JP2019201822A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当りと判定された場合に特定の図柄(ラッキーナンバー)を表示可能でも抽選によってラッキーナンバー、又はラッキーナンバー以外の図柄を選択するだけで、遊技店の用途や目的に応じて特定の図柄が選択される確率を調整することができなかった。【解決手段】大当りと判定された場合に複数の情報図柄のうちから一の情報図柄を選択し、選択した情報図柄を情報図柄表示装置に表示する弾球遊技機において、複数の情報図柄のうち所定の情報図柄が選択される選択確率が異なる複数の図柄選択テーブルがあり、弾球遊技機の背面に設け、演出音の音量を設定するための背面音量設定スイッチの操作によって複数の設定値のうち所定の設定値が選択される場合には、設定される音量範囲は同じだが、選択される図柄選択テーブルが異なる。【選択図】図23

Description

本発明は、パチンコ機(以下、弾球遊技機ともいう)に関するものである。
従来、発射した遊技球が始動口に入球することに起因して乱数値を抽出し、該抽出した乱数値によって遊技者にとって有利な状態である大当り遊技を発生させるか否かの判定を行い、該判定結果を報知する弾球遊技機がある。
弾球遊技機が設置されたパチンコ店には、大当りと判定された場合に特定の図柄(ラッキーナンバー)を表示可能とする弾球遊技機を用いて、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了の際に)、遊技者が所有している遊技球を景品に交換するか、そのまま遊技球を所有して遊技を継続するか決める、ラッキーナンバー制を採用するところがある。
特開2005−177121号公報
大当りと判定された場合に特定の図柄(ラッキーナンバー)を表示可能とする従来の弾球遊技機は、抽選によってラッキーナンバー、又はラッキーナンバー以外の図柄を選択するだけであって、遊技店の用途や目的に応じて特定の図柄が選択される確率を調整することができなかった。
そこで、本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、遊技店の用途や目的などに応じて図柄が選択される確率を調整することが可能な弾球遊技機を提供することを目的とした。
上記課題を解決するためになされた本発明の請求項1に記載の弾球遊技機は、遊技盤上に設けられた始動口に遊技球が入賞したことに起因して数値データを抽出し、該数値データに基づいて当否判定を行う当否判定手段と、該当否判定手段により当りと判定されることに基づいて、当り遊技を実行する当り遊技手段と、演出表示を制御する演出制御手段と、該演出表示に応じた演出音の音量を調整可能な演出音調整手段と、弾球遊技機の背面に設けられ、前記演出音調整手段により調整できる音量範囲を設定するための背面音量設定スイッチとを備えた弾球遊技機において、前記当否判定手段により当りと判定されたことに基づいて、複数の情報図柄のうちから一つの情報図柄を選択する図柄選択手段と、該図柄選択手段により選択された情報図柄を表示する情報図柄表示手段と、前記図柄選択手段によって、前記複数の情報図柄のうちから所定の情報図柄が選択される選択確率が異なる複数の図柄選択テーブルから一の図柄選択テーブルを選択する図柄選択テーブル選択手段とを備え、前記背面音量設定スイッチの操作により複数の設定値の中から1の設定値を選択することで、少なくとも該選択された設定値に対応している音量範囲に設定されるものとし、前記背面音量設定スイッチの操作により所定の設定値を選択する場合には、設定される音量範囲は同一だが、前記図柄選択テーブル選択手段により選択される図柄選択テーブルが異なることを特徴とする。
当否判定手段と及び当り遊技手段は主制御装置が備え、演出制御手段、演出音調整手段、背面音量設定スイッチ、図柄選択手段、情報図柄表示手段及び図柄選択テーブル選択手段はサブ制御装置が備える構成となっている。
請求項1の発明よれば、遊技店の店員によって所定の情報図柄が選択される選択確率を異ならせることで、遊技店の用途や目的に応じて所定の情報図柄が選択される選択確率を調整することができ、選択確率が異なることで情報図柄が表示されることへの遊技者の期待感を高め、所定の情報図柄に対する面白みを向上させることができる。
また、図柄選択テーブルを選択するために専用のスイッチなどを新たに設ける必要はなく、多大な開発費をかけずにすむ。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、当該弾球遊技機の前面側に設け、前記背面音量設定スイッチの操作により選択された設定値に応じた報知を行う報知手段を備え、前記所定の設定値に該当する設定値に応じて、前記報知手段により行われる報知の報知態様が異なることを特徴とする。
複数の設定値のうち、所定の設定値に該当する設定値に応じて報知手段により行われる報知態様は、複数の設定値のうちの所定の設定値以外の設定値に応じて報知手段により行われる報知の報知態様が異なる構成としてもよい。また、所定の設定値に該当する設定値に応じて報知手段により行われる報知の報知態様に、複数の設定値のうちの所定の設定値以外の設定値に応じて報知手段により行われる報知の報知態様と同一のものと異なるものが含まれる構成でもよい。この構成の場合、所定の設定値に該当する設定値と所定の設定値以外の設定値との違いの判断が困難とならないように、複数の設定値のうちの所定の設定値以外の設定値に応じて報知手段により行われる報知の報知態様と異なるものが多く含まれる構成が好適である。
請求項2の発明によれば、弾球遊技機の背面に設けられた背面音量設定スイッチを操作して、弾球遊技機の前面側に行われる報知態様を確認しながら、選択する設定値を決めることが可能となる。
(a)本発明のパチンコ機50の正面図,(b)十字キー69の拡大平面図。 パチンコ機50の遊技盤1の正面図。 (a)パチンコ機50の背面図,(b)背面音量設定スイッチ91の拡大平面図。 パチンコ機50の電気構成図。 パチンコ機50の音量設定の操作に関する説明図。 音量設定表示装置92の報知パターンの説明図。 パチンコ機50の主制御装置80で実行されるメインルーチンの概要を示すフローチャート。 主制御装置80が実行する入賞確認処理のフローチャート。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート1。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート2。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート3。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート4。 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート1。 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート2。 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート3。 サブ統合制御装置83が実行する音量設定処理のフローチャート。 サブ統合制御装置83が実行する音量レベル表示消去処理のフローチャート。 サブ統合制御装置83が実行する情報図柄制御処理1のフローチャート。 サブ統合制御装置83が実行する情報図柄制御処理2のフローチャート。 サブ統合制御装置83が実行する音量設定表示制御処理のフローチャート。 演出図柄表示装置6における演出例。 設定値と図柄選択テーブルを示す表1。 設定値と図柄選択テーブルを示す表2。
以下に本発明の好適な実施形態について説明する。尚、本発明の実施の形態は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採ることができ、各実施例に記載された内容を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
[実施例1]
図1(a)に示すように、遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態などに応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
上皿55の上部ほぼ中央には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられている。また、演出ボタン67は、その周囲にジョグダイヤル68を備えたものとなっている。
演出ボタン67を遊技者が所定期間中に押下することで、後述する演出図柄表示装置6の画面に表示される演出内容を変化させ、スピーカにより出力される遊技音が変化させるものとなっている。また、ジョグダイヤル68を回転させることにより、演出用の画像に変化を与えることが可能に構成されている。
このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。更に上皿55の左側には、十字キー(前面音量設定スイッチ)69が設置されている。
図1(b)に示すように、十字キー(前面音量設定スイッチ)69は十字キー上ボタン69a、十字キー下ボタン69b、十字キー左ボタン69c、十字キー右ボタン69d及び十字キー中ボタン69eの5つの操作ボタンにより構成されている。該十字キー69を用いて、遊技者はパチンコ機の演出音の音量の設定変更を行うことができる。この場合、十字キー上ボタン69aにより音量を大きくし、十字キー下ボタン69bにより音量を小さくすることができる。尚、十字キー69による音量の設定変更は10段階の調整が可能とされる。
図2は、本実施例のパチンコ機の遊技盤1の正面図である。なお、このパチンコ機の全体的な構成は公知技術に従っているので図示及び説明は省略する。図2に示すように遊技盤1には、公知のガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。この遊技領域4には多数の遊技釘3が打ち付けられている。
遊技領域4のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、液晶表示装置であり演出図柄を表示する演出図柄表示装置6の画面を臨ませる窓等を備えている。センターケース5の左下には、第1始動口11(第1特別図柄に対応する始動口)が配置されている。また、第1始動口11の右下方には、第2始動口12(第2特別図柄に対応する始動口)が配置されている。第2始動口12の上方には、普通図柄作動ゲート17が配置されている。第2始動口12は開閉可能な翼片を供えた普通電動役物を備えている。
本実施例では、特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)で大当り図柄が確定表示される場合に、後述する大入賞口14を開放する大当り遊技が発生することになる。
なお、本実施例では、大当り遊技の終了後に低確率遊技状態よりも大当りと判定される確率が高い高確率遊技状態に移行可能となっている。また、大当り遊技終了後に第2始動口12への入球を容易にする開放延長機能と特別図柄表示装置での変動表示時間を短くする時短機能が作動した開放延長状態に移行可能となっている。一方、開放延長機能と時短機能が作動していない遊技状態を非開放延長状態という。
センターケース5に、6個のランプが設けられた音量設定表示装置92が備えられている。
遊技領域3の左下部には、複数個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、第1特別図柄保留数表示装置18と、第2特別図柄保留数表示装置19と、普通図柄保留数表示装置8と、7セグメント表示装置からなる第1特別図柄表示装置9・第2特別図柄表示装置10とが配置されている。
センターケース5の右下方には、7セグメント表示装置からなる情報図柄表示装置93(以下、ラッキーナンバー表示装置ともいう)が配置されている。大当りとなると、情報図柄表示装置93の変動が開始され、所定期間を経過すると、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」のうち、何れかの番号を示す情報図柄が確定表示されることになる。なお、本実施例では、情報図柄は数字で示しているが、アルファベットやその他の記号といった識別可能であればどのようなものでもよい。
第2始動口12の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置されている。また、第1始動口11の左上方には、左入賞口31が設けられている。センターケース5の右方には第2右入賞口32が設けられている。なお、この左入賞口31、右入賞口32が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
パチンコ機の裏面は図3に示すとおり、前述した遊技盤1を脱着可能に取り付ける内枠70が前述した外枠51に収納されている。この内枠70には、上方から、球タンク71、タンクレール72及び払出装置73が設けられている。この構成により、遊技盤1上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球を払出装置73により前述した上皿55に排出することができる。また、パチンコ機50の裏側には(図4も参照のこと)、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。なお、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83がサブ制御装置に該当する。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置84が描かれていないが、発射制御装置84は払出制御装置81の下に設けられている。また、球タンク71の右側には、外部接続端子78が設けられており、この外部接続端子78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータに送られる。なお、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子78には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用(枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子78を介してホールコンピュータへ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
更にパチンコ機50の裏側にはサブ統合制御装置83に、遊技施設の従業員が演出音の基準となる初期設定音量、即ち電源復旧によるリセット後などのデフォルトとなる音量を設定するための背面音量設定スイッチ91が設置されている。
図3(b)に示すように、背面音量設定スイッチ91はロータリー式スイッチであり、16段階の音量(「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「F」)に設定可能とされている。
このパチンコ機の電気的構成は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するだけのためのいわゆる中継基板及び電源回路等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では発射制御装置84にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置84にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
なお、パチンコ機50には、サブ統合制御装置83に設けられたRAMの内容を保持するバックアップ電源が備えられていない構成となっている。
なお、電源基板85は、コンデンサを含み構成されたバックアップ電源生成回路によりバックアップ電源を生成する構成となっており、バックアップ電源は、主制御装置80のRAMへと供給される。これにより、主制御装置80のRAMのバックアップを行うことができ、パチンコ機50への電源供給が停止した後も、一定時間にわたり電源供給が停止した直前の主制御装置80のRAMの内容(例えば、パチンコ機50の遊技状態など)を保持する構成となっている。
一方、本実施例の電源基板85が生成するバックアップ電源は、サブ統合制御装置83へ供給されないため、パチンコ機50への電源供給が停止した後は、サブ統合制御装置83のRAMに保持されている記憶は消去される。具体的には、情報図柄表示惣装置93に情報図柄が表示された場合に、電源供給が停止すると、サブ統合制御装置83のRAMに保持されている記憶は消去され、再度電源供給しても電源供給が停止前に表示されていた数字が表示されることはない。なお、電源投入時から通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)にて大当りとされるまで表示されない構成となっている、
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄を作動させる普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、左入賞口31に入球した遊技球を検出する左入賞口スイッチ31a、右入賞口32に入球した遊技球を検出する右入賞口スイッチ32aの検出信号が入力される。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10と普通図柄保留数表示装置8の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19及び普通図柄表示装置7の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通電動役物ソレノイド(図4では普電役物ソレノイドと表記)12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出スイッチ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出スイッチ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81はガラス枠開放スイッチ35、内枠開放スイッチ36、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンクに遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81はCRユニット端子板24を介してプリペイドカードユニットと交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、CRユニット端子板24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン、精算を要求するための返却ボタン、残高表示器が接続されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子78を介して賞球に関する情報、枠(内枠、前枠)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータに送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技領域4に遊技球を発射させる。なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドル64からの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
サブ統合制御装置83はサブ制御装置に該当し、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用、ランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカからの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ26を制御する。また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67、ジョグダイヤル68、十字キー(前面音量設定スイッチ)69が接続されており、遊技者が演出ユニット67、68、69を操作した際には、その操作信号がサブ統合制御装置83に入力される。なお、ジョグダイヤル68を演出図柄制御装置82に接続する構成にしてもよい。
サブ統合制御装置83は、背面音量設定スイッチ91の操作によって設定された音量に基づいて音量設定表示装置92を制御する。また、サブ統合制御装置83は情報図柄表示装置93の表示を制御する。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
ここで、図5を用いて、十字ボタン69によって設定可能な音量レベル(スピーカ66から出力される音の大きさ)の設定範囲について説明する。
十字ボタン69によって調節可能な効果音出力の音量レベルは、レベル1からレベル10までの10段階あり、この範囲の中で4種類の音量レベルの範囲設定を行う構成となっている。
具体的には、背面音量設定スイッチ91によって「設定値0」を選択すると、無音となる。
背面音量設定スイッチ91によって「設定値1」、「設定値2」、「設定値F」にすると、十字ボタン69によって調節可能な効果音出力の音量レベルは1から10まで全ての範囲に設定され、当該範囲において調節可能となり、これならば、遊技者が全ての音量レベルの中から好適な音量レベルを選択することができる。
背面音量設定スイッチ91によって「設定値3」、「設定値4」にすると、音量レベル3から10までの範囲に設定され、当該範囲において調節可能となり、遊技店として音量が小さすぎて閑散とした雰囲気を出したくない場合は音量レベルに下限を設けた本段階が好適である。
背面音量設定スイッチ91によって「設定値5」、「設定値6」、「設定値7」にすると、音量レベル1から7までの範囲に設定され、当該範囲において調節可能となり、遊技店として音量が大きすぎて周りの遊技客に迷惑をかけたくない場合は音量レベルに上限を設けた本段階が好適である。
背面音量設定スイッチ91によって「設定値8」、「設定値9」にすると、音量レベル3から7までの範囲(最も狭い)に設定され、当該範囲おいて調節可能となり、音量レベルが小さすぎるのも大きすぎるのも避けたい場合に本段階が好適である。
背面音量設定スイッチ91によって「設定値A」、「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」にすると、音量レベル1から7までの範囲に設定され、当該範囲において調節可能となり、遊技店として音量が大きすぎて周りの遊技客に迷惑をかけたくない場合は音量レベルに上限を設けた本段階が好適である。
次に、背面音量設定スイッチ91と音量設定表示装置92の関係性について説明する。
音量設定表示装置92には6つのランプが配置されており(図6(a)を参照)、背面音量設定スイッチ91の操作によって設定された設定値によって、6つのランプのうち、点灯するランプが異なるものとなっている。
例えば、背面音量設定スイッチ91を操作して設定値を「A」にすると、所定期間(例えば、5秒)、図6(b)に示すように第1ランプ92aが点灯する。
背面音量設定スイッチ91を操作して設定値を「B」にすると、所定期間(例えば、5秒)、図6(c)に示すように第2ランプ92bが点灯する。
背面音量設定スイッチ91を操作して設定値を「C」にすると、所定期間(例えば、5秒)、図6(d)に示すように第3ランプ92cが点灯する。
背面音量設定スイッチ91を操作して設定値を「D」にすると、所定期間(例えば、5秒)、図6(e)に示すように第4ランプ92dが点灯する。
背面音量設定スイッチ91を操作して設定値を「E」にすると、所定期間(例えば、5秒)、図6(f)に示すように第5ランプ92eが点灯する。
背面音量設定スイッチ91を操作して設定値を「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「F」の何れかに設定すると、所定期間(例えば、5秒)、図6(g)に示すように第6ランプ92fが点灯する。
主制御装置80が実行するメインルーチンを図7に従って説明する。メインルーチンは、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される。本実施形態では、S10〜S65までの1回だけ実行される処理を「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS70の処理を「残余処理」と称する。「本処理」は上記割り込みにより定期的に実行されることになる。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、たいていが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
正常割り込みでないと判断されると(S10:no)、初期設定(例えば前記メモリの所定領域への所定値を書き込み、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み等)が為され(S15)、残余処理(S70)に移行する。
正常割り込みとの肯定判断がなされると(S10:yes)、初期値乱数更新処理が実行される(S20)。この処理は、初期値乱数の値についてこの処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、この処理実行前の初期値乱数の値に+1するが、この処理を実行する前の乱数値が最大値である「3899」のときには次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「3899」までの3900個の整数を繰り返し昇順に作成する。
S20に続く大当り決定用乱数更新処理(S25)は、初期値乱数更新処理と同様に処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、最大値である「3899」のときは次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「3899」までの3900個の整数を繰り返し昇順に作成する。なお、大当り決定用乱数の最初の値は、初期値乱数設定処理で設定された値となる。この値が250であったとすると、大当り決定用乱数は「250」「251」「252」・・・「3900」「0」「1」・・・と更新されていく。
なお、大当り決定用乱数が1巡(3900回、更新されること)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1巡すると、その時の初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行う。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。前述の例では大当り決定用乱数が「249」になると1巡であるから、「249」の次は前記初期値乱数の値となる。仮に初期値乱数の値が「87」だったとすると、「249」「87」「88」・・・「3900」「0」「1」・・・「86」と変化していき、「86」の次は新たな前記初期値乱数の値となる。通常確率遊技状態(確率変動機能の未作動時)で大当りと判定される値の数は13で、「775〜778」、「1775〜1778」、「2775〜2779」となる。また、高確率遊技状態(確率変動機能の作動時)で大当りと判定される値の数は13よりも大きい数となる。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S30)は「0」〜「99」の100個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
S30に続く当り決定用乱数更新処理(S35)は、「0」〜「996」の997個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、当選することとなる値は通常確率状態では31〜40、高確率状態では31〜996である。なお、この当り決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
リーチ判定用乱数更新処理(S40)は、「0」〜「228」の229個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
変動パターン決定用乱数更新処理(S45)は、「0」〜「1020」の1021個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
続く入賞確認処理(S50)では、第1始動口11、第2始動口12の入賞の確認及びパチンコ機50に設けられ主制御装置80に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。
遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
続いて、大当りか否かを判定する条件成立判定手段としての当否判定処理(S55)を行う。この当否判定処理(S55)が終了すると、続いて画像出力処理等の各出力理(S60)が実行される。
各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
続く不正監視処理(S65)は、普通入賞口(左入賞口31、右入賞口32)に対する不正が行われていないか監視する処理であり、所定時間内における入賞口への遊技球の入球が予め決定された規定数よりも多いか否かを判断して、多かった場合には不正と判断され、その旨を報知する処理である。つまり、不正判断手段は、主制御装置80に設けている。
本処理に続く前述の残余処理は、初期値乱数更新処理(S70)から構成されるが、前述したS20と全く同じ処理である。この処理は無限ループを形成し、次の割り込みが実行されるまで時間の許される限り繰り返し実行される。前述したS10〜S65までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図7に示された割り込み処理が1回実行されることにより初期値乱数に更新される値も一律ではなくなる。これにより、初期値乱数が大当り決定用乱数と同期する可能性は極めて小さくなる。大当り決定用乱数が1巡したときの、初期値乱数の値(0〜3899の3900通り)が、同程度に発生するとすれば、同期する確率はわずか1/3900である。また、前述した当り決定用乱数更新処理(S35)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
S50の入賞確認処理は図8に示すようなもので、主制御装置80は、第1始動口スイッチ11aの検出信号に基づいて、第1始動口11に遊技球が入球したか否かを判断する(S100)。肯定判断なら(S100:yes)、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第1保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S105)。
第1保留記憶が満杯でなければ(S105:no)、上記の各乱数を第1保留記憶として記憶し、第1特別図柄保留数表示装置18の点灯数を1増加させ(S110)、S115へと移行する。なお、S110では、主制御装置80からサブ統合制御装置83へ、第1保留記憶に記憶された保留個数を示す保留個数コマンドが送信される。そして、サブ統合制御装置83が該保留個数コマンドを受信し、演出図柄表示装置6の画面に第1保留記憶に対応する保留図柄を表示する。
第1始動口11に遊技球が入球していないと判定された場合(S100:no)、又は既に4個の第1保留記憶があれば(S105:yes)保留記憶せず、第1特別図柄保留数表示装置18の点灯数を増やすこともなくS115へ移行する。
S115において、主制御装置80は、第2始動口スイッチ12aの検出信号に基づいて、第2始動口12に遊技球が入球したか否かを判断する。肯定判断(S115:yes)なら、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第2保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S120)。
第2保留記憶が満杯でなければ(S120:no)、上記の各乱数を第2保留記憶として記憶し、第2特別図柄保留数表示装置19の点灯数を1増加させ(S125)、本処理は終了となる。なお、S125では、主制御装置80からサブ統合制御装置83へ、第2保留記憶に記憶された保留個数を示す保留個数コマンドが送信される。そして、サブ統合制御装置83が該保留個数コマンドを受信し、演出図柄表示装置6に第2保留記憶に対応する保留図柄を表示する。
第2始動口12に遊技球が入球していない場合(S115:no)、既に4個の第2保留記憶があれば(S120:yes)、第2保留記憶を記憶せず、第2特別図柄保留数表示装置19の点灯数も増やさずに本処理を終了(リターン)する。
図9〜図12を用いて、当否判定処理について説明する。
先ず図9において、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S150)。S150の判定が否定判断で(S150:no)、特別図柄が変動中でなく(S155:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S160:no)、図10のS200に移行し、第2保留記憶(上記、図10のS125による保留記憶)があるか否かを判断する(S200)。また、特別電動役物が作動中であると判定された場合には(S150:yes)、そのまま当否判定処理を終了(リターン)する。
この保留記憶があれば(S200:yes)、第2保留記憶数をデクリメントし(S205)、S220に進む。第2保留記憶がなければ(S200:no)、第1保留記憶(上記、S110による保留記憶)があるか否かを判断する(S210)。第1保留記憶があれば(S210:yes)、第1保留記憶数をデクリメントし(S215)、S220に進む。また、第1保留記憶が無い場合には(S210:no)、特別遊技処理へと移行する。
なお、S205、S215において、保留記憶数がデクリメントされた際には、主制御装置80は、保留記憶数が減算されたことを示す旨のコマンドをサブ統合制御装置83に送信する構成となっている。
S220では保留記憶の中でも最も古いもの(但し第2保留記憶が存在する場合は、第1保留記憶の方が古い場合でも第2保留記憶を優先)を読み込んで(その保留記憶は消去する)、確変フラグがセットされている(すなわち1)か否かを判定する。ここで確変フラグが1とは、現在のパチンコ機50が高確率遊技状態であることを意味する。肯定判断であれば(S220:yes)、読み込んだ大当り決定用乱数を確変テーブルに記録されている当り値と照合する(S225)。否定判断であれば(S220:no)、読み込んだ大当り決定用乱数を通常テーブルに記録されている当り値と照合する(S230)。なお、本実施例においては、大当り確率はこれらの概数(通常時は1/300、高確率状態(確変)は1/30)となっている。そして、大当り後に高確率状態になる割合は60%と設定されている。
S225またはS230の判定に基づき、大当りか否かを判定し(S235)、大当りであれば(S235:yes)、大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S240)。その後、変動パターン決定処理(S245)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行う(S250)。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(確変や開放延長の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
S235において外れと判定された場合は(S235:no)、ハズレ図柄を決定し(S255)、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数に基づいて変動パターンを決定する(S260)。こうして、変動パターンが設定されると、ハズレ設定処理を行う(265)。ハズレ設定処理では、時短回数または確変回数がプラスであれば、それぞれ−1する。
S250又はS265に続いては、上述の抽選結果を示すデータ、具体的には通常大当り、確変大当り、リーチ外れ(外れであるがリーチ表示有り)、スーパーリーチハズレ(ハズレであるがスーパーリーチ表示有り)、リーチ表示無しの外れのいずれかを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータ、スーパーリーチで当りのデータが含まれる変動開始コマンド(表示制御コマンド)をサブ統合制御装置83に出力し(S270)、特別遊技処理を行う。なお、S270の処理により演出図柄表示装置6では演出図柄の変動表示が開始されるが、ほぼ同時に特別図柄の変動も主制御装置80によって開始される。
主制御装置80から送信された変動開始コマンドを受信すると、サブ統合制御装置83は、受信した変動開始コマンドに含まれる大当りかハズレであるか、大当りの場合には通常大当り又は確変大当りかなどを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータを基づいて、演出パターンを決定し、決定した疑似演出を演出図柄表示装置6の画面にて表示する。当該疑似演出によって、大当りとなるか否かの抽選結果を報知することで、遊技者は大当りとなるか否かの抽選結果を知ることが可能となる。
図9のS155において特別図柄が変動中(S155:yes)と判定された場合には、図11のS300に移行し、図柄変動時間(S245、又はS260の変動パターンに基づく)を経過したか否かを判定する。否定判定の場合には(S300:no)、そのまま特別遊技処理に移行する。肯定判定の場合には(S300:yes)、確定図柄表示処理(S305)を行なってから特別遊技処理を行う。なお、確定図柄表示処理では、確定図柄を表示する旨のコマンド(図柄確定コマンド)をサブ統合制御装置83に出力するとともに、特別図柄表示装置9,10にコマンドを出力して確定図柄にて停止させる。
なお、本実施例では図柄確定コマンドをサブ統合制御装置83に送信する構成だが、変動開始コマンドにて変動時間を指定していることから、図柄確定コマンドを送信しない構成でもよい。この構成ならばコマンド数を抑えながら同等に演出表示を実行することができる。
図9のS160において確定図柄を表示中と判定された場合には(S160:yes)、図12のS350に移行し、確定図柄の表示時間が終了したか否かを判定する。否定判定の場合は(S350:no)、特別遊技処理を行う。肯定判定(S350:yes)の場合は、確定図柄の表示を終了し(S355)、確定表示された特別図柄が大当りになる図柄か否かを判定する(S360)。肯定判断された場合(S360:yes)は、確変フラグが1か否かを判定する(S365)。確変フラグが1であれば(S365:yes)、S370にて確変フラグを0にし、S375に移行する。確変フラグが1でなければ(S365:no)、そのままS375に移行する。S375では、時短フラグが1か否かを判定する。時短フラグが1であれば(S375:yes)、S380にて時短フラグを0にし、S385に移行する。時短フラグが1でなければ(S375:no)、そのままS385に移行する。
S385では条件装置作動開始処理により、大当りフラグをセットする。続くS390にて役物連続作動装置を作動させ、S395にて大当り遊技開始処理を行う。大当り遊技開始処理(S395)では、大当り遊技を開始するコマンド(以下、大当り開始コマンドともいう)及び大当り遊技に係る情報(大当りのオープニング時間、開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)をサブ統合制御装置83に送信する。大当り遊技開始処理が終了すると、特別遊技処理を行う。
S360で、確定表示させた特別図柄が大当りになる表示でないと判定された場合は(S360:no)、確変フラグが1か否かを判定し(S400)、1であれば(S400:yes)、確変回数が0か否かを判定する(S405)。確変回数が0であれば(S405:yes)、S410にて確変フラグを0にしてS415に進む。確変フラグが1でないとき(S400:no)又は確変回数が0ではないとき(S405:no)はそのままS415に移行する。
S415では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S415:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S420)。時短回数が0であれば(S420:yes)、S425にて時短フラグを0にしてS430に進む。時短フラグが1でないとき(S415:no)又は時短回数が0ではないとき(S420:no)はそのままS430に移行し、特別遊技処理へ移行する。
S430では、主制御装置80が現在の遊技状態が確変中であるか否か、時短中であるか否か等の状態を示す状態指定コマンドを特別図柄確定時間(600ms)後にサブ統合制御装置83に送信する。
なお、本実施例の場合、当否判定処理(S55)における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
次に、図13から図15を用いて、特別遊技処理について説明する。
先ず、図13において、主制御装置80は、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S450)。肯定判定の場合には(S450:yes)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S455)。大入賞口14の開放中ではない場合は(S455:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S460)。インターバル中でもない場合は(S460:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S465)。これも否定判断の場合は(S465:no)、今から大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S470)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S470:yes)、大入賞口開放処理(S475)を行なって本処理を終了(リターン)する。なお、役物連続作動装置が作動中でない場合(S450:no)、又は大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過していない場合には(S470:no)、そのまま特別遊技処理を終了(リターン)する。
S455で大入賞口14が開放中であると判定された場合は(S455:yes)、図14のS500に進み、大入賞口14に10個入賞したか否かを判定する。なお、本実施例では10個だが、9個、8個でもよく、特に限定するものではない。否定判定の場合には(S500:no)、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定する(S505)。本実施例では、10ラウンドでの大当りの場合は各ラウンドの最大開放時間は28秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。肯定判定の場合には(S505:yes)、S510へ移行する。また、大入賞口14に遊技球が10個入賞した場合には(S500:yes)、S510へ合流し、大入賞口閉鎖処理を行い(S510)、大当りインターバル処理(S515)を行って、特別遊技処理を終了(リターン)する。また、大入賞口14の開放時間が終了していない場合(S505:no)には、そのままリターンとなる。
図13のS460でインターバル中であると判定された場合は(S460:yes)、図14のS520に進み、大当りインターバル時間が経過したか否かを判定する。インターバル時間が経過している場合(S520:yes)は、直前に大入賞口14が開いていたのが最終ラウンドか否かを判定する(S525)。最終ラウンドであれば(S525:yes)、大当り終了演出処理(S530)を行い、特別遊技処理を終了(リターン)する。最終ラウンドでなければ(S525:no)、再び大入賞口14を開放する処理(S535)を行い、特別遊技処理を終了(リターン)する。なお、大当りインターバル時間が経過していないと判定された場合(S520:no)には、そのままリターンとなる。なお、大入賞口14を開放・閉鎖する処理においては、サブ統合制御装置83にも信号を送信する。サブ統合制御装置83は、その信号に基づいて、現在のラウンドを把握し、該ラウンドに応じた演出を行う。
図13のS465で大当りの終了演出中であると判定された場合は(S465:yes)、図15のS550に進み、大当り終了演出時間が経過したか否かを判定する(S550)。大当り終了演出時間が経過した場合には(S550:yes)、役物連続作動装置の作動を停止し(S555)、条件装置の作動を停止する(S560)。そして、S250で取得した次回の遊技状態が高確率遊技状態に移行するか否かを判定する(S565)。確変に移行する場合(S565:yes)は、確変回数を設定し(S570)、確変フラグを1に設定し(S575)、S580に移行する。確変フラグを1にすると本実施例では特別図柄の当選確率が向上する。確変に移行しない場合(S565:no)はそのままS580に移行する。なお、確変回数は10000回が設定され、実質的に次回の大当りまでの確変の継続を保証する。なお、S550において、大当り終了演出の時間を経過していないと判定された場合には(S550:no)、特別遊技処理を終了(リターン)する。
S580では、次回の遊技状態で時短に移行するか否かを判定する。時短に移行する場合(S580:yes)は、時短回数を設定し(S585)、時短フラグを1に設定し(S590)、大当り終了コマンドをサブ統合制御装置83に送信する処理(S595)を行ない、状態指定コマンドをサブ統合制御装置83に送信(S597)して特別遊技処理を終了する。なお、S585で設定する時短回数は、通常大当りでは100回であるが、確変大当りにおいては10000回が設定され、実質的に次回の大当りまでの時短の継続を保証する。時短フラグを1にすると本実施例では特別図柄の平均変動時間短縮、普通図柄の平均変動時間短縮、普通電動役物12の開放延長機能をセットする。また、時短に移行しない場合(S580:no)はS595に直行する。
図16を用いて、サブ統合制御装置83が実行する音量設定処理について説明する。
S600において、サブ統合制御装置83はパチンコ機50の前面に設けられた十字キー(前面音量設定スイッチ)69のうちの、十字キー上ボタン69a又は十字キー下ボタン69bが操作されたか否かを判定する。肯定判定の場合には(S600:yes)、音量設定処理(S605)にて上述したボタンの操作に応じて音量を設定変更する。すなわち、十字キー上ボタン69aの操作があれば、音量を1段階大きくする。一方、十字キー下ボタン69bの操作があれば、音量を1段階小さくする。
また、S600において、否定判定の場合には(S600:no)、そのまま本処理を終了(リターン)する。
その後、サブ統合制御装置83はゲージフラグが「1」にセットされているか否かを判定する(S610)。肯定場合は(S610:yes)、演出図柄表示装置6の画面に音量レベルゲージ表示1002が表示されていることを示す。また、否定場合には(S610:no)、音量レベルゲージ表示1002が表示されていないことになる。なお、否定場合には(S610:no)、上述した操作に応じた音量を示す音量レベルゲージの表示処理を行い(S615)、ゲージフラグを「1」にセットして(S620)、本処理を終了(リターン)する。
S610において、肯定場合には(S610:yes)、連続して音量の設定操作が行われており、S615において表示されている音量レベルゲージを上述した操作に応じた音量レベルゲージに変更し(S625)、本処理を終了する。
図17を用いて、サブ統合制御装置83が実行する音量レベル表示消去処理について説明する。
S650において、サブ統合制御装置83は、ゲージフラグが「1」にセットされているか否かを判定する(S650)。肯定判定の場合には(S650:yes)、4秒間パチンコ機50の前面に設けられた十字キー上ボタン69a又は十字キー下ボタン69bが操作されたか否かを判定する(S655)。肯定判定の場合には(S655:yes)、音量レベルゲージ消去処理(S660)を行い、ゲージフラグを0にし(S665)、本処理を終了(リターン)する。
また、ゲージフラグが0である場合(S650:no)又はパチンコ機50の前面に設けられた十字キー上ボタン69a又は十字キー下ボタン69bが操作されてから4秒間経過していない場合には(S655:no)、本処理を終了する。
本実施例では、通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第1始動口11又は第2始動口12への遊技球の入球を契機にして、大当りと判定されると、図柄選択テーブルに基づいて、どの情報図柄を選択するかを抽選し、抽選結果に応じた情報図柄を選択して、情報図柄表示装置93の変動表示が開始される。そして、所定時間、情報図柄表示装置93の変動表示が行われ、情報図柄「0」〜「9」のうち、選択された情報図柄が確定表示することになる。
また、本実施例では情報図柄の選択率が異なる複数の図柄選択テーブルが設けられており、背面音量設定スイッチ91の操作により選択する設定値を変更することで、音量レベルの設定範囲だけでなく、図柄選択テーブルも変えることが可能となっている。
サブ統合制御装置83は主制御装置80から送信された大当り開始コマンドを受信すると、情報図柄選択乱数を抽出し、背面音量設定スイッチ91の操作により選択した設定値に応じた図柄選択テーブルに基づいて、抽出した情報図柄選択乱数に応じて情報図柄が選択されることになる。
図18を用いて、サブ統合制御装置83が実行する情報図柄制御処理1について説明する。
S700において、サブ統合制御装置83は、通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において主制御装置80から大当り開始コマンドを受信したか否かを判定する。肯定判定の場合には(S700:yes)、「0」〜「99」の100個の情報図柄選択乱数から1個の情報図柄選択乱数を抽出し(S705)、背面音量設定スイッチ91の操作によって選択された設定値に対応する図柄選択テーブル(図22を参照)を確認し(S710)、選択された抽選テーブル及び抽出された情報図柄選択乱数に基づいて情報図柄を選択し(S715)、情報図柄表示装置93の変動を開始し、所定期間を経過すると選択した情報図柄を表示させる(S720)。
また、S700において、否定判定の場合には(S700:no)、そのまま終了(リターン)となる。
図19を用いて、サブ統合制御装置83が実行する情報図柄制御処理2について説明する。
S750において、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信された状態指定コマンドを受信したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S750:yes)、現在のパチンコ機50の遊技状態が通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)に移行したか否かを判定し(S755)、肯定判定の場合には(S755:yes)、情報図柄表示装置93に表示中の情報図柄の表示を終了し(S760)、本処理を終了(リターン)する。また、状態指定コマンドを受信していない場合(S750:no)、又はパチンコ機50の遊技状態が通常遊技状態に移行していない場合には(S755:no)、そのまま本処理を終了(リターン)する。
図20を用いて、サブ統合制御装置83が実行する音量設定表示制御処理について説明する。
サブ統合制御装置83は、S800において、背面音量設定スイッチ91が操作されたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S800:yes)、背面音量設定スイッチ91が操作されて所定の設定値(設定値A、設定値B、設定値C、設定値E)以外の設定値が選択されているか否かを判定し(S805)、肯定判定の場合には(S805:yes)、図6(g)に示すように情報図柄表示装置93の第6ランプ92fを所定期間、点灯させる(S810)。また、S800において、背面音量設定スイッチ91が操作されていないと判定された場合には(S800:no)、そのまま本処理を終了(リターン)する。
S805において、否定判定の場合には(S805:no)、背面音量設定スイッチ91が操作されて設定値Aが選択されているか否かを判定し(S815)、肯定判定の場合には(S815:yes)、図6(b)に示すように情報図柄表示装置93の第1ランプ92aを所定期間、点灯させる(S820)。
S815において、否定判定の場合には(S815:no)、背面音量設定スイッチ91が操作されて設定値Bが選択されているか否かを判定し(S825)、肯定判定の場合には(S825:yes)、図6(c)に示すように情報図柄表示装置93の第2ランプ92bを所定期間、点灯させる(S830)。
S825において、否定判定の場合には(S825:no)、背面音量設定スイッチ91が操作されて設定値Cが選択されているか否かを判定し(S835)、肯定判定の場合には(S835:yes)、図6(d)に示すように情報図柄表示装置93の第3ランプ92cを所定期間、点灯させる(S840)。
S835において、否定判定の場合には(S835:no)、背面音量設定スイッチ91が操作されて設定値Dが選択されているか否かを判定し(S845)、肯定判定の場合には(S845:yes)、図6(e)に示すように情報図柄表示装置93の第4ランプ92dを所定期間、点灯させる(S847)。
S835において、否定判定の場合(S845:no)、つまり背面音量設定スイッチ91が操作されて設定値Eが選択されている場合には、図6(f)に示すように情報図柄表示装置93の第5ランプ92eを所定期間、点灯させる(S849)。
図21を用いて、背面音量設定スイッチ91により設定値1又は設定値2が選択された場合に、演出図柄表示装置6の画面に表示される演出表示について説明する。
図21(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面に変動中の特別図柄に対応する演出表示が表示されている場合に、十字キ−上ボタン69a又は十字キー下ボタン69bが操作されると、図21(b)に示すように演出表示が表示される。図21(b)に示すように、演出図柄表示装置6の画面左下方に、十字キー上ボタン69aにより音量を上げることが可能で、十字キ−下ボタン69bにより音量を下げることが可能であることを示唆する音量設定説明表示1001が表示される。さらに、演出図柄表示装置6の画面左下方に、現在の音量レベル(図21(b)では音量4)を示す音量レベルゲージ表示1002が表示される。
そして、十字キー上ボタン69aが操作されて音量を上げていくと、図21(c)に示すように、音量レベルゲージ表示1002が示す現在の音量レベルは、図21(c)では音量10となっている。
十字キ−上ボタン69a又は十字キー下ボタン69bが操作されずに、4秒を経過すると、図21(d)に示すように、音量設定説明表示1001及び音量レベルゲージ表示1002は演出図柄表示装置6の画面から消去される。
ここで、図22を用いて、背面音量設定スイッチ91と情報図柄の図柄選択テーブルの関係性について説明する。なお、本実施例の情報図柄選択乱数は「0」〜「99」の100個となっている。
本実施例では、背面音量設定スイッチ91の操作によって「設定値0」、「設定値1」、「設定値2」、「設定値3」、「設定値4」、「設定値5」、「設定値6」、「設定値7」、「設定値8」、「設定値9」、「設定値A」、「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」、「設定値F」の何れかを選択することができ、図22に示すように、選択した設定値に対応する図柄選択テーブルが選択されることになる。なお、背面音量設定スイッチ91の操作によって選択される設定値に応じて、図柄選択テーブルが選択されるだけでなく、音量レベルの設定範囲も設定されることになる(図5を参照)。
例えば、背面音量設定スイッチ91の操作によって選択される設定値が「設定値0」、「設定値1」、「設定値2」、「設定値3」、「設定値4」、「設定値5」、「設定値6」、「設定値7」、「設定値8」、「設定値9」、「設定値B」、「設定値F」の何れであっても、図柄選択テーブル1が選択されることになる。
図柄選択テーブル1が選択されている場合に、サブ統合制御装置83が主制御装置80から送信された大当り開始コマンドを受信して、情報図柄選択乱数を抽出すると、図柄選択テーブル1と抽出した情報図柄選択乱数に基づいて情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「0」〜「12」の何れであれば、「0」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「13」〜「17」の何れであれば、「1」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「18」〜「30」の何れであれば、「2」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「31」〜「35」の何れであれば、「3」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「36」〜「49」の何れであれば、「4」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「50」〜「54」の何れであれば、「5」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「55」〜「67」の何れであれば、「6」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「68」〜「80」の何れであれば、「7」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「81」〜「94」の何れであれば、「8」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「95」〜「99」の何れであれば、「9」の番号を示す情報図柄を選択する。
背面音量設定スイッチ91の操作によって選択された設定値が「設定値A」である場合には、図柄選択テーブル2が選択されることになる。
図柄選択テーブル2が選択されている場合に、サブ統合制御装置83が主制御装置80から送信された大当り開始コマンドを受信して、情報図柄選択乱数を抽出すると、図柄選択テーブル2と抽出した情報図柄選択乱数に基づいて情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「0」〜「5」の何れであれば、「0」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「6」〜「17」の何れであれば、「1」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「18」〜「23」の何れであれば、「2」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「24」〜「36」の何れであれば、「3」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「37」〜「42」の何れであれば、「4」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「43」〜「54」の何れであれば、「5」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「55」〜「60」の何れであれば、「6」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「61」〜「80」の何れであれば、「7」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「81」〜「86」の何れであれば、「8」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「87」〜「99」の何れであれば、「9」の番号を示す情報図柄を選択する。
背面音量設定スイッチ91の操作によって選択された設定値が「設定値C」である場合には、図柄選択テーブル3が選択されることになる。
図柄選択テーブル3が選択されている場合に、サブ統合制御装置83が主制御装置80から送信された大当り開始コマンドを受信して、情報図柄選択乱数を抽出すると、図柄選択テーブル3と抽出した情報図柄選択乱数に基づいて情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「0」〜「14」の何れであれば、「0」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「15」〜「18」の何れであれば、「1」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「19」〜「33」の何れであれば、「2」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「34」〜「37」の何れであれば、「3」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「38」〜「52」の何れであれば、「4」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「53」〜「56」の何れであれば、「5」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「57」〜「71」の何れであれば、「6」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「72」〜「80」の何れであれば、「7」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「81」〜「94」の何れであれば、「8」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「95」〜「99」の何れであれば、「9」の番号を示す情報図柄を選択する。
また、背面音量設定スイッチ91の操作によって選択された設定値が「設定値D」である場合には、図柄選択テーブル4が選択されることになる。
図柄選択テーブル4が選択されている場合に、サブ統合制御装置83が主制御装置80から送信された大当り開始コマンドを受信して、情報図柄選択乱数を抽出すると、図柄選択テーブル4と抽出した情報図柄選択乱数に基づいて情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「0」〜「4」の何れであれば、「0」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「5」〜「13」の何れであれば、「1」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「14」〜「22」の何れであれば、「2」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「23」〜「32」の何れであれば、「3」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「33」〜「37」の何れであれば、「4」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「38」〜「46」の何れであれば、「5」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「47」〜「55」の何れであれば、「6」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「56」〜「85」の何れであれば、「7」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「86」〜「94」の何れであれば、「8」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「95」〜「99」の何れであれば、「9」の番号を示す情報図柄を選択する。
背面音量設定スイッチ91の操作によって選択された設定値が「設定値E」である場合には、図柄選択テーブル5が選択されることになる。
図柄選択テーブル5が選択されている場合に、サブ統合制御装置83が主制御装置80から送信された大当り開始コマンドを受信して、情報図柄選択乱数を抽出すると、図柄選択テーブル5と抽出した情報図柄選択乱数に基づいて情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「0」〜「9」の何れであれば、「0」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「10」〜「19」の何れであれば、「1」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「20」〜「29」の何れであれば、「2」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「30」〜「34」の何れであれば、「3」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「35」〜「49」の何れであれば、「4」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「50」〜「59」の何れであれば、「5」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「60」〜「69」の何れであれば、「6」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「70」〜「74」の何れであれば、「7」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「75」〜「84」の何れであれば、「8」の番号を示す情報図柄を選択する。抽出した情報図柄選択乱数が「85」〜「99」の何れであれば、「9」の番号を示す情報図柄を選択する。
図23を用いて、所定の設定値(「設定値A」、「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」)と図柄選択テーブルとの関係性について説明する。
まず、所定の設定値とは、5種類の設定値 (「設定値A」、「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」)であり、5種類の設定値のうち、背面音量設定スイッチ91の操作によりどの設定値が選択されたとしても、音量レベルの設定範囲(1⇔7)は同じだが(図5を参照)、選択した設定値に対応する図柄選択テーブルの種類が異なるものとなっている(図22、図23を参照)。
ここで、5種類の設定値 (「設定値A」、「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」)のうち、背面音量設定スイッチ91の操作により選択された各設定値に対応する各情報図柄が選択される割合について説明する。
所定の設定値のうち、「設定値A」が選択された場合には図柄選択テーブル2が選択され、図柄選択テーブル2と抽出した情報図柄選択乱数に基づいて、「情報図柄0」が選択される割合は6%、「情報図柄1」が選択される割合は12%、「情報図柄2」が選択される割合は6%、「情報図柄4」が選択される割合は13%、「情報図柄4」が選択される割合は6%、「情報図柄5」が選択される割合は12%、「情報図柄6」が選択される割合は6%、「情報図柄7」が選択される割合は20%、「情報図柄8」が選択される割合は6%、「情報図柄9」が選択される割合は13%となっている。なお、情報図柄0から情報図柄9までの割合を合計すると100%となる。
所定の設定値のうち、 「設定値B」が選択された場合には図柄選択テーブル1が選択され、図柄選択テーブル1と抽出した情報図柄選択乱数に基づいて、「情報図柄1」が選択される割合は13%、「情報図柄1」が選択される割合は5%、「情報図柄2」が選択される割合は13%、「情報図柄4」が選択される割合は5%、「情報図柄4」が選択される割合は14%、「情報図柄5」が選択される割合は5%、「情報図柄6」が選択される割合は13%、「情報図柄7」が選択される割合は13%、「情報図柄8」が選択される割合は14%、「情報図柄9」が選択される割合は5%となっている。なお、情報図柄0から情報図柄9までの割合を合計すると100%となる。
所定の設定値のうち、「設定値C」が選択された場合には図柄選択テーブル3が選択され、抽出された情報図柄選択乱数に応じて、「情報図柄0」が選択される割合は15%、「情報図柄1」が選択される割合は4%、「情報図柄2」が選択される割合は15%、「情報図柄4」が選択される割合は4%、「情報図柄4」が選択される割合は15%、「情報図柄5」が選択される割合は4%、「情報図柄6」が選択される割合は15%、「情報図柄7」が選択される割合は9%、「情報図柄8」が選択される割合は15%、「情報図柄9」が選択される割合は4%である。なお、情報図柄0から情報図柄9までの割合を合計すると100%となる。
所定の設定値のうち、「設定値D」が選択された場合には図柄選択テーブル4が選択され、抽出された情報図柄選択乱数に応じて、「情報図柄1」が選択される割合は5%、「情報図柄1」が選択される割合は9%、「情報図柄2」が選択される割合は9%、「情報図柄4」が選択される割合は10%、「情報図柄4」が選択される割合は5%、「情報図柄5」が選択される割合は9%、「情報図柄6」が選択される割合は9%、「情報図柄7」が選択される割合は30%、「情報図柄8」が選択される割合は9%、「情報図柄9」が選択される割合は5%である。なお、情報図柄0から情報図柄9までの割合を合計すると100%となる。
所定の設定値のうち、「設定値E」が選択された場合には図柄選択テーブル5が選択され、抽出された情報図柄選択乱数に応じて、「情報図柄1」が選択される割合は10%、「情報図柄1」が選択される割合は10%、「情報図柄2」が選択される割合は10%、「情報図柄4」が選択される割合は5%、「情報図柄4」が選択される割合は15%、「情報図柄5」が選択される割合は10%、「情報図柄6」が選択される割合は10%、「情報図柄7」が選択される割合は5%、「情報図柄8」が選択される割合は10%、「情報図柄9」が選択される割合は15%である。なお、情報図柄0から情報図柄9までの割合を合計すると100%となる。
本実施例では、図23に示す5種類の設定値のうち、「情報図柄7」が選択される確率が最も高いのは、「設定値D」が選択された場合である。その次に「7」を示す情報図柄が選択される選択率が高いのは、「設定値A」が選択された場合である。
図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値D」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル4が選択され、選択された図柄選択テーブル4に基づいて「7」を示す情報図柄が選択される確率が最も高いことから、図柄選択テーブル4は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で「情報図柄7」の選択率が最も高い図柄選択テーブルであるといえる。
また、図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値A」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル2が選択され、選択された図柄選択テーブル2に基づいて「7」を示す情報図柄が選択される確率が「設定値D」が選択された場合の次に確率が高いことから、図柄選択テーブル2は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で図柄選択テーブル4の次に「情報図柄7」の選択率が高い図柄選択テーブルであるといえる。
本実施例では、図23に示す5種類の設定値のうち、「情報図柄7」が選択される確率が最も低いのは、「設定値E」が選択された場合である。その次に「7」を示す情報図柄が選択される選択率が低いのは、「設定値C」が選択された場合である。
図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値E」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル5が選択され、選択された図柄選択テーブル5に基づいて「7」を示す情報図柄が選択される確率が最も低いことから、図柄選択テーブル5は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で「7」を示す情報図柄の選択率が最も低い図柄選択テーブルであるといえる。
また、図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値C」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル3が選択され、選択された図柄選択テーブル3に基づく「7」を示す情報図柄が選択される確率は「設定値E」が選択された場合の次に低いことから、図柄選択テーブル3は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で図柄選択テーブル5の次に「7」を示す情報図柄の選択率が低い図柄選択テーブルであるといえる。
次に、図23に示す5種類の設定値のうち、各設定値が選択された場合における奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)の選択確率について説明する。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値A」が選択された場合の「情報図柄1」の選択確率は12%、「情報図柄3」の選択確率は13%、「情報図柄5」の選択確率は12%、「情報図柄7」の選択確率は20%、「情報図柄9」の選択確率は13%となっている。そのため、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)が選択される確率は、12%+13%+12%+20%+13%で70%となる。
また、図23に示す5種類の設定値のうち「設定値B」が選択された場合の「情報図柄1」の選択確率は5%、「情報図柄3」の選択確率は5%、「情報図柄5」の選択確率は5%、「情報図柄7」の選択確率は13%、「情報図柄9」の選択確率は5%となっている。そのため、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)が選択される確率は、5%+5%+5%+13%+5%で33%となる。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値C」が選択された場合、「情報図柄1」の選択確率は4%、「情報図柄3」の選択確率は%、「情報図柄5」の選択確率は4%、「情報図柄7」の選択確率は9%、「情報図柄9」の選択確率は4%となっている。そのため、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)が選択される確率は、4%+4%+4%+15%+4%で31%となる。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値D」が選択された場合、「情報図柄1」の選択確率は9%、「情報図柄3」の選択確率は10%、「情報図柄5」の選択確率は9%、「情報図柄7」の選択確率は30%、「情報図柄9」の選択確率は5%となっている。そのため、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)が選択される確率は、9%+10%+9%+30%+5%で63%となる。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値E」が選択された場合、「情報図柄1」の選択確率は10%、「情報図柄3」の選択確率は5%、「情報図柄5」の選択確率は10%、「情報図柄7」の選択確率は5%、「情報図柄9」の選択確率は15%となっている。そのため、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)が選択される確率は、10%+5%+10%+5%+15%で45%となる。
図23に示す5種類の設定値が夫々選択された場合における奇数の情報図柄の選択率を比較すると、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)の選択率が最も高くなるのは、「設定値A」である。また、「設定値A」の次に奇数の情報図柄の選択率が高いのは「設定値D」である。
つまり、図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値A」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル2が選択され、選択された図柄選択テーブル2に基づいて奇数の情報図柄の選択率が最も高いことから、図柄選択テーブル2は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で奇数の情報図柄の選択率が最も高い図柄選択テーブルであるといえる。
また、図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値D」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル3が選択され、選択された図柄選択テーブル3に基づいて奇数の情報図柄が選択される確率が「設定値D」が選択された場合の次に低いことから、図柄選択テーブル3は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で図柄選択テーブル2の次に奇数の情報図柄の選択率が高い図柄選択テーブルであるといえる。
次に、図23に示す5種類の設定値のうち、各設定値が選択された場合における偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)の選択率について説明する。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値A」が選択された場合、「情報図柄0」の選択確率は6%、「情報図柄2」の選択確率は6%、「情報図柄4」の選択確率は6%、「情報図柄6」の選択確率は6%、「情報図柄8」の選択確率は6%となっている。そのため、偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が選択される確率は、6%+6%+6%+6%+6%で30%となる。
また、図23に示す5種類の設定値のうち「設定値B」が選択された場合、「情報図柄0」の選択確率は13%、「情報図柄2」の選択確率は13%、「情報図柄4」の選択確率は14%、「情報図柄6」の選択確率は13%、「情報図柄8」の選択確率は14%となっている。そのため、偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が選択される確率は、13%+13%+14%+13%+14%で67%となる。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値C」が選択された場合、「情報図柄0」の選択確率は15%、「情報図柄2」の選択確率は15%、「情報図柄4」の選択確率は15%、「情報図柄6」の選択確率は15%、「情報図柄8」の選択確率は15%となっている。そのため、偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が選択される確率は、15%+15%+15%+15%+15%で75%となる。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値D」が選択された場合、「情報図柄0」の選択確率は5%、「情報図柄2」の選択確率は9%、「情報図柄4」の選択確率は5%、「情報図柄6」の選択確率は9%、「情報図柄8」の選択確率は9%となっている。そのため、偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が選択される確率は、5%+9%+5%+9%+9%で37%となる。
図23に示す5種類の設定値のうち「設定値E」が選択された場合、「情報図柄0」の選択確率は10%、「情報図柄2」の選択確率は10%、「情報図柄4」の選択確率は15%、「情報図柄6」の選択確率は10%、「情報図柄8」の選択確率は10%となっている。そのため、偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が選択される確率は、10%+10%+15%+10%+10%で55%となる。
図23に示す5種類の設定値が夫々選択された場合における偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)の選択率を比較すると、偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)の選択率が最も高くなるのは、「設定値C」である。また、「設定値C」の次に偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)の選択率が高いのは「設定値B」である。
つまり、図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値C」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル3が選択され、選択された図柄選択テーブル3に基づいて偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が選択される確率が最も高いことから、図柄選択テーブル3は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)の選択率が最も高い図柄選択テーブルであるといえる。
また、図23に示す5種類の設定値のうち、「設定値B」が選択されると図柄選択テーブルとして図柄選択テーブル1が選択され、選択された図柄選択テーブル1に基づいて偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が選択される確率が「設定値C」が選択された場合の次に高いことから、図柄選択テーブル1は複数の図柄選択テーブル(図柄選択テーブル1〜図柄選択テーブル5)の中で図柄選択テーブル3の次に偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)の選択率が高い図柄選択テーブルであるといえる。
パチンコ機を店内に設定した遊技店の営業形態(持ち球に関するルール)として、様々なものが存在する。
例えば、大当りとなっても遊技者が有している遊技球を景品に交換する必要はなく、打ち止めの制限となる個数が設けられない営業形態(所謂、無制限)を採用する遊技店がある。
従来は、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了の際や通常遊技状態に移行した際)、遊技者が有している遊技球を景品に交換させることを要求して、遊技の続行するために新たに遊技球を有料で借りて使用させるか(持ち球交換)、そのまま遊技者は遊技球を有し、遊技を継続するか(持ち球継続)を決める営業形態(所謂、ラッキーナンバー制)を採用する遊技店が存在する。例えば、特別図柄表示装置(本実施例でいう、第1特別図柄表示装置18、第2特別図柄表示装置19)での特別図柄の図柄変動に伴い演出図柄表示装置(本実施例いう、演出図柄表示装置6)の画面にて演出図柄を用いた演出を行い、特別図柄の図柄変動が終了して特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)で確定表示されたことに伴い演出図柄表示装置の画面で停止表示した演出図柄に基づいて遊技者の持ち球を交換するのか、又は持ち球を交換せずに継続となるのか決定する。
具体的には、ラッキーナンバー制を採用している遊技店では、持ち球を交換せずに継続するラッキーナンバーと、持ち球が交換となるアンラッキーナンバーが決められていて、遊技者が通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において最初に大当りと判定された場合に演出図柄表示装置の画面に表示された演出図柄がラッキーナンバーであった場合には所定時(例えば、大当り遊技の終了の際や通常遊技状態に移行した際)を経過しても大当り遊技で得られた賞球を含む持ち球を交換せずに遊技を継続して使用することができ、その後大当りとなっても演出図柄表示装置の画面に表示された演出図柄がアンラッキーナンバーでない限り賞球を含む持ち球を交換せずに遊技を継続することができるが、大当りとなったときに演出図柄表示装置の画面に表示された演出図柄がアンラッキーナンバーであった場合には、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了の際や通常遊技状態に移行した際)、大当り遊技で得られた賞球を含む全ての持ち球を交換する。なお、ラッキーナンバーとして、例えば奇数の演出図柄(「1」、「3」、「5」、「7」)が用いられ、アンラッキーナンバーとして、例えば偶数の演出図柄(「2」、「4」、「6」、「8」が用いられていた。
本実施例のパチンコ機50の情報図柄表示装置93に表示される情報図柄を利用することで、遊技店は、通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において最初に大当りと判定された場合に、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)遊技者が有している遊技球を景品に交換させることを要求して、遊技の続行するために新たに遊技球を有料で借りて使用させるか(持ち球交換)、そのまま遊技者は遊技球を有し、遊技を継続させるか(持ち球継続)、又は所定時の際(例えば、大当り遊技の終了の際や通常遊技状態に移行した際)にかかわらず、持ち球継続であって、大当りとなっても遊技者が有している遊技球を景品に交換する必要はなく、打ち止めの制限となる個数が設けないか(無制限)を決定することができる。
具体的には、通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において最初に大当りと判定された場合に、変動を開始し、変動停止後に情報図柄表示装置93にて10種類の情報図柄のうち偶数の情報図柄(アンラッキーナンバーである「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)が表示されると、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)、遊技者が有している遊技球を景品に交換させることを要求して、遊技の続行するために新たに遊技球を有料で借りて使用させる(持ち球交換)ことを決定し、情報図柄表示装置93にて10種類の情報図柄のうち奇数の情報図柄(ラッキーナンバーである「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)が表示されると、所定時の際(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)でもそのまま遊技者は遊技球を有し、遊技を継続させる(持ち球継続)のを決定するといったことを遊技店は行うことができる。なお、奇数の情報図柄のうち、「情報図柄7」はラッキーナンバーの中でも特別なナンバーであって、情報図柄表示装置93にて10種類の情報図柄のうち「情報図柄7」が表示されると、大当りとなって、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)遊技者が有している遊技球を景品に交換する必要はなく、打ち止めの制限となる個数が設けない(無制限)ことを決定するといったことができる。
上述したような情報図柄の用い方を行う場合、本実施例では、図23で説明したように背面音量設定スイッチ91の操作によって設定値を変えることで各情報図柄の選択率を調整することができ、遊技店の用途や目的に合わせることができる。
例えば、遊技店側で、情報図柄表示装置93にて10種類の情報図柄のうち「情報図柄7」の出現率を最も高くして遊技店の営業を行いたい場合(つまり、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)遊技者が有している遊技球を景品に交換する必要はなく、打ち止めの制限となる個数が設けない(無制限)確率を最も高くしたい場合)には、音量レベルの設定範囲は同じだが選択される図柄選択テーブルが異なる所定の設定値(「設定値A」「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」)のうち、「7」を示す情報図柄の選択確率を最も高い「設定値D」を選択することで可能となる(図23を参照)。
また、遊技店側で、情報図柄表示装置93にて10種類の情報図柄のうち奇数の情報図柄が選択される確率を最も高くしたい場合(つまり、通常遊技状態において最初に大当りと判定された場合に、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)そのまま遊技者は遊技球を有し、遊技を継続させる(持ち球継続)確率を最も高くしたい場合)には、音量レベルの設定範囲は同一だが、選択される図柄選択テーブルが異なる所定の設定値(「設定値A」「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」)のうち、奇数の情報図柄の選択確率が最も高い「設定値A」を選択することで可能となる(図23を参照)。
遊技店側で、情報図柄表示装置93にて10種類の情報図柄のうち偶数の情報図柄が選択される確率を最も高くしたい場合(つまり、通常遊技状態において最初に大当りと判定された場合に、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)遊技者が有している遊技球を景品に交換させる(持ち球交換)確率を最も高くしたい場合)には、音量レベルの設定範囲は同一だが、選択される図柄選択テーブルが異なる所定の設定値(「設定値A」「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」)のうち、偶数の情報図柄の選択確率が最も高い「設定値C」を選択することで可能となる(図23を参照)。
以上のパチンコ機50によれば、例えば、情報図柄を用いて情報図柄表示装置93に表示される情報図柄を利用して、通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において最初に大当りと判定された場合に、所定時の際に(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)遊技者が有している遊技球を景品に交換させることを要求して、遊技の続行するために新たに遊技球を有料で借りて使用させるか(持ち球交換)、所定時(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)を経過しても、そのまま遊技者は遊技球を有し、遊技を継続させるか(持ち球継続)、又は持ち球継続であって、大当りとなって、所定時(例えば、大当り遊技の終了時や、通常遊技状態への移行時)を経過しても遊技者が有している遊技球を景品に交換する必要はなく、打ち止めの制限となる個数が設けない(無制限)かを決定する場合、背面音量設定スイッチ91を操作することで、遊技店が「情報図柄7」や、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)や、偶数の情報図柄(「情報図柄0」、「情報図柄2」、「情報図柄4」、「情報図柄6」、「情報図柄8」)の選択確率を変化させることができるので、遊技店の用途や目的に応じてどの選択確率で実施していくのか調整することができ、情報図柄が表示されることへの遊技者の期待感を高め、ラッキーナンバーに対する面白みを向上させることができる。
また、情報図柄の選択するための抽選内容を設定するためのスイッチなどを新たに設ける必要はなく、既存の背面音量設定スイッチ91を兼用することで、多大な開発費をかけずにすむ。
また、所定の設定値(「設定値A」、「設定値B」、「設定値C」、「設定値D」、「設定値E」)に応じて、背面音量設定スイッチ91を操作して音量設定表示装置92に配置されたランプのうち、どのランプが点灯するか異なる構成となっているため、パチンコ機50の背面に設けられた背面音量設定スイッチ91を操作して、音量設定表示装置92に配置されたランプのうち、どのランプが点灯したか確認しながら、どの設定値を選択し、どの図柄選択テーブルを選択するかを決めることができる。
ここで実施例1の構成・状態と、本発明の構成要件との対応関係を示す。
本発明の「当否判定手段」は、図7の当否判定処理(S50)に相当し、「当り遊技手段」は、図13〜図15の特別遊技処理に相当し、「演出制御手段」と「図柄選択テーブル選択手段」は、サブ統合制御装置83に相当し、「演出音調整手段」は、十字キー69に相当し、「背面音量設定スイッチ」は、背面音量設定スイッチ91に相当し、「情報図柄選択手段」は、図18の情報図柄制御処理1に相当し、「情報図柄表示手段」は、図18のS720に相当し、「所定の設定値」は、図22に示す設定値A、設定値B、設定値C、設定値D、設定値Eに相当する。
本実施例では、所定の設定値と所定の設定値以外の設定値を選択した場合に音量設定表示装置92に配置されたランプのうち、どのランプが点灯するのか異なる構成となっていたが、例えば、選択した所定値に対応する図柄選択テーブルの種類に応じて音量設定表示装置92に配置されたランプのうち、点灯するランプが異なる構成が考えられる。
本実施例では、設定値に応じて音量設定表示装置92に配置されたランプのうち、どのランプが点灯するのか異なる構成となっているがこれに限定されるものではない。例えば、設定値の違いを音量設定表示装置92に配置されたランプの点灯パターンで表現する構成でもよい。また、設定値の違いを音量設定表示装置92に配置されたランプの点灯色で表現する構成でもよい。その他にも、ランプの点灯パターンや点灯色の組み合わせで表現する構成でもよい。
主制御装置80から送信された大当り開始コマンドをサブ統合制御装置83が受信すると、情報図柄表示装置93にて情報図柄の変動が開始される構成となっているが、この構成に限定されない。例えば、大当り遊技が開始されて所定の演出(例えば、大入賞口14の開放を認識させる右打ち報知演出)が行われると、情報図柄表示装置93にて情報図柄の変動が開始する構成でもよい。
本実施例の情報図柄表示装置93は、通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)にて大当りと判定された場合に情報図柄が表示され、情報図柄の表示は通常遊技状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)に移行したときに終了する構成となっている。
この構成以外にも、例えば、主制御装置80から特図変動開始コマンドをサブ統合制御装置83が受信する場合に情報図柄の変動が開始され、主制御装置80からの図柄確定コマンドをサブ統合制御装置83が受信した場合に情報図柄を停止させ、次の特図変動開始コマンドをサブ統合制御装置83が受信すると、表示中の情報図柄を消去して次の情報図柄の変動を開始させる構成が考えられる。この構成の場合、サブ統合制御装置83は、特図変動開始コマンドから大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行するか否かの情報と、図柄選択テーブルと、抽出した情報図柄選択乱数に基づいて、複数の情報図柄から表示する情報図柄を選択する構成とする。この場合、大当り遊技後に高確率遊技状態に移行する場合には、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)のみが選択される図柄選択テーブルの何れかが選択されるが、大当り遊技終了後に低確率遊技状態に移行する場合には図22に示した図柄選択テーブルの何れかが選択される構成も考えられる。
上述の構成以外にも、例えば、主制御装置80から大当り開始コマンドをサブ統合制御装置83が受信する場合に情報図柄の変動が開始され、所定時間を経過するとサブ統合制御装置83により情報図柄を停止させ、主制御装置80から送信された大当り終了コマンドをサブ統合制御装置83が受信すると、情報図柄の表示を終了する構成が考えられる。この構成の場合、サブ統合制御装置83は、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行するか否かの情報と、図柄選択テーブルと、抽出した情報図柄選択乱数に基づいて、複数の情報図柄から表示する情報図柄を選択する構成とする。この場合、大当り遊技後に高確率遊技状態に移行する場合には、奇数の情報図柄(「情報図柄1」、「情報図柄3」、「情報図柄5」、「情報図柄7」、「情報図柄9」)のみが選択される図柄選択テーブルの何れかが選択されるが、大当り遊技終了後に低確率遊技状態に移行する場合には図22に示した図柄選択テーブルの何れかが選択される構成も考えられる。
6:演出図柄表示装置
67:演出ボタン
68:ジョグダイヤル
69:十字キー(前面音量設定スイッチ)
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置
91:背面音量設定スイッチ
92:音量設定表示装置
93:情報図柄表示装置

Claims (2)

  1. 遊技盤上に設けられた始動口に遊技球が入賞したことに起因して数値データを抽出し、該数値データに基づいて当否判定を行う当否判定手段と、
    該当否判定手段により当りと判定されることに基づいて、当り遊技を実行する当り遊技手段と、
    演出表示を制御する演出制御手段と、
    該演出表示に応じた演出音の音量を調整可能な演出音調整手段と、
    弾球遊技機の背面に設けられ、前記演出音調整手段により調整できる音量範囲を設定するための背面音量設定スイッチとを備えた弾球遊技機において、
    前記当否判定手段により当りと判定されたことに基づいて、複数の情報図柄のうちから一つの情報図柄を選択する図柄選択手段と、
    該図柄選択手段により選択された情報図柄を表示する情報図柄表示手段と、
    前記図柄選択手段によって、前記複数の情報図柄のうちから所定の情報図柄が選択される選択確率が異なる複数の図柄選択テーブルから一の図柄選択テーブルを選択する図柄選択テーブル選択手段とを備え、
    前記背面音量設定スイッチの操作により複数の設定値の中から1の設定値を選択することで、少なくとも該選択された設定値に対応している音量範囲に設定されるものとし、
    前記背面音量設定スイッチの操作により所定の設定値を選択する場合には、設定される音量範囲は同一だが、前記図柄選択テーブル選択手段により選択される図柄選択テーブルが異なることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機において、
    当該弾球遊技機の前面側に設け、前記背面音量設定スイッチの操作により選択された設定値に応じた報知を行う報知手段を備え、
    前記所定の設定値に該当する設定値に応じて、前記報知手段により行われる報知の報知態様が異なることを特徴とする弾球遊技機。
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