JP2019197406A - 車両用情報提供システム及び車載器 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の走行において、ドライバにとっていつもと違った立寄るべき目的地がある場合に、ドライバに対し立寄目的地があることを効果的に知らせる。【解決手段】車両用情報提供システムは、自車の位置を検出する自車位置検出装置と、車両のドライバを特定するドライバ特定装置と、ドライバの立寄りに関連する付随情報の有無を判断する付随情報判断装置と、各ドライバに関するトリップ情報に基づいて、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかを判定するルーチントリップ判定装置と、ルーチントリップ判定装置によりルーチントリップであると判定された場合に、付随情報に基づいて、該ルーチントリップの目的地とは異なる立寄目的地の有無を判断する立寄目的地判断装置と、立寄目的地判断装置により立寄目的地があると判断された場合に、ドライバに対し立寄目的地に向かうことを促すための報知情報を提供する報知装置とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、車両のドライバに対して有用な報知情報を提供することが可能な車両用情報提供システム及び車載器に関する。
車両のドライバが、車両内の乗員や荷物の置き忘れを防止するための報知装置として、特許文献1に開示された報知装置が考えられている。この特許文献1の報知装置では、過去の走行トリップからの学習結果やスケジュール情報から、現在のトリップの目的地を推定し、推定した目的地をドライバに通知することで、乗員や荷物の置き忘れを防止するものである。このとき、ドライバに目的地を報知するタイミングとしては、乗員の乗車タイミングや車両の発進タイミング、或いは、車両が目的地への経路から逸脱したとき等とされている。
ところで、近年、自動車における意図しない車内への子どもの置き忘れ(Forgotten baby syndrome)が問題となっており、この置き忘れは、いつもと違う生活パターンのときによく起こることが指摘されている。例えば、いつもは子どもを送迎していないドライバが、たまたまその日の通勤時に子どもを幼稚園に送ることになったような場合、脳のメカニズムで習慣が勝ってしまうため、幼稚園に立寄ることを忘れてそのまま通勤先に行ってしまうといったことが起こりやすい。上記した特許文献1の技術では、目的地を報知するタイミングが早すぎてドライバが途中で忘れてしまう等、車内への子どもの置き忘れ防止の観点からは、さほど有効な技術とは言えなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の走行において、ドライバにとっていつもと違った立寄るべき目的地がある場合に、ドライバに対し立寄目的地があることを効果的に知らせることができる車両用情報提供システム及び車載器を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の車両用情報提供システム(1)は、自車の位置を検出する自車位置検出装置(4)と、車両のドライバを特定するドライバ特定装置(7)と、前記ドライバの立寄りに関連する付随情報の有無を判断する付随情報判断装置(7)と、各ドライバに関するトリップ情報に基づいて、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかを判定するルーチントリップ判定装置(15)と、前記ルーチントリップ判定装置(15)によりルーチントリップであると判定された場合に、前記付随情報に基づいて、該ルーチントリップの目的地とは異なる立寄目的地の有無を判断する立寄目的地判断装置(16)と、前記立寄目的地判断装置(16)により立寄目的地があると判断された場合に、ドライバに対し前記立寄目的地に向かうことを促すための報知情報を提供する報知装置(3)とを備えている。
上記構成によれば、ドライバが車両に乗って走行すると、自車位置検出装置(4)により自車の位置が検出され、ドライバ特定装置(7)により車両のドライバが特定され、付随情報判断装置(7)によりドライバの立寄りに関連する付随情報の有無が判断される。
そして、ルーチントリップ判定装置(15)により、各ドライバに関するトリップ情報に基づいて、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかが判定される。ルーチントリップであると判定された場合には、前記付随情報に基づいて、立寄目的地判断装置(16)により、該ルーチントリップの目的地とは異なる立寄目的地の有無が判断される。立寄目的地があると判断された場合に、報知装置(3)により、報知情報がドライバに提供されるようになる。
従って、ドライバは、報知情報を得ることにより、立寄目的地が存在することを教えられ、立寄目的地へ向かうことを改めて意識することができる。この場合、車両の出発時でなく、車両の走行中に報知情報をドライバに提供することができる。この結果、車両の走行において、ドライバにとっていつもと違った立寄るべき目的地がある場合に、ドライバに対し立寄目的地があることを効果的に知らせることができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について、図1から図7を参照しながら説明する。尚、本実施形態では、車両に搭載された車載器と、車載器と通信可能な管理サーバとを含んだシステムとして構成している。また、本実施形態では、例えば、車両(自動車)のドライバが会社への通勤時において、子どもを幼稚園に送迎する場合を、具体例としてあげながら説明する。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について、図1から図7を参照しながら説明する。尚、本実施形態では、車両に搭載された車載器と、車載器と通信可能な管理サーバとを含んだシステムとして構成している。また、本実施形態では、例えば、車両(自動車)のドライバが会社への通勤時において、子どもを幼稚園に送迎する場合を、具体例としてあげながら説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用情報提供システム1の構成を概略的に示している。この車両用情報提供システム1は、ドライバ(ユーザ)が乗車(所有)する車両に搭載された車載器2と、情報センタに設けられ前記車載器2との間で通信可能な管理サーバ11とを含んで構成される。また、本実施形態では、ユーザは、例えばサードパーティサーバ21が提供するスケジュール共有管理サービスを利用しており、前記管理サーバ11は、例えばインターネットを介してユーザのスケジュール(カレンダー)情報22のアクセスが可能とされている。
前記車載器2は、報知部3、位置情報取得部4、データ送受信部5、車両情報取得部6、車内カメラ7、通信部8を備えると共に、図示はしないが、それら全体を制御するコンピュータ等からなる制御部を備えている。そのうち報知部3は、後述のように、報知情報をドライバに提供する報知装置としての機能を果たすもので、例えば音声、音、画面表示により、情報の報知を行う。特に、本実施形態では、メータディスプレイ又はヘッドアップディスプレイ又はナビ用のディスプレイに、報知情報として同乗者の情報、例えば顔写真や顔のイラスト等を表示することができる。
前記位置情報取得部4は、例えばGPS受信器の受信信号に基づき、自車両の現在位置や現在時刻等を検出する。従って、位置情報取得部4が自車位置検出装置としての機能を実現する。前記データ送受信部5は、前記管理サーバ11を含む外部との通信を行うものである。このデータ送受信部5は、後述のように、自車位置情報及びドライバ情報並びに付随情報を管理サーバ11に送信する送信装置、及び、該管理サーバ11から報知情報を受信する受信装置としての機能を果たす。前記車両情報取得部6は、例えば車内ネットワークに接続されイグニッション情報や車速、着座情報等の各種車両情報を取得する。
前記車内カメラ7は、ドライバの顔を撮影し、顔認証によりドライバを特定するドライバ特定装置としての機能を実現する。同乗者についても、顔認証により個人を特定することができ、同乗者特定装置としても機能する。前記通信部8は、人が所持して車内に持ち込まれたスマートフォンや、子ども用のGPS端末、ICタグ、スマートキー等の通信端末9と、例えばBluetooth(登録商標)規格などにより近距離無線通信を行うものであり、これもドライバや同乗者を特定する装置としての機能を実現する。本実施形態では、付随情報として同乗者の情報が、車載器2から管理サーバ11に送信されるようになっている。
前記管理サーバ11は、データ送受信部12、ドライバ判定部13、乗員判定部14、いつもの経路推定部15、同乗者目的地推定部16、経路終末点算出部17、データベースとしてのドライバ管理テーブル18及び乗員管理テーブル19を備える。これと共に、管理サーバ11は、図示はしないが、それら全体を制御するコンピュータ等からなる制御部を備えている。そのうちデータ送受信部12は、各車両の車載機2との間の通信を行うもので、前記車載器2から送信された自車位置情報及びドライバ情報並びに付随情報を受信する受信装置、及び、報知情報を前記車載器2に対して送信する送信装置としての機能を備える。
前記ドライバ判定部13は、車載器2から送信されたドライバ情報に基づき、車両を運転しているドライバが、予め登録されているドライバかどうかを判定する。登録されているドライバに関しては、車載器2から送信される自車位置情報等に基づいて、トリップ情報が収集され、ドライバ管理テーブル18に蓄積記憶される。トリップ情報としては、例えばドライバのID情報、走行した日時、曜日、出発地、目的地、走行経路のデータ等を含んでおり、例えば数秒程度の間隔で送信される。
また、乗員判定部14は、車載器2から送信された付随情報この場合同乗者の情報に基づき、予め登録された乗員(同乗者)かどうかを判定する。登録されている乗員に関しては、車載器2から送信される自車位置情報等に基づいて、同様にトリップ情報が収集され、乗員管理テーブル19に蓄積記憶される。この場合、同乗者管理テーブル19には、同乗者の、ID情報、乗車時刻、乗車曜日、出発地、降車地(目的地)等のデータが記憶される。
前記いつもの経路推定部15は、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかを判定するものであり、ルーチントリップ判定装置として機能する。この場合、ルーチントリップかどうかの判定は、ドライバ管理テーブル18に記憶されているトリップ情報に基づいて行われるのであるが、ここでは、少なくとも乗車の時間帯及び曜日を考慮して、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかが判定される。より具体的には、いつもの走行経路の推定には、例えばベイジアンネトワークモデルが採用される。
ここで、いつもの走行経路の推定方法について、図5を参照して簡単に述べておく。ドライバ管理テーブル18に記憶されているトリップ情報においては、車両の走行した、地図上の交差点ごとに分割された道路(リンク)L及び交差点(ノード)Nの情報を経路データとして逐次記憶し、曲がった交差点と曲がらずに通過した道を夫々保存する。まずドライバの目的地を推定するのであるが、その際には、乗車時刻、乗車曜日、出発地、目的地をノードとしたベイジアンネトワークモデルを作成し、目的地を推定する。例えば平日の朝の時間帯であれば、ドライバが通勤する会社が目的地として推定される。
そして、実際に曲がった、もしくは通過した分岐Nのある道路リンクLの組合せに対して、通過回数及び通過して到達した目的地の情報を記録して、分岐の各方向に対して夫々進む確率を求める。その確率とドライバの目的地推定結果の掛け合わせで、ある分岐点Nで右折するか左折するかを予測する、つまり確率を求める。予測したリンクLは、確率を伝播して接続し、最も確率の高いものをいつもの走行経路とする。これにより、ドライバが会社に向かう際のいつもの走行経路(ルーチントリップ)が求められる。
図1に戻って、前記同乗者目的地推定部16は、前記いつもの経路推定部15によりドライバのルーチントリップであると判定された場合に、前記車載器2から送信された付随情報に基づいて、該ルーチントリップの目的地とは異なる立寄目的地の有無を判断するものであり、立寄目的地判断装置として機能する。本実施形態では、同乗者目的地推定部16は、乗員管理テーブル19に記憶されている同乗者のトリップ情報に基づいて、現在走行中のトリップが当該同乗者のルーチントリップかどうかを判断し、ルーチントリップであった場合に、当該同乗者が乗り降りする場所を立寄目的地と判断する。
この場合も、同乗者の目的地を推定するには、例えばベイジアンネトワークモデルが用いられる。その際には、乗車時刻、乗車曜日、出発地、降車地をノードとしたベイジアンネトワークモデルが作成され、最も確率の高い降車地の候補が、同乗者の目的地と推定される。例えばドライバの子どもが同乗者である場合には、例えば幼稚園が同乗者の目的地(立寄目的地)とされる。
そして、同乗者目的地推定部16により立寄目的地があると判断された場合には、ドライバに対し前記立寄目的地に向かうことを促すための報知情報が、車載器2に対して送信される。このとき、前記経路終末点算出部17は、車両の現在地から前記立寄目的地までの経路を算出し、その算出経路と、ドライバのルーチントリップの経路とを対比して、重複する経路がある場合にはその重複部分の終末点を特定する。前記経路終末点算出部17は、車両がその終末点に対して所定距離だけ手前、例えば半径500mの範囲内に入ったところを、報知情報の報知タイミングとして設定するようになっており、報知タイミング設定装置として機能する。
この場合、図6に示すように、ドライバのいつもの走行経路R1に対して、同乗者の目的地までの走行経路R2が、途中まで重複しており(重複経路をOで示す)、あるノードNで分岐する場合、そのノードNが終末点Tとなる。そして、図7に示すように、終末点Tを中心に半径500mの円を描き、車両がその円内に入ったところが報知タイミングとして設定され、報知が行われる。
上記構成の車両用情報提供システム1においては、例えばドライバ(父親)が、自分の自動車で平日に自宅から会社に通勤する場合や、休日に自動車で出掛けるような場合には、車載器2から管理サーバ11に対しトリップ情報が送信され、管理サーバ11のドライバ管理テーブル18に蓄積記憶される。また、例えばドライバの子どもが、例えば通常において母親の自動車で、幼稚園に送り迎えされるような場合においても、その自動車の車載器2から管理サーバ11に対し、ドライバ(母親)のトリップ情報と共に同乗者(子ども)のトリップ情報が送信され、同乗者管理テーブル19に蓄積記憶される。
そして、本実施形態の車両用情報提供システム1では、後の作用説明でも述べるように、管理サーバ11は、同乗者がある場合、ドライバのルーチントリップかどうかを判定し、同乗者のルーチントリップ(立ち寄り目的地)があるかどうかを判定し、立ち寄り目的地に立ち寄ることを促すための報知情報を送信するようになっている。車載器2においては、管理サーバ11からの報知情報が受信されると、受信した報知情報をドライバに提供する。これにて、例えばいつもは子どもを送迎していないドライバが、たまたまその日の通勤時に子どもを幼稚園に送ることになったような場合、自動車における意図しない車内への子どもの置き忘れ(Forgotten baby syndrome)を防止するために有効となる。
次に、上記構成の車両用情報提供システム1の作用について、図2〜図7も参照して説明する。ここでは、上記したように、本実施形態では、いつもは子どもを送迎していないドライバ(父親)がその日の自動車での通勤時に、たまたま子どもを幼稚園に送ることになったような場合を具体例としながら説明する。このとき、ドライバの自宅H、会社C、幼稚園Pの位置関係としては、図2に示すような、3通りのパターンが考えられる。
即ち、図2では、自宅Hから会社Cまでのルーチントリップの経路Rを破線矢印で示し、ドライバが今回走行する経路を実線矢印で示している。図2(a)は、自宅Hから会社Cまでのルーチントリップの経路Rの途中に幼稚園Pが位置しているパターンである。この場合、自宅Hから幼稚園Pまでが重複する経路Oとなり、幼稚園Pの手前が終末点Tとなる。図2(b)は、自宅Hから会社Cまでの経路Rの途中からやや外れた位置に幼稚園Pが位置しているパターンである。この場合には、経路Rの途中の幼稚園Pへ向けて分岐する位置までが重複する経路Oとなり、その分岐位置が終末点Tとなる。図2(c)は、自宅Hから会社Cまでの経路Rをさらに過ぎた位置に幼稚園Pが位置しているパターンである。この場合、自宅Hから幼稚園Pまでの経路Rが重複する経路Oと一致し、会社Cの手前が終末点Tとなる。
さて、図3及び図4は、本実施形態において、車載器2及び管理サーバ11の実行する、自動車における意図しない車内への子どもの置き忘れの防止に関する、相互間の通信及び処理の手順を示すシーケンス図である。尚、これら図3、図4は、本来、連続した一つの図面であるが、スペースの都合上、2つの図に分けて示している。
即ち、まず図3に示すように、車両が自宅Hを出て走行が開始されると、車載器2においては、ステップA1にて、ドライバ情報が管理サーバ11に対して送信される。また、ステップA2では、車両の自車位置情報が管理サーバ11に対して送信される。管理サーバ11においては、ステップB1において、車載器2からドライバ情報を受信すると、ステップB2にて、ドライバを特定する。これと共に、ステップB3にて車両の自車位置情報を受信すると、ステップB4にて、ドライバの目的地(会社C)を推定し、ステップB5にて、ドライバのいつもの走行経路R(ルーチントリップ)かどうかを推定する。
ドライバのルーチントリップであると推定され、また、車両に同乗者がある場合には、車載器2においては、次のステップA3にて、管理サーバ11に対して同乗者(子ども)の情報が送信されると共に、ステップA4にて車両の自車位置情報が送信される。管理サーバ11においては、ステップB6において、車載器2から同乗者の情報を受信すると、ステップB7にて、同乗者を特定する。これと共に、ステップB8にて車両の自車位置情報を受信すると、ステップB9にて、同乗者の目的地情報、即ち立寄目的地である幼稚園Pの情報を取得し、ステップB10にて、同乗者の目的地(幼稚園P)までの経路探索を行う。
図4に進んで、管理サーバ11においては、ステップB11にて、図2に示したように、ドライバのルーチントリップの経路Rと、同乗者の目的地(幼稚園P)までの経路との重複経路Oが求められ、終末点Tが算出される。次のステップB12では、車両の現在位置が、終末点Tの近傍(例えば500m以内)まで近付いたかどうかが判断される。そして、車両の現在位置が、終末点Tの近傍に近付いたときには(ステップB12にてYes)、ステップB13にて、報知情報が車載器2に向けて送信される。
車載器2においては、ステップA5にて、管理サーバ11から報知情報を受信すると、ステップA6にて、ドライバに対する報知情報の報知を行う。この報知情報の報知は、上記したように、メータディスプレイ又はヘッドアップディスプレイ又はナビ用のディスプレイに、報知情報として同乗者の情報、この場合子どもの顔写真や顔のイラスト等が表示される。音声報知、例えば合成音声による立寄目的地への案内等を併せて行っても良い。これにて、ドライバは、報知情報を得ることにより、子どもが同乗していること、つまり立寄目的地が存在することを教えられ、立寄目的地へ向かうことを改めて意識することができる。
車載器2において報知情報が報知されることにより、処理は終了する。但し、ドライバが、探索された同乗者の目的地(幼稚園P)までの経路を外れて、リルートの必要が生じた場合には、ステップA7にて、車載器2から自車位置情報が更に管理サーバ11に対し送信される。管理サーバ11においては、ステップB14にて、車両の位置情報を受信すると、ステップB15にて、同乗者の目的地までの経路探索が再度なされ、ステップB11からの処理が繰返される。
このように本実施形態の車両用情報提供システム1によれば、ドライバは、車載器2から報知情報の提供を受けることにより、立寄目的地が存在することを教えられ、立寄目的地へ向かうことを改めて意識することができる。この場合、車両の出発時でなく、車両の走行中において報知情報がドライバに提供される。この結果、本実施形態によれば、車両の走行において、ドライバにとっていつもと違った立寄るべき目的地がある場合に、ドライバに対し立寄目的地があることを効果的に知らせることができるという優れた効果を奏する。
特に本実施形態では、経路終末点算出部17は、車両の現在地から立寄目的地までの経路を算出し、その算出経路とルーチントリップの経路とを対比して、重複する経路がある場合にはその重複部分の終末点を特定し、終末点の手前に報知タイミングを設定する構成とした。これにより、もしドライバが、ルーチントリップが習慣となっているため立寄目的地に向かうことをうっかり失念していたとしても、立寄目的地に向う分岐の手前で、つまり立寄目的地に向かうルートを外れる前に報知情報を報知することができる。これにより、ドライバに対し、立寄目的地に向かうことを促すことができながら、車両が立寄目的地への適切な経路を外れて遠回りをしてしまうことを未然に防止することができる。
また、本実施形態では、いつもの経路推定部15は、少なくとも乗車の時間帯及び曜日を考慮して、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかを判定するように構成した。ユーザが車両で移動する際の行動パターンは、曜日によって決まっていることが多く、更に時間帯によって決まっていることが多い。従って、少なくとも乗車の時間帯及び曜日という2つの条件で絞り込めば、かなりの確かさで日常的に行われているルーチントリップかどうかを判断することが可能となる。
本実施形態では、付随情報として、車両の同乗者の乗り降りに関する情報を含み、同乗者目的地推定部16は、同乗者が乗り降りを行う場所を立寄目的地とする構成とした。これによれば、同乗者として例えば子どもを幼稚園に送り迎えする場合に、有効となり、「意図しない車内への子どもの置き忘れ」を効果的に防止することができる。特に、ドライバが入力操作などを行うことなく、同乗者が乗り降りを行う場所を、立寄目的地として自動で判断するように構成した。これにより、ユーザの手間が省かれ、より有効となる。
更に、本実施形態では、車載器2の報知部3は、メータディスプレイ又はヘッドアップディスプレイ又はナビ用のディスプレイに、報知情報として同乗者の顔写真などの情報を表示するように構成した。これにより、同乗者の情報が表示されるだけで、ドライバに対し、所定の行為を行うように命令するといったことではないので、ドライバが煩わしく感じることを抑制することができる。
<第2の実施形態、その他の実施形態>
図8及び図9は、第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態と異なるところは、以下の点にある。即ち、本実施形態では、同乗者の目的地を立寄目的地とすることに代えて、付随情報として、ドライバが授受する物品又はサービスに関する情報を含んでおり、物品又はサービスを授受する場所が立寄目的地とされる。ここでは、ドライバが、例えば会社から自宅までの帰路の途中で、立寄目的地としてのクリーニング店に立寄って衣服を受取る(或いは預ける)場合を具体例とする。このとき、ドライバ(ユーザ)は、予め、スケジュール情報22に、この日の帰り道にクリーニング店に衣類の受取りに立寄ることを登録している。
図8及び図9は、第2の実施形態を示すものであり、上記第1の実施形態と異なるところは、以下の点にある。即ち、本実施形態では、同乗者の目的地を立寄目的地とすることに代えて、付随情報として、ドライバが授受する物品又はサービスに関する情報を含んでおり、物品又はサービスを授受する場所が立寄目的地とされる。ここでは、ドライバが、例えば会社から自宅までの帰路の途中で、立寄目的地としてのクリーニング店に立寄って衣服を受取る(或いは預ける)場合を具体例とする。このとき、ドライバ(ユーザ)は、予め、スケジュール情報22に、この日の帰り道にクリーニング店に衣類の受取りに立寄ることを登録している。
図8及び図9は、車載器2及び管理サーバ11の実行する、相互間の通信及び処理の手順を示すシーケンス図である。尚、この場合も、これら図8、図9は、本来、連続した一つの図面であるが、スペースの都合上、2つの図に分けて示している。即ち、まず図8において、車両が会社Cを出て走行が開始されると、車載器2においては、ステップA21にて、ドライバ情報が管理サーバ11に対して送信される。また、ステップA22では、車両の自車位置情報が管理サーバ11に対して送信される。
管理サーバ11においては、ステップB21において、車載器2からドライバ情報を受信すると、ステップB22にて、ドライバを特定する。これと共に、ステップB23にて車両の自車位置情報を受信すると、ステップB24にて、ドライバの目的地(例えば自宅H)を推定し、ステップB25にて、ドライバのいつもの走行経路R(ルーチントリップ)かどうかを推定する。ドライバのルーチントリップであると推定されると、次のステップB26にて、当該ドライバのスケジュール情報22が取得され、これにより、ステップS27にて、クリーニングの受け取りのイベントがあることが検知される。
次いで、管理サーバ11においては、ステップB28にて、当該クリーニング店までの経路探索が行われる。そして、図9に進んで、管理サーバ11においては、ステップB29にて、ドライバのルーチントリップの経路Rと、算出されたクリーニング店までの経路との重複経路Oが求められ、終末点Tが算出される。次のステップB30では、車両の現在位置が、終末点Tの近傍(例えば500m以内)まで近付いたかどうかが判断される。そして、車両の現在位置が、終末点Tの近傍に近付いたときには(ステップB30にてYes)、ステップB31にて、報知情報が車載器2に向けて送信される。
車載器2においては、ステップA23にて、管理サーバ11から報知情報を受信すると、ステップA24にて、ドライバに対する報知情報の報知を行う。この報知情報の報知は、例えばメータディスプレイ又はヘッドアップディスプレイ又はナビ用のディスプレイに、報知情報としてクリーニング店に立寄る必要がある旨が表示される。音声報知、例えば合成音声による立寄目的地への案内等を併せて行っても良い。これにて、ドライバは、報知情報を得ることにより、クリーニング店に立寄るイベントがあることを教えられ、立寄目的地へ向かうことを改めて意識することができる。
車載器2において報知情報が報知されることにより、処理は終了する。但し、ドライバが、探索された立寄目的地(クリーニング店)Pまでの経路を外れて、リルートの必要が生じた場合には、ステップA25にて、車載器2から自車位置情報が更に管理サーバ11に対し送信される。管理サーバ11においては、ステップB32にて、車両の位置情報を受信すると、ステップB33にて、立寄目的地Pまでの経路探索が再度なされ、ステップB29からの処理が繰返される。
このような第2の実施形態においても、車両の走行において、ドライバにとっていつもと違った立寄るべき目的地がある場合に、ドライバに対し立寄目的地があることを効果的に知らせることができる。ひいては、ドライバが、物品又はサービスを授受する場所に立ち寄ることが必要であった場合に、その立寄りを忘れて走行してしまうことを未然に防止することができる。
尚、物品又はサービスを授受する立寄目的地としては、クリーニング店以外にも、図書館で借りた本や、レンタルショップへのDVDの返却、手紙の投函、買い物、薬局での処方薬の受取り、行きたかったお店へのリマインド等、様々な場所を立寄目的地とすることができる。上記第1の実施形態においても、同乗者の目的地となる立寄目的地を、スケジュール情報から取得するように構成しても良い。
上記した各実施形態では、車両用情報提供システムを、管理サーバと車載器とを含むシステムとして構成したが、車両用情報提供システムとして、車載器側に必要な構成を設けてサーバを含まないシステムとすることも可能である。更に、図示はしないが、上記した各実施形態に加えて、以下のように変更して実施することも可能である。即ち、車両の走行経路の先方に分岐路が存在する場合に、車両が立寄目的地に向かう車線でない車線を走行していると判断される場合に、車載器2の報知部3によりその旨の報知を行うように構成しても良い。これによれば、ドライバのうっかり忘れがあっても、間違った経路に行く前に報知でき、立寄目的地に行くにあたって遠回りしてしまうことを未然に防止することができる。
また、車載器2に、所定の停止操作が行われない限り、報知部3による報知情報の提供を繰り返し行うスヌーズ機能を設けるようにしても良い。これによれば、報知情報の提供が繰返されることにより、ドライバのうっかり忘れの防止により効果的となる。その他、上記した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、車載器や管理サーバにおけるハードウエア構成等についても、様々な変更が可能である
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、或いはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1は車両用情報提供システム、2は車載器、3は報知部(報知装置)、4は位置情報取得部(自車位置検出装置)、5はデータ送受信部(送信装置、受信装置)、7は車内カメラ(ドライバ特定装置、同乗者特定装置、付随情報判断装置)、11は管理サーバ、12はデータ送受信部(受信装置、送信装置)、15はいつもの経路推定部(ルーチントリップ判定装置)、16は同乗者目的地推定部(立寄目的地判断装置)、17は経路終末点算出部(報知タイミング設定装置)、18はドライバ管理テーブル(データベース)、19は乗員管理テーブル(データベース)を示す。
Claims (11)
- 自車の位置を検出する自車位置検出装置(4)と、
車両のドライバを特定するドライバ特定装置(7)と、
前記ドライバの立寄りに関連する付随情報の有無を判断する付随情報判断装置(7)と、
各ドライバに関するトリップ情報に基づいて、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかを判定するルーチントリップ判定装置(15)と、
前記ルーチントリップ判定装置(15)によりルーチントリップであると判定された場合に、前記付随情報に基づいて、該ルーチントリップの目的地とは異なる立寄目的地の有無を判断する立寄目的地判断装置(16)と、
前記立寄目的地判断装置(16)により立寄目的地があると判断された場合に、ドライバに対し前記立寄目的地に向かうことを促すための報知情報を提供する報知装置(3)とを備えてなる車両用情報提供システム。 - 車両に搭載された車載器(2)と、前記車載器(2)との間で通信可能な管理サーバ(11)とを含んで構成される車両用情報提供システム(1)であって、
前記車載器(2)は、
自車の位置を検出する自車位置検出装置(4)と、
車両のドライバを特定するドライバ特定装置(7)と、
前記ドライバの立寄りに関連する付随情報の有無を判断する付随情報判断装置(7)と、
前記自車位置情報及びドライバ情報並びに付随情報を前記管理サーバ(11)に送信する送信装置(5)と、
前記管理サーバ(11)から報知情報を受信する受信装置(5)と、
受信した報知情報をドライバに提供する報知装置(3)とを備え、
前記管理サーバ(11)は、
前記車載器(2)から前記自車位置情報及びドライバ情報並びに付随情報を受信する受信装置(12)と、
各ドライバに関するトリップ情報を収集し記憶するデータベース(18、19)と、
現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかを判定するルーチントリップ判定装置(15)と、
前記ルーチントリップ判定装置(15)によりルーチントリップであると判定された場合に、前記付随情報に基づいて、該ルーチントリップの目的地とは異なる立寄目的地の有無を判断する立寄目的地判断装置(16)と、
前記立寄目的地判断装置(16)により立寄目的地があると判断された場合に、ドライバに対し前記立寄目的地に向かうことを促すための報知情報を前記車載器(2)に対して送信する送信装置(12)とを備える車両用情報提供システム。 - 前記報知装置による報知情報の報知タイミングを設定する報知タイミング設定装置を備え、
前記報知タイミング設定装置は、車両の現在地から前記立寄目的地までの経路を算出し、その算出経路と前記ルーチントリップの経路とを対比して、重複する経路がある場合にはその重複部分の終末点を特定し、前記終末点の手前に前記報知タイミングを設定する請求項1又は2記載の車両用情報提供システム。 - 前記ルーチントリップ判定装置は、少なくとも乗車の時間帯及び曜日を考慮して、現在走行中のドライバのトリップが、日常的に行われているルーチントリップかどうかを判定する請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用情報提供システム。
- 前記付随情報は、車両の同乗者の乗り降りに関する情報を含み、
同乗者が乗り降りを行う場所が立寄目的地とされる請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用情報提供システム。 - 車両の同乗者を特定する同乗者特定装置を備えると共に、 前記同乗者に関するトリップ情報に基づいて、現在走行中のトリップが当該同乗者のルーチントリップかどうかを判断する判断装置を備え、
同乗者のルーチントリップと判断された場合に、立寄目的地判断装置は、当該同乗者が乗り降りする場所を立寄目的地と判断する請求項5記載の車両用情報提供システム。 - 前記報知装置は、メータディスプレイ又はヘッドアップディスプレイ又はナビ用のディスプレイに、報知情報として同乗者の情報を表示する請求項5又は6記載の車両用情報提供システム。
- 前記付随情報は、ドライバが授受する物品又はサービスに関する情報を含み、
前記物品又はサービスを授受する場所が立寄目的地とされる請求項1から7のいずれか一項に記載の車両用情報提供システム。 - 車両の走行経路の先方に分岐路が存在する場合に、車両が立寄目的地に向かう車線でない車線を走行していると判断されたときに、前記報知装置による報知を行う請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用情報提供システム。
- 所定の停止操作が行われない限り、前記報知装置による報知情報の提供を繰り返し行うスヌーズ機能を備える請求項1から9のいずれか一項に記載の車両用情報提供システム。
- 車両に搭載される車載器(2)であって、請求項2に記載の車両用情報提供システム(1)を構成するものにおいて、
自車の位置を検出する自車位置検出装置(4)と、
車両のドライバを特定するドライバ特定装置(7)と、
前記ドライバの立寄りに関連する付随情報の有無を判断する付随情報判断装置(7)と、
前記自車位置情報及びドライバ情報並びに付随情報を前記管理サーバ(11)に送信する送信装置(5)と、
前記管理サーバ(11)から報知情報を受信する受信装置(5)と、
受信した報知情報をドライバに提供する報知装置(3)とを備える車載器。
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