JP2019198067A - デバイス回路用ドライバ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デバイス回路用ドライバ回路を提供する。【解決手段】 デバイス回路を駆動するドライバ回路であって、ドライバ電源電圧と結合されたバルク入力を有し、ドライバ電源電圧とポジティブ制御ノードとの間に結合されたダイオード接続トランジスタであって、ドライバ電源電圧はデバイス回路の閾値電圧より低い、ダイオード接続トランジスタと、ポジティブ制御ノードと信号入力との間に結合されたキャパシタと、を含み、信号入力で受けられる入力信号がハイの場合に、デバイス回路の入力トランジスタを制御するように構成された、ポジティブ制御ノードにおけるポジティブ制御電圧が、デバイス回路の閾値電圧より高い、ドライバ回路。【選択図】図1

Description

混在信号回路では、信号を、デジタル電源領域から、典型的には振幅がより大きいアナログ電源領域に変換することが必要になる場合がある。この変換は、デジタル電源電圧がアナログデバイスの閾値電圧に近いか、又はこれを下回る場合に問題となる。特に、面積、電力、及びロバストネスの関係が最も重要である場合に、容認できる性能でこの変換を達成することは困難である。
多段レベルシフタ、又はカスケード入力のレベルシフタであれば、電源/バイアス電圧の追加が必要である。二段レベルシフタの場合には初段用の追加電源電圧が存在し、カスケード入力のレベルシフタの場合にはバイアス電圧が存在する。電源/バイアス電圧が追加されると、面積が増え、消費電力が増え、引き回しが複雑になり、更には、異なるレベルシフタ間の可能なクロストーク経路が増える。
本開示の態様による、デバイス回路を駆動するように構成されたドライバ回路を含む混在信号回路を示す。 充電フェーズにおけるダイオード接続NMOSデバイスの断面図を示す。 ブーストフェーズにおけるダイオード接続NMOSデバイスの断面図を示す。 本開示の態様による、デバイス回路を駆動するように構成されたドライバ回路を含む混在信号回路のより詳細な例を示す。 本開示の態様による、図1のドライバ回路がデバイス回路を駆動する方法のフローチャートを示す。
本開示は、デジタル入力信号電圧を、アナログデバイスの閾値電圧のレベルより高いレベルまでブーストするように構成されたドライバ回路に関する。
図1は、本開示の態様による混在信号回路100を示しており、これは、デバイス回路120を駆動するように構成されたドライバ回路110を含む。
ドライバ回路110は、ダイオード接続トランジスタD1、キャパシタC1、及びインバータInv1を含む。ドライバ回路110は、デジタル電源領域にあり、ドライバ電源電圧VDDCによって給電されている。ドライバ電源電圧VDDCは、例えば、1V未満であってよい。
ダイオード接続トランジスタは、四端子トランジスタのうちのダイオードで構築される。酸化金属半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)を使用する場合、ダイオード接続トランジスタは、ゲート、ドレイン、及びバルクを互いに接続することによって構築される。
デバイス回路120は、入力トランジスタM2及び負荷回路L2を含む。負荷回路L2は、デバイス電源電圧VDDAと入力トランジスタM2との間に結合されている。負荷回路L2は、例えば、抵抗又は被制御電流源であってよい。混在信号回路100が差動信号回路であれば、負荷回路L2は交差結合トランジスタを含んでよい。デバイス回路120は、アナログ電源領域にあり、デバイス電源電圧VDDAによって給電されている。デバイス電源電圧VDDAは、例えば、5Vであってよい。更に、ドライバ回路110及びデバイス回路120は、同一半導体ダイ上に配列されてよい。
ダイオード接続トランジスタD1は、NMOSデバイスであり、ドライバ電源電圧VDDCと結合されたバルク入力を有しており、ドライバ電源電圧VDDCとポジティブ制御ノードN1+との間に結合されている。キャパシタC1は、ポジティブ制御ノードN1+と信号入力IN_digとの間に結合されており、信号入力IN_digはデジタル入力信号Vin_digを受ける。インバータ回路Inv1は、信号入力IN_digと、デバイス回路120の入力トランジスタM2の負の制御ノードN2−との間に結合されており、入力信号Vin_digの論理値を反転するように構成されている。ドライバ電源電圧VDDCは、デバイス回路120のアナログデバイスの閾値電圧より低い。アナログデバイスの閾値電圧は、例えば、1V以上であってよい。
動作概要として、キャパシタC1は、ポジティブ入力ノードN1+における電圧Vpをブーストする。信号入力IN_digにおける入力信号Vin_digがローになると、ドライバ回路110は入力トランジスタM2のソースをハイになるように制御し、これによって、入力トランジスタM2が完全にオフになり、この結果として、キャパシタC1はダイオード接続トランジスタD1によって充電された状態になる。入力信号Vin_digがハイになると、入力トランジスタM2のソースはローになり、入力トランジスタM2のゲートは、アナログデバイス回路120の閾値電圧より高い電圧レベルまでブーストされる。
より具体的には、信号入力IN_digにおいて受けられる入力信号Vin_digがハイのときは、ブーストフェーズと充電フェーズとがある。ブーストフェーズは、信号入力IN_digにおいて受けられる入力信号Vin_digがローからハイに移行したときに発生する。逆に、充電フェーズは、信号入力IN_digにおいて受けられる入力信号Vin_digがハイからローに移行したときに発生する。
ブーストフェーズの間(Vin_digがローからハイに移行する間)、ポジティブ制御ノードN1+におけるポジティブ制御電圧Vpは、アナログデバイス回路120の閾値電圧より高い。ポジティブ制御ノードN1+における制御電圧Vpは、ドライバ電源電圧VDDCのほぼ2倍からダイオード接続トランジスタD1の閾値電圧Vth_digを引いたものである(即ち、Vp=2*VDDC−Vth_dig)。入力トランジスタM2のネガティブ制御ノードN2−におけるネガティブ制御電圧Vnが、ドライバ接地電圧VSSCにほぼ等しい。そうなると、電圧Vpと電圧Vnとの電圧差は2*VDDC−Vth_digとなり、これは、常にドライバ電源電圧VDDCより高い。これは、デジタル回路の動作を可能にする為には、アナログデバイスの閾値がドライバのデジタル電源電圧VDDCより低くなければならない為である。
充電フェーズの間(Vin_digがハイからローに移行する間)、ポジティブ制御ノードN1+における電圧Vpが、ドライバ電源電圧VDDCからダイオード接続トランジスタD1の閾値電圧Vth_digを引いたものより小さくなると(即ち、Vp<VDDC−Vth_digになると)、ダイオード接続トランジスタD1はキャパシタC1を充電する。
信号入力IN_digにおいて受けられる入力信号Vin_digがローになると、ポジティブ制御ノードN1+における制御電圧Vpは、ドライバ電源電圧VDDCからダイオード接続トランジスタD1の閾値電圧Vth_digを引いたものにほぼ等しくなる(即ち、Vp=VDD−Vth_dig)。入力トランジスタM2のネガティブ制御ノードN2−におけるネガティブ制御電圧Vnが、ドライバ電源電圧VDDCにほぼ等しい(即ち、Vn=VDDC)。電圧Vpと電圧Vnとの間の電圧差は、入力トランジスタM2のネガティブ閾値電圧−Vth_anaになる。そして差信号Vp−Vnは、元の入力信号Vin_digより大きくなり、これによって、アナログデバイスの駆動が潜在的に可能になる。
ドライバ回路110は、その論理値を、キャパシタC1がその最小値VDDC−Vth_digにおいて放電された場合でも保持する。実際、入力信号Vin_digがハイであって、キャパシタC1がVDDC−Vth_digまで放電された場合には、電圧Vpと電圧Vnとの間の電圧差はVDDC−Vth_digであり、これによって、入力トランジスタM2が閾値以下で導通を維持することが可能になる。これに対し、入力信号Vin_digがローの場合、電圧Vpと電圧Vnとの間の電圧差は、入力トランジスタM2のネガティブ閾値電圧−Vth_anaであり、従って、入力トランジスタM2は完全にオフになる。
図2A及び2Bはダイオード接続NMOSデバイスD1の断面図であり、図2Aは充電フェーズ、図2BはブーストフェーズにおけるD1の断面を示す。これらの図のそれぞれに、等価回路が示されている。
ダイオード接続NMOSD1の寄生バイポーラトランジスタは、ドライバ電源電圧VDDCと静的結合されており、従って、短絡されている。寄生パスが形成されず、従って、ウェルNwが浮遊しない為、ウェル制御用充電ポンプが不要である。電力及び速度の観点からは、可動ウェルがないことが有利である。更に、NMOSダイオードは、PMOSダイオード又は別のアクティブスイッチに比べて消費する電力及び面積が小さい。これは、面積が小さいドレインのみがその電位を変化させる事実による。
図2Aは、充電フェーズのダイオード接続NMOSデバイスD1を示しており、キャパシタC1はドライバ電源電圧VDDCより低い。ポジティブ制御電圧Vpの範囲は、0からドライバ電源電圧VDDC−Vth_digまでである。この充電フェーズでは、寄生バイポーラトランジスタ1は、そのエミッタがN拡散N+と結合されており、そのコレクタがエピタキシャル層Nepiと結合されている。寄生バイポーラトランジスタ1及び2は、NMOSチャネルとともにキャパシタC1を、ドライバ電源電圧VDDCから1つのデジタルデバイス閾値Vth_digを引いたものまで充電する。これは、周波数及びバルクの制御が必要な充電ポンプの場合には当てはまらない。
図2Bは、ブーストフェーズのダイオード接続NMOSデバイスD1を示しており、キャパシタC1はドライバ電源電圧VDDCより高い。ポジティブ制御電圧Vpは、ドライバ電源電圧VDDCより高い。このブーストフェーズでは、寄生バイポーラトランジスタ1は、そのコレクタがN拡散N+と結合されており、そのエミッタがエピタキシャル層Nepiと結合されている。この構成では、全てのバイポーラのベース及びエミッタがVDDCに短絡されており、これによって、それらは全て非導通となる。
図3は、本開示の態様による混在信号回路のより詳細な例300を示しており、これは、デバイス回路320を駆動するように構成されたドライバ回路310を含む。
この混在信号回路300は、差動回路であること以外は、図1の混在信号回路100と同様である。
混在信号回路300は、ドライバ回路310、デバイス回路320、イネーブル回路330、オン/オフ回路340、及びインバータ回路350を含む。
ドライバ回路310は、相補形ドライバ回路310n及び310pを含む。相補形ドライバ回路310n及び310pのそれぞれは、図1のドライバ回路110と同様である。簡潔にする為に、これらの相補形回路の詳細については、ここでは省略する。
デバイス回路320は、相補形デバイス回路320n及び320pを含む。相補形デバイス回路320n及び320pのそれぞれは、図1のデバイス回路120と同様である。簡潔にする為に、これらの相補形回路の詳細については、ここでは省略する。このデバイス回路320の負荷回路L2は、交差結合トランジスタM25、M24を含み、これらの極性は、第1及び第2の入力トランジスタM21、M22の極性の反対である。この例では、入力トランジスタM21、M22はNMOSトランジスタであり、交差結合トランジスタM24、M25はPMOSトランジスタである。
イネーブル回路330は、第1のNANDゲートNA31及び第2のNANDゲートN32を含む。第2のNANDゲートNA32は、イネーブル信号入力en_digにおけるイネーブル信号と、信号入力s_1からの入力信号とを受けるように構成されている。第1のNANDゲートNA31は、イネーブル信号入力en_digからのイネーブル信号と、第2のNANDゲートNA32の出力とを受けるように構成されている。
オン/オフ回路340は、トランジスタM26及びM27を含み、負荷回路L2のオンとオフを切り替えるように構成されている。この例では、トランジスタM26及びM27はPMOSトランジスタである。
インバータ回路350は、トランジスタM28、M209、及びM210を含む。インバータ回路350は、負荷回路L2の出力信号を反転し、反転された信号を信号出力mv_s_oにおいて出力するように構成されている。
ドライバ回路310の動作中は、ドライバ回路310の第1の差動信号入力IN_dig1において受けられる、差動入力信号対のうちの第1の差動入力信号Vin_dig1がハイであり、第2の差動信号入力IN_dig2において受けられる、差動入力信号対のうちの第2の差動入力信号Vin_dig2がローである場合、第1の入力トランジスタM21を制御する、第1のポジティブ制御ノードN11+における第1のポジティブ制御電圧Vp11が、デバイス回路320の閾値電圧より高く、第2の入力トランジスタM22を制御する、第2のポジティブ制御ノードN12+における第2のポジティブ制御電圧Vp12が、ドライバ電源電圧VDDCから第1のダイオード接続トランジスタD11の閾値電圧Vth_dig11を引いたものにほぼ等しく(即ち、Vp12=VDDC−Vth_dig11)、デバイス回路320の第1の入力トランジスタM21を制御する、第1のネガティブ制御ノードN11−における第1のネガティブ制御電圧Vn11が、ドライバ接地電圧にほぼ等しく、デバイス回路320の第2の入力トランジスタM22を制御する、第2のネガティブ制御ノードN12−における第2のネガティブ制御電圧Vn12が、ドライバ電源電圧VDDCにほぼ等しい(即ち、Vn12=VDDC)。
ドライバ回路310の第1の差動信号入力IN_dig1において受けられる、差動入力信号対のうちの第1の差動入力信号Vin_dig1がローであり、第2の差動信号入力IN_dig2において受けられる、差動入力信号対のうちの第2の差動入力信号Vin_dig2がハイである場合、第1のポジティブ制御ノードN11+における第1のポジティブ制御電圧Vp11が、ドライバ電源電圧VDDCからダイオード接続トランジスタD11の閾値電圧Vth_dig11を引いたものにほぼ等しく(即ち、Vp11=VDDC−Vth_dig11)、第2のポジティブ制御ノードN12+における第2のポジティブ制御電圧Vp12が、デバイス回路320の閾値電圧より高く、第1のネガティブ制御ノードN11−における第1のネガティブ制御電圧Vn11が、ドライバ電源電圧VDDCにほぼ等しく(即ち、Vn11=VDDC)、第2のネガティブ制御ノードN12−における第2のネガティブ制御電圧Vn12が、ドライバ接地電圧にほぼ等しい。
混在信号回路300の全体としての動作を考えると、ディセーブル状態では(即ち、トランジスタM28を制御するインバータイネーブル信号inv_enがハイであって、デジタルイネーブル信号en_digがローである場合には)、ドライバ回路310はノードN11−及びN12−の両方をローにプルする。同時に、第1のキャパシタC11はダイオード接続トランジスタD11によって充電されて、ノードN11+における電圧Vp11を電圧レベルVDDC−Vth_dig11まで持っていく。同様に、第2のキャパシタC12はダイオード接続トランジスタD12によって充電されて、ノードN12+における電圧Vp12を電圧レベルVDDC−Vth_dig12まで持っていく。
ドライバ回路310がイネーブル状態になると(即ち、インバータイネーブル信号inv_enがローになり、デジタルイネーブル信号en_digがハイになると)、ノードN12+における電圧Vp12はデジタル入力信号s_digに追従し、ノードN11−における電圧Vn11はデジタル入力信号s_digの否定である。デジタル入力信号s_digがハイの場合、ノードN12+における電圧Vp12+はドライバ電源電圧VDDCによってシフトアップされて、電圧2*VDDC−Vth_dig12に達し、ノードN11+における電圧Vp11は逆にVDDC−Vth_dig11にとどまる。そして、入力トランジスタM21及びM22は、ゲート−ソース電圧がそれぞれ−Vth_ana及び2*VDDC−Vth_anaになり、これによって、入力トランジスタM22はオンになり、入力トランジスタM21はオフになり、これによって、交差結合トランジスタM24、M25によって形成されるラッチが設定され、従って、出力電圧mv_s_oがハイになる。入力信号s_digの論理値がローになると、全く逆の状態になる。この場合、ノードN11+における電圧Vp11は、シフトアップされて、VDDC−Vth_dig11に達し、ノードN12+における電圧Vp12はVDDC−Vth_dig11までプッシュダウンされる。入力トランジスタM22は、ゲート−ソース電圧が−Vth_digになることによってオフになり、入力トランジスタM21は、ゲート−ソース電圧が2*VDDC−Vthになることによってオンになり、これによって、交差結合トランジスタM24及びM25によって形成されるラッチが設定され、出力電圧mv_s_oはローになる。
デバイス回路320が機能する為の条件は、2*VDDC−Vth_digがアナログデバイスの閾値電圧Vth_anaより高いことである。この条件は、典型的には、high_digがVth_anaより高いという従来のトポロジ条件に比べて緩い。これは、デジタルドライバ回路310が機能する状態を維持する為に、ドライバ電源電圧VDDCが常にデジタルデバイスの閾値電圧Vth_digより高い為である。
デバイス回路320は、起動時に正常な状態であれば、動的条件及び静的条件の両方において正常に動作する。キャパシタC11及びC12の両方が、ドライバ電源電圧VDDCからデジタルデバイスの閾値電圧Vth_digを引いたもの(即ち、VDDC−Vth_dig)まで放電されていれば、デバイス回路320は静的な状態に保たれる。これは、トランジスタM21又はトランジスタM22のいずれかのソースがデジタル電源電圧VDDCであることによってゲート−ソース電圧が負のデジタル閾値電圧(−Vth_ana)になる為である。トランジスタM21及びM22のうちの他方が、最悪の場合、閾値以下で導通しており、ゲート−ソース電圧が、ドライバ電源電圧VDDCからデジタルデバイス閾値電圧を引いたもの(即ち、VDDC−Vth_dig)になり、これは実際には常に0より高い。
図4は、本開示の態様による、図1のドライバ回路がデバイス回路を駆動する方法のフローチャート400を示す。
410では、信号入力IN_digで受けられる入力信号Vin_digがハイの場合に、デバイス回路120の入力トランジスタM2のポジティブ制御ノードN1+におけるポジティブ制御電圧Vpを、デバイス回路120の閾値電圧より高くなるように制御する。
420では、信号入力IN_digで受けられる入力信号Vin_digがローの場合に、ポジティブ制御ノードN1+におけるポジティブ制御電圧Vpを、ドライバ電源電圧VDDCから、ダイオード接続トランジスタD1の閾値電圧Vth_digを引いたものにほぼ等しくなるように制御する。
本開示のドライバ回路は、ドライバ電源電圧がアナログデバイスの閾値電圧に近いか、又はこれを下回るレベルに達する任意の混在信号回路において実施されてよい。本ドライバ回路は、電源/バイアス電圧の追加が不要である。本ドライバ回路は単段であり、各段で遅延が発生する多段ドライバ回路より高速である。更に、本ドライバ回路は、周波数が高くなく、寄生キャパシタを有する大きなウェルがむしろ静的である。
上述の説明は例示的実施形態に関して行われてきたが、当然のことながら、「例示的」という語句は、最良又は最適という意味ではなく、あくまで一例という意味である。従って、本開示は、本開示の範囲に含まれうる代替物、修正物、及び等価物を包含するものとする。
本明細書では特定の実施形態について図示及び説明してきたが、当業者であれば理解されるように、本開示の範囲から逸脱しない限り、その図示及び説明された特定の実施形態に代わって様々な代替且つ/又は等価の実施態様が用いられてよい。本開示は、本明細書に記載の特定の実施形態の任意の翻案又は変形を包含するものである。
1、2 寄生バイポーラトランジスタ
100 混在信号回路
110 ドライバ回路
120 デバイス回路
300 混在信号回路
310 ドライバ回路
310n、310p 相補形ドライバ回路
320 デバイス回路
320n、320p 相補形デバイス回路
330 イネーブル回路
340 オン/オフ回路
350 インバータ回路
400 フローチャート
L2 負荷回路

Claims (17)

  1. デバイス回路を駆動するドライバ回路であって、
    ドライバ電源電圧と結合されたバルク入力を有し、前記ドライバ電源電圧とポジティブ制御ノードとの間に結合されたダイオード接続トランジスタであって、前記ドライバ電源電圧は前記デバイス回路の閾値電圧より低い、ダイオード接続トランジスタと、
    前記ポジティブ制御ノードと信号入力との間に結合されたキャパシタと、
    を含み、
    前記信号入力で受けられる入力信号がハイの場合、前記デバイス回路の入力トランジスタを制御するように構成された、前記ポジティブ制御ノードにおけるポジティブ制御電圧が、前記デバイス回路の前記閾値電圧より高い、
    ドライバ回路。
  2. 前記信号入力で受けられる前記入力信号がハイの場合、前記ポジティブ制御ノードにおける前記制御電圧は、前記ドライバ電源電圧のほぼ2倍から前記ダイオード接続トランジスタの閾値電圧を引いたものである、請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 前記ダイオード接続トランジスタは、前記ポジティブ制御ノードにおける電圧が、前記ドライバ電源電圧から前記ダイオード接続トランジスタの閾値電圧を引いたものより低い場合に、前記キャパシタを充電するように構成されている、請求項1に記載のドライバ回路。
  4. 前記信号入力で受けられる前記入力信号がローの場合、前記ポジティブ制御ノードにおける前記制御電圧は、前記ドライバ電源電圧から前記ダイオード接続トランジスタの閾値電圧を引いたものにほぼ等しい、請求項1に記載のドライバ回路。
  5. 前記信号入力と、前記デバイス回路の前記入力トランジスタのネガティブ制御ノードとの間に結合されて、前記入力信号を反転するように構成されたインバータ回路
    を更に含む、請求項1に記載のドライバ回路。
  6. 前記信号入力で受けられる前記入力信号がハイの場合、前記入力トランジスタのネガティブ制御ノードにおけるネガティブ制御電圧がドライバ接地電圧にほぼ等しい、請求項1に記載のドライバ回路。
  7. 前記信号入力で受けられる前記入力信号がローの場合、前記入力トランジスタのネガティブ制御ノードにおけるネガティブ制御電圧が前記ドライバ電源電圧にほぼ等しい、請求項1に記載のドライバ回路。
  8. デバイス回路であって、
    入力トランジスタと、
    デバイス電源電圧と前記入力トランジスタとの間に結合された負荷回路と、
    を含むデバイス回路と、
    ドライバ回路であって、
    ドライバ電源電圧と結合されたバルク入力を有し、前記ドライバ電源電圧とポジティブ制御ノードとの間に結合されたダイオード接続トランジスタであって、前記ドライバ電源電圧は前記デバイス回路の閾値電圧より低い、ダイオード接続トランジスタと、
    前記ポジティブ制御ノードと信号入力との間に結合されたキャパシタと、
    を含み、
    前記信号入力で受けられる入力信号がハイの場合、前記デバイス回路の前記入力トランジスタを制御するように構成され、前記ポジティブ制御ノードとネガティブ制御ノードとの間の差動制御電圧が、前記デバイス回路の前記閾値電圧より高い、
    ドライバ回路と、
    を含む半導体回路。
  9. 前記ドライバ回路は更に、
    前記信号入力と、前記入力トランジスタの前記ネガティブ制御ノードとの間に結合されて、前記入力信号を反転するように構成されたインバータ回路
    を含み、
    前記信号入力で受けられる前記入力信号がハイの場合、前記入力トランジスタの前記ネガティブ制御ノードのネガティブ制御電圧がドライバ接地電圧にほぼ等しい、
    請求項8に記載の半導体回路。
  10. 前記ドライバ回路及び前記デバイス回路は、同一半導体ダイ上に配列されている、請求項8に記載の半導体回路。
  11. 前記負荷回路は、抵抗又は被制御電流源である、請求項8に記載の半導体回路。
  12. 差動信号回路である、請求項8に記載の半導体回路。
  13. 前記負荷回路は交差結合トランジスタ回路である、請求項12に記載の半導体回路。
  14. デバイス回路であって、
    第1の入力トランジスタと、
    第2の入力トランジスタと、
    デバイス電源と前記第1及び第2の入力トランジスタとの間に結合された交差結合トランジスタを含む負荷回路であって、前記交差結合トランジスタは、極性が前記第1及び第2の入力トランジスタの極性と反対である、負荷回路と、
    を含むデバイス回路と、
    前記デバイス回路を駆動するように構成されたドライバ回路であって、
    ドライバ電源電圧と結合されたバルク入力を有し、前記ドライバ電源電圧と第1のポジティブ制御ノードとの間に結合された第1のダイオード接続トランジスタであって、前記ドライバ電源電圧は前記デバイス回路の閾値電圧より低い、第1のダイオード接続トランジスタと、
    前記ドライバ電源電圧と結合されたバルク入力を有し、前記ドライバ電源電圧と第2のポジティブ制御ノードとの間に結合された第2のダイオード接続トランジスタと、
    前記第1のポジティブ制御ノードと第1の差動信号入力との間に結合された第1のキャパシタと、
    前記第2のポジティブ制御ノードと第2の差動信号入力との間に結合された第2のキャパシタと、
    を含み、
    前記第1の差動信号入力において受けられる、差動入力信号対のうちの第1の差動入力信号がハイであり、前記第2の差動信号入力において受けられる、前記差動入力信号対のうちの第2の差動入力信号がローである場合、前記デバイス回路の前記第1の入力トランジスタを制御するように構成された、前記第1のポジティブ制御ノードにおける第1のポジティブ制御電圧が、前記デバイス回路の前記閾値電圧より高く、前記第2の入力トランジスタを制御する、前記第2のポジティブ制御ノードにおける第2のポジティブ制御電圧が、前記ドライバ電源電圧から前記第1のダイオード接続トランジスタの閾値電圧を引いたものにほぼ等しく、前記デバイス回路の第1の入力トランジスタを制御するように構成された、第1のネガティブ制御ノードにおける第1のネガティブ制御電圧が、ドライバ接地電圧にほぼ等しく、前記デバイス回路の前記第2の入力トランジスタを制御するように構成された、第2のネガティブ制御ノードにおける第2のネガティブ制御電圧が、前記ドライバ電源電圧にほぼ等しい、
    ドライバ回路と、
    を含む半導体回路。
  15. 前記第1の差動信号入力において受けられる、前記差動入力信号対のうちの前記第1の差動入力信号がローであり、前記第2の差動信号入力において受けられる、前記差動入力信号対のうちの前記第2の差動入力信号がハイである場合、前記第1のポジティブ制御ノードにおける前記第1のポジティブ制御電圧が、前記ドライバ電源電圧から前記第1のダイオード接続トランジスタの前記閾値電圧を引いたものにほぼ等しく、前記第2のポジティブ制御ノードにおける前記第2のポジティブ制御電圧が前記デバイス回路の前記閾値電圧より高く、前記第1のネガティブ制御ノードにおける前記第1のネガティブ制御電圧が前記ドライバ電源電圧にほぼ等しく、前記第2のネガティブ制御ノードにおける前記第2のネガティブ制御電圧が前記ドライバ接地電圧にほぼ等しい、請求項14に記載の半導体回路。
  16. ドライバ回路がデバイス回路を駆動する方法であって、
    信号入力で受けられる入力信号がハイの場合に、前記デバイス回路の入力トランジスタのポジティブ制御ノードにおけるポジティブ制御電圧を、前記デバイス回路の閾値電圧より高くなるように制御するステップ
    を含み、
    前記ドライバ回路は、
    ドライバ電源電圧と結合されたバルク入力を有し、前記ドライバ電源電圧と前記ポジティブ制御ノードとの間に結合されたダイオード接続トランジスタであって、前記ドライバ電源電圧は前記デバイス回路の前記閾値電圧より低い、ダイオード接続トランジスタと、
    前記ポジティブ制御ノードと前記信号入力との間に結合されたキャパシタと、
    を含む、
    方法。
  17. 前記信号入力で受けられる前記入力信号がローの場合に、前記ポジティブ制御電圧を、ドライバ電源電圧からダイオード接続トランジスタの閾値電圧を引いたものにほぼ等しくなるように制御するステップ
    を更に含む、請求項16に記載の方法。
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