JP2019201480A - 電力スイッチング回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】パルス状の電源電力伝送を行う場合に、スイッチングに伴う電力損失を低減すると共に、放射ノイズを低減すること。【解決手段】電力パケットの生成に用いる電力スイッチング回路60において、電力スイッチ素子Q1の出力側にコイルL1を接続し、ダイオードD1とコンデンサC1の直列回路を電力スイッチ素子Q1に対して並列に接続する。電力スイッチ素子Q1のターンオン時のZCS及びターンオフ時のZVSを実現し、スイッチングに伴う電力の損失を低減し、高調波ノイズの発生も防止する。バックコンバータ70を接続してコンデンサC1の蓄積したエネルギーを回収し回生電流i8として再利用する。タイミング生成部80は、電力スイッチ素子Q1がオンの時にバックコンバータ70を駆動するゲート制御信号SG4を生成する。【選択図】図3

Description

本発明は、所望の伝送路に送出可能なパルス状の電源電力を生成する電力スイッチング回路に関する。
一般的に、車両上においては、主電源である車載バッテリやオルタネータ(発電機)と、車両上の様々な箇所に配置されている様々な種類の電装品との間が、電線の集合体であるワイヤハーネスを経由してそれぞれ接続されている。したがって、車載バッテリが蓄積している電力を様々な電装品に電源電力として供給することができる。
一方、電力をパケット化して送配電するための技術が、例えば特許文献1に示されている。特許文献1は、受信した電力パケットの電力を蓄える複数の蓄電部と、受信した電力パケットを複数の蓄電部に振り分けるスイッチ部と、複数の蓄電部が蓄電した電力に基づいて電力パケットを生成する出力部とを有する電力ルータを示している。
国際公開第2014/077191号
ところで、自動車用部品においては、部品およびワイヤハーネスからの放射ノイズが厳しく制限されている。具体的には、国際無線障害特別委員会(CISPR)が定めた規格CISPR25(車載受信器の保護のための妨害特性の許容値及び測定法)に従う必要がある。また、車両においては補機のエネルギー損失が厳しく制限され、効率が重視される傾向がある。
例えば、車両に搭載された機器が特許文献1に示されているような電力パケット伝送技術を採用する場合には、直流電力をスイッチングすることにより、パルス状の電力をパケットとして生成し、生成した電力パケットをワイヤハーネスを介して伝送することになる。その場合、大きな電力のスイッチングを周期的に繰り返すことになるので、スイッチングの際に発生する電力損失が大きな問題になる。また、スイッチングの際に発生する高調波成分の影響により、ワイヤハーネスから周波数が高い大きな放射ノイズが発生することが懸念される。
また、スイッチングに伴う放射ノイズを低減するためにソフトスイッチングの技術を採用する場合には、コンデンサに蓄積される電力の影響により、電気エネルギーの損失が増大する可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パルス状の電源電力伝送を行う場合に、スイッチングに伴う電力損失を低減すると共に、放射ノイズを低減することが可能な、電力スイッチング回路を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電力スイッチング回路は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 所望の伝送路に送出可能なパルス状の電源電力を生成する電力スイッチング回路であって、
電力の通過経路上に接続された少なくとも1つの電力スイッチ素子と、
前記電力スイッチ素子の電力入力側に接続された整流器と、
前記電力スイッチ素子の電力入力側と電力出力側との間に前記整流器を介して接続されたキャパシタと、
前記電力スイッチ素子の電力出力側に接続されたインダクタと、
を備え、
前記キャパシタは、少なくとも前記電力スイッチ素子がターンオフする時の前記電力スイッチ素子への印加電圧の低減に影響し、
前記インダクタは、少なくとも前記電力スイッチ素子がターンオンする時の前記電力スイッチ素子に流れる電流の低減に影響する、
ことを特徴とする電力スイッチング回路。
上記(1)の構成の電力スイッチング回路によれば、パルス状の電源電力を生成するために電力スイッチ素子がターンオフする時の電力スイッチ素子への印加電圧が、キャパシタにより低減される。また、パルス状の電源電力を生成するために電力スイッチ素子がターンオンする時の電力スイッチ素子に流れる電流が、インダクタにより低減される。つまり、パルス状の電源電力を生成する際に、ソフトスイッチングの動作を行うことが可能であり、スイッチングの際に発生する電力損失、および放射ノイズの低減が可能になる。また、整流器はキャパシタからの電流の流出を抑制できる。
(2) 前記キャパシタの端子間に一次側が接続された電力回生部、および前記電力回生部を駆動するタイミング信号を生成するタイミング生成部、を更に備え、
前記電力回生部は、前記キャパシタに蓄積された電力を回収して前記電力スイッチ素子の電力入力側に転送する機能を有し、
前記タイミング生成部は、前記電力スイッチ素子がオンの時に、前記電力回生部を駆動するためのタイミング信号を生成する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の電力スイッチング回路。
上記(2)の構成の電力スイッチング回路によれば、キャパシタに蓄積された電力を回生エネルギーとして回収し再利用できるので、キャパシタの影響で発生する電力損失を低減できる。
(3) 前記タイミング生成部は、前記電力スイッチ素子のオンオフ周期に比べて短い周期でオンオフを繰り返す駆動パルスを生成する、
ことを特徴とする上記(2)に記載の電力スイッチング回路。
上記(3)の構成の電力スイッチング回路によれば、電力スイッチ素子のオンオフのタイミングが変化した場合でも、電力スイッチ素子のオン状態の区間で、駆動パルスにより確実にキャパシタに蓄積された電力を回収することが可能になる。
(4) 前記電力スイッチ素子が出力するパルス状の電源電力波形に隣接するタイミングで、該当する電源電力に関連するデジタル情報の信号を付加する情報付加部、を更に備えた、
ことを特徴とする上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の電力スイッチング回路。
上記(4)の構成の電力スイッチング回路によれば、デジタル情報を含む電力パケットとして電力を伝送できるので、例えば宛先や種類が異なる電力であっても共通の伝送路を用いて伝送可能になる。また、伝送経路が複雑になると電力パケットの生成を複数回繰り返すことになり電力損失が増大する可能性があるが、キャパシタおよびインダクタがスイッチングに伴う電力損失を低減するので、システム全体の電力損失の増大を抑制できる。
本発明の電力スイッチング回路によれば、パルス状の電源電力伝送を行う場合に、スイッチングに伴う電力損失を低減すると共に、放射ノイズを低減することが可能である。すなわち、電力スイッチ素子がターンオフする時の電力スイッチ素子への印加電圧が、キャパシタにより低減される。また、パルス状の電源電力を生成するために電力スイッチ素子がターンオンする時の電力スイッチ素子に流れる電流が、インダクタにより低減される。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、パルス電力伝送システムの主要部の構成例を示すブロック図である。 図2は、送出する電力パケットの構成例を示すタイムチャートである。 図3は、本発明の実施形態における電力スイッチング回路の構成例を示す電気回路図である。 図4は、電力スイッチング回路中の主要な電圧及び電流の波形を示すタイムチャートである。 図5は、電力スイッチ素子がターンオンする時の主要な電圧及び電流の波形を示すタイムチャートである。 図6は、電力スイッチ素子がターンオフする時の主要な電圧及び電流の波形を示すタイムチャートである。 図7は、2つのゲート制御信号SG3、SG4の波形を示すタイムチャートである。 図8は、回生電流i8の波形を示すタイムチャートである。 図9は、コンデンサC1の端子間電圧Vp9の波形を示すタイムチャートである。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<システムの構成例>
本発明の実施形態におけるパルス電力伝送システムの主要部の構成例を図1に示す。
図1に示したパルス電力伝送システムは、車両に搭載され、車載バッテリー等から供給される電源電力を車両上の様々な負荷、すなわち車載電装品に向けて配電するために利用することを想定している。勿論、車載システム以外の用途で利用することも可能であるし、細部の構成については必要に応じて変更することができる。
図1に示したパルス電力伝送システムは、電力パケットを生成するミキサ10と、電力パケットを配電するルータ30および31とを含んでいる。ミキサ10とルータ30との間はワイヤハーネスW1を介して接続されている。また、ルータ30の出力側に、ワイヤハーネスW2を経由して負荷33、34、およびルータ31が接続されている。
ミキサ10は、送電パルス生成部11、ヘッダ生成部12、電源ライン16、およびアースライン17を備えている。また、ミキサ10の出力端子10a、10bにワイヤハーネスW1が接続されている。
送電パルス生成部11は、電源21、22のいずれかから供給される直流の電源電力を選択して周期的にスイッチングし、電力パケットとして電源ライン16へ供給するパルス状の電源電力を生成する。
なお、複数の電源21、22は、例えばメインバッテリーとサブバッテリーのように同じ電圧の電力を出力するものであってもよいし、例えば12[V]と48[V]のように、互いに異なる電源電圧を出力するものであってもよい。また、必ずしも複数の電源21、22を接続する必要はない。
ヘッダ生成部12は、上位制御部20が出力する送電指示信号SG1の指示に従い、該当する電力パケットのタイミングを表すパルスタイミング信号SG2を生成すると共に、この電力パケットに付加するヘッダのデジタル情報を生成する。ヘッダ生成部12が生成したパルスタイミング信号SG2は送電パルス生成部11に供給され、デジタル情報は電源ライン16に供給される。パルスタイミング信号SG2は、電力パケットに含まれるペイロードのタイミングを表す二値信号である。
送電パルス生成部11は、パルスタイミング信号SG2のタイミングに同期して、パルス状の電源電力を生成する。送電パルス生成部11は、パルス状の電源電力を生成する必要があるので、例えば図3に示した構成の電力スイッチング回路60を内蔵している。この電力スイッチング回路60については後で説明する。
図1に示したルータ30は、ダイオード41、蓄電部42、ヘッダ抽出部43、および出力制御部44を備えている。なお、蓄電部42をルータ30の外側に接続してもよい。
ダイオード41は電流の逆流を防止する。蓄電部42は、例えば大容量のコンデンサにより構成され、ワイヤハーネスW1により伝送された電力パケットから電力を取り出して一時的に蓄積する。
ヘッダ抽出部43は、ワイヤハーネスW1により伝送された電力パケットからヘッダに含まれるデジタル情報を抽出し、このデジタル情報を出力制御部44に与える。出力制御部44は、蓄電部42に蓄積されている電力を必要に応じて取り出し、各負荷33、34に供給したり、新たな電力パケットを生成して他のルータ31に送電することができる。
ルータ30内の出力制御部44は、例えば図3に示した電力スイッチング回路60と同等の機能を搭載している。したがって、蓄電部42に蓄積されている電力をスイッチングして必要な量の電源電力を各負荷33、34に配電したり、新たな電力パケットを生成することができる。ルータ31の構成はルータ30と同様である。
例えば、出力制御部44がヘッダ抽出部43から取得したヘッダのデジタル情報の中に、当該電力を消費する宛先の情報が含まれている場合には、出力制御部44はこの宛先に応じて負荷33、34、およびルータ31のいずれかを選択することができる。また、例えば電源電圧の種類(12、48[V]など)を表す送電電力情報が含まれている場合には、該当する電源電圧を必要とする負荷に対して選択的に電力を供給したり、適切な配電先の経路を選択することができる。
<電力パケットの構成例>
図1に示したミキサ10がワイヤハーネスW1に送出する電力パケットの構成例を図2に示す。なお、ルータ30がワイヤハーネスW2に送出する電力パケットも図2と同様である。
図2に示した例では、電力パケット50はヘッダ51およびペイロード52により構成されている。
ペイロード52は、下流側に供給する電源電力を格納する領域を表す。ヘッダ51は、この電力パケット50の先頭に配置されており、このパケットを管理する上で必要なデジタル情報を格納する領域を表す。ペイロード52はヘッダ51の後方に配置されている。なお、例えばペイロード52の後方にフッタの領域を付加してもよい。
図1に示した送電パルス生成部11は、各電力パケット50のペイロード52の内側のタイミングで、パルス状の電源電力を電源ライン16に送出する。また、ヘッダ生成部12は、各電力パケット50のヘッダ51のタイミングで、必要なデジタル情報を電源ライン16に送出する。
図2の例では、ヘッダ51の中に同期信号51a、宛先情報51b、および送電電力情報51cが含まれている。同期信号51aは、例えば下流側のルータ30が電力パケット50の先頭のタイミングを正確に把握するために利用される。宛先情報51bは、例えば該当する電力パケット50で伝送した電力を消費すべき特定の負荷や配電経路などを特定可能な識別子である。送電電力情報51cは、例えば該当する電力パケット50で伝送する電源電力の種類(12、48[V]など)を表す情報を伝送するために利用される。
<電力スイッチング回路の構成>
本発明の実施形態における電力スイッチング回路60の構成例を図3に示す。
−<基本的な構成の説明>
図3に示した電力スイッチング回路60は、電源21、22から供給される直流電力からパルス状の電源電力波形を生成するために、各タイミングで出力端子10a、10bに出力する電力のオンオフを切り替える電力スイッチ素子Q1を内蔵している。図3の例では、電力スイッチ素子Q1として、高電力のスイッチングが可能なMOS型の電界効果トランジスタ(FET)デバイスを採用している。
電力スイッチング回路60が生成するパルス状の電力波形(ペイロード52)に同期したタイミングを表すゲート制御信号SG3を、図1に示したパルスタイミング信号SG2に従って信号発生器61が発生する。
このゲート制御信号SG3は、ゲートドライバ62を介して電力スイッチ素子Q1のゲート端子に印加される。したがって、電力スイッチ素子Q1は二値信号である送電指示信号SG1のオンオフに同期して、パルス状に時分割制御された波形の電力を生成する。
電力スイッチ素子Q1がオフの時には、そのドレイン−ソース端子間が非導通になり、電源ライン63A、63Bの間が遮断され、電源ライン63Bを流れる電流i1の値が0になる。また、電力スイッチ素子Q1がオンの時には、そのドレイン−ソース端子間が導通状態になるので、電源21、22から供給される電力が出力側に供給され、電源ライン63Bに電流i1が流れる。
図3に示した例では、電力スイッチ素子Q1の出力側に、抵抗器R1およびダイオードD5が並列に接続されている。なお、出力端子10a、10bに接続されているインダクタンス成分L3、コンデンサC2、および抵抗成分R2は、ワイヤハーネスW1の電気特性や、負荷側の電気特性に相当する。
−<電力スイッチ素子Q1のスイッチングに伴う課題の説明>
一般的な構成を採用した場合を想定すると、電力スイッチ素子Q1がオフからオンに切り替わる時(ターンオン時)には、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間に電圧(Vp1)が印加されている状態で電流(i1)が流れ始める。そして、電力スイッチ素子Q1が導通状態になると電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間の電圧(Vp1)が0に近づく。
したがって、ターンオン時には、電圧と電流の積で表される比較的大きな電力が電力スイッチ素子Q1自体に印加されることになり、これが電力損失として電力スイッチ素子Q1により消費される。つまり、出力側に接続される負荷とは無関係な電力スイッチ素子Q1自身の電力消費により電力効率が低下する。また、電流i1が流れている状態で電圧Vp1が切り替わるので、ターンオン時に比較的高電力の高調波ノイズが発生する原因となる。
また、一般的な構成を採用した場合を想定すると、電力スイッチ素子Q1がオンからオフに切り替わる時(ターンオフ時)には、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間の電圧Vp1が上昇を始めた後で、電流i1が徐々に遮断される。そして、電力スイッチ素子Q1が完全に非導通状態になると、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間の電圧Vp1が最大になり、電流i1は0になる。
したがって、ターンオフ時にも、電圧と電流の積で表される比較的大きな電力が電力スイッチ素子Q1自体に印加されることになり、これが電力損失として電力スイッチ素子Q1により消費され、電力効率が低下する。また、電圧Vp1が大きい状態で電流i1が変化するので、ターンオフ時に比較的高電力の高周波ノイズが発生する原因となる。
−<追加された構成要素の説明>
図3に示した電力スイッチング回路60は、電力スイッチ素子Q1のターンオン時の課題およびターンオフ時の課題をそれぞれ解決するための構成要素を備えている。
すなわち、図3に示すように、電力スイッチ素子Q1の入力側の電源ライン63Aと、出力側の電源ライン63Bとの間に、ダイオードD1とコンデンサC1の直列回路が接続されている。また、電源ライン63BにコイルL1が接続されている。ダイオードD1は、アノード端子が電源ライン63Aに接続され、カソード端子がコンデンサC1の一端と接続されている。
つまり、電流i1の通過経路に対して、コンデンサC1は電力スイッチ素子Q1と並列になるようにダイオードD1を介して接続されている。また、コイルL1は電力スイッチ素子Q1と直列になるように接続されている。これらの構成要素(C1、D1、L1)は、電力スイッチ素子Q1のターンオン時にZCS(ゼロ・カレント・スイッチング)を実現すると共に、電力スイッチ素子Q1のターンオフ時にZVS(ゼロ・ボルト・スイッチング)を実現するための機能を有している。
具体的には、コイルL1のインダクタンスによる共振機能の影響により、電力スイッチ素子Q1のターンオン時に、電力スイッチ素子Q1を流れる電流i1が0に近い状態で、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間の電圧Vp1が「高」から「低」に切り替わる状態になる。これにより、電力スイッチ素子Q1のターンオン時に、電力スイッチ素子Q1自身がほとんど電力を消費しない状態になり、高調波ノイズも抑制される。
また、コンデンサC1のキャパシタンスによる共振機能の影響により、電力スイッチ素子Q1のターンオフ時に、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間の電圧Vp1が0に近い状態で、電力スイッチ素子Q1を流れる電流i1が遮断される状態になる。これにより、電力スイッチ素子Q1のターンオフ時に、電力スイッチ素子Q1自身がほとんど電力を消費しない状態になり、高調波ノイズも抑制される。
なお、ダイオードD1は、コンデンサC1から電源ライン63A側に電流が逆流してコンデンサC1が放電するのを防止する。
電力スイッチ素子Q1におけるターンオン時のZCS、およびターンオフ時のZVSを実現するために、コンデンサC1の静電容量、およびコイルL1のインダクタンスは例えば、回路シミュレータを用いて最適な値が選択される。
−<電気エネルギーの回生の必要性>
図3に示した電力スイッチング回路60において、追加されたコンデンサC1は、電力スイッチ素子Q1がオフの時に、次式に示す電力Pcの電気エネルギーを蓄積している。
Pc=(1/2)・C・V2
C:コンデンサC1の静電容量
V:コンデンサC1の端子間電圧Vp9
したがって、コンデンサC1が蓄積した電気エネルギーをそのまま自然に放電させると電力Pcの損失が発生し、全体の電力効率が低下する。そこで、コンデンサC1から蓄積された電気エネルギーを回収して回生電力として再利用することにより、電力効率を改善することが可能になる。
−<電気エネルギーの回生のために追加された構成要素の説明>
図3に示した電力スイッチング回路60は、バックコンバータ70およびタイミング生成部80を備えている。
バックコンバータ70は、コンデンサC1から蓄積された電気エネルギーを回収し、再利用できる回生電力に変換し、電力スイッチ素子Q1の入力側の電源ライン63Aに供給する。また、タイミング生成部80は、バックコンバータ70が正しく動作するために必要なタイミングを表すゲート制御信号SG4を生成し、この信号をバックコンバータ70に供給する。
図3に示したバックコンバータ70は、絶縁トランスT1、アシストスイッチQ2、ダイオードD3、およびD4を備えている。
アシストスイッチQ2はMOS型の電界効果トランジスタで構成されている。アシストスイッチQ2のゲート端子には、制御ライン69を経由して二値信号であるゲート制御信号SG4が印加される。
アシストスイッチQ2は、ゲート制御信号SG4に従って周期的にオンオフし、コンデンサC1の2つの端子から電力回生用ライン67、68を介して回収した電気エネルギーを絶縁トランスT1の一次側巻線に間欠的に供給する。これにより、絶縁トランスT1の二次側巻線に交流電力が誘起する。
絶縁トランスT1の二次側巻線に発生する交流電力は、ダイオードD3、D4により整流されて直流電力になり、コイルL2を介して電力スイッチ素子Q1の入力側の電源ライン63Aおよびアースライン64に回生電流i8として供給される。
図3に示したタイミング生成部80は、信号発生器81、コンパレータ82、インバータ83、ANDゲート84、および85を備えている。
信号発生器81は、電力スイッチ素子Q1のスイッチング周波数(例えば700[kHz])に比べて十分に高い周波数(例えば3[MHz])のパルス信号SG5を連続的に生成する。
タイミング生成部80は、信号発生器61が出力するゲート制御信号SG3と、信号発生器81が出力するパルス信号SG5とに基づいて、バックコンバータ70を駆動するために必要なゲート制御信号SG4のタイミングを生成する。
タイミング生成部80が生成したゲート制御信号SG4は、ゲートドライバ66および制御ライン69を介してバックコンバータ70内のアシストスイッチQ2のゲート端子に印加される。
このゲート制御信号SG4により、アシストスイッチQ2は、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間が導通している各期間内のタイミングで、周期的にオンオフを繰り返し、絶縁トランスT1の一次側巻線に交流電力を供給する。電力スイッチ素子Q1がオフのタイミングでは、アシストスイッチQ2がオフになり、コンデンサC1からの電気エネルギーの回収は停止する。
<電力スイッチング回路60の動作例>
図3に示した電力スイッチング回路60における主要な電圧及び電流の波形の例を図4に示す。すなわち、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間の電圧Vp1、および電源ライン63Bに流れる電流i1の波形が図4に示されている。
図4に示した例では、各時刻t01、t03、t05、・・・で電力スイッチ素子Q1がターンオンし、各時刻t02、t04、t06、・・・で電力スイッチ素子Q1がターンオフし、同様の動作を周期的に繰り返す。つまり、時刻t01〜t02、t03〜t04、t05〜t06の間はそれぞれ電力スイッチ素子Q1がオン(ドレイン−ソース端子間が導通状態)であり、時刻t02〜t03、t04〜t05の間はそれぞれ電力スイッチ素子Q1がオフ(ドレイン−ソース端子間が非導通状態)である。
したがって、電力スイッチ素子Q1のドレイン−ソース端子間の電圧Vp1は、時刻t01〜t02、t03〜t04、t05〜t06の間はほぼ0[V]であり、時刻t02〜t03、t04〜t05の間は高電圧(例えば50[V])になる。
また、電源ライン63Bに流れる電流i1は、時刻t02〜t03、t04〜t05の間は0[A]であり、時刻t01〜t02、t03〜t04、t05〜t06の間にコンデンサC1などの部品の時定数の影響を受けながら指数関数的に変動する。
ここで、電力スイッチ素子Q1がターンオンする時の動作を確認するために、図4に示した時刻t01付近の領域P01に注目する。また、この領域P01の近傍を拡大した状態を図5に示す。
図5に示した例では、時刻t01において、電流i1はほぼ0[A]であり、電圧Vp1はまだ高電圧である。そして、この状態で電力スイッチ素子Q1がオンに切り替わり、電圧Vp1が高電圧から0[V]近傍まで低下した後で、電流i1が上昇を開始している。つまり、電圧Vp1が高い状態と、電流i1が流れている状態とが時間的に重ならないので、ターンオンの時にZCSが成立し、電力スイッチ素子Q1自身が消費する電力(Vp1×i1)の損失がほぼ0になる。また、高調波ノイズも発生しない。
次に、電力スイッチ素子Q1がターンオフする時の動作を確認するために、図4に示した時刻t02付近の領域P02に注目する。また、この領域P02の近傍を拡大した状態を図6に示す。
図6に示した例では、時刻t02において、電圧Vp1がほぼ0[V]であり、この状態で電力スイッチ素子Q1がオフに切り替わり、電流i1が遮断されて0[A]になっている。つまり、電圧Vp1が高い状態と、電流i1が流れている状態とが時間的に重ならないので、ターンオフの時にZVSが成立し、電力スイッチ素子Q1自身が消費する電力(Vp1×i1)の損失がほぼ0になる。また、高調波ノイズも発生しない。
2つのゲート制御信号SG3、SG4の波形を図7に示す。
電力スイッチ素子Q1は、ゲート制御信号SG3の電圧が高い時にオンになり、この電圧が低い時にオフになる。また、アシストスイッチQ2は、ゲート制御信号SG4の電圧が高い時にオンになり、この電圧が低い時にオフになる。
図7に示すように、ゲート制御信号SG3の電圧が低い時には、ゲート制御信号SG4の電圧も低くなる。したがって、電力スイッチ素子Q1がオフの時にはアシストスイッチQ2もオフになる。また、ゲート制御信号SG3の電圧が高い各区間において、ゲート制御信号SG4は、電圧が高い状態と低い状態とを短い周期で繰り返す。
また、図3に示した電力スイッチング回路60においては、電力スイッチ素子Q1がオンになった時に、電圧Vp1が0[V]に近い値になる。この時、コンデンサC1に電気エネルギーが蓄積されているので、コンデンサC1の端子間電圧Vp9は高い状態であり、「Vp1<Vp9」になるが、ダイオードD1が存在するのでコンデンサC1から電源ライン63Aに向かって電流が流れることはない。
そして、電力スイッチ素子Q1がオンになった時に、アシストスイッチQ2がオンオフを繰り返すので、コンデンサC1に蓄積された電荷により、電力回生用ライン67、68、およびアシストスイッチQ2を介して絶縁トランスT1の一次側巻線に間欠的に電流が流れる。更に、トランスT1の二次側巻線に誘起する交流電力により回生電流i8が生成される。つまり、コンデンサC1が蓄積している電気エネルギーがバックコンバータ70で回収され、回生電流i8として再利用される。
バックコンバータ70から出力される回生電流i8の波形を図8に示す。また、コンデンサC1の端子間電圧Vp9の波形を図9に示す。
図8に示した波形から分かるように、周期的に回生電流i8が発生している。また、図9に示した波形から分かるように、コンデンサC1の端子間電圧Vp9は、電圧が高い状態と低い状態とを周期的に繰り返すように変化している。つまり、電力スイッチ素子Q1がオフの時にコンデンサC1の端子間電圧Vp9が高くなって電気エネルギーが蓄積され、蓄積された電気エネルギーが電力スイッチ素子Q1がオンの時に放出されている。コンデンサC1が放出した電気エネルギーがバックコンバータ70で回収された結果として、図8に示した波形のような回生電流i8が発生する。したがって、コンデンサC1が蓄積した電気エネルギーは、損失として無駄に消費されることはなく、回生電流i8として再利用されるので、電力効率の改善に寄与することとなる。
<電力スイッチング回路60の利点>
図3に示した電力スイッチング回路60のように、電力スイッチ素子Q1をソフトスイッチングで制御するために、ダイオードD1、コンデンサC1、コイルL1を接続することにより、電力スイッチ素子Q1がターンオンする時のZCS、及びターンオフする時のZVSを実現できる。これにより、スイッチングに伴う電力スイッチ素子Q1の電力損失を大幅に低減すると共に、高調波ノイズの発生を防止できる。
特に、車載用として構成される図1に示したようなミキサ10やルータ30、31内に電力スイッチング回路60を搭載する場合には、ワイヤハーネスW1、W2からの放射ノイズの低減に効果的である。また、複数のルータ30、31を経由して電力パケットを伝送する場合には、電力パケットの生成を複数回繰り返すことになるため、パケット生成に伴う電力損失増大が懸念されるが、電力スイッチング回路60の採用により問題を解消できる。
なお、図3に示したバックコンバータ70やタイミング生成部80の構成については、必要に応じて変更することができる。例えば、図3のバックコンバータ70は絶縁型であるが、非絶縁型の構成に変更してもよい。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る電力スイッチング回路の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 所望の伝送路(ワイヤハーネスW1、W2)に送出可能なパルス状の電源電力を生成する電力スイッチング回路(60)であって、
電力の通過経路上に接続された少なくとも1つの電力スイッチ素子(Q1)と、
前記電力スイッチ素子の電力入力側(電源ライン63A)に接続された整流器(ダイオードD1)と、
前記電力スイッチ素子の電力入力側と電力出力側(電源ライン63B)との間に前記整流器を介して接続されたキャパシタ(コンデンサC1)と、
前記電力スイッチ素子の電力出力側に接続されたインダクタ(コイルL1)と、
を備え、
前記キャパシタは、少なくとも前記電力スイッチ素子がターンオフする時の前記電力スイッチ素子への印加電圧の低減に影響し(図5参照)、
前記インダクタは、少なくとも前記電力スイッチ素子がターンオンする時の前記電力スイッチ素子に流れる電流の低減に影響する(図6参照)、
ことを特徴とする電力スイッチング回路。
[2] 前記キャパシタの端子間に一次側が接続された電力回生部(バックコンバータ70)、および前記電力回生部を駆動するタイミング信号を生成するタイミング生成部(80)、を更に備え、
前記電力回生部は、前記キャパシタに蓄積された電力を回収して前記電力スイッチ素子の電力入力側に転送する機能を有し、
前記タイミング生成部は、前記電力スイッチ素子がオンの時に、前記電力回生部を駆動するためのタイミング信号(ゲート制御信号SG4)を生成する(図7参照)、
ことを特徴とする上記[1]に記載の電力スイッチング回路。
[3] 前記タイミング生成部は、前記電力スイッチ素子のオンオフ周期に比べて短い周期でオンオフを繰り返す駆動パルスを生成する(図7参照)、
ことを特徴とする上記[2]に記載の電力スイッチング回路。
[4] 前記電力スイッチ素子が出力するパルス状の電源電力波形(ペイロード52)に隣接するタイミングで、該当する電源電力に関連するデジタル情報の信号(ヘッダ51)を付加する情報付加部(ヘッダ生成部12)、を更に備えた、
ことを特徴とする上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の電力スイッチング回路。
10 ミキサ
10a,10b 出力端子
11 送電パルス生成部
12 ヘッダ生成部
16 電源ライン
17 アースライン
20 上位制御部
21,22 電源
30,31 ルータ
33,34 負荷
41 ダイオード
42 蓄電部
43 ヘッダ抽出部
44 出力制御部
50 電力パケット
51 ヘッダ
51a 同期信号
51b 宛先情報
51c 送電電力情報
52 ペイロード
60 電力スイッチング回路
61,81 信号発生器
62,66 ゲートドライバ
63A,63B,65 電源ライン
64 アースライン
67,68 電力回生用ライン
69 制御ライン
70 バックコンバータ
80 タイミング生成部
82 コンパレータ
83 インバータ
84,85 ANDゲート
Q1 電力スイッチ素子
C1,C2 コンデンサ
L1,L2 コイル
L3 インダクタンス成分
R1 抵抗器
R2 抵抗成分
D1,D2,D3,D4,D5 ダイオード
T1 絶縁トランス
SG1 送電指示信号
SG2 パルスタイミング信号
SG3,SG4 ゲート制御信号
W1,W2 ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. 所望の伝送路に送出可能なパルス状の電源電力を生成する電力スイッチング回路であって、
    電力の通過経路上に接続された少なくとも1つの電力スイッチ素子と、
    前記電力スイッチ素子の電力入力側に接続された整流器と、
    前記電力スイッチ素子の電力入力側と電力出力側との間に前記整流器を介して接続されたキャパシタと、
    前記電力スイッチ素子の電力出力側に接続されたインダクタと、
    を備え、
    前記キャパシタは、少なくとも前記電力スイッチ素子がターンオフする時の前記電力スイッチ素子への印加電圧の低減に影響し、
    前記インダクタは、少なくとも前記電力スイッチ素子がターンオンする時の前記電力スイッチ素子に流れる電流の低減に影響する、
    ことを特徴とする電力スイッチング回路。
  2. 前記キャパシタの端子間に一次側が接続された電力回生部、および前記電力回生部を駆動するタイミング信号を生成するタイミング生成部、を更に備え、
    前記電力回生部は、前記キャパシタに蓄積された電力を回収して前記電力スイッチ素子の電力入力側に転送する機能を有し、
    前記タイミング生成部は、前記電力スイッチ素子がオンの時に、前記電力回生部を駆動するためのタイミング信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力スイッチング回路。
  3. 前記タイミング生成部は、前記電力スイッチ素子のオンオフ周期に比べて短い周期でオンオフを繰り返す駆動パルスを生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力スイッチング回路。
  4. 前記電力スイッチ素子が出力するパルス状の電源電力波形に隣接するタイミングで、該当する電源電力に関連するデジタル情報の信号を付加する情報付加部、を更に備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電力スイッチング回路。
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