JP2017042001A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷電流全域にわたり、回路全体の効率を改善することができる電源装置を提供する。【解決手段】スイッチング回路13と、トランスTと、整流回路17と、平滑回路19とを備えた電源装置1であって、アノード側がトランスTの二次側巻線T2に接続され、逆回復時間によりサージ電圧を吸収するスナバダイオードD1_1,D1_2と、スナバダイオードD1_1,D1_2のカソード側と、接地電位部との間に設けられたスナバコンデンサC1と、スナバコンデンサC1と直列に接続され、抵抗成分を含む第1の回路と、第1の回路と並列に接続され、降圧チョッパを行う第2の回路と、第1の回路及び第2の回路を制御する制御部35とを備え、制御部35は、トランスTの二次側を流れる負荷電流と、スナバコンデンサC1にかかる電圧とに基づいて、第1の回路及び第2の回路のそれぞれを導通状態及び非導通状態の何れかに制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に関する。
従来、絶縁型DCDCコンバータは、負荷電流が大きくなるとFET等のようなスイッチング素子に転流する電流が大きくなることにより、逆回復電流が大きくなり、この逆回復電流に起因してサージ電圧が上昇するため、スナバ回路が設けられているものがある。
絶縁型DCDCコンバータのうち、例えば、アクティブスナバ回路を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ただし、特許文献1に記載の技術は、負荷電流範囲により、最適なFETのオフタイミングが変動するものである。
また、絶縁型DCDCコンバータのうち、例えば、RCDスナバ回路を設けたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の技術は、抵抗成分により、サージ電圧が吸収されるものである。
このような絶縁型DCDCコンバータは車載電源としても使用されている。しかし、車載電源は、負荷電流が従来と比べて非常に大きくなる場合がある。この場合、負荷電流に起因した逆回復電流で発生したサージ電圧を全て効率よく回生するものとして、サージ電圧をコンデンサに蓄えた後、降圧チョッパを使用することにより出力電圧を回生する技術が提案されている。
特許第4914519号公報 特開平8−196083号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は、最適なオフタイミング以外で回路が駆動した場合、ノイズが発生するため、回路全体の効率が低下する恐れがある。
また、特許文献2に記載の技術は、負荷電流が大きくなることによりサージ電圧が上昇し、大きなサージ量を抵抗成分に吸収させた場合、抵抗損失が大きくなる。よって、特許文献2に記載の技術では、負荷電流が大きくなる場合に回路全体の効率が低下する恐れがある。
また、従来の降圧チョッパによる出力電圧を回生する技術は、降圧チョッパを動かす駆動電力が必要である。このため、負荷電流が小さい場合に降圧チョッパを使用することにより出力電圧を回生したとしても、回路全体の効率は低下する恐れがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、負荷電流全域にわたり、回路全体の効率を改善することができる電源装置を提供することである。
本発明に係る電源装置は、直流を交流に変換するスイッチング回路と、前記スイッチング回路に接続されたトランスと、前記トランスの二次側に設けられ、前記トランスの二次側巻線に生じる電流を整流する整流回路と、前記整流回路により整流された電流を平滑化する平滑回路とを備えた電源装置であって、アノード側が前記トランスの二次側巻線に接続され、逆回復時間によりサージ電圧を吸収するスナバダイオードと、前記スナバダイオードのカソード側と、接地電位部との間に設けられたスナバコンデンサと、前記スナバコンデンサと直列に接続され、抵抗成分を含む第1の回路と、前記第1の回路と並列に接続され、降圧チョッパを行う第2の回路と、前記第1の回路及び前記第2の回路を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記トランスの二次側を流れる負荷電流と、前記スナバコンデンサにかかる電圧とに基づいて、前記第1の回路及び前記第2の回路のそれぞれを導通状態及び非導通状態の何れかに制御することを特徴とする。
本発明に係る電源装置によれば、負荷電流全域にわたり、回路全体の効率を改善することができる。
また、本発明に係る電源装置において、前記平滑回路は、前記トランスのセンタータップ側に接続された平滑用インダクタと、前記平滑用インダクタと、前記整流回路との間に接続された出力コンデンサとを備え、前記第1の回路は、スナバ抵抗と、一方が前記スナバ抵抗と直列に接続され、他方が前記平滑用インダクタと前記出力コンデンサとの間に接続された第1の回生用スイッチング素子とを備え、前記第2の回路は、降圧チョッパインダクタと、一方が前記降圧チョッパインダクタと接続され、他方が前記スナバコンデンサと接続された第2の回生用スイッチング素子と、カソード側が前記降圧チョッパインダクタと前記第2の回生用スイッチング素子との間に接続され、アノード側が前記接地電位部に接続された降圧チョッパダイオードとを備え、前記制御部は、前記負荷電流が第1の閾値電流より低く、前記スナバコンデンサにかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、前記第1の回生用スイッチング素子及び前記第2の回生用スイッチング素子のそれぞれを非導通状態に制御し、前記負荷電流が前記第1の閾値電流以上であり、前記スナバコンデンサにかかる電圧が前記第1の閾値電圧以上である場合、前記第1の回生用スイッチング素子を導通状態に制御すると共に、前記第2の回生用スイッチング素子を非導通状態に制御し、前記負荷電流が前記第1の閾値電流より大きい第2の閾値電流以上であり、前記スナバコンデンサにかかる電圧が前記第1の閾値電圧より大きい第2の閾値電圧以上である場合、前記第1の回生用スイッチング素子を非導通状態に制御すると共に、前記第2の回生用スイッチング素子を導通状態に制御することが好ましい。
この電源装置によれば、サージ電圧を回生しつつ、回路全体の効率を改善することができる。
また、本発明に係る電源装置において、前記スナバダイオード及び前記スナバコンデンサは、アクティブスナバ回路として機能するものであり、前記スナバダイオード、前記スナバコンデンサ、及び前記スナバ抵抗は、RCDスナバ回路として機能するものであり、前記降圧チョッパダイオード、前記降圧チョッパインダクタ、及び前記スナバコンデンサは、降圧チョッパスナバ回路として機能するものであることが好ましい。
この電源装置によれば、回路全体における効率を顕著に改善することができる。
本発明によれば、負荷電流に応じて異なるスナバ回路が機能することにより、サージ電圧の発生量に応じたスナバ回路によりサージ電圧を回生させるため、負荷電流全域にわたり、回路全体の効率を改善することができる電源装置を提供することができる。
本実施形態に係る電源装置1の構成例を示す図である。 制御部35の制御例を説明するフローチャートである。 第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8を使用しないアクティブスナバによる電流経路の一例を示す図である。 RCDスナバによる電流経路の一例を示す図である。 降圧チョッパスナバによる電流経路の一例を示す図である。 スナバ回路を含まない従来の回路構成におけるトランスTの二次側に生じた逆回復電流の電流経路の一例を示す図である。 スナバ回路を含まない従来の回路構成におけるトランスTの二次側に生じたサージ電圧波形の一例を示す図である。
図1は、本実施形態に係る電源装置1の構成例を示す図である。図1に示すように、電源装置1は、直流電源11、スイッチング回路13、スイッチング回路13に接続されたトランスT、トランスTの二次側に設けられた整流回路17、及び平滑回路19を備える。また、電源装置1は、スナバダイオードD1_1、スナバダイオードD1_2、スナバコンデンサC1、第1の回路、及び第2の回路を備える。また、電源装置1は、トランスTの二次側を流れる負荷電流を検出する電流検出部31、スナバコンデンサC1にかかる電圧を検出する電圧検出部33、及び制御部35を備える。なお、平滑回路19の出力側には、抵抗R2が接続されている。
次に、電源装置1について具体的に説明する。直流電源11は、高電圧の電源であり、例えば、複数のセルが接続された組電池からなり、車両に搭載される。なお、直流電源11は、一次電池又は二次電池のような安定した直流電圧を供給するものであればよい。
スイッチング回路13は、直流を交流に変換するものであり、具体的には、複数のスイッチング素子Q1〜Q4からなる。複数のスイッチング素子Q1〜Q4のそれぞれは、例えば、光MOSFETからなるフルブリッジ構成のインバータとして機能するものである。スイッチング回路13は、スイッチング素子Q1,Q4と、スイッチング素子Q2,Q3とが交互にターンオンすることにより、直流電源11から供給される直流電圧を交流電圧に変換し、トランスTに供給する。
なお、スイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q2とは直列に接続され、スイッチング素子Q3と、スイッチング素子Q4とは直列に接続されているが、直列に接続されたもの同士が同時にターンオンすることがないように、ターンオンのタイミングは調整されている。
なお、複数のスイッチング素子Q1〜Q4のそれぞれには、寄生ダイオード及び寄生容量が含まれる。
トランスTは、一次側には一次側巻線T1が巻回され、二次側には二次側巻線T2が巻回されたものであり、漏れインダクタLを含むものである。整流回路17は、トランスTの二次側巻線T2に生じる電流を整流するものである。整流回路17は、例えば、スイッチング素子Q5と、スイッチング素子Q6とからなる。スイッチング素子Q5,Q6のそれぞれは、例えば、光MOSFETからなる。スイッチング素子Q5,Q6のそれぞれには、寄生ダイオード及び寄生容量が含まれる。
平滑回路19は、整流回路17により整流された電流を平滑化するものであり、平滑用インダクタL1及び出力コンデンサC2を備える。平滑用インダクタL1は、トランスTのセンタータップ側と接続されたものである。出力コンデンサC2は、平滑用インダクタL1と、整流回路17との間に接続されたものであり、平滑回路19の出力電圧を抵抗R2に供給するものである。
スナバダイオードD1_1,D1_2のそれぞれは、アノード側がトランスTの二次側巻線T2に接続され、逆回復時間によりサージ電圧を吸収する。スナバコンデンサC1は、スナバダイオードD1_1,D1_2のそれぞれのカソード側と、接地電位部との間に設けられ、サージ電圧を蓄積する。
第1の回路は、スナバコンデンサC1と直列に接続され、抵抗成分を含むものである。第1の回路は、スナバ抵抗R1と、第1の回生用スイッチング素子Q7とを備える。第1の回生用スイッチング素子Q7は、一方がスナバ抵抗R1と直列に接続され、他方が平滑用インダクタL1と出力コンデンサC2との間に接続されたものである。第1の回生用スイッチング素子Q7は、例えば、光MOSFETからなり、寄生ダイオード及び寄生容量が含まれる。
第2の回路は、第1の回路と並列に接続され、降圧チョッパを行うものである。第2の回路は、降圧チョッパインダクタL2と、第2の回生用スイッチング素子Q8と、降圧チョッパダイオードD2とを備える。第2の回生用スイッチング素子Q8は、一方が降圧チョッパインダクタL2と接続され、他方がスナバコンデンサC1と接続されたものである。第2の回生用スイッチング素子Q8は、例えば、光MOSFETからなり、寄生ダイオード及び寄生容量が含まれる。降圧チョッパダイオードD2は、カソード側が降圧チョッパインダクタL2と第2の回生用スイッチング素子Q8との間に接続され、アノード側が接地電位部に接続されたものである。
なお、スナバダイオードD1_1及びスナバダイオードD1_2の何れかを特に区別しない場合、スナバダイオードD1と称する。また、第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8を総称する場合、回生用スイッチング素子Qと称する。
制御部35は、第1の回路及び第2の回路を制御するものであり、例えば、マイコンを主体に構成されるものである。具体的には、制御部35は、トランスTの二次側を流れる負荷電流と、スナバコンデンサC1にかかる電圧とに基づいて、第1の回路及び第2の回路のそれぞれを導通状態及び非導通状態の何れかに制御するものである。
より具体的には、制御部35は、負荷電流が第1の閾値電流より低く、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8のそれぞれを非導通状態に制御するものである。
制御部35は、負荷電流が第1の閾値電流以上であり、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を導通状態に制御すると共に、第2の回生用スイッチング素子Q8を非導通状態に制御するものである。
制御部35は、負荷電流が第1の閾値電流より大きい第2の閾値電流以上であり、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より大きい第2の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を非導通状態に制御すると共に、第2の回生用スイッチング素子Q8を導通状態に制御するものである。
次に、負荷電流に応じて最適なスナバ回路を動かす制御について図2〜5を用いて具体的に説明する。図2は、制御部35の制御例を説明するフローチャートである。
(ステップS11)
制御部35は、負荷電流が第1の閾値電流より低いか否かを判定する。負荷電流が第1の閾値電流より低い場合、ステップS12に進む。一方、負荷電流が第1の閾値電流以上である場合、ステップS14に進む。
(ステップS12)
制御部35は、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より低いか否かを判定する。スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、ステップS13に進む。一方、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧以上である場合、処理を終了する。
(ステップS13)
制御部35は、第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8のそれぞれを非導通状態に制御し、処理を終了する。
ここで、上記で説明したように、負荷電流が第1の閾値電流より低く、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8の両方を非導通状態に制御したときのサージ電圧の回生経路について図3を用いて説明する。
図3は、第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8を使用しないアクティブスナバによる電流経路の一例を示す図である。図3に示すように、サージ電圧はスナバダイオードD1を経由し、スナバコンデンサC1に蓄積される。負荷電流が低い場合、サージ電流を吸収するスナバダイオードD1の逆回復時間を使用することにより、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを戻すことができる。
つまり、負荷電流が低い場合、サージ電圧を吸収するスナバダイオードD1の逆回復時間を使用することにより、サージ電圧をスナバコンデンサC1に蓄積してからスナバダイオードD1経由で元の電力ラインに戻す。このようにして、サージ電圧は回生される。この場合、スナバとして動かす回路はないため、ドライブ損失等は発生しない。
ただし、スナバダイオードD1は、逆回復時間が十分長いものであることが好ましい。このようなものとして、商用周波数を整流する一般整流ダイオードであることが好ましい。一般整流ダイオードは、例えば、500〜6000V及び800〜5000Aの範囲で動作するものである。
(ステップS14)
制御部35は、負荷電流が第2の閾値電流以上であるか否かを判定する。負荷電流が第2の閾値電流以上である場合、ステップS18に進む。一方、負荷電流が第2の閾値電流より低い場合、ステップS15に進む。
(ステップS15)
制御部35は、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧以上であるか否かを判定する。スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧以上である場合、ステップS16に進む。一方、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、処理を終了する。
(ステップS16)
制御部35は、第1の回生用スイッチング素子Q7を導通状態に制御する。
(ステップS17)
制御部35は、第2の回生用スイッチング素子Q8を非導通状態に制御し、処理を終了する。
なお、ステップS16の処理及びステップS17の処理のそれぞれは、逐次的に処理されるものであってもよく、並列的に処理されるものであってもよく、処理の順番は特に限定されるものではない。
ここで、上記で説明したように、負荷電流が第2の閾値電流より低く、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を導通状態に制御し、第2の回生用スイッチング素子Q8非導通状態に制御したときのサージ電圧の回生経路について図4を用いて説明する。
図4は、RCDスナバによる電流経路の一例を示す図である。負荷電流が大きくなると、サージ電圧のエネルギーが大きくなり、スナバダイオードD1の逆回復時間中に全てのエネルギーが戻せなくなり、スナバコンデンサC1の電圧が上昇し始める。この場合、図4に示すように、第1の回生用スイッチング素子Q7を導通状態に制御する。これにより、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーは、スナバ抵抗R1を経由して出力コンデンサC2に戻される。このようにして、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーは、出力コンデンサC2に回生される。
つまり、負荷電流が中程度の場合、スナバダイオードD1の逆回復時間だけでは、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーは、戻りきれないため、第1の回生用スイッチング素子Q7を導通状態に制御し、スナバ抵抗R1経由で出力コンデンサC2に回生させる。
(ステップS18)
制御部35は、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第2の閾値電圧以上であるか否かを判定する。スナバコンデンサC1にかかる電圧が第2の閾値電圧以上である場合、ステップS19に進む。一方、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第2の閾値電圧より低い場合、処理を終了する。
(ステップS19)
制御部35は、第1の回生用スイッチング素子Q7を非導通状態に制御する。
(ステップS20)
制御部35は、第2の回生用スイッチング素子Q8を導通状態に制御し、処理を終了する。
なお、ステップS19の処理及びステップS20の処理のそれぞれは、逐次的に処理されるものであってもよく、並列的に処理されるものであってもよく、処理の順番は特に限定されるものではない。
ここで、上記で説明したように、負荷電流が第2の閾値電流以上であり、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第2の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を非導通状態に制御し、第2の回生用スイッチング素子Q8を導通状態に制御したときのサージ電圧の回生経路について図5を用いて説明する。
図5は、降圧チョッパスナバによる電流経路の一例を示す図である。負荷電流がさらに大きくなってくると、サージ電圧もさらに大きくなり、スナバダイオードD1の逆回復時間を使用しても、スナバ抵抗R1を経由した回生動作を行ったとしても、スナバコンデンサC1に溜まるエネルギーの方が大きくなり、スナバコンデンサC1にかかる電圧は上昇していく。また、この場合、スナバ抵抗R1を経由した回生動作では、スナバ抵抗R1による電流損等の損失が大きくなってくる。そこで、第1の回生用スイッチング素子Q7を非導通状態に制御し、第2の回生用スイッチング素子Q8を導通状態に制御することにより、図5に示すように、降圧チョッパを行う第2の回路を経由し、出力コンデンサC2にエネルギーを回生させる。
つまり、負荷電流が大きい場合、RCDスナバで回生すると、スナバ抵抗R1による損失が無視できなくなるだけでなく、サージ電圧を逃がしきれないと、スナバコンデンサC1にかかる電圧が上昇することにより整流回路17のスイッチング素子Q5,Q6が破壊される。そこで、降圧チョッパを動かすことにより、サージ電圧に起因する電力を回生させる。
ただし、降圧チョッパスナバ回路では、第2の回生用スイッチング素子Q8を駆動させる損失があるだけでなく、降圧チョッパスナバの動作にも効率、すなわち、損失があるため、負荷電流が小さい場合に動かすと、逆に効率が悪化する要因となる。
具体的には、降圧チョッパを動かす場合、第2の回生用スイッチング素子Q8を駆動させるエネルギーが必要になる。そのエネルギーは、一般的には、周波数f、トータルゲートチャージ量Q、及びゲート−ソース駆動電圧Vgsに応じたものとなり、f×Q×Vgsが必要となる。また、上記で説明したように、降圧チョッパ自体にも効率があるため、負荷電流が十分高い場合に降圧チョッパスナバ回路を動かす必要がある。
次に、サージ電圧について従来の回路構成と比較して具体的に説明する。図6は、スナバ回路を含まない従来の回路構成におけるトランスTの二次側に生じた逆回復電流の電流経路の一例を示す図である。図7は、スナバ回路を含まない従来の回路構成におけるトランスTの二次側に生じたサージ電圧波形の一例を示す図である。
図6の実線に示すように、トランスTの一次側に電流が流れ始めたときには、トランスTの二次側にも電流が流れる。しかし、図6の破線に示すように、逆回復電流が流れる。逆回復電流は急峻変化するため、図7に示すように、電流が流れなくなる。このとき、トランスTの一次側の漏れインダクタLは電流を流し続けようとして、電圧を上昇させる。上昇した電圧は、トランスTの二次側に伝搬するため、トランスTの二次側ではサージ電圧が生じる。サージ電圧が上がれば、光MOSFET等の回生用スイッチング素子Qの耐圧要求は上がる。この結果、耐圧が高い回生用スイッチング素子Qが使用される場合、耐圧が高い回生用スイッチング素子Qのオン抵抗は高いため、回路全体の効率は悪化する。また、サージ電圧を吸収するためのスナバ回路を設ける場合、スナバ回路の部品定数を大きくする必要があるため、回路全体の効率は悪化する。
一方、本実施形態においては、電源装置1は、負荷電流に応じて異なるスナバ回路が機能することにより、サージ電圧の発生量に応じたスナバ回路によりサージ電圧を回生させるため、負荷電流全域にわたり、回路全体の効率を改善することができる。
具体的には、電源装置1は、負荷電流と、スナバコンデンサC1にかかる電圧とに基づいて、第1の回路及び第2の回路のそれぞれを導通状態及び非導通状態の何れかに制御することにより、スナバダイオードD1を含む経路、スナバ抵抗R1を含む経路、及び降圧チョッパインダクタL2を含む経路の何れかにサージ電圧の回生経路を変更させている。これにより、電源装置1は、サージ電圧の発生量に応じたスナバ回路によりサージ電圧を回生させている。
より具体的には、電源装置1は、負荷電流が第1の閾値電流より低く、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8のそれぞれを非導通状態に制御することにより、サージ電圧の回生経路をスナバダイオードD1にさせている。これにより、電源装置1は、スナバダイオードD1の逆回復時間を使用することができるため、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを戻すことができる。
また、電源装置1は、負荷電流が第1の閾値電流以上であり、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を導通状態に制御すると共に、第2の回生用スイッチング素子Q8を非導通状態に制御することにより、サージ電圧の回生経路を第1の回路にさせている。これにより、電源装置1は、スナバ抵抗R1を経由して、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを出力コンデンサC2に回生させることができる。
また、電源装置1は、負荷電流が第2の閾値電流以上であり、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第2の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を非導通状態に制御すると共に、第2の回生用スイッチング素子Q8を導通状態に制御することにより、サージ電圧の回生経路を第2の回路にさせている。これにより、電源装置1は、第2の回路により降圧チョッパを行わせ、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを出力コンデンサC2に回生させることができる。
したがって、電源装置1は、負荷電流が上昇するにつれ、サージ電圧も上昇するものの、サージ電圧の発生量に応じて、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーの回生経路を選択しているため、サージ電圧を回生しつつ、回路全体の効率を改善することができる。
換言すれば、スナバダイオードD1及びスナバコンデンサC1は、アクティブスナバ回路として機能するものであるため、負荷電流が低い場合、逆回復時間を使用してスナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを戻すことができる。
また、スナバダイオードD1、スナバコンデンサC1、及びスナバ抵抗R1は、RCDスナバ回路として機能するものであるため、負荷電流が増加し、スナバコンデンサC1の電圧が上昇した場合、スナバ抵抗R1を経由して、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを出力コンデンサC2に回生させることができる。
また、降圧チョッパダイオードD2、降圧チョッパインダクタL2、及びスナバコンデンサC1は、降圧チョッパスナバ回路として機能するものであるため、負荷電流がさらに増加した場合、第2の回路により降圧チョッパを行わせ、スナバコンデンサC1に蓄積されたエネルギーを出力コンデンサC2に回生させることができる。
したがって、電源装置1は、負荷電流の大きさに応じて、最適なスナバ回路を動かすことができる。アクティブスナバ回路、RCDスナバ回路、及び降圧チョッパスナバ回路のそれぞれは、負荷電流範囲によって、効率よく動く範囲が異なる。電源装置1は、負荷電流と、スナバコンデンサC1にかかる電圧とに基づいて、第1の回路及び第2の回路のそれぞれを導通状態及び非導通状態の何れかに制御することにより、アクティブスナバ回路、RCDスナバ回路、及び降圧チョッパスナバ回路の何れかを動かすことができる。
以上のことから、電源装置1は、全ての負荷電流範囲において、最適なスナバ回路を動かすことができるため、回路全体における効率を顕著に改善することができる。
以上、本実施形態に係る電源装置1は、直流を交流に変換するスイッチング回路13と、スイッチング回路13に接続されたトランスTと、トランスTの二次側に設けられ、トランスTの二次側巻線T2に生じる電流を整流する整流回路17と、整流回路17により整流された電流を平滑化する平滑回路19とを備えた電源装置1であって、アノード側がトランスTの二次側巻線T2に接続され、逆回復時間によりサージ電圧を吸収するスナバダイオードD1と、スナバダイオードD1のカソード側と、接地電位部との間に設けられたスナバコンデンサC1と、スナバコンデンサC1と直列に接続され、抵抗成分を含む第1の回路と、第1の回路と並列に接続され、降圧チョッパを行う第2の回路と、第1の回路及び第2の回路を制御する制御部35とを備え、制御部35は、トランスTの二次側を流れる負荷電流と、スナバコンデンサC1にかかる電圧とに基づいて、第1の回路及び第2の回路のそれぞれを導通状態及び非導通状態の何れかに制御するものである。
このような構成により、電源装置1は、負荷電流全域にわたり、回路全体の効率を改善することができる。
また、本実施形態に係る電源装置1において、平滑回路19は、トランスTのセンタータップ側と接続された平滑用インダクタL1と、平滑用インダクタL1と、整流回路17との間に接続された出力コンデンサC2とを備え、第1の回路は、スナバ抵抗R1と、一方がスナバ抵抗R1と直列に接続され、他方が平滑用インダクタL1と出力コンデンサC2との間に接続された第1の回生用スイッチング素子Q7とを備え、第2の回路は、降圧チョッパインダクタL2と、一方が降圧チョッパインダクタL2と接続され、他方がスナバコンデンサC1と接続された第2の回生用スイッチング素子Q8と、カソード側が降圧チョッパインダクタL2と第2の回生用スイッチング素子Q8との間に接続され、アノード側が接地電位部に接続された降圧チョッパダイオードD2とを備え、制御部35は、負荷電流が第1の閾値電流より低く、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、第1の回生用スイッチング素子Q7及び第2の回生用スイッチング素子Q8のそれぞれを非導通状態に制御し、負荷電流が第1の閾値電流以上であり、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を導通状態に制御すると共に、第2の回生用スイッチング素子Q8を非導通状態に制御し、負荷電流が第1の閾値電流より大きい第2の閾値電流以上であり、スナバコンデンサC1にかかる電圧が第1の閾値電圧より大きい第2の閾値電圧以上である場合、第1の回生用スイッチング素子Q7を非導通状態に制御すると共に、第2の回生用スイッチング素子Q8を導通状態に制御するものである。
このような構成により、電源装置1は、サージ電圧を回生しつつ、回路全体の効率を改善することができる。
また、本実施形態に係る電源装置1において、スナバダイオードD1及びスナバコンデンサC1は、アクティブスナバ回路として機能するものであり、スナバダイオードD1、スナバコンデンサC1、及びスナバ抵抗R1は、RCDスナバ回路として機能するものであり、降圧チョッパダイオードD2、降圧チョッパインダクタL2、及びスナバコンデンサC1は、降圧チョッパスナバ回路として機能するものである。
このような構成により、電源装置1は、回路全体における効率を顕著に改善することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態においてスイッチング回路13は、4つのスイッチング素子Q1〜Q4からなるフルブリッジインバータであったが、これに限らず、インバータの機能を実現する回路構成であればよい。
また、本実施形態において回生用スイッチング素子Qは、光MOSFETからなる一例について説明したが、これに限らず、IGBT等のように導通状態と、非導通状態とを実現する回路構成であればよい。
1 :電源装置
11 :直流電源
13 :スイッチング回路
17 :整流回路
19 :平滑回路
31 :電流検出部
33 :電圧検出部
35 :制御部

Claims (3)

  1. 直流を交流に変換するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路に接続されたトランスと、
    前記トランスの二次側に設けられ、前記トランスの二次側巻線に生じる電流を整流する整流回路と、
    前記整流回路により整流された電流を平滑化する平滑回路と
    を備えた電源装置であって、
    アノード側が前記トランスの二次側巻線に接続され、逆回復時間によりサージ電圧を吸収するスナバダイオードと、
    前記スナバダイオードのカソード側と、接地電位部との間に設けられたスナバコンデンサと、
    前記スナバコンデンサと直列に接続され、抵抗成分を含む第1の回路と、
    前記第1の回路と並列に接続され、降圧チョッパを行う第2の回路と、
    前記第1の回路及び前記第2の回路を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記トランスの二次側を流れる負荷電流と、前記スナバコンデンサにかかる電圧とに基づいて、前記第1の回路及び前記第2の回路のそれぞれを導通状態及び非導通状態の何れかに制御する
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記平滑回路は、
    前記トランスのセンタータップ側と接続された平滑用インダクタと、
    前記平滑用インダクタと、前記整流回路との間に接続された出力コンデンサと
    を備え、
    前記第1の回路は、
    スナバ抵抗と、
    一方が前記スナバ抵抗と直列に接続され、他方が前記平滑用インダクタと前記出力コンデンサとの間に接続された第1の回生用スイッチング素子と
    を備え、
    前記第2の回路は、
    降圧チョッパインダクタと、
    一方が前記降圧チョッパインダクタと接続され、他方が前記スナバコンデンサと接続された第2の回生用スイッチング素子と、
    カソード側が前記降圧チョッパインダクタと前記第2の回生用スイッチング素子との間に接続され、アノード側が前記接地電位部に接続された降圧チョッパダイオードと
    を備え、
    前記制御部は、
    前記負荷電流が第1の閾値電流より低く、前記スナバコンデンサにかかる電圧が第1の閾値電圧より低い場合、前記第1の回生用スイッチング素子及び前記第2の回生用スイッチング素子のそれぞれを非導通状態に制御し、
    前記負荷電流が前記第1の閾値電流以上であり、前記スナバコンデンサにかかる電圧が前記第1の閾値電圧以上である場合、前記第1の回生用スイッチング素子を導通状態に制御すると共に、前記第2の回生用スイッチング素子を非導通状態に制御し、
    前記負荷電流が前記第1の閾値電流より大きい第2の閾値電流以上であり、前記スナバコンデンサにかかる電圧が前記第1の閾値電圧より大きい第2の閾値電圧以上である場合、前記第1の回生用スイッチング素子を非導通状態に制御すると共に、前記第2の回生用スイッチング素子を導通状態に制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記スナバダイオード及び前記スナバコンデンサは、アクティブスナバ回路として機能するものであり、
    前記スナバダイオード、前記スナバコンデンサ、及び前記スナバ抵抗は、RCDスナバ回路として機能するものであり、
    前記降圧チョッパダイオード、前記降圧チョッパインダクタ、及び前記スナバコンデンサは、降圧チョッパスナバ回路として機能するものである
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
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