JPH07105714B2 - 論理信号増倍回路 - Google Patents

論理信号増倍回路

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JPH07105714B2
JPH07105714B2 JP59197014A JP19701484A JPH07105714B2 JP H07105714 B2 JPH07105714 B2 JP H07105714B2 JP 59197014 A JP59197014 A JP 59197014A JP 19701484 A JP19701484 A JP 19701484A JP H07105714 B2 JPH07105714 B2 JP H07105714B2
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capacitor
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フランソワ・アンリ・サルクリ
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サートル・エレクトロニクス・オルロジユール・ソシエテ・アノニム
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    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G19/00Electric power supply circuits specially adapted for use in electronic time-pieces
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/01Shaping pulses
    • H03K5/02Shaping pulses by amplifying
    • H03K5/023Shaping pulses by amplifying using field effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は消費電力の少ない論理信号増倍回路に関する
ものである。
〔従来の技術〕
腕時計、電卓、補聴器などのような小型の携帯用装置の
たいていの電子回路は電池すなわちセルから給電され、
その電圧はリチウム・セルでは1.5ボルトまたは3ボル
トの値に標準化されている。これらの比較的低い電圧で
回路の正しい動作を確保するための技術特にCMOS技術が
採用されたが、それにもかかわらず電源電圧よりも高い
電圧を回路から得る必要がある用途がまだ存在する。事
実、デイスプレイ(液晶式デイスプレイまたはステツプ
・モータ)の制御で持ち出された問題が既に知られてお
り、この問題はスイス国特許第621,917号明細書に述べ
られたようにダイオード電圧増倍回路の使用で解決さ
れ、或は他のスイス国特許第593510号明細書に述べられ
たように先行例のダイオードがMOSトランジスタで置換
された増倍回路の助けを借りて解決された。
電圧増倍回路を提供できることが必要な他の特に重要な
分野は切換え式のコンデンサ回路の分野である。これら
の回路は、所定のシーケンスに従つてコンデンサ間で電
荷の転送を確保するコンデンサ、増幅器およびスイツチ
の使用に依存する。このような回路は、「電子部品の科
学と技術」第9巻、第4号(1982年)、第263〜273ペー
ジに掲載されたイー・ビトズ(E.Vittoz)著の論文“マ
イクロワツト切換え式コンデンサ回路の設計”に述べら
れている。前述したように、基本素子の1つはMOSトラ
ンジスタで実施されるスイツチである。MOSトランジス
タは、通常、電源電圧に大体等しい値をもち得る信号に
よつて制御される。これは、そのドレインに印加された
電圧の全ての値に対しpチヤネルまたはnチヤネルのMO
Sトランジスタ中で完全導通を確保させない。従つて、
この欠点の影響を少なくするために、しばしば伝送ゲー
トに頼る。この伝送ゲートは、pチヤネルMOSトランジ
スタおよびnチヤネルMOSトランジスタを並列に置くこ
とによつて構成され、逆相信号で制御される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のスイス国特許第593,510号の問題点は、電力効率
が低いのでその用途が比較的遅い回路の制御に制限され
ることである。伝送ゲートには、2個のトランジスタお
よびスイツチ毎に2種類の制御信号を要するので、スイ
ツチの数が多くなると有効な使用範囲が制限される。
従つて、この発明の目的は、前述した問題点をもたない
論理信号増倍回路を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によればこの課題は以下の構成により解決され
る。すなわち、出力ノードと、第1の制御信号を受信す
るための制御入力端子とを有する第1の相補形MOSトラ
ンジスタインバータ段と、出力ノードと、第2の制御信
号を受信するための制御入力端子とを有する第2の相補
形MOSトランジスタインバータ段と、前記の第1および
第2の相補形MOSトランジスタインバータ段の各出力ノ
ードの間に接続された第1のコンデンサと、前記の第1
および第2の相補形MOSトランジスタインバータ段の各
制御入力端子へ制御信号を供給する手段とが設けられて
おり、前記の第1の相補形MOSトランジスタインバータ
段は、電圧供給源の各端子の間に直列に接続された第1
の相補形トランジスタ対を有しており、該第1のトラン
ジスタ対の各ゲートは互いに接続されて前記制御入力端
子を形成し、前記の第2の相補形MOSトランジスタイン
バータ段は、電圧供給源の各端子の間に直列に接続され
た第2の相補形トランジスタ対を有しており、前記の制
御信号供給手段により、第1時相中、第1のコンデンサ
が充電され第1のインバータ段の出力ノードに電源電圧
とほぼ等しい電圧が生じ、第2時相中、第1のコンデン
サが充電され第1のインバータ段の出力ノードに電源電
圧よりも大きい値に増大された電圧が生じ、第3時相
中、第1のインバータ段の出力ノードは該出力ノードに
おける電圧が実質的にゼロまで減少するように接続さ
れ、これにより前記第1および第2のインバータ段の各
出力ノードは、電源電圧よりも著しく高いピーク−ピー
ク値を有する交流出力電圧を発生し、前記の第1および
第2のインバータ段はそれぞれ、第2時相と第3時相中
の第1のコンデンサの放電を阻止する手段を有してお
り、前記制御信号供給手段は、第1のインバータ段へ第
1の制御信号を供給する手段と、第1のインバータ段の
出力電圧から第2の制御信号を導出して該第2の制御信
号を第2のインバータ段へ供給する手段とを有してお
り、該手段は、第3のインバータ段を成す第3の相補形
トランジスタ対と、電圧供給源の各端子の間に直列に接
続された第4の相補形トランジスタ対と、第2のコンデ
ンサとを有しており、前記の第3の相補形トランジスタ
対は第2の相補形トランジスタ対とともに接続されてOR
形論理ゲートを形成し、該第3のトランジスタ対の各ゲ
ートは互いに接続されて第1の制御信号を受信し、前記
第4の相補形トランジスタ対の各ゲートは互いに接続さ
れて第1のインバータ段の出力ノードと接続されてお
り、前記の第2のコンデンサの第1の端子は、直列接続
された第4の相補形トランジスタ対の各トランジスタ間
の共通点と接続されており、該第2のコンデンサの第2
の端子は、電圧供給源の負の端子と接続されており、該
第2のコンデンサの第1の端子は、前記第2の相補形ト
ランジスタ対のゲートとも接続されており、当該第2の
コンデンサにより、前記第1のコンデンサの充電のため
に十分である遅延が保証される構成により解決される。
〔作用〕
この発明の増倍回路は、制御信号(φ1)で制御される
第1のインバータ(T1−T2)、制御信号(φ2)で制御
される第2のインバータ(T3−T4)、および第1と第2
のインバータの出力ノード間に接続されたコンデンサ
(C)を備え、制御信号が3つの相すなわち(I)コン
デンサ(C)のトランジスタ(T1,T4)を通る充電、(I
I)ノード(A)の電圧の2VDDへの上昇、および(III)
ノード(A)の大地電位への設定を規定し、ダイオード
(D1−D2)がトランジスタ(T1,T4)の導通時コンデン
サ(C)の放電を防止する。
この発明の他の目的、特色および利点は、添付図面に例
示した特定の実施例に関する以下の説明を読めばもつと
明白になるだろう。
〔実施例〕
第1図はこの発明の論理信号増倍回路の回路図を示す。
この回路の第1の枝路は、電源の正端子VDDと負端子O
の間に接続され、直列接続された第1のpチヤネルMOS
トランジスタT1、第1のダイオードD1および第1のnチ
ヤネルMOSトランジスタT2から成り、トランジスタT1お
よびT2のゲートは一緒に接続されてから、クロツク信号
φ1を受ける第1の入力端子へ接続される。第2の枝路
2も正端子VDDと負端子Oの間に接続され、直列接続さ
れた第2のpチヤネルMOSトランジスタT3、第2のダイ
オードD2および第2のnチヤネルMOSトランジスタT4か
ら成り、トランジスタT3およびT4のゲートは、クロツク
信号φ2を受ける第2の入力端子へ一緒に接続される。
この回路は、D1、T2間の共結点とT3、D2間の共結点との
間に接続されたコンデンサCも備える。第1図には、回
路の出力ノードAでの電荷を表わすコンデンサCLおよび
出力ノードBでの寄生電荷を表わすコンデンサCPも示さ
れている。
クロツク信号φ1を表わす第2.a図、クロツク信号φ2
を表わす第2.b図および回路のそれぞれノードA,Bでの電
圧を示す第2.c図について、回路動作を今から詳しく説
明する。第1の相(すなわち相I)中、クロツク信号φ
2は論理状態“1"にあるが、クロツク信号φ1は論理状
態“0"にある。この相I中、トランジスタT1およびT4は
導通し、トランジスタT2およびT3はオフであり、そして
コンデンサCはトランジスタT1、ダイオードD1、ダイオ
ードD2およびトランジスタT4を通して電圧VA−VB=VDD
−2VDまで充電される。ただし、VA,VBはそれぞれノード
A,Bの電圧であり、VDD電源電圧であり、そしてVDは各ダ
イオードD1,D2での電圧降下である。第2の相(すなわ
ち相II)中、クロツク信号φ1およびφ2は両方共論理
状態“0"にあり、トランジスタT1およびT3は導通するが
トランジスタT2およびT4はオフである。ノードBは電源
電圧VDDまで上昇され、これはノードAの電圧を値 まで上昇させる。ただし、C,CLはそれぞれコンデンサC
の容量、ノードAでの容量性電荷の値である。ダイオー
ドD1の存在は、導通時のトランジスタT1を通るコンデン
サCの放電を防止する。第3の相(すなわち相III)
中、クロツク信号φ1およびφ2は両方共論理状態“1"
にあり、そしてトランジスタT2およびT4は導通するがト
ランジスタT1およびT3はオフである。ノードAはトラン
ジスタT2の導通により大地電位すなわちOボルトまで電
位低下するが、これはノードBの電圧を負の値 まで低下させる。ダイオードD2の存在は導通時のトラン
ジスタT4を通るコンデンサCの放電を防止する。
第2.c図は、回路のノードA,Bにおけるそれぞれの電圧の
変化を示す。ノードAでの出力信号はOボルトと実際に
は電源電圧VDDの2倍の値との間で変るが、ノードBで
の出力信号は事実上−VDDと+VDDの間で変る。ノードA
での出力信号は、nチヤネルMOSトランジスタ・スイツ
チが浮遊しているときでさえこれらのスイツチの良好な
動作を保証しながらこれらのスイツチを制御するために
使用され得る。実際には前縁が例えばできる限り急に立
上る制御信号を使用することが望ましいけれど、pチヤ
ネルMOSトランジスタ・スイツチを制御するためにノー
ドBでの出力信号を使用することが可能である。これ
は、第2.a図および第2.b図のクロツク信号に対して少し
シフトされた制御信号によつて制御される第1図の回路
で容易に達成される。これらの制御信号はその前縁が同
相であるようなものであるが、φ2の立下りはφ1の立
下りよりも期間△Tだけ遅れる。
相IがコンデンサCの充電を確保するのに役立ちかつ第
2.c図がノードAおよびBでの中間レベルの電圧の存在
を示すことは前述した。たいていの用途では、この中間
レベルが不都合でない。しかし、相Iの期間△Tは、低
い値のコンデンサC、導通抵抗ができるだけ低いトラン
ジスタT1およびT4として大きなチヤネルを有するトラン
ジスタ、および低抵抗のダイオードを選ぶことで短縮で
きるのは明らかである。
第3図の回路は、単一の制御信号φから所要の制御信号
φ1およびφ2が発生される増倍回路を示す。第3図に
おいても第1図と同一の素子は同一符号で示す。従つ
て、トランジスタT1〜T4、コンデンサC、ダイオードD1
およびD2並びにノードAの容量性電荷CLがある。制御信
号φは、一方ではトランジスタT1およびT2のゲートへ印
加され、他方ではトランジスタT5およびT6のゲートへ印
加される。トランジスタT5はp型であつて、トランジス
タT3とノードBの間でトランジスタT3と直列に接続され
る。トランジスタT6はn型であつて、トランジスタT4と
並列に接続される。トランジスタ対T5−T6はトランジス
タ対T3−T4と共に制御信号φとトランジスタT3およびT4
のゲートに存在する信号との間で“OR"機能を行う論理
ゲートを形成する。上述のゲートに存在する信号は、相
補トランジスタ対T7−T8によつて形成されたインバータ
で反転されかつコンデンサCOで遅延された、ノードAで
の信号である。このように、第3図の回路では乗算回路
の動作を確保するのに単一の制御信号が必要である。
第1図および第3図の回路は、浮遊ダイオード(すなわ
ち基板または電源端子から離れた、回路の任意の点に接
続され得るダイオード)をもつ必要があることを示す。
スイス特許第581904号はこの条件を満足するダイオード
の製造方法に言及する。他の解決策は、バイポーラ・ト
ランジスタ(そのコレクタが基板へ接続されている)の
ベース−エミツタ・ダイオードを使用することであり、
これも等しく可能である。そのような構成は、例えば
「固体回路のIEEE J」第SC−13巻、第6号(1978年12月
号)に掲載されたヤニス・ピー・テシイビデイス(Yann
is P.Tsividis)他著の論文“CMOS電圧基準”に述べら
れている。第4.a図はn段の増倍回路を示す。第1図と
同一の素子には同一符号を付けた。従つて、枝路1はト
ランジスタT1およびT2によつて構成され、信号φ1によ
つて制御されかつダイオードD1と直列に接続され、他方
枝路2はトランジスタT3およびT4によつて構成され、信
号φ2によつて制御されかつダイオードD2と直列に接続
される。第4.a図の回路は図示の枝路iのような中間の
枝路の存在によつて第1図の回路と区別され、中間の各
枝路は電源端子OとVDDの間で2個のダイオードDiおよ
びDi+1と直列に接続された相補型のトランジスタ対Ti
およびTi+1によつて構成されかつ信号φiによつて制
御される。ダイオードDiおよびDi+1に共通の点Iは、
中間枝路iのノードを作りかつ一方ではコンデンサCi
(その他端は後続の中間枝路のノードまたは枝路2のノ
ードBへ接続されている)の一端へ接続され他方では先
行の中間枝路へ接続されたコンデンサまたはコンデンサ
C1の一端へ接続される。
第4.a図の回路動作は第1図のものに似ている。しかし
ながら、中間枝路と同数の相補制御信号φiがあるこ
と、そして各中間枝路iが一方では先行枝路のために枝
路2の役割をなし他方では後続枝路のために枝路1の役
割をなす。第4.b図ないし第4.d図は、わずか3つの枝路
すなわち枝路1、枝路iおよび枝路2から成る第4.a図
と同様な回路の制御信号を示す。相I′の間中、信号φ
iおよびφ2は“1"状態にあるが、信号φ1は“0"状態
にある。コンデンサC1はトランジスタT1、ダイオードD
1、ダイオードDi+1およびトランジスタTi+1を通し
て充電される。相I″の間中、信号φ2は“1"状態にあ
るが、信号φ1およびφiは“0"状態にある。コンデン
サCiはトランジスタTi、ダイオードDi、ダイオードD2お
よびトランジスタT4を通して充電される。相I′および
II′はコンデンサC1およびCiを充電するのに役立つ。相
IIの間中、全ての信号φ1,φiおよびφ2は“0"状態に
ある。ノードBでの電位は電源電圧に近い値まで上昇
し、枝路iのノードIの電位は電源電圧の2倍に近い値
まで上昇し、そしてノードAの電位は電源電圧の3倍に
近い値まで上昇する。ノードAで達した実際の値は、使
用した技術で許容できる電圧(ダイオードのブレイクダ
ウン電圧)および各ノードに存在する漏洩に依存する。
相III中、全ての信号φ1,φiおよびφ2は“1"状態に
あり、これはノードAでの電位を0まで下降させる。
この発明を特定の実施例について説明したが、範囲を超
えないかぎり変形や変更を行なえることは明らかであ
る。
〔発明の効果〕
この発明によれば、消費電力が極めて少ない増倍回路が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る増倍回路を示す回路図、第2.a
図ないし第2.c図は第1図の回路の入力信号および出力
信号を示す波形図、第3図は単一の制御入力を要する他
の増倍回路を示す回路図、第4.a図はn段の増倍回路を
示す回路図、そして第4.b図ないし第4.d図は3段の増倍
回路のための制御信号を示す波形図である。 T1〜T4……トランジスタ、D1〜D2……ダイオード、C…
…コンデンサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CMOS技術で実現するための論理信号増倍回
    路において、 出力ノード(A)と、第1の制御信号(φ1)を受信す
    るための制御入力端子とを有する第1の相補形MOSトラ
    ンジスタインバータ段と、 出力ノード(B)と、第2の制御信号(φ2)を受信す
    るための制御入力端子とを有する第2の相補形MOSトラ
    ンジスタインバータ段と、 前記の第1および第2の相補形MOSトランジスタインバ
    ータ段の各出力ノード(A,B)の間に接続された第1の
    コンデンサ(C)と、 前記の第1および第2の相補形MOSトランジスタインバ
    ータ段の各制御入力端子へ制御信号(φ1,φ2)を供給
    する手段とが設けられており、 前記の第1の相補形MOSトランジスタインバータ段は、
    電圧供給源の各端子(0,VDD)の間に直列に接続された
    第1の相補形トランジスタ対(T1,T2)を有しており、
    該第1のトランジスタ対(T1,T2)の各ゲートは互いに
    接続されて前記制御入力端子を形成し、 前記の第2の相補形MOSトランジスタインバータ段は、
    電圧供給源の各端子(0,VDD)の間に直列に接続された
    第2の相補形トランジスタ対(T3,T4)を有しており、 前記の制御信号供給手段により、第1時相(I)中、第
    1のコンデンサ(C)が充電され第1のインバータ段の
    出力ノード(A)に電源電圧(VDD)とほぼ等しい電圧
    が生じ、第2時相(II)中、第1のコンデンサ(C)が
    充電され第1のインバータ段の出力ノード(A)に電源
    電圧(VDD)よりも大きい値(2VDD)に増大された電圧
    が生じ、第3時相(III)中、第1のインバータ段の出
    力ノード(A)は該出力ノード(A)における電圧が実
    質的にゼロまで減少するように接続され、これにより前
    記第1および第2のインバータ段の各出力ノード(A,
    B)は、電源電圧(VDD)よりも著しく高いピーク−ピー
    ク値(2VDD)を有する交流出力電圧を発生し、 前記の第1および第2のインバータ段はそれぞれ、第2
    時相(II)と第3時相(III)中の第1のコンデンサ
    (C)の放電を阻止する手段(D1,D2)を有しており、 前記制御信号供給手段は、第1のインバータ段へ第1の
    制御信号(φ1)を供給する手段と、第1のインバータ
    段の出力電圧から第2の制御信号(φ2)を導出して該
    第2の制御信号(φ2)を第2のインバータ段へ供給す
    る手段とを有しており、該手段は、第3のインバータ段
    を成す第3の相補形トランジスタ対(T5,T6)と、電圧
    供給源の各端子(0,VDD)の間に直列に接続された第4
    の相補形トランジスタ対(T7,T8)と、第2のコンデン
    サ(CO)とを有しており、 前記の第3の相補形トランジスタ対(T5,T6)は第2の
    相補形トランジスタ対(T3,T4)とともに接続されてOR
    形論理ゲートを形成し、該第3のトランジスタ対(T5,T
    6)の各ゲートは互いに接続されて第1の制御信号(φ
    1)を受信し、 前記第4の相補形トランジスタ対(T7,T8)の各ゲート
    は互いに接続されて第1のインバータ段の出力ノード
    (A)と接続されており、 前記の第2のコンデンサ(CO)の第1の端子は、直列接
    続された第4の相補形トランジスタ対(T7,T8)の各ト
    ランジスタ間の共通点と接続されており、該第2のコン
    デンサ(CO)の第2の端子は、電圧供給源の負の端子と
    接続されており、該第2のコンデンサ(CO)の第1の端
    子は、前記第2の相補形トランジスタ対(T3,T4)のゲ
    ートとも接続されており、当該第2のコンデンサ(CO)
    により、前記第1のコンデンサ(C)の充電のために十
    分である遅延が保証されることを特徴とする、論理信号
    増倍回路。
  2. 【請求項2】CMOS技術で実現するための論理信号増倍回
    路において、 出力ノード(A)と第1の制御信号(φ1)を受信する
    ための制御入力端子とを有する第1の相補形MOSトラン
    ジスタインバータ段が設けられており、該第1のインバ
    ータ段は、電圧供給源の各端子(0,VDD)間に直列接続
    された第1の相補形トランジスタ対(T1,T2)を有して
    おり、該第1の相補形トランジスタ対(T1,T2)の各ゲ
    ートが互いに接続されて前記第1の制御信号(φ1)の
    ための前記制御入力端子が形成され、 出力ノード(B)と第2の制御信号(φ2)を受信する
    ための制御入力端子とを有する第2の相補形MOSトラン
    ジスタインバータ段が設けられており、該第2のインバ
    ータ段は、電圧供給源の各端子(0,VDD)間に直列接続
    された第2の相補形トランジスタ対(T3,T4)を有して
    おり、該第2の相補形トランジスタ対(T3,T4)の各ゲ
    ートが互いに接続されて前記第2の制御信号(φ2)の
    ための前記制御入力端子が形成され、 前記第1の相補形MOSトランジスタインバータ段と前記
    第2の相補形MOSトランジスタインバータ段との間に、
    少なくとも1つの中間の段の相補形MOSトランジスタイ
    ンバータ段(i)が並列接続されており、該中間の段の
    インバータ段は、電圧供給源の各端子(0,VDD)間に直
    列接続された第3の相補形トランジスタ対(Ti,Ti+
    1)を有しており、該第3の相補形トランジスタ対(T
    i,Ti+1)の各ゲートが互いに接続されて第3の制御信
    号(φi)のための制御入力端子が形成され、 前記第1のインバータ段の出力ノード(A)と、前記少
    なくとも1つの中間の段のインバータ段(i)の出力ノ
    ード(I)との間に第1のコンデンサ(C1)が接続され
    ており、前記第2のインバータ段の出力ノード(B)と
    前記少なくとも1つの中間の段のインバータ段の出力ノ
    ード(I)との間に少なくとも1つの第2のコンデンサ
    (Ci)が接続されており、 前記の第1、第2および第3のインバータ段の各制御入
    力端子へ前記の各制御信号(φ1,φ2,φi)を供給する
    手段が設けられており、 該制御信号供給手段により、第1時相(I)の第1部分
    (I′)中、前記第1のコンデンサ(C1)が充電されて
    前記第1のインバータ段の出力ノード(A)に電源電圧
    (VDD)とほぼ等しい電圧が生じ、前記第1時相(I)
    の第2部分(I″)中、前記第2のコンデンサ(Ci)が
    充電されて前記中間の段のインバータ段の出力ノード
    (I)に電源電圧(VDD)とほぼ等しい電圧が生じ、第
    2時相(II)中、前記第1のコンデンサ(C1)が充電さ
    れて前記第1のインバータ段の出力ノード(A)に電源
    電圧(VDD)よりも大きい値(3VDD)に増大された電圧
    が生じる一方で前記第2のコンデンサ(Ci)が充電され
    て、前記中間の段のインバータ段の出力ノード(I)に
    前記第1のインバータ段の出力ノード(A)における電
    圧よりも小さいが電源電圧(VDD)よりも大きい値(2V
    DD)の電圧が生じ、第3時相(III)中、前記第1のイ
    ンバータ段と前記中間の段のインバータ段の各MOSトラ
    ンジスタは、該第1および中間の段のインバータ段の出
    力ノード(A,I)における電圧が実質的にゼロまで減少
    するように、第1および第3の制御信号(φ1、φi)
    により制御され、これにより、前記第1のインバータ段
    と前記中間の段のインバータ段の出力ノード(A,I)に
    おいて、ならびに前記中間の段のインバータ段と前記第
    2のインバータ段の出力ノード(I,B)においてそれぞ
    れ、前記電源電圧(VDD)よりも著しく高いピーク−ピ
    ーク値(2VDD)を有する交流出力電圧が発生し、 前記の第1のインバータ段、第2のインバータ段、およ
    び中間の段のインバータ段の各々は、前記第2時相(I
    I)中、前記第1および第2のコンデンサ(C1,Ci)の放
    電を防止する手段(D1;D2;Di,Di+1)を有することを
    特徴とする、 CMOS技術で実現するための論理信号増倍回路。
  3. 【請求項3】ダイオードは、互いに逆のタイプのドープ
    剤でドープされた連続領域を有する多結晶シリコン層中
    に形成される、特許請求の範囲第2項記載の論理信号増
    倍回路。
  4. 【請求項4】ダイオードはバイポーラ・トランジスタの
    ベース・エミッタ接合によって形成され、前記バイポー
    ラ・トランジスタのコレクタが回路の基板へ接続される
    特許請求の範囲第2項記載の論理信号増倍回路。
  5. 【請求項5】増倍回路の出力信号は、切換え式コンデン
    サ回路中でスイッチとして使用されるMOSトランジスタ
    のゲートへ印加される、特許請求の範囲第1項から第4
    項までのいずれか1項記載の論理信号増倍回路。
JP59197014A 1983-09-21 1984-09-21 論理信号増倍回路 Expired - Lifetime JPH07105714B2 (ja)

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