりの困難性を有するという問題があった。
本発明は、従来技術が有する上述した問題に対応してなされたものであり、造影糸の構造の観点から、ガーゼからの離脱を極力防止した造影糸を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の第1の態様は、芯線と、その芯線の外周に巻回された側線とを備え、前記芯線および前記側線のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなる造影糸において、前記側線は複数の第1の素線を撚った第1の撚線から構成され、第1の撚線の撚り方向を、前記側線の前記芯線に対する巻き方向と同一方向としたことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様の造影糸において、前記第1の撚線の外周に形成された凸凹部は、その凸部及び凹部が前記芯線の長軸方向に対して略垂直な方向に沿って延び、かつ前記長軸方向に並行していることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様の造影糸において、前記芯線は、複数の第2の素線を撚った第2の撚線から構成されていることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1の態様乃至第3の態様の何れかの造影糸において、前記芯線は、その横断面視において凹部を有し、前記側線は、前記凹部に収納されていることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の態様は、第1の態様乃至第4の態様の何れかの造影糸において、前記側線は、前記芯線に溶着されていることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、芯線と、その芯線の外周に巻回された側線とを備え、芯線および側線のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなる造影糸において、側線は複数の第1の素線を撚った第1の撚線から構成され、第1の撚線の撚り方向を、側線の芯線に対する巻き方向と同一方向としたので、第1の撚線の外周に形成された凸凹部は、その凸部及び凹部が芯線の長軸方向に対して垂直傾向に並行し、造影糸がガーゼから離脱することを防止することができる。
また、本発明の第2の態様によれば、第1の態様の造影糸において、第1の撚線の外周に形成された凸凹部は、その凸部及び凹部が芯線の長軸方向に対して略垂直な方向に沿って延び、かつ長軸方向に並行しているので、造影糸がガーゼから離脱することをさらに防止することができる。
また、本発明の第3の態様によれば、第1の態様または第2の態様の造影糸において、芯線は、複数の第2の素線を撚った第2の撚線から構成されているので、第2の撚線の外周に形成された凸凹部によって、造影糸がガーゼから離脱することをさらに防止することができる。
また、本発明の第4の態様によれば、第1の態様乃至第3の態様の何れかの造影糸において、芯線は、その横断面視において凹部を有し、側線は、凹部に収納されているので、側線が芯線からズレることが防止され、造影糸がガーゼから離脱することをさらに防止することができる。
また、本発明の第5の態様によれば、第1の態様乃至第4の態様の何れかの造影糸において、側線は、芯線に溶着されているので、側線が芯線に固定され、造影糸がガーゼから離脱することをさらに防止することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
先ず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態の造影糸を使用したガーゼの概略平面図であり、図2は、第1実施形態の造影糸の拡大側面図である。
先ず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態の造影糸を使用したガーゼの概略平面図であり、図2は、第1実施形態の造影糸の拡大側面図である。
図1に示すように、患者の外科手術等に使用する被覆用品としてのガーゼ100は、複数本の緯糸(よこいと)2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g及び後述する造影糸4が、複数の経糸(たていと)3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g及び後述する造影糸1の表面と裏面とに交互に交差することによって織られて構成されている。
また、ガーゼ100は、経糸3bと経糸3cとの間に、経糸3bに隣接して造影糸1a(1)及び1p(1)を配置し、経糸3cと経糸3dとの間に、経糸3cに隣接して造影糸1b(1)及び1q(1)を配置し、経糸3dと経糸3eとの間に、経糸3dに隣接して造影糸1c(1)及び1r(1)を配置し、経糸3eと経糸3fとの間に、経糸3eに隣接して造影糸1d(1)及び1s(1)を配置し、さらには、経糸3fと経糸3gとの間に、経糸3fに隣接して造影糸1e(1)及び1t(1)を配置している。
また、ガーゼ100は、緯糸2bと緯糸2cとの間に、緯糸2bに隣接して造影糸4a(4)及び4p(4)を配置し、緯糸2cと緯糸2dとの間に、緯糸2cに隣接して造影糸4b(4)及び4q(4)を配置し、緯糸2dと緯糸2eとの間に、緯糸2dに隣接して造影糸4c(4)及び4r(4)を配置し、緯糸2eと緯糸2fとの間に、緯糸2eに隣接して造影糸4d(4)及び4s(4)を配置し、さらには、緯糸2fと緯糸2gとの間に、緯糸2fに隣接して造影糸4e(4)及び4t(4)を配置している。
なお、本実施形態においては、造影糸を緯糸または経糸に隣接して2本配置しているが、造影糸の配置状態及び配置本数については、ガーゼの仕様、またはX線に対する視認性により任意に設定することができる。
また、図1におけるガーゼ100は、紙面の都合上、その一部を記載したものであり、発明を理解し易くするために、糸間の空隙を実際のガーゼよりも誇張して拡げている。
また、図1は、発明を理解し易くするために、造影糸の領域をハッチングで図示しており、造影糸の経糸と緯糸においてハッチングの向きを異ならせている。
さらに、経糸としての造影糸1a、1b、1c、1d、1e、1p、1q、1r、1s及び1t、並びに、緯糸としての造影糸4a、4b、4c、4d、4e、4p、4q、4r、4s及び4tは、それぞれ異なる仕様の造影糸を使用しても良いが、本実施形態においては、ガーゼ100の製造のし易さ及び本発明の説明の都合上、すべて同じ仕様の造影糸1として説明する。
図2に示すように、造影糸1は、芯線7と、その芯線7の外周に疎巻きに巻回された側線5とから構成されている。
なお、本実施形態の造影糸1は、放射線不透過性を有する必要があり、芯線7及び側線5のうち、少なくとも一方が放射線不透過性である必要があるが、本実施形態では、後述するように、側線5が放射線不透過性を有するものとして説明する。もちろん、芯線7が放射線不透過性を有するものであっても良い。
芯線7は、長尺状の一本の素線から構成されている。芯線7の材料としては、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金、コバルト系合金等の金属材料、またはポリアリレート繊維等のポリエステル系繊維等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態ではポリアリレート繊維である1束のベクトラン(登録商標)が使用されている。
なお、芯線7は、中実の長尺状の素線で構成されても良く、中空の長尺状の素線で構成されても良い。
側線5(以下、「撚線5」と記す)は、複数の素線(本発明の「第1の素線」に相当)を撚った撚線5(本発明の「第1の撚線」に相当)から構成され、撚線5は、本実施形態では、5本の素線5a、5b、5c、5d及び5e(本発明の「第1の素線」に相当)並びに、2本の放射線不透過性の素線9a及び9b(本発明の「第1の素線」に相当)を撚って構成されたものである。
また、撚線5の撚り方向は、図面左方向に向かって右巻き(以下、「Z撚り」と記す)であり、撚線5の芯線7に対する巻き方向は、図面左方向に向かって右巻き(以下、「Z巻き」と記す)であり、撚線5の撚り方向と撚線5の芯線7に対する巻き方向とは同一方向である。
また、撚線5は、その外形によって凸凹部5wが形成され、凸凹部5wは撚線5の全外周面に形成されている。また、凸凹部5wは、その凸部及び凹部が芯線7の長軸方向に対して垂直傾向に並行している。
撚線5を構成する5本の素線5a、5b、5c、5d及び5eの材料としては、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金等の金属素線及びポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態ではポリ塩化ビニルが使用されている。
また、撚線5を構成する2本の放射線不透過性の素線9a及び9bの材料としては、金、銀、プラチナ合金、タングステン等の金属材料、または硫酸バリウム等の放射線不透過性の材料を含有したポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態では硫酸バリウムを含有するポリ塩化ビニルが使用されている。
本実施形態の造影糸1によれば、芯線7と、その芯線7の外周に巻回された側線5とを備え、芯線7および側線5のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなり、側線5は、複数の素線5a、5b、5c、5d及び5e、並びに、放射線不透過性の素線9a及び9bを撚った撚線5から構成され、撚線5の撚り方向を、側線5の芯線に対する巻き方向と同一方向としたので、撚線5の外周に形成された凸凹部は、その凸部及び凹部が芯線の長軸方向に対して垂直傾向に並行し、造影糸1がガーゼ100から離脱することを防止することができる。
なお、本実施形態では、側線である撚線5は、7本の素線からなる撚線としたが、素線の本数は7本に限らず、撚線を構成することができる本数であれば2本以上の素線からなるものでも良い。但し、本実施形態の凸凹部5wの効果の観点からは、可能な限り多い本数で撚線を構成する方が良い。
また、本実施形態において、側線5は、芯線7の外周に疎巻きに巻回されているものとして説明してきたが、側線5は、芯線7の外周に密巻きに巻回されても良い。その場合は、側線5を芯線7の外周に疎巻きに巻回したときよりも、造影糸のガーゼからの離脱防止の効果は若干低下する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態の造影糸の拡大側面図である。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態の造影糸の拡大側面図である。
以下、本発明の第2実施形態を説明するが、本実施形態の造影糸が配置されたガーゼは、第1実施形態のガーゼ100と同様である為説明を省略し、第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付し説明を省略する。
図3に示すように、造影糸11は、芯線7と、その芯線7の外周に疎巻きに巻回された側線15とから構成されている。
なお、本実施形態の造影糸11も、放射線不透過性を有する必要があり、芯線7及び側線15のうち、少なくとも一方が放射線不透過性である必要があるが、本実施形態では、後述するように、側線15が放射線不透過性を有するものとして説明する。また、本実施形態においても、芯線7が放射線不透過性を有するものであっても良い。
側線15(以下、「撚線15」と記す)は、複数の素線(本発明の「第1の素線」に相当)を撚った撚線15(本発明の「第1の撚線」に相当)から構成され、撚線15は、本実施形態では、5本の素線15a、15b、15c、15d及び15e(本発明の「第1の素線」に相当)並びに、2本の放射線不透過性の素線19a及び19b(本発明の「第1の素線」に相当)を撚って構成されたものである。
また、撚線15の撚り方向は、Z撚りであり、撚線15の芯線7に対する巻き方向は、Z巻きであり、撚線15の撚り方向と撚線15の芯線7に対する巻き方向とは同一方向である。
また、撚線15は、その外形によって凸凹部15wが形成され、凸凹部15wは撚線15の全外周面に形成されている。また、凸凹部15wは、凸部及び凹部が芯線7の長軸方向に対して略垂直な方向に沿って延び、かつ長軸方向に並行している。
また、撚線15を構成する5本の素線15a、15b、15c、15d及び15eの材料としては、第1実施形態の撚線5の素線5a、5b、5c、5d及び5eと同様の材料が使用可能であり、本実施形態ではポリ塩化ビニルが使用されている。
また、撚線15を構成する2本の放射線不透過性の素線19a及び19bの材料としては、第1実施形態の撚線5の素線9a及び9bと同様の材料が使用可能であり、本実施形態では硫酸バリウムを含有するポリ塩化ビニルが使用されている。
本実施形態の造影糸11によれば、芯線7と、その芯線7の外周に巻回された側線15とを備え、芯線7および側線15のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなり、側線15は、複数の素線15a、15b、15c、15d及び15e、並びに、放射線不透過性の素線19a及び19bを撚った撚線5から構成され、撚線15の外周に形成された凸凹部は、その凸部及び凹部が芯線7の長軸方向に対して略垂直な方向に沿って延び、かつ長軸方向に並行しているので、造影糸11がガーゼ100から離脱することをさらに防止することができる。
なお、本実施形態でも、側線である撚線15は、7本の素線からなる撚線としたが、素線の本数は7本に限らず、撚線を構成することができる本数であれば2本以上の素線からなるものでも良い。但し、本実施形態の凸凹部15wの効果の観点からは、可能な限り多い本数で撚線を構成する方が良い。
また、本実施形態において、側線15は、芯線7の外周に疎巻きに巻回されているものとして説明してきたが、側線15は、芯線7の外周に密巻きに巻回されても良い。その場合は、側線15を芯線7の外周に疎巻きに巻回したときよりも、造影糸のガーゼからの離脱防止の効果は若干低下する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態の造影糸の拡大側面図である。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態の造影糸の拡大側面図である。
以下、本発明の第3実施形態を説明するが、本実施形態の造影糸が配置されたガーゼは、第1実施形態のガーゼ100と同様である為説明を省略し、第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付し説明を省略する。
図4に示すように、造影糸21は、芯線27と、その芯線27の外周に疎巻きに巻回された側線25とから構成されている。
なお、本実施形態の造影糸21も、放射線不透過性を有する必要があり、芯線27及び側線25のうち、少なくとも一方が放射線不透過性である必要があるが、本実施形態では、後述するように、芯線27及び側線25が放射線不透過性を有するものとして説明する。
芯線27は、4本の素線27a、27b、27c及び27d(本発明の「第2の素線」に相当)並びに、2本の放射線不透過性の素線28a及び28b(本発明の「第2の素線」に相当)を撚って構成された撚線27(本発明の「第2の撚線」に相当)である。
また、撚線27は、その外形によって凸凹部27wが形成され、凸凹部27wは撚線27の全外周面に形成されている。また、凸凹部27wは、その凸部及び凹部が芯線27の長軸方向に対して垂直傾向に並行している。
側線25(以下、「撚線25」と記す)は、複数の素線(本発明の「第1の素線」に相当)を撚った撚線25(本発明の「第1の撚線」に相当)から構成され、本実施形態では、5本の素線25a、25b、25c、25d及び25e(本発明の「第1の素線」に相当)並びに、2本の放射線不透過性の素線29a及び29b(本発明の「第1の素線」に相当)を撚って構成されたものである。
また、撚線25の撚り方向は、Z撚りであり、撚線25の芯線27に対する巻き方向は、Z巻きであり、撚線25の撚り方向と撚線25の芯線27に対する巻き方向とは同一方向である。
また、撚線25は、その外形によって凸凹部25wが形成され、凸凹部25wは撚線25の全外周面に形成されている。また、凸凹部25wは、凸部及び凹部が芯線27の長軸方向に対して略垂直な方向に沿って延び、かつ長軸方向に並行している。
また、撚線27を構成する4本の素線27a、27b、27c及び27dの材料、及び撚線25を構成する5本の素線25a、25b、25c、25d及び25eの材料としては、第1実施形態の撚線5の素線5a、5b、5c、5d及び5eと同様の材料が使用可能であり、本実施形態ではポリ塩化ビニルが使用されている。
また、撚線27を構成する2本の放射線不透過性の素線28a及び28bの材料、及び撚線25を構成する2本の放射線不透過性の素線29a及び29bの材料としては、第1実施形態の撚線5の素線9a及び9bと同様の材料が使用可能であり、本実施形態では硫酸バリウムを含有するポリ塩化ビニルが使用されている。
本実施形態の造影糸21によれば、芯線27と、その芯線27の外周に巻回された側線25とを備え、芯線27および側線25のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなり、側線25は、複数の素線25a、25b、25c、25d、25e、29a及び29bを撚った撚線25から構成され、撚線25の外周に形成された凸凹部25wは、その凸部及び凹部が芯線27の長軸方向に対して略垂直な方向に沿って延び、かつ長軸方向に並行しており、さらに、芯線27は、複数の素線27a、27b、27c27d、28a及び28bを撚って構成された撚線27から構成されているので、造影糸21がガーゼ100から離脱することをさらに防止することができる。
なお、本実施形態でも、側線である撚線25は、7本の素線からなる撚線としたが、素線の本数は7本に限らず、撚線を構成することができる本数であれば2本以上の素線からなるものでも良い。但し、本実施形態の凸凹部25wの効果の観点からは、可能な限り多い本数で撚線を構成する方が良い。
また、本実施形態では、芯線である撚線27も、6本の素線からなる撚線としたが、素線の本数は6本に限らず、撚線を構成することができる本数であれば2本以上の素線からなるものでも良い。但し、本実施形態の凸凹部27wの効果の観点からは、可能な限り多い本数で撚線を構成する方が良い。
また、本実施形態において、側線25は、芯線27の外周に疎巻きに巻回されているものとして説明してきたが、側線25は、芯線27の外周に密巻きに巻回されても良い。その場合は、側線25を芯線27の外周に疎巻きに巻回したときよりも、造影糸のガーゼからの離脱防止の効果は若干低下する。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図5は、第4実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図5は、第4実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
以下、本発明の第4実施形態を説明するが、本実施形態の造影糸が配置されたガーゼは、第1実施形態のガーゼ100と同様である為説明を省略し、第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付し説明を省略する。
図5に示すように、造影糸31は、芯線37と、その芯線37の外周に疎巻きに巻回された側線5とから構成されている。
なお、本実施形態の造影糸31も、放射線不透過性を有する必要があり、芯線37及び側線5のうち、少なくとも一方が放射線不透過性である必要があるが、本実施形態では、後述するように、側線5が放射線不透過性を有するものとして説明する。また、本実施形態においても、芯線37が放射線不透過性を有するものであっても良い。
芯線37は、1本の素線から構成され、横断面の断面円周上に凹部36を有しており、その凹部36は、芯線37の長手方向に向かって螺旋状に形成されている。そして、側線5は、芯線37の長手方向に螺旋状に形成された凹部36内に沿うように、芯線37の外周に疎巻きに巻回されている。
なお、撚線5は、その外形によって凸凹部5wが形成され、凸凹部5wは撚線5の全外周面に形成されている。また、凸凹部5wは、その凸部及び凹部が芯線37の長軸方向に対して垂直傾向に並行している。
また、撚線5の撚り方向は、Z撚りであり、撚線5の芯線37に対する巻き方向は、Z巻きであり、撚線5の撚り方向と撚線5の芯線37に対する巻き方向とは同一方向である。
また、芯線37の材料としては、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金、コバルト系合金等の金属材料、またはポリアリレート繊維等のポリエステル系繊維等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態ではステンレス鋼が使用されている。
本実施形態の造影糸31によれば、芯線37と、その芯線37の外周に巻回された側線5とを備え、芯線37および側線5のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなり、側線5は、複数の素線5a、5b、5c、5d及び5e、並びに、放射線不透過性の素線9a及び9bを撚った撚線5から構成され、撚線5の外周に形成された凸凹部5wは、その凸部及び凹部が芯線37の長軸方向に対して垂直傾向に並行し、さらに、芯線37は、その横断面視において凹部36を有し、側線5は、凹部36に収納されているので、側線5が芯線37からズレることが防止され、造影糸31がガーゼ100から離脱することをさらに防止することができる。
なお、本実施形態でも、側線である撚線5は、7本の素線からなる撚線としたが、素線の本数は7本に限らず、撚線を構成することができる本数であれば2本以上の素線からなるものでも良い。但し、本実施形態の凸凹部5wの効果の観点からは、可能な限り多い本数で撚線を構成する方が良い。
また、本実施形態では、使用する側線を第1実施形態の側線5として説明してきたが、それに限られるものではなく、側線は、第2実施形態の側線15であっても良く、第3実施形態の側線25であっても良い。
また、本実施形態では、芯線37を1本の素線としたが、素線の本数は1本に限らず、複数の素線からなる撚線であっても良い。しかしながら、芯線を1本の素線とした方が凹部を形成し易くなる。
さらに、本実施形態において、側線5は、芯線37の外周に疎巻きに巻回されているものとして説明してきたが、側線5は、芯線37の外周に密巻きに巻回されても良い。その場合は、凹部36を芯線37の表面に密に形成する必要がある。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図6は、第5実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図6は、第5実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
以下、本発明の第5実施形態を説明するが、本実施形態の造影糸が配置されたガーゼは、第1実施形態のガーゼ100と同様である為説明を省略し、第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付し説明を省略する。
図6に示すように、造影糸41は、芯線47と、その芯線47の外周に疎巻きに巻回された側線5とから構成されている。
なお、本実施形態の造影糸41も、放射線不透過性を有する必要があり、芯線47及び側線5のうち、少なくとも一方が放射線不透過性である必要があるが、本実施形態では、後述するように、側線5が放射線不透過性を有するものとして説明する。また、本実施形態においても、芯線47が放射線不透過性を有するものであっても良い。
芯線47は、1本の素線から構成されている。そして、側線5は、芯線47の表面に、芯線47の長手方向に向かって螺旋状に溶着部48で溶着され、芯線47の外周に疎巻きに巻回されている。
なお、撚線5は、その外形によって凸凹部5wが形成され、凸凹部5wは撚線5の全外周面に形成されている。また、凸凹部5wは、その凸部及び凹部が芯線47の長軸方向に対して垂直傾向に並行している。
また、撚線5の撚り方向は、Z撚りであり、撚線5の芯線47に対する巻き方向は、Z巻きであり、撚線5の撚り方向と撚線5の芯線47に対する巻き方向とは同一方向である。
また、芯線47の材料としては、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金、コバルト系合金等の金属材料、またはポリアリレート繊維等のポリエステル系繊維等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態ではステンレス鋼が使用されている。
本実施形態の造影糸41によれば、芯線47と、その芯線47の外周に巻回された側線5とを備え、芯線47および側線5のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなり、側線5は、複数の素線5a、5b、5c、5d及び5e、並びに、放射線不透過性の素線9a及び9bを撚った撚線5から構成され、撚線5の外周に形成された凸凹部5wは、その凸部及び凹部が芯線47の長軸方向に対して垂直傾向に並行し、さらに、撚線5は、芯線47に溶着されているので、撚線5が芯線47に固定され、造影糸41がガーゼ100から離脱することをさらに防止することができる。
なお、本実施形態でも、側線である撚線5は、7本の素線からなる撚線としたが、素線の本数は7本に限らず、撚線を構成することができる本数であれば2本以上の素線からなるものでも良い。但し、本実施形態の凸凹部5wの効果の観点からは、可能な限り多い本数で撚線を構成する方が良い。
また、本実施形態では、使用する側線を第1実施形態の側線5として説明してきたが、それに限られるものではなく、側線は、第2実施形態の側線15であっても良く、第3実施形態の側線25であっても良い。
また、本実施形態では、芯線47を1本の素線としたが、素線の本数は1本に限らず、複数の素線からなる撚線であっても良い。
さらに、本実施形態において、側線5は、芯線47の外周に疎巻きに巻回されているものとして説明してきたが、側線5は、芯線47の外周に密巻きに巻回されても良い。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図7は、第6実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図7は、第6実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
本実施形態は、芯線と、その芯線の外周に巻回された側線とを備え、前記芯線および前記側線のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなる造影糸において、前記芯線は、その横断面視において凹部を有し、前記側線は、前記凹部に収納されていることを特徴とする造影糸である。
以下、本発明の第6実施形態を説明するが、本実施形態の造影糸が配置されたガーゼは、第1実施形態のガーゼ100と同様である為説明を省略し、第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付し説明を省略する。
図7に示すように、造影糸51は、芯線57と、その芯線57の外周に疎巻きに巻回された側線55とから構成されている。
なお、本実施形態の造影糸51も、放射線不透過性を有する必要があり、芯線57及び側線55のうち、少なくとも一方が放射線不透過性である必要があるが、本実施形態では、後述するように、側線55が放射線不透過性を有するものとして説明する。また、本実施形態においても、芯線57が放射線不透過性を有するものであっても良い。
芯線57は、1本の素線から構成され、横断面の断面円周上に凹部56を有しており、その凹部56は、芯線57の長手方向に向かって螺旋状に形成されている。そして、側線55は、芯線57の長手方向に螺旋状に形成された凹部56内に沿うように、芯線57の外周に疎巻きに巻回されている。
また、芯線57の材料としては、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金、コバルト系合金等の金属材料、またはポリアリレート繊維等のポリエステル系繊維等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態ではステンレス鋼が使用されている。
また、側線55も、1本の素線から構成されており、側線55の材料としては、金、銀、プラチナ合金、タングステン等の金属材料、または硫酸バリウム等の放射線不透過性の材料を含有したポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態では硫酸バリウムを含有するポリ塩化ビニルが使用されている。
本実施形態の造影糸51によれば、芯線57と、その芯線57の外周に巻回された側線55とを備え、芯線57および側線55のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなり、芯線57は、その横断面視において凹部56を有し、側線55は、凹部56に収納されているので、側線55が芯線57からズレることが防止され、造影糸51がガーゼ100から離脱することをさらに防止することができる。
なお、本実施形態では、芯線57を1本の素線としたが、素線の本数は1本に限らず、複数の素線からなる撚線であっても良い。しかしながら、芯線を1本の素線とした方が凹部を形成し易くなる。
さらに、本実施形態において、側線55は、芯線57の外周に疎巻きに巻回されているものとして説明してきたが、側線55は、芯線57の外周に密巻きに巻回されても良い。その場合は、凹部56を芯線57の表面に密に形成する必要がある。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。図8は、第7実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。図8は、第7実施形態の造影糸の拡大横断面図である。
本実施形態は、芯線と、その芯線の外周に巻回された側線とを備え、前記芯線および前記側線のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなる造影糸において、前記側線は、前記芯線に溶着されていることを特徴とする造影糸である。
以下、本発明の第7実施形態を説明するが、本実施形態の造影糸が配置されたガーゼは、第1実施形態のガーゼ100と同様である為説明を省略し、第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付し説明を省略する。
図8に示すように、造影糸61は、芯線67と、その芯線67の外周に疎巻きに巻回された側線65とから構成されている。
なお、本実施形態の造影糸61も、放射線不透過性を有する必要があり、芯線67及び側線65のうち、少なくとも一方が放射線不透過性である必要があるが、本実施形態では、後述するように、側線65が放射線不透過性を有するものとして説明する。また、本実施形態においても、芯線67が放射線不透過性を有するものであっても良い。
芯線67は、1本の素線から構成されている。そして、側線65は、芯線67の表面に、芯線67の長手方向に向かって螺旋状に溶着部68で溶着され、芯線67の外周に疎巻きに巻回されている。
また、芯線67の材料としては、ステンレス鋼、Ni−Ti系合金、コバルト系合金等の金属材料、またはポリアリレート繊維等のポリエステル系繊維等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態では一束のポリアリレート繊維であるベクトラン(登録商標)が使用されている。
側線65も、1本の素線から構成されており、側線65の材料としては、金、銀、プラチナ合金、タングステン等の金属材料、または硫酸バリウム等の放射線不透過性の材料を含有したポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂材料であって、生体適合性を有する材料であれば特に限定されないが、本実施形態では硫酸バリウムを含有するポリ塩化ビニルが使用されている。
本実施形態の造影糸61によれば、芯線67と、その芯線67の外周に巻回された側線65とを備え、芯線67および側線65のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなり、側線65は、芯線67に溶着されているので、側線65が芯線67に固定され、造影糸61がガーゼ100から離脱することをさらに防止することができる。
なお、本実施形態では、芯線67を1本(1束)の素線としたが、素線の本数は1本(1束)に限らず、複数の素線からなる撚線であっても良い。
また、本実施形態において、側線65は、芯線67の外周に疎巻きに巻回されているものとして説明してきたが、側線65は、芯線67の外周に密巻きに巻回されても良い。
以上、本発明の各種実施形態の造影糸について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施することが可能である。
例えば、上述の実施形態においては、説明の都合上、造影糸を、直線状の芯線と、その直線状の芯線の外周に螺旋状に巻回された側線として説明してきたが、上述した効果を想定し得るものであれば、芯線と側線とが相互に螺旋状に絡み合った造影糸であっても良い。
また、上述の実施形態においては、本発明の造影糸をガーゼに適用した例を説明してきたが、ガーゼに限定されるものではなく、本発明の造影糸は、パッド、脱脂綿等の種々の医療用被覆用品に適用可能である。
1,4,11,21,31,41,51,61・・・造影糸
2・・・緯糸
3・・・経糸
5,15,25,55,65・・・側線
7,27,37,47,57,67・・・芯線
9,19,28,29・・・放射線不透過素線
36,56・・・凹部
48,68・・・溶着部
100・・・ガーゼ
2・・・緯糸
3・・・経糸
5,15,25,55,65・・・側線
7,27,37,47,57,67・・・芯線
9,19,28,29・・・放射線不透過素線
36,56・・・凹部
48,68・・・溶着部
100・・・ガーゼ
Claims (5)
- 芯線と、その芯線の外周に巻回された側線とを備え、
前記芯線および前記側線のうち少なくとも一方が放射線不透過性の素線からなる造影糸において、
前記側線は複数の第1の素線を撚った第1の撚線から構成され、第1の撚線の撚り方向を、前記側線の前記芯線に対する巻き方向と同一方向としたことを特徴とする造影糸。 - 前記第1の撚線の外周に形成された凸凹部は、その凸部及び凹部が前記芯線の長軸方向に対して略垂直な方向に沿って延び、かつ前記長軸方向に並行していることを特徴とする請求項1に記載の造影糸。
- 前記芯線は、複数の第2の素線を撚った第2の撚線から構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の造影糸。
- 前記芯線は、その横断面視において凹部を有し、
前記側線は、前記凹部に収納されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の造影糸。 - 前記側線は、前記芯線に溶着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の造影糸。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018098960A JP2019201885A (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 造影糸 |
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JP2018098960A JP2019201885A (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 造影糸 |
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JP2018098960A Pending JP2019201885A (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 造影糸 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7330562B1 (ja) | 2022-09-06 | 2023-08-22 | 松文産業株式会社 | 医療用ガーゼ |
-
2018
- 2018-05-23 JP JP2018098960A patent/JP2019201885A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7330562B1 (ja) | 2022-09-06 | 2023-08-22 | 松文産業株式会社 | 医療用ガーゼ |
WO2024053517A1 (ja) * | 2022-09-06 | 2024-03-14 | 松文産業株式会社 | 医療用ガーゼ |
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