JP2019198045A - 送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を抑制して、広帯域化を実現することができる送信機を得ること。【解決手段】第1の信号であるIF信号7と、第2の信号であるLO信号8とを合成することにより合成信号を生成するミキサ9と、合成信号のうち所望の周波数帯の信号を抽出して通過させ、所望の周波数帯を変更可能な帯域可変フィルタ11、を備え、合成信号の主たる周波数は、定められた周波数帯域幅のなかで変更可能であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信システムまたはレーダシステムに用いられる送信機に関する。
無線通信システムまたはレーダシステムでは、送信信号にパルス変調、位相変調などの変調を実施することがある。変調を施すことにより、送信信号のスペクトラムは広がりを持ち、送信するチャンネル以外のチャンネルに漏えいすることがある。なお、チャンネルは周波数を示すが、ある程度の幅を持った周波数帯であってもよい。以下、送信信号を送信するためのチャンネルを送信チャンネルと呼ぶ。変調された送信信号が他のチャンネルへ漏えいしないように、例えば、送信信号を生成する送信機である励振機に帯域制限フィルタを装荷して帯域外成分を抑圧することがある。
送信チャンネルに隣接するチャンネルへのスペクトラムの漏えいを抑圧する帯域制限フィルタは、送信信号の周波数が高くなるほど実現が難しくなる。このため、励振機では、帯域制限フィルタの実現が可能な低周波数帯において変調を行い、変調された信号を、帯域制限フィルタを通過させることにより帯域外の成分の抑圧された信号(以下、IF(Intermediate Frequency)信号と呼ぶ)を生成し、この信号と局部発振信号(以下、LO(Local Oscillator)信号と呼ぶ)とをミキサで合成することにより送信信号を生成することが多い。この構成の場合、ミキサで合成された信号には、送信信号の周波数帯域の信号以外に、mfLO±nfIF(m,nは、それぞれ0以上の整数)の周波数に相互変調波(以下、IM(Inter Modulation)信号と呼ぶ)が含まれるため、IM信号を抑圧するフィルタが必要となる。fLOはLO信号の周波数であり、fIFはIF信号の周波数である。
一方、送信信号の広帯域化を実現する励振機(以下、広帯域化された励振機と呼ぶ)がある。広帯域化された励振機では、広い周波数帯域のなかの選択された送信周波数で送信信号を生成する。このように、広帯域化された励振機では、上述したIM信号が生じる周波数は、送信周波数に応じて変化する。
下記特許文献1には、直交変調器を用いた位相制御装置において広帯域化を図る技術が開示されている。特許文献1に記載されている位相制御装置では、広帯域化実現のため、複数のフィルタを備え、送信周波数に応じてフィルタ構成を選択し、選択したフィルタを用いることにより帯域外成分であるスプリアスを抑圧する。
特許第4445551号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているように複数のフィルタを用いることにより、広帯域化された励振機においてIM信号を抑圧する場合、ミキサの後段に経路切替えスイッチおよび複数のフィルタを備え、経路切替えスイッチにより使用するフィルタを切り替えることになる。このため、装置が大型化するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置の大型化を抑制して、広帯域化を実現することができる送信機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる送信機は、第1の信号と、第2の信号とを合成することにより合成信号を生成するミキサと、合成信号のうち所望の周波数帯の信号を抽出して通過させ、所望の周波数帯を変更可能な帯域可変フィルタ、を備える。合成信号の主たる周波数は定められた周波数帯域幅のなかで変更可能である。
本発明によれば、装置の大型化を抑制して、広帯域化を実現することができるという効果を奏する。
実施の形態1の励振機の構成例を示す図 実施の形態1のミキサにより合成された信号の一例を示す概念図 実施の形態1の帯域可変フィルタのフィルタ特性の一例を示す図 実施の形態2にかかる励振機の構成例を示す図 実施の形態2の帯域可変フィルタのフィルタ特性の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる送信機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる実施の形態1の励振機の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の励振機100は、原振周波数発生器(以下、原振と呼ぶ)1、逓倍器2,6、パルス変調回路3、位相変調回路4、帯域制限フィルタ5、ミキサ9、帯域可変フィルタ11および制御部20を備える。以下では、本発明にかかる送信機として、パルスレーダに搭載される励振機100を例に挙げて説明する。なお、本発明にかかる送信機が搭載される装置はパルスレーダに限定されず、装置の目的に応じて変調方式、周波数など変更すれば、他の方式のレーダ、通信装置をはじめとした他の装置にも適用可能である。さらには、ミキサにより2つの信号を合成する装置であれば本発明は適用可能であり、ミキサに入力される信号は変調された信号でなくでもよい。
原振1は、基準となる周波数の基準信号を生成し、基準信号を逓倍器2へ出力する。逓倍器2は、原振1から入力された信号を逓倍して、パルス変調回路3および逓倍器6へ出力する。逓倍器2から出力される信号は、励振機100により生成される送信信号の送信周波数より周波数の低い、低周波数の信号である。
パルス変調回路3は、逓倍器2から入力された信号をパルス状に成形することによりパルス信号を生成して、パルス信号を位相変調回路4へ出力する。位相変調回路4は、パルス変調回路3から入力されたパルス信号に位相変調を施し、位相変調後の信号を帯域制限フィルタ5へ出力する。帯域制限フィルタ5は、入力された信号から所望の周波数帯域外の信号を除去する。帯域制限フィルタ5は、励振機100により生成される送信信号が、他のチャンネルへ漏えいすることを抑制するためのフィルタである。帯域制限フィルタ5を通過した信号はIF信号7としてミキサ9へ入力される。
逓倍器6は、入力された信号を逓倍し、逓倍後の信号をLO信号8としてミキサ9に出力する。ミキサ9は、帯域制限フィルタ5から入力されるIF信号7と逓倍器6から入力されるLO信号8とを合成し、合成した信号を帯域可変フィルタ11に出力する。すなわち、ミキサ9は、第1の信号であるIF信号7と、第2の信号であるLO信号8とを合成することにより合成信号を生成する。LO信号8の周波数をfLOとし、IF信号7の周波数をfIFとすると、ミキサ9により合成された信号の周波数はfLOとfIFの和、すなわちfLO+fIFとなる。fLO+fIFは、励振機100により生成される送信信号の送信周波数である。換言すると、fLO+fIFが送信周波数となるように、基準信号の周波数と、逓倍器2および逓倍器6における逓倍の倍率とが決定されている。
ミキサ9から入力された信号は帯域可変フィルタ11を通過し、送信信号10として出力される。帯域可変フィルタ11は、合成信号のうち所望の周波数帯の信号を抽出して通過させるフィルタであり、所望の周波数帯を変更可能である。ミキサ9により合成された信号には、fLO+fIFの周波数の信号(以下、主信号という)以外に、相互変調波であるIM信号が含まれる。IM信号の周波数は、mfLO±nfIF(m,nは、それぞれ0以上の整数)である。図2は、ミキサ9により合成された信号の一例を示す概念図である。図2において、横軸は周波数を表し、縦軸は信号の強度を示す。図2に示した例では、ミキサ9により合成された信号には、fLO+fIFの周波数の主信号200と、IM信号201〜204とが含まれる。IM信号201の周波数はfLO−f2IFであり、IM信号202の周波数はfLO−fIFであり、IM信号203の周波数はfLOであり、IM信号204の周波数はfLO+f2IFである。なお、f2IF=2×fIFである。
制御部20は、送信周波数を設定するための周波数設定信号を逓倍器6へ出力する。周波数設定信号は、具体的には逓倍器6における逓倍の倍率を指定する信号である。制御部20は、逓倍器6における逓倍の倍率を指定する、すなわちLO信号の周波数を指定することにより、送信周波数を設定する。また、制御部20は、帯域可変フィルタ11の帯域を設定するための帯域設定信号を帯域可変フィルタ11に出力する。なお、図1に示した構成例では、制御部20が励振機100に含まれているが、制御部20は励振機100の外部に設けられていてもよい。例えば、制御部20は、励振機100が搭載されるパルスレーダ内に設けられていてもよい。制御部20は、専用の処理回路により実現されてもよいし、プロセッサとメモリを備える制御回路により実現されてもよい。
IM信号201〜204を抑制する場合、送信周波数が変化しなければ、主信号200の周波数を通過帯域とし主信号200の周波数以外の周波数帯域の信号を除去するような帯域固定のフィルタを用いればよい。一方、送信信号を広帯域化する、すなわちある周波数帯域幅のなかで送信周波数を変更可能とする場合、周波数帯域幅によっては、主信号のとり得る帯域幅と、IM信号のとり得る帯域幅とが重なってしまい、上記の単一の帯域固定のフィルタではIM信号の除去が困難となる場合がある。例えば、図2に示すように、主信号200がとり得る周波数の範囲を主信号帯域205とし、この場合に、IM信号201〜204のそれぞれがとり得る周波数の範囲をそれぞれIM帯域206〜209とする。なお、図2では、主信号200およびIM信号201〜204は、各信号の周波数が、各信号に対応する帯域内の中心である例を図示している。本実施の形態では、送信周波数、すなわち合成信号の主たる周波数は、定められた周波数帯域幅のなかで変更可能である。なお、送信周波数を変更する場合は、fLOを変更する、すなわち逓倍器6の倍率を変更するため、これにより、IM信号の周波数も変化する。なお、送信周波数を変更する場合、fLOおよびfIFの両方を変更してもよい。
主信号帯域205が、第1の信号の周波数であるfIF以上となる場合、図2に示すように、領域210では、主信号帯域205とIM帯域208とが一部重なる。同様に、領域211では、主信号帯域205とIM帯域209とが一部重なる。したがって、単一の帯域固定のフィルタでIM信号201〜204を除去する場合、このフィルタは主信号帯域205を通過するように構成されるため、十分にIM信号が抑圧できない可能性がある。
主信号帯域205がfIF以上となる場合に、十分にIM信号を抑圧するためには、互いに通過帯域の異なる複数のフィルタを用いて送信周波数に応じて、これらのフィルタを選択することも考えるが、この場合、装置が大型化するとともにコストも増加する。
そこで、本実施の形態の励振機100では、図1に示すように、ミキサ9の後段に、バンドパスフィルタ(BPF:Band Path Filter)である帯域可変フィルタ11を設け、帯域可変フィルタ11の帯域を送信周波数に応じて変更することにより、励振機100の大型化を抑制しつつ広帯域化を実現する。
図3は、本実施の形態の帯域可変フィルタ11のフィルタ特性の一例を示す図である。図3における主信号200およびIM信号201〜204、および各信号に対応する帯域は、図2の例と同様である。図3に示した例では、主信号帯域205がfIF以上である。なお、図3では、主信号200およびIM信号201〜204は、各信号の周波数が、各信号に対応する帯域内の中心である例を図示しているが、実際には、各信号の周波数は対応する帯域内で変更可能である。フィルタ特性301は、主信号帯域205のうち最も低い周波数に送信周波数が設定された場合に、帯域可変フィルタ11に設定されるフィルタ特性を示す。フィルタ特性302は、主信号帯域205のうち最も高い周波数に送信周波数が設定された場合に、帯域可変フィルタ11に設定されるフィルタ特性を示す。上述したように、帯域可変フィルタ11のフィルタ特性の変更および送信周波数の設定は、制御部20により行われる。
図3に示すように、フィルタ特性301が設定されるときには、IM信号203,204の周波数は、それぞれIM帯域208,209内の最も低い周波数となる。このため、フィルタ特性301を、主信号帯域205の最も低い周波数の信号を通過させ、かつIM帯域208の最も低い周波数より低い周波数の信号を除去し、IM帯域209の最も低い周波数より高い周波数の信号を除去するような特性としておくことで、IM信号201〜204を抑圧することができる。すなわち、帯域可変フィルタ11が抽出する所望の周波数帯は、第1の信号と第2の信号との相互変調により生じる相互変調波であるIM信号201〜204を抑制するように決定される。
フィルタ特性302が設定されるときには、IM信号203,204の周波数は、それぞれIM帯域208,209内の最も高い周波数となる。このため、フィルタ特性302を、主信号帯域205の最も高い周波数の信号を通過させ、かつIM帯域208の最も高い周波数より低い周波数の信号を除去し、IM帯域209の最も高い周波数より高い周波数の信号を除去するような特性としておくことで、IM信号201〜204を抑圧することができる。
なお、ここでは、主信号帯域205の、最も高い周波数と最も低い周波数との2つの周波数を例に説明したが、これらの間の周波数についても同様に、フィルタ特性を設定可能としてもよい。また、ここでは、送信周波数が主信号帯域205内の最も低い周波数であるfに設定された例を説明したが、fだけでなくfを含むある程度幅を持った範囲まで対応可能なフィルタ特性としてもよい。すなわち、主信号帯域205内のfからf+Δfまでの間に設定された場合にもIM信号を除去でき、かつIM信号を除去できるように、帯域可変フィルタ11の通過帯域を設定してもよい。帯域可変フィルタ11に設定可能なフィルタ特性の数、フィルタ特性における通過帯域の幅などは、設定可能な送信周波数の数、および設定可能な送信周波数の周波数間隔などにおいて決めればよい。
なお、以上の例では、ミキサ9によりfLO+fIFの周波数の信号を生成する例を示したが、ミキサによりfLO−fIFの周波数の信号を生成する場合にも、同様に、帯域可変フィルタを用いることで、IM信号を抑圧することができる。
以上のように、本実施の形態では、ミキサ9の後段に帯域可変フィルタ11を設けて、送信周波数に応じて、帯域可変フィルタ11のフィルタ特性を変更するようにした。このため、装置の大型化を抑制して、広帯域化を実現することができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2にかかる励振機100aの構成例を示す図である。図4に示すように、本実施の形態の励振機100aは、実施の形態1の励振機100の帯域可変フィルタ11の替わりに、ローパスフィルタ(LPF:Low-Pass Filter)である帯域可変フィルタ12とハイパスフィルタ(HPF:High-Pass Filter)である帯域可変フィルタ13とを備えるとともに制御部20の替わりに制御部20aを備える以外は実施の形態1の励振機100と同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
本実施の形態では、ミキサ9から出力される信号は、帯域可変フィルタ12を通過した後に帯域可変フィルタ13を通過する。帯域可変フィルタ13を通過した信号は送信信号10として出力される。
制御部20aは、実施の形態1の制御部20と同様に、送信周波数を設定するための周波数設定信号を逓倍器6へ出力する。また、制御部20aは、帯域可変フィルタ12の帯域を設定するための帯域設定信号#1を帯域可変フィルタ12へ出力し、帯域可変フィルタ13の帯域を設定するための帯域設定信号#2を帯域可変フィルタ13へ出力する。なお、図4に示した構成例では、制御部20aが励振機100aに含まれているが、制御部20aは励振機100aの外部に設けられていてもよい。
図5は、本実施の形態の帯域可変フィルタ12,13のフィルタ特性の一例を示す図である。図5における主信号200およびIM信号201〜204、および各信号に対応する帯域は、図2の例と同様である。フィルタ特性401は、主信号帯域205のうち最も低い周波数に送信周波数が設定された場合に、帯域可変フィルタ12に設定されるフィルタ特性を示す。フィルタ特性402は、主信号帯域205のうち最も低い周波数に送信周波数が設定された場合に、帯域可変フィルタ13に設定されるフィルタ特性を示す。フィルタ特性401が設定された帯域可変フィルタ12により高周波数側の信号を除去し、フィルタ特性402が設定された帯域可変フィルタ13により低周波数側の信号を除去することにより、IM信号201〜204を除去することができる。
フィルタ特性403は、主信号帯域205のうち最も高い周波数に送信周波数が設定された場合に、帯域可変フィルタ12に設定されるフィルタ特性を示す。フィルタ特性404は、主信号帯域205のうち最も高い周波数に送信周波数が設定された場合に、帯域可変フィルタ13に設定されるフィルタ特性を示す。フィルタ特性403が設定された帯域可変フィルタ12により高周波数側の信号を除去し、フィルタ特性404が設定された帯域可変フィルタ13により低周波数側の信号を除去することにより、IM信号201〜204を除去することができる。上述したように、帯域可変フィルタ12,13のフィルタ特性の変更および送信周波数の設定は、制御部20aにより行われる。
以上のように、本実施の形態では、ローパスフィルタとハイパスフィルタにより実施の形態1の帯域可変フィルタ11と同様の機能を実現する。すなわち、本実施の形態では、ローパスフィルタである帯域可変フィルタ12とハイパスフィルタである帯域可変フィルタ13とにより、広義の帯域可変フィルタが構成される。
以上のように、本実施の形態では、ミキサ9の後段に帯域可変フィルタ12,13を設けて、送信周波数に応じて、帯域可変フィルタ12,13のフィルタ特性を変更するようにした。このため、装置の大型化を抑制して、広帯域化を実現することができる。特に、広帯域化するためには、送信周波数を3種類以上に変更可能な場合が多く、帯域固定のフィルタを用いてIM信号を抑制するには、フィルタを3つ以上設ける必要がある。これに対し、本実施の形態では、設定可能な送信周波数の数によらず2つのフィルタでIM信号を抑制することができるため、装置の大型化を抑制して、広帯域化を実現することができる。
なお、図4に示した例では、ローパスフィルタである帯域可変フィルタ12の後段にハイパスフィルタである帯域可変フィルタ13を設けたが、この順を逆にし、ハイパスフィルタである帯域可変フィルタ13をミキサ9の後段に設け、ハイパスフィルタである帯域可変フィルタ13の後段にローパスフィルタである帯域可変フィルタ12を設けてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 原振、2,6 逓倍器、3 パルス変調回路、4 位相変調回路、5 帯域制限フィルタ、9 ミキサ、11〜13 帯域可変フィルタ、20,20a 制御部、100,100a 励振機。

Claims (5)

  1. 第1の信号と、第2の信号とを合成することにより合成信号を生成するミキサと、
    前記合成信号のうち所望の周波数帯の信号を抽出して通過させ、前記所望の周波数帯を変更可能な帯域可変フィルタ、
    を備え、
    前記合成信号の主たる周波数は定められた周波数帯域幅のなかで変更可能であることを特徴とする送信機。
  2. 前記帯域可変フィルタは、バンドパスフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  3. 前記帯域可変フィルタは、
    ローパスフィルタと、
    ハイパスフィルタ、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の送信機。
  4. 前記周波数帯域幅は前記第1の信号の周波数以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の送信機。
  5. 前記所望の周波数帯は、前記第1の信号と前記第2の信号との相互変調により生じる相互変調波を抑制するように決定されることを特徴とする請求項4に記載の送信機。
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