JP2019200024A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱回収運転をして熱回収を行った後も風呂熱回収用熱交換器22内に水が留まった状態になる。風呂熱回収用熱交換器22内に水が留まった状態で貯湯タンク1内の水を加熱する沸き上げ運転を行うと、給湯や追い焚き運転に使用できない風呂熱回収用熱交換器22内の水まで沸き上げて、その後給湯が行われて貯湯タンク1下部が低温の水となると、風呂熱回収用熱交換器22から貯湯タンク1下部の低温水へ放熱されることになり、無駄な沸き上げをしており、無駄なエネルギーを消費しているという問題があった。【解決手段】風呂熱回収熱交換器22内の残水を排水して空気に置換する排水手段を設けた。【選択図】図1

Description

この発明は、貯湯タンク内に貯湯された湯水に風呂の残湯熱を回収させて、経済性の向上を図った残湯熱回収機能付き貯湯式給湯機に関するものである。
従来よりこの種のものでは、風呂の追い焚き運転を行うために貯湯タンクの上部に備えた追焚用熱交換器とは別に、風呂の残湯熱を回収するための風呂熱回収用熱交換器を貯湯タンクの下部に備え、この風呂熱回収用熱交換器に風呂の残湯を循環させる循環回路と、貯湯タンク下部の低温水を循環させる回路とが接続され、貯湯タンク内の湯水の加熱に利用するものであった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2011−122760号公報
しかし、この従来のものでは、熱回収運転をして熱回収を行った後も風呂熱回収用熱交換器内に水が留まった状態になる。風呂熱回収用熱交換器内に水が留まった状態で貯湯タンク内の水を加熱する沸き上げ運転を行うと、給湯や追い焚き運転に使用できない風呂熱回収用熱交換器内の水まで沸き上げて、その後給湯が行われて貯湯タンク下部が低温の水となると、風呂熱回収用熱交換器から貯湯タンク下部の低温水へ放熱されることになり、無駄な沸き上げをしており、無駄なエネルギーを消費しているという問題があった。
本発明は上記課題を解決するため、加熱手段で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の下部の湯水と浴槽の残湯熱を熱交換する風呂熱回収用熱交換器と、前記風呂熱回収用熱交換器と浴槽とを連通し、浴槽水を浴槽から前記風呂熱回収用熱交換器へ送る風呂往き管と前記風呂熱回収用熱交換器から浴槽へと送る風呂戻り管とから成る風呂循環回路と、前記風呂循環回路に備えられ浴槽の浴水を前記風呂熱回収用熱交換器に循環させる風呂循環ポンプと、前記風呂熱回収用熱交換器をバイパスする回収バイパス路と、前記風呂循環回路で前記回収バイパス路を循環させるか前記風呂熱回収用熱交換器を循環させるかを切替る回収三方弁とを備えた貯湯式給湯機に於いて、前記風呂熱回収熱交換器内の残水を排水して空気に置換する排水手段を設けた。
また、前記排水手段は、前記風呂戻り管側に設けられた前記風呂循環ポンプと、浴槽水が空のときに前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて、前記風呂循環ポンプを駆動する排水制御部とで構成した。
また、前記排水手段は、前記風呂戻り管側に設けられた前記風呂循環ポンプと、前記風呂循環回路途中の前記風呂熱回収用熱交換器よりも上流側に設けられた前記風呂熱回収用熱交換器を大気開放する吸気弁と、該吸気弁の接続位置よりも上流側に設けられた前記風呂循環回路を閉止する閉止弁と、前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて前記吸気弁を開き、前記閉止弁を閉じ、前記風呂循環ポンプを駆動する排水制御部とで構成した。
また、前記排水手段は、前記風呂循環回路途中の前記風呂熱回収用熱交換器よりも上流側に設けられた前記風呂熱回収用熱交換器を大気開放する吸気弁と、該吸気弁の接続位置よりも上流側に設けられた前記風呂循環回路を閉止する閉止弁と、前記風呂熱回収用熱交換器よりも下流側に設けられた排水弁と、前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて、前記吸気弁を開き、前記閉止弁を閉じ、前記排水弁を開く排水制御部とで構成した。
また、前記排水手段は、前記風呂戻り管側に設けられた前記風呂循環ポンプと、前記風呂熱回収用熱交換器よりも下流側に設けられた排水弁と、前記風呂往き管途中に設けられた浴槽水の水位を検出する水位センサと、前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて、前記風呂循環ポンプを駆動し、前記水位センサで浴槽水を検出できなくなった後も所定時間排水を続けてから前記風呂循環ポンプを停止させる排水制御部とで構成した。
また、前記貯湯タンク上部の湯水と浴槽水を熱交換して加熱させる風呂熱交換器と、前記風呂熱交換器をバイパスする風呂バイパス路と、前記風呂循環回路で前記風呂バイパス路を循環させるか前記風呂熱交換器を循環させるかを切り替えるようにした。
この発明によれば、風呂熱回収用熱交換器内の残水を排水して、風呂熱回収用熱交換器内を空気に置換することで、沸き上げ運転時には、給湯や追い焚き運転に使用できない風呂熱回収用熱交換器内の水を沸き上げなくても良く、省エネルギー性に優れ、沸き上げる量も減るので沸き上げ効率にも優れた貯湯式給湯機を提供することができる。
この発明の第1の実施形態を示す貯湯式給湯機の概略構成図 この発明の第1の実施形態の排水運転の制御を表すフローチャート図 この発明の第2の実施形態を示す貯湯式給湯機の概略構成図 この発明の第2の実施形態の排水運転の制御を表すフローチャート図 この発明の第3の実施形態を示す貯湯式給湯機の概略構成図 この発明の第3の実施形態の排水運転の制御を表すフローチャート図 この発明の第4の実施形態を示す貯湯式給湯機の概略構成図 この発明の第4の実施形態の排水運転の制御を表すフローチャート図
次にこの発明の第1の実施形態を付した残湯熱回収機能付き貯湯式給湯機について図面に基づいて説明する。
この給湯機は、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯に湯水を沸き上げて貯湯し、この貯湯した湯水を給湯に用いるもので、1は湯水を貯湯する貯湯タンク、2は貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット、3はこの給湯装置を遠隔操作するように台所に設置されたリモコン、4は浴槽、5は浴槽4設けられた排水口である。
6はヒートポンプユニット2にヒーポン循環ポンプ(図示せず)の駆動で貯湯タンク1下部の給水を供給するヒーポン往き管で、ヒートポンプユニット2で加熱されて温度上昇した湯水はヒーポン戻し管7により貯湯タンク1の上部に供給され、順次これを繰り返して貯湯タンク1内の上部から高温水を貯湯して行くものである。
8は貯湯タンク1底部に接続された給水管で、貯湯タンク1上部には出湯管9が接続され、出湯管9の高温水と給水とを混合して、給湯温度センサ10で検出する温度が給湯設定温度になるように混合する給湯混合弁11を備え、混合された温水を給湯管12から給湯栓13へ供給し給湯を行う。
14は浴槽4の湯水を加熱するためのステンレス製の蛇管よりなる風呂用熱交換器で、貯湯タンク1内の上部に配置されていると共に、この風呂用熱交換器14には風呂往き管15および自吸式の風呂循環ポンプ16を備えた風呂戻り管17よりなる風呂循環回路18が接続されて、浴槽4の湯水が循環可能にされ、浴槽4内の湯水を風呂用熱交換器14に循環させて貯湯タンク1内の高温水と熱交換により加熱し、風呂往き管15に備えた風呂温度センサ19が風呂設定温度を検知して循環を停止することで、追い焚きが終了するものである。
この前記追い焚き運転時の浴槽水の順路は、浴槽4から風呂往き管15を通り、風呂用熱交換器14で浴槽水を貯湯タンク1の熱で加熱し、風呂戻り管17を通って浴槽4に戻るというものである。
20は風呂循環回路18中で風呂用熱交換器14をバイパスする風呂バイパス路、21は風呂用熱交換器14を連通して風呂バイパス路20を閉止するか、風呂用熱交換器14を閉止して風呂バイパス路20側を連通するかを切り替える風呂三方弁で、風呂の追い焚き開始直後に風呂用熱交換器14から供給される高温水に、風呂三方弁21の切り替えにより風呂バスパス路20を介して風呂の循環水を混合して温度を低下させるものである。
22は浴槽4の湯水を回収するためのステンレス製の蛇管よりなる風呂熱回収用熱交換器で、貯湯タンク1内の下部に配置されていると共に、この風呂熱回収用熱交換器22は風呂循環回路18に接続され浴槽4の湯水が循環可能になっている。浴槽4内の湯水を風呂熱回収用熱交換器22に循環させて貯湯タンク1下部内の水と浴槽の残水を熱交換して浴槽の残湯熱を回収するものである。
23は風呂循環回路18中で風呂熱回収用熱交換器22をバイパスする回収バイパス路、24は風呂熱回収用熱交換器22を連通して回収バイパス路23を閉止するか、風呂熱回収用熱交換器22を閉止して回収バイパス路23側を連通するかを切り替える回収三方弁である。
また、25は風呂用熱交換器14の出口と風呂熱回収用熱交換器23の入り口とを連結している熱交換器連結管である。
残湯熱回収時には風呂循環ポンプ16を駆動し、風呂三方弁21を風呂バイパス路23側に切り替えると共に、回収三方弁24を風呂熱回収用熱交換器22側とすることで、浴槽水が風呂熱回収用熱交換器22を循環して残熱を貯湯タンク1内の低温水と熱交換して、貯湯させるようにするものである。
このように、風呂用熱交換器15内及び風呂熱回収用熱交換器22内の残水を汲みあげて浴槽4に押し出すので、風呂循環ポンプ16は風呂戻り管17側に配置されている。
また、出湯管9の高温水と給水とを混合し、湯張り温度センサ26で検出した湯張り温度が風呂設定温度と等しくなるように混ぜ合わせる湯張り混合弁27を備え、混合された温水を湯張り管26から湯張りする。
湯張り混合弁27後の湯張り管28から分岐され風呂循環回路18に連通する湯張り回路で、電動弁29の開成で風呂設定温度の給湯を浴槽4に湯張りし、風呂往き管15に備えた水位センサ30で所定水位を検知することで、電動弁29を閉止して湯張りを終了するものである。
31はマイコンから成り、リモコン3と通信可能に接続された制御装置で、貯湯タンク1内の湯水の加熱制御や、貯湯タンク1内の湯水の給湯制御、風呂の湯張りや追い焚き、風呂配管洗浄運転、残湯熱回収運転の制御も行うものであり、又この制御装置31は、リモコン3に設けられた湯張りスイッチ32や追い焚きスイッチ33、風呂配管洗浄スイッチ34、残湯熱回収スイッチ35の操作に応じて各運転の動作を開始する。
また、36は制御装置31に設けられた排水制御部であり、この排水制御部36はリモコン3に設けられた排水運転スイッチ37の操作に応じて排水運転を開始し、風呂熱回収用熱交換器22内の残水を排水して空気に置換する排水運転を実行する。この排水制御部36は後述する排水手段を構成している。
38は貯湯タンク1下部で風呂熱回収用熱交換器22と対向する位置に設けられた貯湯温度センサで、残湯熱回収運転前と残湯熱回収運転中に、浴槽4内の残湯を循環させて風呂温度センサ19で残湯温度を検知し、この温度と貯湯温度センサ38の検知温度との間に、所定の熱交換可能な温度差があるかを判断し、温度差がない時には残湯熱回収運転を行わず、又途中でなくなった時には、残湯熱回収運転を終了するようにしたものである。
次にこの貯湯式給湯機の動作について説明する。
<沸き上げ運転>
電力料金単価の安価な所定時間帯(深夜時間帯)の開始時刻になると、制御装置31はそれまでの給湯負荷量に見合う湯量を沸き上げ開始するべく、ヒートポンプユニット2に対し、給湯負荷量に見合った沸き上げ目標温度と沸き上げ開始の指示を送信し、ヒートポンプユニット2は循環ポンプを駆動開始して、貯湯タンク1下部から取り出した湯水を沸き上げ目標温度まで加熱して貯湯タンク1上部へ戻し、貯湯タンク1上部から沸き上げ設定温度の湯を積層状に貯湯し、制御装置31は貯湯タンク1の最下部まで沸き上げるか、所定時間帯の終了時刻に到達するとヒートポンプユニット2に沸き上げの停止を指示し、ヒートポンプユニット2は循環ポンプを駆動停止して沸き上げ運転を終了する。
<給湯>
給湯栓13が開かれると、貯湯タンク1の底部に給水管7から水が流入すると共に貯湯タンク1の頂部から出湯管9を介して高温の湯が出湯し、給湯混合弁11で給水管8からの水と混合されて給湯管11を通過する。そして、制御装置31は、給湯温度センサ10が検出する温度がリモコン3で予め設定された給湯設定温度と一致するように給湯混合弁11の弁開度をフィードバック制御して、給湯設定温度の給湯を行う。そして、給湯栓13が閉じられる等によって、制御装置31は、給湯混合弁11の弁開度のフィードバック制御を停止して給湯停止するようにしている。
<湯張り運転>
リモコン3の湯張りスイッチ32が操作されて湯張り運転の開始が指示されると、制御装置31は、電動弁29を開弁し、湯張り温度センサ26が検出する温度が、リモコン3で設定された湯張り温度と一致するように湯張り混合弁27の弁開度をフィードバック制御して、設定された湯張り温度の湯張りを開始し、浴槽4に供給する。
そして、制御装置31は、水位センサ30が風呂設定水位を検出すると、電動弁29を閉弁して湯張り運転を終了する
<追い焚き運転>
リモコン3の追い焚きスイッチ33が操作されて追い焚き運転の開始が指示されると、制御装置31は、水位センサ30で水位を検出して浴槽4内に残湯があることを検知すると、風呂循環ポンプ16を駆動して、風呂循環回路18と風呂用熱交換器14に浴槽水を循環させ、浴槽水を風呂用熱交換器14で加熱する。そして、風呂温度センサ19で浴槽水の温度が風呂設定温度まで上昇したことを確認すると、風呂循環ポンプ16の駆動を停止する。
<風呂配管洗浄運転>
リモコン3の風呂配管洗浄スイッチ34が操作されて風呂配管洗浄運転の開始が指示されると、制御装置31は風呂三方弁21を風呂バイパス路20側に切り替え、電動弁29を開放して新しい湯水を湯張り管26から給湯し、風呂循環回路18内の残水を排水させた後、風呂三方弁21を風呂用熱交換器14側に切り替えて風呂用熱交換器14内の残水を排水させ、一定量の給湯を湯張り管26から行うと、風呂三方弁21を風呂バイパス路20側に戻し、電動弁27を閉じることで風呂配管洗浄運転を終了する。
<残湯熱回収運転>
次に残湯熱回収運転について説明する。
リモコン3の残湯熱回収スイッチ35が操作されて残湯熱回収運転の開始が指示されると、制御装置31は、風呂循環ポンプ16を駆動せると共に、風呂三方弁21を風呂バイパス路20側の連通状態に切り替え、回収三方弁24を風呂熱回収用熱交換器22側の連通状態とすることで、浴槽水が風呂熱回収用熱交換器22を循環して浴槽水の残熱を貯湯タンク1内の低温水と熱交換して、貯湯タンクに貯湯するものである。
更に残湯熱回収運転中に、所定間隔で貯湯温度センサ38による貯湯温度と、風呂温度センサ19による残湯温度との温度差が、熱交換可能な所定温度差があるかを制御装置31が判断し、所定の温度差がなくなった時に残湯熱回収運転を終了させるものであり、又貯湯温度センサ38が所定温度を検知した時に残湯熱回収運転を終了させるようにしても良いものである。
<排水運転>
第1の実施形態の排水手段は、風呂戻り管17側に設けられた風呂循環ポンプ16と、浴槽水が空のときに回収三方弁24を風呂熱回収用熱交換器22側に切り替えて風呂循環ポンプ16を駆動する排水制御部36とで構成されている。
次に第1の実施形態の残湯熱回収後の排水運転の作動を図2のフローチャートに基づいて説明する。
リモコン3の排水運転スイッチ37が操作されると、排水制御部36は、浴槽に残湯が有るか無いかを水位センサ30で確認し(S1)、浴槽に水が有る場合は(S1がNo)、排水運転を行えない旨をリモコン3からスピーカー等で報知する(S2)。また、浴槽に残湯が無い場合は(S2がYes)、回収三方弁24を熱交換器側に開、回収バイパス路23側を閉とし(S3)、さらに、風呂三方弁21を風呂用熱交換器14側に閉、風呂バイパス路20側を開にし(S4)、風呂循環ポンプ16を駆動することで(S5)、風呂熱回収用熱交換器22内の水を浴槽4に排水する。
そして、排水制御部36は、風呂循環ポンプ16を駆動してから所定時間(ここでは10分)が経過したら(S6がYes)、風呂循環ポンプ16の駆動を停止し(S7)、回収三方弁24を熱交換器側に閉、回収バイパス路23側を開に戻し(S8)、風呂熱回収用熱交換器22の排水運転を終了する(S9)。
このように、排水運転時、風呂三方弁21は風呂熱用熱交換器14側を閉止しているため、風呂循環ポンプ16を駆動させて循環させても風呂熱用熱交換器14内の水は動かず排水もされず、風呂熱回収用熱交換器22のみの排水をすることで、前記排水運転により風呂循環ポンプ16の駆動で風呂熱回収用熱交換器22内の水を浴槽4から吸気した空気に置換することができる。
また、風呂熱回収用熱交換器22内を空気に置換することで、貯湯タンク1を沸き上げるときに、給湯や追い焚き運転に使用できない風呂熱回収用熱交換器22内の水を沸き上げなくても良く、省エネルギー性に優れ、沸き上げる量も減るので沸き上げ効率にも優れた貯湯式給湯機を提供することができる。
また、風呂循環ポンプ16は風呂戻り管17に設けられており、風呂熱回収用熱交換器22は風呂循環ポンプ16よりも上流側にあるため、容易に風呂熱回収用熱交換器22内の水を汲み上げて浴槽4に押し出すことができる。
また、風呂用熱交換器14も排水運転をすることが可能ではあるが、風呂用熱交換器14内に高い温度の湯を残しておくことで、追い焚き運転を行うときに高温に加熱されたまま風呂用熱交換器14内に溜まった湯を使用することができるので追い焚き運転の時間を短くすることができ、効率の良い追い焚き運転をすることができる。
次に、排水手段の第2の実施形態を図3に基づいて説明する。また、図1と同じ番号で表したものは図3でも同様に扱う。
第2の実施形態の排水手段は、風呂戻り管17側に設けられた風呂循環ポンプ16と、風呂循環回路18途中の風呂熱回収用熱交換器22よりも上流側に設けられた風呂熱回収用熱交換器22を大気開放する吸気弁の機能及び該吸気弁よりも上流側に設けられた風呂循環回路18を閉止する閉止弁の機能を備えた吸気三方弁39と、回収三方弁24を風呂熱回収用熱交換器22側に切り替えて吸気側を開き、風呂循環回路18側を閉止して、風呂循環ポンプ16を駆動する排水制御部36で構成されている。
ここで、風呂循環回路18の熱交換器連結管25に吸気用三方弁39を設けた第2の実施形態について図4のフローチャートに基づいて説明する。
排水制御部36は、風呂熱回収用熱交換器22の排水運転を開始するときは、回収三方弁24を熱交換器側に開、回収バイパス路23側を閉とし(S10)、さらに、吸気三方弁39を吸気側に開、風呂用熱交換器14側に閉にし(S11)、風呂循環ポンプ16を駆動することで(S12)、風呂熱回収用熱交換器22内の水を浴槽4に排水する。
そして、排水制御部36は、風呂循環ポンプ16を駆動してから所定時間(ここでは10分)が経過したら(S13がYes)、風呂循環ポンプ16の駆動を停止し(S14)、回収三方弁24を熱交換器側に閉、回収バイパス路23側を開とし(S15)、さらに、吸気三方弁39を吸気側に閉、風呂用熱交換器14側に開にし(S16)、風呂熱回収用熱交換器22の排水運転を終了する(S17)。
このように、吸気三方弁39を設けたことで、前記排水運転により風呂循環ポンプ16の駆動で風呂熱回収用熱交換器22内の水を吸気三方弁39により吸気した空気に置換することができると共に、浴槽4に水があるときでも浴槽4の風呂往き管16から空気を吸気する代わりに吸気三方弁39から吸気を行うことができるため、浴槽4に水が無いときにしか排水運転が行えないという煩わしさをなくすことができる。
次に、排水手段の第3の実施形態を図5に基づいて説明する。また、図3と同じ番号で表したものは図5でも同様に扱う。
第3の実施形態の排水手段は、風呂循環回路18途中の風呂熱回収用熱交換器22よりも上流側に設けられた風呂熱回収用熱交換器22を大気開放する吸気弁の機能及び該吸気弁よりも上流側に設けられた風呂循環回路18を閉止する閉止弁の機能を備えた吸気三方弁39と、風呂熱回収用熱交換器22よりも下流側に設けられた排水弁40と、回収三方弁24を風呂熱回収用熱交換器22側に切り替えて、吸気側を開き、風呂循環回路18側を閉止して、排水弁40を開く排水制御部36とで構成している。
ここで、風呂循環回路18の熱交換器連結管25に吸気三方弁39を設け、風呂循環回路18途中の風呂熱回収用熱交換器22よりも下流側に排水弁40を設けた第3の実施形態について図6のフローチャートに基づいて説明する。
排水制御部36は、風呂熱回収用熱交換器22の排水運転を開始するときは、回収三方弁24を熱交換器側に開、回収バイパス路23側を閉とし(S18)、さらに、吸気三方弁39を吸気側に開、風呂用熱交換器14側に閉にし(S19)、排水弁40を開にすることで(S20)、風呂熱回収用熱交換器22内の水を排水弁40から排水する。
そして、排水制御部36は、風呂循環ポンプ16を駆動してから所定時間(ここでは10分)が経過したら(S21がYes)、排水弁40を閉にし(S22)吸気三方弁39を吸気側に閉、風呂用熱交換器14側に開にし(S23)、回収三方弁24を熱交換器側に閉、回収バイパス路23側を開とし(S24)、風呂熱回収用熱交換器22の排水運転を終了する(S25)。
このように、吸気三方弁39と排水弁40を設けたことで、排水運転により風呂循環ポンプ16の駆動で風呂熱回収用熱交換器22内の水を吸気三方弁39により吸気した空気に置換することができると共に、浴槽4に水があるときでも浴槽4の風呂往き管15から空気を吸気する代わりに吸気三方弁39から吸気を行うことができるため、浴槽4に水が無いときにしか排水運転が行えないという煩わしさをなくすことができるとともに、排水弁40から風呂熱回収用熱交換器22内の残水を排水することができるため、浴槽4の水位の変化などをさせないで、任意のタイミングで排水弁40を開にして、風呂熱回収用熱交換器22内の残水を抜くことができる。
次に、排水手段の第4の実施形態を図7に基づいて説明する。また、図5と同じ番号で表したものは図7でも同様に扱う。
第4の実施形態の排水手段は、風呂戻り管17側に設けられた風呂循環ポンプ16と、風呂熱回収用熱交換器22よりも下流側に設けられた排水弁40と、浴槽の水位を検出する水位センサ30と、回収三方弁24を風呂熱回収用熱交換器22側に切り替えて、水位センサ30で浴槽水を検出できなくなった後、所定時間排水を続ける排水制御部36とで構成した。
ここで、風呂循環回路18途中の風呂熱回収用熱交換器22よりも下流側に排水弁40を設けた第4の実施形態について図8のフローチャートに基づいて説明する。
排水制御部36は、風呂熱回収用熱交換器22の排水運転を開始するときは、回収三方弁24を熱交換器側に開、回収バイパス路23側を閉とし(S26)、排水弁40を開にし(S27)、風呂循環ポンプ16を駆動して(S28)、風呂熱回収用熱交換器22内の水及び浴槽4の循環口から吸い上げた浴槽水を排水弁40から排水する。
そして、排水制御部36は、浴槽4の循環口から風呂往き管15を介して浴槽水と風呂熱回収用熱交換器22内の水を排水し続け、少なくとも浴槽4の循環口と接続されている風呂往き管15の位置よりも浴槽4の水位が下になり、浴槽水を風呂往き管15へと循環させられなくなり、水位が検知できなくなり(S29がYes)、その後、所定排水時間(ここでは2分)経過したことを確認すると(S30がYes)、風呂循環ポンプ16を停止させ(S31)、排水弁40を閉じ(S32)、回収三方弁24を熱交換器側に閉、回収バイパス路23側を開とし(S33)、風呂熱回収用熱交換器22の排水運転を終了する(S34)。
このように、排水運転時、排水制御部36は、風呂循環ポンプ16と排水弁40を用いて、風呂熱回収用熱交換器22内の残水と風呂往き管15よりも上の浴槽水を排水する排水運転が可能である。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で改変する事を妨げるものではなく、例えば、風呂配管洗浄運転や残湯熱回収運転や排水運転の開始の指示は使用者がリモコン3に備えた各種運転スイッチを操作して運転開始していたが、制御装置31に各運転制御手段を設け、日々の運転状況を学習して適宜運転を切り替えるようにしても良い。
また、本実施形態で説明した吸気弁と閉止弁の二つの性能をもつ吸気三方弁39だが、吸気弁と閉止弁のそれぞれ二つの器具を別体として用いたものでも良い。
1 貯湯タンク
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
4 浴槽
14 風呂用熱交換器
15 風呂往き管
16 風呂循環ポンプ
17 風呂戻り管
18 風呂循環回路
19 風呂温度センサ
20 風呂バイパス路
21 風呂三方弁
22 風呂熱回収用熱交換器
23 回収バイパス路
24 回収三方弁
31 制御装置
36 排水制御部
39 吸気三方弁
40 排水弁

Claims (6)

  1. 加熱手段で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンク内の下部の湯水と浴槽の残湯熱を熱交換する風呂熱回収用熱交換器と、
    前記風呂熱回収用熱交換器と浴槽とを連通し、浴槽水を浴槽から前記風呂熱回収用熱交換器へ送る風呂往き管と前記風呂熱回収用熱交換器から浴槽へと送る風呂戻り管とから成る風呂循環回路と、
    前記風呂循環回路に備えられ浴槽の浴水を前記風呂熱回収用熱交換器に循環させる風呂循環ポンプと、
    前記風呂熱回収用熱交換器をバイパスする回収バイパス路と、
    前記風呂循環回路で前記回収バイパス路を循環させるか前記風呂熱回収用熱交換器を循環させるかを切替る回収三方弁と
    を備えた貯湯式給湯機に於いて、
    前記風呂熱回収熱交換器内の残水を排水して空気に置換する排水手段を設けたことを特徴とする貯湯式給湯機。
  2. 前記排水手段は、前記風呂戻り管側に設けられた前記風呂循環ポンプと、浴槽水が空のときに前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて、前記風呂循環ポンプを駆動する排水制御部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記排水手段は、前記風呂戻り管側に設けられた前記風呂循環ポンプと、前記風呂循環回路途中の前記風呂熱回収用熱交換器よりも上流側に設けられた前記風呂熱回収用熱交換器を大気開放する吸気弁と、該吸気弁の接続位置よりも上流側に設けられた前記風呂循環回路を閉止する閉止弁と、前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて前記吸気弁を開き、前記閉止弁を閉じ、前記風呂循環ポンプを駆動する排水制御部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記排水手段は、前記風呂循環回路途中の前記風呂熱回収用熱交換器よりも上流側に設けられた前記風呂熱回収用熱交換器を大気開放する吸気弁と、該吸気弁の接続位置よりも上流側に設けられた前記風呂循環回路を閉止する閉止弁と、前記風呂熱回収用熱交換器よりも下流側に設けられた排水弁と、前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて、前記吸気弁を開き、前記閉止弁を閉じ、前記排水弁を開く排水制御部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記排水手段は、前記風呂戻り管側に設けられた前記風呂循環ポンプと、前記風呂熱回収用熱交換器よりも下流側に設けられた排水弁と、前記風呂往き管途中に設けられた浴槽水の水位を検出する水位センサと、前記回収三方弁を前記風呂熱回収用熱交換器側に切り替えて、前記風呂循環ポンプを駆動し、前記水位センサで浴槽水を検出できなくなった後も所定時間排水を続けてから前記風呂循環ポンプを停止させる排水制御部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記貯湯タンク上部の湯水と浴槽水を熱交換して加熱させる風呂熱交換器と、前記風呂熱交換器をバイパスする風呂バイパス路と、前記風呂循環回路で前記風呂バイパス路を循環させるか前記風呂熱交換器を循環させるかを切り替えるようにしたことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載の貯湯式給湯機。
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