JP2019200146A - 車両用ナビゲーション装置、車両用ナビゲーション装置の制御方法、車両用ナビゲーション装置の制御プログラム - Google Patents

車両用ナビゲーション装置、車両用ナビゲーション装置の制御方法、車両用ナビゲーション装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来に比して疲労による事故を低減することができるようにする。【解決手段】目的地の設定を受け付ける操作部3と、現在位置情報を取得する位置情報取得部6と、現在位置から目的地までの移動経路を検索する経路検索部9Bと、ドライバーの疲労の程度を検出可能な疲労情報を取得する疲労情報取得部7と、疲労情報に基づいて、疲労の程度を示す疲労度を算出する疲労度算出部9Aと、移動経路を表示する表示部2とを備える。疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から再検索した移動経路への走行経路の変更を促す。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ナビゲーション装置、車両用ナビゲーション装置の制御方法、車両用ナビゲーション装置の制御プログラムに関するものである。
従来、車両用ナビゲーション装置では、長時間の運転により警告を発生してドライバーに休息を促し、これにより長時間運転に起因する疲労による事故を低減するように工夫されている。
また従来、車両用ナビゲーション装置に関して、事故を低減する工夫が種々に提案されており、特許文献1には、体調に応じて移動経路を検索する構成が開示されている。
特開2010−8268号公報
しかしながら警告により休息を促しても、警告を無視して運転を継続する場合もある。これにより単に警告により休息を促す構成にあっては、実用上未だ不十分な問題がある。
また特許文献1に開示のように、体調に応じて移動経路を検索するようにしても、結局、長時間運転により疲労し、警告により休息を促す構成と同様に、疲労による事故を充分に低減することができない。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、従来に比して疲労による事故を低減することができる車両用ナビゲーション装置、車両用ナビゲーション装置の制御方法、車両用ナビゲーション装置の制御プログラムを提案することを目的とする。
係る課題を解決するため、請求項1の発明に係る車両用ナビゲーション装置は、
目的地の設定を受け付ける操作部と、
現在位置情報を取得する位置情報取得部と、
現在位置から目的地までの移動経路を検索する経路検索部と、
ドライバーの疲労の程度を検出可能な疲労情報を取得する疲労情報取得部と、
前記疲労情報取得部で取得した疲労情報に基づいて、疲労の程度を示す疲労度を算出する疲労度算出部と、
移動経路を表示する表示部とを備え、
前記疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から再検索した移動経路への走行経路の変更を促す。
請求項1の構成によれば、疲労の程度を示す疲労度を算出し、この疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索して走行経路の変更を促すことにより、客観的にドライバーの疲労を判定して、この再検索した移動経路により自動運転モードで走行して運転に係る負荷を軽減することができ、さらには疲労の増大を防止し、疲労の回復を図ることができる。
これにより従来に比して疲労による事故を低減することができる。
また請求項2の発明においては、
請求項1の構成において、
前記再検索した移動経路が、
自動運転モードにより走行可能な区間を自動運転モードにより走行するとして、前記ドライバーへの運転負荷が最も低い移動経路である。
請求項2の構成によれば、再検索した移動経路により、一段と確実に疲労の増大を低減し、さらには疲労回復を図ることができ、これにより一段と確実に疲労による事故を低減することができる。
また請求項3の発明においては、
請求項1の構成において、
前記操作部により再検索時の検索条件の設定を受け付け、
前記再検索による移動経路が、前記再検索時の検索条件により再検索した移動経路である。
請求項3の構成によれば、到着予定時刻優先、走行距離優先等の検索条件により再検索することができ、再検索にドライバーの意向を反映することができる。
請求項4の発明においては、
請求項1、請求項2、請求項3の何れかの構成において、
自動運転モードにより走行可能な区間と、自動運転モードにより走行困難な区間とを色分けして、前記表示部で移動経路を表示する。
請求項4の構成によれば、再検索による移動経路に走行経路を変更するか否かの判断材料を適切に提供することができ、これによりドライバーの利便を図ることができる。
請求項5の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4の何れかの構成において、
前記再検索した移動経路への走行経路の変更を促して、再検索した移動経路に走行経路が変更されない場合にあって、時間経過しても前記疲労度により疲労が回復されていないと判断される場合、
改めて走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から改めて再検索した移動経路への走行経路の変更を促す。
請求項5の構成によれば、疲労が回復しない場合、疲労が増大している場合に、改めて再検索して走行経路の変更を促すことにより、一段と疲労による事故を低減することができる。
請求項6の発明に係る車両用ナビゲーション装置の制御方法は、
目的地の設定を受け付ける操作ステップと、
現在位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
現在位置から目的地までの移動経路を検索する経路検索ステップと、
ドライバーの疲労の程度を検出可能な疲労情報を取得する疲労情報取得ステップと、
前記疲労情報取得ステップで取得した疲労情報に基づいて、疲労の程度を示す疲労度を算出する疲労度算出ステップと、
移動経路を表示する表示ステップと、
前記疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から再検索した移動経路への走行経路の変更を促す制御ステップとを備える。
請求項6の構成によれば、疲労の程度を示す疲労度を算出し、この疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索して走行経路の変更を促すことにより、客観的にドライバーの疲労を判定して、この再検索した移動経路により自動運転モードで走行して運転に係る負荷を軽減することができ、さらには疲労の増大を防止し、疲労の回復を図ることができる。
これにより従来に比して疲労による事故を低減することができる。
請求項7の発明は、演算処理回路による実行により所定の処理手順を実行させる車両用ナビゲーション装置の制御プログラムにおいて、
前記処理手順が、
目的地の設定を受け付ける操作ステップと、
現在位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
現在位置から目的地までの移動経路を検索する経路検索ステップと、
ドライバーの疲労の程度を検出可能な疲労情報を取得する疲労情報取得ステップと、
前記疲労情報取得ステップで取得した疲労情報に基づいて、疲労の程度を示す疲労度を算出する疲労度算出ステップと、
移動経路を表示する表示ステップと、
前記疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から再検索した移動経路への走行経路の変更を促す制御ステップとを備える。
請求項7の構成によれば、疲労の程度を示す疲労度を算出し、この疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索して走行経路の変更を促すことにより、客観的にドライバーの疲労を判定して、この再検索した移動経路により自動運転モードで走行して運転に係る負荷を軽減することができ、さらには疲労の増大を防止し、疲労の回復を図ることができる。
これにより従来に比して疲労による事故を低減することができる。
本発明の車両用ナビゲーション装置、車両用ナビゲーション装置の制御方法、車両用ナビゲーション装置の制御プログラムによれば、従来に比して疲労による事故を低減することができる。
本発明の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 疲労情報の説明に供する図である。 図1の車両用ナビゲーション装置の動作の説明に供するフローチャートである。 図3の続きの説明に供するフローチャートである。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用ナビゲーション装置を示すブロック図である。
この車両用ナビゲーション装置1は、車両にてドライバーの操作により地図情報を表示し、さらには目的地までのルートガイドの処理を実行する。車両用ナビゲーション装置1は、いわゆる据え付けにより車両にて使用する場合に限らず、スマートフォンに代表される情報携帯端末装置により携帯して車両にて使用する場合にも広く適用することができる。
車両用ナビゲーション装置1は、表示部2、操作部3、地図情報取得部4、道路情報取得部5、位置情報取得部6、疲労情報取得部7、情報蓄積部8、制御部9を備える。また制御部9は、疲労度算出部9A、経路検索部9Bを備える。
車両用ナビゲーション装置1は、車両用ナビゲーション装置の制御プログラムを演算処理回路で実行することにより、図1に示す機能ブロックが構成される。
これによりこの制御プログラムの実行による処理手順は、地図情報取得部4、道路情報取得部5、位置情報取得部6、疲労情報取得部7、制御部9、疲労度算出部9A、経路検索部9Bにそれぞれ対応して、対応する処理を実行する地図情報取得ステップ、道路情報取得ステップ、位置情報取得ステップ、疲労情報取得ステップ、制御ステップ、疲労度算出ステップ、経路検索ステップを備える。
表示部2は、制御部9の制御により、この車両用ナビゲーション装置1に係る各種の画像情報を表示する。
表示部2は、DMD(Digital Mirror Device)、液晶表示パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル等、種々の構成を広く適用することができる。
操作部3は、ドライバーによる各種の操作を受け付けて制御部9に通知する。
操作部3は、各種の構成を広く適用することができ、この実施形態では、表示部2の表示画面に貼り付けられたタッチパネルシートによりこの表示部2で表示したメニューの選択を受け付けて各種操作を受け付ける。車両用ナビゲーション装置1は、この操作部3の操作により、メニュー画面の表示を切替え、さらに目的地、各種動作モード、検索条件等の設定を受け付ける。
地図情報取得部4は、インターネット上に構築されたクラウドサーバーから、地図の表示、移動経路の検索、ルートガイドの処理に必要な各種の情報(以下、適宜、地図情報と呼ぶ)を取得して出力する。なお地図情報取得部4は、クラウドサーバーに代えて、車両用ナビゲーション装置1のストレージより地図情報を取得してもよい。
道路情報取得部5は、地図情報により検出される自動運転モードにより走行可能な区間について、現時点で自動運転モードにより走行可能か否かを判定するための情報を取得する。具体的に、道路情報取得部5は、例えばインターネット上に設けられた対応するサーバーのアクセスにより気象情報、事故情報、故障車情報、渋滞情報等の情報を取得する。
これにより車両用ナビゲーション装置1では、この道路情報取得部5で取得した情報により、移動経路の検索対象の各区間について、ほぼリアルタイムで自動運転モードにより走行可能か否か判定できるように構成される。これにより車両用ナビゲーション装置1は、例えば天候の急変により自動運転モードにより走行困難となった場合でも、後述する移動経路の再検索時、この自動運転モードにより走行困難となった区間を迅速に把握できるように構成される。
位置情報取得部6は、地図情報取得部4で取得した地図情報に対応する位置情報により自車両の位置情報を検出し、地図情報取得部4で取得した地図情報、道路情報取得部5で取得した情報と共に出力する。
なおこの位置情報の検出には、GNSS(Global Navigation Satellite System)を適用することができる。
疲労情報取得部7は、ドライバーの疲労の程度を検出可能な情報(以下、疲労情報と呼ぶ)を取得して出力する。
ここで疲労の程度の検出には、公知の種々の手法を適用することができ、生体情報、挙動情報を適用することができる。
具体的に、図2に示すように、生体情報には、脈拍数、心拍数、呼吸数、脳波等を適用することができる。また挙動情報は、疲労検出対象の挙動の情報であり、視線、体動、表情、行動パターン(行動)等を適用することができる。
脈拍数、心拍数、呼吸数は、疲労により変化し、また脳波も疲労により変化する。これにより脈拍数、心拍数、呼吸数、脳波により疲労を判定することができる。
また疲労により、対象物を認識するための視線滞留時間が増大することにより、視線によっても疲労を検出することができる。さらに疲労により頻繁に体が前後したり、姿勢を変化させたりし、これにより体動によっても、疲労を検出することができる。またさらに疲労により表情筋の動きが低下して表情の変化が乏しくなり、これにより表情によっても疲労を判定することができる。またさらに疲労により背伸び、欠伸等の頻度が増大したり、盛んに欠伸をする等の、ドライバーに固有の行動パターンが現れ、これにより行動によっても、疲労を検出することができる。
またさらに脈拍数、心拍数、呼吸数は、例えば腕時計型の計測器の装着により検出することができ、脳波は、専用の測定具を装着して検出することができる。また挙動情報における視線、体動、表情、行動パターンは、正面側よりドライバーを撮像して撮像結果を処理することにより検出することができ、さらに体動は、座席の各部に圧力センサを設けて検出することができる。
これにより疲労情報取得部7は、これら複数の生体情報、複数の挙動情報のうちの1つ又は複数により疲労情報を取得する。これにより疲労情報取得部7は、対応する構成が設けられ、この構成により疲労情報を取得する。
情報蓄積部8は、疲労情報取得部7で取得される疲労情報から疲労の程度を数値化してなる疲労度の算出に必要な情報を、ドライバーのスケジュール、過去の行動履歴等と共に記録して保持し、制御部9によるアクセスにより記録して保持した情報を出力する。
ここで疲労情報は、個人差を有し、特定個人では疲労していると判断される場合であっても、他の個人では疲労していない場合もある。従って疲労の程度の数値化は、対応する過去の疲労情報を基準にして算出され、これにより疲労度の算出に必要な情報には、疲労情報取得部7で取得した過去の疲労情報が、運転時間の経過情報と共に記録される。またさらに行動による疲労の判定のために、疲労時に生じるドライバーの行動パターンの情報が割り当てられて記録される。
〔制御部〕
制御部9は、この車両用ナビゲーション装置1全体の動作を制御する部位である。
制御部9において、疲労度算出部9Aは、疲労情報取得部7で取得される疲労情報と、情報蓄積部8に蓄積された情報とにより、疲労の程度を数値化してなる疲労度を算出する。
ここで疲労度の算出は、脈拍数、心拍数、呼吸数については、例えば過去の記録により検出される運転開始時からの数値の変位を、この運転開始時の値で割り算して正規化した後、同様にして正規化して求められる過去の記録との比較により、運転時間に対応する数値に換算して求めることができる。
また脳波については、過去の記録との脳波パターンを比較して、同様に、運転時間に対応する数値に換算して求めることができる。
また視線については、過去の記録との視線滞留時間の比較により同様に求めることができる。また体動、表情、行動パターンについては、過去の対応する記録との比較により、同様に求めることができる。
なお疲労度の算出は、これらに限らず種々の手法を広く適用することができる。
さらに疲労度を複数の疲労情報より求める場合には、各疲労情報より求められる疲労度を平均化、重み付け加算等により統合することにより、算出することができる。
経路検索部9Bは、走行開始時、制御部9の指示により、位置情報取得部6で取得される現在位置から操作部3の操作により設定された目的地までの移動経路を検索する。
またさらに制御部9の指示により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索する。
制御部9は、操作部3の操作によりドライバーが動作の開始を指示すると、目的地の設定画面を表示部2で表示して目的地の設定を受け付け、経路検索部9Bにより現在位置からこの目的地までの移動経路を初期設定の条件により検索して表示部2で表示する。なおこの初期設定の条件は、例えば距離優先、一般道優先等の条件であり、距離優先では、走行距離が最も短くなる移動経路が検索され、一般道優先では、有料道路を避けて走行経路が最も短くなる移動経路が検索される。
またこのように移動経路を表示して、ドライバーの指示により、ドライバーにより指示された検索の条件により移動経路を検索し直し、改めて検索した移動経路を表示部2で表示する。
また走行の開始により表示部2で表示した移動経路によりルートガイドの処理を実行し、この移動経路により走行するように道案内する。
制御部9は、このようにして走行開始時における移動経路の表示時、走行中における移動経路の表示時、地図情報、道路情報取得部5で取得される情報に基づいて、自動運転モードにより走行可能な区間と、自動運転モードによっては走行困難な区間とを色分けして、到着予測時刻と共に表示する。これによりドライバーは、これから走行する移動経路を確認して、例えば可能な限り自動運転モードにより走行して疲れないようにしたり、自動運転モードにより走行可能な区間であっても自動運転モードにより走行しないようにして運転を楽しむことができ、これにより車両用ナビゲーション装置1では、使い勝手を向上することができる。
このようにして移動経路により走行を開始して、制御部9は、一定の時間間隔で疲労度算出部9Aで疲労度を算出すると共に、算出した疲労度を一定の判定基準により判定する。これにより制御部9は、ドライバーの疲労を判定する。
またこの判定結果より、ドライバーが疲労していると判断されると、経路検索部9Bにより走行中の現在位置から目的地までの移動経路を再検索する。
ここでこの疲労による移動経路の再検索は、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索して実行される。なおこの自動運転モードにより走行可能な区間か否かの判定は、地図情報、道路情報取得部5で取得した情報により判定される。
制御部9は、この再検索した移動経路を表示部2で表示し、さらに表示部2におけるメッセージの表示により及び又は音声により、この再検索した移動経路への走行経度の変更を促す。
これにより車両用ナビゲーション装置1では、疲労の程度を示す疲労度の判定により客観的に疲労を判定して、再検索した移動経路により自動運転モードで走行して運転に係る負荷を軽減することができ、さらには疲労の増大を防止し、疲労の回復を図ることができる。これにより従来に比して疲労による事故を低減することができる。
またこの再検索は、自動運転モードにより走行可能な区間については、全て自動運転モードにより走行するものとして、運転負荷が最も低い移動経路を再検索して実行される。
ここで運転負荷については、単に手動運転モードによる走行距離により検出してもよく、さらには市街地、道幅、天候等の道路状況に応じて検出してもよく、公知の種々の手法を広く適用することができる。
これにより車両用ナビゲーション装置1では、再検索した移動経路に走行経路を変更して、一段と確実に疲労の増大を低減し、さらには疲労回復を図ることができ、これにより一段と確実に疲労による事故を低減することができる。
なお制御部9は、ドライバーにより再検索条件の設定が選択されている場合、さらに事前に設定された再検索の条件により、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索する。
ここでこの再検索の条件は、到着予定時刻優先、走行距離優先等の条件である。到着予定時刻優先の条件は、走行距離の長短にかかわらず、到着予測時刻が、ドライバーにより入力された到着予定時刻より前である移動経路を検索するとの条件である。また走行距離優先の条件は、到着予定時刻にかかわらず、走行距離が最も短くなる移動経路を検索するとの条件である。
これにより車両用ナビゲーション装置1では、再検索にドライバーの意向を反映させることができ、使い勝手を向上することができる。
さらに制御部9は、このように再検索による移動経路を表示部2で表示する際にも、自動運転モードにより走行可能な区間と、自動運転モードによっては走行困難な区間とを色分けして、到着予測時刻と共に表示する。
これによりドライバーは、再検索された移動経路を確認して走行経路変更の判断材料とし、走行経路を変更したり、そのままの移動経路を走行したり、さらには休息したりすることができ、ドライバーの利便を図ることができる。
制御部9は、位置情報取得部6で取得される現在位置情報により移動経路の変更が検出されると、さらにはドライバーによる操作部3の操作により移動経路の変更が指示されると、再検索した移動経路によりルートガイドを実行する。
これに対して位置情報取得部6で取得される現在位置情報により移動経路の変更が検出されないことにより、さらにはドライバーによる操作部3の操作により移動経路の変更が指示されないことにより、再検索した移動経路に走行経路が変更されていないと判断される場合、制御部9は、それまでの移動経路によりルートガイドの処理を実行する。
さらにそれまでの移動経路によりルートガイドの処理を実行する場合、走行経路の変更を促した後の一定の時間経過毎に、疲労度算出部9Aで算出される疲労度により、疲労が回復しているか否か判断する。
また疲労が回復していない場合(疲労度が減少していない場合である)、制御部9は、経路検索部9Bにより、改めて走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索する。
また、再検索した移動経路を表示し、この改めて再検索した移動経路への走行経路の変更を促す。
これにより車両用ナビゲーション装置1では、改めて再検索して走行経路の変更を促すことにより、一段と疲労による事故を低減することができる。
制御部9は、この改めて再検索した移動経路を表示する場合にあっても、自動運転モードにより走行可能な区間と、自動運転モードによっては走行困難な区間とを色分けして、到着予測時刻と共に表示する。これにより走行経路を変更するか否かの判断材料を適切に提供してドライバーの利便を図ることができる。
またこの改めて移動経路を再検索する場合にあっても、制御部9は、自動運転モードにより走行可能な区間については、全て自動運転モードにより走行するものとして、運転負荷が最も低い移動経路を再検索する。
これにより車両用ナビゲーション装置1では、改めて再検索した移動経路に走行経路を変更して、一段と確実に疲労の増大を低減し、さらには疲労回復を図ることができ、一段と疲労による事故を低減することができる。
このとき制御部9は、ドライバーにより再検索条件の設定が選択されている場合、事前に設定された再検索の条件により、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索する。
これにより車両用ナビゲーション装置1では、改めて再検索する場合でも、ドライバーの意向を反映させることができ、使い勝手を向上することができる。
図3及び図4は、この車両用ナビゲーション装置1の動作の説明に供するフローチャートである。
この車両用ナビゲーション装置1は、目的地までのルートガイドを開始して、疲労度によりドライバーの疲労を判定し(SP1−SP2−SP3)、疲労していないと判断される場合には目的地に到着するまでルートガイドを継続し(SP3−SP4−SP5−SP3)、目的地への到着により処理を終了する(SP5−SP6)。
またこのようにルートガイドして、途中で疲労が検出されると、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索してドライバーに提示する(SP3−SP11)。
また走行経路が変更されると、この変更された移動経路により目的地に到着するまでルートガイドを継続し(SP12−SP13−SP14−SP13)、目的地への到着により処理を終了する(SP14−SP6)。
また走行経路を変更することなく走行する場合には、元の移動経路によりルートガイドを継続して一定の時間間隔毎に疲労が回復したか否か判断し(SP12−SP15−SP16)、疲労が回復している場合には、ルートガイドを継続し(SP16−SP17−SP15)、目的地への到着により処理を終了する(SP17−SP6)。
また疲労が回復していない場合には、改めて自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索してドライバーに提示し(SP16−SP11)、走行経路の変更によりルートガイドの処理を実行する。
以上の構成によれば、疲労の程度を示す疲労度を算出し、この疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索して走行経路の変更を促すことにより、客観的にドライバーの疲労を判定して、この再検索した移動経路により自動運転モードで走行して運転に係る負荷を軽減することができ、さらには疲労の増大を防止し、疲労の回復を図ることができる。これにより従来に比して疲労による事故を低減することができる。
またさらにこの再検索した移動経路が、自動運転モードにより走行可能な区間を自動運転モードにより走行するとして、ドライバーへの運転負荷が最も低い移動経路であることにより、一段と確実に疲労の増大を低減し、さらには疲労回復を図ることができ、これにより一段と確実に疲労による事故を低減することができる。
またさらに再検索時の検索条件の設定を受け付け、この条件により移動経路を再検索することにより、到着予定時刻優先、走行距離優先等の検索条件により再検索して、再検索にドライバーの意向を反映することができる。
またさらに自動運転モードにより走行可能な区間と、自動運転モードにより走行困難な区間とを色分けして移動経路を表示することにより、再検索による移動経路に走行経路を変更するか否かの判断材料を適切に提供することができ、これによりドライバーの利便を図ることができる。
またさらに、再検索した移動経路への走行経路の変更を促しても走行経路が変更されない場合に、疲労が回復されていないと判断される場合、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索して走行経路の変更を促すことにより、一段と疲労による事故を低減することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
1 車両用ナビゲーション装置
2 表示部
3 操作部
4 地図情報取得部
5 道路情報取得部
6 位置情報取得部
7 疲労情報取得部
8 情報蓄積部
9 制御部
9A 疲労度算出部
9B 経路検索部

Claims (7)

  1. 目的地の設定を受け付ける操作部と、
    現在位置情報を取得する位置情報取得部と、
    現在位置から目的地までの移動経路を検索する経路検索部と、
    ドライバーの疲労の程度を検出可能な疲労情報を取得する疲労情報取得部と、
    前記疲労情報取得部で取得した疲労情報に基づいて、疲労の程度を示す疲労度を算出する疲労度算出部と、
    移動経路を表示する表示部とを備え、
    前記疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から再検索した移動経路への走行経路の変更を促す
    車両用ナビゲーション装置。
  2. 前記再検索した移動経路が、
    自動運転モードにより走行可能な区間を自動運転モードにより走行するとして、前記ドライバーへの運転負荷が最も低い移動経路である
    請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
  3. 前記操作部により再検索時の検索条件の設定を受け付け、
    前記再検索による移動経路が、前記再検索時の検索条件により再検索した移動経路である
    請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
  4. 自動運転モードにより走行可能な区間と、自動運転モードにより走行困難な区間とを色分けして、前記表示部で移動経路を表示する
    請求項1、請求項2、請求項3の何れかに記載の車両用ナビゲーション装置。
  5. 前記再検索した移動経路への走行経路の変更を促して、再検索した移動経路に走行経路が変更されない場合にあって、時間経過しても前記疲労度により疲労が回復されていないと判断される場合、
    改めて走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から改めて再検索した移動経路への走行経路の変更を促す
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4の何れかに記載の車両用ナビゲーション装置。
  6. 目的地の設定を受け付ける操作ステップと、
    現在位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    現在位置から目的地までの移動経路を検索する経路検索ステップと、
    ドライバーの疲労の程度を検出可能な疲労情報を取得する疲労情報取得ステップと、
    前記疲労情報取得ステップで取得した疲労情報に基づいて、疲労の程度を示す疲労度を算出する疲労度算出ステップと、
    移動経路を表示する表示ステップと、
    前記疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から再検索した移動経路への走行経路の変更を促す制御ステップとを備える
    車両用ナビゲーション装置の制御プログラム。
  7. 演算処理回路による実行により所定の処理手順を実行させる車両用ナビゲーション装置の制御プログラムにおいて、
    前記処理手順が、
    目的地の設定を受け付ける操作ステップと、
    現在位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    現在位置から目的地までの移動経路を検索する経路検索ステップと、
    ドライバーの疲労の程度を検出可能な疲労情報を取得する疲労情報取得ステップと、
    前記疲労情報取得ステップで取得した疲労情報に基づいて、疲労の程度を示す疲労度を算出する疲労度算出ステップと、
    移動経路を表示する表示ステップと、
    前記疲労度の判定により、走行中の現在位置から目的地までの、自動運転モードにより走行可能な区間を含む移動経路を再検索し、走行中の移動経路から再検索した移動経路への走行経路の変更を促す制御ステップとを備える
    車両用ナビゲーション装置の制御プログラム。
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