JP2019197611A - マトリクス(matrix)用高分子、非水電解質ゲル(gel)、及び電気化学デバイス(device) - Google Patents
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Abstract
Description
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る非水電解質二次電池1の構成について説明する。図1は、非水電解質二次電池1の平断面図と、巻回素子(扁平状巻回素子)100の領域Aを拡大した拡大図とを示す。非水電解質二次電池1は、巻回素子100と、電解液と、外装材40とを備える。巻回素子100は、2枚のセパレータ(separator)10、正極20、及び負極30を有する。2枚のセパレータ10、正極20、及び負極30は、セパレータ10、負極30、セパレータ10、正極20の順に積層されている。もちろん、各構成要素の積層順序はこの限りではない。また、セパレータ10、正極20、及び負極30は、扁平状かつ渦巻状に巻回されている。したがって、セパレータ10は、正極20と負極30との間に介在している。また、詳細は後述するが、セパレータ10は、基材層10aと、接着層10bとを備える。また、正極20の最内周部分には正極タブ50が設けられており、負極30の最内周部分には負極タブ60が設けられている。このように、非水電解質二次電池1は巻回型の非水電解質二次電池となっている。もちろん、非水電解質二次電池1は巻回型に限定されず、あらゆる形状の(例えば積層型の)二次電池であってもよい。
つぎに、巻回素子100の各構成要素について詳細に説明する。まず、セパレータ10について説明する。セパレータ10は、正極20と負極30との間に介在される。また、セパレータ10は、扁平状かつ渦巻状に巻回されている。
正極20は、正極集電体20aと、正極集電体20aの両面に形成された正極活物質層20bと、正極タブ50とを有する。
負極30は、負極集電体30aと、負極集電体30aの両面に形成された負極活物質層30bと、負極タブ60とを含む。負極30は、いわゆる水系負極であってもよい。
外装材40は、非水電解質二次電池の外装材に使用されるものであればどのようなものであってもよいが、柔軟性のある外装材であることが好ましい。このような外装材は、例えばアルミラミネートフィルムであるが、金属製の外装材であってもよい。
つぎに、非水電解質二次電池1の製造方法について説明する。まず、ゲルマトリクス塗工セパレータ、正極20、及び負極30を作製する。
高分子(A)、(B)を上述した質量比で溶媒(例えばN−メチルピロリドン(NMP))に溶解させることで接着層スラリーを作成する。ついで、この接着層スラリーを基材層10aの両面のうち、少なくとも一方の表面に塗工することで塗工層を形成する。ついで、この塗工層が乾燥する前に、塗工層及び基材層10aを水浴に浸漬する。これにより、基材層10aの表面にマトリクス用高分子が析出する。つまり、基材層10aの表面にマトリクス層が形成される。ついで、マトリクス層が形成された基材層10aを水洗、乾燥させる。以上の工程により、ゲルマトリクス塗工セパレータを作製する。
正極活物質層20bの材料を溶媒に分散させることで正極合剤スラリーを形成し、この正極合剤スラリーを正極集電体20a上に塗工する。これにより、塗工層が形成される。ついで、塗工層を乾燥する。ついで、乾燥した塗工層を正極集電体20aとともに圧延する。ついで、正極タブ50を正極集電体20aの端部に溶接等により固定する。これにより、正極20を作製する。
負極活物質層30bの材料を溶媒に分散させることで負極合剤スラリーを形成し、この負極合剤スラリーを負極集電体30a上に塗工する。これにより、塗工層を形成する。ついで、塗工層を乾燥する。ついで、乾燥した塗工層を負極集電体30aとともに圧延する。ついで、負極タブ60を負極集電体30aの端部に溶接等により固定する。これにより、負極30を作製する。
ついで、ゲルマトリクス塗工セパレータ、負極30、ゲルマトリクス塗工セパレータ、及び正極20をこの順で積層することで、電極積層体を作製する。ついで、電極積層体を扁平状に巻回する。これにより、電極積層体のある部分の表面(すなわち、正極20)に電極積層体100aの他の部分の裏面(すなわちセパレータ10)が接触する。これにより、圧縮前巻回素子を作製する。ついで、圧縮前巻回素子を押しつぶすことで、扁平状巻回素子を作製する。ここで、圧縮前巻回素子を押しつぶす際の加圧方向は、例えば図1に示す矢印B方向となる。
つぎに、扁平状巻回素子及び電解液を外装材に封入することで、圧着前二次電池を作製する。ここで、正極タブ50及び負極タブ60は、外装材の外部に引き出される。ついで、圧着前二次電池を加熱しながら加圧することで、扁平状巻回素子を一体化させる。加圧方向は、例えば図1に示す矢印B方向となる。以上の工程により、非水電解質二次電池1を作製する。
つぎに、本発明の実施例について説明する。実施例1では、以下の試験を行った。
2Lの反応容器に純水1kgおよびカルボキシメチルセルロース(carboxymethylcellulose)0.35gを入れ、窒素置換を行った。次に、0.5gのアクリル酸と500gのフッ化ビニリデン(VDF)単量体を当該反応容器に加えた後、過ピバリン酸t−アミルの75質量%イソドデカン溶液1.7gを当該反応容器に導入した。そして、系内を50℃に昇温した。ついで、アクリル酸の2質量%水溶液を連続して反応容器内に供給しながら、系内圧力を一定に保った状態で、12時間撹拌を継続した。加熱を止めて、反応容器内の圧力が大気圧に達するまで放圧した。その後、反応生成物を水洗、乾燥した。以上の工程により、アクリル酸変性PVDF重合体(高分子(a1))(第1の骨格を有する重合体)を得た。アクリル酸変性PVDF重合体(高分子(a1))の特性は以下のとおりである。なお、質量平均分子量はGPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)により測定した。
組成:VDF:アクリル酸=98.8:1.2(モル比)
質量平均分子量:1,000,000
融点:165℃
アクリロニトリル28g、及びアクリル酸2g、(アクリロニトリル:アクリル酸のモル比=95:5)をイオン交換水270gへ投入し、窒素雰囲気下で60℃に昇温した。その後、混合液に過硫酸アンモニウム3.17gを加えて沈殿重合させることで、化学式(2)で示されるランダム共重合体を合成した。沈殿物をろ別しメタノールで洗浄後乾燥することで高分子(B1)を得た。GPCによる質量平均分子量は45万(ポリエチレンオキシド換算)であった。
エチレンカーボネート/エチルメチルカーボネートを3対7(体積比)で混合した溶媒に1MのLiPF6を溶解させることで非水電解液を作製した。この非水電解液を30ml PFA容器に19g投入し、そこへ高分子(A1)0.98gおよび(B1)0.02g((A1)/(B1)=98/2質量比)を加えた。この混合液をドライ雰囲気下で100℃に加熱しながら撹拌して高分子を溶解させた。その後、溶解液を室温まで放冷することで非水電解質ゲルを調製した。
得られた非水電解質ゲルを、直径4mmの円柱状圧子を用いて1mm/minでゲルを圧縮するときの応力変位曲線を測定した。変位0.5以上2.0mm以下の間の応力曲線を直線近似することで、圧縮強度(圧縮弾性率)を算出した。結果を図2に示す。
(正極の作製)
コバルト酸リチウム、カーボンブラック、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を固形分の質量比96:2:2でN−メチルピロリドン中に溶解分散させることで正極合剤スラリーを作製した。ついで、正極合剤スラリーを厚さ12μmのアルミ箔集電体の両面に塗工後、乾燥した。乾燥後の塗工層を圧延することで正極活物質層を作製した。集電体及び正極活物質層の総厚は120μmであった。ついで、アルミリード線(正極タブ)を集電体の端部に溶接することで正極を得た。
黒鉛、変性SBR微粒子の水分散体、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩を固形分の質量比97.5:1.5:1で水溶媒中に溶解分散させることで、負極合剤スラリーを作製した。ついで、この負極合剤スラリーを厚さ10μmの銅箔集電体の両面に塗工後、乾燥した。乾燥後の塗工層を圧延することで負極活物質層を得た。集電体及び負極活物質層の総厚は120μmであった。その後、ニッケルリード線(負極タブ)を集電体の端部に溶接することで帯状負極を得た。
高分子(A1)4.9g、高分子(B1)0.1g(すなわち、高分子(A1)、(B1)の総質量を5gとし、質量比を(A1)/(B1)=98/2とした)をNMP95g中に溶解させた。この溶液を厚さ9μmの多孔質ポリエチレンセパレータフィルムの両面に塗工した。塗工面が乾燥する前に水浴中に浸漬させることでゲルマトリクスポリマーをセパレータフィルム上に析出させた。その後、ポリマーが析出したフィルムを水洗、乾燥することで、多孔質状のゲルマトリクスポリマーが塗布されたセパレータを作製した。ゲルマトリクスポリマーの塗工量は、両面で2g/m2であった。
上記セパレータ、負極、セパレータ、正極をこの順に積層することで、電極積層体を作製した。ついで、電極積層体を扁平状の巻き芯に巻きつけた。すなわち、電極積層体を巻回した。ここで、正極タブ及び負極タブ側の端部を巻き始めとした。これにより、圧縮前巻回素子を作製した。圧縮前巻回素子の最外周部分の端部をテープにて固定した後、巻き芯を取り除いた。ついで、2枚の金属プレートの間に圧縮前巻回素子を挟み込むことで、圧縮前巻回素子を押しつぶした。これにより、扁平状巻回素子を得た。
この非水電解質二次電池を25℃の温度下で0.5CAで充電、1CAで放電する寿命試験を200サイクル実施した。そして、200サイクル後の放電容量を初期放電容量で除算することで、容量維持率を測定した。実施例1の容量維持率は84%であり、寿命試験後の電池外観は寿命試験開始前の状態と変化はなかった。
作製した非水電解質二次電池の初回放電容量を測定した後の厚みを厚み計で計測して初期厚みとした。その後、25℃下で、4.35Vで1/2CA定電流充電、1/20CA定電圧充電、1/2CA定電流放電をこの順に200サイクル繰り返した。その後、電池の厚みを厚み計で計測し、初期厚みからの変化率(膨れ率)を算出した。膨れ率は8%であった。膨れ率が小さいほど電池の寸法安定性に優れており好ましい。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
高分子(A1)と高分子(B1)の混合比率を93/7(質量比)とした外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
高分子(A1)と高分子(B1)の混合比率を83/17(質量比)とした以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
高分子(A1)と高分子(B1)の混合比率を75/25(質量比)とした以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
高分子(A1)と高分子(B1)の混合比率を60/40(質量比)とした以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
高分子(A1)と高分子(B1)の混合比率を50/50(質量比)とした以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。寿命試験後のセル外観には歪みが見られた。
高分子(A1)のみを使用した以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
高分子(B1)のみを使用した以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。調製した非水電解質ゲルは、架橋の連続性を示す性状ではあるが、固体的性質はほとんどいないため、圧縮変位に対して応力を全く示さなかった。寿命試験後のセル外観には歪みが見られた。
アクリル酸変性PVDF重合体(高分子(a1))を使用した以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
高分子(a1)と高分子(B1)の混合比率を50/50とした以外は実施例1と同様の試験を行った。圧縮弾性率、容量維持率、膨れ率を表1に示す。
実施例1〜5、比較例1,2,3における圧縮強度について、横軸を高分子(A1)の含有率(質量%)、縦軸を圧縮強度とするグラフを図2に示す。図2中の直線は高分子(A1)単独および高分子(B1)単独のプロットを直線で結んだものであり、単純に加成性が成り立つ場合は(A1)/(B1)の任意の割合でこの直線近傍にプロットされると予想される。実際の結果では高分子(A1)の含有率(質量%)が55%以上99%以下((A)/(B)=55/45以上99/1以下)のとき、より具体的には(A)/(B)=60/40以上98/2以下のとき(実施例1〜5)に、各プロットが直線から逸脱し特異な強度向上作用が認められた。さらに、高分子(A1)の含有率が70%以上95%以下((A)/(B)=70/30以上95/5以下)のとき(実施例2〜4)に、強度向上作用がより顕著になった。
10a 基材層
10b 接着層
20 正極
20a 正極集電体
20b 正極活物質層
30 負極
30a 負極集電体
30b 負極活物質層
50 正極タブ
60 負極タブ
Claims (8)
- 前記高分子(A)は、前記第1の骨格に前記第2の骨格がグラフト共重合した構造を有することを特徴とする、請求項1記載のマトリクス用高分子。
- 前記高分子(A)は、前記第1の骨格と前記第2の骨格とが(メタ)アクリル酸エステルユニットを介してグラフト共重合した構造を有しており、
前記(メタ)アクリル酸エステルユニットは、前記第2の骨格を構成するユニットの総モル数に対して0モル%超10モル%以下で前記第2の骨格に含まれることを特徴とする、請求項2記載のマトリクス用高分子。 - 前記高分子(B)は、酸性官能基含有ユニットを、前記高分子(B)を構成するユニットの総モル数に対して2モル%以上10モル%以下で含むことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のマトリクス用高分子。
- 前記マトリクス用高分子は、前記高分子(A)、高分子(B)を(A)/(B)=70/30以上95/5以下の質量比で少なくとも含むことを特徴とする、請求項1記載のマトリクス用高分子。
- 請求項1〜5の何れか1項に記載のマトリクス用高分子を含むことを特徴とする、非水電解質ゲル。
- 請求項6記載の非水電解質ゲルを含むことを特徴とする、電気化学デバイス。
- 前記電気化学デバイスは非水電解質二次電池であることを特徴とする、請求項7記載の電気化学デバイス。
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