JPH07212214A - BiCMOS出力段 - Google Patents

BiCMOS出力段

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JPH07212214A
JPH07212214A JP6317965A JP31796594A JPH07212214A JP H07212214 A JPH07212214 A JP H07212214A JP 6317965 A JP6317965 A JP 6317965A JP 31796594 A JP31796594 A JP 31796594A JP H07212214 A JPH07212214 A JP H07212214A
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    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/013Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プルダウン立下がり時間に匹敵するプルアッ
プ立上がり時間を有するプルアップ回路を高性能NPN
バイポーラトランジスタに依存することなく提供する。 【構成】 出力段はプルアップ回路28とプルダウン回
路18′、12とを含み、プルアップ回路28はNPN
バイポーラトランジスタと、それに並列接続されるP−
MOSトランジスタと、入力信号を受信しP−MOSト
ランジスタを制御する第1のCMOSインバータと、そ
の出力を受信しバイポーラトランジスタを制御するため
の第2のCMOSインバータとを含む。プルダウン回路
12、18′はN−MOSトランジスタと、それに並列
接続される第2のNPNバイポーラトランジスタと、そ
れをオンに切換える制御回路12と、入力が出力端子に
接続され出力がN−MOSトランジスタを制御し制御回
路12に信号を与えて第2のNPNバイポーラトランジ
スタをオフに切換える第3のインバータ24とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は組合されたCMOSおよびN
PN出力プルアップ回路に関する。より特定的には、こ
の発明は過渡的飽和状態のフルスイングBiCMOS回
路(TS−FS−BiCMOS)回路とともに使用する
ための回路に関する。
【0002】
【関連技術の説明】TS−FS−BiCMOS回路は、
約2Vより小さい供給電圧で高速フルスイング動作を可
能にする出力段である。このような回路は、ヒラキら
(Hiraki etal)による「IEEE・ジャーナル・オブ
・ソリッド−ステート・サーキット(IEEE JOURNAL OF
SOLID-STATE CIRCUITS)」27巻、11号、1992年
11月、p.1568に報告されている。
【0003】この回路においては、フルスイング動作で
の高速出力切換時間を達成することが望まれる。高速出
力切換を達成するためには出力バイポーラトランジスタ
が利用されなければならず、さらにフルスイング動作を
実現するためには出力MOSトランジスタが用いられな
ければならない。この回路は、出力バイポーラトランジ
スタと出力MOSトランジスタとを各々並列に接続する
ことによってフルスイング動作での高速出力切換を達成
する。
【0004】出力論理状態遷移を達成するためには、そ
れぞれのMOSトランジスタが完全に導通状態となるま
で適当なバイポーラトランジスタは飽和状態つまり完全
に導通状態にあり、その時点でバイポーラトランジスタ
がオフになりそれぞれのMOSトランジスタが定常状態
出力電圧を与える。このゆえに、「過渡的飽和状態のフ
ルスイング」という語が用いられる。
【0005】図1は前述の論文により教示されるような
TS−FS−BiCMOS回路の詳細な回路図を示す。
この回路は2つのCMOSコマンド段10および12を
含む。コマンド段10は出力プルアップPNPバイポー
ラトランジスタTP1のベース端子14に過渡的制御信
号を与える。コマンド段12は出力プルダウンNPNバ
イポーラトランジスタTN1のベース端子16に過渡的
制御信号を与える。バイポーラトランジスタTP1およ
びTN1のエミッタ端子はそれぞれ正の供給レールV+
および負の供給レールV−に接続され、それらのコレク
タ端子は両方とも出力端子Voutに接続される。
【0006】コマンド段10は、2つの並列に接続され
るP−MOSトランジスタMP1およびMP2と、2つ
の直列に接続されるN−MOSトランジスタMN1およ
びMN2とを含む。トランジスタMP1およびMP2の
ソースは正の電圧供給レールV+に接続され、それらの
ドレイン14はバイポーラトランジスタTP1のベース
およびトランジスタMN1のドレインに接続される。ト
ランジスタMN1のソース20は、ソースが負の電圧供
給レールV−に接続されるトランジスタMN2のドレイ
ンに接続される。トランジスタMP1およびMN1のゲ
ートは入力端子Vinに接続される。トランジスタMP
2およびMN2のゲートは両方ともフィードバック信号
Vfbを受信する。トランジスタMP1およびMN1
は、出力がトランジスタTP1を制御するインバータ2
1を形成するような態様で接続される。
【0007】コマンド段12は、2つの直列に接続され
るP−MOSトランジスタMP3およびMP4と、2つ
の並列に接続されるN−MOSトランジスタMN3およ
びMN4とを含む。トランジスタMN3およびMN4の
ソースは負の供給レールV−に接続され、それらのドレ
イン16はバイポーラトランジスタTN1のベースおよ
びトランジスタMP4のドレインに接続される。トラン
ジスタMP4のソース22は、ソースが正の供給レール
V+に接続されるトランジスタMP3のドレインに接続
される。トランジスタMP4およびMN4のゲートも入
力端子Vinに接続される。トランジスタMP3および
MN3のゲートもフィードバック信号Vfbを受信す
る。トランジスタMP4およびMN4は、出力がトラン
ジスタTN1を制御するインバータ23を形成するよう
な態様で接続される。
【0008】出力ラッチ18は2つのCMOSインバー
タ24および26を含む。インバータ24は、供給レー
ルV−とV+との間で接続されるN−MOSトランジス
タMN6およびP−MOSトランジスタMP6を含む。
トランジスタMN6およびMP6のゲート端子はインバ
ータ24の入力を形成するよう互いに接続され、それら
のそれぞれのドレイン端子は出力を形成するよう互いに
接続される。
【0009】インバータ26は、供給レールV−とV+
との間で接続されるN−MOSトランジスタMN5およ
びP−MOSトランジスタMP5を含む。トランジスタ
MN5およびMP5のゲート端子はインバータ26の入
力を形成するよう互いに接続され、それらのそれぞれの
ドレイン端子は出力を形成するよう互いに接続される。
【0010】出力Voutはインバータ24の入力およ
びインバータ26の出力に接続される。インバータ24
の出力はインバータ26の入力に接続されフィードバッ
ク信号Vfbを与える。
【0011】図1の回路の動作をこれより記載する。2
つのコマンド段は対称であるため、コマンド段10のプ
ルアップ動作のみを詳細に記載する。これは、プルダウ
ン動作(コマンド段12)はプルアップ動作の説明によ
って当業者によって容易に導き出されるからである。
【0012】まず入力Vinの電圧はロー定常状態つま
り約V−に維持されているとする。そのときは出力Vo
utもロー定常状態にある。したがって、インバータ2
4の出力Vfbは明らかにハイ定常状態つまり約V+に
維持されることがわかる。
【0013】コマンド段10を参照すると、トランジス
タMP1およびMN2はオンつまり導通状態にあり、ト
ランジスタMP2およびMN1はオフつまり非導通状態
にある。トランジスタMP1はソースとドレインとの間
つまり正の供給レールV+とトランジスタTP1のベー
ス14との間に低インピーダンス経路を与える。ゆえ
に、トランジスタTP1はオフであり、エミッタとコレ
クタとの間つまり正の供給レールV+と出力Voutと
の間に高インピーダンス経路を与える。トランジスタM
N2は負の供給レールV−とトランジスタMN1のソー
ス20との間に低インピーダンス経路を与える。トラン
ジスタMN1は正の供給レールV+と負の供給レールV
−との間に高インピーダンス経路を与える。出力Vou
tは、入力がインバータ24のトランジスタMP6によ
ってハイに維持されるインバータ26のトランジスタM
N5によってローに維持される。
【0014】立上がり端縁が入力Vinに到着している
ため、入力Vinのローの状態がハイの状態つまり約V
+に変化する状態である電圧信号を考察する。そのよう
な状況では、トランジスタMP1はオフになりかつトラ
ンジスタMN1はオンになる一方で、トランジスタMP
2およびMN2の導通状態はトランジスタMP1および
MN1の状態遷移の間およびその後の短期間の間は同じ
状態のままである。さらに、コマンド段12内のトラン
ジスタMP4およびMN4はそれぞれオフおよびオンに
なる。
【0015】トランジスタMP1がオフになっているの
で、正の供給レールV+とトランジスタTP1のベース
14との間には高インピーダンス経路が存在する。
【0016】トランジスタMN1およびMN2はともに
導通状態にあるので、トランジスタTP1のベース14
と負の供給レールV−との間には低インピーダンス経路
が存在する。その結果、トランジスタTP1はオンにな
る。こうして、トランジスタTP1は出力Voutに電
流を供給し、インバータ24の入力容量を充電する。実
際には、トランジスタTP1は、トランジスタMN5が
吸込むことができるよりも多くの電流を吐出すように設
計されるため、トランジスタMN5が依然として導通状
態にあっても出力Voutの電圧は増加する。
【0017】出力Voutの電圧が上昇するにつれ、イ
ンバータ24の出力Vfbはローになり、これによりイ
ンバータ26のトランジスタMN5およびコマンド段1
2のMN3をオフにしインバータ26のトランジスタM
P5およびコマンド段12のMP3をオンにする。ゆえ
に、トランジスタMP5は、正の供給レールV+と出力
Voutとの間に定常状態の低インピーダンス経路およ
び低電圧降下を与える。インバータ24の出力Vfbの
ロー状態はさらに、コマンド段10のN−MOSトラン
ジスタMN2をオフにしP−MOSトランジスタMP2
をオンにする。ゆえに、ベース14の電圧が約V+であ
るため、PNPトランジスタTP1はオフにされる。
【0018】図1に示されるタイプの回路では、出力信
号Voutの立上がり時間はおもに出力PNPトランジ
スタTP1の切換速度に依存する。トランジスタTP1
の切換速度は、電流利得−帯域幅の積、寄生容量、およ
び寄生抵抗のような素子パラメータに影響され、それら
はPNPトランジスタTP1を製造するのに用いるプロ
セスのタイプに依存する。
【0019】ヒラキらは上に引用した論文の中で、切換
速度の遅いPNPトランジスタの使用における実質的な
欠点を指摘し、出力信号をプルアップするために高性能
PNPトランジスタを使用することを推奨している。
【0020】実用的な(つまり商業的に実施可能な)T
S−FS−BiCMOS回路を製造するためには、プル
ダウンNPNトランジスタと同等の高周波数性能を有す
るプルアップPNPトランジスタが必要不可欠である、
とヒラキらは述べている。これには出力バイポーラ段の
ための垂直に処理されたNPNおよびPNPトランジス
タを用いることを必要とする、とヒラキらはさらに述べ
ている。しかしながら、この論文からは、垂直に処理さ
れるプルアップPNPトランジスタは製造プロセスを複
雑化するようにみえる。垂直に処理されるプルアップP
NPトランジスタを導入するための製造プロセスは、こ
のPNPトランジスタのコレクタを基板から分離させる
必要があり、これを達成するためには分離されたウェル
を作り出す必要があるため、複雑になる。
【0021】
【発明の概要】この発明の目的は、高性能PNPトラン
ジスタに依存することなしに、プルアップ立上がり時間
がプルダウン立下がり時間と同等であるプルアップ回路
を提供することである。
【0022】この目的は、この発明に従い、出力端子と
正の供給電圧との間に接続されるNPNバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと並列に接
続されるP−MOSトランジスタと、入力信号を受信し
P−MOSトランジスタのゲートを制御する第1のCM
OSインバータと、第1のインバータの出力を受信しN
PNトランジスタのベースを制御する第2のCMOSイ
ンバータとを含むプルアップ回路によって達成される。
【0023】この発明はさらに、上述のようなプルアッ
プ回路と、プルダウン回路とを含む出力段を提供し、プ
ルダウン回路は、出力端子と負の供給電圧との間に接続
されるN−MOSトランジスタ、N−MOSトランジス
タと並列に接続される第2のNPNバイポーラトランジ
スタ、出力端子がプルダウンされなければならないよう
な入力信号のときに第2のNPNバイポーラトランジス
タをオンに切換えるための制御回路、および入力が出力
端子に接続され、出力がN−MOSトランジスタのゲー
トを制御しかつ第2のNPNバイポーラトランジスタを
オフに切換えるための制御回路にアクティブ・ハイ信号
を与える第3のインバータを含む。
【0024】この発明の1つの実施例を図面を参照して
以下に詳細に記載する。
【0025】
【実施例の詳細な説明】図2は図1に示されかつ上に記
載されるものと同じコマンド段12および出力プルダウ
ンNPNトランジスタTN1を示す。しかしながら、こ
の発明に従い、コマンド段10および出力プルアップP
NPトランジスタTP1は組合されたCMOSおよびN
PNプルアップ回路28に置き換えられ、出力ラッチ1
8の電気的接続部は修正され、これ以降は18′と呼
ぶ。
【0026】組合されたCMOSおよびNPNプルアッ
プ回路28は、図1に示されるプルアップPNPトラン
ジスタTP1の代わりとなるNPNバイポーラプルアッ
プトランジスタTN2を含む。トランジスタTN2のコ
レクタおよびエミッタは正の供給レールV+および出力
端子Voutにそれぞれ接続される。トランジスタTN
2は、入力端子VinとトランジスタTN2のベースと
の間に連続して接続される2つのカスケードインバータ
30および32によって制御される。
【0027】ラッチ18′のトランジスタMP5のゲー
ト端子は、図1のラッチ18にあるようなインバータ2
4の出力Vfbに接続される代わりに、インバータ30
の出力34に接続される。
【0028】図3を参照すると、時間t0以前は、入力
Vinおよび出力Voutの電圧はロー定常状態にあ
り、インバータ30の出力34はハイに維持され、イン
バータ32の出力36はローに維持される。こうして、
トランジスタTN2およびMP5はともに非導通状態に
ある。出力Voutは、インバータ24の出力Vfbに
よって制御されるN−MOSトランジスタMN5によっ
てローに維持される。
【0029】時間t0で、立上がり端縁を有する電圧信
号は入力Vinに到着して、入力Vinのロー状態がハ
イの状態に変化し始める。コマンド段12内のトランジ
スタMP4およびMN4はそれぞれオフおよびオンに変
わり始める。
【0030】時間t0のすぐ後の時間t1で、インバー
タ30の出力34はハイの状態からローの状態へ変化し
始め、トランジスタMP5はオンに変わり始め、それに
よって出力Voutの電圧が増加し始める。
【0031】時間t1のすぐ後の時間t2で、インバー
タ32の出力36はローの状態からハイの状態へ変化し
始める。インバータ32は、その出力36がローの状態
からハイの状態へ急速に変化するよう設計されている。
この急速な遷移は、インバータ32が駆動するための小
さい容量性負荷を与える、トランジスタTN2のエミッ
タ−ホロワ構造によって容易となる。
【0032】時間t2のすぐ後の時間t3で、インバー
タ32の出力36の電圧が出力Voutの電圧よりも約
1ベース−エミッタダイオード降下(Vbe)分上にな
るとすぐに、プルアップNPNトランジスタTN2がエ
ミッタホロワとして作動するために、出力Voutの電
圧もローの状態からハイの状態へ急激に変化する。
【0033】実際にはトランジスタTN2はトランジス
タMN5が吸込むことができるよりも多くの電流を吐出
すように設計されるため、トランジスタMN5が依然と
して導通状態にあっても、出力Voutの電圧は急速に
増加する。
【0034】出力Voutの電圧が上昇するにつれ、イ
ンバータ24の出力Vfbがローになり、これによりト
ランジスタMN5およびMN3をオフにして、トランジ
スタMP3をオンにする。
【0035】時間t3のすぐ後の時間t4で、トランジ
スタTN2は正の供給レールV+から約1ベース−エミ
ッタダイオード降下(Vbe)分を引いた値に出力Vo
utの電圧をプルアップしている。
【0036】時間t5で、トランジスタMP5は完全に
オンになり、正の供給レールV+と出力Voutとの間
に低インピーダンスおよび低電圧降下を与える。ベース
−エミッタ電圧はそのときおおよそ0なので、トランジ
スタTN2はオフに切換わる。
【0037】時間t6およびt7で、インバータ30の
出力34は電圧V−に、入力Vinは電圧V+に、それ
ぞれ達する。
【0038】次に、入力Vinのハイの状態がローの状
態に変化するように立下がり端縁が入力Vinに到着し
ている状態での電圧信号を考察する。回路のプルダウン
動作は図1の制御回路12およびラッチ18と同一であ
る。さらに、インバータ30の出力34がハイになって
トランジスタMP5をオフに切換え、インバータ32の
出力36がローになってトランジスタTN2をオフに切
換える。トランジスタMN5およびTN1のオンへの切
換がインバータ30によりオフに切換えられるトランジ
スタMP5によって妨げられないので、出力Voutは
図1の従来の回路においてよりも急速にプルダウンされ
る。
【0039】この発明に基づくと、プルアップNPNト
ランジスタTN2は、エミッタホロワとして構成される
ため、それを過渡的に飽和させる必要はない。実際、エ
ミッタホロワとして構成されるトランジスタは、他のト
ランジスタ構成と比較して高速に切換ができることで一
般によく知られている。
【0040】エミッタホロワは通常、オフの間は容量性
負荷によって悪影響を受ける。しかしながら、この回路
配置では、トランジスタTN2がオフの間、トランジス
タTN1およびMN5によって出力Voutから負の供
給レールV−に非常に低いインピーダンス経路が与えら
れる。この低インピーダンス経路によって、容量性負荷
の放電が容易となりかつトランジスタTN2のオフ時間
が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のTS−FS−BiCMOS回路の詳細な
回路図である。
【図2】この発明に従うTS−FS−BiCMOS回路
の実施例の詳細な回路図である。
【図3】出力プルアップ遷移の間における、この発明に
従うTS−FS−BiCMOS回路の実施例の電圧波形
を示す図である。
【符号の説明】
12 制御回路 18′ 出力ラッチ 24 第3のインバータ 28 組合されたCMOSおよびNPNプルアップ回路 30 第1のインバータ 32 第2のインバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力端子(Vout)と正の供給電圧
    (V+)との間に接続される第1のNPNバイポーラト
    ランジスタ(TN2)と、 前記第1のNPNバイポーラトランジスタ(TN2)と
    並列に接続される第1のP−MOSトランジスタ(MP
    5)と、 入力信号(Vin)を受信し、前記第1のP−MOSト
    ランジスタ(MP5)のゲート(34)を制御する第1
    のインバータ(30)と、 前記第1のインバータ(30)の出力(34)を受信し
    て前記第1のNPNトランジスタ(TN2)のベース
    (36)を制御するための第2のインバータ(32)と
    を含むBiCMOS出力段であって、 前記出力端子(Vout)と負の供給電圧(V−)との
    間に接続される第1のN−MOSトランジスタ(MN
    5)と、 前記第1のN−MOSトランジスタ(MN5)と並列に
    接続される第2のNPNバイポーラトランジスタ(TN
    1)と、 前記入力信号(Vin)が前記出力端子(Vout)が
    プルダウンされなければならないほどのものであるとき
    に前記第2のNPNトランジスタ(TN1)をオンに切
    換えるための制御回路(12)と、 入力が前記出力端子(Vout)に接続され、出力(V
    fb)が前記第1のN−MOSトランジスタ(MN5)
    のゲートを制御し、かつ前記制御回路(12)にアクテ
    ィブ・ハイ信号を与えて前記第2のNPNバイポーラト
    ランジスタ(TN1)をオフに切換えるための、第3の
    インバータ(24)とを含むことを特徴とする、BiC
    MOS出力段。
  2. 【請求項2】 前記制御回路(12)は、 第2および第3の直列接続されるP−MOSトランジス
    タ(MP3、MP4)と、第2および第3の並列接続さ
    れるN−MOSトランジスタ(MN3、MN4)とを含
    み、 前記第2のP−MOSトランジスタ(MP3)のソース
    は、前記正の供給電圧(V+)に接続され、 前記第2および第3のN−MOSトランジスタ(MN
    3、MN4)のドレインは、前記第3のP−MOSトラ
    ンジスタのドレイン(16)と前記第2のNPNトラン
    ジスタ(TN1)のベースとに接続され、 前記第2および第3のN−MOSトランジスタ(MN
    3、MN4)のソースは、前記負の供給電圧(V−)に
    接続され、 前記第2のN−MOSおよびP−MOSトランジスタ
    (MN3、MP3)のゲートは、前記第3のインバータ
    (24)の前記出力(Vfb)に接続され、 前記第3のN−MOSおよびP−MOSトランジスタ
    (MN4、MP4)のゲートは、前記入力信号(Vi
    n)を受信するよう接続される、請求項1に記載のBi
    CMOS出力段。
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EP93420510A EP0660523B1 (en) 1993-12-23 1993-12-23 A combined CMOS and NPN output pull-up circuit
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