JP2019198150A - 電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡易に路面高抵抗部を通過しやすくする。【解決手段】駆動輪に連結されたモータと、モータを駆動するインバータと、インバータの制御でモータのトルクを平滑化する平滑化処理を実行する制御装置と、を備える電動車両において、制御装置は、路面高抵抗部を走行するときには、インバータの制御で平滑化処理を実行しない。これにより、路面高抵抗部を走行するときに、モータのトルクの脈動(駆動輪のトルクの脈動)を大きくし、モータのトルクの極大値(駆動輪のトルクの極大値)を大きくすることができるから、路面高抵抗部を通過しやすくすることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、電動車両に関する。
従来、この種の電動車両としては、発進時における駆動力に見合う車輪速の上昇がない状態をもって車輪が段差に遭遇したと判定し、この判定後に段差乗り越えを一旦諦めたことを示す運転状態(運転者がシフトポジションを後進ポジションに変更して車両を後退させたこと)があったのを検知した後に、車輪が再度段差に接近するのを検知して段差乗り越えと判定すると、モータから車輪への駆動力を段差の大きさに応じて制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電動車両では、こうした制御により、段差乗り越えを可能にしている。
特開2007−83993号公報
上述の電動車両では、車輪が段差に遭遇して乗り越えられなかったときに、運転者がシフトポジションを後進ポジションに変更して車両を一旦後退させる(助走のために段差から離れる)必要があり、時間の無駄が生じる。また、車両を後退させるスペースが十分に存在するとは限らない。これらのため、段差などの路面高抵抗部を走行するときに、より簡易に路面高抵抗部を通過しやすくすることが求められている。
本発明の電動車両は、より簡易に路面高抵抗部を通過しやすくすることを主目的とする。
本発明の電動車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電動車両は、
駆動輪に連結されたモータと、
前記モータを駆動するインバータと、
前記インバータの制御で前記モータのトルクを平滑化する平滑化処理を実行する制御装置と、
を備える電動車両であって、
前記制御装置は、路面高抵抗部を走行するときには、前記インバータの制御で前記平滑化処理を実行しない、
ことを要旨とする。
この本発明の電動車両では、基本的には、インバータの制御でモータのトルクを平滑化する平滑化処理を実行する。そして、路面高抵抗部を走行するときには、インバータの制御で平滑化処理を実行しない。これにより、路面高抵抗部を走行するときに、モータのトルクの脈動(駆動輪のトルクの脈動)を大きくし、モータのトルクの極大値(駆動輪のトルクの極大値)を大きくすることができるから、路面高抵抗部を通過しやすくすることができる。即ち、運転者がシフトポジションを変更する必要がないから、より簡易に路面高抵抗部を通過しやすくすることができる。ここで、路面高抵抗部としては、例えば、段差や坂道、溝、オフロード(舗装されていない道路)などを挙げることができる。
こうした本発明の電動車両において、前記制御装置は、前記路面高抵抗部を走行するときには、前記モータが回転停止する前に前記平滑化処理を中止するものとしてもよい。こうすれば、路面高抵抗部を走行するときに、モータが回転停止するのを抑制することができ、路面高抵抗部をよりスムーズに通過しやすくすることができる。
本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット50により実行される処理ルーチンの一例を示す説明図である。 モータ32の電気角θeと出力トルクTmとの関係の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車320の構成の概略を示す構成図である。 変形例の燃料電池車420の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図示するように、モータ32と、インバータ34と、蓄電装置としてのバッテリ36と、電子制御ユニット50と、を備える。
モータ32は、同期発電電動機として構成されており、永久磁石が埋め込まれた回転子と、3相コイルが巻回された固定子と、を備える。このモータ32は、回転子が駆動輪22a,22bにデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸26に接続されている。
インバータ34は、モータ32の駆動に用いられると共に電力ライン38を介してバッテリ36に接続されている。このインバータ34は、6つのスイッチング素子としてのトランジスタT11〜T16と、6つのトランジスタT11〜T16のそれぞれに並列に接続された6つのダイオードD11〜D16と、を有する。トランジスタT11〜T16は、それぞれ、電力ライン38の正極側ラインと負極側ラインとに対してソース側とシンク側になるように2個ずつペアで配置されている。また、トランジスタT11〜T16の対となるトランジスタ同士の接続点には、モータ32の3相コイル(U相,V相,W相)が接続されている。したがって、インバータ34に電圧が作用しているときに、電子制御ユニット50によって、対となるトランジスタT11〜T16のオン時間の割合が調節されることにより、3相コイルに回転磁界が形成され、モータ32が回転駆動される。電力ライン38の正極ラインと負極ラインとには、平滑用のコンデンサ39が取り付けられている。
バッテリ36は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されている。このバッテリ36は、上述したように、電力ライン38を介してインバータ34に接続されている。
電子制御ユニット50は、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポートを備える。電子制御ユニット50には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。電子制御ユニット50に入力される信号としては、例えば、駆動輪22a,22bに取り付けられた車輪速センサ23a,23bからの車輪速Vwa,Vwbや、モータ32の回転子に取り付けられた回転位置検出センサ(例えばレゾルバ)32aからのモータ32の回転子の回転位置θm、モータ32とインバータ34とを接続する各相の電力ラインに取り付けられた電流センサ32u,32v,32wからの各相の相電流Iu,Iv,Iwを挙げることができる。また、コンデンサ39の端子間に取り付けられた電圧センサ39aからのコンデンサ39(電力ライン38)の電圧VHや、バッテリ36の端子間に取り付けられた図示しない電圧センサからのバッテリ36の電圧Vb、バッテリ36の出力端子に取り付けられた図示しない電流センサからのバッテリ36の電流Ibも挙げることができる。さらに、イグニッションスイッチ60からのイグニッション信号や、シフトレバー61の操作位置を検出するシフトポジションセンサ62からのシフトポジションSP、アクセルペダル63の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Acc、ブレーキペダル65の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ66からのブレーキペダルポジションBPも挙げることができる。加えて、車速センサ68からの車速Vや、加速度センサ69からの加速度α、車両周辺を認識する周辺認識装置70からの車両周辺の路面も挙げることができる。なお、シフトポジションSPとしては、駐車ポジション(Pポジション)や後進ポジション(Rポジション)、ニュートラルポジション(Nポジション)、前進ポジション(Dポジション)が用意されている。また、周辺認識装置70は、カメラやレーザーセンサ、超音波センサなどのうちの1つまたは複数を用いて車両周辺を認識する装置として構成されている。
電子制御ユニット50からは、インバータ34のトランジスタT11〜T16へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。電子制御ユニット50は、回転位置検出センサ32aからのモータ32の回転子の回転位置θmに基づいてモータ32の電気角θeや角速度ωm、回転数Nmを演算したり、図示しない電流センサからのバッテリ36の電流Ibの積算値に基づいてバッテリ36の蓄電割合SOCを演算したりしている。蓄電割合SOCは、バッテリ36の全容量に対するバッテリ36から放電可能な電力の容量の割合である。
こうして構成された実施例の電気自動車20では、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸26に要求される要求トルクTd*を設定し、要求トルクTd*が駆動軸26に出力されるようにモータ32のトルク指令Tm*を設定する。そして、モータ32がトルク指令Tm*で駆動されるようにパルス幅変調制御(PWM制御)によりインバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう。
ここで、インバータ34の制御(モータ32の駆動制御)について説明する。電子制御ユニット50は、最初に、モータ32の電気角θeを用いてU相,V相,W相の相電流Iu,Iv,Iwをd軸,q軸の電流Id,Iqに座標変換(3相−2相変換)する。続いて、モータ32のトルク指令Tm*に基づいてd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を設定する。こうしてd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を設定すると、d軸,q軸の電流指令Id*,Iq*および電流Id,Iqを用いてd軸,q軸の電圧指令Vd*,Vq*を設定する。そして、モータ32の電気角θeを用いてd軸,q軸の電圧指令Vd*,Vq*を各相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*に座標変換(2相−3相変換)し、各相の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*と三角波(搬送波)との比較によりトランジスタT11〜T16のPWM信号を生成する。こうしてトランジスタT11〜T16のPWM信号を生成すると、そのPWM信号を用いてトランジスタT11〜T16のスイッチングを行なう。
次に、こうして構成された実施例の電気自動車20の動作、特に、インバータ34の制御でd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を設定する際の処理について説明する。図2は、電子制御ユニット50により実行される処理ルーチンの一例を示す説明図である。このルーチンは、繰り返し実行される。
図2の処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット50は、周辺認識装置70から車両周辺情報を入力し(ステップS100)、入力した車両周辺情報に基づいて、現在地が路面高抵抗部であるか否かを判定する(ステップS110)。ここで、路面高抵抗部としては、例えば、段差や坂道、溝、オフロード(舗装されていない道路)などを挙げることができる。
ステップS110で現在地が路面高抵抗部でないと判定したときには、インバータ34の制御で、モータ32のトルクを平滑化する平滑化処理を実行すると決定して(ステップS120)、本ルーチンを終了する。この場合、インバータ34の制御で、モータ32のトルク指令Tm*に基づいてd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*の基本値としての基本電流指令Idbas,Iqbasを設定し、設定したd軸,q軸の基本電流指令Idbas,Iqbasにモータ32の電気角θeに基づく補正係数kを乗じてd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を設定する。
ここで、d軸,q軸の基本電流指令Idbas,Iqbasは、モータ32の電気周期(電気角の1周期)における平均トルクがトルク指令Tm*に等しくなるように定められる。また、補正係数kは、モータ32の電気角θeに基づくモータ32のトルクの脈動を抑制するために用いられるものであり、実施例では、モータ32の電気角θeと補正係数kとの関係を予め実験や解析により定めてマップとして図示しないROMに記憶しておき、モータ32の電気角θeが与えられると、このマップから対応する補正係数kを導出して設定するものとした。この補正係数kは、具体的には、平滑化処理を実行しないとき(d軸,q軸の基本電流指令Idbas,Iqbasをd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*に設定するとき)にモータ32のトルクがトルク指令Tm*よりも小さくなる電気角範囲では、値1よりも大きい(d軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を基本電流指令Idbas,Iqbasに対して大きくする)値が設定される。また、補正係数kは、平滑化処理を実行しないときにモータ32のトルクがトルク指令Tm*よりも大きくなる電気角範囲では、値1よりも小さい(d軸,q軸の電流指令Id*,Iq*を基本電流指令Idbas,Iqbasに対して小さくする)値が設定される。
ステップS110で現在地が路面高抵抗部であると判定したときには、インバータ34の制御で平滑化処理を実行しないと決定して(ステップS130)、本ルーチンを終了する。この場合、インバータ34の制御で、モータ32のトルク指令Tm*に基づいてd軸,q軸の基本電流指令Idbas,Iqbasを設定し、設定したd軸,q軸の基本電流指令Idbas,Iqbasをd軸,q軸の電流指令Id*,Iq*に設定する。このとき、モータ32のトルク(駆動輪22a,22bのトルク)がある程度大きく脈動する。
図3は、モータ32の電気角θeと出力トルクTmとの関係の一例を示す説明図である。図中、実線は、平滑化処理を実行したときの関係を示し、破線は、平滑化処理を実行しないときの関係を示す。図示するように、平滑化処理を実行しないことにより、平滑化処理を実行するときに比して、モータ32のトルクの脈動(極大値と極小値との差)が大きくなることが分かる。実施例では、路面高抵抗部を走行するときには、平滑化処理を実行しないことにより、モータ32のトルクの脈動(駆動輪22a,22bのトルクの脈動)を大きくし、モータ32のトルクの極大値(駆動輪22a,22bのトルクの極大値)を大きくすることができる。これにより、路面高抵抗部を通過しやすくする(段差や坂道の場合には乗り越えやすくし、溝の場合には脱出しやすくする)ことができる。即ち、運転者がシフトポジションSPを変更する必要がないから、より簡易に路面高抵抗部を通過しやすくすることができる。
以上説明した実施例の電気自動車20では、現在地が路面高抵抗部でないときには、モータ32のトルクを平滑化する平滑化処理を実行し、現在地が路面高抵抗部であるときには、平滑化処理を実行しない。これにより、路面高抵抗部を走行するときに、モータ32のトルクの脈動(駆動輪22a,22bのトルクの脈動)を大きくし、モータ32のトルクの極大値(駆動輪22a,22bのトルクの極大値)を大きくすることができるから、路面高抵抗部を通過しやすくすることができる。即ち、運転者がシフトポジションSPを変更する必要がないから、より簡易に路面高抵抗部を通過しやすくすることができる。
実施例の電気自動車20では、現在地が路面高抵抗部でないときには、平滑化処理を実行し、現在地が路面高抵抗部であるときには、平滑化処理を実行しないものとした。ここで、平滑化処理を中止するタイミングとしては、モータ32が回転停止する前、例えば、駆動輪22a,22bが段差に差し掛かって凹み始めてからモータ32が回転停止するまでの間などが好ましい。モータ32が回転停止する前に平滑化処理を中止してモータ32のトルクの極大値(駆動輪22a,22bのトルクの極大値)を大きくすることにより、モータ32(駆動輪22a,22b)が回転停止するのを抑制し、よりスムーズに路面高抵抗部を通過しやすくすることができる。
また、平滑化処理を再開するタイミングとしては、車両が路面高抵抗部の通過を完了する前、例えば、段差や坂道の場合には平滑化処理を再開しても乗り越えられると判定したとき、溝の場合には平滑化処理を再開しても脱出できると判定したときとするのが好ましい。このタイミングとしては、例えば、車速Vが閾値Vref(例えば、4km/hや5km/h、6km/hなど)よりも高くなったときなどを挙げることができる。車両が路面高抵抗部の通過を完了する前に平滑化処理を再開してモータ32のトルクの極大値(駆動輪22a,22bのトルクの極大値)を小さくすることにより、車両が路面高抵抗部の通過を完了してから平滑化処理を再開するものに比して、運転者に飛び出し感を与えるのを抑制することができる。
実施例の電気自動車20では、周辺認識装置70からの車両周辺情報に基づいて現在地が路面高抵抗部であるか否かを判定するものとした。しかし、車速センサ68からの車速Vや加速度センサ69からの加速度α、車輪速センサ23a,23bからの駆動輪22a,22bの車輪速Vwa,Vwbなどのうちの少なくとも1つに基づいて現在地が路面高抵抗部であるか否かを判定するものとしてもよい。また、図示しないクラウドサーバからの路面情報などに基づいて現在地が路面高抵抗部であるか否かを判定するものとしてもよい。さらに、これらの複数を組み合わせて、現在地が路面高抵抗部であるか否かを判定するものとしてもよい。
実施例の電気自動車20では、蓄電装置として、バッテリ36を用いるものとしたが、蓄電可能な装置であればよく、キャパシタなどを用いるものとしてもよい。
実施例では、駆動輪22a,22bに連結されたモータ32およびバッテリ36を備える電気自動車20の構成とした。しかし、モータおよびバッテリに加えてエンジンも備えるハイブリッド自動車の構成としたり、モータおよびバッテリに加えて燃料電池も備える燃料電池車の構成としたりしてもよい。ハイブリッド自動車の構成としては、例えば、図4の変形例のハイブリッド自動車120に示すように、駆動輪22a,22bにモータ32を接続すると共に駆動輪22a,22bにプラネタリギヤ130を介してエンジン122およびモータ124を接続し、モータ32,124にインバータ34,126を介してバッテリ36を接続する構成を挙げることができる。また、図5の変形例のハイブリッド自動車220に示すように、駆動輪22a,22bに変速機230を介してモータ32を接続すると共にモータ32にクラッチ229を介してエンジン222を接続し、モータ32にインバータ34を介してバッテリ36を接続する構成も挙げることができる。さらに、図6の変形例のハイブリッド自動車320に示すように、駆動輪22a,22bにモータ32を接続すると共にエンジン322に発電機324を接続し、モータ32および発電機324にインバータ34,326を介してバッテリ36を接続する構成も挙げることができる。燃料電池車の構成としては、例えば、図7の変形例の燃料電池車420に示すように、駆動輪22a,22bにモータ32を接続すると共にモータ32にインバータ34を介してバッテリ36および燃料電池422を接続する構成を挙げることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「モータ」に相当し、電子制御ユニット50が「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動車両の製造産業などに利用可能である。
20 電気自動車、22a,22b 駆動輪、23a,23b 車輪速センサ、24 デファレンシャルギヤ、26 駆動軸、32,124 モータ、32a 回転位置検出センサ、32u,32v,32w 電流センサ、34 インバータ、36 バッテリ、38 電力ライン、39 コンデンサ、39a 電圧センサ、50 電子制御ユニット、60 イグニッションスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトポジションセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルペダルポジションセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキペダルポジションセンサ、68 車速センサ、69 加速度センサ、70 周辺認識装置、120,220,320 ハイブリッド自動車、122,222,322 エンジン、130 プラネタリギヤ、229 クラッチ、230 変速機、324 発電機、420 燃料電池車、422 燃料電池、D11〜D16 ダイオード、T11〜T16 トランジスタ。

Claims (2)

  1. 駆動輪に連結されたモータと、
    前記モータを駆動するインバータと、
    前記インバータの制御で前記モータのトルクを平滑化する平滑化処理を実行する制御装置と、
    を備える電動車両であって、
    前記制御装置は、路面高抵抗部を走行するときには、前記インバータの制御で前記平滑化処理を実行しない、
    電動車両。
  2. 請求項1記載の電動車両であって、
    前記制御装置は、前記路面高抵抗部を走行するときには、前記モータが回転停止する前に前記平滑化処理を中止する、
    電動車両。
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