JP2019201511A - 延線クランプ、延線クランプ連結板材、延線クランプ接続構造体及びフリクションスポット接合装置、並びに延線クランプ接続工法 - Google Patents
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Abstract
Description
図2(a)は、本実施形態に係る延線クランプ接続構造体を構成の一例を概略的に示す平面図であり、図2(b)は側面図、図2(c)は、図2(b)の線I−Iに沿う断面図である。図2の延線クランプ接続構造体は、上記延線クランプ1と同様の構成を有する延線クランプを2つ備えている。
第1接合部4−1は、第1延線クランプ1−1の側面11a−1に設けられた第1接合面14−1と、延線クランプ用連結板材3の側面3aに設けられた第1被接合面3a−1との接合によって形成されている。また、第2接合部4−2は、第2延線クランプ1−2の側面11a−2に設けられた第2接合面14−2と、延線クランプ用連結板材3の側面3aに設けられた第2被接合面3a−2との接合によって形成されている。
図4(a)は、本実施形態に係る延線クランプ用連結板材の構成を示す平面図であり、図4(b)は、側面図、図4(c)は、図4(b)の線II−IIに沿う断面図である。
図5(a)は、本実施形態に係る可動型FSJ装置の構成を示す平面図であり、図5(b)は、側面図である。
図6(a)に示すように、先ず、第1延線クランプ1−1の第1筒状部11−1に第1電線12−1を挿入した状態で当該第1筒状部11−1を圧縮して、第1延線クランプ1−1と第1電線12−1とを接続する(第1電線圧縮工程)。同様に、第2延線クランプ1−2の第2筒状部11−2に第2電線12−2を挿入した状態で当該第2筒状部11−2を圧縮して、第2延線クランプと前記第2電線とを接続する(第2電線圧縮工程)。
具体的には、先ず、可動型FSJ装置4の支持部42で第1延線クランプ1−1を支持し、可動型FSJ装置4の支持部42に支持された第1延線クランプ1−1と回転軸部材41との間に延線クランプ用連結板材3を介在させた状態で、支持部42を回転軸部材41に近接するように移動して、回転軸部材41を延線クランプ用連結板材3に押圧させる。
第1延線クランプ1−1と延線クランプ用連結板材3との接合時には、第1延線クランプ1−1に対して延線クランプ用連結板材3を固定する必要があるため、回転軸部材41を延線クランプ用連結板材3に押圧することで、第1延線クランプ1−1に対して延線クランプ用連結板材3を固定する。
またこのとき、延線クランプ用連結板材3の板材本体31の長手方向一端部31A側に設けられた第1の穴32−1に回転軸部材41を挿入する。これにより、接合位置の位置決めを容易とし、特に塔上或いは空中でFSJを行う場合に、溶接などの他の接合方法と比較して接合位置の位置決めが極めて容易となり、作業性が向上する。
そして、回転軸部材41を延線クランプ用連結板材3に押圧させた状態で、回転軸部材41を所定回転数で数秒間回転させて、第1延線クランプ1−1と延線クランプ用連結板材3とをFSJにて接合する。FSJによって形成された部分は金属的に一体化しているため、その後に経年劣化が生じ難く、電気的或いは機械的な接続信頼性が高い。また、一箇所の接合が数秒で行われるので、従来の接続作業と比較して、容易に且つ短時間で接続作業が完了する。
上記接合を2箇所で行うことにより、第1延線クランプ1−1と延線クランプ用連結板材3との境界部に第1接合部4−1,4−1が形成される(図6(c))。
また、延線クランプ用連結板材3の板材本体31の長手方向他端部31B側に設けられた第2の穴32−2に回転軸部材41を挿入し、且つ回転軸部材41を延線クランプ用連結板材3に押圧させた状態で、回転軸部材41を所定回転数で数秒間回転させて、第2延線クランプ1−2と延線クランプ用連結板材3とをFSJにて接合する。
上記接合を2箇所で行うことにより、第2延線クランプ1−2と延線クランプ用連結板材3との境界部に第2接合部4−2,4−2が形成される(図6(e))。これにより、第1延線クランプ1−1と第2延線クランプ1−2が延線クランプ用連結板材3を介して電気的、機械的に接続される。
1−1 第1延線クランプ
1−2 第2延線クランプ
2 延線クランプ接続構造体
2A 延線クランプ接続構造体
2B 延線クランプ接続構造体
2C 延線クランプ接続構造体
3 延線クランプ用連結板材
3a 側面
3a−1 第1被接合面
3a−2 第2被接合面
4 可動型FSJ装置
4−1 第1接合部
4−2 第2接合部
5−1 凹部
5−2 凹部
11 筒状部
11−1 第1筒状部
11−2 第2筒状部
11a 側面
11a−1 側面
11a−2 側面
11b 側面
11A 一端部
11B 他端部
11A−1 一端部
11B−1 他端部
11A−2 一端部
11B−2 他端部
12 電線
12−1 第1電線
12−2 第2電線
12A 先端部
13 係合部
14−1 第1接合面
14−2 第2接合面
31 板材本体
31A 一端部
31B 他端部
32−1 第1の穴
32−1a 穴部
32−1b 穴部
32−2 第2の穴
32−2a 穴部
32−2b 穴部
41 回転軸部材
41a 回転軸本体
41b 突起
42 支持部
42a 溝部
42b 底壁
43 移動機構
44 遊星ギア
45 モータ
51A ジャンパ線
51B ジャンパ線
51C ジャンパ線
52A ジャンパ線
52B ジャンパ線
52C ジャンパ線
53 鉄塔
54 本線
55 本線
56 碍子連
57 ライン側ホーン
58 碍子連
59 ライン側ホーン
60 ジャンパ線支持部
61 ジャンパ線支持部
111 第1圧縮部
112 第2圧縮部
131 基部
132 延出部
133 貫通孔
Claims (7)
- 長手方向一端部側から電線を挿入した状態で圧縮することで前記電線と接続可能な長尺状の筒状部と、
前記筒状部の長手方向他端部側に設けられ、外部と係合して前記電線を引留め可能な係合部と、
前記筒状部の側面に設けられ、自己の延線クランプと他の延線クランプとを連結する延線クランプ用連結板材をフリクションスポット接合によって接合可能な接合面と、
を有することを特徴とする延線クランプ。 - 第1延線クランプと第2延線クランプとを連結する延線クランプ用連結板材であって、
長尺状の板材本体と、
前記板材本体の長手方向一端部側に設けられ、前記第1延線クランプとのフリクションスポット接合時に回転軸部材が挿入可能な少なくとも1つの第1の穴と、
前記板材本体の長手方向他端部側に設けられ、前記第2延線クランプとのフリクションスポット接合時に回転軸部材が挿入可能な少なくとも1つの第2の穴と、
前記板材本体の側面に設けられ、前記板材本体の厚み方向に関して、前記少なくとも1つの第1の穴の少なくとも直下に位置する第1被接合面と、
前記板材本体の前記側面に設けられ、前記板材本体の厚み方向に関して、前記少なくとも1つの第2の穴の少なくとも直下に位置する第2被接合面と、
を有することを特徴とする延線クランプ用連結板材。 - 第1延線クランプと、
第2延線クランプと、
前記第1延線クランプと前記第2延線クランプとを連結する延線クランプ用連結板材と、
前記第1延線クランプと前記延線クランプ用連結板材とがフリクションスポット接合によって接合されている第1接合部と、
前記第2延線クランプと前記延線クランプ用連結板材とがフリクションスポット接合によって接合されている第2接合部と、
を備えることを特徴とする延線クランプ接続構造体。 - 前記第1接合部は、前記第1延線クランプの側面に設けられた第1接合面と、前記延線クランプ用連結板材の側面に設けられた第1被接合面との接合によって形成されており、
前記第2接合部は、第2延線クランプの側面に設けられた第2接合面と、前記延線クランプ用連結板材の側面に設けられた第2被接合面との接合によって形成されている、請求項3記載の延線クランプ接続構造体。 - 延線クランプと延線クランプ用連結板材とを接合する可動型フリクションスポット接合装置であって、
回転可能に設けられた回転軸部材と、
前記回転軸部材の軸方向に対して前記延線クランプの長手方向が垂直となる状態で当該延線クランプを支持可能な支持部と、
前記支持部と前記回転軸部材とを相対的に移動して、前記支持部に支持された前記延線クランプに前記回転軸部材を押圧可能な移動機構と、
を備えることを特徴とする可動型フリクションスポット接合装置。 - 前記移動機構は、前記支持部に支持された前記延線クランプと前記回転軸部材との間に延線クランプ用連結板材を介在させた状態で、前記支持部を前記回転軸部材に近接するように移動して、前記回転軸部材を前記延線クランプ用連結板材に押圧させる、請求項5記載の可動型フリクションスポット接合装置。
- 第1延線クランプの第1筒状部に第1電線を挿入した状態で当該第1筒状部を圧縮して、前記第1延線クランプと前記第1電線とを接続する第1電線圧縮工程と、
第2延線クランプの第2筒状部に第2電線を挿入した状態で当該第2筒状部を圧縮して、前記第2延線クランプと前記第2電線とを接続する第2電線圧縮工程と、
前記第1延線クランプと延線クランプ用連結板材とをフリクションスポット接合にて接合する第1接合工程と、
前記第2延線クランプと前記延線クランプ用連結板材とをフリクションスポット接合にて接合する第2接合工程と、
を有することを特徴とする延線クランプ接続工法。
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CN113410717A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-09-17 | 国网江西省电力有限公司南昌供电分公司 | 一种搭火机器人用线夹固定机构 |
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