JP2617430B2 - BiCMOS出力段 - Google Patents
BiCMOS出力段Info
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- JP2617430B2 JP2617430B2 JP6317965A JP31796594A JP2617430B2 JP 2617430 B2 JP2617430 B2 JP 2617430B2 JP 6317965 A JP6317965 A JP 6317965A JP 31796594 A JP31796594 A JP 31796594A JP 2617430 B2 JP2617430 B2 JP 2617430B2
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/01—Modifications for accelerating switching
- H03K19/013—Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits
- H03K19/0136—Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by means of a pull-up or down element
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【発明の分野】この発明は組合されたCMOSおよびN
PN出力プルアップ回路に関する。より特定的には、こ
の発明は過渡的飽和状態のフルスイングBiCMOS回
路(TS−FS−BiCMOS)回路とともに使用する
ための回路に関する。
PN出力プルアップ回路に関する。より特定的には、こ
の発明は過渡的飽和状態のフルスイングBiCMOS回
路(TS−FS−BiCMOS)回路とともに使用する
ための回路に関する。
【0002】
【関連技術の説明】TS−FS−BiCMOS回路は、
約2Vより小さい供給電圧で高速フルスイング動作を可
能にする出力段である。このような回路は、ヒラキら
(Hiraki etal)による「IEEE・ジャーナル・オブ
・ソリッド−ステート・サーキット(IEEE JOURNAL OF
SOLID-STATE CIRCUITS)」27巻、11号、1992年
11月、p.1568に報告されている。
約2Vより小さい供給電圧で高速フルスイング動作を可
能にする出力段である。このような回路は、ヒラキら
(Hiraki etal)による「IEEE・ジャーナル・オブ
・ソリッド−ステート・サーキット(IEEE JOURNAL OF
SOLID-STATE CIRCUITS)」27巻、11号、1992年
11月、p.1568に報告されている。
【0003】この回路においては、フルスイング動作で
の高速出力切換時間を達成することが望まれる。高速出
力切換を達成するためには出力バイポーラトランジスタ
が利用されなければならず、さらにフルスイング動作を
実現するためには出力MOSトランジスタが用いられな
ければならない。この回路は、出力バイポーラトランジ
スタと出力MOSトランジスタとを各々並列に接続する
ことによってフルスイング動作での高速出力切換を達成
する。
の高速出力切換時間を達成することが望まれる。高速出
力切換を達成するためには出力バイポーラトランジスタ
が利用されなければならず、さらにフルスイング動作を
実現するためには出力MOSトランジスタが用いられな
ければならない。この回路は、出力バイポーラトランジ
スタと出力MOSトランジスタとを各々並列に接続する
ことによってフルスイング動作での高速出力切換を達成
する。
【0004】出力論理状態遷移を達成するためには、そ
れぞれのMOSトランジスタが完全に導通状態となるま
で適当なバイポーラトランジスタは飽和状態つまり完全
に導通状態にあり、その時点でバイポーラトランジスタ
がオフになりそれぞれのMOSトランジスタが定常状態
出力電圧を与える。このゆえに、「過渡的飽和状態のフ
ルスイング」という語が用いられる。
れぞれのMOSトランジスタが完全に導通状態となるま
で適当なバイポーラトランジスタは飽和状態つまり完全
に導通状態にあり、その時点でバイポーラトランジスタ
がオフになりそれぞれのMOSトランジスタが定常状態
出力電圧を与える。このゆえに、「過渡的飽和状態のフ
ルスイング」という語が用いられる。
【0005】図1は前述の論文により教示されるような
TS−FS−BiCMOS回路の詳細な回路図を示す。
この回路は2つのCMOSコマンド段10および12を
含む。コマンド段10は出力プルアップPNPバイポー
ラトランジスタTP1のベース端子14に過渡的制御信
号を与える。コマンド段12は出力プルダウンNPNバ
イポーラトランジスタTN1のベース端子16に過渡的
制御信号を与える。バイポーラトランジスタTP1およ
びTN1のエミッタ端子はそれぞれ正の供給レールV+
および負の供給レールV−に接続され、それらのコレク
タ端子は両方とも出力端子Voutに接続される。
TS−FS−BiCMOS回路の詳細な回路図を示す。
この回路は2つのCMOSコマンド段10および12を
含む。コマンド段10は出力プルアップPNPバイポー
ラトランジスタTP1のベース端子14に過渡的制御信
号を与える。コマンド段12は出力プルダウンNPNバ
イポーラトランジスタTN1のベース端子16に過渡的
制御信号を与える。バイポーラトランジスタTP1およ
びTN1のエミッタ端子はそれぞれ正の供給レールV+
および負の供給レールV−に接続され、それらのコレク
タ端子は両方とも出力端子Voutに接続される。
【0006】コマンド段10は、2つの並列に接続され
るP−MOSトランジスタMP1およびMP2と、2つ
の直列に接続されるN−MOSトランジスタMN1およ
びMN2とを含む。トランジスタMP1およびMP2の
ソースは正の電圧供給レールV+に接続され、それらの
ドレイン14はバイポーラトランジスタTP1のベース
およびトランジスタMN1のドレインに接続される。ト
ランジスタMN1のソース20は、ソースが負の電圧供
給レールV−に接続されるトランジスタMN2のドレイ
ンに接続される。トランジスタMP1およびMN1のゲ
ートは入力端子Vinに接続される。トランジスタMP
2およびMN2のゲートは両方ともフィードバック信号
Vfbを受信する。トランジスタMP1およびMN1
は、出力がトランジスタTP1を制御するインバータ2
1を形成するような態様で接続される。
るP−MOSトランジスタMP1およびMP2と、2つ
の直列に接続されるN−MOSトランジスタMN1およ
びMN2とを含む。トランジスタMP1およびMP2の
ソースは正の電圧供給レールV+に接続され、それらの
ドレイン14はバイポーラトランジスタTP1のベース
およびトランジスタMN1のドレインに接続される。ト
ランジスタMN1のソース20は、ソースが負の電圧供
給レールV−に接続されるトランジスタMN2のドレイ
ンに接続される。トランジスタMP1およびMN1のゲ
ートは入力端子Vinに接続される。トランジスタMP
2およびMN2のゲートは両方ともフィードバック信号
Vfbを受信する。トランジスタMP1およびMN1
は、出力がトランジスタTP1を制御するインバータ2
1を形成するような態様で接続される。
【0007】コマンド段12は、2つの直列に接続され
るP−MOSトランジスタMP3およびMP4と、2つ
の並列に接続されるN−MOSトランジスタMN3およ
びMN4とを含む。トランジスタMN3およびMN4の
ソースは負の供給レールV−に接続され、それらのドレ
イン16はバイポーラトランジスタTN1のベースおよ
びトランジスタMP4のドレインに接続される。トラン
ジスタMP4のソース22は、ソースが正の供給レール
V+に接続されるトランジスタMP3のドレインに接続
される。トランジスタMP4およびMN4のゲートも入
力端子Vinに接続される。トランジスタMP3および
MN3のゲートもフィードバック信号Vfbを受信す
る。トランジスタMP4およびMN4は、出力がトラン
ジスタTN1を制御するインバータ23を形成するよう
な態様で接続される。
るP−MOSトランジスタMP3およびMP4と、2つ
の並列に接続されるN−MOSトランジスタMN3およ
びMN4とを含む。トランジスタMN3およびMN4の
ソースは負の供給レールV−に接続され、それらのドレ
イン16はバイポーラトランジスタTN1のベースおよ
びトランジスタMP4のドレインに接続される。トラン
ジスタMP4のソース22は、ソースが正の供給レール
V+に接続されるトランジスタMP3のドレインに接続
される。トランジスタMP4およびMN4のゲートも入
力端子Vinに接続される。トランジスタMP3および
MN3のゲートもフィードバック信号Vfbを受信す
る。トランジスタMP4およびMN4は、出力がトラン
ジスタTN1を制御するインバータ23を形成するよう
な態様で接続される。
【0008】出力ラッチ18は2つのCMOSインバー
タ24および26を含む。インバータ24は、供給レー
ルV−とV+との間で接続されるN−MOSトランジス
タMN6およびP−MOSトランジスタMP6を含む。
トランジスタMN6およびMP6のゲート端子はインバ
ータ24の入力を形成するよう互いに接続され、それら
のそれぞれのドレイン端子は出力を形成するよう互いに
接続される。
タ24および26を含む。インバータ24は、供給レー
ルV−とV+との間で接続されるN−MOSトランジス
タMN6およびP−MOSトランジスタMP6を含む。
トランジスタMN6およびMP6のゲート端子はインバ
ータ24の入力を形成するよう互いに接続され、それら
のそれぞれのドレイン端子は出力を形成するよう互いに
接続される。
【0009】インバータ26は、供給レールV−とV+
との間で接続されるN−MOSトランジスタMN5およ
びP−MOSトランジスタMP5を含む。トランジスタ
MN5およびMP5のゲート端子はインバータ26の入
力を形成するよう互いに接続され、それらのそれぞれの
ドレイン端子は出力を形成するよう互いに接続される。
との間で接続されるN−MOSトランジスタMN5およ
びP−MOSトランジスタMP5を含む。トランジスタ
MN5およびMP5のゲート端子はインバータ26の入
力を形成するよう互いに接続され、それらのそれぞれの
ドレイン端子は出力を形成するよう互いに接続される。
【0010】出力Voutはインバータ24の入力およ
びインバータ26の出力に接続される。インバータ24
の出力はインバータ26の入力に接続されフィードバッ
ク信号Vfbを与える。
びインバータ26の出力に接続される。インバータ24
の出力はインバータ26の入力に接続されフィードバッ
ク信号Vfbを与える。
【0011】図1の回路の動作をこれより記載する。2
つのコマンド段は対称であるため、コマンド段10のプ
ルアップ動作のみを詳細に記載する。これは、プルダウ
ン動作(コマンド段12)はプルアップ動作の説明によ
って当業者によって容易に導き出されるからである。
つのコマンド段は対称であるため、コマンド段10のプ
ルアップ動作のみを詳細に記載する。これは、プルダウ
ン動作(コマンド段12)はプルアップ動作の説明によ
って当業者によって容易に導き出されるからである。
【0012】まず入力Vinの電圧はロー定常状態つま
り約V−に維持されているとする。そのときは出力Vo
utもロー定常状態にある。したがって、インバータ2
4の出力Vfbは明らかにハイ定常状態つまり約V+に
維持されることがわかる。
り約V−に維持されているとする。そのときは出力Vo
utもロー定常状態にある。したがって、インバータ2
4の出力Vfbは明らかにハイ定常状態つまり約V+に
維持されることがわかる。
【0013】コマンド段10を参照すると、トランジス
タMP1およびMN2はオンつまり導通状態にあり、ト
ランジスタMP2およびMN1はオフつまり非導通状態
にある。トランジスタMP1はソースとドレインとの間
つまり正の供給レールV+とトランジスタTP1のベー
ス14との間に低インピーダンス経路を与える。ゆえ
に、トランジスタTP1はオフであり、エミッタとコレ
クタとの間つまり正の供給レールV+と出力Voutと
の間に高インピーダンス経路を与える。トランジスタM
N2は負の供給レールV−とトランジスタMN1のソー
ス20との間に低インピーダンス経路を与える。トラン
ジスタMN1は正の供給レールV+と負の供給レールV
−との間に高インピーダンス経路を与える。出力Vou
tは、入力がインバータ24のトランジスタMP6によ
ってハイに維持されるインバータ26のトランジスタM
N5によってローに維持される。
タMP1およびMN2はオンつまり導通状態にあり、ト
ランジスタMP2およびMN1はオフつまり非導通状態
にある。トランジスタMP1はソースとドレインとの間
つまり正の供給レールV+とトランジスタTP1のベー
ス14との間に低インピーダンス経路を与える。ゆえ
に、トランジスタTP1はオフであり、エミッタとコレ
クタとの間つまり正の供給レールV+と出力Voutと
の間に高インピーダンス経路を与える。トランジスタM
N2は負の供給レールV−とトランジスタMN1のソー
ス20との間に低インピーダンス経路を与える。トラン
ジスタMN1は正の供給レールV+と負の供給レールV
−との間に高インピーダンス経路を与える。出力Vou
tは、入力がインバータ24のトランジスタMP6によ
ってハイに維持されるインバータ26のトランジスタM
N5によってローに維持される。
【0014】立上がり端縁が入力Vinに到着している
ため、入力Vinのローの状態がハイの状態つまり約V
+に変化する状態である電圧信号を考察する。そのよう
な状況では、トランジスタMP1はオフになりかつトラ
ンジスタMN1はオンになる一方で、トランジスタMP
2およびMN2の導通状態はトランジスタMP1および
MN1の状態遷移の間およびその後の短期間の間は同じ
状態のままである。さらに、コマンド段12内のトラン
ジスタMP4およびMN4はそれぞれオフおよびオンに
なる。
ため、入力Vinのローの状態がハイの状態つまり約V
+に変化する状態である電圧信号を考察する。そのよう
な状況では、トランジスタMP1はオフになりかつトラ
ンジスタMN1はオンになる一方で、トランジスタMP
2およびMN2の導通状態はトランジスタMP1および
MN1の状態遷移の間およびその後の短期間の間は同じ
状態のままである。さらに、コマンド段12内のトラン
ジスタMP4およびMN4はそれぞれオフおよびオンに
なる。
【0015】トランジスタMP1がオフになっているの
で、正の供給レールV+とトランジスタTP1のベース
14との間には高インピーダンス経路が存在する。
で、正の供給レールV+とトランジスタTP1のベース
14との間には高インピーダンス経路が存在する。
【0016】トランジスタMN1およびMN2はともに
導通状態にあるので、トランジスタTP1のベース14
と負の供給レールV−との間には低インピーダンス経路
が存在する。その結果、トランジスタTP1はオンにな
る。こうして、トランジスタTP1は出力Voutに電
流を供給し、インバータ24の入力容量を充電する。実
際には、トランジスタTP1は、トランジスタMN5が
吸込むことができるよりも多くの電流を吐出すように設
計されるため、トランジスタMN5が依然として導通状
態にあっても出力Voutの電圧は増加する。
導通状態にあるので、トランジスタTP1のベース14
と負の供給レールV−との間には低インピーダンス経路
が存在する。その結果、トランジスタTP1はオンにな
る。こうして、トランジスタTP1は出力Voutに電
流を供給し、インバータ24の入力容量を充電する。実
際には、トランジスタTP1は、トランジスタMN5が
吸込むことができるよりも多くの電流を吐出すように設
計されるため、トランジスタMN5が依然として導通状
態にあっても出力Voutの電圧は増加する。
【0017】出力Voutの電圧が上昇するにつれ、イ
ンバータ24の出力Vfbはローになり、これによりイ
ンバータ26のトランジスタMN5およびコマンド段1
2のMN3をオフにしインバータ26のトランジスタM
P5およびコマンド段12のMP3をオンにする。ゆえ
に、トランジスタMP5は、正の供給レールV+と出力
Voutとの間に定常状態の低インピーダンス経路およ
び低電圧降下を与える。インバータ24の出力Vfbの
ロー状態はさらに、コマンド段10のN−MOSトラン
ジスタMN2をオフにしP−MOSトランジスタMP2
をオンにする。ゆえに、ベース14の電圧が約V+であ
るため、PNPトランジスタTP1はオフにされる。
ンバータ24の出力Vfbはローになり、これによりイ
ンバータ26のトランジスタMN5およびコマンド段1
2のMN3をオフにしインバータ26のトランジスタM
P5およびコマンド段12のMP3をオンにする。ゆえ
に、トランジスタMP5は、正の供給レールV+と出力
Voutとの間に定常状態の低インピーダンス経路およ
び低電圧降下を与える。インバータ24の出力Vfbの
ロー状態はさらに、コマンド段10のN−MOSトラン
ジスタMN2をオフにしP−MOSトランジスタMP2
をオンにする。ゆえに、ベース14の電圧が約V+であ
るため、PNPトランジスタTP1はオフにされる。
【0018】図1に示されるタイプの回路では、出力信
号Voutの立上がり時間はおもに出力PNPトランジ
スタTP1の切換速度に依存する。トランジスタTP1
の切換速度は、電流利得−帯域幅の積、寄生容量、およ
び寄生抵抗のような素子パラメータに影響され、それら
はPNPトランジスタTP1を製造するのに用いるプロ
セスのタイプに依存する。
号Voutの立上がり時間はおもに出力PNPトランジ
スタTP1の切換速度に依存する。トランジスタTP1
の切換速度は、電流利得−帯域幅の積、寄生容量、およ
び寄生抵抗のような素子パラメータに影響され、それら
はPNPトランジスタTP1を製造するのに用いるプロ
セスのタイプに依存する。
【0019】ヒラキらは上に引用した論文の中で、切換
速度の遅いPNPトランジスタの使用における実質的な
欠点を指摘し、出力信号をプルアップするために高性能
PNPトランジスタを使用することを推奨している。
速度の遅いPNPトランジスタの使用における実質的な
欠点を指摘し、出力信号をプルアップするために高性能
PNPトランジスタを使用することを推奨している。
【0020】実用的な(つまり商業的に実施可能な)T
S−FS−BiCMOS回路を製造するためには、プル
ダウンNPNトランジスタと同等の高周波数性能を有す
るプルアップPNPトランジスタが必要不可欠である、
とヒラキらは述べている。これには出力バイポーラ段の
ための垂直に処理されたNPNおよびPNPトランジス
タを用いることを必要とする、とヒラキらはさらに述べ
ている。しかしながら、この論文からは、垂直に処理さ
れるプルアップPNPトランジスタは製造プロセスを複
雑化するようにみえる。垂直に処理されるプルアップP
NPトランジスタを導入するための製造プロセスは、こ
のPNPトランジスタのコレクタを基板から分離させる
必要があり、これを達成するためには分離されたウェル
を作り出す必要があるため、複雑になる。
S−FS−BiCMOS回路を製造するためには、プル
ダウンNPNトランジスタと同等の高周波数性能を有す
るプルアップPNPトランジスタが必要不可欠である、
とヒラキらは述べている。これには出力バイポーラ段の
ための垂直に処理されたNPNおよびPNPトランジス
タを用いることを必要とする、とヒラキらはさらに述べ
ている。しかしながら、この論文からは、垂直に処理さ
れるプルアップPNPトランジスタは製造プロセスを複
雑化するようにみえる。垂直に処理されるプルアップP
NPトランジスタを導入するための製造プロセスは、こ
のPNPトランジスタのコレクタを基板から分離させる
必要があり、これを達成するためには分離されたウェル
を作り出す必要があるため、複雑になる。
【0021】
【発明の概要】この発明の目的は、高性能PNPトラン
ジスタに依存することなしに、プルアップ立上がり時間
がプルダウン立下がり時間と同等であるプルアップ回路
を提供することである。
ジスタに依存することなしに、プルアップ立上がり時間
がプルダウン立下がり時間と同等であるプルアップ回路
を提供することである。
【0022】この目的は、この発明に従い、出力端子と
正の供給電圧との間に接続されるNPNバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと並列に接
続されるP−MOSトランジスタと、入力信号を受信し
P−MOSトランジスタのゲートを制御する第1のCM
OSインバータと、第1のインバータの出力を受信しN
PNトランジスタのベースを制御する第2のCMOSイ
ンバータとを含むプルアップ回路によって達成される。
正の供給電圧との間に接続されるNPNバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと並列に接
続されるP−MOSトランジスタと、入力信号を受信し
P−MOSトランジスタのゲートを制御する第1のCM
OSインバータと、第1のインバータの出力を受信しN
PNトランジスタのベースを制御する第2のCMOSイ
ンバータとを含むプルアップ回路によって達成される。
【0023】この発明はさらに、上述のようなプルアッ
プ回路と、プルダウン回路とを含む出力段を提供し、プ
ルダウン回路は、出力端子と負の供給電圧との間に接続
されるN−MOSトランジスタ、N−MOSトランジス
タと並列に接続される第2のNPNバイポーラトランジ
スタ、出力端子がプルダウンされなければならないよう
な入力信号のときに第2のNPNバイポーラトランジス
タをオンに切換えるための制御回路、および入力が出力
端子に接続され、出力がN−MOSトランジスタのゲー
トを制御しかつ第2のNPNバイポーラトランジスタを
オフに切換えるための制御回路にアクティブ・ハイ信号
を与える第3のインバータを含む。
プ回路と、プルダウン回路とを含む出力段を提供し、プ
ルダウン回路は、出力端子と負の供給電圧との間に接続
されるN−MOSトランジスタ、N−MOSトランジス
タと並列に接続される第2のNPNバイポーラトランジ
スタ、出力端子がプルダウンされなければならないよう
な入力信号のときに第2のNPNバイポーラトランジス
タをオンに切換えるための制御回路、および入力が出力
端子に接続され、出力がN−MOSトランジスタのゲー
トを制御しかつ第2のNPNバイポーラトランジスタを
オフに切換えるための制御回路にアクティブ・ハイ信号
を与える第3のインバータを含む。
【0024】この発明の1つの実施例を図面を参照して
以下に詳細に記載する。
以下に詳細に記載する。
【0025】
【実施例の詳細な説明】図2は図1に示されかつ上に記
載されるものと同じコマンド段12および出力プルダウ
ンNPNトランジスタTN1を示す。しかしながら、こ
の発明に従い、コマンド段10および出力プルアップP
NPトランジスタTP1は組合されたCMOSおよびN
PNプルアップ回路28に置き換えられ、出力ラッチ1
8の電気的接続部は修正され、これ以降は18′と呼
ぶ。
載されるものと同じコマンド段12および出力プルダウ
ンNPNトランジスタTN1を示す。しかしながら、こ
の発明に従い、コマンド段10および出力プルアップP
NPトランジスタTP1は組合されたCMOSおよびN
PNプルアップ回路28に置き換えられ、出力ラッチ1
8の電気的接続部は修正され、これ以降は18′と呼
ぶ。
【0026】組合されたCMOSおよびNPNプルアッ
プ回路28は、図1に示されるプルアップPNPトラン
ジスタTP1の代わりとなるNPNバイポーラプルアッ
プトランジスタTN2を含む。トランジスタTN2のコ
レクタおよびエミッタは正の供給レールV+および出力
端子Voutにそれぞれ接続される。トランジスタTN
2は、入力端子VinとトランジスタTN2のベースと
の間に連続して接続される2つのカスケードインバータ
30および32によって制御される。
プ回路28は、図1に示されるプルアップPNPトラン
ジスタTP1の代わりとなるNPNバイポーラプルアッ
プトランジスタTN2を含む。トランジスタTN2のコ
レクタおよびエミッタは正の供給レールV+および出力
端子Voutにそれぞれ接続される。トランジスタTN
2は、入力端子VinとトランジスタTN2のベースと
の間に連続して接続される2つのカスケードインバータ
30および32によって制御される。
【0027】ラッチ18′のトランジスタMP5のゲー
ト端子は、図1のラッチ18にあるようなインバータ2
4の出力Vfbに接続される代わりに、インバータ30
の出力34に接続される。
ト端子は、図1のラッチ18にあるようなインバータ2
4の出力Vfbに接続される代わりに、インバータ30
の出力34に接続される。
【0028】図3を参照すると、時間t0以前は、入力
Vinおよび出力Voutの電圧はロー定常状態にあ
り、インバータ30の出力34はハイに維持され、イン
バータ32の出力36はローに維持される。こうして、
トランジスタTN2およびMP5はともに非導通状態に
ある。出力Voutは、インバータ24の出力Vfbに
よって制御されるN−MOSトランジスタMN5によっ
てローに維持される。
Vinおよび出力Voutの電圧はロー定常状態にあ
り、インバータ30の出力34はハイに維持され、イン
バータ32の出力36はローに維持される。こうして、
トランジスタTN2およびMP5はともに非導通状態に
ある。出力Voutは、インバータ24の出力Vfbに
よって制御されるN−MOSトランジスタMN5によっ
てローに維持される。
【0029】時間t0で、立上がり端縁を有する電圧信
号は入力Vinに到着して、入力Vinのロー状態がハ
イの状態に変化し始める。コマンド段12内のトランジ
スタMP4およびMN4はそれぞれオフおよびオンに変
わり始める。
号は入力Vinに到着して、入力Vinのロー状態がハ
イの状態に変化し始める。コマンド段12内のトランジ
スタMP4およびMN4はそれぞれオフおよびオンに変
わり始める。
【0030】時間t0のすぐ後の時間t1で、インバー
タ30の出力34はハイの状態からローの状態へ変化し
始め、トランジスタMP5はオンに変わり始め、それに
よって出力Voutの電圧が増加し始める。
タ30の出力34はハイの状態からローの状態へ変化し
始め、トランジスタMP5はオンに変わり始め、それに
よって出力Voutの電圧が増加し始める。
【0031】時間t1のすぐ後の時間t2で、インバー
タ32の出力36はローの状態からハイの状態へ変化し
始める。インバータ32は、その出力36がローの状態
からハイの状態へ急速に変化するよう設計されている。
この急速な遷移は、インバータ32が駆動するための小
さい容量性負荷を与える、トランジスタTN2のエミッ
タ−ホロワ構造によって容易となる。
タ32の出力36はローの状態からハイの状態へ変化し
始める。インバータ32は、その出力36がローの状態
からハイの状態へ急速に変化するよう設計されている。
この急速な遷移は、インバータ32が駆動するための小
さい容量性負荷を与える、トランジスタTN2のエミッ
タ−ホロワ構造によって容易となる。
【0032】時間t2のすぐ後の時間t3で、インバー
タ32の出力36の電圧が出力Voutの電圧よりも約
1ベース−エミッタダイオード降下(Vbe)分上にな
るとすぐに、プルアップNPNトランジスタTN2がエ
ミッタホロワとして作動するために、出力Voutの電
圧もローの状態からハイの状態へ急激に変化する。
タ32の出力36の電圧が出力Voutの電圧よりも約
1ベース−エミッタダイオード降下(Vbe)分上にな
るとすぐに、プルアップNPNトランジスタTN2がエ
ミッタホロワとして作動するために、出力Voutの電
圧もローの状態からハイの状態へ急激に変化する。
【0033】実際にはトランジスタTN2はトランジス
タMN5が吸込むことができるよりも多くの電流を吐出
すように設計されるため、トランジスタMN5が依然と
して導通状態にあっても、出力Voutの電圧は急速に
増加する。
タMN5が吸込むことができるよりも多くの電流を吐出
すように設計されるため、トランジスタMN5が依然と
して導通状態にあっても、出力Voutの電圧は急速に
増加する。
【0034】出力Voutの電圧が上昇するにつれ、イ
ンバータ24の出力Vfbがローになり、これによりト
ランジスタMN5およびMN3をオフにして、トランジ
スタMP3をオンにする。
ンバータ24の出力Vfbがローになり、これによりト
ランジスタMN5およびMN3をオフにして、トランジ
スタMP3をオンにする。
【0035】時間t3のすぐ後の時間t4で、トランジ
スタTN2は正の供給レールV+から約1ベース−エミ
ッタダイオード降下(Vbe)分を引いた値に出力Vo
utの電圧をプルアップしている。
スタTN2は正の供給レールV+から約1ベース−エミ
ッタダイオード降下(Vbe)分を引いた値に出力Vo
utの電圧をプルアップしている。
【0036】時間t5で、トランジスタMP5は完全に
オンになり、正の供給レールV+と出力Voutとの間
に低インピーダンスおよび低電圧降下を与える。ベース
−エミッタ電圧はそのときおおよそ0なので、トランジ
スタTN2はオフに切換わる。
オンになり、正の供給レールV+と出力Voutとの間
に低インピーダンスおよび低電圧降下を与える。ベース
−エミッタ電圧はそのときおおよそ0なので、トランジ
スタTN2はオフに切換わる。
【0037】時間t6およびt7で、インバータ30の
出力34は電圧V−に、入力Vinは電圧V+に、それ
ぞれ達する。
出力34は電圧V−に、入力Vinは電圧V+に、それ
ぞれ達する。
【0038】次に、入力Vinのハイの状態がローの状
態に変化するように立下がり端縁が入力Vinに到着し
ている状態での電圧信号を考察する。回路のプルダウン
動作は図1の制御回路12およびラッチ18と同一であ
る。さらに、インバータ30の出力34がハイになって
トランジスタMP5をオフに切換え、インバータ32の
出力36がローになってトランジスタTN2をオフに切
換える。トランジスタMN5およびTN1のオンへの切
換がインバータ30によりオフに切換えられるトランジ
スタMP5によって妨げられないので、出力Voutは
図1の従来の回路においてよりも急速にプルダウンされ
る。
態に変化するように立下がり端縁が入力Vinに到着し
ている状態での電圧信号を考察する。回路のプルダウン
動作は図1の制御回路12およびラッチ18と同一であ
る。さらに、インバータ30の出力34がハイになって
トランジスタMP5をオフに切換え、インバータ32の
出力36がローになってトランジスタTN2をオフに切
換える。トランジスタMN5およびTN1のオンへの切
換がインバータ30によりオフに切換えられるトランジ
スタMP5によって妨げられないので、出力Voutは
図1の従来の回路においてよりも急速にプルダウンされ
る。
【0039】この発明に基づくと、プルアップNPNト
ランジスタTN2は、エミッタホロワとして構成される
ため、それを過渡的に飽和させる必要はない。実際、エ
ミッタホロワとして構成されるトランジスタは、他のト
ランジスタ構成と比較して高速に切換ができることで一
般によく知られている。
ランジスタTN2は、エミッタホロワとして構成される
ため、それを過渡的に飽和させる必要はない。実際、エ
ミッタホロワとして構成されるトランジスタは、他のト
ランジスタ構成と比較して高速に切換ができることで一
般によく知られている。
【0040】エミッタホロワは通常、オフの間は容量性
負荷によって悪影響を受ける。しかしながら、この回路
配置では、トランジスタTN2がオフの間、トランジス
タTN1およびMN5によって出力Voutから負の供
給レールV−に非常に低いインピーダンス経路が与えら
れる。この低インピーダンス経路によって、容量性負荷
の放電が容易となりかつトランジスタTN2のオフ時間
が改善される。
負荷によって悪影響を受ける。しかしながら、この回路
配置では、トランジスタTN2がオフの間、トランジス
タTN1およびMN5によって出力Voutから負の供
給レールV−に非常に低いインピーダンス経路が与えら
れる。この低インピーダンス経路によって、容量性負荷
の放電が容易となりかつトランジスタTN2のオフ時間
が改善される。
【図1】従来のTS−FS−BiCMOS回路の詳細な
回路図である。
回路図である。
【図2】この発明に従うTS−FS−BiCMOS回路
の実施例の詳細な回路図である。
の実施例の詳細な回路図である。
【図3】出力プルアップ遷移の間における、この発明に
従うTS−FS−BiCMOS回路の実施例の電圧波形
を示す図である。
従うTS−FS−BiCMOS回路の実施例の電圧波形
を示す図である。
12 制御回路 18′ 出力ラッチ 24 第3のインバータ 28 組合されたCMOSおよびNPNプルアップ回路 30 第1のインバータ 32 第2のインバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−311019(JP,A) 特開 平2−100516(JP,A) 特開 平2−92018(JP,A) 特開 平5−48430(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 出力端子(Vout)と正の供給電圧
(V+)との間に接続される第1のNPNバイポーラト
ランジスタ(TN2)と、 前記第1のNPNバイポーラトランジスタ(TN2)と
並列に接続される第1のP−MOSトランジスタ(MP
5)と、 入力信号(Vin)を受信し、前記第1のP−MOSト
ランジスタ(MP5)のゲート(34)を制御する第1
のインバータ(30)と、 前記第1のインバータ(30)の出力(34)を受信し
て前記第1のNPNトランジスタ(TN2)のベース
(36)を制御するための第2のインバータ(32)と
を含むBiCMOS出力段であって、 前記出力端子(Vout)と負の供給電圧(V−)との
間に接続される第1のN−MOSトランジスタ(MN
5)と、 前記第1のN−MOSトランジスタ(MN5)と並列に
接続される第2のNPNバイポーラトランジスタ(TN
1)と、 前記入力信号(Vin)が前記出力端子(Vout)が
プルダウンされなければならないほどのものであるとき
に前記第2のNPNトランジスタ(TN1)をオンに切
換えるための制御回路(12)と、 入力が前記出力端子(Vout)に接続され、出力(V
fb)が前記第1のN−MOSトランジスタ(MN5)
のゲートを制御し、かつ前記制御回路(12)にアクテ
ィブ・ハイ信号を与えて前記第2のNPNバイポーラト
ランジスタ(TN1)をオフに切換えるための、第3の
インバータ(24)とを含むことを特徴とする、BiC
MOS出力段。 - 【請求項2】 前記制御回路(12)は、 第2および第3の直列接続されるP−MOSトランジス
タ(MP3、MP4)と、第2および第3の並列接続さ
れるN−MOSトランジスタ(MN3、MN4)とを含
み、 前記第2のP−MOSトランジスタ(MP3)のソース
は、前記正の供給電圧(V+)に接続され、 前記第2および第3のN−MOSトランジスタ(MN
3、MN4)のドレインは、前記第3のP−MOSトラ
ンジスタのドレイン(16)と前記第2のNPNトラン
ジスタ(TN1)のベースとに接続され、 前記第2および第3のN−MOSトランジスタ(MN
3、MN4)のソースは、前記負の供給電圧(V−)に
接続され、 前記第2のN−MOSおよびP−MOSトランジスタ
(MN3、MP3)のゲートは、前記第3のインバータ
(24)の前記出力(Vfb)に接続され、 前記第3のN−MOSおよびP−MOSトランジスタ
(MN4、MP4)のゲートは、前記入力信号(Vi
n)を受信するよう接続される、請求項1に記載のBi
CMOS出力段。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR93420510:5 | 1993-12-23 | ||
EP93420510A EP0660523B1 (en) | 1993-12-23 | 1993-12-23 | A combined CMOS and NPN output pull-up circuit |
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---|---|
JPH07212214A JPH07212214A (ja) | 1995-08-11 |
JP2617430B2 true JP2617430B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=8214794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6317965A Expired - Fee Related JP2617430B2 (ja) | 1993-12-23 | 1994-12-21 | BiCMOS出力段 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5587677A (ja) |
EP (1) | EP0660523B1 (ja) |
JP (1) | JP2617430B2 (ja) |
DE (1) | DE69315350T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6208185B1 (en) * | 1999-03-25 | 2001-03-27 | Wisconsin Alumni Research Corporation | High performance active gate drive for IGBTs |
US6373295B2 (en) * | 1999-06-21 | 2002-04-16 | Semiconductor Components Industries Llc | Rail-to-rail driver for use in a regulator, and method |
US9054695B2 (en) * | 2013-10-01 | 2015-06-09 | Texas Instruments Incorporated | Technique to realize high voltage IO driver in a low voltage BiCMOS process |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4103188A (en) * | 1977-08-22 | 1978-07-25 | Rca Corporation | Complementary-symmetry amplifier |
DE3708499A1 (de) * | 1987-03-16 | 1988-10-20 | Sgs Halbleiterbauelemente Gmbh | Digitale gegentakt-treiberschaltung |
US5173623A (en) * | 1989-05-15 | 1992-12-22 | Texas Instruments Incorporated | High performance BiCMOS logic circuits with full output voltage swing up to four predetermined voltage values |
KR930001439B1 (ko) * | 1990-05-08 | 1993-02-27 | 한국전기통신공사 | BiCMOS용 출력회로 |
JP2930440B2 (ja) * | 1991-04-15 | 1999-08-03 | 沖電気工業株式会社 | 半導体集積回路 |
US5276364A (en) * | 1991-12-13 | 1994-01-04 | Texas Instruments Incorporated | BiCMOS bus interface output driver compatible with a mixed voltage system environment |
FR2686469B1 (fr) * | 1992-01-20 | 1994-04-08 | Matra Mhs | Etage de sortie ttl-cmos pour circuit integre. |
-
1993
- 1993-12-23 DE DE69315350T patent/DE69315350T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-23 EP EP93420510A patent/EP0660523B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-12-20 US US08/359,700 patent/US5587677A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-21 JP JP6317965A patent/JP2617430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69315350D1 (de) | 1998-01-02 |
DE69315350T2 (de) | 1998-06-10 |
EP0660523B1 (en) | 1997-11-19 |
US5587677A (en) | 1996-12-24 |
JPH07212214A (ja) | 1995-08-11 |
EP0660523A1 (en) | 1995-06-28 |
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