JP2019197712A - 二次電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な機構で、適切に充放電可能な二次電池モジュールを提供する。【解決手段】複数の二次電池セルが積層された二次電池モジュールであって、複数の二次電池セルの間にそれぞれ挿入されるプレート部材を備え、プレート部材は非導電性部材からなる非接続部を備えるものであるか、あるいは、導電材からなる接続部及び非接続部を備えるものであるかの何れかであり、プレート部材が非接続部を備えるものである場合、二次電池セルの電極端子は二次電池セルの充放電を行う充放電装置の充放電端子に押し当てられるように接続可能であり、プレート部材が接続部及び非接続部を備えるものである場合、二次電池セルの電極端子は接続部に当接しており、接続部は充放電端子に押し当てられるように接続可能である。【選択図】図1

Description

本願は二次電池モジュールに関する。
リチウムイオン二次電池は、製造時に多数の電池を拘束して同時に充放電することを実施している。近年低コスト化等の要望によりラミネート外装の電池が増加しており、当該ラミネート外装電池は一般的に板状の電極端子を備えている。よって、このような二次電池を充放電するには、電極端子をワニ口クリップのような端子で掴み充放電を行う方法が採用されている。
例えば、特許文献1、2には、クリップ形状の充放電端子(チャック部)で電池の各電極端子を挟持して充放電を行うチャック機構が開示されている。
特開2014−102883号公報 特開2012−3959号公報
特許文献1、2に示されるように、電池の電極端子を挟持する充放電端子を有する場合、充放電端子(チャック部)を開閉するために複雑な機構を必要とする。また、二次電池の厚さは必ずしも均一ではなく公差を持ち、かつ、電池は充放電時に膨張収縮するため、電極端子に対して挟持する充放電端子の中心(チャック中心)が合致していないと、電極端子に過剰な力が働き、電極端子が損傷する虞がある。
そこで、本願は簡易な機構で、適切に充放電可能な二次電池モジュールを提供することを課題とする。
本発明者らは鋭意検討の結果、電極端子又は該電極端子に接続されているものに対して、充放電端子を押し当てるように接続することで上記課題を解決することができることを知見した。
すなわち、本願は上記課題を解決するための1つの態様として、
複数の二次電池セルが積層された二次電池モジュールであって、複数の二次電池セルの間にそれぞれ挿入されるプレート部材を備え、プレート部材は非導電性部材からなる非接続部を備えるものであるか、あるいは、導電材からなる接続部及び非接続部を備えるものであるかの何れかであり、プレート部材が非接続部を備えるものである場合、二次電池セルの電極端子は二次電池セルの充放電を行う充放電装置の充放電端子に押し当てられるように接続可能であり、プレート部材が接続部及び非接続部を備えるものである場合、二次電池セルの電極端子は接続部に当接しており、接続部は充放電端子に押し当てられるように接続可能である、二次電池モジュールを開示する。
上記二次電池モジュールは次の形態であることが好ましい。すなわち、複数の二次電池セルが積層された二次電池モジュールであって、複数の二次電池セルの間にそれぞれ挿入されるプレート部材を備え、プレート部材は、導電性部材からかる接続部と、非導電性部材からなる非接続部と、を備え、接続部は、複数の二次電池セルの積層方向の一方の面に形成された凹凸形状の第一面と、積層方向に垂直な方向に形成された第三面と、を有し、非接続部は、積層方向の他方側に突出した凸部と、二次電池セルの電極面に当接する平坦部と、を有し、凸部は積層方向の他方の面に平坦に形成された第二面を有し、プレート部材に隣接する積層方向の一方側に配置された二次電池セルの電極端子に接続部の第一面が当接し、プレート部材に隣接する積層方向の他方側に配置された二次電池セルの電極端子に凸部の第二面が当接し、第三面は二次電池セルの充放電を行う充放電装置の充放電端子に押し当てられるように接続可能である、二次電池モジュールである。
本願が開示する二次電池モジュールによれば、簡易な機構で、適切に充放電することが可能である。
(a)、(b)は、二次電池モジュール100と充放電装置1とが接続する前後の様子を示しており、(a)は接続される前、(b)は接続された後の様子を示している。(c)は(a)のC1で示した部分の拡大図である。 二次電池セル10の概略図である。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 プレート部材20の概略図である。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 端部プレート部材50の概略図である。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 端部プレート部材60の概略図である。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 拘束治具70の概略図である。(a)は正面図、(b)は側面図である。(c)は固定部材80にボルトを用いた場合の正面図であり、(d)はその側面図である。 (a)、(b)は二次電池モジュール100の概略図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。(c)は(b)のC2で示した部分の拡大図である。 二次電池モジュール100と充放電装置1とが接続される様子を示した図であり、(a)は接続される前、(b)は接続された後の様子を示している。 接続部30のバネ機構を説明する図であり、(a)はバネを第一面30aと非接続部40との間に設けた形態であり、(b)は第一面30aと第三面30bとをバネ状の接続部で接続した形態である。 充放電装置と二次電池セルとが直接接続される形態を説明する図である。
本願は、複数の二次電池セルが積層された二次電池モジュールであって、複数の二次電池セルの間にそれぞれ挿入されるプレート部材を備え、プレート部材は非導電性部材からなる非接続部を備えるものであるか、あるいは、導電材からなる接続部及び非接続部を備えるものであるかの何れかであり、プレート部材が非接続部を備えるものである場合、二次電池セルの電極端子は二次電池セルの充放電を行う充放電装置の充放電端子に押し当てられるように接続可能であり、プレート部材が接続部及び非接続部を備えるものである場合、二次電池セルの電極端子は接続部に当接しており、接続部は充放電端子に押し当てられるように接続可能である、二次電池モジュールを開示するものである。このように、本願が開示する二次電池モジュールは、電極端子又は該電極端子に接続されているものに対して、充放電端子が押し当てられるように接続可能であることを一つの特徴としている。これにより、簡易な機構で、適切に充放電可能な二次電池モジュールを提供することができる。ここで「押し当てられる」とは、単に充放電端子を電極端子等に押し当てることを意味し、ワニ口クリップのような充放電端子で電極端子等を挟み込む形態を除く意味である。
以下に、本願の二次電池モジュールの具体的な形態について説明する。
本願が開示する二次電池モジュールの一つの形態は、二次電池セルの電極端子を充放電端子で挟持して充放電を行う機構ではなく、積層された複数の二次電池セルの間にそれぞれ所定のプレート部材を挿入して、該プレート部材で二次電池セルを挟み込み、プレート部材を介して、二次電池セルを充放電装置に接続する機構を採用している。ここで「接続」とは、いわゆる電気的な接続を意味し、2以上の物質間に電流が流れることが可能である状態を言う。
以下に、一つの形態の一実施形態である二次電池モジュール100について説明する。
1.二次電池モジュール100
二次電池モジュール100は、プレート部材20を介して、充放電装置1の充放電端子2とそれぞれの二次電池セル10とを接続して充放電を行うことが可能である。図1(a)、(b)は、上部に配置されている充放電装置1を下降させて二次電池モジュール100に接続する前後の様子を示しており、図1(a)は接続される前、図1(b)は接続された後の様子を示している。図1(c)は図1(a)のC1で示した部分の拡大図であり、分かりやすさのため、それぞれの構成を分離して示している。
図1(a)〜(c)に示したように、二次電池モジュール100は複数の二次電池セル10と、当該複数の二次電池セル10の間にそれぞれ挿入されるプレート部材20と、を備えている。また、二次電池モジュールは二次電池セル10の両端部に端部プレート部材50、60をそれぞれ配置し、さらにこれらを2つの拘束治具70で挟み積層構造としている。さらに固定部材80で2つの拘束治具70を固定することにより、積層方向の両側から内側に向かう圧縮力を発生させている。これにより、二次電池セル10の電極端子11がプレート部材20の接続部30に当接し、これらが接続される。
なお、図1(a)〜(c)ではプレート部材20の枚数が複数である形態を示したが、二次電池セルが2枚の場合、プレート部材は1枚で良い。
1.1.二次電池セル10
二次電池セル10は、1対の板状の電極端子11(正極端子及び負極端子)と板状の二次電池本体12とを備えていれば特に限定されず、公知の二次電池セルを使用することができる。例えば、リチウムイオン二次電池を挙げることができる。ここで、二次電池セル10はラミネート包装されていることが好ましい。電極端子11の材料は特に限定されないが、銅又はアルミニウムであることが好ましい。より好ましくは、低コスト化、軽量化、耐腐食性の観点からアルミニウムである。ただし、アルミニウム等は表面が酸化され易く、容易に表面が酸化被膜で覆われる。二次電池モジュール100では電極端子11との接続を確保するために、後述するようにプレート部材20で二次電池10を挟み込むことにより電極端子11の酸化被膜を除去することができる。
図2に二次電池セル10の概略図を示した。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
1.2.プレート部材20
プレート部材20は板状の部材であり、接続部30と非接続部40とを有している。接続部30は電極端子11と充放電端子2とを接続する機能を有し、非接続部40は延焼防止板として機能する。
図3にプレート部材20の概略図を示した。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。ここで、正面図、及び背面図においては、紙面奥手前方向が積層方向である。側面図、平面図においては、紙面左右方向が積層方向である。
1.2.1.接続部30
図3に示した通り、接続部30は非接続部40の上部に設けられており、二次電池セル10の積層方向の一方(図3(b)の紙面右方向)の面に形成された凹凸形状の第一面30aと、当該積層方向に垂直な方向(図3(b)では紙面上方向)に形成された第三面30bと、を有している。接続部30は導電性部材からなる。導電性部材は公知の材料から適宜選択することができ、例えば銅などの金属材料を挙げることができる。
第一面30aは固定部材80により生じた圧縮力により、隣接する積層方向の一方側に配置された二次電池セル10の電極端子11に当接し、これより電極端子11と第一面30aとが接続する。また、第一面30aは凹凸形状を有しており、これにより電極端子11の酸化被膜を除去することが可能である。電極端子11の酸化被膜が除去されると、電極端子11と第一面30aとを適切に接続することが可能となる。ここで、図3(b)では三角形状の凹凸構造を有した第一面30aを示したが、凹凸構造はこれに限定されない。例えば、四角形以上の多角形状の凹凸構造でもよい。
第三面30bは積層方向に垂直な方向に形成されており、上部に配置される充放電装置1の充放電端子2に接続可能である。図3(b)で示した第三面30bは平坦な面であるため、図1、図8で示した充放電端子2の形状は第三面30bを挟持して接続する形状ではなく、第三面30bに当接して(押し当てられて)接続される形状が採用されている。
このように、充放電時に電極端子11と第一面30aとが当接し、充放電端子2と第三面とが当接することにより、接続部30を介して電極端子11と充放電端子2とが接続され、二次電池セル10の充放電が可能となる。
ここで、図9に示したように、バネ機構を接続部30に設けても良い。図9(a)はバネを第一面30aと非接続部40との間に設けた形態であり、図9(b)は第一面30aと第三面30bとをバネ状の接続部で接続した形態である。このように、バネ機構を接続部30に設けることにより二次電池セル10の厚さに公差、ばらつきがあったとしても、第一面30aと電極端子11とが適切に接続可能となる。
1.2.2.非接続部40
非接続部40は、積層方向の他方側(図3(b)の紙面左側)に突出した凸部41と、隣接する二次電池セル10の電極面に当接する平坦部42と、を有している。非接続部40は非導電性部材からなる。非導電性部材は公知の材料から適宜選択することができ、例えば非導電性の樹脂を挙げることができる。
凸部41は積層方向の他方(図3(b)の紙面左方向)の面に平坦に形成された第二面41aを有している。第二面41aは固定部材80により生じた圧縮力により、隣接する積層方向の他方側に配置された二次電池セル10の電極端子11に当接する。これにより、電極端子11が接続部30の第一面30aに押し付けられ、電極端子11の酸化被膜を除去することができる。このとき、第二面41aは平坦な面であるため、電極端子11を面で押圧することができ、過剰な力が電極端子11に掛かることを抑制することができる。また、凸部41の積層方向の長さを調節することによって、電極端子への過剰な負荷を調整することができる。
平坦部42は凸部41に接続され、積層方向に垂直な方向(図3(b)の紙面上下向)に延びる板状の部材であり、固定部材80により生じた圧縮力により隣接する二次電池セル10の電極面に当接する。非接続部40は耐熱性の非導電性部材からなっていることが好ましい。これにより平坦部42は延焼防止板として機能し、製造上の不具合で二次電池セル10等が熱暴走したときに、隣接する二次電池セル10への伝熱を抑制することができる。
ここで「電極面」とは、二次電池セル本体12の積層方向に形成された面を意味する。
1.3.端部プレート部材50
端部プレート部材50はプレート部材20から接続部30を取り除いた形状を有している。すなわち、端部プレート部材50は凸部51と平坦部52とを有する。図4に端部プレート部材50の概略図を示した。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。
ここで、端部プレート部材50の凸部51及び平坦部52の材料、作用、及び機能等は、プレート部材20の凸部41及び平坦部42の材料、作用、及び機能等と同様であるので説明を省略する。
1.4.端部プレート部材60
端部プレート部材60はプレート部材20から凸部41を取り除いた形状を有している。すなわち、端部プレート部材60は接続部61と平坦部62とを有している。図5に端部プレート部材60の概略図を示した。(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。
ここで、端部プレート部材60の接続部61及び平坦部62の材料、作用、及び機能等は、プレート部材20の接続部30及び平坦部42の材料、作用、及び機能等と同様であるので説明を省略する。
1.5.拘束治具70
拘束治具70は板状の部材であり、端部プレート部材50、60のさらに外側にそれぞれ配置される。そして、固定部材80を用いてこれらの拘束治具70を積層方向の両側から内側に向かう圧縮力が発生するように固定し、積層構造とする。拘束治具70は公知のものを使用することができる。固定部材80も公知のものを使用することができ、例えばバンドやワイヤー、ボルトやナット等を挙げることができる。
図6に拘束治具70の概略図を示した。(a)は正面図、(b)は側面図である。(c)は固定部材80にボルトを用いた場合の正面図であり、(d)はその側面図である。破線は固定部材80が貫通している様子を示している。
2.二次電池モジュール100の充放電機構
以上、二次電池モジュール100の構成について説明した。次に、二次電池モジュール100の充放電機構について説明する。
図7(a)、(b)は二次電池モジュール100の概略図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図7(c)は図7(b)のC2で示した部分の拡大図である。ここで、図7(a)〜(c)において、紙面左右方向が積層方向であり、紙面右側が積層方向の一方側、紙面左側が積層方向の他方側とする。
図7(a)、(b)に示したように、二次電池モジュール100は複数の二次電池セル10、複数の二次電池セル10の間にそれぞれ挿入されたプレート部材20を有し、さらにこれらの両側の端部にそれぞれ端部プレート部材50、60を配置している。そして、さらにこれらを2つの拘束治具70で挟み、図7に不図示の固定部材80により積層方向の両側から内側に向かう圧縮力を発生させるように拘束治具70を固定し、全体を積層構造としている。
積層方向の両側から内側に向かう圧縮力が発生することにより、図7(c)に示したように、紙面左側に配置されたプレート部材20の第一面30aが電極端子11に当接する。また、図7(c)の紙面右側に配置されたプレート部材20の第二面41aが電極端子11に当接する。すなわち、1つの二次電池セル10が隣接するプレート部材20に挟まれる構造となる。これにより、電極端子11と第一面30aとが凸部41により強く押し付けられ、電極端子11の表面に形成されている酸化被膜等が除去され、電極端子11と第一面30aとが適切に接続される。なお、端部の二次電池セル10は端部プレート部材50及びプレート部材20、端部プレート部材60及びプレート部材20の間にそれぞれ挟まれる構造となり、これらも上記と同様の機構により適切に接続される。
そして、この状態において、充放電端子2を第三面30bに押し当てるように当接させることにより、充放電端子2と第三面30bとが接続される。すなわち、プレート部材20の接続部30を介して、二次電池セル10の電極端子11と、充放電装置1の充放電端子2とが接続される。そして、充放電装置を起動させ、二次電池セルの充放電を開始することができる。
図8に二次電池モジュール100と充放電装置1とが接続される様子を示した。(a)は接続される前、(b)は接続された後の様子を示している。充放電装置1の充放電端子2の破線で示した部分は、充放電装置1の内部に配置されている部分である。
従来から酸化被膜を除去する方法として、特開2006−284362号公報、特開2006−208235号公報、及び特開2006−3338号公報等に開示されているように、基本的に電極端子に充放電端子を強く押し当てる方法が採用されている。ここで、特許文献1、2に開示されているように電極端子を充放電端子で挟持して充放電を行う機構の場合、電極端子を充放電端子に強く押し当てるためには充放電端子の大きさを大きくする等の工夫を必要とする。それに対して、充放電装置100は、上記のようにプレート部材20を用いて、単に二次電池セル10を挟み込むことで電極端子の酸化被膜を除去して接続を確保することができる。すなわち、複雑な機構を利用せず、簡易な構造で接続を確保することができる。また、上記したように、プレート部材20の接続部30、非接続部40を適宜設定することにより、電極端子11に過剰な負荷がかからない構造とすることができる。
よって、二次電池モジュール100によれば、簡易な構造で、適切に充放電を行うことができる。
なお、二次電池モジュール100に適用可能な充放電装置1としては、接続部30の第三面30bに当接して接続される形状の充放電端子2が採用されていれば特に限定されない。図8に示したように、充放電端子2の第三面30bに当接する部分は凹凸形状とすることができる。また、第三面30bに当接した際に、過剰な負荷がかからないように、充放電装置1と充放電端子2とをバネ等の弾性部材で接続しておくができる。
3.充放電装置と二次電池セルとが直接接続する形態
これまで、プレート部材20を介して充放電装置1と二次電池セル10とを接続する二次電池モジュール100について説明をしてきたが、ここでプレート部材20を介さずに直接接続する形態の二次電池モジュール200についても説明する。図10に示したように、二次電池モジュール200では二次電池セル110の電極端子111が90°折り曲げられており、上記第三面のように、積層方向に垂直な方向に平坦な面を形成する。よって、二次電池セル110を挟むプレート部材120は接続部及び凸部を設けておらず、単に延焼防止板としてのみ機能する平坦部のみからなる。そして、充放電装置の充放電端子を折り曲げられた電極端子111に押し当てるように当接することにより、充放電装置と二次電池セルが直接接続される。
4.充放電システム
本願は他の態様として、二次電池モジュールと充放電装置とを有する充放電システムを開示する。二次電池モジュール及び充放電装置の構成に関しては、上記と同様であるためここでは説明を省略する。
1 充放電装置
2 充放電端子
10、110 二次電池セル
20、120 プレート部材
30 接続部
30a 第一面
30b 第三面
40 非接続部
41 凸部
41a 第二面
42 平坦部
50 端部プレート部材
60 端部プレート部材
70 拘束治具
80 固定部材
100、200 二次電池モジュール

Claims (1)

  1. 複数の二次電池セルが積層された二次電池モジュールであって、
    複数の前記二次電池セルの間にそれぞれ挿入されるプレート部材を備え、
    前記プレート部材は非導電性部材からなる非接続部を備えるものであるか、あるいは、導電材からなる接続部及び前記非接続部を備えるものであるかの何れかであり、
    前記プレート部材が前記非接続部を備えるものである場合、前記二次電池セルの電極端子は前記二次電池セルの充放電を行う充放電装置の充放電端子に押し当てられるように接続可能であり、
    前記プレート部材が前記接続部及び前記非接続部を備えるものである場合、前記二次電池セルの前記電極端子は前記接続部に当接しており、前記接続部は前記充放電端子に押し当てられるように接続可能である、
    二次電池モジュール。
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