JP2019169254A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化の可能な蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電装置10は、Y軸方向に並べて配置される複数の蓄電素子20,21と、隣り合う2つの蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210の間に配置される導電性部材31と、隣り合う2つの蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210及び導電性部材31を挟み込む挟み込み部材32と、を備える。隣り合う2つの蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210は、挟み込み部材32の弾性力により導電性部材31に接触した状態で保持されている。【選択図】図1

Description

本開示は、蓄電装置に関する。
従来、下記の特許文献1に記載の蓄電装置がある。特許文献1に記載の蓄電装置は、複数の蓄電素子を直列に接続する電極接続具を備えている。電極接続具は、クリップと、スライド枠とにより構成されている。この電極接続具では、隣り合う2つの蓄電素子のうちの一方の蓄電素子の電極端子と他方の蓄電素子の電極端子とをクリップにより挟持した後、クリップに四角環状のスライド枠を押し込んでクリップの位置ずれを規制することで、2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子を挟持して接触させている。
特開2010−118625号公報
ところで、特許文献1に記載の蓄電装置では、2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子の接続部分の外周に、クリップ及びスライド枠を配置するためのスペースを確保する必要がある。これが蓄電装置の小型化を阻害する要因となっている。
本開示は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化の可能な蓄電装置を提供することにある。
上記課題を解決する蓄電装置は、所定方向に並べて配置される複数の蓄電素子と、隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子を挟み込む単一部材からなる挟み込み部材と、を備える。隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子は、挟み込み部材の弾性力により互いに接触した状態で保持されている。
この構成によれば、2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子の周辺に挟み込み部材を配置するためのスペースを確保するだけでよいため、クリップ及びスライド枠の2つの部材を配置するためのスペースを必要とする従来の蓄電装置と比較すると、確保すべきスペースを小さくすることができる。よって、蓄電装置を小型化することが可能である。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材は、蓄電素子の電極端子よりも剛性の高い材料により形成されていることが好ましい。
この構成によれば、挟み込み部材の弾性力を高めることができるため、2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子が接触した状態を、より確実に保持することができる。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材は、蓄電素子の電極端子よりも低い導電性を有する材料により形成されていることが好ましい。
この構成によれば、挟み込み部材を介した意図しない通電を回避することができる。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材は、蓄電素子の電極端子に対してスライド移動させることが可能であることが好ましい。
この構成によれば、挟み込み部材を蓄電素子の電極端子に容易に組み付けることができる。
上記課題を解決する蓄電装置は、所定方向に並べて配置される複数の蓄電素子と、隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子の間に配置される導電性部材と、隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子及び導電性部材を挟み込む挟み込み部材と、を備える。隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子は、挟み込み部材の弾性力により導電性部材に接触した状態で保持されている。
この構成によれば、隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子の間に存在するデッドスペースに導電性部材が配置されているため、導電性部材を配置するためのスペースを余分に確保する必要がない。結果的に、2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子の周辺に挟み込み部材を配置するためのスペースを確保するだけでよいため、クリップ及びスライド枠の2つの部材を配置するためのスペースを必要とする従来の蓄電装置と比較すると、確保すべきスペースを小さくすることができる。よって、蓄電装置を小型化することが可能である。
上記の蓄電装置において、導電性部材は、隣り合う2つの蓄電素子のうちの一方の蓄電素子の電極端子に沿って配置される第1側壁部と、隣り合う2つの蓄電素子のうちの他方の蓄電素子の電極端子に沿って配置される第2側壁部と、第1側壁部及び第2側壁部を連結する連結部と、を有していることが好ましい。
この構成によれば、導電性部材により、隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子を離間して配置することができるため、それらの電極端子を接触させるために、電極端子に対して折り曲げ加工等を行う必要がない。そのため、隣り合う2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子を容易に接続することが可能となる。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材として、一方の蓄電素子の電極端子及び導電性部材の第1側壁部を挟み込む第1挟み込み部材と、他方の蓄電素子の電極端子及び導電性部材の第2側壁部を挟み込む第2挟み込み部材と、を有することが好ましい。
この構成によれば、第1挟み込み部材及び第2挟み込み部材により2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子を、より確実に導電性部材に接触させることができるため、結果的に2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子が接続された状態を、より確実に保持することができる。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材は、弾性力により蓄電素子の電極端子と導電性部材とを挟み込む単一部材により形成されていることが好ましい。
この構成によれば、蓄電素子の電極端子と導電性部材とを挟み込むことの可能な挟み込み部材を簡易な構造で実現することができる。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材は、蓄電素子の電極端子よりも剛性の高い材料により形成されていることが好ましい。
この構成によれば、挟み込み部材の弾性力を高めることができるため、2つの蓄電素子のそれぞれの電極端子が接触した状態を、より確実に保持することができる。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材は、蓄電素子の電極端子よりも低い導電性を有する材料により形成されていることが好ましい。
この構成によれば、挟み込み部材を介した意図しない通電を回避することができる。
上記の蓄電装置において、挟み込み部材は、蓄電素子の電極端子及び導電性部材に対してスライド移動させることが可能であることが好ましい。
この構成によれば、挟み込み部材を蓄電素子の電極端子及び導電性部材に容易に組み付けることができる。
本開示によれば、小型化の可能な蓄電装置を提供できる。
図1は、第1実施形態の蓄電装置の一部の斜視構造を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の蓄電素子の一部の斜視構造を示す斜視図である。 図3は、第1実施形態の導電性部材の斜視構造を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態の蓄電装置の組み立て工程の一部を示す斜視図である。 図5は、第1実施形態の蓄電装置の組み立て工程の一部を示す斜視図である。 図6は、第1実施形態の蓄電装置の組み立て工程の一部を示す斜視図である。 図7は、第2実施形態の蓄電装置の一部の斜視構造を示す斜視図である。
以下、蓄電装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
はじめに、図1を参照して、第1実施形態の蓄電装置10について説明する。図1は、蓄電装置10の右側半分の斜視構造を示した斜視図である。図1に示されるように、本実施形態の蓄電装置10は、隣り合う2つの蓄電素子20,21と、それらを直列に接続する接続部材30とを備えている。
図2に示されるように、蓄電素子20,21は、正極と負極とをセパレータを介して交互に重ねたものをラミネートにより封止した、いわゆるラミネート型の蓄電池である。蓄電素子20,21としては、例えばラミネート型のリチウムイオン電池を用いることができる。蓄電素子20,21は、矢印Yで示される方向において扁平状に形成されている。Y軸方向に直交する蓄電素子20,21のそれぞれの断面形状は略矩形状をなしている。蓄電素子20,21は、Y軸方向に並べて配置されている。本実施形態では、Y軸方向が所定方向に相当する。
なお、以下では、蓄電素子20,21の長手方向を「X軸方向」と称し、蓄電素子20,21の短手方向を「Z軸方向と称する。また、一方の蓄電素子20を「第1蓄電素子20」とも称し、他方の蓄電素子21を「第2蓄電素子21」とも称する。
X軸方向における第1蓄電素子20の一側面には、電極端子200が設けられている。電極端子200は、正極端子及び負極端子のいずれか一方である。第1蓄電素子20において電極端子200が設けられる側面とは反対側の他側面には、図示しない電極端子が設けられている。第1蓄電素子20の他側面に設けられる電極端子は、正極端子及び負極端子のいずれか他方である。
X軸方向における第2蓄電素子21の一側面には、Y軸方向において第1蓄電素子20の電極端子200に対向するように電極端子210が設けられている。電極端子210の電極は、第1蓄電素子20の電極端子200と異なる電極に設定されている。第2蓄電素子21において電極端子210が設けられる側面とは反対側の他側面には、図示しない電極端子が設けられている。第2蓄電素子21の他側面に設けられる電極端子の電極は、第1蓄電素子20の電極端子200と同一の電極である。
接続部材30は、導電性部材31と、挟み込み部材32とにより構成されている。
導電性部材31は、隣り合う2つの蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210の間の隙間に配置されている。導電性部材31は、導電性の金属材料等により形成されている。図3に示されるように、導電性部材31は、Z軸方向に直交する断面形状が凹字状となるように折り曲げ加工された薄板状の部材からなる。導電性部材31は、Y軸方向に所定の隙間をあけて対向するように配置される第1側壁部310及び第2側壁部311と、第1側壁部310及び第2側壁部311のそれぞれの一端部を連結するように設けられる連結部312とを有している。Z軸方向における連結部312の一端部には、X軸方向に突出するように端子接続部313が形成されている。
図1に示されるように、導電性部材31の第1側壁部310は、第1蓄電素子20の電極端子200に沿って配置されている。導電性部材31の第2側壁部311は、第2蓄電素子21の電極端子210に沿って配置されている。
挟み込み部材32は、Z軸方向に直交する断面形状が略Ω状に形成された単一の部材からなる。挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも剛性が高く、且つ蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも低い導電性を有する材料、例えばステンレスにより形成されている。
挟み込み部材32は、第1蓄電素子20の電極端子200及び導電性部材31の第1側壁部310を挟み込む一対の第1挟み込み部材320と、第2蓄電素子21の電極端子210及び導電性部材31の第2側壁部311を挟み込む一対の第2挟み込み部材321とからなる。
第1挟み込み部材320は、その開口部分に第1蓄電素子20の電極端子200及び導電性部材31の第1側壁部310が挿入されることにより、開口方向に弾性変形している。これにより生じる第1挟み込み部材320の弾性力により第1蓄電素子20の電極端子200及び導電性部材31の第1側壁部310が挟み込まれている。第1挟み込み部材320は、第1蓄電素子20の電極端子200及び導電性部材31の第2側壁部311に対してスライド移動させることが可能である。このような第1挟み込み部材320により、第1蓄電素子20の電極端子200及び導電性部材31の第1側壁部310が互いに接触した状態で保持されている。
同様に、第2挟み込み部材321により、第2蓄電素子21の電極端子210及び導電性部材31の第2側壁部311が互いに接触した状態で保持されている。第2挟み込み部材321も、第2蓄電素子21の電極端子210及び導電性部材31の第2側壁部311に対してスライド移動させることが可能である。
このような接続部材30により、第1蓄電素子20の電極端子200と第2蓄電素子21の電極端子210とが導電性部材31を介して電気的に接続された状態で保持されている。すなわち、第1蓄電素子20及び第2蓄電素子21が電気的に直列に接続されている。また、蓄電装置10では、図示しない第1蓄電素子20の他側面の電極端子と端子接続部313との間に電圧センサを電気的に接続すれば、第1蓄電素子20の端子間電圧を検出することができる。また、図示しない第2蓄電素子21の他側面の電極端子と端子接続部313との間に電圧センサを電気的に接続すれば、第2蓄電素子21の端子間電圧を検出することができる。
なお、蓄電装置10では、複数の蓄電素子20,21をY軸方向に交互に積層配置するとともに、それらの蓄電素子20,21の電極端子を接続部材30により接続することにより、任意の数の蓄電素子20,21を直列に接続することも可能である。
次に、本実施形態の蓄電装置10の製造方法について説明する。
蓄電装置10の製造の際には、まず、図4に示されるように蓄電素子20,21が対向配置された後、第1蓄電素子20の電極端子200と第2蓄電素子21の電極端子210との間の隙間に導電性部材31が挿入される。その後、図5及び図6に示されるように、第1蓄電素子20の電極端子200及び導電性部材31の第1側壁部310が第1挟み込み部材320により挟み込まれるとともに、第2蓄電素子21の電極端子210及び導電性部材31の第2側壁部311が第2挟み込み部材321により挟み込まれる。これにより、図1に示されるような蓄電装置10の製造が完了する。
以上説明した本実施形態の蓄電装置10によれば、以下の(1)〜(7)に示されるような作用及び効果を得ることができる。
(1)隣り合う2つの蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210の間に存在するデッドスペースに導電性部材31が配置されているため、導電性部材31を配置するためのスペースを余分に確保する必要がない。結果的に、2つの蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210の周辺に挟み込み部材32を配置するためのスペースを確保するだけでよいため、クリップ及びスライド枠の2つの部材を配置するためのスペースを必要とする従来の蓄電装置と比較すると、確保すべきスペースを小さくすることができる。よって、蓄電装置10を小型化することが可能である。また、蓄電素子20,21の電極端子200,210に対する導電性部材31及び挟み込み部材32の取り付け及び取り外しを容易に行うことができるため、蓄電装置10の組み立て時に、蓄電素子20,21の数を容易に変更することができる。すなわち、蓄電装置10の仕様の変更が容易である。
(2)導電性部材31は、第1蓄電素子20の電極端子200に沿って配置される第1側壁部310と、第2蓄電素子21の電極端子210に沿って配置される第2側壁部311と、第1側壁部310及び第2側壁部311を連結する連結部312とを有している。これにより、蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210を離間して配置することができるため、それらの電極端子200,210を接触させるために、電極端子200,210に対して折り曲げ加工や切断等を行う必要がない。そのため、隣り合う2つの蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210を容易に接続することが可能である。
(3)蓄電装置10は、挟み込み部材32として、第1蓄電素子20の電極端子200及び導電性部材31の第1側壁部310を挟み込む第1挟み込み部材320と、第2蓄電素子21の電極端子210及び導電性部材31の第2側壁部311を挟み込む第2挟み込み部材321とを有する。これにより、第1挟み込み部材320及び第2挟み込み部材321によって蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210を、より確実に導電性部材31に接触させることができる。結果的に、蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210が接続された状態を、より確実に保持することができる。
(4)挟み込み部材32は、弾性力により蓄電素子20,21の電極端子200,210と導電性部材31とを挟み込む単一部材により形成されている。これにより、蓄電素子20,21の電極端子200,210と導電性部材31とを挟み込むことの可能な挟み込み部材32を簡易な構造で実現することができる。
(5)挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも剛性の高い材料により形成されている。これにより、挟み込み部材32の弾性力を高めることができるため、蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210が接触した状態を、より確実に保持することができる。
(6)挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも低い導電性を有する材料により形成されている。これにより、挟み込み部材32を介した意図しない通電を回避することができる。
(7)挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210及び導電性部材31に対してスライド移動させることが可能である。これにより、挟み込み部材32を蓄電素子20,21の電極端子200,210に容易に組み付けることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の蓄電装置10について説明する。以下、第1実施形態の蓄電装置10との相違点を中心に説明する。
図7に示されるように、本実施形態の蓄電装置10は、導電性部材31を有していない点で第1実施形態の蓄電装置10と異なる。また、本実施形態の蓄電装置10では、挟み込み部材32が、蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210を挟み込んでいる。
具体的には、挟み込み部材32は、その開口部分に蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210が挿入されることにより、開口方向に弾性変形している。これにより生じる挟み込み部材32の弾性力により蓄電素子20,21の電極端子200,210が挟み込まれることで、第1蓄電素子20の電極端子200と第2蓄電素子21の電極端子210とが電気的に接続された状態で保持されている。すなわち、第1蓄電素子20及び第2蓄電素子21が電気的に直列に接続されている。
なお、挟み込み部材32は、第1実施形態と同様に、蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも剛性が高く、且つ蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも低い導電性を有する材料、例えばステンレスにより形成されている。また、挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210に対してスライド移動させることが可能である。
以上説明した本実施形態の蓄電装置10によれば、以下の(8)〜(11)に示されるような作用及び効果を得ることができる。
(8)本実施形態の蓄電装置10によれば、蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210の周辺に挟み込み部材32を配置するためのスペースを確保するだけでよいため、クリップ及びスライド枠の2つの部材を配置するためのスペースを必要とする従来の蓄電装置と比較すると、確保すべきスペースを小さくすることができる。よって、蓄電装置10を小型化することが可能である。
(9)挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも剛性の高い材料により形成されている。これにより、挟み込み部材32の弾性力を高めることができるため、蓄電素子20,21のそれぞれの電極端子200,210が接触した状態を、より確実に保持することができる。
(10)挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210よりも低い導電性を有する材料により形成されている。これにより、挟み込み部材32を介して意図しない通電を回避することができる。
(11)挟み込み部材32は、蓄電素子20,21の電極端子200,210に対してスライド移動させることが可能である。これにより、挟み込み部材32を蓄電素子20,21の電極端子200,210に容易に組み付けることができる。
<他の実施形態>
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・第1実施形態の蓄電素子20,21の数は適宜変更可能である。また、蓄電素子20,21の数の変更に合わせて、導電性部材31及び挟み込み部材32のそれぞれの数を変更してもよい。同様に、第2実施形態の蓄電素子20,21及び挟み込み部材32のそれぞれの数も適宜変更可能してもよい。
・第1実施形態の導電性部材31及び挟み込み部材32のそれぞれの形状を適宜変更してもよい。同様に、第2実施形態の挟み込み部材32の形状も適宜変更可能してもよい。
・第1実施形態の蓄電装置10では、第2蓄電素子21の電極端子210が、第1蓄電素子20の電極端子210と同一の電極を有するものであってもよい。すなわち、接続部材30は、第1蓄電素子20及び第2蓄電素子21を電気的に並列に接続するために用いられるものであってもよい。同様に、第2実施形態の挟み込み部材32は、第1蓄電素子20及び第2蓄電素子21を電気的に並列に接続するために用いられるものであってもよい。
・本開示は上記の具体例に限定されるものではない。上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素、及びその配置、条件、形状等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:蓄電装置
20,21:蓄電素子
31:導電性部材
32:挟み込み部材
200,210:電極端子
310:第1側壁部
311:第2側壁部
312:連結部
320:第1挟み込み部材
321:第2挟み込み部材

Claims (11)

  1. 所定方向に並べて配置される複数の蓄電素子と、
    隣り合う2つの前記蓄電素子のそれぞれの電極端子を挟み込む単一部材からなる挟み込み部材と、を備え、
    隣り合う2つの前記蓄電素子のそれぞれの前記電極端子は、前記挟み込み部材の弾性力により互いに接触した状態で保持されている
    蓄電装置。
  2. 前記挟み込み部材は、前記蓄電素子の前記電極端子よりも剛性の高い材料により形成されている
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記挟み込み部材は、前記蓄電素子の前記電極端子よりも低い導電性を有する材料により形成されている
    請求項1又は2に記載の蓄電装置。
  4. 前記挟み込み部材は、前記蓄電素子の前記電極端子に対してスライド移動可能である
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  5. 所定方向に並べて配置される複数の蓄電素子と、
    隣り合う2つの前記蓄電素子のそれぞれの電極端子の間に配置される導電性部材と、
    隣り合う2つの前記蓄電素子のそれぞれの前記電極端子及び前記導電性部材を挟み込む挟み込み部材と、を備え、
    隣り合う2つの前記蓄電素子のそれぞれの前記電極端子は、前記挟み込み部材の弾性力により前記導電性部材に接触した状態で保持されている
    蓄電装置。
  6. 前記導電性部材は、
    隣り合う2つの前記蓄電素子のうちの一方の蓄電素子の前記電極端子に沿って配置される第1側壁部と、
    隣り合う2つの前記蓄電素子のうちの他方の蓄電素子の前記電極端子に沿って配置される第2側壁部と、
    前記第1側壁部及び前記第2側壁部を連結する連結部と、を有している
    請求項5に記載の蓄電装置。
  7. 前記挟み込み部材として、
    前記一方の蓄電素子の前記電極端子及び前記導電性部材の前記第1側壁部を挟み込む第1挟み込み部材と、
    前記他方の蓄電素子の前記電極端子及び前記導電性部材の前記第2側壁部を挟み込む第2挟み込み部材と、を有する
    請求項6に記載の蓄電装置。
  8. 前記挟み込み部材は、弾性力により前記蓄電素子の前記電極端子と前記導電性部材とを挟み込む単一部材により形成されている
    請求項5〜7のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  9. 前記挟み込み部材は、前記蓄電素子の前記電極端子よりも剛性の高い材料により形成されている
    請求項5〜8のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  10. 前記挟み込み部材は、前記蓄電素子の前記電極端子よりも低い導電性を有する材料により形成されている
    請求項5〜9のいずれか一項に記載の蓄電装置。
  11. 前記挟み込み部材は、前記蓄電素子の電極端子及び前記導電性部材に対してスライド移動可能である
    請求項5〜10のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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